JP3140668B2 - 連想メモリ - Google Patents

連想メモリ

Info

Publication number
JP3140668B2
JP3140668B2 JP07223803A JP22380395A JP3140668B2 JP 3140668 B2 JP3140668 B2 JP 3140668B2 JP 07223803 A JP07223803 A JP 07223803A JP 22380395 A JP22380395 A JP 22380395A JP 3140668 B2 JP3140668 B2 JP 3140668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
data
auxiliary data
circuit
search auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07223803A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0969111A (ja
Inventor
正洋 小西
正人 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP07223803A priority Critical patent/JP3140668B2/ja
Publication of JPH0969111A publication Critical patent/JPH0969111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3140668B2 publication Critical patent/JP3140668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の各ワードメ
モリそれぞれに各格納データを記憶しておき、入力され
た参照データを用いて所定の格納データが記憶されたワ
ードメモリの検索を行う連想メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のような検索機能を備え
た連想メモリ(Associative Memor
y,内容アドレス式メモリ;Content Addr
essable Memory)が提案されている。図
7は、従来の連想メモリの一例を表わした回路ブロック
図である。
【0003】この連想メモリ10には、mビットを1ワ
ードとする、互いに図の横方向に並ぶmビットのメモリ
セルからなる多数のワードメモリ11_1,11_2,
…,11_nが備えられている。またこの連想メモリ1
0は、1ワードの参照データが入力されラッチされる参
照データレジスタ12および参照データをビット毎にマ
スクするマスクデータが格納されるマスクデータレジス
タ13を備え、参照データレジスタ12にラッチされた
参照データのうち、マスクデータレジスタ13に格納さ
れたマスクデータによりマスクされていない全部もしく
は所定の一部のビットパターンと、各ワードメモリ11
_1,11_2,…,11_nに記憶されたデータのう
ち上記ビットパターンと対応する部分のビットパターン
との一致不一致が比較され、各ワードメモリ11_1,
11_2,…,11_nそれぞれに対応して備えられた
一致線14_1,14_2,…,14_nのうちビット
パターンが一致したワードメモリ11_1,11_2,
…,11_nに対する一致線14_1,14_2,…,
14_nに論理‘1’の一致信号が出力される。それ以
外の一致線14_1,14_2,…,14_nは論理
‘0’にとどまる。
【0004】これらの一致線14_1,14_2,…,
14_nに出力された信号は、各一致フラグレジスタ1
5_1,15_2,…,15_nに格納される。ここで
は、一例として、図示のように、各一致フラグレジスタ
15_1,15_2,…,15_nにそれぞれ‘0’,
‘1’,‘1’,‘0’,…,‘0’,‘0’が格納さ
れたものとする。これらの一致フラグレジスタ15_
1,15_2,…,15_nに格納された信号はアドレ
スエンコーダ16に入力され、このアドレスエンコーダ
16からは、論理‘1’の信号が格納された一致フラグ
レジスタ(ここでは一致フラグレジスタ15_2と一致
フラグレジスタ15_3の2つのみとする)のうちの優
先度の最も高い一致フラグレジスタに対応するアドレス
信号が出力される。ここでは、添字が若いほど優先順位
が高いものとし、従ってここでは一致フラグレジスタ1
5_2に対応するメモリアドレスが出力される。このア
ドレスエンコーダ16から出力されたアドレス信号AD
は、必要に応じてデコーダ17に入力される。デコーダ
17ではこの入力されたアドレス信号ADをデコードし
て各ワードメモリ11_1,11_2,…,11_nの
それぞれに対応して備えられたワード線18_1,18
_2,…,18_nのうちの入力されたアドレス信号A
Dに対応するいずれか1本のワード線(ここではワード
