JP3140636U - 衣服用着脱可能リベット及びそのリベットを有する衣服 - Google Patents
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Abstract
【課題】公知のリベットに代わって衣類の補強部分の縫い目を補強する機能を有しながら、該リベットの審美性を高め、また、前記リベットが、衣服の需要者によって工具を使用することなく取り換え・取り外しが可能であり、需要者の美感・個性によって任意のデザインを施したものに取り換えることができるリベットを提供し、更に、実用的用途を有する衣服用着脱可能リベットを提供する。
【解決手段】衣服の補強部分に用いられるリベットであって、リベットが外側止着部3と内側止着部2とを有し、外側止着部と内側止着部とが着脱可能な構成であると共に、止着時には衣服の補強部分が外側止着部と内側止着部との間で挟着される構成であり、且つ外側止着部が装飾部32を有する衣服用着脱可能リベット1。
【選択図】図1
【解決手段】衣服の補強部分に用いられるリベットであって、リベットが外側止着部3と内側止着部2とを有し、外側止着部と内側止着部とが着脱可能な構成であると共に、止着時には衣服の補強部分が外側止着部と内側止着部との間で挟着される構成であり、且つ外側止着部が装飾部32を有する衣服用着脱可能リベット1。
【選択図】図1
Description
本考案は、装飾を施した着脱可能な衣服用のリベット及びそのリベットを有する衣服に関する。
従来より、衣服の布地が2枚以上重なった部分(補強部分)の縫い目を補強する手段として、金属製リベットによって補強する手段が提案されている(特許文献1)。特に、ジーンズにおいては、ポケット部分の縫い目を補強するため、ポケットの開口部分を金属製リベットによって補強することが技術的に周知であり、デザイン面においても該金属リベットを備えることが常識となっており、金属製リベットを備えていないジーンズを見かけることは難しいほどである。
特許文献1の技術は、衣服のポケットの開口部の縫い目を補強する手段として、金属製リベットをポケットの開口部の両端部に嵌合する手段を提案している。ポケット部分は、少なくともポケットの外側と内側に布地が必要であり、2枚以上の布地を縫い合わせていることから、一方の布地を強く引っ張った場合に、縫い目が切れる又は解けるおそれがある。この問題を、前記金属製リベットを用いた補強手段によって解決している。
また、特許文献1に係る米国特許の出願人であるリーバイ・ストラウス&カンパニーを始めとする衣服製造業者らは、現在に至っても、上記金属製リベットを用いた衣服を販売しており、特にジーンズにおいては、金属製リベットは欠かすことができない構成部品となっている(非特許文献1)。
しかし、特許文献1に開示された金属製リベットは、専ら衣服の縫い目を補強する手段として提案されたものであり、該金属製リベットの審美性ないし実用的用途については考慮されていない。
非特許文献1における金属製リベットは、衣服の表面に表れる部分に刻印等によって文字が表されているが、これらの文字は社名や衣服の型番等を表したものであり、単なる情報伝達の内容にすぎず、装飾が表されているとは言い難い。また、前記金属製リベットは、衣服の外側と内側にそれぞれ表れる止着部をかしめることによって嵌合している。
そこで、本考案の第一の課題は、公知のリベットに代わって衣類の補強部分の縫い目を補強する機能を有しながら、該リベットの審美性を高めることにあり、また、第二の課題は、前記リベットが、衣服の需要者によって工具を使用することなく取り換え・取り外しが可能であり、需要者の美感・個性によって任意のデザインを施したものに取り換えることができるリベットを提供することにあり、更に、第三の課題は、実用的用途を有する衣服用着脱可能リベットを提供することにある。
上記課題を解決する本考案は、下記構成を有する。
1.衣服の補強部分に用いられるリベットであって、該リベットが外側止着部と内側止着部とを有し、該外側止着部と該内側止着部とが着脱可能な構成であると共に、止着時には衣服の補強部分が該外側止着部と該内側止着部との間で挟着される構成であり、且つ前記外側止着部が装飾部を有することを特徴とする衣服用着脱可能リベット。
