JP3139371U - 畳等板状体用把束具 - Google Patents
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Abstract
【課題】積層された畳等板状体の複数枚を容易に把持及び把束して、より容易に運搬できる把束具を提供すること。
【解決手段】積層された複数枚の畳等の側縁部を把束する把束具である。表面側コーナー保持部10と背面側コーナー保持部20とを有し、両コーナー保持部同士を連結する1本の連結腕部5 を有し、1本のワイヤー30が両コーナー保持部を連結する。ワイヤー30の一方端は表面側コーナー保持部10に固定し、このワイヤー30を背面側コーナー保持部20に設けられたガイド部6を介して折り返し、再度表面側コーナー保持部10に戻してその他方端部を表面側コーナー保持部10の外方に導出させてその他方端部に把持部35を設ける。把持部35を引き寄せることにより積層された畳等の側縁部が両コーナー保持部10, 20によって挟持、把束される。ガイド部6の外周部は回動する。
【選択図】図1
【解決手段】積層された複数枚の畳等の側縁部を把束する把束具である。表面側コーナー保持部10と背面側コーナー保持部20とを有し、両コーナー保持部同士を連結する1本の連結腕部5 を有し、1本のワイヤー30が両コーナー保持部を連結する。ワイヤー30の一方端は表面側コーナー保持部10に固定し、このワイヤー30を背面側コーナー保持部20に設けられたガイド部6を介して折り返し、再度表面側コーナー保持部10に戻してその他方端部を表面側コーナー保持部10の外方に導出させてその他方端部に把持部35を設ける。把持部35を引き寄せることにより積層された畳等の側縁部が両コーナー保持部10, 20によって挟持、把束される。ガイド部6の外周部は回動する。
【選択図】図1
Description
本考案は、畳等の板状体からなる物品を積層して、その側縁部を把持し、把束するために使用する把束具に関するものである。
従来、畳等を運搬する場合には、1枚又は2枚ほどのものを積層して、その積層された両側縁部を両側のそれぞれの手で把持して、持ち上げて運搬するのが常套手段であった。
勿論、台車等に多数枚を重ね合わせて積載して運ぶ際にも、その積載するに際しては上記のように1枚乃至2枚程度のものを重ね合わせて両手で把持して台車等に積載していたのである。
この一番基本的な運搬方法又は把持方法は、やはり両方の手で行うしかなかったのであり、この把持方法に際して何か適当な器具や道具等はこれまで存在していなかった。
勿論、適当な紐等を利用して、複数枚の畳を重ね合わせてその紐で縛り上げて、その紐を持って運搬するというようなことは行われていた。
勿論、台車等に多数枚を重ね合わせて積載して運ぶ際にも、その積載するに際しては上記のように1枚乃至2枚程度のものを重ね合わせて両手で把持して台車等に積載していたのである。
この一番基本的な運搬方法又は把持方法は、やはり両方の手で行うしかなかったのであり、この把持方法に際して何か適当な器具や道具等はこれまで存在していなかった。
勿論、適当な紐等を利用して、複数枚の畳を重ね合わせてその紐で縛り上げて、その紐を持って運搬するというようなことは行われていた。
そこで、本考案においては、上記畳等の板状体の複数枚の積層されたものを簡単な道具又は器具によって把持及び把束して、より容易に運搬できるようにすることをその課題としている。
勿論把束される板状体は、畳ばかりでなく、合板や戸板、或はふすま等のものであってもよく、これらを積層させた際に把束できるものであれば何でもよいものである。
勿論把束される板状体は、畳ばかりでなく、合板や戸板、或はふすま等のものであってもよく、これらを積層させた際に把束できるものであれば何でもよいものである。
上記課題を解決するために、本考案の第1のものは、複数枚の畳等の板状体を積層し、これらの側縁部を把束する把束具であって、その表面側に位置する表面側コーナー保持部と、その背面側に位置する背面側コーナー保持部とを有し、これら表面側及び背面側の両コーナー保持部同士を連結する1本又は複数の連結腕部が設けられ、これらの両コーナー保持部と連結腕部がリンクして両コーナー保持部同士の間隔を広狭自在に設定することができ、更に、1本のワイヤーが上記両コーナー保持部同士を相互に連結し、その一方端を表面側コーナー保持部に固定し、このワイヤーを背面側コーナー保持部に設けられたガイド部を介して折り返し、再度表面側コーナー保持部に戻してその他方端部を表面側コーナー保持部の外方に導出させてその他方端部にこのワイヤーを引き寄せるための把持部を設け、この把持部を引き寄せることにより積層された畳等の板状体の側縁部を両コーナー保持部が挟持し、把束することができる畳等板状体用把束具である。