線18_2)にアクセス信号を出力する。これによりア
クセス信号の出力されたワード線18_2に対応するワ
ードメモリ11_2に記憶されているデータが出力レジ
スタ19に読み出される。
【0005】次に、一致フラグレジスタ15_2に格納
された信号を‘0’に変更することにより、今度は一致
フラグレジスタ15_3に対応するワードメモリ11_
3のアドレスを得ることができる。図8は、従来の連想
メモリの機能ブロック図である。この連想メモリには、
ファンクションデータFUN_DATAと参照データR
EF_DATAが入力される。ファンクションデータF
UN_DATAはこの連想メモリの機能を定義するデー
タであり、例えばファンクションデータFUN_DAT
Aが‘01’のときは、同時に入力された参照データR
EF_DATAはマスクデータであることを意味し、そ
のデータがマスクデータレジスタに格納される。また例
えばファンクションデータFUN_DATAが‘10’
のときは、同時に入力された参照データREF_DAT
Aを用いた検索が行われ、入力された参照データREF
_DATAは、マスクデータレジスタに格納されたマス
クデータによるマスクがかけられた後、データ線駆動回
路を経由して、各ワードメモリに供給される。ワードメ
モリに格納されたデータが入力されたデータと一致した
ときは、対応する一致フラグレジスタに論理‘1’の一
致信号が格納される。
【0006】このように、連想メモリ10は、参照デー
タの全部もしくは所定の一部のデータを用いて多数のワ
ードメモリ11_1,11_2,…,11_nに記憶さ
れた内容(データ)を検索し、一致するデータを有する
ワードメモリのアドレスを得、必要に応じてそのワード
メモリに記憶されたデータ全体を読み出すことができる
ように構成されたメモリである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、上記のような連
想メモリにおいて、検索動作等が多様化してきており、
例えば、上述したマスクデータ、すなわち検索時に入力
された参照データについて1ビット毎に検索対象とする
かしかないかを定めるデータや、AND検索データ、即
ち前回の検索で一致が検出され、かつ今回の検索でも一
致が検出されたことをもって一致が検出されたこととす
るか、あるいは前回の検索での一致、不一致にかかわら
ず、今回の検索で一致が検出されたことをもって、一致
が検出されたこととするかを定めるデータ等、いわゆる
検索補助データを用いることができるよう構成されてい
る。また、多様化の1つとして、連想メモリを用いて検
索を行なう場合に、このような検索補助データを順次変
更しながら連続した複数回からなる一連の検索を行なう
ことにより、検索の目的を達成するように構成される場
合があるが、このような複数回からなる一連の検索を図
8を参照して説明したように構成された連想メモリを用
いて行なうには、マスクデータやAND検索データ(図
8の例ではマスクデータのみ)を順次書き換えながら検
索を行なう必要があり、検索の手順が煩雑であり、その
分一連の検索を行なう間の検索速度が低下してしまうと
いう問題がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、順次異なる補
助データを用いて複数回からなる一連の検索を行なう場
合の検索の手順の簡単化が図られた連想メモリを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の連想メモリは、複数の各メモリワードそれぞれに各
格納データを記憶しておき、参照データが入力され、入
力された参照データを用いて、所定の格納データが記憶
されたメモリワードの検索を行なう連想メモリにおい
て、 (1)一連の検索を構成する複数回の各検索それぞれに
順次用いられる、入力された参照データと結合すること
により各格納データと比較される検索データを生成する
ための複数の検索補助データを格納する検索補助データ
格納回路 (2)一連の検索の間、各検索毎に、前記検索補助デー
タ格納回路に格納された前記複数の検索補助データの中
から今回の検索に用いられる検索補助データを指定する
検索補助データ指定回路 (3)一連の検索の間、各検索毎に、入力された参照デ
ータと、上記検索補助データ指定回路により指定された
検索補助データとを結合することにより、各格納データ
と比較される検索データを生成する検索データ生成回路 (4)上記検索補助データ指定回路により、一連の検索
のうち最終の検索時にその最終の検索に用いられる検索
補助データが指定された後、次の検索時には一連の検索
のうちの先頭の検索に用いられる検索補助データが指定
されるように、上記検索補助データ指定回路をリセット
するリセット回路 を備えたことを特徴とする。
【0010】ここで、上記本発明の連想メモリにおい
て、上記検索補助データ指定回路が、一連の検索の間の
検索の回数をカウントするカウンタを備え、そのカウン
タのカウント値によって、検索補助データ格納回路に格
納された検索補助データの格納アドレスを指定するもの
