JP3138444U - 音声通知時計 - Google Patents
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Abstract
【課題】現在時刻を確認する場合に,就寝中においても目を開けて時刻の文字盤を確認する必要が無く,かつ通知スイッチを押す必要も無いなど操作性に優れ,かつ,同室に寝ている人を起こしてしまうことも無いとともに,電車内などの騒音の大きい環境でも良く聞き取れ,カバンなどに入れて携帯する場合,ならびに手で保持する場合などに誤作動の可能性が少ない,新規な音声通知時計を提案する。
【解決手段】音声で時刻を通知する音声時計に関し,骨伝導素子または拡声部材で構成する音声通知部に,接触タイプ,または近接タイプのタッチセンサー回路のタッチ部を形成し,音声通知部を身体の所定位置に当ててタッチ部が身体に接触または近接することにより,現在時刻を骨伝導素子,または拡声部材により音声通知する。
【選択図】図1
【解決手段】音声で時刻を通知する音声時計に関し,骨伝導素子または拡声部材で構成する音声通知部に,接触タイプ,または近接タイプのタッチセンサー回路のタッチ部を形成し,音声通知部を身体の所定位置に当ててタッチ部が身体に接触または近接することにより,現在時刻を骨伝導素子,または拡声部材により音声通知する。
【選択図】図1
Description
音声で時刻を通知する音声時計に関し,骨伝導素子,または拡声部材で構成する音声通知部に,接触タイプ,または近接タイプのタッチセンサー回路のタッチ部を形成し,音声通知部を身体の所定位置に当ててタッチ部が身体に接触または近接することにより,現在時刻が時刻処理回路で読み出され,骨伝導素子,または拡声部材により音声通知される,操作性に優れた軽量,小型な音声通知時計。
目覚まし時計は,設定時間になれば自動的にアラームを発生させるが,現在時刻を確認する場合は,文字盤を目で見て確認するか,音声通知時計では通知スイッチを押して,音声通知を聞くことにより確認する方法が採られる。このため,就寝中に現在時刻を確認するためには,暗闇の中で時計の所在を探したり,布団から身体を出して時計を手元に取り寄せたり,文字盤の照明スイッチを押したり,さらに,眼鏡を常用している人は時刻を確認するために眼鏡を掛けなければならないなどの動作で完全に目覚めてしまう。音声通知時計に関しても,現在時刻を通知する通知スイッチを押さなければならないとともに,通知する音声が同室に寝ている人を起こしてしまうなど,就寝中における現在時刻の確認は極めて煩わしい問題である。
また,イヤホンタイプで耳に掛ける音声目覚まし時計も提案されているが,目覚まし時刻ではなく現在時刻を確認するためには,通知スイッチを押す必要が有るとともに,就寝時に時計を耳に掛け続けることは殆ど不可能であり,寝返りなどにより脱落する可能性が高いなど,従来技術はいずれも現在時刻を音声通知することには相応しくない。また,視力の弱い人は,現在時刻を音声通知で知りたい要望は強いが,従来のものでは,通知スイッチを押さなければならないとともに,電車内などの騒音の大きい環境では聞き取り難いなどの難点が指摘されている。
就寝中において,目覚まし時計はセットしているものの,あと何時間寝ていられるのかを知るために現在時刻を確認したい場合が多いが,暗闇の中で時計の所在を探したり,通知スイッチを押したりなどが必要であるとともに,音声通知時計では,通知する音声により同室に寝ている人を起こしてしまうなど,従来の時計は就寝中における時刻の確認が極めて煩わしい問題を有しているとともに,従来の音声時計は電車内などの騒音の大きい環境では聞き取り難いなどの難点が指摘されている
しかるに本考案は,現在時刻を確認する場合に,就寝中においても目を開けて時刻の文字盤を確認する必要が無く,かつ通知スイッチを押す必要も無いなど極めて操作性に優れ,かつ,同室に寝ている人を起こしてしまうことも無いとともに,電車内などの騒音の大きい環境でも良く聞き取れ,カバンなどに入れて携帯する場合,ならびに手で保持する場合などに誤作動の可能性が少ない,新規な音声通知時計を提案する。
音声で時刻を通知する音声時計に関し,骨伝導素子または拡声部材で構成する音声通知部に,接触タイプ,または近接タイプのタッチセンサー回路のタッチ部を形成し,音声通知部を身体の所定位置に当ててタッチ部が身体に接触または近接することにより,予め標準時刻に合わせられた現在時刻を時刻処理回路から読み出して,骨伝導素子,または拡声部材により音声通知する。
