JP3138395U - レーザー墨出し装置 - Google Patents

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大野勝広
小田部由典
上野康男
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上野 康男
株式会社アイ電子工業
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Abstract

【課題】
1軸方向のみの傾斜を検出する傾斜検出センサー2個と傾斜修正用のモーター駆動機構と制御部による整準機構を有し、該整準機構によって基準面を水平に支持されるレーザーライン照射部とからなるレーザー墨出し装置において、整準動作の信頼性が高く、小型で安価なレーザー墨出し装置を提供するものである。
【解決手段】
ジンバル機構部と傾斜修正用のモーター駆動機構と制御部による整準機構とレーザーライン照射部とからなる墨出し装置において、1軸方向の検出機能を有する傾斜センサー2個を直交する2軸方向に一体的に支持するセンサーホルダーを有するレーザー墨出し装置を提供するものである。
【選択図】 図2

Description

本考案は、土木、建築、機械装置の設置時に使用するライン状のレーザー光線を射出する方式の墨出し装置に関するものであり、特に傾斜角度を検出する傾斜センサーの信号と傾斜修正用のモーター駆動機構を用いた整準機構を有する方式のレーザー墨出し装置に関するものである。
現在、上記目的で使用するレーザー墨出し装置のうち、直交する2軸方向に対応したジンバル機構部と傾斜検出センサーと傾斜修正用のモーター駆動機構と制御部による整準機構を有し、該整準機構によって基準面を水平に支持されるレーザーライン照射部とからなるレーザー墨出し装置において、傾斜検出センサーは1軸方向のみの傾斜を検出する方式のものが多い。 しかし、傾斜検出センサーは検出方向と直角な方向に傾いていると検出性能が低下する為に整準動作の信頼性が低下することと、2個のセンサーが必要となるためにそれらのセンサーの取り付け角度調整機構を含めると、大きなスペースが必要となるために装置全体の大型化の原因となる上コストアップの要因となる。
上記課題を解決する為には、4個のLEDを利用した2軸方向の検出が可能な傾斜検出センサーがある。この方式の傾斜検出センサーは装置の小型化に効果がある。
特開 2007‐046948 しかし、この方式の傾斜検出センサーは、センサー自体の製造が困難なために高価であるという課題がある。
本考案が解決しようとする課題は、直交する2軸方向に対応したジンバル機構部と傾斜検出センサーと傾斜修正用のモーター駆動機構と制御部による整準機構を有し、該整準機構によって基準面を水平に支持されるレーザーライン照射部とからなるレーザー墨出し装置において、安価な1軸方向のみの傾斜を検出する傾斜検出センサー2個を使用して、整準動作の信頼性が高く小型のレーザー墨出し装置を提供するものである。
本考案は、上記背景の下に成立するものであり、本考案の第1の手段は、直交する2軸方向に対応したジンバル機構部と傾斜検出センサーと傾斜修正用のモーター駆動機構と制御部による整準機構を有し、該整準機構によって基準面を水平に支持されるレーザーライン照射部とからなるレーザー墨出し装置において、1軸方向の検出機能を有する傾斜センサー2個を直交する2軸方向に一体的に支持するセンサーホルダーを有するレーザー墨出し装置を提供するものである。
本考案の第2の手段は、1軸方向の傾斜センサー2個を直交する2軸方向に一体的に支持するセンサーホルダーの整準機構の基準面に対する取り付け角度を個々の傾斜センサーの検出方向と同一な2方向に調整可能としたレーザー墨出し装置を提供するものである。
本考案は、上記手段により、1軸方向の検出機能を有する傾斜センサー2個を直交する2軸方向に一体的に支持するセンサーホルダーを使用して、整準動作の信頼性が高く小型で安価なレーザー墨出し装置を提供することができるものである。
本考案の構成は、直交する2軸方向に対応したジンバル機構部と傾斜検出センサーと傾斜修正用のモーター駆動機構と制御部による整準機構を有し、該整準機構によって基準面を水平に支持されるレーザーライン照射部とからなるレーザー墨出し装置において、1軸方向の検出機能を有する傾斜センサー2個を直交する2軸方向に一体的に支持するセンサーホルダーを有するレーザー墨出し装置である。 また、該センサーホルダーの整準機構の基準面に対する取り付け角度を個々の傾斜センサーの検出方向と同一な2方向に調整可能としたレーザー墨出し装置である。
以下図について本考案の実施形態について説明する。
図1は、本考案のレーザー墨出し装置の一実施形態の構造を示す側面図であり、図2はその部分詳細側断面図、図3はその部分詳細上断面図である。 図1においては、カバーなど本考案に関与しない部分は省略し、ライン照射部など公知の部分は鎖線で表示している。 又、実用状態における鉛直な一面としてのX面(紙面と平行な面)に沿った側面図を示しているが、これに直行する鉛直なY面(紙面と直角な面)に沿った側面図もほぼ同様の構造となっている。 以下添字X及びYは上記説明の側面に関するものとする。
図1において、ベース部材1には複数の支柱2が植設され、該支柱2に取り付けられたジンバル機構部3によって紙面に平行なX方向と紙面に直角なY方向に揺動自在に支持された揺動部4の下部にはアーム5が植設され、該アーム5の下端部6を挟むフォーク部材7がX方向の傾斜修正用のモーター駆動機構8で回転するネジ部材9によって左右方向に移動可能に設けられている。 XY両方向の揺動機構を干渉せずに配置するためにはアーム5、下端部6を挟むフォーク部材7、傾斜修正用のモーター駆動機構8及びネジ部材9は揺動部4の中心から紙面上で手前にシフトされた状態で配置されている必要がある。
