JP3140646U - 散熱器モジュールのフィン構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 散熱器モジュールのフィン構造を提供する。
【解決手段】 散熱フィン、ベース、導熱管を含む。該散熱フィン上に開設する弧状欠口の周囲には上に沿って外へと延伸部が延伸し、該延伸部の末端上は下方へと延伸し延伸端を設置し、該延伸端により該導熱管に対して下向きの圧力を加え、該導熱管と該ベースはさらに密着した結合を達成することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 散熱フィン、ベース、導熱管を含む。該散熱フィン上に開設する弧状欠口の周囲には上に沿って外へと延伸部が延伸し、該延伸部の末端上は下方へと延伸し延伸端を設置し、該延伸端により該導熱管に対して下向きの圧力を加え、該導熱管と該ベースはさらに密着した結合を達成することができる。
【選択図】 図2
Description
本考案は散熱器モジュールのフィン構造に関する。特に導熱管と散熱ベースをより緊密に結合させることができる散熱器モジュールのフィン構造に係る。
半導体技術の進歩に従い、ICの体積も徐々に縮小している。より多くのデータをICに処理させるため、相同体積のICにはこれまでの数倍以上の部品を収容できるようになっている。IC内の部品数が多くなればなるほど、部品が作動時に発生する熱エネルギーも大きくなる。CPUを例とすると、作業量が多い時にCPUが発する熱は、CPU全体をオーバーヒートさせてしまうに十分であるため、ICにとって散熱装置は非常に重要なものである。
一般の散熱器の多くは導熱係数が高い金属材質により製造し、同時に散熱効果を高めるため、ファンを設置し散熱を行う他、ほとんどはフィン組の型態として設置し散熱を行う。さらに熱導管を通して熱エネルギーの排除を加速しており、こうしてIC製品のオーバーヒートを防止する。
公知の散熱器の立体分解図である図1に示すように、公知の散熱器1は散熱台11を備える。該散熱台11上には管状槽111を設置し、該散熱片組13底部には折辺131と弧状欠口132を設置する。
該散熱器1は組み立て時に、散熱管12を該散熱台11の管状槽111に設置し、次に該散熱片組13を該散熱台11上に設置する。該散熱片組13底部の弧状欠口132は該散熱管12を嵌合することができ、しかも該散熱片組13の折辺131は該散熱台11の上方において圧迫定位される。上記方式により、該散熱台11と該散熱管12が熱エネルギーを伝導する時、該散熱片組13の折辺131により熱エネルギーを該散熱片組13の各散熱片に伝導し、こうして散熱効率を向上させる。
しかし上記構造は実際の製造時に、以下のような欠点が存在する。
一般に金属と金属との結合は、溶接方式を通して行われるが、該散熱台11と該散熱片組13を溶接の方式により組合せる時、該散熱片組13の各散熱片の折辺131を該散熱台11上に溶接固定し、次に該導熱管12を該管状槽111中に穿設しなければならない。しかし、該導熱管12は真っ直ぐであるとは限らず、部分的に湾曲している可能性もあり、該管状槽111との結合対応において、空隙が生じ緊密に結合させることができない恐れがある。これでは熱抵抗現象等の問題を生じ、該散熱台11と該散熱片組13間の導熱効率を低下させてしまう。
よって上記公知の問題と欠点の解決は、本考案人と該業界関連業者にとって研究の課題である。
特開2002−353678号公報
一般の散熱器の多くは導熱係数が高い金属材質により製造し、同時に散熱効果を高めるため、ファンを設置し散熱を行う他、ほとんどはフィン組の型態として設置し散熱を行う。さらに熱導管を通して熱エネルギーの排除を加速しており、こうしてIC製品のオーバーヒートを防止する。
公知の散熱器の立体分解図である図1に示すように、公知の散熱器1は散熱台11を備える。該散熱台11上には管状槽111を設置し、該散熱片組13底部には折辺131と弧状欠口132を設置する。
該散熱器1は組み立て時に、散熱管12を該散熱台11の管状槽111に設置し、次に該散熱片組13を該散熱台11上に設置する。該散熱片組13底部の弧状欠口132は該散熱管12を嵌合することができ、しかも該散熱片組13の折辺131は該散熱台11の上方において圧迫定位される。上記方式により、該散熱台11と該散熱管12が熱エネルギーを伝導する時、該散熱片組13の折辺131により熱エネルギーを該散熱片組13の各散熱片に伝導し、こうして散熱効率を向上させる。
しかし上記構造は実際の製造時に、以下のような欠点が存在する。
一般に金属と金属との結合は、溶接方式を通して行われるが、該散熱台11と該散熱片組13を溶接の方式により組合せる時、該散熱片組13の各散熱片の折辺131を該散熱台11上に溶接固定し、次に該導熱管12を該管状槽111中に穿設しなければならない。しかし、該導熱管12は真っ直ぐであるとは限らず、部分的に湾曲している可能性もあり、該管状槽111との結合対応において、空隙が生じ緊密に結合させることができない恐れがある。これでは熱抵抗現象等の問題を生じ、該散熱台11と該散熱片組13間の導熱効率を低下させてしまう。
