JP3140221U - 自動販売機用電力供給装置及びそれを備えた自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】AC電源の電力使用量を低減し、CO排出量を削減して、地球温暖化等の地球環境の悪化を抑制することができ、災害発生時等の停電時にも駆動可能であり、そのためのソーラーパネル等を自動販売機の上方空間に集中配置して簡素に構成できる自動販売機用電力供給装置と、それを備えた自動販売機を提供する。
【解決手段】制御ボックス6には、バッテリー3とコントローラー4とインバーター5とが収容されている。バッテリー3は、ソーラーパネル2により発電された電力を充電し、充電した電力を自動販売機100に給電する。コントローラー4は、バッテリー3の充電量及びAC電源からの給電の有無を監視し、自動販売機100を駆動するための電源をバッテリー3とAC電源との間で切り換える。インバーター5はバッテリー3から自動販売機100に給電するときに直流から交流へ変換する。
【選択図】図5

Description

本考案は、屋外に設置される自動販売機へ電力を供給するための自動販売機用電力供給装置と、その電力供給装置を備えた自動販売機に関する。
従来より、AC電源(商用電源)の他に、ソーラーパネルにより発電された電力を給電可能な自動販売機が知られている(特許文献1,2参照)。
特開2006−189987号公報 特開2006−82167号公報
これらに記載の技術によれば、AC電源の電力使用量を低減して省エネルギー化を図り、石油資源の効率的な利用に貢献することができる。しかし、これらの技術におけるソーラーエネルギーの利用は、特許文献1では表示体の可動、特許文献2では取出口の照明に限定され、自動販売機全体の電力使用量のうちのごくわずかに過ぎない。
特に最近では、AC電源(商用電源)の電力使用量を低減し、CO排出量を削減し、地球温暖化等の地球環境の悪化を抑制するために、クリーンエネルギーの利用促進が注目されている。また、災害発生時等の停電時に駆動が停止されてしまうと自動販売機の販売機能(商品の搬送、取り出し)や販売品表示機能(照明)等が損なわれてしまう問題がある。
本考案の課題は、AC電源の電力使用量を低減し、CO排出量を削減して、地球温暖化等の地球環境の悪化を抑制することができ、災害発生時等の停電時にも駆動可能であり、そのためのソーラーパネル等を自動販売機の上方空間に集中配置して簡素に構成できる自動販売機用電力供給装置と、それを備えた自動販売機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び考案の効果
上記課題を解決するために、本考案の自動販売機用電力供給装置は、
屋外に設置される自動販売機へAC電源を含む電力を供給するための自動販売機用電力供給装置において、
太陽光を受けて発電するソーラーパネルと、
そのソーラーパネルにより発電された電力を充電し、かつその充電した電力を前記自動販売機に給電するバッテリーと、
そのバッテリーの充電量及び前記AC電源からの給電の有無を監視することにより、前記自動販売機を駆動するための電源を前記バッテリーとAC電源との間で切り換えるコントローラーとを備え、
前記コントローラーは、前記バッテリーの充電量が前記自動販売機を駆動するに足るときには電源を前記AC電源から前記バッテリーに切り換えるとともに、前記バッテリーの充電量が不足するときには電源を前記バッテリーから前記AC電源に切り換え、さらに、前記AC電源からの給電がなくなった場合には電源を前記AC電源から前記バッテリーに切り換える一方、
前記自動販売機の左右両側面の上部にそれぞれ固定される固定フレームと、
両固定フレームの上端部を前記自動販売機の上側において連結するベース部とを備え、
前記ベース部上には前記ソーラーパネルが前記自動販売機の上方において取り付けられ、そのソーラーパネルが前記ベース部を介して前記両固定フレームにより前記自動販売機に支持され、
さらに前記バッテリーが、バッテリー保持部材を介して前記ベース部に着脱可能に保持されることを特徴とする。
このように、自動販売機を駆動するための電源をバッテリーとAC電源との間で切り換えることによって、AC電源の電力使用量を低減し、CO排出量を削減して、地球温暖化等の地球環境の悪化を抑制することができる。また、災害発生時等の停電時にも駆動可能である。なお、停電時には、自動販売機としての最小機能を果たせるだけの電力をバッテリーから給電すればよい。
