JP3138801U - 肩関節部の負荷軽減装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 肩関節部の打撲や五十肩等肩関節部に障害(腱板損傷、肩関節周囲炎等)を抱えた者は、上腕は勿論、前腕の挙上・回転にも激痛を伴い、日常生活(食事、台所仕事、入浴、パソコン操作等々)に不自由を強いられるが、前腕運動時に患部(肩関節部)にかかる負荷を軽減し、併せて、多少負荷を受けた際の炎症部位の摩擦を軽減して痛みの発生を抑えることができれば、前腕の運動機能を確保できる。
【解決手段】 緩衝器具を障害側の脇つまり肩関節部の下方に装着することにより、前腕を動かしたときの運動の負荷が緩衝器具側に吸収され肩関節部には殆ど伝わらず、多少上腕が動いても、緩衝器具により肩関節がわずか外側に押し広げられた状態になるため、炎症部位の摩擦が軽減され、患部の痛みの発生が緩和されることから、前腕運動に伴う痛みが殆どなくなり、日常生活の不自由を大幅に解消できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、過度のスポーツ、転倒等による肩関節部の打撲及び五十肩その他肩関節部に障害(腱板損傷・肩関節周囲炎・脱臼等)を有するために、前腕及び上腕の挙上・回転時に激痛を伴い、日常生活(食事、台所仕事、入浴、パソコン操作等々)に不自由を強いられている者が、本装置を着装することにより、痛みを伴うことなく前腕運動が可能となり、日常生活の不自由を解消できるものである。
本装置は、あくまで日常生活の補助器具であり、医療やリハビリを目的としたものではない。
従来は、「急性炎症期にはアイシング(冷却療法)で痛みを緩和させ、慢性期では軽減要因は特になく、動かさなければ痛みは感じない。」とされ、鎮痛剤でも十分な効果は得られず、痛みの軽減用具の提供もなかった。
したがって患者は、痛みを我慢して必要最小限度の行動に止め、ひたすら不自由に耐えるのみであった。
上腕の運動を俄かに回復するのは困難であるが、前腕運動時に患部(肩関節部)にかかる負荷を軽減し、併せて肩関節部を少し押し広げてやることによって、負荷を受けた際の炎症部位の摩擦を軽減して痛みの発生を抑え、前腕の運動機能を確保して、日常生活の不自由を相当程度解消しようとするものである。
発願者自ら、転倒により右肩関節部を損傷(腱板損傷・肩関節周囲炎)し、激痛により右腕の挙上ができなくなった。右腕の動きを補助するため、左手を右肘部に添えたり工夫していたところ、左の拳を右脇下に挟み込むだけで、少なくとも右前腕は相当楽に且つ広範囲に動かせたことから、以下の解決手段を考案した。
台形柱状の緩衝器具を障害側の脇、つまり肩関節の下方に着装することにより、前腕を動かした時の運動の負荷が緩衝器具側に吸収され、肩関節部には殆ど伝わらず、また多少上腕が動くなどして肩関節に負荷がかかっても、緩衝器具により肩関節が押し広げられた状態になるため、炎症部位の摩擦が軽減され、患部の痛みの発生が軽減されることから、前腕運動がかなり自由となり、また、緩衝器具で上腕をやや外側に張り出させるため、前腕運動の幅もより広く確保できる。
本考案の装置を障害側の腋窩部に装着することにより、肩関節部に痛みを伴うことなく相当な範囲で前腕の上下・左右・回転運動ができるようになり、日常生活(箸の上げ下ろしなどの食事、台所仕事、洗髪やタオル絞りなどの入浴、パソコン操作等々)の不自由が解消できる。
発願者は、右肩関節負傷で右腕が上がらなくなった10日後に、舞囃子(能の一部を舞うもの)の発表を控え、整骨院に通院しながら治療・リハビリを続けたが、数日前まで前腕・上腕挙上の際激痛を伴い、まともには舞えない状態であった。自ら本装置を考案し、発表会前日の申し合わせで本装置を使用(着物の下に着装)したところ軽度の痛みで右腕の動作ができたことから、本番でも使用して、他者からは右腕の障害がわからない程度に無事、舞い終えることができた。
本考案にかかる装置は、軽量で弾力性を有する台形柱状の緩衝器具(図1−符号1)を本体とし、その緩衝器具の前後に幅広の織ゴムバンドを付け(図1−符号2)、バンド先端のマジックテープで調節固定(ワンタッチ装着)できる肩懸架式で、「本体(台形柱状の緩衝器具)を障害側の腋窩部(脇)に宛がい、前後の織ゴムバンドを適度に伸ばしてマジックテープ部で装着固定し、上腕で内側に軽く押さえ込んで使用する。」(図2)という極めて簡単な構造の肩関節部の負荷軽減装置である。
なお、脱着式の穴開き宛布(図1−符号3)を使用することにより、通気・吸湿性を具備することから着衣の上からの使用のほか、着衣の下で肌に触れる状態(他人からは見えない)でも使用することができる。
本考案(肩関節部の負荷軽減装置)の透視図である。 本考案の着装状態を示す図である。
符号の説明
1 緩衝器具本体
2 肩懸架用織ゴムバンド
3 通気・吸湿用穴開き布

Claims (4)

  1. 利用者の腋窩部(脇)に配置する台形柱状の緩衝器具とそれを肩から懸架・装着する肩固定手段を有する肩関節部の負荷軽減装置(左右兼用)。
  2. 緩衝器具を腋窩部に装着することにより肩関節(肩甲骨と上腕骨頭の関節)を広げ、負荷がかかった際の同部の棘上筋腱や二頭筋腱に対する摩擦を緩和するとともに、緩衝器具自体が肩関節手前で支点・作用点として機能することから、前腕運動の負荷が緩衝器具側に吸収され、肩関節部に対する負荷を大幅に軽減させることを特徴とする請求項1の肩関節部の負荷軽減装置。
  3. 腋窩部に装着する緩衝器具を「台形柱状の弾力材」にすることにより、上腕を外側に自然に広げて前腕運動の範囲を広くし、且つ、弾力利用により、上腕を外側に張るときに、容易・スムーズにするという機能を特徴とする請求項1の肩関節部の負荷軽減装置の緩衝器具。
  4. 緩衝器具に防水材を使用して入浴時にも使用可能なものとし、緩衝器具が体に触れる部分(左右側面と上面)に脱着式の穴開き布(マジックテープ使用)を宛がうことにより通気・吸湿性(汗)及び衛生性(洗濯)も具備することから、着衣の上からの使用とともに、着衣の下で肌に直接触れる状態でも着装できるという機能を有する請求項1の肩関節部の負荷軽減装置の緩衝器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104323666A (zh) * 2014-11-21 2015-02-04 成都理工大学 一种卫生筷笼
CN112869932A (zh) * 2021-03-19 2021-06-01 杭州埃杜医疗科技有限公司 肩袖损伤患者术后肩关节卧位固定装置

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