1.衣服の補強部分に用いられるリベットであって、該リベットが外側止着部と内側止着部とを有し、該外側止着部と該内側止着部とが着脱可能な構成であると共に、止着時には衣服の補強部分が該外側止着部と該内側止着部との間で挟着される構成であり、且つ前記外側止着部が装飾部を有することを特徴とする衣服用着脱可能リベット。
2.衣服が、デニム素材であることを特徴とする前記1に記載の衣服用着脱可能リベット。
3.着脱可能な構成が、雄ネジと雌ネジとの組合せであることを特徴とする前記1又は2に記載の衣服用着脱可能リベット。
4.雌ネジが外側止着部に形成され、雄ネジが内側止着部に形成されており、該内側止着部が該雄ネジの径よりも大である鍔部を有することを特徴とする前記3に記載の衣服用着脱可能リベット。
5.雄ネジのネジ切りが、先端から内側止着部の鍔部までに及び、外側止着部の装飾部と内側止着部の鍔部とによって直接又は間接的に衣服の補強部分が挟着される構成であることを特徴とする前記4に記載の衣服用着脱可能リベット。
6.雄ネジに螺合されるストッパーを有し、該ストッパーの径は該雄ネジの径よりも大であり、内側止着部の鍔部とによって直接又は間接的に衣服の補強部分が挟着され、且つ前記ストッパーと外側止着部の装飾部との間の雌ネジ又は雄ネジが吊下部とされる構成であることを特徴とする前記4に記載の衣服用着脱可能リベット。
7.装飾部が、下記で定義されるコンチョであることを特徴とする前記1〜6のいずれかに記載の衣服用着脱可能リベット。
〔コンチョ〕
コイン等金属製の円形板又は略円形板をドーム型に曲げ加工することによって作成した装飾品である。
〔コンチョ〕
コイン等金属製の円形板又は略円形板をドーム型に曲げ加工することによって作成した装飾品である。
8.前記1〜7のいずれかに記載の衣服用着脱可能リベットを有する衣服。
9.衣服が、デニム素材であることを特徴とする前記8に記載の衣服。
10.衣服が、請求項1〜7のいずれかに記載の衣服用着脱可能リベットを装着するための透孔を有することを特徴とする前記8又は9に記載の衣服。
11.透孔が、衣服の補強部分に設けられていることを特徴とする前記10に記載の衣服。
前記1及び2に示す考案によれば、公知のリベットに代わって衣類の補強部分の縫い目を補強する機能を有しながら、該リベットの審美性を高めることができ、前記リベットが、取り換え・取り外しが可能であり、需要者の美感・個性に応じた任意のデザインを施したものに取り換えることができる。
前記3〜5に示す考案によれば、需要者が工具を使用することなく容易にリベットを取り換え・取り外し可能である。
前記6に示す考案によれば、雄ネジと雌ネジとを螺合することにより、前記ネジに螺合
されるストッパーと、内側止着部の鍔部によって衣服の布地を挟着し、吊下部にバッグやチェーン等の装身具を取り付けることが可能であり、実用的用途が見込める。
されるストッパーと、内側止着部の鍔部によって衣服の布地を挟着し、吊下部にバッグやチェーン等の装身具を取り付けることが可能であり、実用的用途が見込める。
前記7に示す考案によれば、コンチョは任意の模様を施し易いことから、より需要者の美感・個性に応じたリベットを提供することが可能であり、且つ吊下部を有する構成の場合は、該吊下部に取り付けるもの(特に紐の如き柔軟な線状のもの)がコンチョの裏面の内側に入り込み脱落防止の役割を果たす。
前記8〜11に示す考案によれば、任意のデザインを施したリベットに取り換えることができ、また、需要者が選択したデザインを施したリベットを装着又は組合せて提供することが可能な衣服を提供することができる。
添付の図面に従って、本考案に係る衣服用着脱可能リベット1について詳細に説明する。
図1は本考案に係る衣服用着脱可能リベットの一実施例を示す正面図、
図2は本考案に係る衣服用着脱可能リベットを取り付けた衣服の部分拡大図、
図3は本考案に係る衣服用着脱可能リベットを衣服に取り付けた状態の部分断面図、
図4は本考案に係る衣服用着脱可能リベットの他の実施例を示す正面図、
図5は本考案に係る衣服用着脱可能リベットの他の実施例を衣服に取り付けた状態3例を示す部分断面図、
図6は外側止着部の他の実施例を示す断面図、
図7は本考案に係る衣服用着脱可能リベットの装着する方法2例を示す説明図である。
図2は本考案に係る衣服用着脱可能リベットを取り付けた衣服の部分拡大図、
