JP3139102U - 危機回避システム - Google Patents

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Abstract

【課題】迅速に危機の現場に駆けつけることにより危機遭遇者の危機が回避されることが期待できる危機回避システムを提供する。
【解決手段】危機回避システム100は、危機管理サーバ30と、通信可能なネットワーク10を介して前記危機管理サーバに接続された複数の緊急端末20と、を備え、前記危機管理サーバには、前記複数の緊急端末をそれぞれの所有者と対応させかつ該所有者の居住地によって複数のグループA,B,・・・に区分けしてなる登録情報が記憶されており、前記危機管理サーバは、いずれかの前記緊急端末から送信された緊急事態発生情報を受信したときに、前記登録情報を参照して該緊急事態発生情報を送信した緊急端末(以下、SOS端末)の属するグループを特定し、該特定したグループに属する前記SOS端末以外の緊急端末に救援要請情報を送信するよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、危機に遭遇した者の危機が回避されることが期待できる危機回避システムに関する。
近年、老人を狙った強盗、振り込め詐欺、訪問型詐欺等が横行している。この場合、既に犯罪の被害にあった後において警察等に通報したのでは手遅れになる場合がある。
また、一人暮らしの老人が突然に急病等になった場合には発見されるのが遅れ、最悪の場合、孤独死を招くことにもなりかねない。
そこで、単一の機能しか持たない既存の製品に新たな機能を付加し、相互をネットワークした在宅用防災防犯システムが開示されている(特許文献1参照)。このような在宅用防災防犯システムによると、安価で実効性の高い防災防犯システムを提供することができる。
また、地域防犯を目的とする近接した複数戸からなる生活グループにおいて、その関係全戸が同一の無線などの送受信機能を有した戸別端末(家庭内親装置)で結ばれることにより、互いの防犯状況を認知し合うよう設計された生活地域防犯システムが開示されている(特許文献2参照)。このような生活地域防犯システムによると、個人で防犯するのではなく、その居住環境内の仲間と連携しあい助け合う関係を、プライベートを確保しつつ確立することができる。また、このような生活地域防犯システムによると、長期にわたり持続可能な防犯システムを提供するので、犯罪に強い街づくりを具体的に実現させることができる。
また、防災行政無線放送を防犯ならびに防火に利用した住民防犯・防火ネットワークシステムが開示されている(特許文献3参照)。このような住民防犯・防火ネットワークシステムによると、地域住民が協力し合って防犯および防火活動を行うシステムが実現される。
登録実用新案公報3134139号 特開2005−276005号公報 登録実用新案公報3105331号
しかしながら、特許文献1の構成では、システムの利用者が犯罪に巻き込まれたり急病になったりするような危機(以下、単に「危機」という。)に遭遇したとしても、警備機関の関係者や医療機関の関係者等が、常に危機の現場の近隣に待機しているとは限らない。したがって、特許文献1の構成では、警備機関の関係者や医療機関の関係者等が危機の現場に到着するのが遅れた場合に、危機に遭遇した者の危機が回避できない可能性が生じる。
また、特許文献2の構成では、既存の機器等を用いていないため、関係全戸に家庭内親装置を敷設する必要があり、設備が複雑になる。
また、特許文献3の構成では、既存の防災行政無線放送を用いているが、その放送の送信先が具体的に特定されていない。したがって、救援又は看護するという自覚を持ってグループ内の危機を監視する者が存在せず、危機に遭遇した者が必ずしも危機から回避されるとは限らない。
本考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、システムの利用者が危機に遭遇した場合において、既存の機器等を利用すると共に、迅速に危機の現場に駆けつけることにより危機に遭遇した者の危機が回避されることが期待できる危機回避システムを提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本考案の危機回避システムは、危機管理サーバと、通信可能なネットワークを介して前記危機管理サーバに接続された複数の緊急端末と、を備えた危機回避システムであって、前記危機管理サーバには、前記複数の緊急端末をそれぞれの所有者と対応させかつ該所有者の居住地によって複数のグループに区分けしてなる登録情報が記憶されており、前記危機管理サーバは、いずれかの前記緊急端末から送信された緊急事態発生情報を受信したときに、前記登録情報を参照して該緊急事態発生情報を送信した緊急端末(以下、SOS端末という。)の属するグループを特定し、該特定したグループに属する前記SOS端末以外の緊急端末に救援要請情報を送信するよう構成されている(請求項1)。
