JP2007036020A - 位置決め方法及び保持部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】
簡素な構成を用いて効率的に位置決めを行うことができる位置決め方法及びそれに用いると好適な保持部材を提供する。
【解決手段】
保持部材20を基板10に取り付ける前に、ケース30を保持部材20に対してプリアライメントするため、その後、保持部材20をケース30ごと基板10に取り付けたときに、高精度な位置決めが必要な3軸方向にアライメントするのみで、ケース30を精度良く位置決めすることができ、それにより全てのLED31を基板10上で所定方向に配列することが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、位置決め方法及び保持部材に関し、特に複数のワークをそれぞれ精度良く位置決めできる位置決め方法及び保持部材に関する。
例えば、ある種の表示装置などにおいて、多数のLEDを所定方向に整列させて配置し、個々に駆動することで、高精細な画像を表示できるようになっている。ここで、多数のLEDを個々に基板に取り付けるのでは、取り付けの手間がかかり、大きな表示装置を製造するのに時間がかかる。そこで、効率的にLEDを搭載するために、所定数のLEDを収容したケースを複数個形成し、このケースごと基板に搭載することが考えられている。
ところで、ケースに収容した所定数のLEDを基板に取り付ける際の一つの問題は、基板上で、いかにしてLEDを所定方向に配置するかである。即ち、ケース上において所定数のLEDが精度良く配列していたとしても、基板上の複数のケースの相対位置関係がずれていれば、最終的にLEDを基板に対して精度良く配置することができない。
特開2003−170270号公報
ここで、複数のケースに収容した所定数のLEDを基板に対して所定方向に精度良く並べるためには、ケースを基板に取り付ける保持部材を、6軸方向に位置決め調整できる構造とし、保持部材ごとケースを基板に取り付けた状態で、LEDが所定方向に並ぶように調整を行うことが考えられる。そのために、特許文献1に記載されているような6軸方向に位置決め可能な6軸ステージを保持部材に設けることも考えられる。しかしながら、一般的に6軸ステージの構成は複雑且つ大型であり、複数のケースのそれぞれに対して6軸ステージを備えた保持部材を用意することは、ほとんどの場合不可能である。
そこで本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み、簡素な構成を用いて効率的に位置決めを行うことができる位置決め方法及びそれに用いると好適な保持部材を提供することを目的とする。
第1の本発明の位置決め方法は、2以上の素子を所定の配列で収容した複数のケースを、保持部材を介して基板に対して6軸方向に位置決めする位置決め方法であって、
前記ケースの第1の基準位置に基づいて、前記ケースを前記保持部材に対してプリアライメント(第3ステップでアライメントを行わず第1ステップで完了する3軸方向のアライメントを含む6軸方向のアライメントをいう)する第1ステップと、
前記保持部材を前記基板に取り付ける第2ステップと、
前記ケースの第2の基準位置に基づいて、前記ケースを前記基板に対して、高精度な位置決めが必要な3軸方向にのみアライメントする第3ステップとを有することを特徴とする。
第2の本発明の位置決め方法は、2以上の素子を所定の配列で収容した複数のケースを、基板に対して位置決めする位置決め方法であって、
前記ケースに第1のアライメントマークを設け、前記基板に、前記ケースごとに第2のアライメントマークを設け、前記第1のアライメントマークと、前記第2のアライメントマークに基づいて、前記ケースを前記基板に対して位置決めすることを特徴とする。
第1の本発明の位置決め方法によれば、前記第1のステップで、前記ケースの第1の基準位置に基づいて、前記ケースを前記保持部材に対して6軸方向にプリアライメントするため、前記第3のステップでは、前記ケースを前記基板に対して、高精度な位置決めが必要な3軸方向にのみアライメントすることで、前記ケースを、精度と効率とを両立させて位置決めすることができ、それにより2以上の素子を前記基板上で所定方向に配列することが可能となる。又、前記保持部材は、前記ケースを3軸方向に位置決めできる構成であれば足り、前記保持部材をより簡素且つコンパクトなものとすることができる。