骨伝導素子,または拡声部材で構成する音声通知部のタッチ部が,身体への接触または近接を検知して現在時刻を通知するため,音声通知部を身体の所定部分に当てるだけで,現在時刻を知ることができるため,極めて操作性に優れるとともに,通知音声が周囲に漏れないため,同室に寝ている人を起こすこともなく,電車内などの騒音の大きい環境でも良く聞き取れるとともに,タッチ部が身体に接触または近接しない限り音声通知は作動しないため,カバンなどに入れて携帯する場合,ならびに手で保持する場合などに誤作動する可能性が少ないなど,現在時刻を確認する場合に,従来の時計が有していた欠点を全て解決した,操作性に優れ,軽量,小型な音声通知時計が実現される。
本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。図1は本考案の音声通知時計の概観斜視図を示す。1は骨伝導素子または拡声部材で構成され,身体の所定位置に当てて音声を通知する音声通知部,2は音声通知部に形成するタッチセンサー回路のタッチ部であり,タッチセンサー回路は方式によりタッチ部が身体に直接接触して作動させるタイプと,非接触で近接により作動させるタイプとがあり,導電材を直接身体に接触させるか,非導電材を介して近接させるか二通りの構成が有る。3は時刻設定のための時刻セットスイッチであり,4は時刻アップスイッチ,5は時刻ダウンスイッチである。6は現在時刻を表示するLCD,7は音量調節,8は蛍光体で音声通知部の位置を表示する夜間所在表示であり,9は筐体で合成樹脂などの絶縁材で構成する。
身体の所定位置に当てて音声を通知する音声通知部は,音の振動を骨から聴覚神経に伝える骨伝導タイプ,音の振動を機械振動に変えて可聴音として聞かせるヘッドホンタイプ,イヤホンタイプなどで構成される。骨伝導タイプは骨伝導素子が使用され,マグネチック型,圧電素子型などがあり,外耳道を直接塞がないため時刻通知を聞いている状況でも周囲の音を聞くことが出来るとともに,音漏れが少なく,騒がしい場所でより明瞭に聞くことが出来る。骨伝導タイプでは,音声通知部をこめかみや耳の後ろなどに押し当てて通知を聞くが,ヘッドホンタイプは音声通知部を耳に当て,イヤホンタイプは音声通知部を外耳道に差し込んで通知を聞く。
現在時刻の通知は,音声通知部を身体の所定位置に当てることにより,タッチセンサー回路のタッチ部が身体に接触または近接して,現在時刻を読み出して音声通知部から伝えるため,従来の音声時計のように通知スイッチを押す煩わしさが無いとともに,タッチ部が身体に接触または近接しない限り音声通知は作動しないため,カバンなどに入れて携帯する場合,ならびに手で保持する場合などに誤作動する可能性が少ない特長を備えている。
図2は音声通知時計回路の概略構成図を示す。音声通知処理は全て音声通知制御回路12で処理される。標準時刻は時刻設定回路10により予め設定され,時刻通知の音声はデジタル化されて音声ROM11に書き込まれている。タッチセンサー回路16に接続されるタッチ部17が身体への接触,近接を検知すると,ROM11から現在時刻のデジタル音声が読み出され,これをアナログ変換して駆動回路13により音声通知部15を駆動して通知し,音量調節14で通知音量を調節する。
図3は現在時刻の音声通知を作動させるタッチセンサー回路の概略構成図を示す。本例はタッチ部17が身体に接触して作動するタイプを例としている。発振回路18で発振した信号を同調回路19で同調し,平滑回路20で平滑する。タッチ部17は同調回路のコンデンサに接続されているため,タッチ部が身体に接触した場合に,同調回路の容量が変化して同調周波数がずらされて平滑出力の電圧が変化するため,この電圧値の変化を検知して現在時刻の音声通知を作動させる。
実施においては,▲1▼予め設定した時刻からの経過時間を音声で通知する機能,▲2▼予め設定した時刻への残り時間を音声で通知する機能,▲3▼予め設定した時刻でLEDを点滅する警報機能,▲4▼LEDによる手元ライトを点灯する機能,などの付加機能を組み込んだ。寝ている人は,現在時刻を知ることも大事ではあるが,何時間寝たのか,あと何時間寝ていられるのかを知る意味は極めて大きく,付加した機能は極めて有益である。