図3は本考案に係る衣服用着脱可能リベットを衣服に取り付けた状態の部分断面図、
図4は本考案に係る衣服用着脱可能リベットの他の実施例を示す正面図、
図5は本考案に係る衣服用着脱可能リベットの他の実施例を衣服に取り付けた状態3例を示す部分断面図、
図6は外側止着部の他の実施例を示す断面図、
図7は本考案に係る衣服用着脱可能リベットの装着する方法2例を示す説明図である。
本考案に係る衣服用着脱可能リベット1は、図1〜図3に示すように、衣服の補強部分の縫い目を補強するものである。いかなる衣服についても補強部分の縫い目を補強する役割を果たすが、特にデニム素材の衣服(例えば、ジーンズ)は、補強部分に金属製リベットを使用したものが多く、この金属製リベットに代わり、本考案に係る衣服用着脱可能リベット1を使用することができる(図2参照)。
本考案において、補強部分とは、衣服の布地(好ましくはデニム素材)が2枚以上重なった部分であり、折り返し部分を含むものとする。
また、一般的にリベットとは、「金属板や鋼材などをつなぎ合わせるために打つ鋲。頭部のある金属棒で、接合部に穴を開けて挿し込み、余った端をつぶして固定する。」と定義されるが、本考案におけるリベットは当該定義に限定されず、2枚以上の布地を挟着することによって縫い目が切れないように又は解けないように補強するものを含むこととする。
また、一般的にリベットとは、「金属板や鋼材などをつなぎ合わせるために打つ鋲。頭部のある金属棒で、接合部に穴を開けて挿し込み、余った端をつぶして固定する。」と定義されるが、本考案におけるリベットは当該定義に限定されず、2枚以上の布地を挟着することによって縫い目が切れないように又は解けないように補強するものを含むこととする。
衣服用着脱可能リベット1は、内側止着部2と外側止着部3の組合せから構成される(図1)。
衣服用着脱可能リベット1は、図3に示すように、衣服の補強部分の布地42を内側止着部2と外側止着部3との間で挟着する態様で使用される。
衣服用着脱可能リベット1は、図3に示すように、衣服の補強部分の布地42を内側止着部2と外側止着部3との間で挟着する態様で使用される。
先ず、内側止着部2について説明する。
内側止着部2は、雄ネジ部21と鍔部22から構成される。
内側止着部2の雄ネジ部21と鍔部22は、一体成形されていていてもよく、また別部材であるものを結合してもよい。結合の方法については、ロウ付け、溶接等の公知の技術を用いることができる。
雄ネジ部21又は鍔部22の材質は、木材や樹脂であってもよいが、強度や耐久性を考
慮すると金属であることが好ましく、更に審美性を考慮すると金、銀、銅、プラチナ、鉄、ニッケル、真鍮であることが特に好ましい。また、別部材を結合する場合は、雄ネジ部21と鍔部22の材質は異なってもよいが、審美性を考慮すると同一の材質からなることが好ましい。雄ネジ部21の材質は、外側止着部3の雌ネジ部31と同一のものが好ましい。
内側止着部2は、雄ネジ部21と鍔部22から構成される。
内側止着部2の雄ネジ部21と鍔部22は、一体成形されていていてもよく、また別部材であるものを結合してもよい。結合の方法については、ロウ付け、溶接等の公知の技術を用いることができる。
雄ネジ部21又は鍔部22の材質は、木材や樹脂であってもよいが、強度や耐久性を考
慮すると金属であることが好ましく、更に審美性を考慮すると金、銀、銅、プラチナ、鉄、ニッケル、真鍮であることが特に好ましい。また、別部材を結合する場合は、雄ネジ部21と鍔部22の材質は異なってもよいが、審美性を考慮すると同一の材質からなることが好ましい。雄ネジ部21の材質は、外側止着部3の雌ネジ部31と同一のものが好ましい。
雄ネジ部21は、後述する外側止着部3の雌ネジ部31と対応する径のものであることが必要であり、挟着する2枚以上の布地の厚さと同程度の長さである。雄ネジ部21には、先端から鍔部22までの全領域に又は先端から鍔部22の手前までにネジ切りがされている。即ち、補強部分の布地を締付けるために必要かつ十分な強度を得られればよい。
