JP3140238U - 腕吊り保持保護用面テープつき衣服 - Google Patents

Abstract

【課題】負傷した腕、肘、手首を吊り上げ保持、保護する動作を片手で容易におこなえるように、衣服に面テープを縫いつけた腕吊り保持保護用面テープつき衣服を提供する。
【解決手段】衣服１の前身頃から肩後部まで左右に面テープ２、３を縫いつけ、もう一方の面テープ４、５を面テープ２、３の前身頃下部左右に縫いつけた腕吊り保持保護用面テープつき衣服である。
【選択図】図４

Description

本考案は、腕、肘、手首を吊り上げ保持、保護することに関する、腕吊り保持保護用面 テープつき衣服である。

従来、腕や手首を骨折、マヒしたときは、三角巾で結び首に吊り下げていた。

考案が解決しょうとする課題

三角巾の使用は片手では困難であり、首から吊り下げることにより首筋に負担がかかる 、さらに、リハビリ、トレーニングする時、腕、肘、手首が振れることにより難儀があっ た。従って、面テープを衣服に縫い付け、その着脱自在に咬合できる機能をもって、前述 の欠点を解決しょうとするものである。

課題を解決するための手段

本考案は、衣服に面テープオスを前身頃から肩部までの左右と、その間の肩部、そして 、面テープメスを左袖と右袖、更に、前身頃左右の面テープオスの下部に面テープメスの 端部を縫い付けて、負傷した腕をもう片方の手で持ち、袖の面テープメスを前身頃の面テ ープオスに咬合し、そして、前身頃下部の面テープメス左と右で覆うようにして肩部の面 テープオスに咬合することにより問題点を解決するものでる。

考案の効果

上述の様に、本考案の腕吊り保持保護用面テープつき衣服は、三角巾の首からの吊り下げではなく、衣服の前身頃、袖、肩部に縫い付けた面テープを前身頃及び肩部で咬合して腕 を吊り保持するので、首筋の負担解消、結ぶ、解く必要もなく、リハビリ、トレーニング時の腕振れ防止にも対応でき、片手で着脱自在に腕を吊り、肘、手首の保持、保護ができる。

考案の実施するための最良の形態

衣服の前身頃から肩部までの左右とその間の肩部に縫い付けた面テープオスに負傷した 腕をもう片方の手で持ち上げ、袖に縫い付けた面テープメスと咬合させておいて、前身頃 下部左右に端部を縫い付けた面テープメス左と右を覆うようにして、肩部で、面テープオ スと咬合する。又、肩部左右の間の面テープオスは、リハビリ、トレーニング時の腕振れ 防止する形態で、前身頃下部左右の面テープメスで腕を吊り、肘、手首を保持、保護する 時に使用して咬合する。

以下、図面に示す実施例について説明する。先ず、本考案の使用した面テープの素材は メス、オスともナイロン系等素材である。１は衣服で２は面テープオス左、３は面テープオス右を衣服１の前身頃から肩部までの左右に縫い付け、４は面テープメス左、５は面テープメス右で、先に縫い付けた２と３の前身頃下部に、その面テープメスの端部を縫い付ける。７は面テープメス左袖、８は面テープメス右袖で、衣服１の左右の袖にぬいつけて 、負傷した腕をもう片方の手で持ち、７の面テープメス左袖か８の面テープ右袖を前身頃 の２と３の面テープオスに咬合しておいて、４と５の面テープメスで覆うように２と３の 面テープオスの肩部で咬介して腕、肘、手首を保持、保護する。６は面テープオス肩で２ と３の間の肩部に縫い付け、４と５の面テープメスの使用方法によって用いる。

、

本考案の実施の形態の衣服に面テープオスとメスを縫い付けた正面図である。 本考案の実施の形態の面テープメスの咬合する方向を示す左側面図である。 本考案の衣服に面テープオスとメスを縫い付けた背面図である。 本考案の実施の形態の袖を面テープで覆い咬合した説明図である。

符号の説明

１ 衣服
２ 面テープオス左
３ 面テープオス右
４ 面テープメス左
５ 面テープメス右
６ 面テープオス肩
７ 面テープメス左袖
８ 面テープメス右袖

Claims (1)

1. 衣服に面テープ（オス側とメス側）を縫いつけ腕、肘、手首を吊り保持、保護するようにしたものである。

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