JP3140462B2 - ポリエチレン組成物の低温押出被覆方法 - Google Patents

ポリエチレン組成物の低温押出被覆方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は押出被覆方法に関する。一面に於いて、本発
明は押出被覆に有用なポリエチレン組成物に関する。他
の面に於いて、本発明は、押出方法を著しく低い押出被
覆温度で行うときでも、押し出された材料が基体(又は
下地)に対して優れた接着性を示す拘束押出被覆に関す
る。他の面に於いて、本発明は吸湿性添加剤を高い含有
量で含む被覆物に関する。本発明の更に他の面は、感熱
性である添加剤を含む被覆に関する。
発明の背景 ポリオレフィン又はポリオレフィンのブレンドの被覆
を、紙又はアルミニウム箔のような基体上に押し出して
押出被覆された基体を形成することは、当該技術分野に
於いてよく知られている。種々のポリエチレン及びポリ
エチレンのブレンドが押出被覆組成物として広く使用さ
れてきた。しかしながら、これらのポリエチレンベース
の被覆は、基体に対する良好な接着性をもたらすために
高温で押出被覆しなくてはならず、そのために幾つかの
欠点を有している。
高温押出被覆方法は、温度感受性である基体について
は有用ではない。高温押出被覆方法はまた温度感受性で
ある添加剤を含む被覆を適用するときに実際的ではな
い。高温押出被覆方法の温度は非常に僅か下げることが
できるが、良好な接着性を維持するために被覆速度も著
しく低下させなくてはならない。しかしながら、高い被
覆速度は押出被覆装置の経済的に魅力のある運転を可能
にするので重要である。
発明の記述 従って、印画紙を含む種々の基体に適用したときに実
質的に均一な押出被覆を生成し、押出被覆方法に通常使
用されている温度よりも低い温度で適度な被覆速度で被
覆する方法を使用しながら、基体に対して接着し得る感
熱性添加剤を含むポリエチレンベースの押出被覆材料が
望まれている。
本発明に従えば、(a)190℃で1〜200dg/分のメル
トインデックスを有し、得られた組成物を175〜290℃の
温度で押出被覆することができる分子量分布を有するポ
リエチレン成分、 (b)(a)及び(b)の合計の重量基準で0.5〜15重
量%の、90〜150℃のRBSPを有する炭化水素粘着付与樹
脂、並びに (c)高温で不所望の欠陥を生ずるのに十分な量の揮発
分を含む、高配合量の添加剤で175〜190℃の温度に感受
性でない、組成物全量基準で10重量%を超える濃度の少
なくとも1種の吸湿性又は親水性の感熱性添加剤 を含んでなる組成物を、基体の少なくとも一方の表面に
175〜290℃の温度で押出被覆することを含んでなる、少
なくとも0.0075mmの厚さを有するポリエチレンフィルム
で基体を低温押出被覆する方法が提供される。
本発明に従えば、(a)190で10〜100dg/分のメルト
インデックスを有し、得られた組成物を175〜290℃の温
度で押出被覆することができる分子量分布を有するポリ
エチレン成分、 (b)(a)及び(b)の合計の重量基準で0.5〜15重
量%の、90〜150℃のRBSPを有する炭化水素粘着付与樹
脂、並びに (c)高温で不所望の欠陥を生ずるのに十分な量の揮発
分を含む、高配合量の添加剤で175〜190℃の温度に感受
性でない、組成物全量基準で10重量%を超える濃度の少
なくとも1種の吸湿性又は親水性の感熱性添加剤 を含んでなる組成物であって、他のポリオレフィンを前
記ポリエチレン成分(a)の量以下であって40重量%未
満の量で含む組成物を、基体の少なくとも一方の表面に
175〜290℃の温度で押出被覆することを含んでなる、少
なくとも0.0075mmの厚さを有するポリエチレンフィルム
で基体を低温押出被覆する方法が提供される。
本発明に従えば、前述のごとく、特定のポリエチレン
成分、特定の粘着付与樹脂及び特定量の感熱添加剤から
なる新規な組成物が提供される。本発明の組成物は、約
550゜F(約290℃)より低い押出被覆温度での押出被覆
方法により種々の基体に適用することができる。本発明
の押出被覆方法は、1分間当たり約300m(約1,000フィ
ート)より高い被覆速度で約0.0075mmのように薄い厚さ
を有する実質的に均一な被覆を適用することができる。
図面の簡単な説明 図1は、粘着付与剤を含有するポリエチレンの示差走
査熱量計(DSC)曲線である。
図2a〜2dは、幾つかの先行技術のポリエチレン押出被
覆組成物についてのDSC曲線である。
図3は、純ポリエチレン粘着付与剤ブレンドの厚さ対
良好な接着性のために必要な粘着付与剤の最小レベルの
関係を示す。
発明の詳細な説明 本発明によれば、基体に対する良好な接着性を有する
低温押出被覆可能な組成物を使用する。この組成物は、 (a)190℃で約10〜100dg/分の範囲内のメルトインデ
ックスを有し、十分広い分子量分布を有し、そうして得
られた組成物が350〜550゜F(約175〜290℃)の範囲内
の温度で押出被覆することができるポリエチレン成分又
はポリエチレン成分ブレンド、 (b)(a)及び(b)の合計の重量基準で約0.5〜15
重量%の範囲内の、約90〜150℃の範囲内の環状軟化点
(RBSP)を有する炭化水素粘着付与樹脂、並びに (c)高温で不所望の欠陥を生じるのに十分な量の揮発
分を含む、高配合量の添加剤で175〜190℃の温度に感受
性でない、組成物全量基準で10重量%を超える濃度の少
なくとも1種の吸湿性又は親水性の感熱性添加剤 を含んでなり、この組成物を、基体の少なくとも一方の
表面に175〜290℃の温度で押出被覆することによって、
少なくとも0.0075mmの厚さを有するポリエチレンフィル
ムで基体を低温押出被覆する。
本発明の特別の態様に従った、約0.0075mmのように薄
い厚さを有するポリエチレン型フィルムでの基体の低温
押出被覆方法は、約550゜F(290℃)より低い温度で1
分間当たり少なくとも約300m(約1,000フィート)の基
体の被覆速度でさえもこの厚さで良好な接着性で実質的
に均一に被覆することができる。本発明の方法は、上記
の組成物を基体の少なくとも一方の面に、約350〜550゜
F(約175〜290℃)の範囲内の温度で押出被覆すること
により適用することからなる。この押出被覆温度は約40