鍔部22は、円形、略円形、ドーム型又は多角形等の任意の形状であってよいが、少なくとも雄ネジ部21の径(形状が円形以外の場合は、その形状における最大の対角線の長さをいう。以下同じ。)より大であることが必要である。厚さは、5mm以下であることが好ましく、衣服用着脱可能リベット1を装着した衣服を着用した場合に、内側止着部2が着用者に違和感・不快感を与えないように、2mm以下であることがより好ましい。鍔部表面22aは、内側止着部2と外側止着部3の螺合をドライバーを用いてするための「−」又は「+」の形状をした溝を備えてもよい。鍔部裏面22bは、衣服の布地を挟着する役割を果たすため、平坦であり、これに爪の如き突起その他の掛止部を設けてもよい。また、鍔部22の側面には、内側止着部2と外側止着部3の螺合操作を手でし易くするために、ローレットを備えてもよい。
また、本考案の他の実施例として、内側止着部2は、図4に示すように、ストッパー23を有する構成とすることもできる。これによって、、衣服用着脱可能リベット1は、吊下部24を有することができる。
ストッパー23を用いた衣服用着脱可能リベット1を衣服の布地に挟着した状態を図5(A)に示す。
ストッパー23を用いた衣服用着脱可能リベット1を衣服の布地に挟着した状態を図5(A)に示す。
この場合、雄ネジ部21の長さは、挟着する2枚以上の布地の厚さと、ストッパー23の厚さと、外側止着部3の雌ネジ部31の長さとを加えた長さが少なくとも必要である。吊下部24(ストッパー23と装飾部32の間に位置する雌ネジ部31の外側部分、又はこれに雄ネジ部21を加えた部分をいう。)を長く確保するためには、これ以上の長さとしてもよい。
ストッパー23は、円板又は略円板等の任意の形状をした平板であって、その中央付近にネジ切りがされた孔がある薄肉ボルトの如き形態又は該孔にネジ切りが施されていないワッシャーの如き形態であり、外径は雄ネジ部21の径よりも大でなければならない。また、ストッパー23の側面には、雄ネジ部21との螺合操作を手でし易くするために、ローレットを備えてもよい。
材質は、木材や樹脂であってもよいが、強度や耐久性を考慮すると金属であることが好ましく、審美性を考慮すると金、銀、銅、プラチナ、鉄、ニッケル、真鍮であることが特に好ましい。また、雄ネジ部21、鍔部22と同一の材質を用いることが好ましい。
材質は、木材や樹脂であってもよいが、強度や耐久性を考慮すると金属であることが好ましく、審美性を考慮すると金、銀、銅、プラチナ、鉄、ニッケル、真鍮であることが特に好ましい。また、雄ネジ部21、鍔部22と同一の材質を用いることが好ましい。
次に、外側止着部3について説明する。
外側止着部3は、雌ネジ部31と装飾部32から構成される。
外側止着部3の雌ネジ部31と装飾部32は、一体成形されていていてもよいが、装飾部32に装飾を施す際の利便性を考慮すると、別部材であるものを結合することが好ましい。
外側止着部3は、雌ネジ部31と装飾部32から構成される。
外側止着部3の雌ネジ部31と装飾部32は、一体成形されていていてもよいが、装飾部32に装飾を施す際の利便性を考慮すると、別部材であるものを結合することが好ましい。
雌ネジ部31の形状は、雄ネジ部21のネジ切りに対応する径のネジ切りがあればよく
、外観が例えば円筒形であるものを用いることができる。雌ネジ部31の長さは、挟着する2枚以上の布地の厚さと同程度の長さ又はこれ以下であることが好ましい。
雌ネジ部31の材質は、木材や樹脂であってもよいが、強度や耐久性を考慮すると金属であることが好ましく、更に審美性を考慮すると金、銀、銅、プラチナ、鉄、ニッケル、真鍮であることが特に好ましい。また、雌ネジ部31の材質は、内側止着部2の雄ネジ部21と同一のものが好ましい。
、外観が例えば円筒形であるものを用いることができる。雌ネジ部31の長さは、挟着する2枚以上の布地の厚さと同程度の長さ又はこれ以下であることが好ましい。
雌ネジ部31の材質は、木材や樹脂であってもよいが、強度や耐久性を考慮すると金属であることが好ましく、更に審美性を考慮すると金、銀、銅、プラチナ、鉄、ニッケル、真鍮であることが特に好ましい。また、雌ネジ部31の材質は、内側止着部2の雄ネジ部21と同一のものが好ましい。
装飾部32は、円形、略円形、円形ドーム形又は多角形等の任意の形状であってよいが、少なくとも雌ネジ部31の外径より大であることが必要である。
装飾部32の材質は、木材や樹脂であってもよいが、強度や耐久性を考慮すると金属であることが好ましく、審美性を考慮すると金、銀、銅、プラチナ、鉄、ニッケル、真鍮であることが特に好ましい。
