JP3137703U - 箸連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 箸を構成する一対の棒状部材である第1部材と第2部材とをある程度の自由度をもって連結することで、第1部材と第2部材とが独立して可動可能な箸の利点を保有しつつ、箸の使用を容易ならしめる箸連結構造を提供する。
【解決手段】箸を構成する一対の棒状部材である第1部材と第2部材とを連結する箸連結構造であって、第1部材から側方に突出するよう基端側が第1部材に取り付けられる棒状の連結部と、第2部材に取り付けられ、連結部を遊嵌する嵌入穴を有する外嵌部と、を備えてなる、箸連結構造である。嵌入穴に連結部を遊嵌した外嵌部が、嵌入穴に遊嵌された連結部の周りに回動可能でありかつ第1部材の長手方向と第2部材の長手方向とが略一平面に属するような回動位置を取り得るものであっても、また連結部の前記基端との距離が連続的に変化するよう連結部に沿って運動可能なものであってもよい。
【選択図】 図1

Description

本考案は、箸連結構造に関し、より詳細には、箸を構成する一対の棒状部材である第1部材と第2部材とを連結することで箸の使用を容易ならしめる箸連結構造に関する。
箸は、一対の棒状部材である第1部材と第2部材とを含んで構成され、第1部材の先端側(先端近傍)と第2部材の先端側(先端近傍)との間に食べ物を挟みとって食べること等に広く用いられている。しかしながら、第1部材と第2部材とを含む箸を片手に把持しつつ第1部材の先端側と第2部材の先端側との間にうまく食べ物を挟みとることは、ある程度のコツや技術を要する。このため箸の使用には、予めある程度の訓練を要するし、手の動作に障害を有する者や高齢者等においては箸の使用が困難な場合があった。
かかる箸の使用の困難性に鑑み、使用が容易な箸がこれまで考案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、「初心者やハンデキャップを持つ人達などに易しく使える箸として、一体成型に適したデザインがなされ、箸棹体が捩じれない撓屈動作が行えて、食べ物を確実に挟持できる、連結した箸を提供する」(要約の課題)ためになされた「一対の箸が一体で成型され、食べ物を挟む箸先端の内側を平面で相対向させ、握り部近傍に連結体が設けられた箸の構造において、連結体は矩形状の断面をなしかつ弾性力を有し、自然時は箸が開いた状態を保持し、人指からの圧力を受けて撓屈させられたとき、箸棹体が捩じれない役目と、先端部を正確に合わせる機能を有する、連結した箸」(実用新案登録請求の範囲、請求項1)が開示されている。
登録実用新案第3124547号公報(要約、実用新案登録請求の範囲、段落番号001〜005、第1図等)
確かに、特許文献1に開示の箸は、握り部近傍に設けられた弾性力を有する連結体により一対の箸(第1部材と第2部材)が連結されるので、自然時は箸(第1部材と第2部材)が開いた状態を保持し、人指からの圧力を受けて撓屈させられたとき、箸(第1部材と第2部材)が捩じれず先端部を正確に合わせることができることにより、初心者やハンデキャップを持つ人達も易しく用いることができるが、第1部材と第2部材と連結体とが一体に成型され、第1部材に対する第2部材の移動が制限されすぎるという問題があった。即ち、特許文献1に開示の箸においては、第1部材に対する第2部材の移動は、両部材が属する一平面内において第2部材が取り付けられた連結体を中心とした狭い範囲の回動のみが許容されるものであり(ピンセットに似た動き)、第1部材と第2部材とが独立して広範に可動可能な箸の利点を減殺するものであった。例えば、第1部材と第2部材との間に挟持する物の大きさ等に応じ、第1部材と第2部材との間の距離を変化させたり、第1部材と第2部材との間の角度(第1部材の長手方向と第2部材の長手方向とがなす角度をいう。なお、第1部材の長手方向と第2部材の長手方向とが同一平面に存しない場合には、両長手方向のうち一方が属する平面に他方を平行移動させ、該平面内において該一方と該他方とがなす角度をいう。)を大幅に変化させたい場合には、特許文献1に開示された箸では対応できない場面もあった。