であって、上記リセット回路が、カウント値と所定値と
を比較する比較回路を備え、その比較回路によりカウン
ト値が所定値に達したことが判定された場合に、カウン
タをリセットするものであってもよく、あるいは、上記
検索補助データ格納回路が、複数の検索補助データとと
もに、それら複数の検索補助データそれぞれに対応し
て、対応する検索補助データが一連の検索のうちの最終
の検索に用いられる検索補助データであるか否かを示す
フラグを格納するものであって、上記リセット回路が、
そのフラグに基づいて検索補助データ指定回路をリセッ
トするものであってもよい。
【0011】また、上記本発明の連想メモリにおいて、
複数の検索補助データとともに、それら複数の検索補助
データのうちの少なくとも1つの検索補助データに対応
して、その検索補助データの繰り返し使用を指示する繰
り返し使用指示データを格納しておくものであって、上
記検索補助データ指定手段が、その繰り返し使用指示デ
ータに基づいて、その繰り返し使用指示データに対応す
る検索補助データを、一連の検索の間に複数回指定する
ものであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の連想メモリの第1の実施形
態の機能ブロック図、図2はそのタイミングチャートで
ある。検索指示信号SRCH_ はパルス列信号として与
えられ、ここには、その連想メモリにはその検索指示信
号SRCH_ のパルス数をカウントするカウンタ111
が備えられている。また、ここには、AND検索データ
とマスクデータとの2種類の検索補助データをそれぞれ
複数ずつ書込み自在に格納しておく2種類の検索補助デ
ータレジスタ、すなわち、AND検索データレジスタ1
12およびマスクデータレジスタ113が備えられてい
る。前述したように、AND検索データとは、前回の検
索で一致が検出され、かつ今回の検索でも一致が検出さ
れたことをもって‘一致’とするか、もしくは、前回の
検索で一致が検出されたか否かは問わずに、今回の検索
で一致が検出されたことをもって‘一致’とするかを定
めるデータであり、各AND検索データは‘1’又は
‘0’の1ビットで表現される。また、マスクデータと
は、入力された検索データのうちのどのビット部分を検
索用のデータとして用い、どのビット部分は検索から除
外する(この検索から除外することを、「マスクをかけ
る」と称する)かを定めるデータであって、各マスクデ
ータは1ワード分のビット長を有し、例えば、MSB側
から順に‘1,1,…,1,0,0,…,0’のビット
配列の場合、検索データの、MSB側から‘1,1,
…,1’の部分を検索に用い、‘0,0,…,0’の部
分にはマスクがかけられる。マスクがかけられるという
のは、各ワードメモリ11_1,11_2,…,11_
n(図7参照)を有する連想メモリアレイ11に格納さ
れた各格納データの、その‘0,0,…,0’に対応す
るビット部分がどのようなビットパターンであっても、
その‘0,0,…,0’に対応するビット部分に関して
は常に一致したものとみなされ、MSB側の‘1,1,
…,1’の部分のみの比較により一致、不一致が判定さ
れることを意味する。
【0013】さらに、図1に示す連想メモリには、入力
された参照データの各ビットのうち、マスクデータレジ
スタ113から読み出されたマスクデータによって指定
される特定のビットにマスクをかけるデータ処理部11
4が備えられており、データ処理部114でマスクのか
けられた後の検索データと、検索の開始を指示する検索
指示信号SRCH_ が、多数のワードメモリ11_1,
11_2,…,11_n(図7参照)を有する連想メモ
リアレイ11に入力されて検索が行なわれる。
【0014】さらに、図1に示す連想メモリには、一連
の検索を構成する複数回の検索のうちの最終検索の番号
である’最終番号’を格納する最終番号格納レジスタ1
15、その最終番号格納レジスタ115に格納された最
終番号とカウンタ111のカウント値とを比較する比較
回路116、その比較回路116の出力を一時記憶する
フリップフロップ117、およびカウンタ111をリセ
ットするタイミングを生成するゲート回路118が備え
られている。
【0015】最終番号格納レジスタ115、および2つ
の検索補助データレジスタ(AND検索データ112と
マスクデータレジスタ113)に、それぞれ最終番号、
検索補助データを格納するためのアクセスは、検索が開
始される以前に行われる。ここでは、既に、図1に示す
ように、AND検索データレジスタ112に、複数のA
ND検索データANDDAT(0),ANDDAT
(1),…,ANDDAT(m)がこの順に格納され、
マスクデータレジスタ113には、複数のマスクデータ
MASKDAT(1),MASKDAT(2),…,M
ASKDAT(m)が格納されており、最終番号格納レ
ジスタ115には、一連の検索シーケンスを構成する複
数回の検索の最終番号(ここではm、但し、m≦n。図
2に示すタイミングチャートではm=2)が格納されて
いるものとする。
【0016】図1に示す連想メモリには、複数の参照デ