よって上記公知の問題と欠点の解決は、本考案人と該業界関連業者にとって研究の課題である。
上記公知装置の欠点に鑑み、本考案人は関連資料を収集し、多方面の評価と考慮を重ね、当業界における多年にわたる従事経験を生かし、絶えず試作と修正を重ね、本考案散熱器モジュールのフィン構造の開発に成功した。
本考案が解決しようとする課題は、導熱管と散熱ベースをさらに緊密に結合することができる散熱器モジュールのフィン構造を提供することである。
本考案が解決しようとする課題は、導熱管と散熱ベースをさらに緊密に結合することができる散熱器モジュールのフィン構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記の散熱器モジュールのフィン構造を提供する。
散熱フィン、散熱ベース、導熱管を含み、
該散熱フィン上の弧状欠口の周囲には上に沿って外へと延伸し延伸部を設置し、該延伸部末端には別に下向きに延伸する延伸端を設置し、
該導熱管と該散熱ベースを結合後、該散熱フィン上に設置する延伸端により該導熱管に対して圧力を加え、該導熱管と該散熱ベースはさらに緊密に結合する効果を達成することができる。
散熱フィン、散熱ベース、導熱管を含み、
該散熱フィン上の弧状欠口の周囲には上に沿って外へと延伸し延伸部を設置し、該延伸部末端には別に下向きに延伸する延伸端を設置し、
該導熱管と該散熱ベースを結合後、該散熱フィン上に設置する延伸端により該導熱管に対して圧力を加え、該導熱管と該散熱ベースはさらに緊密に結合する効果を達成することができる。
上記のように、本考案の散熱器モジュールのフィン構造は使用時に、その機能と効果及び目的を確実に達成することができる。よって本考案は実用性に優れた考案で、実用新案の申請要件に符合している。
本考案の上記目的及びその構造と機能上の特性について、図式を合わせ最適実施例に対して説明を加える。
本考案が提供する散熱器モジュールのフィン構造の散熱モジュールAは、本考案の最適実施例立体分解、立体組合せ、組合せ断面図である図2、3、4に示すように、散熱ベース2、導熱管3、及び散熱フィン組4を含む。
該散熱ベース2上には少なくとも1個の弧状溝槽21を開設し、該導熱管3は該弧状溝槽21中に収容される。該散熱フィン組4は複数枚の散熱フィン41を積み重ね組成し、該散熱フィン41側辺には折辺411を設置する。該散熱フィン41上には別に弧状欠口412を開設し、該弧状欠口412の周囲には上に沿って外へと延伸し延伸部413を設置する。該延伸部413の末端には別に延伸した延伸端4131を設置し、該延伸端4131は該延伸部413末端より下方へと延伸設置する。
上記部品の組み立て結合時には、該導熱管3を該散熱ベース2上に開設する弧状溝槽21中に設置し、続いて該散熱フィン組4を該導熱管3と該散熱ベース2上に密着させ、こうして該散熱フィン組4の各散熱フィン41の弧状欠口412は該導熱管3上に嵌合され、及び該散熱フィン組4の折辺411は該散熱ベース2と該導熱管3上に密着し、該散熱フィン41上に設置する延伸端4131により該導熱管3に対して下向きの圧力を加え、該導熱管3と該散熱ベース2をさらに緊密に接触させる。
本考案が提供する散熱器モジュールのフィン構造の散熱モジュールAは、本考案の最適実施例立体分解、立体組合せ、組合せ断面図である図2、3、4に示すように、散熱ベース2、導熱管3、及び散熱フィン組4を含む。
該散熱ベース2上には少なくとも1個の弧状溝槽21を開設し、該導熱管3は該弧状溝槽21中に収容される。該散熱フィン組4は複数枚の散熱フィン41を積み重ね組成し、該散熱フィン41側辺には折辺411を設置する。該散熱フィン41上には別に弧状欠口412を開設し、該弧状欠口412の周囲には上に沿って外へと延伸し延伸部413を設置する。該延伸部413の末端には別に延伸した延伸端4131を設置し、該延伸端4131は該延伸部413末端より下方へと延伸設置する。
上記部品の組み立て結合時には、該導熱管3を該散熱ベース2上に開設する弧状溝槽21中に設置し、続いて該散熱フィン組4を該導熱管3と該散熱ベース2上に密着させ、こうして該散熱フィン組4の各散熱フィン41の弧状欠口412は該導熱管3上に嵌合され、及び該散熱フィン組4の折辺411は該散熱ベース2と該導熱管3上に密着し、該散熱フィン41上に設置する延伸端4131により該導熱管3に対して下向きの圧力を加え、該導熱管3と該散熱ベース2をさらに緊密に接触させる。
本考案の最適実施例の局部断面図である図5に示すように、金属材料の機械性質において、材料が外力作用を受けると変形を生じるが、外力が消えれば、その原形を回復する。これを材料弾性変形と呼ぶ。該散熱フィン41は弾性を備える金属材料であるため、外力作用を受ける時、材料の降伏(yielding)現象に達するまでは、弾性を備え原状を回復する。