そこで、本考案では、箸を構成する一対の棒状部材である第1部材と第2部材とをある程度の自由度をもって連結することで、第1部材と第2部材とが独立して可動可能な箸の利点を保有しつつ、箸の使用を容易ならしめる箸連結構造を提供することを目的とする。
本考案の箸連結構造(以下、「本構造」という。)は、箸を構成する一対の棒状部材である第1部材と第2部材とを連結する箸連結構造であって、第1部材から側方に突出するよう基端側が第1部材に取り付けられる棒状の連結部と、第2部材に取り付けられ、連結部を遊嵌する嵌入穴を有する外嵌部と、を備えてなる、箸連結構造である。
本構造は、特許文献1に開示の箸と同様、箸を構成する一対の棒状部材である第1部材と第2部材とを連結するものである(本構造における第1部材及び第2部材は、従来の箸を構成していた一対の棒状部材と同様である。)。
連結部は、箸を構成する一対の棒状部材の一方である第1部材から側方に突出するよう、連結部の基端側が第1部材に取り付けられる。連結部は、線(直線、曲線、1以上の直線部分と1以上の曲線部分とを有するもの、のいずれも含む)に沿った長い形状である棒状をしており、第1部材に取り付けられる基端側から先端(第1部材に取り付けられる基端とは反対の端)側に向かう部分が第1部材の表面から遠ざかるよう(第1部材から側方に突出するよう)に第1部材に取り付けられることで、第1部材から側方に突出するよう基端側が第1部材に取り付けられる。
外嵌部は、連結部を遊嵌する嵌入穴を有し、第2部材に取り付けられる(外嵌部が第2部材の一部とされる場合も含む)。
このため本構造によれば、連結部と、連結部を遊嵌する嵌入穴を有する外嵌部と、は嵌入穴とそれに遊嵌された連結部との遊び(遊嵌による遊び)によって所定範囲内において互いに位置変化が可能である。このため、連結部が取り付けられた第1部材と、外嵌部が取り付けられた第2部材と、はある程度の自由度(嵌入穴とそれに遊嵌された連結部との遊びに応じた自由度)をもって連結されることで、第1部材と第2部材とが所定範囲内で独立して可動可能であるので、本構造を有する箸(装置)は、第1部材と第2部材とが独立して可動可能な従来の箸の利点を保有しつつ、第1部材や第2部材が不意に脱落すること等を防止又は減少等させ、容易に使用することができる。なお、本構造を有する箸(装置)は、その使用者が、第1部材と第2部材とが独立して可動可能な従来の箸の利点を保有しつつ容易に使用することができるように、嵌入穴とそれに遊嵌された連結部との遊びの大きさや向きを定めればよい。
嵌入穴に連結部を遊嵌した外嵌部が、嵌入穴に遊嵌された連結部の周りに回動可能であり、かつ第1部材の長手方向と第2部材の長手方向とが略一平面に属するような回動位置を取り得るものであってもよい。
こうすることで第2部材に取り付けられる外嵌部が、第1部材が取り付けられる連結部の周りに回動可能であるので、該回動により第1部材と第2部材との間の角度(第1部材の長手方向と第2部材の長手方向とがなす角度をいう。)をうまく変化させ箸の使用を便ならしめることができ、さらに第1部材の長手方向と第2部材の長手方向とが略一平面に属するような回動位置を取ることで第1部材の先端側と第2部材の先端側との間にうまく食べ物を挟みとることができる。
嵌入穴に連結部を遊嵌した外嵌部が、連結部の前記基端との距離が連続的に変化するよう連結部に沿って運動可能であってもよい(以下、「距離連続変化本構造」という。)。
