JP3040450B2 - コードコネクタボディの構造 - Google Patents
コードコネクタボディの構造Info
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- JP3040450B2 JP3040450B2 JP2289556A JP28955690A JP3040450B2 JP 3040450 B2 JP3040450 B2 JP 3040450B2 JP 2289556 A JP2289556 A JP 2289556A JP 28955690 A JP28955690 A JP 28955690A JP 3040450 B2 JP3040450 B2 JP 3040450B2
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Description
造に関するものである。
硬化性樹脂を用い、シェルには耐衝撃性を持ち、コアの
部材より軟らかい樹脂、例えば軟質塩化ビニル樹脂のよ
う熱可塑性樹脂を用いたコードコネクタボディではシェ
ルの材料がコアの部材から剥離するのを防止するため
に、第5図(a)(b)に示すようにコア1のシェル形
成部端面に近い部分に補強用リブ2aで仕切られた剥離防
止用溝2を設けていた。
で仕切られているため剥離の効果が余り期待できず、第
6図に示すようにシェル3の成形時の離型の際、シェル
3に浮き上がり(斜線部分)Aが発生することがあっ
た。また矢印方向Bに指でシェル3を引っ掛けると剥離
してしまうという欠点があった。
使用者に不安感を与える等という問題にもつながってい
た。尚手直しは剥離防止用溝2が間隔をおいてあった
り、補強用リブ2aがあるため、シェル3の材料が元の位
置に戻り難いという問題がある。
目的とするところは金型離型時のシェルの浮き上がりを
防ぐとともに、仮に浮き上がりがあっても容易に手直し
ができ、また指などのシェルに対する引っ掛けによって
も容易に剥離することがないコードコネクタボディの構
造を提供するにある。
ディ上にカバーを被着して構成され、内部には刃受けば
ねを収納するとともに、一端面には刃受けばねに対応す
るプラグの受け口を開口したコアの外周部を、受け口カ
バーの受け口側表面が外部に露出するようにシェルで被
覆し、シェル形成部の端面に近いボディとカバーの表面
にボディ側とカバー側とに連続した剥離防止用溝を形成
するとともに、ボディ及びカバーにおける受け口側の端
面にシェルの形成材料が充填される段部を全周に亘って
形成し、剥離防止用溝の溝内にボディ、カバーを貫通す
る貫通孔を設けたことを特徴とする。
離防止用溝がボディ側とカバー側とに連続して環状とな
っていることを特徴とする。
ィとカバーの表面にボディ側とカバー側とに連続した剥
離防止用溝を形成してあり、ボディ及びカバーにおける
受け口側表面の周部には、シェルの形成材料が充填され
る段部が周部の全周に亘って形成されており、剥離防止
用溝の溝内にはボディ及びカバーを貫通する貫通孔が設
けられているので、シェルの成形材料が貫通孔及び剥離
防止用溝内に充填されて成形されることとなり、そのた
めコアを構成するボディとカバーとの結合が強固になる
とともに、コアとシェルとの結合が強固なものとなって
金型離型時においてシェルの成形材料が金型面に密着し
ていてもシェルとコアとの間の浮き上がりが生じること
なく離型することができ、且つ、シェル形成部の端面に
近いボディ及びカバーの表面に形成された剥離防止用溝
と、ボディ及びカバーにおける受け口側の端面に全周に
亘って形成された段部とに、シェルの成形材料がそれぞ
れ充填されるので、剥離防止用溝及び段部にそれぞれ充
填されたシェルの成形材料によって、コアとシェルとの
結合がさらに強固になり、金型離型時にシェルの成形材
料が金型側に密着していても、シェルとコアとの間の浮
き上がりが生じることなく離型できるのである。
め仮にシェルが浮きがっても、手直しで容易に剥離防止
用溝にシェルの充填部位を戻すことができ、また製品と
なった時点においてシェルを指で引っ掛けても、容易に
シェルがコアから剥離することがない。
示すように熱硬化性樹脂成形品からなるボディ1aに熱硬
化性樹脂成形品からなるカバー1bを被着して両者の中央
に設けた貫通孔13に挿通せる鋏め鋲8で固定して構成さ
れるものである。ボディ1aは第3図に示すように底面に
設けた左右の収納凹部4を設けており、この収納凹部4
に刃受けばね5を収納してカバー1bを被着することによ
りカバー1bとで刃受けばね5を挟持固定する。またボデ
ィ1aは刃受けばね5の後端に設けた端子6を一端壁の端
部に形成した溝14を介して外部に露出させ、被着するカ
バー1bの端の一端壁の端部で端子6を押えて固定する。
端壁に突き合わせた状態で刃受けばね5に対応せるプラ
グ挿入用の受け口7となる切欠7aをそれぞれ形成してい
る。
の端部となり、この部分のボディ1a,カバー1bには剥離
防止用溝9を形成しており、両者の剥離防止用溝9は互
いに連結された環状の溝となっている。
貫通する形の孔10を穿設しており、この貫通孔10も剥離
防止のための孔となる。
金型に入れて軟質塩化ビニルのような熱可塑性樹脂から
なるシェル3をコア1の表面と電線接続部を被覆するよ
うに2重成形すると、第1図に示すようなコードコネク
タボディ11が得られることになる。
にシェル3の成形材料が充填された形となってコア1に
シェル3が一体結合される形となり、またコア1の端面
の全周の亙って形成せる段部12にもシェル3の成形材料
が回って結合する形となり、より強固な剥離防止が図れ
る。
ディ上にカバーを被着して構成され、内部には刃受けば