本考案の第2のものは、上記第1の考案において、ワイヤーが背面側コーナー保持部で案内されるガイド部の外周部が回動することによりワイヤーが滑らかに摺動できることを特徴とする畳等板状体用把束具である。
本考案の第1のものにおいては、表面側コーナー保持部と背面側コーナー保持部とが、積層された畳等のコーナー部に適切に接合し、把持部を引っ張ることによりワイヤーが引き寄せられ両コーナー保持部の間隔が狭められ、容易に積層された畳等の側縁部を挟持して、把束することができる。
手で把束する場合には、畳2枚程度であれば問題がないが、3枚もの畳を把束しようとすると、手の小さい者はこれを把束することが出来ないが、この把束具を用いることにより1枚でも3枚でも容易に一方の側縁部を把束することができる。
手で把束する場合には、畳2枚程度であれば問題がないが、3枚もの畳を把束しようとすると、手の小さい者はこれを把束することが出来ないが、この把束具を用いることにより1枚でも3枚でも容易に一方の側縁部を把束することができる。
他方の側縁部は、他方の手で把束することとなるが、本考案の把束具がもう一方の側縁部を確実に把持、把束しているために、他方の手による把持は、仮に不十分であっても、把持可能となる。
更に、本考案に係る把束具によれば、ワイヤーによる引っ張り力によって、引っ張る長さは2倍となるものの、両コーナー保持部による挟持力は、その引張り力の2倍の効果を発揮し、極めて堅固な把束が可能となるのである。
更に、本考案に係る把束具によれば、ワイヤーによる引っ張り力によって、引っ張る長さは2倍となるものの、両コーナー保持部による挟持力は、その引張り力の2倍の効果を発揮し、極めて堅固な把束が可能となるのである。
本考案の第2のものにおいては、ワイヤーが案内される背面側コーナー保持部のガイド部の外周部が回動するために、ワイヤーは、ガイド部の表面で極めて良好に摺動することができ、摩擦抵抗が軽減され、より滑らかに把持部の引き寄せが可能となるものである。
以下、添付の図面に基き本考案の実施形態について説明する。
図1は、本考案の把束具に係る一実施形態を示す斜視説明図である。
本考案に係る把束具は、表側の表面側コーナー保持部10と裏側の背面側コーナー保持部20を有している。
表面側コーナー保持部10は、板状体からなる表面押さえ部11と、その表面押さえ部11の裏面の一方の側縁に沿って略直角に起立するように形成された表面側側縁押さえ部12とから形成されている。
この表面側コーナー保持部10は、平面視略L字形状を有しており、畳等の板状体の側縁部の表面側のコーナー部に適切に接合できる。
図1は、本考案の把束具に係る一実施形態を示す斜視説明図である。
本考案に係る把束具は、表側の表面側コーナー保持部10と裏側の背面側コーナー保持部20を有している。
表面側コーナー保持部10は、板状体からなる表面押さえ部11と、その表面押さえ部11の裏面の一方の側縁に沿って略直角に起立するように形成された表面側側縁押さえ部12とから形成されている。
この表面側コーナー保持部10は、平面視略L字形状を有しており、畳等の板状体の側縁部の表面側のコーナー部に適切に接合できる。
より具体的には、表面押さえ部11は、金属製の板状体のものから形成され、表面側側縁押さえ部12は、横断面長方形形状の金属製角パイプを起立するように立設して、両者を溶接着したものである。
本実施形態では、この金属製角パイプからなる表面側側縁押さえ部12の内部で、ワイヤー30の一方端部を固定し、表面押さえ部11に設けた穴部2から外部にワイヤー30が導出されるのである。
また、表面側側縁押さえ部12の図中左側にはプレート4を設け、このプレート4に連結腕部5の一方端部が軸着されている。
本実施形態では、この金属製角パイプからなる表面側側縁押さえ部12の内部で、ワイヤー30の一方端部を固定し、表面押さえ部11に設けた穴部2から外部にワイヤー30が導出されるのである。
また、表面側側縁押さえ部12の図中左側にはプレート4を設け、このプレート4に連結腕部5の一方端部が軸着されている。
他方、背面側コーナー保持部20も、上記表面側コーナー保持部10と略点対称形を有したもので、板状体からなる背面押さえ部21と、その背面押さえ部21の内側面の一方の側縁に沿って略直角に起立するように形成された背面側側縁押さえ部22とから形成されている。
この背面側コーナー保持部20も、平面視略L字形状を有しており、畳等の板状体の側縁部の背面側のコーナー部に適切に接合できる。