装飾部32の材質は、木材や樹脂であってもよいが、強度や耐久性を考慮すると金属であることが好ましく、審美性を考慮すると金、銀、銅、プラチナ、鉄、ニッケル、真鍮であることが特に好ましい。
装飾は、装飾部表面32aに図形や模様等を彫刻・印刷等する他、該装飾部32とは別部材の貴金属、その他の金属、宝石、その他の石、貝殻又は木材等をロウ付け、溶接等によって又は接着剤等を用いて取り付けてもよい。装飾には、需要者の個性をより反映させるため、例えば家紋を彫刻・印刷等することができる。また、装飾部表面32aには、フックの如き引掛部を設けてもよい。
装飾部裏面32bは、衣服の布地を挟着する役割を果たすため、装飾部を固定するために、衣服の布地を引っ掛け、布地に対して装飾部3が回動しないための爪の如き突起その他の掛止部を設けてもよい。
装飾部裏面32bは、衣服の布地を挟着する役割を果たすため、装飾部を固定するために、衣服の布地を引っ掛け、布地に対して装飾部3が回動しないための爪の如き突起その他の掛止部を設けてもよい。
装飾部32には、コンチョを用いることができる。コンチョとは、コイン等金属製の円形板又は略円形板をドーム型に曲げ加工することによって作成した装飾品である。
この場合、装飾部裏面32bは、ドーム型にくぼんだ形状となるが、この装飾部裏面の端部32cが、内側止着部2の鍔部の裏面22bと衣服の布地を挟着する役割を果たすので、衣服の布地の縫い目を補強するという機能を果たす(図6参照)。更に、吊下部24を有する構成の場合は、装飾部裏面32bはドーム型に凹んでいるため、吊下部24に取り付けるもの(特に紐の如き柔軟な線状のもの)が装飾部裏目32bの凹み部分に入り込み、該取り付けるものの脱落防止という役割を果たす(図5(C)参照)。
この場合、装飾部裏面32bは、ドーム型にくぼんだ形状となるが、この装飾部裏面の端部32cが、内側止着部2の鍔部の裏面22bと衣服の布地を挟着する役割を果たすので、衣服の布地の縫い目を補強するという機能を果たす(図6参照)。更に、吊下部24を有する構成の場合は、装飾部裏面32bはドーム型に凹んでいるため、吊下部24に取り付けるもの(特に紐の如き柔軟な線状のもの)が装飾部裏目32bの凹み部分に入り込み、該取り付けるものの脱落防止という役割を果たす(図5(C)参照)。
外側止着部3の雌ネジ部31と装飾部32とを結合する方法については、溶接・接着等の公知の技術を用いることができるが、結合の容易さと審美性を考慮し、ロウ付けによる方法が好ましく、銀ロウを用いるのが特に好ましい。
尚、本考案に係る衣服用着脱可能リベット1は、他の実施例として、上記実施例とは逆に、内側止着部2が雌ネジ部と鍔部から構成され、外側止着部3が雄ネジ部と装飾部から構成されていてもよい。
次に、本考案に係る衣服用着脱可能リベット1を装着する衣服4について説明する。
図2に示すように、本考案に係る衣服用着脱可能リベット1は、衣服の補強部分に装着する。装着される衣服の補強部分には、衣服用着脱可能リベット1を装着するための透孔41が必要である。
透孔41の径は、外側止着部3の雌ネジ部31を挿通可能であればよく、例えば、その外径と同程度であればよい。また、透孔41の周縁は、解れ等を防ぐために糸でかがってもよい。また、衣服の補強部分のうち一つ又は二つ以上に透孔41を設けてもよい。
補強部分は、衣服の布地が2枚以上重なった部分(折り返し部分を含む)であればよく、例えば、ポケットの開口部の両端43やベルトループの両端部44が挙げられる。
図2に示すように、本考案に係る衣服用着脱可能リベット1は、衣服の補強部分に装着する。装着される衣服の補強部分には、衣服用着脱可能リベット1を装着するための透孔41が必要である。
透孔41の径は、外側止着部3の雌ネジ部31を挿通可能であればよく、例えば、その外径と同程度であればよい。また、透孔41の周縁は、解れ等を防ぐために糸でかがってもよい。また、衣服の補強部分のうち一つ又は二つ以上に透孔41を設けてもよい。
補強部分は、衣服の布地が2枚以上重なった部分(折り返し部分を含む)であればよく、例えば、ポケットの開口部の両端43やベルトループの両端部44が挙げられる。
衣服のうち、特にデニム素材の衣服(例えば、ジーンズが挙げられる。)においては、
