JP3138776B2 - 積層型磁性体部品の製造方法 - Google Patents

積層型磁性体部品の製造方法

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JP3138776B2 JP04024474A JP2447492A JP3138776B2 JP 3138776 B2 JP3138776 B2 JP 3138776B2 JP 04024474 A JP04024474 A JP 04024474A JP 2447492 A JP2447492 A JP 2447492A JP 3138776 B2 JP3138776 B2 JP 3138776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層チップ型のインダ
クタ,トランス等の単体部品は基より、LCフィルタ等
の複合部品を形成するL部或いはDC−DCコンバータ
等の他の電子部品を搭載するのに用いられる基板を含む
積層型磁性体部品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、上述した各種の磁性体部品はコ
イル部を内蔵する部品基体の全体が高い透磁率を有する
フェライト材料等で形成されている。然し、この磁性体
部品では基体自体が磁性材料による構造体であることか
ら、コイル部に鎖交する磁路を制御することが難しく、
そのため、漏れ磁束が発生することを抑えられない。こ
の磁性体部品のL,Q,温度特性,IDC等の電気的特性
には透磁率が著しく関与するもので、その電気的特性を
更に向上させるにはコイル部の磁路を非磁性部材で制御
することにより漏れ磁束を抑えればよい(特公昭63−
61766号,特公平1−21610号,特公平2−4
5358号,特公平3−58164号)。
【0003】従来、この磁性体部品を製造するにはスク
リーン印刷法を適用し、部品基体となる磁性材層,絶縁
体となる非磁性材層,コイル部となる導電パターンの各
部を所定のパターンで順次に積層印刷することが行なわ
れている。然し、そのスクリーン印刷法によると各層に
対応した多くの製版枚数,種類が必要で、印刷回数,版
交換回数等が多いところから工程が煩雑になり、また、
印刷の際には例えば磁性材層と非磁性材層との境界部の
エッヂ精度が出し難い等の制度的な制約が大きく、クリ
アランスまたは重なり部を十分に確保しなければならな
いことにより部品の小型化にも限界がある。
【0004】この印刷法に比べて、シート法はリードタ
イムの短縮化を図れて生産性を向上でき、画像処理技
術,機械的制御技術の進歩に伴ってシートの薄層化によ
る部品の小型化,積層精度の向上を図れることから、磁
性体部品を製造するのに極めて有効である。然し、非磁
性材料の如き異質材料をグリーンシートのシート内に充
填形成することがシート法による部品製造の生産性を向
上することの大きな妨げとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シート法を
適用することにより特性に優れた積層型の磁性体部品を
簡単に能率よく製造し得る積層型磁性体部品の製造方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る積層型磁性
体部品の製造方法においては、部品基体を構成するグリ
ーンシートを磁性材ペーストで形成した後、そのグリー
ンシートのシート面に所定のパターンに応じた抜き穴を
形成し、この抜き穴の内部に非磁性材ペーストを充填し
て非磁性材部を有するグリーンシートを形成し、そのグ
リーンシートの所定なシート面にコイル部を構成する導
電パターンを導電性ペーストで形成し、この導電パター
ンが形成された複数枚のグリーンシートを積層焼成させ
て、導電パターンから連続形成されたコイル部と該コイ
ル部のターン間に介装した非磁性部材による非磁性材層
とを部品基体の内部に備えた積層型磁性体部品をシート
法で一体に形成するようにされている。
【0007】
【作用】本発明に係る積層型磁性体部品の製造方法では
シート法を適用し、磁性材料によるグリーンシートの形
成段階でグリーンシートのシート面に抜き穴を形成し、