ねを収納するとともに、一端面には刃受けばねに対応す
るプラグの受け口を開口したコアの外周部を、受け口カ
バーの受け口側表面が外部に露出するようにシェルで被
覆し、シェル形成部の端面に近いボディとカバーの表面
にボディ側とカバー側とに連続した剥離防止用溝を形成
するとともに、ボディ及びカバーにおける受け口側の端
面にシェルの形成材料が充填される段部を全周に亘って
形成し、剥離防止用溝の溝内にボディ、カバーを貫通す
る貫通孔を設けたことを特徴とし、剥離防止用溝とこの
溝内に設けた貫通孔にシェルの成形材料が充填されて成
形されることとなり、剥離防止用溝はボディとカバーと
に連続し、貫通孔はボディ及びカバーを貫通しているの
で、剥離防止用溝及び貫通孔に充填されたシェルの成形
材料によってコアとシェルとの結合を強固なものとする
ことができ、且つ、ボディ及びカバーにおける受け口側
の端面に全周に亘って形成された段部にシェルの成形材
料が充填されるので、受け口側の端面においてコアとシ
ェルとの結合がさらに強固なものとなって、金型離型時
においてシェルの成形材料が金型面に密着していてもシ
ェルとコアとの間の浮き上がりが生じることなく離型す
ることができるという効果がある。
剥離防止用溝がボディ側とカバー側とに連続して環状と
なっているため仮にシェルが浮きがっても、手直しで容
易に剥離防止用溝にシェルの充填部位を戻すことがで
き、また製品となった時点においてシェルを指で引っ掛
けても、容易にシェルがコアから剥離することがないと
いう効果があり、結果安定した外観が得られ、その上手
直し不要による工数の削減とコストダウンが図れ、更に
使用者に不安感を与えず、製品の長寿命化を図れるとい
う効果がある。
る上面図、第1図(b)は同上の正面図、第1図(c)
は同上の一部破断且つ省略せる側面図、第1図(d)は
一部破断せる背面図、第2図(a)は同上のコアの一部
破断且つ省略せる上面図、第2図(b)は同上の正面
図、第2図(c)は同上の側面図、第2図(d)は下面
図、第2図(e)は同上の背面図、第3図(a)は同上
のボディの上面図、第3図(b)は同上の正面図、第3
図(c)は同上の第3図(a)のA−B−Cの断面図、
第3図(d)は同上の下面図、第3図(e)は同上の背
面図、第3図(f)は同上の第3図(a)のD−Eの断
面図、第4図(a)は同上のカバーの上面図、第4図
(b)は同上の正面図、第4図(c)は同上の第4図
(a)のA−B−Cの断面図、第4図(d)は同上の下
面図、第4図(e)は同上の背面図、第4図(f)は同
上の第4図(a)のD−Eの断面図、第5図(a)、
(b)は従来例の上面図、一部省略せる側面図、第6図
は同上の説明図である。 1はコア、1aはボディ、1bはカバー、3はシェル、9は
剥離防止用溝、10は貫通孔である。
Claims (2)
- 【請求項1】ボディ上にカバーを被着して構成され、内
部には刃受けばねを収納するとともに、一端面には刃受
けばねに対応するプラグの受け口を開口したコアの外周
部を、受け口カバーの受け口側表面が外部に露出するよ
うにシェルで被覆し、シェル形成部の端面に近いボディ
とカバーの表面にボディ側とカバー側とに連続した剥離
防止用溝を形成するとともに、ボディ及びカバーにおけ
る受け口側の端面にシェルの形成材料が充填される段部
を全周に亘って形成し、剥離防止用溝の溝内にボディ、
カバーを貫通する貫通孔を設けたことを特徴とするコー
ドコネクタボディの構造。 - 【請求項2】上記剥離防止用溝がボディ側とカバー側と
に連続して環状となっていることを特徴とする請求項1
記載のコードコネクタボディの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289556A JP3040450B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | コードコネクタボディの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289556A JP3040450B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | コードコネクタボディの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04163869A JPH04163869A (ja) | 1992-06-09 |
JP3040450B2 true JP3040450B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=17744769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2289556A Expired - Lifetime JP3040450B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | コードコネクタボディの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040450B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-26 JP JP2289556A patent/JP3040450B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04163869A (ja) | 1992-06-09 |
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