ータが順次入力されると共に、各参照データが入力され
る毎に、検索指示信号SRCH_ がパルス信号として入
力される。先ず最初の参照データが入力されると、その
最初の参照データはデータ処理部114に入力され、ま
たこれとともにカウンタ111のカウント値(ここでは
初期値’0’にあるものとする)をアドレスとして、A
ND検索データレジスタ112の先頭に格納されている
AND検索データANDDAT(0)とマスクデータレ
ジスタ113の先頭に格納されているマスクデータMA
SKDAT(0)が読み出され、AND検索データAN
DDAT(0)は連想メモリアレイ11に入力され、マ
スクデータMASKDAT(0)はデータ処理部114
に入力される、データ処理部114では入力された最初
の参照データにマスクデータMASKDAT(0)によ
るマスクがかけられて検索データが生成され、その検索
データが連想メモリアレイ11に入力される。連想メモ
リアレイ11では検索指示信号SRCH_ の入力を受け
て参照データにマスクのかけられた検索データに基づい
た検索が行われ、AND検索データANDDAT(0)
に基づいた一致出力がなされる。ただし、今回は一連の
検索のうちの初回の検索であるため、直前の検索では必
ず一致があったものとみなされる処理がなされ、AND
検索データANDDAT(0)の如何に拘らず、今回の
初回の検索で一致が検出された場合、その一致が検出さ
れたことのみをもって一致が出力される。
【0017】また、カウンタ111は、検索指示信号S
RCH_ をカウントすることによりそのカウント値がイ
ンクリメントされ(ここではカウント値が’0’から’
1’にカウントアップされ)、カウンタ111のカウン
ト値は、今度はAND検索データレジスタ112および
マスクデータレジスタ113の次のアドレスを指し示
す。
【0018】この連想メモリに次の参照データが入力さ
れると、上述と同様に、その入力された参照データは、
データ処理部114に入力され、AND検索データレジ
スタ112及びマスクデータレジスタ113からは2番
目に格納されたAND検索データANDDAT(1)お
よびマスクデータMASKDAT(1)が出力されてそ
れぞれ連想メモリアレイ11およびデータ処理部114
に入力され、連想メモリアレイ11では、さらに検索指
示信号SRCH_ の入力を受けて検索が行われる。
【0019】以上を繰り返し、AND検索データレジス
タ112およびマスクデータレジスタ113に格納され
たAND検索データANDDAT(m)およびマスクデ
ータMASKDAT(m)を用いた検索が行われ、カウ
ンタ111のカウント値がm(m≦n)にまでカウント
アップされると、比較回路116の出力が’H’レベル
になり、その’H’レベルの信号が次の検索指示信号S
RCH_ 等がアサート(’L’レベル)されるタイミン
グでフリップフロップ117に取り込まれ、検索指示信
号SRCH_ の次の立上りのタイミングでリセット信号
RST_ がアサートされてカウンタ111のカウント値
が初期値’0’に戻る。したがって、次の検索では、A
ND検索データレジスタ112およびマスクレジスタ1
13の先頭に格納されたAND検索データANDDAT
(0)、マスクデータMASKDAT(0)を用いた検
索、すなわち、次の一連の検索シーケンスを構成する初
回の検索が行われる。
【0020】このように、図1に示す連想メモリ100
では、一連の動作シーケンスを規定する検索補助データ
(AND検索データとマスクデータ)をあらかじめ格納
しておくことによって、検索の実行にあたってはその格
納された一連の動作シーケンスに従って検索が実行され
るため、検索にあたっては、検索指示信号SRCH_
と、これに同期した参照データを順次入力すればよく、
単純なハードウェア構成で、複雑な検索を容易にかつ高
速に行なうことができる。
【0021】また、図1に示す連想メモリでは、一連の
検索シーケンスが終了するとカウンタ111が自動的に
リセットされて初期値’0’に戻るため、外部からいち
いちリセットの指示をすることなく’一連の検索’を何
回も繰り返すことができ、この点も、容易かつ高速な検
索に寄与している。図3は、本発明の連想メモリの第2
の実施形態の機能ブロック図、図4はそのタイミングチ
ャートである。この実施形態でも、一連の検索シーケン
スの最終番号はm、図4のタイミングチャートはm=2
として示されている。
【0022】この実施形態においては、カウント値をイ
ンクリメントする(論理’0’)かインクリメントを停
止する(論理’1’)かを切り換えるカウンタインクリ
メント制御端子122aを有することを除き、図1に示
すカウンタ111と同様のカウンタ122が備えられて
いる。またこの実施形態には、カウンタ122のカウン
ト値により指定されるものとして、繰り返し定義フラグ
121、シーケンス終了フラグ120、AND検索デー
タレジスタ112、およびマスクデータアドレスレジス
タ119が備えられている。また、この実施形態には、
マスクデータレジスタ133が備えられているが、この