さらに、自動販売機の左右両側面に固定される両固定フレームの上端部をベース部で繋ぐことによって、ソーラーパネル等はベース部を介して自動販売機の上側に保持される。これによって、自動販売機の基本機能である販売機能(商品の搬送、取り出し等)や販売品表示機能(商品や取り出し口の照明等)を損なうことなく、ソーラーパネル等を自動販売機の上方空間に集中配置して簡素に構成できる。しかも、バッテリーがバッテリー保持部材(例えば制御ボックス)を介してベース部に保持されるので、かなりの設置スペースを占めるバッテリーをも自動販売機の上方空間に集中配置して簡素に構成できる。また、雨水の影響を受けやすい地表面を避けて、バッテリーを自動販売機の上方空間に設置できるので、水分の影響によるバッテリーの品質劣化や短絡を避けることができる。
例えばベース部は、両固定フレームの上端部を自動販売機の上側において連結する複数の連結フレームと、それらの連結フレームに跨って取り付けられてソーラーパネルを支持する板状のベースフレームとを有することができる。
このように、複数(例えば2本)の連結フレームと左右の固定フレームとを連結することによって、それらを介してソーラーパネルやバッテリーを自動販売機の左右側面に強固に固定することができる。そして、ベースフレーム(例えばベース板)が連結フレームに跨って取り付けられることによって、ソーラーパネルをベース部ひいては自動販売機に安定よく支持することができる。
その際ベース部は、連結フレーム及びベースフレームの下面と自動販売機の上面とに所定の隙間を有して自動販売機の上方に配置されていてもよい。このように、連結フレームやベースフレームの下面と自動販売機の上面とに所定の隙間を有して(すなわち自動販売機から浮かせた状態で)ベース部が固定フレームに取り付けられる場合には、ソーラーパネルやバッテリーの重量は自動販売機の上面(天井面)にはかからなくなる。このように、かなりの重量物となるバッテリー(例えば60kg超)やソーラーパネル(例えば10kg超)を自動販売機の上面に直接載置しなくてすみ、ベース部と固定フレームとを介して自動販売機の左右両側面で分散支持するので、自動販売機の変形等を防止できるとともに、自動販売機の周囲に大きな設置スペースを要しなくなる。
またベース部には、バッテリー保持部材を載置するための板状のバッテリー支持フレームが配置され、そのバッテリー支持フレームを、ベースフレームに隣接する形で複数の連結フレームに跨って取り付けることができる。
このように、バッテリー支持フレーム(例えばバッテリー支持板)が連結フレームに跨って取り付けられることによって、バッテリー(バッテリー保持部材)をベース部ひいては自動販売機に安定よく支持することができる。
その際バッテリー保持部材を、ソーラーパネルの下方において、そのソーラーパネルと平面視で重合する位置にてバッテリー支持フレームに載置することができる。すなわち、バッテリー保持部材を、平面視においてソーラーパネルの投影領域内に位置してバッテリー支持フレームに載置することができる。このように、風雨にさらされやすい自動販売機の上方空間にバッテリーを配置した場合でも、バッテリー保持部材に保持(収容)されたバッテリーは、上方をソーラーパネルで覆われ(すなわちソーラーパネルが雨傘や庇のように作用し)、自動販売機の上面(天井面)との間には隙間が形成されているので、水分の影響によるバッテリーの品質劣化や短絡を避けることができる。
さらに、複数の連結フレームと両固定フレームとは、平面視において各連結フレームを長辺とし、各固定フレームを短辺とする矩形状に枠組み固定されるとともに、
ベースフレームとバッテリー支持フレームとは、その枠組みの長手方向中間部において、長辺を構成する各連結フレームをそれぞれ接続することができる。
このように複数(例えば2本)の連結フレームと両固定フレームとを矩形枠状に強固に組み立てることができる。したがって、ベースフレーム(例えばベース板)に支持されるソーラーパネルやバッテリー支持フレーム(例えばバッテリー支持板)に保持されるバッテリー(バッテリー保持部材)を、ベース部ひいては自動販売機に安定よく支持することができる。
なお、ソーラーパネルは、ベース部から立設するパネル支柱に支持され、自動販売機の前方側が低く後方側が高くなるように傾斜して配置されるとともに、パネル支柱とソーラーパネルとの取付位置又は取付角度の調節によって、ソーラーパネルの傾斜角を調整可能とすることができる。ソーラーパネルの傾斜角(すなわち地表面からの立ち上がり角)θは、30°が設置の標準とされているので、自動販売機の大きさ(高さや左右幅)にあわせて設置時の傾斜角を調整することができる。また、太陽の南中高度等によって発電効率も変動するので、例えば季節毎に最適の傾斜角に調整することもできる。
したがって、上記課題を解決するために、本考案の自動販売機は、
上記自動販売機用電力供給装置を備え、電源をバッテリーとAC電源との間で切り換えて給電されることを特徴とする。
