JP3138200U - 釣り用サルカン - Google Patents
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Abstract
【課題】釣り用のサルカンを低コスト小型軽量で、且つこれらのサルカンに真新しい機能を付加し、利便性の高いサルカンにすること。
【解決の手段】釣り用サルカンにおいて、合成樹脂でなる円柱状に横穴1を設け、其れに交差して貫通する軸穴2が両端で外周から切り込まれたスリット3に連なってなるこれらの結節体4の軸穴2に係合する端子に抜け止め部5を持つ棒状の回転体6が、両サイドでスリット3にそれぞれ無理嵌めされ、軸穴2に程よく係合し脱落することなく回動自在に構成する回転体6の、これらの双方の端部6aが、それぞれ道糸A側と釣具B側に接続の出来る構成にする。また前記する結節体4に回動自在に構成する一方の回転体6の引っ張り破断強度を片方の回転体6より、ある程度小さく設定することで、魚釣りで釣具Bが不測に起る障害物のロック状況下で、道糸A側の引っ張りでの破断より先行して釣具側の回転体6が破断することで、道糸A側の引っ張りを開放可能な構成とする。
【選択図】図1
【解決の手段】釣り用サルカンにおいて、合成樹脂でなる円柱状に横穴1を設け、其れに交差して貫通する軸穴2が両端で外周から切り込まれたスリット3に連なってなるこれらの結節体4の軸穴2に係合する端子に抜け止め部5を持つ棒状の回転体6が、両サイドでスリット3にそれぞれ無理嵌めされ、軸穴2に程よく係合し脱落することなく回動自在に構成する回転体6の、これらの双方の端部6aが、それぞれ道糸A側と釣具B側に接続の出来る構成にする。また前記する結節体4に回動自在に構成する一方の回転体6の引っ張り破断強度を片方の回転体6より、ある程度小さく設定することで、魚釣りで釣具Bが不測に起る障害物のロック状況下で、道糸A側の引っ張りでの破断より先行して釣具側の回転体6が破断することで、道糸A側の引っ張りを開放可能な構成とする。
【選択図】図1
Description
この考案は、釣りの仕掛けで釣り糸と釣り用具のもつれや、釣り糸のよじれを防ぎ、且つ仕掛けの取り替えをスムーズにする為に使う釣り用サルカの改良に関し、更に詳しくは、従来にない樹脂製のサルカンにし、これらの樹脂の持つ特性を活用する事で、サルカンに新しい機能を付加した釣り用サルカンに関する。
この種の従来の技術として数々のタイプのサルカンが知られる、即ち自動ハリス止め、ハコ型ヨリモドシ、スナップ付ヨリモドシ、ミツマタヨリモドシ、松葉型、親子松葉型等釣り上げる魚の対象、或いは仕掛けの太さによって、これらのタイプやサイズの大小が決められ、数々のタイプの中から選択され使われる。
そしてこれらのサルカン(ヨリモドシ)の仕掛けは、道糸とクッションの間、又は幹糸と釣り針の付いたハリスの間、又は釣り糸とオモリの間、又は道糸とテンビンの間、又は釣り糸とアタリウキの間、又は釣り糸とカゴ類の間と様様な釣り用具に接続され使われ、釣り針を海中に投げ込む時や海中での釣り針の落下時等での釣り糸と用具のもつれ、或いは魚の急激な動きにサルカンが反応し魚の動きに同期し吊るした釣り糸に与える支障を防いでくれる用具で、これらのサルカンは主に黄銅材の金属材で中空状の本体の両側面の軸穴にはほど良い嵌め合いで、抜け止め付きの細い鋼線でなる止め環が本体に回動自在に係合した構成で、これらの両側面の止め環の一方が釣り糸側に接続され、他方が用具に接続され使われる。
しかしながら上記する従来技術の釣り用サルカンは、金属加工でサイズも形態も様様で、本体に係合して両サイドに回動する止め環の係合は、止め環の回動のための嵌め合い固さや、抜け強度のばらつきによっては、止め環がきしんだり、弱い引っ張りで止め環が脱落するなどのトラブルが課題となり、又本体も止め環も金属加工の為全体の荷重がサイズが大きくなるに従って重くなり、海中でのサルカン付きのハリスの動きがサルカンの重さに左右されて自然な動きが阻害され、魚に警戒心を与える等の課題が残り、更にはサルカンは全金属製での構成の為、材料費や加工費、強いては組み立て費用等での総コストがアップするなどの課題や、本来従来技術のサルカンは単一機能での用途に限定される為、これらに斬新的な機能が付加された低コストのサルカンを広く釣り人から要望されていた。
この考案は、係る課題を解決する為に、請求項1での考案は、図1で述べる様に、釣り用サルカンにおいて、合成樹脂でなる円柱状に横穴1を設け、其れに交差して軸心に貫通する軸穴2が両端で外周から切り込まれたスリット3に連なってなるこれらの結節体4と、端子に抜け止め部5を持つ棒状の回転体6が、両サイドで結節体4の夫々のスリット3に無理嵌めされ、軸穴2に程よく係合し脱落することなく回動自在に構成する回転体6の、これらの双方の端部6aが、それぞれ道糸A側と釣具B側に接続可能な構成にする。
次ぎに請求2での考案は、図2で述べる様に、前記する双方の何れかの回転体6を結節体4に一体化し、片方の回転体6のみ回動自在にした構成とする。
次ぎに請求項3での考案は、図3で述べる様に、前記す結節体4に設けた軸穴2をスリット3なしの軸穴2にし、これに抜け止め部5とくびれ部6bを端末に設けた回転体60を軸穴2に差し込み、横穴1に飛び出すくびれ部6bに弾性でなるクリップ体7を着脱自在に弾発力で差し込み係合し、これらが軸穴2に脱落すること無く回動自在に構成している。
次ぎに請求項4での考案は、図4で述べる様に、前記する結節体4に回動自在に構成する一方の回転体6の引っ張り破断強度を他方の回転体6より、ある程度小さく設定することで、魚釣りで釣具Bが不測に起こる海底等での障害物とのロック状況下で、道糸A側の引っ張り破断強度より先行して弱い引っ張り破断強度でなる回転体6が応答し破断することで、道糸A側の引っ張りを支障なく開放可能にした構成とする。
次ぎに請求項5での考案は、前記する引っ張り破断強度を小さく設定した回転体6に着色樹脂材等を使う事や形状に変化を持たせ、破断する強度レベルの度合いを外観にて判別の出来る構成としたものである。
本考案は、上述の通り構成作用するので次ぎの優れた効果を奏する。即ち合成樹脂製の為軽量で且つ回転体と結節体の結合を着脱自在に出来、低コストで造れる釣り用サルカンを提供出来、また片方の回転体を所定の引っ張り荷重で破断させ、釣具がとっさに起こる海底等での障害物とのロックから道糸側の引っ張りを開放出来る事で、仕掛けや釣り人へ与える支障を防ぐ事の出来る、そしてこれらの回転体の破断荷重を外観で判別の出来る新機能付きで、且つ破損した回転体を簡単にメンテナンスの出来る経済的な釣り用サルカンを提供出来る。
以下図示の実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明する。図1は本考案での第一実施例に基づく仕掛けに接続されての一部分解での全体斜視図で、合成樹脂成形品からなる円柱状の結節体4は個別に構成する二つの棒状の回転体6を両サイドに回動自在に接合し、これらの片方の回転体6の端部6aは道糸A側に接続され、他方の回転体6の端部6aはハリス側に接続され様々な釣具B例えば釣り針のついたハリスまたは、オモリ、テンビン、アタリウキ、カゴ類等のそれらに接続され、勝手に動き回る釣具Bの釣り糸とのもつれや、釣具Bの動き回りに同期して道糸Aがよじれるのを防いでおり、且つこれら回転体6の端部6aに一体化したスナップCを使って、釣具Bをスムーズに取りかえるのに便利な構成にしている。
そして異なった2部品で構成する結節体4と回転体6は、結節体4の外周に横穴1を貫通させ、これらに交差し貫通する軸穴2を開口し、その両端子には外周から其の軸穴2に連なるスリット3が切り込まれ、スリット3の巾は回転体6の棒状太さより僅かに狭くしている。そしてこれらのスリット3に押し込まれた回転体6はスリット3は樹脂特有の弾発力を受けながら広がって軸穴2に程よく嵌り込んだ後にスリット3は元のスリット3巾に復帰し、回転体6の端子に設けた軸穴2より太い直径で突起する抜け止め部5が、横穴1側に配置されることで、回転体6の端部6aに働く強烈な引っ張りを阻止し、回転体6が脱落や抜けることなく、スムーズに軸穴2で回動する構成とするが、これらのスリット3の形状は回転体6が外周から差し込み易く、逆戻りで飛び出し難い形状とするが、差し込まれた回転体6は逆方向に付加する事で、着脱可能な形状が好ましい。
次ぎに図2は本考案での第二実施例に基づく全体斜視図で、前記する双方の回転体6の何れか片方のみ回動自在にしたもので、他方の回転体6を結節体4に一体化したもので、多くは回転体6が回動自在になるこれらの端部6a側に釣具Bが接続され使われる。
そしてこれらの片方回動でのサルカンは磯で釣るウキ釣り等で使う事で弱い魚のアタリを感知するに使う等して釣果を上げるに良い。
そしてこれらの片方回動でのサルカンは磯で釣るウキ釣り等で使う事で弱い魚のアタリを感知するに使う等して釣果を上げるに良い。
次ぎに図3は本考案での第三実施例に基づく一部分解での全体斜視図で、前記する結節体4の一方の軸穴2でのスリット3を除去した軸穴2にし、これらに抜け止め部5とくびれ部6bを端子に持つ棒状の回転体60を回動自在に程よい嵌め合いで差し込み、横穴1側にのぞき込むくびれ部6bに弾発力で挟着自在でなるクリップ体7を差し込み、抜けを防止しした構成とし、夫々の端部6aの片方を道糸A側に連結し、他方の端部6aは釣具B側に接続可能な構成とするが、スリット3付きでの軸穴2に係合する回転体6の端部6a側に釣具Bが接続されることが望ましい。
次ぎに図4は本考案での第四実施例に基づく使用例を含んでの全体斜視図で、前記する結節体4に回動自在に構成する一方の回転体6の引っ張り破断を片方の道糸A側回転体6(60)の其れよりある程度小さく設定することで、魚釣りで釣具B(引例はオモリ)が不測に起こる障害物のロック状況下で、道糸A側の引っ張り強度より先に破断する強度形状にすることで、道糸A側の引っ張りを開放する事が出来、釣り人或いは道糸Aの切断等の支障を未然に防止することの出来る、即ち釣り場でのハリス側えの過荷重破断回転体を装備した新機能付きでの釣り用サルカン構成を具現化したものである。そしてこれらの破断部位は回転体6の棒状間で破壊する様な形状設定を行う事が出来る、例えば回転体6の一部である端部6bに設けたスナップCの接続穴6c周辺での双方の接点部に破断を発生する形状にし、破断点を特定することも出来、要するに破断個所を道糸A側の用部より先行して破断することで、結節体4の軸穴2に取り残された回転体6の抜け止め部5部位をスリット3より取り外す等して、真新しい回転体6のメンテナンスを自在にする構成である。
次ぎに本考案での第五実施例は前記するハリス側の回転体6の引っ張り破断強度の度合いをこれらの外観が色付きの樹脂材にすることで、強度レベルの度合いを識別を容易に出来る構成にするが、本考案では識別手段を色別けで例示するが、形状に変化を持たせ、或いは回転体6の一部に刻印するなどの識別も出来る等で、色別に特定するもので無い。
1 横穴
2 軸穴
3 スリット
4 結節具
5 抜け止め具
6、60回転体
6a 端部
6b くびれ部
6c 接続穴
7 クリップ体
2 軸穴
3 スリット
4 結節具
5 抜け止め具
6、60回転体
6a 端部
6b くびれ部
6c 接続穴
7 クリップ体
Claims (5)
- 釣り用サルカンにおいて、合成樹脂でなる円柱状に横穴1を設け、其れに交差して貫通する軸穴2が両端で外周から切り込まれたスリット3に連なってなるこれらの結節体4の軸穴2に係合する端子に抜け止め部5を持つ棒状の回転体6が、両サイドでスリット3にそれぞれ無理嵌めされ、軸穴2に程よく係合し脱落することなく回動自在に構成する回転体6の、これらの双方の端部6aが、それぞれ道糸A側と釣具B側に接続可能にしたことを特徴とする釣り用サルカン。
- 前記する双方の何れかの回転体6を結節体4に一体化し、片方の回転体6のみ回動自在にしたことを特徴とする請求項1記載の釣り用サルカン。
- 前記する横穴2からスリット3を除いた横穴2にし、これらに抜け止め部5とくびれ部6bを設けた回転体60を横穴2に差し込み、くびれ部6bに弾性体でなるクリップ体7を着脱自在に係止し、軸穴2に脱落する事無く回転体60を回動自在にしたことを特徴とする請求項1記載の釣り用サルカン。
- 前記する結節体4に回動自在に構成する一方の回転体6の引っ張り破断強度を片方の回転体6より、ある程度小さく設定することで、魚釣りで釣具Bが不測に起る障害物のロック状況下で、道糸A側の引っ張りでの破断より先行して釣具B側の回転体6が破断することで、道糸A側の引っ張りを開放可能にしたことを特徴とする請求項1、2または3項記載の釣り用サルカン。
- 前記する破断強度を小さく設定した回転体6に着色樹脂材を使う事や、形状に変化を持たせる等で、回転体6の一部の破断する強度レベルの度合いの判別手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の釣り用サルカン。
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JP2007006455U JP3138200U (ja) | 2007-07-25 | 2007-07-25 | 釣り用サルカン |
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JP3138200U true JP3138200U (ja) | 2007-12-27 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019524118A (ja) * | 2016-08-31 | 2019-09-05 | ゴリー カンパニー, リミテッド.Goree Co., Ltd. | ショックリーダースイベル |
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2007
- 2007-07-25 JP JP2007006455U patent/JP3138200U/ja not_active Expired - Fee Related
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