マスクのデータレジスタ133は、直接的にはカウンタ
122のカウント値では指し示されない。詳細は後述す
る。
【0023】繰り返し定義フラグ121は、カウンタ1
22のカウント値がそのステップを指し示したときに、
そのステップをあと1回(合計2回)繰り返すか(論
理’0’)1回のみで次のステップへ進むか(論理’
1’)を指定するフラグであり、論理’0’のときはカ
ウンタ122のカウント値のインクリメントが1回停止
される。
【0024】また、シーケンス終了フラグ120は、一
連の検索シーケンスの途中であるか(論理’0’)ある
いは検索シーケンスの最終ステップであるか(論理’
1’)を定めるフラグであり、このフラグが論理’1’
のステップ(最終のステップ)に達するとカウンタ12
2のカウント値が初期値’0’にリセットされる。AN
D検索データレジスタ112は、図1に示す実施形態に
おけるAND検索データレジスタと同様であり重複説明
は省略する。マスクデータアドレスレジスタ119は、
マスクデータレジスタ133に格納されたマスクデータ
の格納アドレスを格納しておくものであり、例えばマス
クデータアドレスレジスタ119の先頭に格納されたマ
スクデータアドレスMD(0)が指し示されると、マス
クデータレジスタ113中の、マスクデータアドレスM
D(0)に格納されたマスクデータMASKDATA
(0)が読出されてデータ処理部114に入力される。
【0025】この図3に示す実施形態においても図1に
示す実施形態と同様のシーケンスに従って一連の検索が
行われるが、カウンタ122のカウント値が繰り返し定
義フラグ121の論理’1’のステップに達すると、図
4のカウンタ値’1’の部分に示すように、次の検索指
示信号SRCH_ の立下がりのタイミングで第1のフリ
ップフロップ(FF1)123が論理’1’となってカ
ウンタ122のカウント値のインクリメントが禁止され
る。従って、検索指示信号SRCH_ の次の立上りでは
カウンタ122はインクリメントされない。その立上り
では、第2のフリップフロップ(FF2)が論理’1’
に変化し、検索指示信号SRCH_ の次の立下がりのタ
イミングでゲート回路127からリセット信号が出力さ
れて第1のフリップフロップ(FF1)123がリセッ
トされ、検索指示信号SRCH_の次の立上りで第2の
フリップフロップ(FF2)がリセットされる。
【0026】また、カウンタ122のカウント値が、シ
ーケンス終了フラグ120が論理’1’のステップに達
すると、検索指示信号SRCH_ の次の立下がりのタイ
ミングで第3のフリップフロップ(FF3)125にそ
の論理’1’が取り込まれ、第1のフリップフロップ
(FF1)123の出力が論理’0’にあることを条件
に、検索指示信号SRCH_ の次の立上りのタイミング
でゲート回路126からカウンタリセット信号RST_
が出力されてカウンタ122が初期値’0’にリセット
される。
【0027】この第2の実施形態においては、マスクデ
ータアドレスレジスタ119を備えたため、検索シーケ
ンスの変更にあたっては、マスクデータレジスタ133
の内容(マスクデータ)を最初から書き換える必要はな
く、マスクデータアドレスレジスタ119の内容(マス
クデータアドレス)のみを書き換えればよく、その書き
換えが容易となる。また、この第2の実施形態において
は、繰り返し定義フラグ121を備えたため、同一内容
のステップを2つ並べる必要がなく、この点も検索シー
ケンスの書込み、書き換えの容易さに寄与する。さらに
シーケンス終了フラグ120を備えたため、シーケンス
の書込み、書き換えと同時にシーケンスの最終ステップ
が定義され、図1に示す実施形態のようにシーケンスの
書込み、書き換えとは別に最終番号格納レジスタ115
にシーケンスの最終番号を格納するという手順が不要と
なり、この点も、シーケンス全体の定義の容易さに寄与
する。
【0028】図5は、本発明の連想メモリの第3の実施
形態の機能ブロック図、図6はそのタイミングチャート
である。この実施形態における、図3に示す第2の実施
形態との主な相違点は、図3に示す第2の実施形態にお
ける繰り返し定義フラグ121に代わり、繰り返し定義
レジスタ134が備えられていることである。すなわ
ち、この実施形態では、検索シーケンスの1つのステッ
プを、2回に限らず、その繰り返し定義レジスタ134
のそのステップの欄に格納した数プラス1回繰り返され
る。
【0029】すなわち、例えば、カウンタ122のカウ
ント値がnとなって、図5に示す検索シーケンスの最終
ステップを指し示すと、第1のフリップフロップ(FF
1)123が’0’にリセットされていることを条件
に、検索指示信号SRCH_ の立上りで、繰り返し定義
レジスタ134の、最終ステップの欄に格納された値’
2’がデクリメントカウンタ128にロードされ、ゲー
ト回路129の出力が論理’1’となり、カウンタ12
2のカウント値nの変更が禁止され、そのカウント値n
は検索シーケンスの最終ステップを指し示し続ける状態
となる。
【0030】このゲート回路129の出力’1’は検索
