JP3139125U - 官帽 - Google Patents

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孝夫 岸
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岸義株式会社
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Abstract

【課題】特に、夏季の着帽時における暑さの緩和を図り、頭部に対するすべり部材の密着感及び汗による不快感の緩和を図った官帽を提供する。
【解決手段】穴あき板からなる腰枠1の外側面が通気性を有する素材3で覆われ、前記腰枠1の内側面に設けたすべり部材5に多数の透孔6を設けた官帽、好ましくは、前記すべり部材5が発泡ウレタンと該発泡ウレタンの両側面を覆う合成樹脂シートからなり、形成された前記透孔6の周囲がそれぞれ高周波溶着Wされてなり、さらに好ましくは、前記腰枠1の穴2と前記すべり部材5の透孔6の位置を適合させてなる官帽。
【選択図】図1

Description

本考案は、警察官、交通機関に従事する者などが着用する帽子、いわゆる官帽に関する。
従来提供されているこの種の帽子は、側芯(以下「腰枠」という。)の外側面及び天部分が布地で覆われ、前記腰枠の内側面に通気性を有しない汗止め(以下「すべり部材」という。)を設けて構成されている(特許文献1)。
特開2005−344236号公報
前記従来の官帽は、着帽時に、前記通気性を有しないすべり部材が頭部の周囲に密着し、特に、夏季の着帽時には暑さとともに汗による不快感を味わうものであった。
そこで天部、その他、全体を通気性の素材で構成することが行なわれているが、すべり部材はそのままであり、夏季の暑さを凌ぎ、また、汗による不快感を消し去ることができなかった。
本考案は、前記事情に鑑みなされたもので、特に、夏季の着帽時における暑さの緩和を図るとともに、頭部に対する前記すべり部材の密着感及び汗による不快感の緩和を図った官帽を提供することを目的とする。
前記目的達成のために、本考案にかかる官帽は、穴あき板からなる腰枠の外側面が通気性を有する素材で覆われ、前記腰枠の内側面に設けたすべり部材に多数の透孔を設けたことを特徴とする(請求項1)。
前記本考案によれば、前記すべり部材に設けられた多数の透孔により、前記すべり部材、腰枠及びその外周を覆う通気性を有する素材間の通気性が確保され、着帽時の暑さの緩和が図られるとともに、着帽時における頭部に対する前記すべり部材の密着感及び汗による不快感の緩和が図られるものである。
本考案の実施の一形態は、前記すべり部材が発泡ウレタンと該発泡ウレタンの両側面を覆う合成樹脂シートからなり、前記形成された多数の透孔の周囲がそれぞれ高周波溶着されてなることを特徴とする(請求項2)。
この実施の一形態によれば、前記のごとく、多数の透孔の形成により前記すべり部材の頭部に対する密着感が緩和されるとともに、使用を継続した場合でも前記それぞれの透孔の内周部の解けが防止される。また、その結果として、発泡ウレタンへの汗の含浸が防止される。
本考案の他の実施の一形態は、前記腰枠の穴と前記すべり部材の透孔の位置を適合させたことを特徴とする(請求項3)。
この実施の一形態によれば、前記すべり部材、腰枠及びその外周の通気性を有する素材間の通気性が一段と向上させられる。もっとも、本考案は、前記腰枠として穴あき板が使用され、前記すべり部材には多数の透孔を設けた構成であるから、必ずしも前記すべり部材と腰枠の透孔を完全に一致させる必要はなく、着帽時には、それぞれ透孔が自然に多数適合させられるものである。
本考案によれば、特に、夏季の着帽時における暑さの緩和を図ることができるとともに、頭部に対するすべり部材の密着感及び汗による不快感を緩和することができる。
以下、本考案の実施の一形態を、図面を参照して説明する。図1は、官帽の一部切欠側面図、図2は、要部の拡大断面図、図3は、好ましいすべり部材の拡大正面図、図4は、図3のIII―III線拡大断面図である。
図中、1は、穴あき板からなる腰枠であり、硬質の合成樹脂板を環状に折曲げて形成され、適宜形状の穴2が多数設けられている。3は、前記腰枠1の外側面を覆う通気性、さらには、耐水性を有する素材(以下「通気性素材」という。)であり、図面実施例では、前記腰枠1の外側面から天部4にまで一体に設けられている。
5は、前記腰枠1の内側面に設けたすべり部材であり、適宜形状の多数の透孔6が形成されている。また、図中、7は、前記天部4の全体を拡張及び整形する整形枠であり、例えば、コイルスプリングのごとき弾性素材からなり、前記天部4に円形に配設されている。なお、図中、8は、ひさし、9は、長さ調整自在のあご紐である。
図3及び図4には、好ましいすべり部材5の詳細が示されている。同図に示す、すべり部材5は、帯状の発泡ウレタン10の両側面を、例えば、ナイロン(登録商標)等の合成樹脂シート11で覆ってなり、そこに形成され多数の前記透孔6の周囲がそれぞれ高周波溶着Wされている。
前記構成の本考案では、好ましくは、図2に示すように、前記腰枠1の穴2と前記すべり部材5の透孔6の位置が適合させられる。その結果、前記すべり部材5、腰枠1及び該腰枠1の外側面を覆う通気性素材3部分の通気性が一段と向上させられる。夏季の着帽時における暑さの緩和が図られるとともに、頭部に対するすべり部材の密着感及び汗による不快感を緩和することができる。
本考案の実施の一形態に係る官帽の一部切欠側面図である。 本考案の実施の一形態に係る官帽の要部の拡大断面図である。 好ましいすべり部材の拡大正面図である。 図3のIII―III線断面図である。
符号の説明
1 腰枠
2 穴
3 通気性素材
4 天部
5 すべり部材
6 透孔
10 発泡ウレタン
11 合成樹脂シート
12 高周波溶着

Claims (3)

  1. 穴あき板からなる腰枠の外側面が通気性を有する素材で覆われ、前記腰枠の内側面に設けたすべり部材に多数の透孔を設けたことを特徴とする官帽。
  2. 前記すべり部材が発砲ウレタンと該発泡ウレタンの両側面を覆う合成樹脂シートからなり、前記形成された多数の透孔の周囲がそれぞれ高周波溶着されてなることを特徴とする請求項1に記載の官帽。
  3. 前記腰枠の穴と前記すべり部材の透孔の位置を適合させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の官帽。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010222761A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Katsushige Yamanaka 帽子
US10851869B2 (en) 2017-12-15 2020-12-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Crank cap assembly and internal combustion engine

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