こうすることで第2部材に取り付けられる外嵌部が、第1部材が取り付けられる連結部の前記基端(第1部材に取り付けられる端部)との距離(連結部の前記基端と外嵌部との間の距離)が連続的に変化するよう、連結部に沿って(外嵌部が)運動可能であるので、第1部材と第2部材との間に挟持する物の大きさ等に応じ、第1部材と第2部材との間の距離を連続的にうまく変化させることができる。
距離連続変化本構造の場合、嵌入穴に連結部を遊嵌した外嵌部の連結部に沿った運動を外嵌部に当接して制限する運動制限部を連結部が有するもの(以下、「運動制限部具備本構造」という。)であってもよい。
嵌入穴に連結部を遊嵌した外嵌部が、連結部の前記基端(第1部材に取り付けられる端部)との距離が連続的に変化するよう連結部に沿って運動可能であれば、本構造を有する箸(装置)を容易に使用できるような第1部材と第2部材との間の距離が保たれるよう、外嵌部の連結部に沿った運動を外嵌部に当接して制限する運動制限部を連結部が有するようにしてもよい。また、運動制限部は、連結部の先端(第1部材に取り付けられる基端とは反対の端)が開放されている(該先端が開放端である)場合であれば、該先端から外嵌部が脱落することを防止するものであってもよい。
運動制限部具備本構造の場合、連結部の長手方向に沿って雄ねじが螺刻されており、運動制限部が、嵌入穴を通過不可能な該雄ねじに螺合された雌ねじ部であってもよい(以下、「ねじ運動制限部具備本構造」という。)。
こうすることで連結部の長手方向に沿って螺刻された雄ねじに螺合する雌ねじ部が嵌入穴を通過不可能であるので、該雌ねじ部が運動制限部として外嵌部の連結部に沿った運動を外嵌部に当接して確実に制限することができる。また、該雌ねじ部は、連結部の長手方向に沿って螺刻された雄ねじに螺合するので、該雄ねじとの該雌ねじ部の螺合位置を変更させること(例えば、連結部に対して該雌ねじ部を回転させる)により、外嵌部の連結部に沿った運動が制限される位置を使用者に応じて変化させ該使用者の使用を一層容易ならしめる。
ねじ運動制限部具備本構造の場合、雌ねじ部が、前記距離の上限を制限する上限制限用雌ねじ部と、前記距離の下限を制限する下限制限用雌ねじ部と、を有するものであってもよい。
こうすることで前記距離(連結部の前記基端と外嵌部との間の距離)の上限(上限制限用雌ねじ部)と下限(下限制限用雌ねじ部)との両方が、連結部の長手方向に沿って螺刻された雄ねじに螺合する雌ねじ部(嵌入穴を通過不可能な上限制限用雌ねじ部及び下限制限用雌ねじ部)によって確実に制限されるので、本構造(ねじ運動制限部具備本構造)を有する箸(装置)が容易に使用できるような第1部材と第2部材との間の距離を確実に保つことができる。
ねじ運動制限部具備本構造の場合、連結部の雄ねじが螺刻されている部分の少なくとも一部に外嵌されると共に、外嵌部の嵌入穴に遊嵌される管状部を有するもの(以下、「管状部具備本構造」という。)であってもよい。
ここに管状部の外面(外嵌部と接触する面)は、少なくとも前記雄ねじ(連結部の長手方向に沿って螺刻された雄ねじ)のねじ山面よりも外面が平滑である。
このような管状部が、連結部の雄ねじが螺刻されている部分の少なくとも一部に外嵌されると共に外嵌部の嵌入穴に遊嵌されることで、外嵌部が前記雄ねじのねじ山面に直接接触すること(該ねじ山面の凹凸に外嵌部が引っかかる)を防止し、外嵌部の連結部に沿った円滑な運動を可能にし、本構造(ねじ運動制限部具備本構造)を有する箸(装置)の使用を容易かつ快適ならしめる。
管状部具備本構造の場合、前記距離の上限を制限する上限制限用雌ねじ部と、前記距離の下限を制限する下限制限用雌ねじ部と、を有し、管状部が、上限制限用雌ねじ部と下限制限用雌ねじ部との間の連結部に外嵌されるものであってもよい。