指示信号SRCH_ の次の立下がりのタイミングで第1
のフリップフロップ(FF1)に入力され、ゲート回路
131が閉じて、デクリメントカウンタ128は、検索
指示信号SRCH_ の立上りの度にカウントダウンし、
そのカウント値が’0’にまでカウントダウンされる
と、今度はゲート129の出力が’0’に戻り、カウン
タ122のカウント値の変更が解除される。この解除に
伴い、検索シーケンスの最終ステップでないときは、そ
の後カウント値のカウントアップが行われるが、ここで
は検索シーケンスの最終ステップであるため、ゲート回
路126からリセット信号RST_ がカウンタ122に
入力され、カウンタ122が初期値’0’にリセットさ
れる。また、デクリメントカウンタ128のカウント値
が’0’にまでデクリメントされたあとの次の、検索指
示信号SRCH_ の立上りで第1のフリップフロップF
F1が’0’にリセットされ、検索指示信号SRCH_
の次の立上りのタイミングでゲート回路131が開き、
デクリメントカウンタ128にロード信号LOADが入
力される。
【0031】この図5に示す実施形態では、検索シーケ
ンスの各ステップを、2回に限らず何回も繰り返すこと
ができ、より汎用性の高いシステムが構築されている。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の連想メモ
リによれば、順次異なる検索補助データを用いる複数の
ステップからなる一連の検索シーケンスを実行する場合
の検索手順の簡単化、検索の高速化が図られる。特に本
発明によれば、一連の検索シーケンスが最終まで進んだ
ことを検知して自動的にその検索シーケンスの先頭に戻
すリセット回路を備えたため、外部からわざわざリセッ
トを指示する必要がなく、この点も検索手順の簡単化、
検索の高速化に寄与している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連想メモリの第1の実施形態の機能ブ
ロック図である。
【図2】本発明の連想メモリの第1の実施形態のタイミ
ングチャートである。
【図3】本発明の連想メモリの第2の実施形態の機能ブ
ロック図である。
【図4】本発明の連想メモリの第2の実施形態のタイミ
ングチャートである。
【図5】本発明の連想メモリの第3の実施形態の機能ブ
ロック図である。
【図6】本発明の連想メモリの第3の実施形態のタイミ
ングチャートである。
【図7】従来の連想メモリの一例を表わした回路ブロッ
ク図である。
【図8】従来の連想メモリの機能ブロック図である。
【符号の説明】
11 ワードメモリ 111,122 カウンタ 112 AND検索データレジスタ 113 マスクデータレジスタ 114 データ処理部 115 最終番号格納レジスタ 116 比較回路 117 フリップフロップ 118 ゲート回路 119 マスクデータアドレスレジスタ 120 シーケンス終了フラグ 121 繰り返し定義フラグ 128 デクリメントカウンタ 133 データレジスタ 134 繰り返し定義レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−312091(JP,A) 特開 平7−226089(JP,A) 特開 平7−65585(JP,A) 特開 平6−131393(JP,A) 特開 平5−258579(JP,A) 特開 昭61−177700(JP,A) 特公 昭48−16010(JP,B1) 欧州特許出願公開635842(EP,A 2) HAMAMOTO T,YAMAGA TA T et al.”A Flex ible Search Managi ng Circuitry for H igh−Density Dynami c CAMs.”IEICE Tran s Electron Vol.E77− C,No.8(平成6年8月25日),p p.1377−1384 J.H.Mommens and M.A.Wesley,”MASKIN G TECHNIQUE FOR CO NTROL OF AN ASSOCI ATIVE PARALLEL PRO CESSOR”.IBM Techni cal Disclosure Bul letin Vol.14,No.1(J une 1971),pp.125−127 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 409 G11C 15/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の各メモリワードそれぞれに各格納
    データを記憶しておき、参照データが入力され、入力さ
    れた参照データを用いて、所定の格納データが記憶され
    たメモリワードの検索を行なう連想メモリにおいて、 一連の検索を構成する複数回の各検索それぞれに順次用
    いられる、入力された参照データと結合することにより
    各格納データと比較される検索データを生成するための
    複数の検索補助データを格納する検索補助データ格納回