補強部分に金属製リベット1’が嵌合されているものが多く存在する。本考案に係る衣服用着脱可能リベット1は、すでに衣服に嵌合されている金属製リベット1’に代わって装着することもできる。
補強部分に金属製リベット1’が嵌合されているものが多く存在する。本考案に係る衣服用着脱可能リベット1は、すでに衣服に嵌合されている金属製リベット1’に代わって装着することもできる。
衣服用着脱可能リベット1を衣服4に装着する方法について説明する。
図7(A)に示すように、先ず、外側止着部3の雌ネジ部31を衣服4の外側から透孔41に挿入する。続いて、衣服4の内側から内側止着部2の雄ネジ部21を、透孔41に挿入された状態の雌ネジ部31に螺合し、これを締め付けて衣服の布地42を挟着する。この場合、布地42は、内側止着部2の鍔部裏側22bと外側止着部3の装飾部裏側32b(又は装飾部裏面の端部32c)とによって直接的に挟着される。
また、上記装着に際して、鍔部22と装飾部32との間にワッシャーを介在してもよく、この場合は、布地42は、内側止着部2の鍔部裏側22bと外側止着部3の装飾部裏側32b(又は装飾部裏面の端部32c)とによってワッシャーを介して間接的に挟着される。
図7(A)に示すように、先ず、外側止着部3の雌ネジ部31を衣服4の外側から透孔41に挿入する。続いて、衣服4の内側から内側止着部2の雄ネジ部21を、透孔41に挿入された状態の雌ネジ部31に螺合し、これを締め付けて衣服の布地42を挟着する。この場合、布地42は、内側止着部2の鍔部裏側22bと外側止着部3の装飾部裏側32b(又は装飾部裏面の端部32c)とによって直接的に挟着される。
また、上記装着に際して、鍔部22と装飾部32との間にワッシャーを介在してもよく、この場合は、布地42は、内側止着部2の鍔部裏側22bと外側止着部3の装飾部裏側32b(又は装飾部裏面の端部32c)とによってワッシャーを介して間接的に挟着される。
次に、内側止着部2にストッパー23を用いる場合について説明する。
図7(B)に示すように、先ず、内側止着部2の雄ネジ部21を衣服4の内側から透孔41に挿入する。次に、衣服4の外側からストッパー23を雄ネジ部21に螺合し、これを締め付けて衣服の布地42を挟着する。この場合、布地42は、内側止着部2の鍔部裏側22bとストッパー23とによって直接的に挟着される。また、装着に際しては、鍔部22とストッパー23との間にワッシャーを介在してもよく、この場合は、布地42は、内側止着部2の鍔部裏側22bとストッパー23とによってワッシャーを介して間接的に挟着される。
図7(B)に示すように、先ず、内側止着部2の雄ネジ部21を衣服4の内側から透孔41に挿入する。次に、衣服4の外側からストッパー23を雄ネジ部21に螺合し、これを締め付けて衣服の布地42を挟着する。この場合、布地42は、内側止着部2の鍔部裏側22bとストッパー23とによって直接的に挟着される。また、装着に際しては、鍔部22とストッパー23との間にワッシャーを介在してもよく、この場合は、布地42は、内側止着部2の鍔部裏側22bとストッパー23とによってワッシャーを介して間接的に挟着される。
続いて、外側止着部3の雌ネジ部31を衣服4の外側から内側止着部2の雄ネジ部21に螺合する。この状態で生じたストッパー23と装飾部31との間隔部分が、吊下部24となる。
ストッパー23と外側止着部3との間に、ワッシャー25を介在させてもよい(図5(B)参照)。この場合、ワッシャー25の厚さや数量によって、吊下部24の幅を調整することができる。即ち、吊下部24の幅を最挟とする場合はワッシャー25を使用せず、吊下部24の幅を広げる場合には適当な厚さ又は数量のワッシャー25を使用する。
ストッパー23と外側止着部3との間に、ワッシャー25を介在させてもよい(図5(B)参照)。この場合、ワッシャー25の厚さや数量によって、吊下部24の幅を調整することができる。即ち、吊下部24の幅を最挟とする場合はワッシャー25を使用せず、吊下部24の幅を広げる場合には適当な厚さ又は数量のワッシャー25を使用する。
上記吊下部24には、例えば、バッグ(例えば、ウエストポーチの如き小型のバッグ。)、ケース(例えば、カメラや携帯電話機を収納するケース)、ウォレットチェーン、キーチェーン又はストラップ(例えば、携帯電話機用ストラップ。)等(バッグ等という。)を取り付けることができる。