この背面側コーナー保持部20も、平面視略L字形状を有しており、畳等の板状体の側縁部の背面側のコーナー部に適切に接合できる。
表面側コーナー保持部10と同様に、背面押さえ部21は、金属製の板状体のものから形成され、背面側側縁押さえ部22も、横断面長方形形状の金属製角パイプを立設したものに金属プレートを溶接して形成したものである。
更に、この実施形態では、上記金属プレートからなる背面側側縁押さえ部22の上方端部に円柱形状のガイド部6が設けられているが、このガイド部6は、上記背面側側縁押さえ部22の上方端部分と略平行に設けられた支持プレート7と上記背面側側縁押さえ部22とにより支持される。
更に、この実施形態では、上記金属プレートからなる背面側側縁押さえ部22の上方端部に円柱形状のガイド部6が設けられているが、このガイド部6は、上記背面側側縁押さえ部22の上方端部分と略平行に設けられた支持プレート7と上記背面側側縁押さえ部22とにより支持される。
このガイド部6がワイヤー30の折り返しをガイドするものとなり、このガイド部6の外周面には筒状の回動リングが設けられ、ワイヤー30の滑りを良好にしている。
また、連結腕部5の図中下方の他方端部は、上記背面側側縁押さえ部22に軸着され、この連結腕部5が回動することにより表面側コーナー保持部10と背面側コーナー保持部20とが広狭自在に移動することが出来る。
また、連結腕部5の図中下方の他方端部は、上記背面側側縁押さえ部22に軸着され、この連結腕部5が回動することにより表面側コーナー保持部10と背面側コーナー保持部20とが広狭自在に移動することが出来る。
1本の金属製のワイヤー30は、上記両コーナー保持部10、20を相互に連結して、これを引き寄せることにより両コーナー保持部10、20は相互に近付き、その間隔を狭くさせることができる。
即ち、ワイヤー30の一方端部は、角パイプからなる表面側側縁押さえ部12の内部に固定され、穴部2を介してこのワイヤー30は表面側外部に導出され、表面押さえ部11の穴部3から今度は裏側に挿通して背面側側縁押さえ部22に設けられたガイド部6に沿って折り返され、再度表面押さえ部11の穴部8を介して表面押さえ部11の外側に導出され、そしてワイヤー30の他方端には、このワイヤー30を引っ張るための把持部35が設けられているのである。
従って、この把持部35を手によって把持して引き寄せることにより、表面側コーナー保持部10と背面側コーナー保持部20との間の間隔が狭まり、両コーナー保持部10、20に挟持された複数の板状体が強固に把束されることとなるのである。
即ち、ワイヤー30の一方端部は、角パイプからなる表面側側縁押さえ部12の内部に固定され、穴部2を介してこのワイヤー30は表面側外部に導出され、表面押さえ部11の穴部3から今度は裏側に挿通して背面側側縁押さえ部22に設けられたガイド部6に沿って折り返され、再度表面押さえ部11の穴部8を介して表面押さえ部11の外側に導出され、そしてワイヤー30の他方端には、このワイヤー30を引っ張るための把持部35が設けられているのである。
従って、この把持部35を手によって把持して引き寄せることにより、表面側コーナー保持部10と背面側コーナー保持部20との間の間隔が狭まり、両コーナー保持部10、20に挟持された複数の板状体が強固に把束されることとなるのである。
ワイヤー30を表面側コーナー保持部10から背面側コーナー保持部20を介して折り返しているために、ワイヤー30の引き寄せ距離は2倍になるものの、その引き寄せ力が2倍となって両保持部10、20の挟持力に反映されるのである。
更に、この実施形態においては、表面押さえ部11と背面押さえ部21のそれぞれの内側に、図示はしていないが、滑り止め部材を設けている。
この滑り止め部材としては、滑り止め材が塗布されたテープを貼着しても良いし、直接それぞれの押さえ部11、21の内側に滑り止め部材を塗布したものであってもよい。
更に、この実施形態においては、表面押さえ部11と背面押さえ部21のそれぞれの内側に、図示はしていないが、滑り止め部材を設けている。
この滑り止め部材としては、滑り止め材が塗布されたテープを貼着しても良いし、直接それぞれの押さえ部11、21の内側に滑り止め部材を塗布したものであってもよい。
図2は、上記実施形態に係る把束具の両コーナー保持部の間隔が最小となった状態の正面図である。
図3は、上記実施形態に係る把束具の両コーナー保持部の間隔が最大となった状態の正面である。
これら図2及び図3によって、連結腕部5の動きを見て取ることができる。