これによって、AC電源の電力使用量を低減し、CO排出量を削減して、地球温暖化等の地球環境の悪化を抑制することができ、災害発生時等の停電時にも駆動可能となる。また、そのためにソーラーパネルやバッテリーを自動販売機の上方空間に集中配置して簡素に構成できる利点もある。
(実施例)
以下、本考案の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本考案に係る電力供給装置を備えた自動販売機の一例を示す斜視図、図2はその平面図、図3は正面図、図4は側面図である。図1に示す自動販売機100は、AC電源(商用100V又は200V電源;図5参照)で駆動可能であるとともに、屋外に設置されて、ソーラーパネル2と制御ボックス6(バッテリー保持部材)とを有する電力供給装置1を備えている。
ソーラーパネル2は、自動販売機100の上部に位置させた状態で保持され、太陽光を受けて発電する。発電効率を高めるため、ソーラーパネル2(自動販売機100の前面側)は南向きに設置することが望ましい。
図5に示すように、制御ボックス6には、バッテリー3とコントローラー4とインバーター5とが収容されている。バッテリー3は、ソーラーパネル2により発電された電力を充電し、充電した電力を自動販売機100に給電する。コントローラー4は、バッテリー3の充電量及びAC電源からの給電の有無を監視し、自動販売機100を駆動するための電源をバッテリー3とAC電源との間で切り換える。インバーター5はバッテリー3から自動販売機100に給電するときに直流から交流へ変換する。ソーラーパネル2、バッテリー3、及びAC電源は、それぞれコントローラー4に並列的に入力され、コントローラー4の出力はインバーター5を介して自動販売機100に入力されている。
コントローラー4は、次のように機能している。
(1)バッテリー3の充電量が自動販売機100を駆動可能であれば、コントローラー4は自動販売機100の駆動電源をAC電源からバッテリー3に切り換える。
(2)バッテリー3の充電量が自動販売機100を駆動不可能であれば、コントローラー4は自動販売機100の駆動電源をバッテリー3からAC電源に切り換える。
(3)AC電源からの給電がなくなったときには、コントローラー4は自動販売機100の駆動電源をAC電源からバッテリー3に切り換える。
次に、図1に示す電力供給装置1において、ソーラーパネル2は、自動販売機100の上方空間において、自動販売機100の上部に位置させたベース部10上に取り付けられている。そのベース部10は、左右の固定フレーム20L,20Rの上端部を自動販売機100の上側において繋ぐ複数(例えば2本)の連結フレーム11F,11Bと、両連結フレーム11F,11Bに跨って取り付けられてソーラーパネル2を支持するベース板12(ベースフレーム)とを有する。また、バッテリー3等を収容する制御ボックス6がベース部10に保持されている。
具体的には、各固定フレーム20L,20Rは、締結部材(ボルト、ねじ等)によって自動販売機100の側面の上部に前後方向にわたって固定される取付板21L,21R(取付部材)と、その取付板21L,21Rの内側面(中央側の対向面)に溶接又は締結部材によって前後方向にわたって固定される角パイプ状の側枠22L,22R(側部フレーム)とを含む。連結フレーム11F,11Bは角パイプ状を呈し、自動販売機100の上方において前後2ヶ所で平行状に配置され、左右の端部は左右の側枠22L,22Rと溶接又は締結部材によってそれぞれ連結(固定)されている。またベース部10には、制御ボックス6を載置するためのバッテリー支持板13(バッテリー支持フレーム)が配置されている。バッテリー支持板13は、ベース板12に隣接して、前後の連結フレーム11F,11Bに跨って取り付けられている。
図2に示すように、前後一対の連結フレーム11F,11Bと左右一対の側枠22L,22R(固定フレーム20L,20R)とは、各連結フレーム11F,11Bを長辺とし、各側枠22L,22Rを短辺とする矩形状に枠組み構成されている。そして、ベース板12とバッテリー支持板13とは、その枠組み構造の長手方向中間部において、長辺を構成する前後の連結フレーム11F,11Bをそれぞれ接続している。
このように前後一対の連結フレーム11F,11Bと左右一対の側枠22L,22R(固定フレーム20L,20R)とを矩形枠状に強固に組み立てる(連結する)ことによって、それらを介してソーラーパネル2やバッテリー3を自動販売機100の左右側面に強固に固定することができる。そして、ベース板12が前後の連結フレーム11F,11Bに跨って取り付けられることによって、ソーラーパネル2をベース部10ひいては自動販売機100に安定よく支持することができる。また、バッテリー支持板13が前後の連結フレーム11F,11Bに跨って取り付けられることによって、バッテリー3(制御ボックス6)をベース部10ひいては自動販売機100に安定よく支持することができる。