0〜525゜F(約205〜275℃)の範囲内であることが好ま
しい。ある種の適用に於いては、この押出被覆温度は約
350〜480゜F(約175〜250℃)の範囲内であることが好
ましい。しかしながら、樹脂被覆を目的とする印画紙に
とっては、この温度範囲は約450〜525゜F(約230〜275
℃)であることが好ましい。
本発明の押出被覆方法に従えば、 (A)190℃で約10〜100dg/分のメルトインデックスを
有し、十分広い分子量分布を有し、そうして得られた組
成物が350〜550゜F(約175〜290℃)の温度で押出被覆
することができるポリエチレン成分、 (B)ポリエチレン成分及び粘着付与剤の合計の重量基
準で約0.5〜15重量%の、約90〜150℃の範囲内のRBSPを
有する炭化水素粘着付与樹脂(粘着付与剤)、並びに (C)高温で不所望の欠陥を生ずるのに十分な量の揮発
分を含む、高配合量の添加剤で175〜190℃の温度に感受
性でない、組成物全量基準で10重量%を超える濃度の少
なくとも1種の吸湿性又は親水性の感熱性添加剤 を含んでなる組成物を、基体の少なくとも一方の表面に
175〜290℃の温度で押出被覆することを含んでなる、少
なくとも0.0075mmの厚さを有するポリエチレンフィルム
で基体を低温押出被覆した製造物品が提供される。
上に定義したポリエチレン成分のメルトインデックス
は、それが得られた組成物を、或るレベルの粘着付与剤
と組み合わせて、必要な温度、厚さ及び速度で基体に良
好な接着性で押出被覆することができるようなものでな
くてはならない。ポリエチレン組成物は種々のレベルの
粘着付与剤と組み合わせてこれらの性質を有していなく
てはならないが、得られる組成物はそのように限定され
ず、必ずしも粘着付与剤の全ての濃度でこれらの性質に
合致しなくてはならないことはない。特に、良好な接着
性を維持するために必要な0.5〜15重量%の粘着付与剤
の量は、一定押出吐出量速度で押出速度に比例し、被覆
厚さ及び押出温度に反比例する。即ち、押出速度が増加
すると粘着付与剤の量を増加させることが必要であり、
被覆厚さ又は押出温度が低下すると粘着付与剤の量を増
加させることが必要であろう。
本発明の実施に有用なポリエチレン組成物は約10〜10
0dg(デシグラム)/分の範囲以内の190℃でのメルトイ
ンデックスを有する材料である。好ましくは、ポリエチ
レン成分は約15〜80dg/分の範囲内のメルトインデック
スを有する材料であり、約20〜70の範囲内のメルトイン
デックスを有する材料が最も好ましい。
また、本発明の実施に使用されるポリエチレン成分
は、190℃での約15〜125dg/分の範囲内のメルトインデ
ックスを有する最終組成物を与えるように選択すること
ができる。好ましいポリエチレン材料は、約30〜90dg/
分の範囲内のメルトインデックスを有する最終組成物を
与えるものであり、30〜80dg/分の範囲内のメルトイン
デックスを有する最終組成物が最も好ましい。
本発明の実施に有用なポリエチレン材料は、密度が変
化するポリエチレンのブレンドのように典型的には約0.
915g/cc〜0.96g/ccの範囲内の密度を有している。約0.9
15g/cc〜0.945g/ccの範囲内の密度を有するポリエチレ
ンが現在好ましい材料である。
本発明の実施に使用されるポリエチレン材料は十分に
広い分子量分布を有し、そうして得られる組成物が約35
0〜550゜F(約175〜290℃)の範囲内の温度で押出被覆
することができることが望ましい。当業者は、非常に狭
い分子量分布の材料が望ましい押出被覆適用のために適
当でなく、一方、非常に広い分子量分布までの中間のも
のを有する材料が望ましい押出被覆適用のために一層適
していることを認めている。典型的に、本発明の実施に
使用される材料は、少なくとも約7の多分散度指数、即
ち重量平均分子量(Mw)の数平均分子量(Mn)に対する
比を有するであろう。
本発明の実施に使用されるポリエチレン材料が、示差
走査熱量計(DSC)で測定して、少なくとも約95℃の最
低融点開始温度(minimum melting point onset temper
ature)を有することも望ましい。このような溶融特性
を有する材料は押出被覆適用のために優れた加工特性を
与える。
感熱添加剤を含まない例示的組成物のDSC曲線を図1
に示す。このDSC曲線を得るのに使用した組成物は、約3
2dg/分のメルトインデックス及び約0.915g/ccの密度を
有する材料である。この材料は、約20dg/分のメルトイ
ンデックスを有する低密度ポリエチレン90重量%をNIRE
Z(商標)1135粘着付与樹脂10重量%とブレンドするこ
とにより製造した。この図から、この試料は約105℃の
実際の融点で、96.1℃の開始融点(図示するように外挿
により決定)を有することが分かる。
比較のために、幾つかの先行技術の市販のポリエチレ
ン押出被覆組成物についてのDSC曲線を図2a〜2dに示
す。図2aに、BYNEL CXAについてのDSC曲線を示す。BYNE
L CXA(商標)はデュポン社から入手でき、高い酸性官
能性と組み合わせて温度安定性エステルを含むエチレン
ターポリマーとして特徴付けられる。図2bに、ADMER 50
7(商標)についてのDSC曲線を示す。ADMER 507は三井
石油化学(株)から入手でき、エチレン−ビニルアルコ
ール型ポリオレフィンへの接着のための「ポリオレフィ
ンブレンド」として特徴付けられる。デュポン社から入
手できるSURLYN 8255(商標)を図2cに示す。ダウ社か
ら入手できるPRIMACOR 3440(商標)を図2dに示す。こ
の材料はエチレン−アクリル酸コポリマーである。これ
らの先行技術の材料の夫々は、本発明のポリエチレン粘
着付与剤組成物ブレンドの立上り融点(onset melting
point)よりも実質的に低い立上り融点を有しているこ
とが分かる。
本発明の実施に有用なポリエチレン材料は、比較的高
純度のエチレンを攪拌した反応器中で約1,000気圧より
高い圧力及び約200℃より高い温度で、例えば、ジ−第
三級ブチルパーオキシドのような過酸化物触媒を使用し
て重合させることにより製造できる。メタン、エタン、
二酸化炭素等のような不活性の物質を含むより低い純度
のエチレンを、エチレン供給物中に含有させてその純度
を調節することができる。適当な低密度ポリエチレンの