連結腕部5は、その上方端部で軸15によって表面側側縁押さえ部12に固定されたプレート4に軸支され、その下方端部で軸16によって背面側側縁押さえ部22に軸支されている。これにより、連結腕部が略90度回動することにより、図2の最小幅から図3の最大幅に至るまで両コーナー保持部10、20が広狭移動することができる。
図3は、上記実施形態に係る把束具の両コーナー保持部の間隔が最大となった状態の正面である。
これら図2及び図3によって、連結腕部5の動きを見て取ることができる。
連結腕部5は、その上方端部で軸15によって表面側側縁押さえ部12に固定されたプレート4に軸支され、その下方端部で軸16によって背面側側縁押さえ部22に軸支されている。これにより、連結腕部が略90度回動することにより、図2の最小幅から図3の最大幅に至るまで両コーナー保持部10、20が広狭移動することができる。
また、これら図2及び図3から、ワイヤー30の配設状態を見て取ることができる。
即ち、ワイヤー30の一方端31は、角パイプからなる表面側側縁押さえ部12の内部に配設された横断軸に固定され、表面押さえ部11に設けられた穴部2を挿通して、表面押さえ部11の外側(表面側)に導出され、今度はその下方にある穴部3から表面押さえ部11の裏面側に導入し、背面側コーナー保持部20側に設けられたガイド部6に沿って折り返し、再度表面押さえ部11に設けられた穴部8を介して、表面側コーナー保持部10の表面側に導出されて、他方端部に位置する把持部35と連結するのである。
これにより、把持部35を把持してワイヤー30を引き寄せることにより、両コーナー保持部10、20の間隔が狭められ、両コーナー保持部10、20の間に各種の板状体を挟持し、保持することができるのである。
即ち、ワイヤー30の一方端31は、角パイプからなる表面側側縁押さえ部12の内部に配設された横断軸に固定され、表面押さえ部11に設けられた穴部2を挿通して、表面押さえ部11の外側(表面側)に導出され、今度はその下方にある穴部3から表面押さえ部11の裏面側に導入し、背面側コーナー保持部20側に設けられたガイド部6に沿って折り返し、再度表面押さえ部11に設けられた穴部8を介して、表面側コーナー保持部10の表面側に導出されて、他方端部に位置する把持部35と連結するのである。
これにより、把持部35を把持してワイヤー30を引き寄せることにより、両コーナー保持部10、20の間隔が狭められ、両コーナー保持部10、20の間に各種の板状体を挟持し、保持することができるのである。
図4は、上記実施形態に係る把束具により2枚の畳を把束した状態を示す説明図である。
畳50を2枚積層し、本考案に係る把束具の両コーナー保持部10、20の間隔を広げた状態で、畳50の背面側コーナー部51に背面側コーナー保持部20を接合し、畳50の表面側コーナー部52に表面側コーナー保持部10を接合させ、把持部35を例えば右手で把持して、ワイヤー30を引き寄せるのである。
ワイヤー30を矢印方向Dに引き寄せると、両コーナー保持部10、20の間隔が狭まって、2枚の畳50がこれらに挟持され、把束されるのである。
この状態で、他方の左手で、積層された畳50、50の他方の左側側縁部を把持して、これら積層された畳50、50を把持することができるものである。
畳50を2枚積層し、本考案に係る把束具の両コーナー保持部10、20の間隔を広げた状態で、畳50の背面側コーナー部51に背面側コーナー保持部20を接合し、畳50の表面側コーナー部52に表面側コーナー保持部10を接合させ、把持部35を例えば右手で把持して、ワイヤー30を引き寄せるのである。
ワイヤー30を矢印方向Dに引き寄せると、両コーナー保持部10、20の間隔が狭まって、2枚の畳50がこれらに挟持され、把束されるのである。
この状態で、他方の左手で、積層された畳50、50の他方の左側側縁部を把持して、これら積層された畳50、50を把持することができるものである。
以上、一実施形態について説明したが、本考案においては以下の通り設計変更が可能である。
各構成部材の形状、大きさ等は、適宜必要に応じて設定することができる。
また各構成部材の材質も金属製のものとして実施したが、その金属の材質も自由に選択できるし、ふすま用の比較的軽い板状体のものに使用するものである場合には、硬質の合成樹脂製から形成することも可能である。
表面押さえ部及び背面押さえ部の横方向長さ、つまり、表面側及び背面側側縁押さえ部からの起立長さも自由に設定することができるが、適宜板状体を挟持するに際して必要な長さに設定する必要がある。
これら押さえ部が金属製の場合には、その重さを考慮して、適宜打ち抜き部を設けて軽量化を図ることが望ましい。