図3に示すように、ベース部10は、連結フレーム11F,11Bの下面と自動販売機100の上面とに所定の隙間Sを有して(すなわち自動販売機100から浮かせた状態で)自動販売機100の上方に配置され、連結フレーム11F,11Bの左右端が側枠22L,22Rに固定されている。したがって、ソーラーパネル2やバッテリー3の重量は自動販売機100の上面(天井面)にはかからなくなる。
このように、隙間Sを設けることによって、例えば60kgを超えるバッテリー3や10kgを超えるソーラーパネル2を自動販売機100の上面に直接載置しなくてすみ、ベース部10と固定フレーム20L,20Rとを介して自動販売機100の左右両側面で分散支持できる。これにより、自動販売機100の変形等を防止できるとともに、自動販売機100の周囲に大きな設置スペースを要しなくなる。
図4に示すように、ソーラーパネル2は、ベース板12から立設するパネル支柱12aに支持されて、自動販売機100の前方側(南側)が低く後方側(北側)が高くなるように傾斜して配置されている。パネル支柱12aとソーラーパネル2とは取付位置(又は取付角度)が調節でき、ソーラーパネル2の傾斜角θ(地表面GLからの立ち上がり角)を調整可能である。
具体的には、ソーラーパネル2の裏面側に固定される支軸2b周りに回動可能な筒状部2aにパネル支柱12aが挿入され、ねじ等の締結部材でそれぞれ位置調節可能に連結されている。ベース板12のパネル支柱12aとソーラーパネル2の筒状部2aとの連結位置(又は取付角度)を調節すると、ソーラーパネル2の傾斜角θが調整できる。自動販売機100の大きさ(高さや左右幅)にあわせて設置時の傾斜角θを調整したり、例えば季節毎に最適の傾斜角θに調整することもできる。
また、バッテリー3等を収容する制御ボックス6は、ソーラーパネル2の下方において、ソーラーパネル2と平面視で重合する位置にてバッテリー支持板13に載置されている(図2参照)。換言すれば、制御ボックス6は、平面視においてソーラーパネル2の投影領域内に位置してバッテリー支持板13に載置されている(図2参照)。
図4のように風雨にさらされやすい自動販売機100の上方空間にバッテリー3を配置した場合でも、制御ボックス6に保持(収容)されたバッテリー3は、上方をソーラーパネル2で雨傘や庇のように覆われている。そして、連結フレーム11F,11Bの下面と自動販売機100の上面(天井面)との間には隙間S(図3参照)が形成されているので、雨水等が自動販売機100の上面に降り込んで滞留しても制御ボックス6は浸水しない。このように、水分の影響による品質劣化や短絡からバッテリー3を保護することができる。
次に、図5のブロック図に基づいてコントローラー4で実行される電源切換処理を、図6のフローチャートに示す。コントローラー4は、まずAC電源からの給電があるか(すなわち、自然災害、発電事故等の発生による停電がないか)を確認する(S1)。給電があれば(S1:YES)、次にバッテリー3の充電量は所定(例えば、自動販売機100をフル稼働可能なレベル)以上あるかをチェックする(S2)。このとき、バッテリー3の充電量が充分であれば(S2:YES)、コントローラー4は、自動販売機100の駆動電源をバッテリー3に切り換えて(S3)、電源切換処理を終了する。一方、バッテリー3の充電量が不充分であれば(S2:NO)、コントローラー4は、自動販売機100の駆動電源をAC電源に切り換えて(S4)、電源切換処理を終了する。
また、AC電源からの給電がないとき(停電時)には(S1:NO)、バッテリー3の充電量にかかわらず、自動販売機100の駆動電源をバッテリー3に切り換えて(S5)、電源切換処理を終了する。ただし、バッテリー3の充電量は満充電でない場合もあるので、自動販売機100としての最小機能(例えば、商品の搬送、取り出し等の販売機能のみ)を果たせるだけの省電力で駆動し、商品や取り出し口の照明等の販売品表示機能を停止すれば、災害発生時等にバッテリー3の寿命を長持ちさせることができる。
このように、自動販売機100を駆動するための電源をバッテリー3とAC電源との間で切り換えることによって、AC電源の電力使用量を大幅に低減し、CO排出量を削減(例えば20〜30%)して、地球温暖化等の地球環境の悪化を抑制することができる。また、災害発生時等の停電時にも駆動可能となる。