製造についての更に一般的な詳細なことの刊行物は、Re
nfrew及びMorgan著の教科書Polytheneの11〜17頁並びに
Thomasson、McKetta及びPonder著のPetroleum Refiner
(1956年)の191頁の記事である。
本発明のポリエチレン組成物は、ポリエチレンコポリ
マー及びプロピレンホモポリマー又はコポリマーのよう
な他のポリオレフィンを少量含むポリエチレンブレンド
であってもよい。この他のポリマーオレフィンの少量
は、一般的に約40重量%よりも少なく、好ましくは約20
重量%よりも少なく、約10重量%よりも少ないことが最
も好ましい。
本発明の組成物で有用である粘着付与樹脂は、約90〜
150℃のRBSPを有し、米国特許第3,701,760号に開示され
ている方法により製造されるDAC−B炭化水素樹脂並び
に他の炭化水素樹脂類、合成及び天然ポリテルペン類、
ロジンエステル類等のような炭化水素樹脂であってよ
い。好ましい粘着付与樹脂は、そのより良い色特性のた
めに合成粘着付与樹脂である。無色の粘着付与樹脂(wa
ter white tackifying resins)は特に印画紙用に一層
好ましい。
適当な炭化水素粘着付与樹脂の一つは、130℃の軟化
点を有し、Eastman Chemical Products,Inc.からEastma
n Resin H−130(商標)として市販されている炭化水素
樹脂である。適当な炭化水素粘着付与樹脂である市販の
樹脂の他の例には、Goodyear Tire and Rubber Co.によ
り販売されているWINGTACK 95(商標)、Swift Adhesiv
es CompanyのReichhold Divisionにより販売されている
STA−TAC(商標)及びSUPER STA−TAC(商標)並びに
(Eastman Chemical Products,Inc.から販売されてい
る)C5炭化水素の水素化ポリマーであるEASTOTAC(商
標)が含まれる。他の炭化水素粘着付与樹脂は、主とし
てオレフィン類及びジオレフィン類からなり、例えば、
イソプレンの製造から得られる残留副生モノマーを含む
モノマーの重合によって製造することができる。これら
の炭化水素粘着付与樹脂は、典型的に約90〜150℃のRBS
P、約0〜2の酸価及び約1より小さい鹸化価を示す。
好ましい炭化水素粘着付与樹脂はより高い官能性を示
す。また適当な粘着付与剤は、好ましい粘着付与剤であ
るPICCOTEX 120(商標)(Hercules Chemicalから入手
できる)、即ちα−メチルスチレンとビニルトルエンと
のコポリマーのようなビニル芳香族モノマーのポリマー
である。この材料は約120℃のRBSPを有している。
追加の適当な樹脂は、ロジンエステル樹脂並びにアロ
−オシメン、カレン、異性化したピネン、ピネン、ジペ
ンテン、テルピネン、テルピノレン、リモネン、テルペ
ンチン、テルペンカット又は留分及び種々の他のテルペ
ン類を含む、脂環式、単環及び二環モノテルペン及びそ
れらの混合物のようなテルペン炭化水素の重合及び/又
は共重合により得られる、二量体を含むポリマー樹脂状
材料並びに高分子ポリマーのようなテルペンポリマーで
ある。他の有用な樹脂エステルは、Arizona Chemicalか
ら入手できるZonester(商標)製品群のような、約7〜
16の酸価及び約100〜110℃のRBSPを有するロジンのペン
タエリトリトールエステルである。一つのこのような樹
脂は、100℃のRBSP及び約11の酸価を有するトール油ロ
ジンのペンタエリトリトールエステルである。最も好ま
しい粘着付与剤は、最も好ましい粘着付与剤であるSwif
t Adhesives CompanyのReichhold Divisionから入手で
きる125〜140℃のRBSPを有するNIREZ 1135を含むβ−ピ
ネン類から重合したNIREZ(商標)ポリテルペンのよう
なポリテルペン類である。
本発明の組成物に使用される粘着付与樹脂の量は、広
範囲に変わり、典型的にポリエチレン成分及び粘着付与
樹脂の合計重量基準で約0.5〜15重量%の範囲内に入
る。粘着付与樹脂の好ましい量は約1〜10重量%の範囲
内に入る。粘着付与剤のこれらのレベルで粘着付与剤の
量当たりの最大接着力が得られるので、これらの量が好
ましい。即ち、所定の厚さでより低いレベルの粘着付与
剤で、低下した接着力が観察され、一方より高いレベル
の粘着付与剤で少し増大した利点が得られる。
好ましい粘着付与剤は無色であるが、これは使用のた
めに、特に写真目的のために粘着付与剤を不十分にする
時間で変色し劣化するであろう。それでこれらの粘着付
与剤を、ヒンダードフェノール系酸化防止剤のような安
定剤で安定化することが重要である。ヒンダードフェノ
ール系酸化防止剤の例には、IRGANOX 1076、IRGANOX 10
10等のようなブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)及び
その誘導体が含まれ、IRGANOX 1010が最も好ましい。IR
GANOX(商標)安定剤はCiba−Geigyから入手できる。組
成物に使用される安定剤の量は、組成物中に存在する粘
着付与剤の量に直接比例する。この安定剤の量は一般に
ポリエチレン及び粘着付与剤の合計基準で約0.1〜0.3重
量%の範囲内である。安定剤のこの量は約0.1〜0.2重量
%であることが好ましい。
本発明で使用することができる感熱性添加剤として
は、(1)従来法におけるような相対的に高い含有量
の、相対的に高い押出温度での押出被覆に於いて不所望
の欠陥を作ることができる量の揮発物を含む添加剤及び
(2)600゜F(315℃)よりも低いがポリエチレンの融
点よりも高い温度で分解又は揮発する添加剤が含まれ
る。本発明者等は、押出被覆の間に比較的多量の揮発物
を含むか又は作る感熱添加剤が、約600゜F(315℃)よ
り高い通常の押出被覆温度で濃度制限があることを見出
した。換言すると、これらの添加剤の含有量が比較的高
いと、通常の押出被覆温度で気孔、レーシング(lacin
g)、顔料ライン、湿分ライン、泡などのようは不所望
の欠陥を作ることを見出した。本発明者等は、これらの
不所望な欠陥が、添加粒子上又は粒子中に水和水を含む