前記ケースの第1及び第2の基準位置は、前記ケースに形成されたアライメントマーク又は素子自体により定まると好ましい。この場合、前記アライメントマークと、前記2以上の素子とは、既知の位置関係となっていることが重要である。
前記第3ステップにおいて、前記高精度な位置決めが必要な3軸方向とは、前記素子の並んだX方向と、前記素子の並んだX方向に対して直交するZ方向と、前記Z方向回りのθz方向であると好ましいが、これに限られない。
前記第3ステップにおいて、前記保持部材を調整することにより、前記ケースを前記基板に対して、前記高精度な位置決めが必要な3軸方向にアライメントするのが好ましい。
上記位置決め方法に用いる保持部材は、単一の面に設けられた調整部を調整することで、前記ケースを前記基板に対して前記高精度な位置決めが必要な3軸方向にアライメント可能となっていると好ましい。
第2の本発明の位置決め方法によれば、前記ケースに第1のアライメントマークを設け、前記基板に、前記ケースごとに第2のアライメントマークを設け、前記第1のアライメントマークと、前記第2のアライメントマークに基づいて、前記ケースを前記基板に対して位置決めするので、前記ケースを高精度に位置決めすることができる。
前記第1及び第2のアライメントマークの3次元座標を検出して比較すると、それぞれ2点のアライメントマークを検出することで6軸方向が定まるので好ましい。
前記基板の線膨張係数と前記ケースの線膨張係数とは等しくなっていると、雰囲気温度の影響を受けないため好ましい。
なお、「アライメントマーク」の検出は、CCDなどを用いてアライメントマークの画像を読みとって画像処理するほか、顕微鏡を用いて作業者が目視しても良い。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかる位置決め方法を説明するための概略図である。図2は、図1の一部を拡大して示す図であるが、ケースと保持部材とは一点鎖線で示している。
矩形板状の基板10には、上下に貫通した開口10a(図2参照)がマトリクス状に形成されている。各開口10aの近傍における基板10の上面には、保持部材20がねじ止めされ、アタッチメントAT(図5参照)を介して保持部材20が保持するケース30は、その下端を開口30内に挿入している。ケース30は、下面にLED31(図5参照)を一列に配置している。ここで、LED31の並び方向をX軸方向とし、それに直交する方向(図1,2で上下方向)をZ軸方向とし、Z軸回りをθz軸方向とする。基板10と保持部材20とケース30とは、線膨張係数が等しい素材から形成されると、雰囲気温度による影響を受けないので望ましい。或いは、基板10は線膨張係数が極端に小さい素材を用いても良い。
図3は、保持部材20の正面図であり、図4は、保持部材20を矢印IV方向に見た下面図であり、図5は、保持部材20を矢印V方向に見た上面図であり、図6は、保持部材20を矢印VI方向に見た側面図である。図7、8は、図5の構成をVII-VII線で切断して矢印方向に見た断面図であるが、それぞれ一部を省略している。図7,8において、上下方向をZ軸方向とし、左右方向をX軸方向とする。図9は、図5の構成をIX-IX線で切断して矢印方向に見た断面図であり、図10は、図9の構成をX-X線で切断して矢印方向に見た断面図であるが、ケース30は取り外した状態で示している。
Z軸方向駆動機構について説明する。図7に示すように、保持部材20は、基板10に取り付けられる支持部21と、支持部21に取り付けられた外枠22と、外枠22に対して移動可能な移動枠23と、移動枠23に対して移動可能なテーブル24とを有している。ケース30は、アタッチメントATを介してテーブル24にねじ止めされている。
図8において、移動枠23は、図で下方を向いた袋孔23aを内周面に形成しており、その内部には、コイルばね25Zが配置されている。更に移動枠23は、袋孔23aに対向してねじ孔23bを形成している。ねじ孔23bには、支持部21に形成された貫通孔21a及び外枠22に形成された貫通孔22aに挿通されたZ軸方向調整ねじ26Zが螺合している。
上面をコイルばね25Zに当接させ、下面をZ軸方向調整ねじ26Zに当接させるようにして配置されたテーブル24は、図で水平に延在する2枚のZ軸方向平行ばね27Z、27Zにより移動枠23に対して支持されている。中立の状態では、移動枠23とテーブル24とは直接接触していない。
X軸方向駆動機構について説明する。図7において、外枠22は、図で左方を向いた袋孔22bを内周面に形成しており、その内部には、コイルばね25Xが配置されている。更に外枠22は、袋孔22bに対向して貫通孔22cを形成している。貫通孔22c内には、ブロック22dが配置されており、ブロック22dは、板ばね22eを介して傾き可能に、外枠22に対して取り付けられている。ブロック22dの中央に、先端が球面の微調整ねじ22fが貫通螺合している。更に外枠22は、ブロック22dの側面に対向してねじ孔22gを形成している。ねじ孔22gには、支持部21に形成された貫通孔21bに挿通されたX軸方向調整ねじ26Xが螺合している。
一方の側面をコイルばね25Xに当接させ、他方の側面を微調整ねじ22fに当接させるようにして配置された移動枠23は、図で垂直に延在する2枚のX軸方向平行ばね27X、27Xにより支持部21に対して支持されている。中立の状態では、支持部21と外枠22とテーブル24とは直接接触していない。
θz軸方向駆動機構について説明する。図9において、支持部21は、支持板21Aを取り付けている。支持板21Aは、図9で左方を向いた袋孔21cを内側面に形成しており、その内部には、コイルばね25θが配置されている。更に外枠22は、袋孔21cに対向して凹部22hを形成している。凹部22h内には、凸部22mを有するブロック22iが配置されている。凸部22mは、コイルばね25θとの間に配置された中間板22kに当接している。更にブロック22iは、板ばね22jを介して傾き可能に、支持部21に対して取り付けられている。更に支持部21は、ブロック22iの側面に対向してねじ孔21dを形成している。ねじ孔21dには、θz軸方向調整ねじ26θが螺合している。なお、調整部を構成するX軸方向調整ねじ26X、θz軸方向調整ねじ26θ、及びZ軸方向調整ねじ26Zは、図4に示すように一列に並んでいる。
図10において、支持板21Aと外枠22とは、両者に対してねじ止めされた板ばね29と細長い板状のブロック28、28とで構成された蝶番を介して回動自在に連結されている。
次に、本実施の形態にかかる位置決め方法について説明する。ここで、ケース30は、図4に示すように、下面に6個のLED(素子)31を一列に配置しているものとする。又、ケース30は、LED31を挟んで2つのアライメントマーク32a、32bを形成している。更に、保持部材20の下面には、アライメントマーク20a、20bを形成している。
複数のケース30を基板10に載置するに当たり、一つの問題は、ケース30を一方向に並べたときに、それらが収容するLED31を一方向に高精度に並べることができるか否かである。即ち、LED31のアライメントは、その中央の点を所定位置に合わせ込むことのほか、照射光が所定の方向を向くように、その光軸の傾きも調整しなくてはならない。即ち、LED31を6軸方向に位置決めする必要がある。なお、ここでは、ケース30に対してLED31は高精度に位置決めされているものとする。
本実施の形態では、第1のステップとして、ケース30を基板10上に取り付ける前に、まずケース30を保持部材20に対して3軸方向に位置決め(プリアライメント)する。より具体的には、図4を参照し、ケース30のアライメントマーク(第1の基準位置)32a、32bと、保持部材20のアライメントマーク20a、20bの3次元座標を、不図示の測定器で読み取り、その座標に基づいて、Y軸方向、X軸回りのθx軸方向、Y軸回りのθy軸方向について、テーブル24に取り付けたケース30が保持部材20に対して所定の関係となるように位置決めを行う。所定の関係にない場合には、テーブル24とケース30との間にシムを介在させるようにする。このとき同時にX軸、Y軸、Z軸回りのθz軸方向についてもラフなアライメントを行う。ラフなアライメントとは、第3ステップで調整可能範囲に入る程度の位置決め精度を有するアライメントを言う。なお、LED31の並び方向に対して、ケース30の外形が精度良く形成されていれば、これを第1の基準位置として、ケース30をテーブル24に押し当てることで、それに基づき所定の関係を迅速に得ることができる。
続いて、第2のステップとして、保持部材20を突き当て等により精度良く基板10に取り付ける。かかる場合、図4に示すように、支持部21の下面に形成された3つのねじ孔21eに、基板10を貫通する不図示のボルトを螺合させることで、保持部材20の取り付けを行うことができる。ここで、ねじ孔21eを片側に寄せることで、基板10と保持部材20の線膨張係数の差と、温度差により発生する歪の影響を小さく抑えている。
更に、第3のステップとして、ケース30のアライメントマーク32a、32bに基づいて、ケース30を基板10に対して、高精度な位置決めが必要な3軸方向にアライメントする。ここで、基板10には、図2に示すように3つの調整孔10X、10θ、10Zが形成されており、且つ各開口10aの近傍に、アライメントマーク10b、10cが形成されているものとする。まず、図2を参照し、ケース30のアライメントマーク32a、32bと、基板10のアライメントマーク10b、10cの3次元座標を測定器DTで読み取り、その座標に基づいて、X軸方向、Z軸方向、θz軸方向について個々に位置決めを行うことで、各ケース30のLED31が基板10に対して所定の方向に並ぶように位置決めを行う。
まず、Z軸方向のアライメント調整について説明する。図8を参照し、調整孔10Z(図2)から差し込んだ工具(不図示)を用いて、作業者がZ軸方向調整ねじ26Zを回すと、その回転方向に応じて、Z軸方向調整ねじ26Zは上方もしくは下方に移動する。Z軸方向調整ねじ26Zが上方に移動すると、コイルばね25Zを圧縮する方向にテーブル24を押圧するが、テーブル24は平行ばね27Z、27Zにより支持されているので、限られた移動範囲では上方に平行移動をする。一方、Z軸方向調整ねじ26Zが下方に移動すると、コイルばね25Zの付勢力により、テーブル24は下方に平行移動をする。それにより、テーブル24に取り付けたケース30のZ軸方向の調整のみを行うことができる。
次に、X軸方向のアライメント調整について説明する。図7を参照し、調整孔10X(図2)から差し込んだ工具(不図示)を用いて、作業者がX軸方向調整ねじ26Xを回すと、X軸方向調整ねじ26Xが軸線方向に移動する。X軸方向調整ねじ26Xが下方に移動すると、X軸方向調整ねじ26Xが当接していたブロック22dが、コイルばね25Xの付勢力により傾動し、移動枠23に当接している微調整ねじ22fの先端が図7で左方に移動するので、平行ばね27X、27Xにより支持された移動枠23も左方に向かう力を受けて平行に移動する。明らかであるがX軸方向調整ねじ26Xを逆方向に回せば、移動枠23は逆方向に移動する。それにより、テーブル24に取り付けたケース30のX軸方向の調整のみを行うことができる。
更に、θz軸方向のアライメント調整について説明する。図9,10を参照し、調整孔10θ(図2)から差し込んだ工具(不図示)を用いて、作業者がθz軸方向調整ねじ26θを回すと、θz軸方向調整ねじ26θが軸線方向に移動する。図9に示す基準位置から、θz軸方向調整ねじ26θが下方に移動すると、θz軸方向調整ねじ26θが当接していたブロック22dが、コイルばね25θの付勢力により傾動し、凸部22mが図9で左方に移動するので、外枠22も左方に向かう力を受ける。このとき、支持板21Aと外枠22とは、板ばね29とブロック28,28とで構成された蝶番により連結されているので、支持板21Aに対して外枠22は回動するようになる。明らかであるがθz軸方向調整ねじ26θを逆方向に回せば、外枠22は、板ばね29の付勢力により逆方向に回動する。それにより、テーブル24に取り付けたケース30のθz軸方向の調整を行うことができる。
本実施の形態によれば、保持部材20を基板10に取り付ける前に、ケース30を保持部材20に対してプリアライメントするため、最終的に精度にあまり関係のない3軸については位置決めを完了させることで、後のステップにおける位置決めを効率的に行えるようにしている。従って、保持部材20をケース30ごと基板10に取り付けたときに、高精度な位置決めが必要な3軸方向にアライメントするのみで、ケース30を精度良く位置決めすることができ、それにより全てのLED31を基板10上で所定方向に配列することが可能となる。又、保持部材20は、ケース30を3軸方向に位置決めできる構成であれば足りるため、構成を簡素且つコンパクトなものとすることができる。
更に、保持部材20は、図4に示す下面側から3軸方向の調整ができるので、基板10に取り付けた状態で容易に調整作業を行える。又、X軸方向調整ねじ26X、Z軸方向調整ねじ26Z、θz軸方向調整ねじ26θは、いずれも細目のねじを用いているので、逆回りしないため調整位置を維持できる。テーブル24と移動枠23とは、平行ばね27Z、コイルばね25Z、Z軸方向調整ねじ26Zのみを介して接触しているので、熱伝導性が低く、ケース30が加熱された場合でも、移動枠23の温度上昇を抑えることができる。同様に、移動枠23と外枠22とは、平行ばね27X、コイルばね25X、X軸方向調整ねじ26Xのみを介して接触しているので、熱伝導性が低く、ケース30が加熱された場合でも、外枠22の温度上昇を抑えることができる。従って、ケース30が加熱された場合にも、基板10の温度上昇が抑制されることから、異なる素材を用いたときも熱膨張の影響を抑制できる。
又、本実施の形態によれば、ケース30のアライメントマーク(第1のアライメントマーク)32a、32bと、基板10のアライメントマーク(第2のアライメントマーク)10b、10cの3次元座標を読みとることで位置決めを行うため、より高精度な位置決めが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。例えば2以上の素子としては、LEDに限らず、フォトトランジスタ、DLP、インクジェットプリンタのノズルなど種々のものが考えられる。
本実施の形態にかかる位置決め方法を説明するための概略図である。 図1の一部を拡大して示す図である。 保持部材20の正面図である。 保持部材20を矢印IV方向に見た下面図である。 保持部材20を矢印V方向に見た上面図である。 保持部材20を矢印VI方向に見た側面図である。 図5の構成をVII-VII線で切断して矢印方向に見た断面図である。 図5の構成をVII-VII線で切断して矢印方向に見た断面図である。 図5の構成をIX-IX線で切断して矢印方向に見た断面図である。 図9の構成をX-X線で切断して矢印方向に見た断面図である。
符号の説明
10 基板
10θ 調整孔
10X 調整孔
10Z 調整孔
10a 開口
10b、10c アライメントマーク
20 保持部材
20a、20b アライメントマーク
21 支持部
21A 支持板
21a 貫通孔
21b 貫通孔
21c 袋孔
21d ねじ孔
21e ねじ孔
22 外枠
22a 貫通孔
22b 袋孔
22c 貫通孔
22d ブロック
22g ねじ孔
22h 凹部
22i ブロック
22k 中間板
22m 凸部
23 移動枠
23a 袋孔
23b 袋孔
24 テーブル
25X コイルばね
25Z コイルばね
25θz コイルばね
26X X軸方向調整ねじ
26Z Z軸方向調整ねじ
26θ θz軸方向調整ねじ
27X 平行ばね
27Z 平行ばね
27θ 板ばね
28 ブロック
29 板ばね
30 ケース
32a、32b アライメントマーク

Claims (7)

  1. 2以上の素子を所定の配列で収容した複数のケースを、保持部材を介して基板に対して6軸方向に位置決めする位置決め方法であって、
    前記ケースの第1の基準位置に基づいて、前記ケースを前記保持部材に対してプリアライメントする第1ステップと、
    前記保持部材を前記基板に取り付ける第2ステップと、
    前記ケースの第2の基準位置に基づいて、前記ケースを前記基板に対して、高精度な位置決めが必要な3軸方向にのみアライメントする第3ステップとを有することを特徴とする位置決め方法。
  2. 前記ケースの第1及び第2の基準位置は、前記ケースに形成されたアライメントマーク又は素子自体により定まることを特徴とする請求項1に記載の位置決め方法。
  3. 前記第3ステップにおいて、前記高精度な位置決めが必要な3軸方向とは、前記素子の並んだX方向と、前記素子の並んだX方向に対して直交するZ方向と、前記Z方向回りのθz方向であることを特徴とする請求項1又は2に記載の位置決め方法。
  4. 前記第3ステップにおいて、前記保持部材を調整することにより、前記ケースを前記基板に対して、前記高精度な位置決めが必要な3軸方向にアライメントすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の位置決め方法。
  5. 請求項4の位置決め方法に用いる保持部材であって、単一の面に設けられた調整部を調整することで、前記ケースを前記基板に対して、前記高精度な位置決めが必要な3軸方向にのみアライメント可能となっていることを特徴とする保持部材。
  6. 2以上の素子を所定の配列で収容した複数のケースを、基板に対して位置決めする位置決め方法であって、
    前記ケースに第1のアライメントマークを設け、前記基板に、前記ケースごとに第2のアライメントマークを設け、前記第1のアライメントマークと、前記第2のアライメントマークに基づいて、前記ケースを前記基板に対して位置決めすることを特徴とする位置決め方法。
  7. 前記第1及び第2のアライメントマークの3次元座標を検出して比較することを特徴とする請求項6に記載の位置決め方法。

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