各構成部材の形状、大きさ等は、適宜必要に応じて設定することができる。
また各構成部材の材質も金属製のものとして実施したが、その金属の材質も自由に選択できるし、ふすま用の比較的軽い板状体のものに使用するものである場合には、硬質の合成樹脂製から形成することも可能である。
表面押さえ部及び背面押さえ部の横方向長さ、つまり、表面側及び背面側側縁押さえ部からの起立長さも自由に設定することができるが、適宜板状体を挟持するに際して必要な長さに設定する必要がある。
これら押さえ部が金属製の場合には、その重さを考慮して、適宜打ち抜き部を設けて軽量化を図ることが望ましい。
ワイヤーの長さは、適宜板状体の厚み等を考慮して設定することができる。
ガイド部の周りに回動筒体或はプーリーの役目を果たす筒状部材を配設して、ワイヤーの滑りを良好にすることもできる。
連結腕部5は、図1乃至図3において、手前側、即ち、板状体を把束した際の板状体側に配置しているが、これらの図の紙面裏側に、即ち、表面側及び背面側側縁押さえ部の外側(板状体を把束したときの板状体と反対側)に配置させて設けることも出来る。
上記実施形態においては、連結腕部は1本にて構成したが、これを2本以上のものとして実施することも可能である。
最後に把持部も手によって把持し易い太さと長さのものを採用することができる。
以上、本考案は簡易な構成により極めて便利な畳等板状体の把束具を提供することができたものである。
ガイド部の周りに回動筒体或はプーリーの役目を果たす筒状部材を配設して、ワイヤーの滑りを良好にすることもできる。
連結腕部5は、図1乃至図3において、手前側、即ち、板状体を把束した際の板状体側に配置しているが、これらの図の紙面裏側に、即ち、表面側及び背面側側縁押さえ部の外側(板状体を把束したときの板状体と反対側)に配置させて設けることも出来る。
上記実施形態においては、連結腕部は1本にて構成したが、これを2本以上のものとして実施することも可能である。
最後に把持部も手によって把持し易い太さと長さのものを採用することができる。
以上、本考案は簡易な構成により極めて便利な畳等板状体の把束具を提供することができたものである。
5 連結腕部
6 ガイド部
10 表面側コーナー保持部
11 表面押さえ部
12 表面側側縁押さえ部
20 背面側コーナー保持部
21 背面押さえ部
22 背面側側縁押さえ部
30 ワイヤー
35 把持部
6 ガイド部
10 表面側コーナー保持部
11 表面押さえ部
12 表面側側縁押さえ部
20 背面側コーナー保持部
21 背面押さえ部
22 背面側側縁押さえ部
30 ワイヤー
35 把持部
Claims (2)
- 複数枚の畳等の板状体を積層し、これらの側縁部を把束する把束具であって、
その表面側に位置する表面側コーナー保持部(10)と、その背面側に位置する背面側コーナー保持部(20)とを有し、
これら表面側及び背面側の両コーナー保持部(10, 20)同士を連結する1本又は複数の連結腕部(5) が設けられ、これらの両コーナー保持部(10, 20)と連結腕部(5) がリンクして両コーナー保持部(10, 20)同士の間隔を広狭自在に設定することができ、
更に、1本のワイヤー(30)が上記両コーナー保持部(10, 20)同士を相互に連結し、その一方端(31)を表面側コーナー保持部(10)に固定し、このワイヤー(30)を背面側コーナー保持部(20)に設けられたガイド部(6) を介して折り返し、再度表面側コーナー保持部(10)に戻してその他方端部を表面側コーナー保持部(10)の外方に導出させてその他方端部にこのワイヤー(30)を引き寄せるための把持部(35)を設け、
この把持部(35)を引き寄せることにより積層された畳等の板状体の側縁部を両コーナー保持部(10, 20)が挟持し、把束することができる畳等板状体用把束具。 - ワイヤー(30)が背面側コーナー保持部(20)で案内されるガイド部(6) の外周部が回動することによりワイヤー(30)が滑らかに摺動できることを特徴とする請求項1に記載の畳等板状体用把束具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007009188U JP3139371U (ja) | 2007-11-28 | 2007-11-28 | 畳等板状体用把束具 |
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2007
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