水のような化合物が吸収又は吸着された微粒状の添加剤
からの揮発物の放出によるものであることを見出した。
本発明者らは、押出温度を25℃〜290℃(50゜F〜550゜
F)のように下げることにより、これらの揮発物が生成
被覆に不所望の欠陥を作るような形で放出されないこと
を意外にも見出した。比較的高い蒸気圧を有するか又は
容易に放出される揮発物は重要ではなく、これらの揮発
物は押出に際し、かなり早く蒸発するか又は放出され、
押出機から後方にベントされるので、被覆に欠陥を生じ
ない。
本発明の方法によれば、吸湿性又は親水性の大抵の添
加剤を高い配合量で含む組成物を成功裡に押出被覆する
ことができる。従って、本発明は、従来、その揮発分含
量のために通常押出被覆することができなかった添加剤
を押出被覆方法で新たに使用することができるようにし
たのである。
多量の揮発物を含有する添加剤又は添加剤の組合せの
好ましい含有量は、組成物全量基準で約10重量%を超
え、更に好ましくは20重量%を超え50重量%以下であ
る。適当な添加剤の例には、炭酸カルシウム、酸化アル
ミニウム、二酸化珪素、珪藻土、タルク、酸化亜鉛、種
々のカーボンブラック、アナターゼ型及びルチル型の二
酸化チタン等並びにこれらの混合物が含まれる。最も好
ましい添加剤はカーボンブラック及び二酸化チタンであ
る。しかしながら、6%のように低い濃度でカーボンブ
ラックのようなある種の添加剤は、先行技術の方法によ
って成功裡に押出被覆することができない。
写真への適用の場合に、添加剤の通常の濃度は普通約
20%よりも少ない。これについて、二酸化チタンと酸化
亜鉛との組合せは、9〜18%の範囲内の二酸化チタンと
0〜3%の範囲内の酸化亜鉛とで一般に約18%よりも少
ない。他の添加剤は全部で約1%以下であり、これには
光学増白剤、安定剤、酸化防止剤及び着色剤が含まれ
る。本発明の方法は、18%よりも多く約50%以下の二酸
化チタンの量を許容し、全量基準で18%よりも多いが50
%よりも少ない二酸化チタンと酸化亜鉛との合計の組合
せで3%より多い酸化亜鉛を許容する。二酸化チタン及
び酸化亜鉛をこのように増加させると、不透明度、白色
度、明度及び画像鮮鋭度を改良することができる。
通常の押出温度(600゜F、315℃)で又はそれよりも
低くてそれ自体分解又は揮発する添加剤は、最終被覆物
に望ましくない不完全性を起こし得るし、そして/又は
その元の形及び/又は濃度で存在しない。これらの温度
で分解又は揮発する適当な添加剤の例には、フタロシア
ニン類のような有機着色剤、有機酸化防止剤、有機帯電
防止剤、スリップ剤、光学的増白剤、滑剤等が含まれ
る。これらの添加剤の量は好ましくは全量基準で約0.05
〜10重量%の範囲内である。更に好ましくは約0.1〜5
重量%であり、約0.1〜3重量%が最も好ましい。
更に、比較的高い温度で分解する他の適当な添加剤に
は、好ましくは約10重量%以下の生物分解性有機ポリマ
ーが含まれる。用語「生物分解性有機ポリマー」により
意図される化合物には、環境中に豊富に存在する微生物
の存在下でそれ自体固有的に直接酵素鎖開裂に感受性で
あるポリマー物質が含まれる。上記の定義により意図さ
れる代表的な物質には、コーンスターチのようなポリマ
ー炭水化物が含まれる。
使用するとき、生物分解性有機ポリマーの量は全量基
準で約1〜10重量%の範囲内が典型的である。好ましく
は、約4〜6重量%の範囲内の生物分解性有機ポリマー
が使用されるであろう。
他の添加剤、即ち安定剤、充填材等を本発明の組成物
に添加することができる。このような材料はポリマーブ
レンドを形成する成分中に存在していてよく、又は、ポ
リマーをブレンドして押出被覆組成物を形成するとき添
加することができる。
本発明の組成物には更に、約25〜200ppmの遷移金属プ
ロオキシダント(pro−oxidant)が含まれていてもよ
い。本発明の実施に際して使用することができる遷移金
属化合物は、コバルト、マンガン及び銅のような遷移金
属と十分に高い分子量の有機酸とを、使用されるポリマ
ーブレンド中に可溶性である塩を得るように組み合わせ
ることによって形成される塩である。
本明細書で使用する、用語「遷移金属」は、イオン種
の外殻に8個より多く18個より少ない電子を有する元素
を含むことが意図される。即ち、遷移金属は通常それら
の外殻間で電子遷移が可能である。そして、その結果で
ある可変性原子価状態はこれらの元素を酸化反応を誘導
し得るようにする。実際に、非常に毒性であるか、そし
て/又は放射性であるこれらの遷移元素は非常に少ない
か又は高価であり、それで通常酸化触媒として工業的な
使用には遭遇しない。その塩及び錯体がこのような応用
に有用である一層典型的に遭遇する遷移金属には、セリ
ウム、亜鉛、銅、銀、ニッケル、コバルト、鉄、マンガ
ン、クロム及びバナジウムが含まれる。これらの元素
は、ポリマー溶融物中の適当なレベルの溶解性を有する
ような塩の形で使用することができ、この形には典型的
に、ステアリン酸塩、オレイン酸塩、ベヘン酸塩、ミリ
スチン酸塩、エルカ酸塩、リノレン酸塩、ナフタン酸塩
(naphthanate)又はアセトニルアセテート、8−ヒド
ロキシキノリン酸塩、金属アミン錯塩体などのような錯
体、並びにこれらの2種又はそれ以上の混合物のような
形が含まれる。
使用するとき、プロオキシダントの好ましい量は、ポ
リエチレン組成物の全重量基準で約100〜150ppmの範囲
内である。
本発明の組成物は、ドライブレンドし、次いでコンパ
ウンディング押出機を通すこと、ミリングロールでコン
パウンディングすること又はバンバリーミキサーで溶融
することなどのような種々の方法で製造することができ
る。成分をブレンドするどのような方法も、本発明で有
用である。例えば、夫々のポリマーのペレットを機械的
にブレンドし、次いでそのブレンドを押出機に入れ、そ
こで溶融し押し出す。
上記の利点に加えて、本発明者等は、本発明の低温押
出方法により最終被覆製品のカールの量が減少すること
並びに押出被覆方法自体を行うために必要なエネルギー
の量が減少することを見出した。
本発明の押出被覆材料を基体に適用する方法は当該技
術分野でよく知られており、当業者の技術の範囲内に十
分入る。同様に、2種又はそれ以上の基体の押出/ラミ
ネートのために本発明の押出被覆材料を使用する方法は
当該技術分野でよく知られている。当該技術分野のこれ