揺動部4の上部にはレーザー光源によるライン照射部10と傾斜検出センサーホルダー11を有している。 また、支柱2の側面には電池による電源部12と制御部13が設けられている。 制御部13は一般にCPU、ドライブ回路、メモリーなどを含むものである。 尚、紙面に直角なY平面における構造も上記X平面状の構造とほぼ同様のものである。 制御部13は傾斜検出センサーホルダー11内に内蔵する傾斜検出センサー15X及び15Yの信号によってモーター駆動機構8を介してフォーク部材7を左右(X方向及びY方向)に移動させて揺動部4が常に水平になるよう制御している。 14はネジ部材9とフォーク部材7及びアーム5との係合状態の遊び(バックラッシュ)を防止するためのスプリングである。 又、支柱2、電源部12及び制御部13は揺動部4から上方に大きく突出しない事が望ましい。
また、図2、図3において、傾斜検出センサーホルダー11はX方向の傾斜を検出する傾斜センサー15XとY方向の傾斜を検出する傾斜センサー15Yを内蔵し、両者を傾斜センサー15Xの基準面16Xと傾斜センサー15Yの基準面16Yとが平行となるごとく中間板17と2枚の板バネ18と蓋部材19によって固定的に支持している。 また、傾斜検出センサーホルダー11は揺動部の4の水平基準面20に対して角度調整後に固定することを可能とするために、基準ピン21と基準穴22を嵌合させた状態で、調整ネジ23X、23Y、固定ネジ24、スプリング25を介して取り付けられている。 尚、図2において、図の簡略化のためにY方向の調整機構の表示を一部省略している。
図1、図2及び図3に示す本考案の作用について説明する。
本考案のレーザー墨出し装置の調整手順において、第1に、揺動部4の水平基準面20を正確な水平下面にセットした状態で、傾斜検出センサー15X及び15Yのゼロ点調整を夫々調整ネジ23X及び23Yで行い、押しネジ24X、24Yによってその位置を固定する。 傾斜検出センサーホルダー11が水平基準面20に取り付けられていることで、この調整における総合調整の誤差の重積を未然に防ぐことができる。
第2に、該傾斜検出センサー15X及び15Yのゼロ点信号を基準として揺動部4の自動整準機能を調整する。 このことによってベース部材1が傾斜しても揺動部4の水平基準面20は常にX方向及びY方向の水平面を維持していることを保証することが出来る。
鎖線で示すライン照射部10は予めラインの方向、角度などを水平基準面20に対応する面を基準として正確に正確に調整された状態で揺動部4と組み合わされる。
この場合、もし傾斜検出センサー15Xと傾斜検出センサー15Yが別々に支持される構造であった場合には、上記調整行程において、夫々の水平基準面20に対する傾斜を単独で調整することが必要であるが、仮に傾斜検出センサー15Xを調整する場合にY方向の最適角度を調整する基準がないので、センサーの電気信号を注意深く観察しながらセンサーが正常に働く範囲の中央付近に固定することとなる。 しかし、これが最適値である保証はない。 傾斜検出センサー15Yを調整する場合においても同様にX方向の最適値を決める為の信頼できる基準がない。
これに対し、以上の説明で明らかなごとく、傾斜検出センサーホルダー11はX方向の傾斜を検出する傾斜センサー15XとY方向の傾斜を検出する傾斜センサー15Yを内蔵し、両者を傾斜センサー15Xの基準面16Xと傾斜センサー15Yの基準面16Yとが平行となるごとく中間板17と2枚の板バネ18と蓋部材19によって固定的に支持している為に、傾斜センサー15X及び15Yを同時にそれらの基準面を揺動部4の基準平面20に合わせ込むことができるの。 従って、レーザー墨出し装置の整準動作の信頼性を大幅に向上する事ができるとともに2個の傾斜センサーを別々に配置する場合に比べて小型化できる上部品点数も削減できることによってコストダウンを可能にするものであり、その実用上の効果は極めて著しい。
本考案のレーザー墨出し装置の一実施形態の構造を示す側面図。 その部分詳細側断面図。 その部分詳細上断面図。
符号の説明
1:ベース部材
2:支柱
3:ジンバル機構部
4:揺動部
5:アーム
6:下端部
7:フォーク部材
8:モーター駆動機構
9:ネジ部材
10:ライン照射部
11:傾斜検出センサーホルダー
12:電源部
13:制御部
14:スプリング
15X:傾斜センサー
15Y:傾斜センサー
16X:基準面
16Y:基準面
17:中間板
18:板バネ
19:蓋部材
20:水平基準面
21:基準ピン
22:基準穴
23X:調整ネジ
23Y:調整ネジ
24:固定ネジ
25:スプリング

Claims (2)

  1. 直交する2軸方向に対応したジンバル機構部と傾斜検出センサーと傾斜修正用のモーター駆動機構と制御部による整準機構を有し、該整準機構によって基準面を水平に支持されるレーザーライン照射部とからなるレーザー墨出し装置において、1軸方向の検出機能を有する傾斜センサー2個を直交する2軸方向に一体的に支持するセンサーホルダーを有することを特徴とするレーザー墨出し装置。
  2. 1軸方向の傾斜センサー2個を直交する2軸方向に一体的に支持するセンサーホルダーの整準機構の基準面に対する取り付け角度を個々の傾斜センサーの検出方向と同一な2方向に調整可能としたことを特徴とする請求項1記載のレーザー墨出し装置。
JP2007008058U 2007-10-19 2007-10-19 レーザー墨出し装置 Expired - Fee Related JP3138395U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011242220A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Tanita Corp 重量測定装置

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