透孔を有するバッグ等を取り付ける場合は、内側止着部の雄ネジ部21とストッパー23とを螺合後、外側止着部3の雌ネジ部31を内側止着部2の雄ネジ部21に螺合する際に、ストッパー23と外側止着部3との間に、バッグ等の透孔を雄ネジ部21に挿通することによって挟み込み、これを挟持する。
引掛け紐等を有するバッグ等、又はストラップ等を取り付ける場合は、吊下部24の幅を前記引掛け紐又はストラップの幅に合わせてワッシャー25によって調整し、この吊下部24に前記引掛け紐又はストラップを吊下げ又は引掛けることができる。
また、柔軟性材料からなる紐のような脱落し易いものは、図5(C)に示すように、雌ネジ部を短小に形成して、装飾部端部32cと布地42との間に挟着されるようにすると脱落を防止することができる。
引掛け紐等を有するバッグ等、又はストラップ等を取り付ける場合は、吊下部24の幅を前記引掛け紐又はストラップの幅に合わせてワッシャー25によって調整し、この吊下部24に前記引掛け紐又はストラップを吊下げ又は引掛けることができる。
また、柔軟性材料からなる紐のような脱落し易いものは、図5(C)に示すように、雌ネジ部を短小に形成して、装飾部端部32cと布地42との間に挟着されるようにすると脱落を防止することができる。
本考案に係る衣服用着脱可能リベット1の応用例として、衣服に限らず、バッグ、ベルト又は帽子等についても使用することができる。例えば、バッグのうちリュックサックに
使用する場合は、リュックサックの肩紐の部分に透孔を設け、本考案に係る衣服用着脱可能リベット1を装着することができ、更に、吊下部を設ける態様のリベットであれば、該吊下部を利用して、該肩紐の部分にバッグやケースを取り付けることができる。
また、自動車用アクセサリー(例えば、自動車内の前列シートに取り付けることが可能な収納ケース)や、自動二輪車のハンドル等に取り付けることができるバッグ等についても、これらのものに透孔を設けることによって、本考案に係る衣服用着脱可能リベット1を装着することができる。
使用する場合は、リュックサックの肩紐の部分に透孔を設け、本考案に係る衣服用着脱可能リベット1を装着することができ、更に、吊下部を設ける態様のリベットであれば、該吊下部を利用して、該肩紐の部分にバッグやケースを取り付けることができる。
また、自動車用アクセサリー(例えば、自動車内の前列シートに取り付けることが可能な収納ケース)や、自動二輪車のハンドル等に取り付けることができるバッグ等についても、これらのものに透孔を設けることによって、本考案に係る衣服用着脱可能リベット1を装着することができる。
1 衣服用着脱可能リベット
2 内側止着部
21 雄ネジ部
22 鍔部
22a 鍔部表面
22b 鍔部裏面
23 ストッパー
24 吊下部
25 ワッシャー
3 外側止着部
31 雌ネジ部
32 装飾部
32a 装飾部表面
32b 装飾部裏面
33c 装飾部裏面の端部
4 衣服
41 透孔
42 布地
43 ポケット開口部の補強部分
44 ベルトループの補強部分
5 バッグ等
2 内側止着部
21 雄ネジ部
22 鍔部
22a 鍔部表面
22b 鍔部裏面
23 ストッパー
24 吊下部
25 ワッシャー
3 外側止着部
31 雌ネジ部
32 装飾部
32a 装飾部表面
32b 装飾部裏面
33c 装飾部裏面の端部
4 衣服
41 透孔
42 布地
43 ポケット開口部の補強部分
44 ベルトループの補強部分
5 バッグ等
Claims (11)
- 衣服の補強部分に用いられるリベットであって、該リベットが外側止着部と内側止着部とを有し、該外側止着部と該内側止着部とが着脱可能な構成であると共に、止着時には衣服の補強部分が該外側止着部と該内側止着部との間で挟着される構成であり、且つ前記外側止着部が装飾部を有することを特徴とする衣服用着脱可能リベット。
- 衣服が、デニム素材であることを特徴とする請求項1に記載の衣服用着脱可能リベット。
- 着脱可能な構成が、雄ネジと雌ネジとの組合せであることを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服用着脱可能リベット。
- 雌ネジが外側止着部に形成され、雄ネジが内側止着部に形成されており、該内側止着部が該雄ネジの径よりも大である鍔部を有することを特徴とする請求項3に記載の衣服用着脱可能リベット。