らの技術によって、このような方法に本発明の組成物を
容易に適用することができる。
本発明の実施に際して使用することができる基体に
は、紙、印画紙、板紙、繊維、ポリマー材料、金属箔等
が含まれる。ポリマー材料には、ポリオレフィン又は官
能的に変性したポリオレフィン、ポリエステル又は官能
的に変性したポリエステル、エチレン−ビニルアルコー
ルコポリマー又は官能的に変性したその誘導体、ポリア
ミド又は官能的に変性したポリアミド等が含まれ、更に
二酸化チタン、硫酸バリウム及び炭酸カルシウムのよう
な微小気孔形成剤/顔料を含む又は含まないエンボスし
た及び/又は配向したポリマー基体が含まれる。
本発明の組成物は、押出被覆方法により基体に適用す
る際に、破壊的結合を形成する。即ち、基体−被覆物結
合は、基体から被覆物を分離するために力を掛けたと
き、被覆物又は基体の何れかの破壊を起こすほど十分強
い。
本発明をその好ましい態様の下記の実施例によって更
に説明するが、これらの実施例は単に例示の目的のため
に含まれるものであり、他に特に示さない限り本発明の
範囲を限定することを意図するものではないことはいう
までもない。
実施例 下記の5例は、粘着付与剤の量の押出速度及び被覆厚
さに対する関係を示す。下記の5例に於ける試料は下記
の同一条件下で押出被覆した。
押出物温度 :360゜F(182℃) ダイ開口 :0.020インチ(0.508mm) 押出排出速度 :10ポンド/時間/ダイ幅
インチ(178.6g/時間/mm) ダイ開口とニップとの距離:5.25インチ(133.35mm) ラミネーターの最大速度 :1400fpm(430m/分) 押出機バレル、アダプター及びダイでのヒーターの設
定は388℃(198℃)又はそれより低かった。
これらの例は図3のグラフにより一層容易に理解され
る。このグラフは、下記の5例の夫々について、厚さに
対する、優れた接着性を与えるために必要な粘着付与剤
の最小レベルの関係を示す。
下記の5例は、双曲線関係: (t)(N)=2 (式中、tはミルで表した粘着付与剤変性ポリエチレン
の厚さであり、Nは重量%で表したポリエチレン中の粘
着付与剤(Nirez 1135)のレベルである) をプロットした。この観察は、ラミネートした紙対紙構
造中の2ミル(0.00508mm)のポリエチレン厚さが、優
れた接着力を得るために僅かに1重量%の粘着付与剤の
最小レベルを必要とすることを予示している。この観察
はまた、0.2ミルのより薄いポリエチレンラミネートが
良好な接着力のためにより高いレベル(10重量%)の粘
着付与剤を必要とすることが予測される。
例1 1重量%の粘着付与剤Nirez 1135(約135℃のRBSPを
有する重合したβ−ピネン)を含む70dg/分のメルトイ
ンデックスのポリエチレンを、クラフト紙に対して天然
クラフト紙をラミネートするために使用した。押出物温
度は360゜F(182℃)であった。ダイ吐出速度は10ポン
ド/時間/ダイ幅インチ(178.6g/時間/mm)であった。
ラミネートを均一厚さを与える押出機で1,400fpm(430m
/分)で引き取った。最終厚さは0.3ミル(0.0075mm)で
あった。この厚さ及び速度で材料は良好な接着力を有し
ていなかった。しかしながら、この材料は少なくとも2
ミル(0.0508mm)の厚さで200fpm(61m/分)を含むこれ
以下のより遅い被覆速度でクラフト紙の両方の層に繊維
引き裂き(破壊的)接着力を与えた。
例2 2重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む70dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、クラフト紙に対し
て天然クラフト紙をラミネートするために使用した。押
出物温度を360゜F(182℃)であった。ダイ吐出速度は1
0ポンド/時間/ダイ幅インチ(178.6g/時間/mm)であ
った。ラミネートを均一厚さを与える押出機で1,400fpm
(430m/分)で引き取った。最終厚さは0.3ミル(0.0075
mm)であった。この厚さ及び速度で材料は良好な接着力
を有していなかった。しかしながら、この材料は(少な
くとも1ミル(0.0254mm)の厚さで)400fpm(122m/
分)を含むこれ以下のより遅い被覆速度でクラフト紙の
両方の層に繊維引き裂き(破壊的)接着力を与えた。
例3 3重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む70dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、クラフト紙に対し
て天然クラフト紙をラミネートするために使用した。押
出物温度を360゜F(182℃)であった。ダイ吐出速度は1
0ポンド/時間/ダイ幅インチ(178.6g/時間/mm)であ
った。ラミネートを均一厚さを与える押出機で1,400fpm
(430m/分)で引き取った。最終厚さは0.3ミル(0.0075
mm)であった。この厚さ及び速度で材料は良好な接着力
を有していなかった。しかしながら、この材料は(少な
くとも0.75ミル(0.019mm)の厚さで)600fpm(183m/
分)を含むこれ以下のより遅い被覆速度でクラフト紙の
両方の層に繊維引き裂き(破壊的)接着力を与えた。
例4 5重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む32dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、クラフト紙に対し
て天然クラフト紙をラミネートするために使用した。押
出物温度を360゜F(182℃)であった。ダイ吐出速度は1
0ポンド/時間/ダイ幅インチ(178.6g/時間/mm)であ
った。ラミネートを均一厚さを与える押出機で1,400fpm
で引き取った。最終厚さは0.3ミル(0.0075mm)であっ
た。この厚さ及び速度で材料は良好な接着力を有してい
なかった。しかしながら、この材料は(少なくとも0.4
ミル(0.0102mm)の厚さで)1,000fpm(307m/分)の被
覆速度でクラフト紙の両方の層に繊維引き裂き(破壊
的)接着力を与えた。