筐体はプラスチック材で形成し,タッチ部は防錆を配慮してステンレス材により音声通知部の外周輪郭部に形成した。タッチ部は直接身体に接触するため,バリスタによる静電保護21を組み込んである。また,誤作動を防ぐため,タッチ検出部に身体が1秒以上接触した状態で現在時刻の通知を行うタイムディレーを設けるとともに,同一時刻を三回繰り返して通知して聞き漏らしを防いだ。音声通知時計のサイズは縦×横×高を50×33×20mm,重さは40g,電池はボタン電池を使用した。なお,近接タイプのタッチセンサーはタッチ部が非導電材で被覆されているため,導体が直接身体に触れることがないため,静電気などに対して有利である。各種の素材,ディメンジョン,機能仕様などは変更が可能であり,本考案の趣旨を逸脱しない範囲であれば種々変形実施が可能である。
1 音声通知部 13 駆動回路
2 タッチ部 14 音量調節
3 時刻セットスイッチ 15 音声通知部
4 時刻アップスイッチ 16 タッチセンサー回路
5 時刻ダウンスイッチ 17 タッチ部
6 時刻表示LCD 18 発振回路
7 音量調節 19 同調回路
8 夜間所在表示 20 平滑回路
9 筐体 21 静電保護
10 時刻設定回路
11 音声ROM
12 音声通知制御回路
2 タッチ部 14 音量調節
3 時刻セットスイッチ 15 音声通知部
4 時刻アップスイッチ 16 タッチセンサー回路
5 時刻ダウンスイッチ 17 タッチ部
6 時刻表示LCD 18 発振回路
7 音量調節 19 同調回路
8 夜間所在表示 20 平滑回路
9 筐体 21 静電保護
10 時刻設定回路
11 音声ROM
12 音声通知制御回路
Claims (2)
- こめかみの近傍や耳の後ろなどに当てて,骨伝導により音声で時刻を通知する音声時計に関し,骨伝導素子で構成する音声通知部に,接触タイプ,または近接タイプのタッチセンサー回路のタッチ部を形成し,音声通知部を身体の所定位置に当ててタッチ部が身体に接触または近接することにより,現在時刻が時刻処理回路で読み出され,駆動回路により骨伝導素子を駆動して音声通知することにより,操作性に優れた,軽量,小型な音声通知時計。
- 上記,音声で時刻を通知する音声通知部として,耳近傍に当てて,鼓膜を通して音声で時刻を通知する,ヘッドホンタイプ,イヤホンタイプなどの拡声部材で構成する音声通知部を採用した,請求項1に記載する音声通知時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006988U JP3138444U (ja) | 2007-08-13 | 2007-08-13 | 音声通知時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006988U JP3138444U (ja) | 2007-08-13 | 2007-08-13 | 音声通知時計 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007146147 Continuation | 2007-05-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3138444U true JP3138444U (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=43288741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007006988U Expired - Fee Related JP3138444U (ja) | 2007-08-13 | 2007-08-13 | 音声通知時計 |
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JP (1) | JP3138444U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110824886A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-02-21 | 何建强 | 一种能缓解眼部疲劳、改善视力的手表及其应用 |
-
2007
- 2007-08-13 JP JP2007006988U patent/JP3138444U/ja not_active Expired - Fee Related
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