図に明らかなように、該延伸部413は該延伸端4131により該導熱管3に対して下向きの圧力Pを加え、該導熱管3は該延伸端4131に対応し上向きの抵抗力P1を有する。該抵抗力P1により該延伸部413は材料降伏(yielding)現象に達しないため、変形も生じない。よって該延伸部413はなお弾性を備え、該導熱管3に対して圧力Pを継続して加える。しかも該延伸端4131が該導熱管3に対して加える下向きの圧力Pは該導熱管3における上向きの抵抗力P1より大きいため、該導熱管3は該散熱ベース2(図4参照)と緊密に接触する。
上記は本考案の最適実施例に過ぎず、本考案を限定するものではない。本考案の構想に基づく改変、本考案の精神を脱しない範囲内で行う形状或いは設置形態への変換など各種変化、修飾と応用、生じる同等作用はすべて本考案の保護範囲内に含まれるものとする。
図に明らかなように、該延伸部413は該延伸端4131により該導熱管3に対して下向きの圧力Pを加え、該導熱管3は該延伸端4131に対応し上向きの抵抗力P1を有する。該抵抗力P1により該延伸部413は材料降伏(yielding)現象に達しないため、変形も生じない。よって該延伸部413はなお弾性を備え、該導熱管3に対して圧力Pを継続して加える。しかも該延伸端4131が該導熱管3に対して加える下向きの圧力Pは該導熱管3における上向きの抵抗力P1より大きいため、該導熱管3は該散熱ベース2(図4参照)と緊密に接触する。
上記は本考案の最適実施例に過ぎず、本考案を限定するものではない。本考案の構想に基づく改変、本考案の精神を脱しない範囲内で行う形状或いは設置形態への変換など各種変化、修飾と応用、生じる同等作用はすべて本考案の保護範囲内に含まれるものとする。
A 散熱モジュール
P 圧力
P1 抵抗力
2 散熱ベース
21 弧状溝槽
3 導熱管
4 散熱フィン組
41 散熱フィン
411 折辺
412 弧状欠口
413 延伸部
4131 延伸端
P 圧力
P1 抵抗力
2 散熱ベース
21 弧状溝槽
3 導熱管
4 散熱フィン組
41 散熱フィン
411 折辺
412 弧状欠口
413 延伸部
4131 延伸端
Claims (1)
- 散熱器モジュールのフィン構造は散熱フィン、散熱ベース、導熱管を含み、
該散熱フィン上には弧状欠口を開設し、しかも該弧状欠口の周囲には上に沿って外へと延伸部が延伸し、該延伸部の末端は下方へと延伸し延伸端を設置し、該延伸端により該導熱管に対して圧力を加え、該導熱管と該散熱ベースの結合時に、より緊密に接触する効果を達成することを特徴とする散熱器モジュールのフィン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000296U JP3140646U (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 散熱器モジュールのフィン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000296U JP3140646U (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 散熱器モジュールのフィン構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3140646U true JP3140646U (ja) | 2008-04-03 |
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Family Applications (1)
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JP2008000296U Expired - Fee Related JP3140646U (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 散熱器モジュールのフィン構造 |
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JP (1) | JP3140646U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156322A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Toyota Motor Corp | 熱交換器 |
-
2008
- 2008-01-23 JP JP2008000296U patent/JP3140646U/ja not_active Expired - Fee Related
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