JP3139485B2 - 診療報酬明細書の点検システムと方法ならびに記録媒体 - Google Patents

診療報酬明細書の点検システムと方法ならびに記録媒体

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JP3139485B2
JP3139485B2 JP296199A JP296199A JP3139485B2 JP 3139485 B2 JP3139485 B2 JP 3139485B2 JP 296199 A JP296199 A JP 296199A JP 296199 A JP296199 A JP 296199A JP 3139485 B2 JP3139485 B2 JP 3139485B2
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診療報酬明細書の
内容が正しいかどうか点検を行う点検システム及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】医療機関では診療報酬請求の為、医療現
場で行われた診療行為の情報である診療報酬明細書
(「レセプト」という)を作成し、このレセプトは審査
機関によって正当な診療行為であるかどうかチェックさ
れ、不当であると判断された場合、診療報酬は支払われ
ない場合もある。このため、医療機関では、レセプト提
出にあたり、事前にレセプトのチェックが行われる。
【0003】従来より、レセプトの点検システムは、レ
セプトデータを1件読み込み、レセプトデータのチェッ
ク項目1件につき、確認すべき別のデータを複数個チェ
ックしている。
【0004】例えば、レセプトデータの診療年月が妥当
かどうかを確認する為に、対象者の資格履歴から資格有
効期間開始・終了年月日を、履歴がある分だけ確認する
必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のレセプト点検システムには、レセプトデータをチェ
ックするための処理に多大の時間を要するという問題点
を有している。
【0006】その理由は、レセプトデータ1件チェック
するには、複数のデータと比較照合しなければならない
ためである。
【0007】なお、レセプト作成に関して、人手による
チェック漏れやミス等を排除し、時間短縮を図るシステ
ムとして、例えば特開平7−160770号公報等の記
載が参照される。
【0008】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、レセプトのチェッ
クの処理時間を短縮するとともにチェックの精度を向上
する点検システムと方法ならびに記録媒体を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、レセプトデータを読み込み、対象者データに
ついて受給者番号、診療年月などチェックが必要な項目
の多次元配列データを作成、作成したデータを第1の記
憶部に格納する手段と、対象者の受給者番号、資格履
歴、保険履歴などの多次元マップデータを作成し、作成
したデータを第2の記憶部に格納する手段と、レセプト
データの多次元配列を、対象者データの多次元マップデ
ータにマッピングし、対象者のマップデータにマッピン
グしないレセプトは、誤りの可能性があるものと判定す
る手段と、を備える。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1を参照すると、本発明の実施
の形態において、多次元配列作成手段は、レセプトデー
タを読み込み、受給者番号、診療年月等、チェックが必
要な項目の多次元配列データを作成し、作成した多次元
配列データを、多次元配列格納部に格納する。
【0011】また、多次元マップ作成手段は、対象者の
受給者番号、資格履歴(受給可能年月等)、保険履歴等
の多次元マップデータを作成し、作成した多次元マップ
データを多次元マップ格納部に格納する。
【0012】レセプト・対象者マッピング手段では、レ
セプトデータの多次元配列を、対象者データの多次元マ
ップデータにマッピングする。そして、対象者のマップ
データにマッピングしないレセプトは、誤りの可能性が
あるものと判断する。
【0013】これにより、レセプトデータの過誤の判断
が、1回のマッピング処理で行うことができる。
【0014】本発明の実施の形態においては、データ処
理装置における、(a)入力装置から入力したレセプト
データから対象者データについて受給者番号、診療年月
などチェックが必要な項目データの多次元配列データを
作成、作成したデータを多次元配列記憶部に格納する処
理と、(b)入力装置から入力した対象者データから対
象者毎に受給者番号、資格履歴、保険履歴などの項目デ
ータの多次元マップデータを作成し、作成したデータを
多次元マップ記憶部に格納する処理と、(c)前記多次
元配列記憶部に格納された前記レセプトデータの多次元
配列を、前記多次元マップ記憶部に格納された前記対象
者データの前記多次元マップデータにマッピングし、対
象者の多次元マップデータの所定の範囲内にマッピング
されないレセプトデータは、誤りの可能性があるものと
判定する処理と、その処理を実行するためのプログラム
をデータ処理装置を構成するコンピュータの主記憶上で
実行することで実現される。この場合、該当プログラム
を記録した記録媒体からプログラムをコンピュータが主
記憶にロードし、実行することで本発明を実施すること
ができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成について
説明する。図1を参照すると、本発明の一実施例は、プ
ログラム制御により動作するデータ処理装置(コンピュ
ータ)100と、レセプトデータを磁気テープ等記憶媒
体から入力する入力装置101と、対象者情報を磁気デ
ィスク等記憶媒体より入力する入力装置102〜10
nと、レセプトのチェック結果を出力する出力装置2
1、202と、記憶装置200とを備え、データ処理装
置100は、レセプトの多次元配列を作成する多次元配
列作成手段101、対象者情報の多次元マップデータを
作成する多次元マップ作成手段102、レセプトデータ
と対象者データをマッピングチェックするマッピングチ
ェック手段103と、を備えて構成されている。また記
憶装置200は、多次元マップ格納部201と多次元配
列格納部202とを備えている。
【0016】これらの手段はそれぞれ概略つぎのように
動作する。
【0017】多次元配列作成手段101は、入力装置1
1からレセプトデータを1件ずつ読み込み、チェック
が必要な項目(例えば受給者番号、診療年月日)を抜き
出し、多次元配列格納部202に格納する。
【0018】多次元マップ作成手段102は、入力装置
102〜10nから対象者のデータを読み込み、対象者毎