その抜き穴の内部に非磁性材ペーストを充填して非磁性
材部を形成し、この非磁性材部に対応位置させて導電パ
ターンを形成した上で、複数枚のグリーンシートを積層
焼成することによりグリーンシートに設けた非磁性材部
で非磁性材層をコイル部のターン間に介在させて形成す
るから、部品基体,コイル部,非磁性材層を含む部品全
体を能率よく製造できて生産性を向上できると共に、抜
き穴の形成,非磁性材部の積層形成時に十分な精度を確
保できて非磁性材層を部品基体の内部に正確に位置させ
て簡単に形成することができる。また、その透磁率の低
い非磁性材層でコイル部に鎖交する磁器を制御すること
により漏れ磁束を抑え得るから、電気的特性に優れた積
層形磁性体部品として製造できしかもパターン設計上で
の公差を精度的に小さくできることにより部品の小型化
も十分に図れる。
【0008】
【実施例】この積層型磁性体部品の製造方法はシート法
を適用し、後述する各工程からグリーンシートを形成し
た後複数枚を積層焼成することにより、インダクタ,ト
ランス,LCフィルタのL部,部品搭載用基板を含む磁
性体部品を製造するのに適用されている。
【0009】その製造工程中、部品基体を構成するグリ
ーンシート,コイル部を構成する導電パターンに加え
て、グリーンシートのシート面に成形する抜き穴に非磁
性材ペーストを充填することにより非磁性材層を構成す
る非磁性材部をグリーンシートに形成する。この抜き穴
は、後述するフォトリソ(resolution)グラフィ法或い
はフォトエッチング法を適用することにより形成され
る。
【0010】その部品基体を形成する磁性材料としては
高い透磁率を有するフェライト等を用い、また、非磁性
材層を形成する非磁性材料としては磁性材料と同時焼成
可能な非磁性のフェライト,酸化チタン,アルミナ等を
用いることができる。
【0011】図1はフォトリソグラフィ法を適用する場
合を示し、コイル部を構成する導電パターンの成形工程
までを含む一層分のグリーンシートを形成する各工程を
示す。図中、10は部品基体を構成する磁性材料のグリ
ーンシート、11はグリーンシートに形成された抜き
穴、12は非磁性材層を構成する非磁性材部、12aは
非磁性材部12を形成する非磁性材シート、13はコイ
ル部を構成する導電パターン、20はグリーンシート1
0を形成するベースとなるポリエチレンテレフタレート
フィルム等の担持シート、21はグリーンシートに抜き
穴11を形成するフォトマスキング、22は非磁性材部
12を形成するフォトマスキングを示す。
【0012】フォトリソグラフィ法を適用する場合、グ
リーンシート10は磁性材料のセラミック粉末と感光性
樹脂とを含有する磁性ペーストを用いて担持シート20
のシート面に形成され、その磁性ペーストには可撓性,
強靭性を付与するべくアクリル系またはブチラール系の
バインダーが混入されている。
【0013】グリーンシート10を担持シート20のシ
ート面に通常のシート法で形成した後、所定の透光パタ
ーンを有するフォトマスキング21をグリーンシート1
0のシート面に被せて光線の照射処理を行う。そのフォ
トマスキング21の透光パターンは後工程で形成される
導電パターンの形状にほぼ対応するものであり、また、
ここで照射する光線としては紫外線,深紫外線,g線,
i線,EB,エキシマレーザ等を用いることができる。
その光線照射でグリーンシート1のシート面に露光部1
0aを形成し、この露光部10aを1−1−1トリクロ
ロエタン等の溶剤またはアルカリ等で現像処理して除去
乾燥することにより抜き穴11として形成する。その抜
き穴11はフォトマスキング21による光線照射でフォ
トリソグラフィ法を適用することから、レーザ加工,パ
ンチング加工に比べて高スピードで高精度に形成でき
る。なお、フォトマスキング21にはポジタイプとネガ
タイプとがあり、露光された部分を残存させまたは露光
されない部分を残存させることから、以下の各工程を含
む光線処理にはいずれをも適用することができる。
【0014】その抜き穴11には、グリーンシート10
と同時焼成可能な非磁性材ペーストを充填することによ
り、非磁性材部12を形成する。この非磁性材部12を