こうすることで前記距離(連結部の前記基端と外嵌部との間の距離)の上限(上限制限用雌ねじ部)と下限(下限制限用雌ねじ部)との両方が、連結部の長手方向に沿って螺刻された雄ねじに螺合する雌ねじ部(嵌入穴を通過不可能な上限制限用雌ねじ部及び下限制限用雌ねじ部)によって確実に制限することができるので、本構造(ねじ運動制限部具備本構造)を有する箸(装置)が容易に使用できるような第1部材と第2部材との間の距離を確実に保つことができる。
そして、管状部が、上限制限用雌ねじ部と下限制限用雌ねじ部との間の連結部に外嵌されることで、管状部が上限制限用雌ねじ部と下限制限用雌ねじ部との間に挟まれ(管状部は上限制限用雌ねじ部及び下限制限用雌ねじ部のいずれも通過できない)、連結部の長手方向における管状部の位置が不意に変わることを防止することができる。
本構造においては、外嵌部が、外嵌部に取り付ける第2部材の軸の周りに回動可能なものであってもよい。
こうすることで外嵌部に取り付ける第2部材が、第2部材の軸(長手方向に沿った軸)の周りに所定範囲にて回動できるため、第2部材を好みの回動位置にて把持しやすくなり、本構造を有する箸(装置)を容易に使用できる。
本構造においては、連結部に対し外嵌部が、外嵌部に取り付ける第2部材の軸の方向に所定範囲内で移動可能であり、外嵌部が第2部材の先端方向に最もスライドした状態において、第1部材の先端近傍と第2部材の先端近傍とが、第1部材の軸に対して垂直な一平面に略属するものであってもよい。
連結部に対し外嵌部が、外嵌部に取り付ける第2部材の軸の方向に所定範囲内で移動可能にされることで、外嵌部に取り付けた第2部材がその軸の方向(長手方向)に所定範囲内で移動可能になるので、第2部材をその軸の方向(長手方向)の好みの位置にて把持しやすくなり、本構造を有する箸(装置)を容易に使用できる。そして、外嵌部が第2部材の先端方向に最もスライドした状態において、第1部材の先端近傍と第2部材の先端近傍とが、第1部材の軸に対して垂直な一平面に略属することにより、本構造を有する箸(装置)の第2部材が使用しやすい位置に戻りやすくなる。即ち、箸の使用には第2部材の先端が下端となるように把持されることが多く、その場合には第2部材はそれに加わる重力によって第2部材の先端方向にスライドしやすい。このため第2部材をその軸の方向(長手方向)の好みの位置にて把持し箸を使用した後、第2部材の把持を解けば、外嵌部が取り付けられた第2部材はその先端方向にスライドする。そして、第2部材がその先端方向に最もスライドした状態において、第1部材の先端近傍と第2部材の先端近傍とが、第1部材の軸(長手方向)に対して垂直な一平面に略属することで、第1部材の先端と第2部材の先端とがほぼ揃うので(同じ高さ)すぐに次の食べ物を挟み取る動作に移ることができる。なお、これは箸の使い始めにおいても、第1部材の先端と第2部材の先端とをうまく揃えることを容易ならしめる。
本構造においては、外嵌部が、第2部材の一部に形成されるものであってもよい。
こうすることで外嵌部を別個に形成する必要がなく、本構造を有する箸(装置)を簡潔に構成することができるので、本構造を有する箸(装置)のコストを低減することができ、また箸(装置)の洗浄や取扱を容易ならしめる。
本考案は、箸連結構造(本構造)のみならず、箸装置組立セットも提供する。即ち、本構造を有する箸(装置)は、本構造が完成された物として必ずしも製造及び販売等される必要はなく、箸の需要者や消費者等において本構造部分が組み立てられた後に使用に供されることもできる。
かかる本構造を有する箸(装置)を形成するための箸装置組立セット(以下、「本セット」という。)は、次の第1〜第3の本セットのようなものが挙げられる。