- 雄ネジのネジ切りが、先端から内側止着部の鍔部までに及び、外側止着部の装飾部と内側止着部の鍔部とによって直接又は間接的に衣服の補強部分が挟着される構成であることを特徴とする請求項4に記載の衣服用着脱可能リベット。
- 雄ネジに螺合されるストッパーを有し、該ストッパーの径は該雄ネジの径よりも大であり、内側止着部の鍔部とによって直接又は間接的に衣服の補強部分が挟着され、且つ前記ストッパーと外側止着部の装飾部との間の雌ネジ又は雄ネジが吊下部とされる構成であることを特徴とする請求項4に記載の衣服用着脱可能リベット。
- 装飾部が、下記で定義されるコンチョであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の衣服用着脱可能リベット。
〔コンチョ〕
コイン等金属製の円形板又は略円形板をドーム型に曲げ加工することによって作成した装飾品である。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の衣服用着脱可能リベットを有する衣服。
- 衣服が、デニム素材であることを特徴とする請求項8に記載の衣服。
- 衣服が、請求項1〜7のいずれかに記載の衣服用着脱可能リベットを装着するための透孔を有することを特徴とする請求項8又は9に記載の衣服。
- 透孔が、衣服の補強部分に設けられていることを特徴とする請求項10に記載の衣服。
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---|---|---|---|
JP2008000285U JP3140636U (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | 衣服用着脱可能リベット及びそのリベットを有する衣服 |
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JP2008000285U Expired - Fee Related JP3140636U (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | 衣服用着脱可能リベット及びそのリベットを有する衣服 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021048735A1 (en) | 2019-09-09 | 2021-03-18 | Regeneration Bvba | Rivet and method of disassembling a rivet |
WO2022207912A1 (en) | 2021-04-02 | 2022-10-06 | Regeneration Bv | Rivet and method of disassembling a rivet using phase change |
-
2008
- 2008-01-22 JP JP2008000285U patent/JP3140636U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
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WO2021048735A1 (en) | 2019-09-09 | 2021-03-18 | Regeneration Bvba | Rivet and method of disassembling a rivet |
BE1027558A1 (nl) | 2019-09-09 | 2021-03-31 | Regeneration Bvba | Rivet en werkwijze voor het demonteren van een rivet |
WO2022207912A1 (en) | 2021-04-02 | 2022-10-06 | Regeneration Bv | Rivet and method of disassembling a rivet using phase change |
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