形成するのにあたっては、抜き穴11を形成するのと同
様なホトリソグラフィ法を適用できる。その場合には非
磁性材ペーストに感光性樹脂を混入し、また、アクリル
系乃至はブチラール系のバインダーを混入したものを用
いる。この非磁性材ペーストを用いては、抜き穴11の
形成されたグリーンシート10のシート面に塗布するこ
とにより、非磁性材シート12aを形成する。そのシー
ト面にフォトマスキング22を被せ、上述したと同様に
光線照射することにより抜き穴11に充填された非磁性
材部12を形成する。このフォトマスキング22として
は抜き穴形成用のフォトマスキング22と逆の透光パタ
ーンを有するものが用いられ、そのフォトマスキング2
2による光線照射でグリーンシート10の露光部10a
と逆の露光部12bを形成する。この露光部12bは1
−1−1トリクロロエタン等の溶剤またはアルカリで現
像処理して除去乾燥し、抜き穴11の内部に残存するシ
ート部分で非磁性材部12を形成する。
【0015】その非磁性材部12の形成後、グリーンシ
ート10の非磁性材部12を含む所定個所にコイル部を
構成するほぼ1ターン分,好ましくは3/4ターンに相
当する導電パターン13を形成する。この導電パターン
13は、導電性材料を含有する導電ペーストを用いるこ
とによりスクリーン印刷でも形成するようにできる。そ
の導電性ペーストには印刷性を付与するべく、エチルセ
ルロース系のバインダーが添加されている。
【0016】導電パターン13はスクリーン印刷に代え
て、抜き穴11,非磁性材部12の形成工程と同様にフ
ォトリソグラフィ法で形成することができる。図2は導
電パターン13のフォトリソグラフィ法による成形工程
を示すものであり、ここでは感光性樹脂を含有する導電
材ペーストを用いることにより、非磁性材部12の形成
されたグリーンシートのシート面に導電材シート13a
を形成する。その導電材シート13aに対してはフォト
マスキング23を被せ、光線照射による露光部13bを
形成する。このフォトマスキング23としては非磁性材
部形成用のフォトマスキング22とほぼ同じ透光パター
ンを持ち、非磁性材シート12aの露光部12bとほぼ
同じパターンの露光部13bを形成すればよい。また、
その露光部13bは同様に現像処理して除去し、残余の
シート部分で非磁性材部12に重なる導電パターン13
として形成できる。
【0017】この工程によると、導電パターンも含めて
全工程をシート法で処理できるから一環した共通の処理
システムでリードタイムを短縮できて生産性を向上する
ことができる。特に、その導電パターン13をシート法
で形成すると数10μm以上の厚塗りが可能であり、パ
ターン精度20〜30μm,シート厚み30μ程度とフ
ァインパターン化が図れる。また、導電材ペーストに添
加するバインダーとしてはグリーンシート10,非磁性
材部12を形成する各ペーストのバインダーと同様に、
アクリル系,ブチラール系の同系のものを用いることに
より脱バインダー温度を共通にできることから、焼成時
におけるグリーンシート10,非磁性材部12並びに導
電パターン13相互またはシート間の剥離や内部破壊の
発生を防止するようにできる。
【0018】このように、導電パターン13を形成した
後、当該グリーンシート10を担持シート20から剥離
し、セラミック積層体部品を形成する一層分として得
る。そのグリーンシート10は複数枚積層させて圧縮成
形後、所定の温度で焼成処理することにより磁性体の多
層基板乃至はチップ部品を形成するよう用いられる。
【0019】図3は、フォトレジスト法による非磁性材
部を有するグリーンシートの製造工程を示す。この場合
にはグリーンシート10を担持シート20のシート面に
形成後、そのグリーンシート10のシート面にはレジス
ト剤を用いてレジスト剤層14を形成する。次いで、上
述したと同様な所定の透光パターンを有するフォトマス
キング21をグリーンシート10のシート面に被せて光
線の照射処理を行う。その光線としてもフォトリソグラ
フィ法と同様に、紫外線,深紫外線,g線,i線,E
B,エキシマレーザ等を用いることができる。
【0020】その光線照射によってはレジスト剤層14
で被覆されたグリーンシート10の所定のシート面に露