に、受給者番号、受給可能年月、保険加入時期等の資格
履歴を複数の項目データを多次元のマップに変換したマ
ップデータを作成し、多次元マップ格納部201に格納
する。
【0019】マッピングチェック手段103は、多次元
マップ格納部201からマッピングデータを読み込み、
レセプトの多次元配列を、記憶装置200の多次元配列
格納部202から取得し、これをマッピングデータにマ
ッピング処理する。
【0020】マッピングされた領域(多次元空間上の領
域)内に、レセプトデータが含まれていない場合には、
当該レセプトは過誤の対象として、出力装置201に出
力され、含まれている場合にはレセプトデータは、出力
装置202に出力される。簡単な例を説明すると、受給
者の多次元配列データの受給者番号、診療年月日の診療
データについて、受給者番号と受給可能年月、保険加入
時期等の資格履歴とで定められる多次元マップ上の領域
で定められる範囲内に存在しない場合(一例として診療
年月日が、受給可能年月以外である場合)、レセプトは
過誤があるものと判定される。本実施例において、多次
元マップは2、3次元等のマップに限定されず、任意数
の次元のマップが構成される。
【0021】図2は、本発明の一実施例の動作を説明す
るための流れ図である。図1及び図2を参照して、本発
明の一実施例におけるマッピングチェック手段103の
動作について詳細に説明する。
【0022】まず、多次元配列格納部202からレセプ
トデータの多次元配列データを読み込む(図2のステッ
プA1)。
【0023】次に、ステップA1で読み込んだレセプト
データの受給者のマッピングデータを読み込む(ステッ
プA2)。
【0024】次に、多次元配列データと多次元マップデ
ータを同一エリアにマッピングする(ステップA3)。
【0025】読み込んだレセプトデータと対象者情報の
マップをマッピングチェックする(ステップA3)。
【0026】データがマッピング領域内に入っていなけ
れば、出力装置202に出力する(ステップA3)。そ
れ以外のデータは、出力装置202に出力する(ステッ
プA6)。
【0027】マッピングチェックは、例えば図3に示す
ように、対象者情報が、地図のようにグラフ上に領域と
して表現されており、該領域内にレセプトデータが入っ
ているかどうかをチェックすることで行われる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対象者1人当たりのチェック回数を減らすことができ、
チェック作業の負担を低減し、処理効率を向上する、と
いう効果を奏する。
【0029】その理由は、従来、チェック項目1件につ
き1回以上のチェック処理を行っていたものを、本発明
においては、マッピング処理した結果でチェックするこ
とで、1回で行えるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の処理手順を示す流れ図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、多次元データのマッピングによる判定処理を模式
的に示す図である。
【符号の説明】
101、102、10n 入力装置 201、202 出力装置 100 データ処理装置 101 多次元配設作成手段 102 多次元マップ作成手段 103 マッピングチェック手段 200 記憶装置 201 多次元マップ格納部 202 多次元配列格納部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力したレセプトデータから対象者データ
    についてチェックが必要な所定項目データに関する多次
    元配列データを作成する手段と入力した対象者データか
    ら対象者に関する所定項目データの多次元マップデータ
    を作成する手段と、 前記レセプトデータの多次元配列を、前記対象者データ
    の多次元マップデータにマッピングし、対象者の多次元
    マップデータに正しくマッピングされないレセプトは、
    誤りの可能性があるものと判定する手段を備えることを
    特徴とするレセプト点検システム。
  2. 【請求項2】入力したレセプトデータから対象者データ
    について受給者番号、診療年月などチェックが必要な項
    目データの多次元配列データを作成し、第1の記憶部に
    格納する手段と、 入力した対象者データから対象者毎に受給者番号、資格
    履歴、保険履歴などの項目データの多次元マップデータ
    を作成し、第2の記憶部に格納する手段と、 前記レセプトデータの多次元配列を、対象者データの前
    記多次元マッピングデータにマッピングし、対象者の多
    次元マップデータの所定の範囲内にマッピングされない
    レセプトデータは、誤りの可能性があるものと判定する
    手段を備えたことを特徴とするレセプト点検システム。
  3. 【請求項3】前記判定手段が、前記第1の記憶部からレ
    セプトデータの多次元配列データを1件読み込み、 前記読み込んだレセプトデータの対象者のマッピングデ
    ータを前記第2の記憶部から読み込み、 レセプトデータと対象者データを同一領域にマッピング
    し、 レセプトデータが対象者データのマップ範囲にあるか否
    かを比較判定し、範囲外にある場合、エラーを出力す
    る、ことを特徴とする請求項2記載のレセプト点検シス
    テム。
  4. 【請求項4】レセプトデータ及び対象者データをそれぞ
    れ入力する入力装置と、レセプトのチェック結果を出力
    する出力装置とが接続されてなるデータ処理装置におい
    て、 (a)前記入力装置より入力されたレセプトデータから
    対象者データについて受給者番号、診療年月などチェッ
    クが必要な項目データの多次元配列データを作成、作成
    したデータを多次元配列記憶部に格納する処理と (b)前記入力装置より入力された対象者データから対
    象者毎に受給者番号、資格履歴、保険履歴などの項目デ
    ータの多次元マップデータを作成し、作成したデータを
    多次元マップ記憶部に格納する処理と、 (c)前記多次元配列記憶部に格納された前記レセプト
    データの多次元配列を、前記多次元マップ記憶部に格納
    された前記対象者データの前記多次元マップデータにマ
    ッピングし、対象者の多次元マップデータの所定の範囲
    内のマッピングされないレセプトデータは、誤りの可能
    性があるものと判定する処理と、 前記(a)〜(c)の各処理を前記データ処理装置をな
    すコンピュータ上で実行させるためのプログラムを記録
    した記録媒体。
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