例5 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む36dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、クラフト紙に対し
て天然クラフト紙をラミネートするために使用した。押
出物温度を360゜F(182℃)であった。ダイ吐出速度は1
0ポンド/時間/ダイ幅インチ(178.6g/時間/mm)であ
った。ラミネートを均一厚さを与える押出機で1,400fpm
(430m/分)で引き取った。最終厚さは0.3ミル(0.0075
mm)であった。この材料は(0.3ミル(0.0075mm)の厚
さで)1,300fpm(396.5m/分)でクラフト紙の両方の層
に繊維引き裂き(破壊的)接着力を与えた。
下記の10例は、約300m/分を超える押出被覆速度で少
なくとも約0.0075mmの必要最小被覆物厚さを得る際のメ
ルトインデックスの限界を示す。試料は下記の同一条件
下で押出被覆した。
押出物温度 :440゜F(227℃) ダイ開口 :0.020インチ(0.508mm) 押出排出速度 :10ポンド/時間/ダイ幅
インチ(178.6g/時間/mm) ダイ開口とニップとの距離:5.25インチ(133.35mm) ラミネーターの最大速度 :1400fpm(430m/分) 押出機バレル、アダプター及びダイでのヒーターの固
定は460゜F(238℃)又はそれより低かった。
例6 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む3.5dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、上記のようにして
押出被覆した。押出物エッジ引き裂き(extrudate edge
tear)により制限されるので、325fpm(約100m/分)の
最大速度で1.3ミル(0.033mm)の最小厚さを得ることの
みが可能であった。
例7 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む7.0dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、上記のようにして
押出被覆した。押出物エッジ引き裂きにより制限される
ので、475fpm(145m/分)の最大速度で0.9ミル(0.023m
m)の最小厚さを得ることのみが可能であった。
例8 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む13dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、上記のようにして
押出被覆した。押出物エッジ引き裂きにより制限される
ので、875fpm(255m/分)の最大速度で0.5ミル(0.013m
m)の最小厚さを得ることのみが可能であった。
例9 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む20dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、上記のようにして
押出被覆した。押出物エッジ引き裂きにより制限される
ので、1,050fpm(320m/分)の最大速度で0.4ミル(0.01
0mm)の最小厚さを得ることのみが可能であった。
例10 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む32dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、上記のようにして
押出被覆した。1,400fpm(430m/分)を超える最大速度
で0.3ミル(0.0075mm)よりも小さい最小厚さを得るこ
とのみが可能であった。押出物エッジ引き裂き又はエッ
ジウイービング(edge weabing)は1,400fpm(430m/
分)の被覆速度で観察されなかった。
例11 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む50dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、上記のようにして
押出被覆した。1,400fpm(430m/分)を超える最大速度
で0.3ミル(0.0075mm)よりも小さい最小厚さを得るこ
とが可能であった。押出物エッジ引き裂き又はエッジウ
イービングは1,400fpm(430m/分)の被覆速度で観察さ
れなかった。
例12 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む80dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、上記のようにして
押出被覆した。1,400fpm(430m/分)を超える最大速度
で0.3ミル(0.0075mm)よりも小さい最小厚さを得るこ
とのみが可能であった。押出物エッジ引き裂き又はエッ
ジウイービングは1,400fpm(430m/分)の被覆速度で観
察されなかった。
例13 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む100dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、上記のようにして
押出被覆した。押出物エッジの大きなウイービングによ
り制限されるので、350fpm(107m/分)の最大速度で1.2
ミル(0.030mm)の最小厚さを得ることのみが可能であ
った。
例14 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む130dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、上記のようにして
押出被覆した。押出物エッジの大きなウイービングによ
り制限されるので、275fpm(84m/分)の最大速度で1.5
ミル(0.039mm)の最小厚さを得ることのみが可能であ
った。
例15 10重量%の粘着付与剤Nirez 1135を含む200dg/分のメ
ルトインデックスのポリエチレンを、上記のようにして
押出被覆した。押出物エッジの大きなウイービングによ
