JP3137779U - エアレーション機械のタイン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性を向上させて交換頻度を少なくするヱアレーション機械のタイン装置を提供する。
【解決手段】本体11と、本体11の先端に付設する耐摩耗性のチップ12とを組み合わせ、チップ12は、本体11の先端にねじ結合する。なお、本体は、パイプ材とし、チップは、本体の内径と同一内径の中空円筒状であり、先端に円形の刃先を形成してもよく、刃先は、チップの内面を軸方向に円弧状に湾曲させて形成してもよい。また、本体は、機械の駆動部に固定するカップラに対して着脱自在に装着することができ、カップラは、軸方向に内装するスプリングプランジャを介して、本体の径方向に抜き差しするロックピンを抜け止めすることができる。
【選択図】図1

Description

この考案は、ゴルフ場や公園などにおいて、芝面の土壌改良をし、芝を良好に育成するために使用するエアレーション機械のタイン装置に関する。
広大な芝面を備えるゴルフ場や公園などの施設では、土壌改良用のエアレーション機械が使用されている。
エアレーション機械は、自走式の機械の後部に多数本のタインを装着し、各タインを上下に駆動して土中に突き刺しながら芝面を走行することにより、多数の細穴を芝面に規則正しく形成し、細穴を介して土中に水や空気や肥料分などを浸透させることができる。なお、従来のタインは、たとえばパイプ材の先端部を斜めに薄肉にして円形の刃先を形成している(特許文献1)。
特開平7−67405号公報
かかる従来技術によるときは、タインは、普通の鋼材によるパイプ材であるから、耐久性に乏しく、頻繁に新品と交換する必要があり、煩雑であるという問題があった。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、パイプ材の本体の先端に耐摩耗性のチップを付設することによって、耐久性を向上させ、交換頻度を大幅に少なくすることができるエアレーション機械のタイン装置を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、本体と、本体の先端に付設する耐摩耗性のチップとを備えてなり、チップは、本体の先端にねじ結合し、封着剤を介してロックすることをその要旨とする。
なお、本体は、パイプ材とし、チップは、本体の内径と同一内径の中空円筒状であり、先端に円形の刃先を形成してもよく、刃先は、チップの内面を軸方向に円弧状に湾曲させて形成してもよい。
また、本体は、機械の駆動部に固定するカップラに対して着脱自在に装着することができ、カップラは、軸方向に内装するスプリングプランジャを介して、本体の径方向に抜き差しするロックピンを抜け止めすることができる。
かかる考案の構成によるときは、本体の先端に付設するチップは、耐摩耗性であるから、耐久性に優れており、交換頻度を数倍以上に延長することができる。なお、タイン装置は、本体、チップを一体として交換するものとする。本体、チップの材質は、それぞれSCM材(クロムモリブデン鋼材)、SKD材(合金工具鋼材)として、各々の摩耗の程度をバランスさせることが好ましい。また、チップは、本体の先端にねじ結合し、封着剤を介してロックすることにより、本体に対して必要十分な結合強度を容易に実現することができ、封着剤は、たとえば嫌気性封着剤として知られているものが好適である。なお、粒径約100μm以下の鉄粉を封着剤に対して重量比15〜20%程度混入すると、結合強度を一層向上させることができる。
本体をパイプ材とし、チップを本体と同一内径の中空円筒状にすれば、チップの刃先を介して土をコア状に切り取ることにより、中空の細穴を芝面に円滑に形成することができる。なお、チップの内径は、本体の内径に連続させるが、チップの外径は、たとえば中間部を滑らかに樽状に膨出させることにより、最大外径を本体の外径より0.5〜2mm程度大きくすることが好ましい。
チップの刃先は、チップの内面を軸方向に円弧状に湾曲させて形成することにより、コア状に切り取られてチップ内に進入する土がチップの内面に付着し難くなる上、チップの摩耗とともに進行する切れ味の劣化を最少に抑えることができる。摩耗によって刃先が後退しても、常に新しい刃先を自動的に生成することができるからである。なお、チップの内面の軸方向の円弧部分は、チップの軸方向の有効長さ20〜40mmとして、曲率半径50〜200mmに設定することが好ましい。曲率半径50mm未満では、切れ味のよい刃先を作ること自体が難しく、200mm超過では、摩耗による切れ味の劣化を十分に抑えることが困難である。ただし、本体には、チップからのコア状の土を外部に排出するために、土抜き用の長孔を側部の軸方向に形成するものとする。
本体は、機械の駆動部に固定するカップラに着脱自在に装着することにより、先端のチップと一体のまま簡単に交換することができる。なお、カップラは、スプリングプランジャを介してロックピンを抜け止めすることにより、本体の着脱に際して格別な工具や道具を使用する必要がない。
以下、図面を以って考案の実施の形態を説明する。
エアレーション機械のタイン装置は、パイプ材の本体11の先端に耐摩耗性のチップ12を付設してなる(図1、図2)。なお、図1、図2において、本体11の基部側には、機械の駆動部M1 に固定するカップラ21が着脱自在に装着されている。
本体11は、たとえば外径16〜17mm、内径13mm程度のパイプ材である。本体11の側部には、長孔11aが軸方向に開口されており、長孔11aの両端部は、斜面11a1 、11a1 に形成されている。長孔11aの上方には、固定の栓11bが装填されており、栓11bは、長孔11aの斜面11a1 と一致する斜面11b1 を介して長孔11aに露出している。また、本体11の下端には、短い雄ねじ部11c、薄肉の短い接着部11dが形成されている。
チップ12は、本体11の内径と同一内径の中空円筒状に形成されている。チップ12の上端部には、本体11の雄ねじ部11c、接着部11dに適合する雌ねじ部12a、接着部12bが形成されており、チップ12の下端には、円形の刃先12cが形成されている。なお、刃先12cは、チップ12の先端部外周をテーパ面12c1 として絞り込むとともに、先端部内面を軸方向に円弧状に湾曲させて形成されており、軸方向の円弧部分の曲率半径Rは、チップ12の軸方向の有効長さL=20〜40mmに対し、R=50〜200mmに設定されている。また、チップ12の外形は、中間部を滑らかに膨出させることにより、本体11の外径dに対して最大外径D=d+(0.5〜2)mmとなっている。
チップ12は、雄ねじ部11c、雌ねじ部12aを介して本体11の下端にねじ結合されている。また、このとき、雄ねじ部11c、雌ねじ部12aの他、接着部11d、12bにも封着剤を施すことにより、チップ12を本体11に十分強力にロックすることができる。
カップラ21は、中間の外フランジ21aの上下にそれぞれ円柱状の取付部21b、挿入部21cを形成し、スプリングプランジャ22を軸方向に内装している。外フランジ21aは、本体11の外径と同一径であり、挿入部21cは、本体11の内径に適合している。また、取付部21bは、軸方向の平面部21b1 を有し、機械の駆動部M1 に対し、取付ねじM2 を介して下向きに固定することができる。
カップラ21の挿入部21cには、径方向の孔21dが形成されており、本体11には、孔21dに対応する径方向の孔11e、11eが形成されている。そこで、挿入部21cを本体11に挿入して本体11の上端を外フランジ21aに当接させ、孔11e、21d、11eを一直線状に整列させると、丸棒状のロックピン23を孔11e、21d、11eに抜き差しすることができる。ただし、孔21dは、ロックピン23に対応する丸孔とし、孔11e、11eは、本体11の長さ方向に僅かに長い長孔とする。
ロックピン23の中間部、先端部には、それぞれスプリングプランジャ22のプランジャ22aに対応する係合凹部23a、23bが形成されている(図2、図3)。また、ロックピン23には、金属製のリング23d付きの摘み23cが付設されており、摘み23c、リング23dは、係合凹部23a、23bの形成方向を示している。一方、スプリングプランジャ22は、図示しない内蔵のスプリングを介してプランジャ22aを下向きに付勢しながら、プランジャ22aの先端が孔21dのほぼ中心に位置するようにカップラ21内にセットされている。なお、スプリングプランジャ22は、図2のように、挿入部21c側からカップラ21の軸心上のねじ穴21eにねじ込んでもよく、取付部21bの上端側からカップラ21の軸方向に内装してもよい。