    路と、 一連の検索の間、各検索毎に、前記検索補助データ格納
    回路に格納された前記複数の検索補助データの中から今
    回の検索に用いられる検索補助データを指定する検索補
    助データ指定回路と、 一連の検索の間、各検索毎に、入力された参照データ
    と、前記検索補助データ指定回路により指定された検索
    補助データとを結合することにより、各格納データと比
    較される検索データを生成する検索データ生成回路と、 前記検索補助データ指定回路により、一連の検索のうち
    最終の検索時に該最終の検索に用いられる検索補助デー
    タが指定された後、次の検索時には一連の検索のうちの
    先頭の検索に用いられる検索補助データが指定されるよ
    うに、前記検索補助データ指定回路をリセットするリセ
    ット回路とを備えたことを特徴とする連想メモリ。
  2. 【請求項2】 前記検索補助データ指定回路が、一連の
    検索の間の検索の回数をカウントするカウンタを備え、
    該カウンタのカウント値によって前記検索補助データ格
    納回路に格納された検索補助データの格納アドレスを指
    定するものであって、 前記リセット回路が、前記カウント値と所定値とを比較
    する比較回路を備え、該比較回路により前記カウント値
    が所定値に達したことが判定された場合に前記カウンタ
    をリセットするものであることを特徴とする請求項1記
    載の連想メモリ。
  3. 【請求項3】 前記検索補助データ格納回路が、前記複
    数の検索補助データとともに、これら複数の検索補助デ
    ータそれぞれに対応して、対応する検索補助データが一
    連の検索のうちの最終の検索に用いられる検索補助デー
    タであるか否かを示すフラグを格納するものであって、 前記リセット回路が、該フラグに基づいて前記検索補助
    データ指定回路をリセットするものであることを特徴と
    する請求項1記載の連想メモリ。
  4. 【請求項4】 前記検索補助データ格納回路が、前記複
    数の検索補助データとともに、これら複数の検索補助デ
    ータのうちの少なくとも1つの検索補助データに対応し
    て、該検索補助データの繰り返し使用を指示する繰り返
    し使用指示データを格納しておくものであって、 前記検索補助データ指定手段が、前記繰り返し使用指示
    データに基づいて、該繰り返し使用指示データに対応す
    る検索補助データを、一連の検索の間に複数回指定する
    ものであることを特徴とする請求項1から3のうちのい
    ずれか1項記載の連想メモリ。
JP07223803A 1995-08-31 1995-08-31 連想メモリ Expired - Fee Related JP3140668B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07223803A JP3140668B2 (ja) 1995-08-31 1995-08-31 連想メモリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07223803A JP3140668B2 (ja) 1995-08-31 1995-08-31 連想メモリ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0969111A JPH0969111A (ja) 1997-03-11
JP3140668B2 true JP3140668B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=16803972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07223803A Expired - Fee Related JP3140668B2 (ja) 1995-08-31 1995-08-31 連想メモリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3140668B2 (ja)

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
HAMAMOTO T,YAMAGATA T et al."A Flexible Search Managing Circuitry for High−Density Dynamic CAMs."IEICE Trans Electron Vol.E77−C,No.8(平成6年8月25日),pp.1377−1384
J.H.Mommens and M.A.Wesley,"MASKING TECHNIQUE FOR CONTROL OF AN ASSOCIATIVE PARALLEL PROCESSOR".IBM Technical Disclosure Bulletin Vol.14,No.1(June 1971),pp.125−127