さらに、自動販売機100の左右両側面に固定される両固定フレーム20L,20Rの上端部をベース部10で繋ぐことによって、ソーラーパネル2、バッテリー3等はベース部10を介して自動販売機100の上方に保持される。これによって、自動販売機100の基本機能である販売機能(商品の搬送、取り出し等)や販売品表示機能(商品や取り出し口の照明等)を損なうことなく、ソーラーパネル2、バッテリー3等を自動販売機100の上方空間に集中配置して簡素に構成できる。しかも、バッテリー3が制御ボックス6を介してベース部10に保持されるので、かなりの設置スペースを占めるバッテリー3をも自動販売機100の上方空間に集中配置して簡素に構成できる。また、雨水の影響を受けやすい地表面を避けて、バッテリー3を自動販売機100の上方空間に設置できるので、水分の影響によるバッテリー3の品質劣化や短絡を避けることができる。
本考案に係る電力供給装置を備えた自動販売機の一例を示す斜視図。 図1の平面図。 図1の正面図。 図1の側面図。 本考案に係る電力供給装置の電気的構成を示すブロック図。 電源切換処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 電力供給装置
2 ソーラーパネル
2a 筒状部
2b 支軸
3 バッテリー
4 コントローラー
5 インバーター
6 制御ボックス(バッテリー保持部材)
10 ベース部
11F,11B 連結フレーム
12 ベース板(ベースフレーム)
12a パネル支柱
13 バッテリー支持板(バッテリー支持フレーム)
20L,20R 固定フレーム
21L,21R 取付板(取付部材)
22L,22R 側枠(側部フレーム)
100 自動販売機
AC AC電源
S 隙間
θ 傾斜角

Claims (7)

  1. 屋外に設置される自動販売機へAC電源を含む電力を供給するための自動販売機用電力供給装置において、
    太陽光を受けて発電するソーラーパネルと、
    そのソーラーパネルにより発電された電力を充電し、かつその充電した電力を前記自動販売機に給電するバッテリーと、
    そのバッテリーの充電量及び前記AC電源からの給電の有無を監視することにより、前記自動販売機を駆動するための電源を前記バッテリーとAC電源との間で切り換えるコントローラーとを備え、
    前記コントローラーは、前記バッテリーの充電量が前記自動販売機を駆動するに足るときには電源を前記AC電源から前記バッテリーに切り換えるとともに、前記バッテリーの充電量が不足するときには電源を前記バッテリーから前記AC電源に切り換え、さらに、前記AC電源からの給電がなくなった場合には電源を前記AC電源から前記バッテリーに切り換える一方、
    前記自動販売機の左右両側面の上部にそれぞれ固定される固定フレームと、
    両固定フレームの上端部を前記自動販売機の上側において連結するベース部とを備え、
    前記ベース部上には前記ソーラーパネルが前記自動販売機の上方において取り付けられ、そのソーラーパネルが前記ベース部を介して前記両固定フレームにより前記自動販売機に支持され、
    さらに前記バッテリーが、バッテリー保持部材を介して前記ベース部に着脱可能に保持されることを特徴とする自動販売機用電力供給装置。
  2. 前記ベース部は、両固定フレームの上端部を前記自動販売機の上側において連結する複数の連結フレームと、それらの連結フレームに跨って取り付けられて前記ソーラーパネルを支持する板状のベースフレームとを有する請求項1に記載の自動販売機用電力供給装置。
  3. 前記ベース部は、前記連結フレーム及びベースフレームの下面と前記自動販売機の上面とに所定の隙間を有して前記自動販売機の上方に配置される請求項2に記載の自動販売機用電力供給装置。
  4. 前記ベース部には、前記バッテリー保持部材を載置するための板状のバッテリー支持フレームが配置され、そのバッテリー支持フレームは、前記ベースフレームに隣接する形で前記複数の連結フレームに跨って取り付けられる請求項2又は3に記載の自動販売機用電力供給装置。
  5. 前記バッテリー保持部材は、前記ソーラーパネルの下方において、そのソーラーパネルと平面視で重合する位置にて前記バッテリー支持フレームに載置される請求項4に記載の自動販売機用電力供給装置。
  6. 前記複数の連結フレームと両固定フレームとは、平面視において各連結フレームを長辺とし、各固定フレームを短辺とする矩形状に枠組み固定されるとともに、
    前記ベースフレームとバッテリー支持フレームとは、その枠組みの長手方向中間部において、長辺を構成する各連結フレームをそれぞれ接続する請求項4又は5に記載の自動販売機用電力供給装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の自動販売機用電力供給装置を備え、電源を前記バッテリーとAC電源との間で切り換えて給電されることを特徴とする自動販売機。
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