光部14aを形成し、この露光部14aを1−1−1ト
リクロロエタン等の溶剤またはアルカリで現像処理後除
去することにより、残余のレジスト剤層14で被覆され
たグリーンシート1のシート面に抜き穴11を形成す
る。そのエッチングにあたっては、感光性樹脂バインダ
ーを含有するグリーンシートに施す場合にはウエットエ
ッチング法を適用し、或いは通常のグリーンシートに施
す場合にはドライエッチッング法を適用することができ
る。
【0021】グリーンシート10のシート面に形成され
た抜き穴11には、上述したと同様にグリーンシート1
0と同時焼成可能な非磁性材ペーストを充填することに
より非磁性材部12を形成する。この非磁性材部12を
形成するにも、シート法を適用し、非磁性材ペーストを
抜き穴の形成されたグリーンシート10のシート面に塗
布することにより非磁性材部12を抜き穴11に充填形
成できる。
【0022】その非磁性材部12の形成後、グリーンシ
ート10のシート面に残存するレジスト剤層14を剥取
り除去する。このレジスト剤層14の除去と共に、不要
に塗布された非磁性材ペーストも除去することができ
る。その非磁性材部12を有するグリーンシート10を
得た後、上述したと同様にグリーンシート10の非磁性
材部12を含む所定個所に電極部となる導電パターン1
3を形成する。
【0023】このように導電パターン14を形成した
後、当該グリーンシート10を担持シート20から剥離
し、セラミック積層体部品を形成する一層分として得
る。そのグリーンシート1は複数枚積層させて圧縮成形
後、所定の温度で焼成処理することによりセラミック多
層基板乃至はチップ部品を形成するよう用いることがで
きる。
【0024】導電パターン14の接続にあたっては、上
述した工程中で抜き穴11と同様な相対的に小径のスル
ーホールをレーザ照射,パンチング等で設け、そのスル
ーホールに充填される導電性材料でターン相互を接続す
ることによりコイル部を形成できる。また、LCフィル
ターを構成するときでも、導電性材料をスルーホールに
充填形成することにより各電極相互を接続すればよい。
その導電性ペーストの充填は非磁性材ペーストによる非
磁性部材12の形成工程で、非磁性ペーストの充填と共
に順に分けて行うようにできる。
【0025】図4〜10は上述した工程で製造し得る積
層型磁性体部品の具体例を示すものであり、図中、1は
磁性材料で形成された部品基体、2(2a,2b)は部
品基体1の内部に形成されたコイル部、3はコイル部2
(2a,2b)のターン間に介在させて非磁性材料で形
成された非磁性材層を示す。
【0026】図4,5はインダクタを示し、図6はミキ
サートランスを示し、図7はロータリートランスを示
し、図8はステップアップトランスを示す。これら各電
子部品は磁性体部品の単体として構成するものであり、
磁性体の部品基体1を有し、その部品基体1の内部に形
成されたコイル部2(2a,2b)のターン間に介在さ
せて非磁性材層3を夫々設けることにより構成されてい
る。なお、図5で示すシールド型インダクタは部品基体
1を形成する外部の磁性体部1aと内部の磁性体部1b
とを有し、この内部磁性体部1bは上述した工程中で非
磁性材部12に抜き穴を設けることにより形成するよう
にできる。
【0027】図9はLCフィルタを示し、L部を磁性体
部として形成し,C部の誘電体部と複合化させることに
より一体に形成されている。また、図10はDC−DC
コンバータの基板を示すものであり、この基板は他の部
品を搭載することによりDC−DCコンバータを構成す
る磁性体部として形成されている。そのLCフィルタの
L部並びにDC−DCコンバータの基板は磁性体の部品
基体1を有し、この各部品基体1の内部に形成されたコ
イル部2のターン間に介在させて非磁性材層3を設ける
ことにより構成されている。
【0028】この磁性体部品では、透磁率の低い非磁性
材層3をコイル部2(2a,2b)のターン間に介在さ
せることにより、コイル部2(2a,2b)と鎖交する
如く生ずる磁路からの磁束漏れを抑えるよう制御するこ
とができる。その漏れ磁束を抑えることができる分だけ
高い透磁率を有することから、各磁性体部品の電気的特