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0969111A (ja) 1997-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6081442A (en) Contents addressable memory circuit for retrieval operation in units of data blocks
EP0526029B1 (en) Read and write circuitry for a memory
US5546559A (en) Cache reuse control system having reuse information field in each cache entry to indicate whether data in the particular entry has higher or lower probability of reuse
US5319762A (en) Associative memory capable of matching a variable indicator in one string of characters with a portion of another string
US5896529A (en) Branch prediction based on correlation between sets of bunches of branch instructions
US20030070039A1 (en) Circuit and method for performing variable width searches in a content addressable memory
JPS635839B2 (ja)
US7558909B2 (en) Method and apparatus for wide word deletion in content addressable memories
US5125098A (en) Finite state-machine employing a content-addressable memory
US3234521A (en) Data processing system
US20090316461A1 (en) Method and Apparatus for Performing Variable Word Width Searches in a Content Addressable Memory
JPH0271497A (ja) 内容でアドレス指定可能なメモリ・システム
US5257220A (en) Digital data memory unit and memory unit array
US5165029A (en) Cache memory with test function
US7120731B1 (en) CAM-based search engines that support pipelined multi-database search operations using replacement search key segments
USRE42684E1 (en) Word search in content addressable memory
US7260675B1 (en) CAM-based search engines that support pipelined multi-database search operations using encoded multi-database identifiers
JP3140668B2 (ja) 連想メモリ
JPH0684382A (ja) 連想記憶メモリ
US6336113B1 (en) Data management method and data management apparatus
US6118682A (en) Method and apparatus for reading multiple matched addresses
KR100288026B1 (ko) 비휘발성 메모리 및 그 기입 회로
JPH0934796A (ja) メモリ
JPH0795269B2 (ja) 命令コードのデコード装置
US5940326A (en) Method for erasing data stored in a nonvolatile memory device

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001205

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071215

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081215

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees