JP3138300U - 耐火機能付きバッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】 高温及び/又は大火の状態においても、そのバッグ本体に収納される物品を傷つかないように保存することができる耐火機能付きバッグを提供する。
【解決手段】 バッグ本体を有する耐火機能付きバッグであって、該バッグ本体は、内側から外側へ順に第1耐火層、耐火断熱層、及び第2耐火層を含有すると共に、該バッグ本体の内部には、火や熱を開口部から侵入することを防止するようにバリヤー体が設置されており、前記バリヤー体は耐火ジッパー及び耐火面ファスナーから選ばれたものであり、また、該バッグ本体の内部が一つ又は複数の収納空間に区画されており、該バッグ本体にはハンドル部が設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】 バッグ本体を有する耐火機能付きバッグであって、該バッグ本体は、内側から外側へ順に第1耐火層、耐火断熱層、及び第2耐火層を含有すると共に、該バッグ本体の内部には、火や熱を開口部から侵入することを防止するようにバリヤー体が設置されており、前記バリヤー体は耐火ジッパー及び耐火面ファスナーから選ばれたものであり、また、該バッグ本体の内部が一つ又は複数の収納空間に区画されており、該バッグ本体にはハンドル部が設けられる。
【選択図】図1
Description
本考案は、耐火機能付きバッグに関するものであり、詳しく言えば、高温及び/又は大火の状態においても、そのバッグ本体に収納される物品を傷つかないように保存することができる耐火機能付きバッグに関するものである。
普通の家庭において、重要の貴重品である、例えば宝石類、ディスク、アクセサリー、印鑑、預金通帳、大事な書類などが、金融機関の貸し金庫に保管する以外に、家の中に置くことはよくあるが、家の小型金庫に保管するか否かにかかわらず、一旦火災が起きた場合は、あまりにも緊張のために、家から逃げる際に前記貴重品の持ち出しを忘れたことがよく発生する。
このことから、火災が発生した場合、如何なる持ち出せない重要の貴重品を保全することは、解決すべき重要な課題である。
そこで、本考案は、高温及び/又は大火の状態においても、そのバッグ本体に収納される物品を傷つかないように保存することができる耐火機能付きバッグを提供することを目的としている。
本考案は、上記目的を達成するために、以下のような耐火機能付きバッグを創案した。
(1)バッグ本体を有する耐火機能付きバッグであって、該バッグ本体は、内側から外側へ順に第1耐火層、耐火断熱層、及び第2耐火層を含有すると共に、該バッグ本体の内部には、火や熱を開口部から侵入することを防止するようにバリヤー体が設置されており、前記バリヤー体は耐火ジッパー及び耐火面ファスナーから選ばれたものであり、該バッグ本体の内部が一つ又は複数の収納空間に区画されており、該バッグ本体にはハンドル部が設けられることを特徴とする耐火機能付きバッグ。
(2)前記バッグ本体の開口部と反対する側には底部が設けられており、
前記バリヤー体を前記開口部の近傍に設置した場合、前記ハンドル部が肩ベルトであり、一方、前記バリヤー体を前記開口部よりも下方に設置した場合、前記ハンドル部が引き紐であり、
前記第1耐火層と前記耐火断熱層との間にはアルミ金属層が設けられることを特徴とする(1)に記載の耐火機能付きバッグ。
前記バリヤー体を前記開口部の近傍に設置した場合、前記ハンドル部が肩ベルトであり、一方、前記バリヤー体を前記開口部よりも下方に設置した場合、前記ハンドル部が引き紐であり、
前記第1耐火層と前記耐火断熱層との間にはアルミ金属層が設けられることを特徴とする(1)に記載の耐火機能付きバッグ。
(3)耐火機能付きバッグにおける接合箇所が全て耐火糸を用いて縫合することを特徴とする(1)又は(2)に記載の耐火機能付きバッグ。
本考案の耐火機能付きバッグは、バッグ本体を有する耐火機能付きバッグであって、該バッグ本体は、内側から外側へ順に第1耐火層、耐火断熱層、及び第2耐火層を含有すると共に、該バッグ本体の内部には、火や熱を開口部から侵入することを防止するようにバリヤー体が設置されており、前記バリヤー体は耐火ジッパー及び耐火面ファスナーから選ばれたものであり、また、該バッグ本体の内部が一つ又は複数の収納空間に区画されており、該バッグ本体にはハンドル部が設けられることから、そのバリヤー体を配置することによって開口部から火や熱の侵入を防止することができ、更に、該バッグ本体は、内側から外側へ順に第1耐火層、耐火断熱層、及び第2耐火層を含有することによってその内部に収納される物品を高熱から守ることができるので、高温及び/又は大火の状態においても、そのバッグ本体に収納される物品を傷つかないように保存する効果が達成できる。
次に、本考案に係る耐火機能付きバッグの具体的な実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、本考案は下記の実施形態により限定されるものではない。
図1〜図4の夫々は本考案に係る耐火機能付きバッグの実施形態の一つを示す図面であり、図5は本考案に係る耐火機能付きバッグのバッグ本体の構成を示す図面であり、図6は本考案に係る耐火機能付きバッグが底部を有する場合の模式図である。
図1及び図2に示されるように、本考案の一実施形態に係る耐火機能付きバッグ1は、バッグ本体2と、該バッグ本体2の内部に設置されるバリヤー体3とを具備する。図1におけるバリヤー体3としては耐火材製の面ファスナー3aを使用しているが、図2におけるバリヤー体3としては耐火材製のジッパー3bを用いる。
前記バッグ本体2は主に耐火材、例えばデュポン社のNomax、Kevlar、その他の耐熱温度の範囲が200〜3000℃の耐火材からなる。その構成は、図5に示されるように、少なくとも三層の耐火材からなり、即ち、第1層(内層)である第1耐火層201(例えば、20%〜50%のNomax耐火布より構成され、耐火温度250℃)と、選択的に設置可能な第2層であるアルミ金属層202(設置した場合、耐火効果を高めることができるが、設置しなくても一定の耐火効果が達成できる)と、第3層である耐火断熱層203(通気、難燃、耐火の作用を働き、耐火温度1000℃)と、第4層(外層)である第2耐火層204(Nomax耐火布、アルミ、ガラス繊維、シリカ等の素材から構成され、耐火温度3000℃)とから構成されている。このことから、高温及び/又は大火の状態においても、当該バッグ本体2が溶け壊れることはない。
図6に示すように、該バッグ本体2には底部9を設置することができる。また、該バッグ本体2における接合箇所6が全て耐火糸を用いて縫合する。
図1及び図2に示されるように、前記バリヤー体3を前記開口部4の近傍の位置Bに設置した場合、バッグのハンドル部としては肩ベルト5a,5bを使用しているが、一方、図3及び図4に示されるように、前記バリヤー体3を前記開口部4よりも下方の位置Aに設置した場合、バッグのハンドル部としては開口部4の一方から露出する引き紐5c(図3)、又は開口部4の両方から露出する引き紐5d(図4)を用いる。
該バッグ本体2における、バリヤー体3の配置箇所よりも奥行きの内部が、一つの収納空間に形成されるか、又はその接合箇所Cを耐火糸で縫合することにより複数の収納空間に区画されている(例えば、点線に示されるように2つの収納空間22,23を有する)ので、その収納空間には重要の貴重品である、例えば宝石類、ディスク、アクセサリー、印鑑、預金通帳、大事な書類などを収納することができる。
1…バッグ、2…バッグ本体、3…バリヤー体、3a…耐火面ファスナー、3b…耐火ジッパー、4…開口部、6、C…接合箇所、5a,5b…肩ベルト、5c,5d…引き紐、9…底部、201…第1耐火層、202…アルミ金属層、203…耐火断熱層、204…第2耐火層
Claims (3)
- バッグ本体を有する耐火機能付きバッグであって、該バッグ本体は、内側から外側へ順に第1耐火層、耐火断熱層、及び第2耐火層を含有すると共に、該バッグ本体の内部には、火や熱を開口部から侵入することを防止するようにバリヤー体が設置されており、前記バリヤー体は耐火ジッパー及び耐火面ファスナーから選ばれたものであり、該バッグ本体の内部が一つ又は複数の収納空間に区画されており、該バッグ本体にはハンドル部が設けられることを特徴とする耐火機能付きバッグ。
- 前記バッグ本体の開口部と反対する側には底部が設けられており、
前記バリヤー体を前記開口部の近傍に設置した場合、前記ハンドル部が肩ベルトであり、一方、前記バリヤー体を前記開口部よりも下方に設置した場合、前記ハンドル部が引き紐であり、
前記第1耐火層と前記耐火断熱層との間にはアルミ金属層が設けられることを特徴とする請求項1に記載の耐火機能付きバッグ。 - 耐火機能付きバッグにおける接合箇所が全て耐火糸を用いて縫合することを特徴とする請求項1又は2に記載の耐火機能付きバッグ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW96213651U TWM330958U (en) | 2007-08-17 | 2007-08-17 | Fire-proof storage bag |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3138300U true JP3138300U (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=43288605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007007910U Expired - Fee Related JP3138300U (ja) | 2007-08-17 | 2007-10-15 | 耐火機能付きバッグ |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP3138300U (ja) |
TW (1) | TWM330958U (ja) |
-
2007
- 2007-08-17 TW TW96213651U patent/TWM330958U/zh not_active IP Right Cessation
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWM330958U (en) | 2008-04-21 |
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