かかるタイン装置は、機械Mの駆動部M1 にカップラ21をあらかじめ固定しておき(図4)、ロックピン23を孔11e、21d、11eに抜き差しすることにより、本体11をカップラ21に着脱自在に装着して使用する(図2、図4)。すなわち、本体11の上端にカップラ21の挿入部21cを挿入してロックピン23を孔11e、21d、11eに差し込むと、スプリングプランジャ22のプランジャ22aの先端がロックピン23の係合凹部23bを越えて係合凹部23aに弾発的に係合してロックピン23が抜け止めされ、本体11がカップラ21から抜け落ちるおそれがない。そこで、機械Mを運転すると、駆動部M1 が上下に駆動され(図4の矢印K2 方向)、本体11、チップ12を介して芝面Gに細穴G1 、G1 …を連続的に形成することができる。なお、細穴G1 、G1 …を形成するときの土は、チップ12の先端の刃先12cによってコア状に切り取られ、チップ12を通って本体11内に上昇し、栓11bの斜面11b1 を介して長孔11aから外部に排出される。
チップ12が摩耗したら、ロックピン23を孔11e、21d、11eから抜去して本体11をカップラ21から取り外し、新しいタイン装置と交換する。なお、ロックピン23は、プランジャ22aが係合凹部23aに係合して抜け止めされているが、摘み23cを介して左右いずれかに捻るように回転させると、プランジャ22aが係合凹部23aから簡単に脱出し、抜け止めを解除することができる。
以上の説明において、本体11、チップ12は、それぞれ中実の丸棒状に形成してもよい(図5(A))。本体11の下端には、大径の接着部11fを介して雄ねじ部11cが形成されており、接着部11fには、エア抜き用の溝11f1 が軸方向に形成されている。チップ12の上端には、接着部11fに適合する接着部12dとともに、雄ねじ部11cに適合する雌ねじ部12aが形成されている。なお、チップ12は、上端の短いテーパ部12eを介して本体11より大径に仕上げ、下端が斜面12fに形成されている。
また、本体11は、長短のリブ11g、11gを十字形に組み合わせた断面形状に形成し(図5(B))、チップ12は、本体11と同一断面形状として、先端を斜めに尖らせてもよい。ただし、図5(B)において、本体11の雄ねじ部11cに対し、図示しないエア抜き用の溝を軸方向に形成してもよい。
全体構成正面図 一部破断分解図 要部斜視図 使用状態模式図 他の実施の形態を示す要部構成説明図
符号の説明
11…本体
12…チップ
12c…刃先
21…カップラ
22…スプリングプランジャ
23…ロックピン

実用新案登録出願人 株式会社 サカモト精機
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (5)

  1. 本体と、該本体の先端に付設する耐摩耗性のチップとを備えてなり、該チップは、前記本体の先端にねじ結合し、封着剤を介してロックすることを特徴とするエアレーション機械のタイン装置。
  2. 前記本体は、パイプ材とし、前記チップは、前記本体の内径と同一内径の中空円筒状であり、先端に円形の刃先を形成することを特徴とする請求項1記載のエアレーション機械のタイン装置。
  3. 前記刃先は、前記チップの内面を軸方向に円弧状に湾曲させて形成することを特徴とする請求項2記載のエアレーション機械のタイン装置。
  4. 前記本体は、機械の駆動部に固定するカップラに対して着脱自在に装着することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のエアレーション機械のタイン装置。
  5. 前記カップラは、軸方向に内装するスプリングプランジャを介して、前記本体の径方向に抜き差しするロックピンを抜け止めすることを特徴とする請求項4記載のエアレーション機械のタイン装置。
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