このような構成とすると、危機管理サーバが登録情報を参照して所定の緊急端末に救援要請情報を送信するので、グループに属する或る緊急端末の所有者が危機に遭遇していることが、当該グループを構成する他の緊急端末の所有者の知るところとなる。そして、危機に遭遇した者(以下、「危機遭遇者」という。)のグループ内の他のメンバーが複数人集まって、危機の現場に駆けつけることができる。この場合において、メンバーの居住地の近さによりグループを区分けすることにより、危機の現場に到着する時間が削減される。併せて、複数人のメンバーによる協力によって危機遭遇者を救助、救援、看護、又は介護することができるため、危機遭遇者の危機が回避されることが期待できる。
前記ネットワークが電話回線網であり、前記緊急端末が携帯電話機であってもよい(請求項2)。
ここで、「電話回線網」とは、有線及び/又は無線のものを含む概念である。
このような構成とすると、危機遭遇者は、普段、身近にある携帯電話機を用いて、緊急事態発生情報を電話回線網により危機管理サーバに送信することができる。これにより、緊急事態発生情報をより簡単にかつ速やかに送信することができ、緊急事態発生情報の送信までの時間が短縮される。よって、危機遭遇者の危機が回避できる可能性が、より高くなる。
1つの前記グループに属する前記緊急端末の数が3以上であることが好ましい(請求項3)。
このような構成とすると、グループ内において、SOS端末を除く同一グループ内の緊急端末の数が2以上となる。その2以上の緊急端末のそれぞれをグループ内の2人以上が所有することにより、各グループの危機遭遇者を除いた人数(緊急端末を所有する人数)が2人以上となる。これにより、危機の現場に駆けつけることが心強くなって危機の現場に駆けつけやすくなり、危機遭遇者の危機が回避される可能性が高くなる。
警備機関又は医療機関の所有する情報端末が前記ネットワークに接続されており、前記危機管理サーバは、前記SOS端末から緊急事態発生情報を受信したときに、さらに前記警備機関又は医療機関の所有する情報端末に救援要請情報を送信するよう構成されていてもよい(請求項4)。
このような構成とすると、危機遭遇者の近隣に在住するメンバーのみでは回避できない重大な危機の場合であっても、警備機関の関係者又は医療機関の関係者が危機の現場に駆けつけることにより、当該重大な危機を回避できることが期待される。
前記危機管理サーバが防犯サーバであり、前記緊急事態発生情報が犯罪発生情報であってもよい(請求項5)。
このような構成とすると、本考案の危機回避システムが防犯システムとして機能する。
本考案の危機回避システムは、上記のような構成としたため、システムの利用者が危機に遭遇した場合において、既存の機器等を利用すると共に、迅速に危機の現場に駆けつけることにより危機遭遇者の危機が回避されることが期待できるという効果を奏する。
以下、本考案の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では、全図面を通じて同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本考案の第1実施形態の危機回避システムの概略構成を示すブロック図である。以下、図1を参照しながら、本実施形態の危機回避システム100について説明する。
図1に示すように、本実施形態の危機回避システム100は、通信可能なネットワーク(以下、単に「ネットワーク」という)10により接続されている。ネットワーク10には、グループA,B,C,D,Eに分けられた利用者の所有する緊急端末20(a乃至a,b乃至b,c乃至c,d乃至d,e乃至e)と、危機管理サーバ30と、が接続されている。
各緊急端末20は、図2に示すように、入力部21と、制御部23と、通信部25と、出力部27と、を備えている。入力部21は、例えば、マイク、テンキー等で構成される。この入力部21を介して、緊急事態発生情報が入力される。制御部23は、例えば、CPUで構成される。通信部25は、例えば、アンテナ等で構成される。出力部27は、例えば、スピーカ、ディスプレイ等で構成される。この出力部27により、救援要請情報が出力される。
ネットワーク10は、ここでは、電話回線網で構成される。電話回線網は、有線及び/又は無線の回線網である。なお、ネットワーク10がインターネット回線網であってもよい。また、各緊急端末20は、ここでは、通常の携帯電話機で構成される。そして、危機回避システム100の利用者(以下、「メンバー」と呼ぶ場合もある。)は、例えば、携帯電話機を用いて予め定められた所定の電話番号にダイヤルしたり、メールを送信したりすることにより、緊急事態発生情報を、電話回線網又はインターネット回線網を通じて危機管理サーバ30に送信する。なお、危機回避システム100の利用者が迅速に緊急事態発生情報を送信できるようにするため、ワンプッシュで携帯電話機等から緊急事態発生情報を送信できるように携帯電話機等が設定されていることが好ましい。これにより、危機遭遇者は、普段、身近にある携帯電話機を用いて、緊急事態発生情報を電話回線網により危機管理サーバ30に送信することができる。したがって、緊急事態発生情報をより簡単にかつ速やかに送信することができ、緊急事態発生情報の送信までの時間が短縮される。よって、危機遭遇者の危機が回避できる可能性が、より高くなる。
なお、各緊急端末20のうちのいずれかが、設置型の電話機であってもよい。この場合、危機回避システム100の利用者のうちの或る者の所有する緊急端末20が携帯電話機であり、危機回避システム100の利用者のうちの或る者の所有する緊急端末20が設置型の電話機である。
グループA,B,C,D,Eは、それぞれ、緊急端末20を所有する所有者の居住地によって区分けされている。具体的には、その居住地が近隣である者同士の所有する緊急端末で、同一のグループを構成する。これにより、あるグループに属する者が危機に遭遇した場合に、同一グループ内の他のメンバーが危機の現場に、すみやかに駆けつけることができる。
なお、本実施形態においては、グループが5つに分けられているが、このグループの数はこれに限られない。
また、各グループA,B,C,D,Eを構成する緊急端末20の数はそれぞれ4個としているが、緊急端末20の数はこれに限られない。なお、危機遭遇者以外のメンバーの人数が1名であると、危機遭遇者のもとへ駆けつけることをためらう場合が生じる。したがって、危機遭遇者以外のメンバーの人数が2人以上、換言すると、各グループを構成する緊急端末20の数が3以上であり、それぞれの緊急端末20を別人が所有することが好ましい。これにより、危機遭遇者以外の同一グループ内のメンバーが危機の現場に駆けつけることが心強くなって危機の現場に駆けつけやすくなり、危機遭遇者の危機が回避される可能性が高くなる。
危機管理サーバ30は、図3に示すように、入力部31と、制御部33と、通信部35と、出力部37と、記憶部39と、を備えている。危機管理サーバ30は、例えば、コンピュータで構成される。入力部31は、例えば、キーボード等で構成される。この入力部31により、後述する登録情報38等が入力される。制御部33は、例えば、CPU等で構成される。通信部35は、例えば、モデム等で構成される。出力部37は、例えば、スピーカ、ディスプレイ等で構成される。記憶部39は、例えば、ハードディスク及びハードディスクドライブ等で構成される。記憶部39には、後述する登録情報38が記憶されている。
登録情報38は、例えば、図4に示すように、緊急端末20と、この緊急端末20に対応させた所有者と、この所有者ごとの属するグループと、で構成されている。具体的には、緊急端末a乃至aはそれぞれ所有者P乃至Pに対応させかつ所有されており、所有者P乃至PがグループAを構成する。緊急端末b乃至bはそれぞれ所有者P乃至Pに対応させかつ所有されており、所有者P乃至PがグループBを構成する。緊急端末c乃至cはそれぞれ所有者P乃至P12に対応させかつ所有されており、所有者P乃至P12がグループCを構成する。緊急端末d乃至dはそれぞれ所有者P13乃至P16に対応させかつ所有されており、所有者P13乃至P16がグループDを構成する。緊急端末e乃至eはそれぞれ所有者P17乃至P20に対応させかつ所有されており、所有者P17乃至P20がグループEを構成する。なお、それぞれのグループに属するメンバー(緊急端末20の所有者)は、その居住地の近さにより区分けされている。
次に、図5を参照しながら、本実施形態の危機回避システム100の動作について説明する。ここでは、グループAを構成するメンバー(緊急端末aを所有する者P)が危機に遭遇した場合について説明する。
まず、危機管理サーバ30は、いずれかの緊急端末20により送信された緊急事態発生情報を受信したかどうかを判定する(ステップS1)。危機管理サーバ30は、緊急事態発生情報を受信するまで、ステップS1を繰り返す。
そして、ステップS1において、危機管理サーバ30が緊急事態発生情報を受信した場合には、危機管理サーバ30の制御部33は、記憶部39に格納された登録情報38を参照する(ステップS2)。なお、危機管理サーバ30が緊急事態発生情報を受信した場合とは、ここでは、危機に遭遇したメンバーPが、その所有する緊急端末20(a)を用いて、緊急事態発生情報を、ネットワーク10を介して危機管理サーバ30に送信した場合である。
次に、危機管理サーバ30の制御部33は、受信した緊急事態発生情報(換言すると、緊急事態発生情報を発信した緊急端末(SOS端末a))と、記憶部39に格納された登録情報38とから、緊急端末aの属するグループ(ここでは、グループA)を特定する(ステップS3)。
次に、危機管理サーバ30は、グループAにおけるSOS端末a以外の緊急端末(ここでは、a,a,a)を特定する(ステップS4)。
そして、危機管理サーバ30の制御部33は、その通信部35により、ステップS4において特定したSOS端末a以外の緊急端末a,a,aに、SOS端末aの所有者Pを救援すべき旨の救援要請情報を送信する。そうすると、それぞれの緊急端末a,a,aの通信部25がSOS端末aの所有者Pを救援すべき旨の救援要請情報を受信すると共に、それぞれの緊急端末a,a,aの出力部28が所有者Pを救援すべき旨の救援要請情報を出力する。具体的には、出力部28がスピーカの場合には、この救援要請情報は音声情報で出力される。一方、出力部28がディスプレイの場合には、この救援要請情報は文字情報等で出力される。これにより、緊急端末a,a,aのそれぞれの所有者P,P,Pに、SOS端末aの所有者Pが危機に遭遇していることが知らされる。また、グループAに属するメンバーは、その居住地の近さによって区分けされているので、危機に遭遇しているメンバーのもとに、同一グループ内の他のメンバーのうちの2人以上が集合し、駆けつけることができる。そして、2人以上のメンバーが集まることにより心強くなり、危機に遭遇しているメンバーを救助又は救援することが可能になる。
なお、上記各ステップS1〜S5において、危機管理サーバ30が特定したグループや他の緊急端末等を、危機管理サーバ30の出力部37に出力させてもよい。
また、グループA以外のグループB,C,D,Eを構成するメンバーの所有する緊急端末20には、SOS端末aの所有者Pを救援すべき旨の救援要請情報を送信しない。これにより、救援要請情報の送信が簡略化される。
なお、あらかじめ、各グループはその構成されるメンバーの居住地によって区分けされているため、たとえ、SOS端末aの所有者Pを救援すべき旨の救援要請情報を他のグループB,C,D,Eのメンバーに送信したとしても、他のグループB,C,D,Eを構成するメンバーは、SOS端末aの所有者Pの危機の現場に駆けつけることが間に合わないと考えられる。したがって、SOS端末aの所有者Pを救援すべき旨の救援要請情報を他のグループB,C,D,Eのメンバーに送信しなくても、不都合は生じない。
本実施形態の危機回避システム100は、以上のような構成としたため、同じグループのメンバーが危機に遭遇していることが当該グループを構成する他のメンバーの知るところとなり、危機遭遇者と同一グループ内の他のメンバーが複数人集まって、危機の現場に駆けつけることができる。この場合において、グループをそのメンバーの居住地の近い者同士で構成することにより、危機の現場に到着する時間が削減される。そして、複数人のメンバーによる協力によって危機遭遇者を救助、救援、看護、又は介護することができ、危機遭遇者の危機が回避されることが期待できる。
なお、本実施形態において、危機管理サーバ30が防犯サーバであり、緊急事態発生情報が犯罪発生情報である場合には、危機回避システム100は防犯システムとして機能する。
また、本実施形態において、危機管理サーバ30が医療サーバであり、緊急事態発生情報が傷病発症情報である場合には、危機回避システム100は医療システムとして機能する。
さらに、本実施形態において、危機管理サーバ30が介護サーバであり、緊急事態発生情報が介護要請情報である場合には、危機回避システム100は介護システムとして機能する。
(第2実施形態)
図6は、本考案の第2実施形態の危機回避システムの概略構成を示すブロック図である。以下、図6を参照しながら、本実施形態の危機回避システムについて説明する。
図6に示すように、本実施形態の危機回避システム100は、第1実施形態の危機回避システムにおけるネットワーク10に、さらに、警備機関(警察官、民営のセキュリティーサービス等)、医療機関(病院等)、又は介護機関(介護サービス業者等)の所有する情報端末40が接続されている。本実施形態では、危機管理サーバ30は、緊急事態発生情報が入力された場合に、危機遭遇者と同一グループ内のメンバーの所有する緊急端末20に救援要請情報を送信すると共に、警備機関、医療機関、又は介護機関の所有する情報端末40にも救援要請情報を送信する。それ以外の構成については、第1実施形態の危機回避システムと同様である。
本実施形態の危機回避システム100においても、第1実施形態の危機回避システムと同様の効果が得られる。
また、本実施形態の危機回避システム100は、上記のような構成としたため、危機遭遇者の近隣に在住するメンバーの救援等が得られると共に、その救援等のみでは不十分である場合(例えば、切迫した犯罪事件(凶器を保持した強盗に遭遇した場合等)、重篤な病気、又は重いけがに遭遇した場合)にも、それぞれの危機に応じた専門家(例えば、警察官、救急隊員)等が危機の現場に駆けつけることにより、その危機が回避される可能性が、より高くなる。
本考案の危機回避システムは、システムの利用者が危機に遭遇した場合において、既存の機器等を利用すると共に、迅速に危機の現場に駆けつけることにより危機遭遇者の危機が回避されることが期待できる危機回避システムとして有用である。
本考案の第1実施形態の危機回避システムの概略構成を示すブロック図である。 図1の危機回避システムを構成する緊急端末の概略構成を示すブロック図である。 図1の危機回避システムを構成するサーバの概略構成を示すブロック図である。 図1の危機回避システムを構成する緊急端末をそれぞれの所有者と対応させ、かつ、グループ分けした登録情報を示す図である。 図1の危機回避システムの特徴的な動作を示すフローチャートである。 本考案の第2実施形態の危機回避システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 ネットワーク
20 緊急端末
21,31 入力部
23,33 制御部
25,35 通信部
27,37 出力部
38 登録情報
39 記憶部
30 危機管理サーバ
40 警備機関又は医療機関の所有する情報端末
100 危機回避システム
A,B,C,D,E グループ
,a,a,a(20) グループAのメンバーの所有する緊急端末
,b,b,b(20) グループBのメンバーの所有する緊急端末
,c,c,c(20) グループCのメンバーの所有する緊急端末
,d,d,d(20) グループDのメンバーの所有する緊急端末
,e,e,e(20) グループEのメンバーの所有する緊急端末
,P,P,P グループAのメンバー
,P,P,P グループBのメンバー
,P10,P11,P12 グループCのメンバー
13,P14,P15,P16 グループDのメンバー
17,P18,P19,P20 グループEのメンバー

Claims (5)

  1. 危機管理サーバと、
    通信可能なネットワークを介して前記危機管理サーバに接続された複数の緊急端末と、を備えた危機回避システムであって、
    前記危機管理サーバには、前記複数の緊急端末をそれぞれの所有者と対応させかつ該所有者の居住地によって複数のグループに区分けしてなる登録情報が記憶されており、
    前記危機管理サーバは、いずれかの前記緊急端末から送信された緊急事態発生情報を受信したときに、前記登録情報を参照して該緊急事態発生情報を送信した緊急端末(以下、SOS端末という。)の属するグループを特定し、該特定したグループに属する前記SOS端末以外の緊急端末に救援要請情報を送信するよう構成されている、危機回避システム。
  2. 前記ネットワークが電話回線網であり、前記緊急端末が携帯電話機である、請求項1に記載の危機回避システム。
  3. 1つの前記グループに属する前記緊急端末の数が3以上である、請求項1に記載の危機回避システム。
  4. 警備機関又は医療機関の所有する情報端末が前記ネットワークに接続されており、前記危機管理サーバは、前記SOS端末から緊急事態発生情報を受信したときに、さらに前記警備機関又は医療機関の所有する情報端末に救援要請情報を送信するよう構成されている、請求項1に記載の危機回避システム。
  5. 前記危機管理サーバが防犯サーバであり、前記緊急事態発生情報が犯罪発生情報であり、前記危機回避システムが防犯システムである、請求項1に記載の危機回避システム。
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JP2012038061A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Masahiko Hoshino 生活地域防犯システム

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