り制限されるので、200fpm(61m/分)の最大速度で2.1
ミル(0.053mm)の最小厚さを得ることのみが可能であ
った。
下記の例は、通常の押出温度で通常不満足な不完全性
を作る揮発物を多量含有する添加剤を比較的高い含有量
で含む押出被覆組成物に対する本発明の能力を示す。
例16 この例は、吸湿性添加剤濃度及び押出被覆方法に於け
る押出物温度の関数として写真品質紙被覆樹脂組成物の
被覆多様性を示す。下記の表1に示すように吸湿性添加
剤のレベルを変えるために、濃度を変えた下記の二つの
組成物をドライブレンドした。
コンセントレート組成物1: 37.57重量% アナターゼ型二酸化チタン 9.0% 酸化亜鉛 1.5% ステアリン酸亜鉛 0.15 光学的増白剤 0.2779 Irganox 1076 0.5 無機青色顔料 0.02% 有機赤色顔料 残りは4dg/分のメルトインデックス及び0.92g/ccの密
度を有するポリエチレンである。
コンセントレート組成物2: 10% Nirez 1135 0.1% Irganox 1010 残りは20dg/分のメルトインデックス及び0.916g/ccの
密度を有するポリエチレンである。
下記の表1の試料を下記の条件下で押出被覆した。
ダイ開口 :0.020インチ(0.508mm) 押出吐出速度 :10ポンド/時間/ダイ幅
インチ(178.6g/時間/mm) ダイ開口とニップとの距離:5インチ(127mm) 被覆重量 :33g/m2 上記の例は、本発明の方法が、もし適当な押出温度を
選択するならば、ある種の吸湿性添加剤の高い含有量で
完全な押出被覆物を作ることができることを示してい
る。
例17 下記の例は、粘着付与剤無しで600゜F(315℃)で及
び粘着付与剤有りで495゜F(257℃)で押し出す場合
の、粘着付与剤の量の紙とポリエチレンとの間の接着力
レベルに対する関係を示す。これらの被覆物は低密度ポ
リエチレンを使用して写真グレードの紙の上に作った。
その結果を下記の表2に示す。この例は下記の条件下で
押出被覆した。
押出物温度 :下記参照 ダイ開口 :0.040インチ(1.016mm) 押出吐出速度 :6.3ポンド/時間/ダイ幅
インチ(112.5g/時間/mm) ダイ開口とニップとの距離:5.25インチ(133.35mm) コロナ放電処理(CDT) :有り 被覆重量 :48g/m2 この例は、低温でのポリエチレンと写真グレード紙と
の間の接着力が粘着付与剤の量を増加させることによっ
て改良され、600゜F(315℃)で粘着付与剤無しでの押
出被覆により得られる接着力が、或る量の粘着付与剤で
495゜F(257℃)での押出により合致させるか又は超え
ることができることを示している。
例18 この例は、表3に示されるように、二酸化チタンの量
を、下塗被覆物欠陥を作ることなく樹脂被覆写真グレー
ド紙の樹脂層中に著しく増加できることを示す。
押出物温度 :表3参照 ダイ開口 :0.040インチ(1.016mm) 押出吐出速度 :6.3ポンド/時間/ダイ幅
インチ(112.5g/時間/mm) ダイ開口とニップとの距離:5.25インチ(133.35mm) CDT :有り この例は、600゜F(315℃)で押し出すことができる
二酸化チタンの量が被覆物の品質によって制限されるこ
とを示す。しかしながら、この品質制限は粘着付与剤が
より低い温度で存在するときは存在しない。本発明は、
印画紙の白色度、明るさ、明度及び画像鮮鋭度に於ける
潜在的改良をもたらす。更に、押出被覆物の厚さも、樹
脂被覆写真支持体の品質を損なうことなく、実質的に減
少させることができる。
例19 この例は、吸湿性添加剤濃度及び押出被覆方法に於け
る押出物温度の関数として被覆物品質を示す。下記の表
4に示すように吸湿性添加剤のレベルを変えるために、
濃度を変えた下記の二つの組成物をドライブレンドし
た。
コンセントレート組成物1: 30% 水1%を含むカーボンブラック 残りは12dg/分のメルトインデックス及び0.918g/ccの
密度を有するポリエチレンである。
コンセントレート組成物2: 10% Nirez 1135 0.1重量% Irganox 1010 残りは20dg/分のメルトインデックス及び0.916g/ccの
密度を有するポリエチレンである。
表4の下記の試料を下記の条件下で押出被覆した。
押出物温度 :表参照 ダイ開口 :0.020インチ(1.508mm) 押出吐出速度 :10ポンド/時間/ダイ幅
インチ(178.6g/時間/mm) ダイ開口とニップとの距離:約5インチ(127mm) 被覆重量 :33g/m2 本発明をその好ましい態様を特に参照して詳細に記載
したが、その変形及び修正が本発明の精神及び範囲内で
有効であることは言うまでもない。
以下に、本発明の具体的態様のいくつかを列挙する。
1.(a)190℃で10〜100dg/分のメルトインデックスを
有し、そして得られた組成物を175〜290℃の温度で押出
被覆することができる、十分広い分子量分布を有する、
ポリエチレン成分、 (b)(a)及び(b)の合計の重量基準で0.5〜15重
量%の範囲内の、90〜150℃のRBSPを有する炭化水素粘
着付与樹脂、並びに (c)(1)相対的に高い含有量の、十分な量の相対的
に高い押出温度で不所望な欠陥を生じる揮発物を含む添
加剤及び(2)通常の押出被覆温度で又はそれよりも低
い温度で分解又は揮発する添加剤から選択された、少な
くとも1種の感熱性添加剤 を含んでなる、基体に対する良好な接着性を有する低温
押出被覆可能な組成物。
2.前記ポリエチレン成分が20〜80dg/分のメルトインデ
ックスを有する第1項記載の組成物。
3.前記炭化水素粘着付与樹脂が、1〜10重量%の範囲内
で存在し、重合したβ−ピネン類、C5炭化水素の水素化
ポリマー、α−メチルスチレン−ビニルトルエンコポリ
マー又はトール油ロジンのペンタエリトリトールエステ
ルから選択される第1項記載の組成物。
4.前記粘着付与樹脂が重合したβ−ピネンである第3項
記載の組成物。
5.前記感熱性添加剤が粒子の中又は上に吸収又は吸着さ
れた化合物を有する微粒子状添加剤である第1項記載の
組成物。
6.前記感熱性添加剤が吸湿性又は親水性添加剤である第
1項記載の組成物。
7.前記感熱性添加剤がカーボンブラック及び二酸化チタ
ンから選択される第6項記載の組成物。
8.前記吸湿性又は親水性の添加剤が全量基準で10重量%
を超える濃度で組成物中に存在する第6項記載の組成
物。
9.前記吸湿性又は親水性の添加剤が全量基準で20重量%
を超え50重量%以下の濃度で組成物中に存在する第8項
記載の組成物。
10.前記感熱性添加剤が、有機着色剤、有機酸化防止
剤、有機帯電防止剤、スリップ剤、光学的増白剤及び滑
剤から選択される第1項記載の組成物。
11.前記感熱性添加剤が全量基準で0.05〜10重量%の濃
度で存在する第10項記載の組成物。
12.(a)第1項に記載の組成物を、175〜290℃の温度
で押出被覆することによって基体の少なくとも一方の表
面に適用することを含んでなる、少なくとも0.0075mmの
厚さを有するポリエチレンフィルムでの基体の低温押出
被覆方法。
13.前記基体が紙、印画紙、紙板、繊維、ポリマー材料
及び金属箔から選択される第12項記載の方法。
14.前記基体が感熱性である第13項記載の方法。
15.第13項記載の方法により製造された物品。
16.(A)190℃で10〜100dg/分のメルトインデックスを
有し、かつ十分広い分子量分布を有し、そして得られた
組成物が175〜290℃の温度で押出被覆することができる
ポリエチレン成分、 (B)全組成物の重量基準で0.5〜15重量%の、90〜150
℃のRBSPを有する炭化水素粘着付与樹脂、並びに (c)(1)相対的に高い含有量の、十分な量の相対的
に高い押出温度で不所望な欠陥を作る揮発物を含む添加
剤及び(2)通常の押出被覆温度で又はそれよりも低い
温度で分解又は揮発する添加剤から選択された、少なく
とも1種の感熱性添加剤 を含んでなるポリエチレン組成物を有する基体からなる
製造物品。
17.前記基体が紙、印画紙、板紙、繊維、ポリマー材料
及び金属箔から選択される第16項記載の製造物品。
18.前記基体が感熱性である第17項記載の製造物品。
19.前記物品が改良された不透明度、白色度、明るさ、
明度又は画像鮮鋭度の印画紙である第17項記載の製造物
品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI //(C08L 23/04 D06M 15/227 57:02) B29K 23:00 B29L 9:00 (56)参考文献 特開 平2−230235(JP,A) 特開 昭59−179643(JP,A) 欧州特許出願公開407309(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 23/04 C08K 3/00 B29C 47/06 D06M 15/19 G03C 1/79 WPI(DIALOG)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)190℃で1〜200dg/分のメルトイン
    デックスを有し、得られた組成物を175〜290℃の温度で
    押出被覆することができる分子量分布を有するポリエチ
    レン成分、 (b)(a)及び(b)の合計の重量基準で0.5〜15重
    量%の、90〜150℃のRBSPを有する炭化水素粘着付与樹
    脂、並びに (c)高温で不所望の欠陥を生ずるのに十分な量の揮発
    分を含む、高配合量の添加剤で175〜190℃の温度に感受
    性でない、組成物全量基準で10重量%を超える濃度の少
    なくとも1種の吸湿性又は親水性の感受性添加剤 を含んでなる組成物を基体の少なくとも一方の表面に17
    5〜290℃の温度で押出被覆することを含んでなる、少な
    くとも0.0075mmの厚さを有するポリエチレンフィルムで
    基体を低温押出被覆する方法。
  2. 【請求項2】前記基体が紙、印画紙、板紙、繊維、ポリ
    マー材料及び金属箔から選択される請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】前記基体が感熱性である請求の範囲第2項
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】(a)の押出被覆を300m/分を超える被覆
    速度で行なう請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記押出被覆温度が175〜250℃である請求
    の範囲第1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記感熱性添加剤がカーボンブラック及び
    二酸化チタンから選択される請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】前記吸湿性又は親水性の感熱性添加剤が組
    成物全量基準で20重量%を超え50重量%以下の濃度で組
    成物中に存在する請求の範囲第1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記ポリエチレン(a)が少なくとも7の
    多分散度指数を有する請求の範囲第1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】(a)190℃で10〜100dg/分のメルトイン
    デックスを有し、得られた組成物を175〜290℃の温度で
    押出被覆することができる分子量分布を有するポリエチ
    レン成分、 (b)(a)及び(b)の合計の重量基準で0.5〜15重
    量%の、90〜150℃のRBSPを有する炭化水素粘着付与樹
    脂、並びに (c)高温で不所望の欠陥を生ずるのに十分な量の揮発
    分を含む、高配合量の添加剤で175〜190℃の温度に感受
    性でない、組成物全量基準で10重量%を超える濃度の少
    なくとも1種の吸湿性又は親水性の感熱性添加剤 を含んでなる組成物であって、他のポリオレフィンを前
    記ポリエチレン成分(a)の量以下であって40重量%未
    満の量で含む組成物を、基体の少なくとも一方の表面に
    175〜290℃の温度で押出被覆することを含んでなる、少
    なくとも0.0075mmの厚さを有するポリエチレンフィルム
    で基体を低温押出被覆する方法。
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