性を向上することができる。例えば、インダクタ,Lネ
ットワークではL値,Q値,IDCを大きくできて温度特
性を小さくするよう構成できる。トランス,ロータリー
トランスではL値,Q値,結合係数をいずれも大きくで
き、LCフィルタではL値.Q値,IDCを大きくできし
かも静電破壊対策を図るよう構成することができる。
【0029】図4で示すインダクタ,図9で示すLCフ
ィルタのL部,図10で示すDC−DCコンバータの基
板の如く、コイル部2の所定部位に近接位置させて部品
基体1の略全幅に亘る非磁性材料による磁気的な空隙部
4を設けるとよい。この空隙部4では各磁性体部品のL
値,Q値が使用条件,経年変化で大幅に変化することが
あるため、その安定性を図れるところから好ましい。
【0030】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る積層型磁性体
部品の製造方法に依れば、磁性材のグリーンシートに抜
き穴を設けて非磁性材部をシート法で形成することによ
り非磁性材層を部品基体の内部に一体的に設けることか
ら、リードタイムを短縮できて生産性を向上できしかも
全体的に高精度に形成できて特性の向上,小型化を図る
ことを可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層型磁性体部品の製造方法でグ
リーンシートを製造する各工程を順に示す説明図であ
る。
【図2】本発明に係る積層型磁性体部品の製造方法で適
用可能な導電パターンの成形工程を示す説明図である。
【図3】本発明の別の実施例に係る積層型磁性体部品の
製造方法でグリーンシートを製造する各工程を順に示す
説明図である。
【図4】本発明に係る積層型磁性体部品としての製造方
法を適用することにより製造可能なインダクタの内部構
造を示す説明図である。
【図5】同方法で製造可能な変形例に係るシールド型イ
ンダクタの内部構造を示す説明図である。
【図6】同方法で製造可能なミキサートランスの内部構
造を示す説明図である。
【図7】同方法で製造可能なロータリートランスの内部
構造を示す説明図である。
【図8】同方法で製造可能なステップアップトランスの
内部構造を示す説明図である。
【図9】同方法で製造可能なLCフィルタの内部構造を
示す説明図である。
【図10】同方法で製造可能なDC−DCコンバータの
内部構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1(1a) 部品基体 2(2a,2b) コイル部 3 非磁性材層 10 磁性材のグリーンシート 11 抜き穴 12 非磁性材部 13 導電パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 純一 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−98907(JP,A) 特開 平3−136307(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 41/00 - 41/34 H01F 17/00 - 17/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品基体を構成するグリーンシートを磁性
    材ペーストで形成した後、そのグリーンシートのシート
    面に所定のパターンに応じた抜き穴を形成し、この抜き
    穴の内部に非磁性材ペーストを充填して非磁性材部を有
    するグリーンシートを形成し、そのグリーンシートの所
    定なシート面にコイル部を構成する導電パターンを導電
    性ペーストで形成し、この導電パターンが形成された複
    数枚のグリーンシートを積層焼成させて、導電パターン
    から連続形成されたコイル部と該コイル部のターン間に
    介装した非磁性部材による非磁性材層とを部品基体の内
    部に備えた積層型磁性体部品をシート法で一体に形成す
    るようにしたことを特徴とする積層型磁性体部品の製造
    方法。
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