第1の本セットは、本構造に含まれる第1部材と、本構造に含まれる外嵌部が形成された第2部材と、本構造に含まれる連結部を形成し第1部材に取付可能に形成される連結部材と、を含んでなる箸装置組立セットである。第1の本セットを用いれば、第1部材に取り付けられた連結部材の連結部を、第2部材に形成された外嵌部の嵌入穴に遊嵌して、第1部材と第2部材とを連結する本構造を有する箸(装置)を組み立てて使用に供することができる。
第2の本セットは、本構造に含まれる第1部材と、本構造に含まれる外嵌部を形成し第2部材に取付可能に形成される外嵌部材と、本構造に含まれる第2部材と、本構造に含まれる連結部を形成し第1部材に取付可能に形成される連結部材と、を含んでなる箸装置組立セットである。第2の本セットを用いれば、第1部材に取り付けられた連結部材の連結部を、第2部材に取り付けられた外嵌部材の外嵌部の嵌入穴に遊嵌して、第1部材と第2部材とを連結する本構造を有する箸(装置)を組み立てて使用に供することができる。
第3の本セットは、本構造に含まれる外嵌部を形成し第2部材に取付可能に形成される外嵌部材と、本構造に含まれる連結部を形成し第1部材に取付可能に形成される連結部材と、を含んでなる箸装置組立セットである。第1部材及び第2部材は広範に販売され汎用されている通常の箸を用いることができるので、これら第1部材及び第2部材を本セットが含まなくても本構造を有する箸(装置)を容易に構成することができる。第3の本セットを用いれば、別調達した第1部材に取り付けられた連結部材の連結部を、別調達した第2部材に取り付けられた外嵌部材の外嵌部の嵌入穴に遊嵌して、第1部材と第2部材とを連結する本構造を有する箸(装置)を組み立てて使用に供することができる。
本構造を含んでなる箸装置は、外嵌部の嵌入穴とそれに遊嵌された連結部との遊びにより、連結部が取り付けられた第1部材と、外嵌部が取り付けられた第2部材と、はある程度の自由度(該遊びの大きさや向きによる)をもって連結されるので、第1部材と第2部材とが独立して可動可能な従来の箸の利点を保ちつつ、第2部材が不意に脱落すること等を防止又は減少等させ、箸使用の初心者、ハンデキャップを持つ人達及び高齢者等も含め種々の人々が容易に使用することができるものである。
本考案の実施の形態を図面を参照して詳述するが、本考案はこれに限定されるものではない。
図1は、一例の本考案の箸連結構造(本構造)を含んでなる箸装置11を示す正面図であり、図2は図1のA−A端面図であり、図3は図1のB−B断面図(一部)であり、図4は箸装置11に含まれる第1部材21と第2部材31とを示す左側面図(図1中、矢印C方向から見たところを示している。なお、後述の連結部材41を取り外し、第1部材21と第2部材31とを左右方向に分離して図示している。)であり、そして図5は連結部材41の分解図である。図1乃至図5を参照して、箸装置11について説明する。
箸装置11は、大まかには、第1部材21と、第2部材31と、連結部材41と、を含んでなる。
第1部材21は、通常の箸を構成する一対の棒状部材の一方と同様のものに、連結部材41を取り付けるためにネジ収容凹部23a、23b及びネジ貫通孔25が形成されている。
第1部材21は、線分L1に沿った真っ直ぐな棒状(即ち、長手方向は線分L1と同じである。)の形状を有しており、基端21aから先端21bに向かって先細りの丸棒によって形成されている。第1部材21の先端21b近傍には、複数の凹溝27が周を巡るように形成されている。
ネジ収容凹部23a、23bいずれも同じ形状及び寸法に形成されており、具体的には、線分L1に対して垂直な直線(図4中、点線Lpとして示した)と平行な直線を軸とする直円柱の側面に沿った形状と略されている。ネジ収容凹部23a、23bは、該垂直な直線(図4中、点線Lp)と線分L1とを含む平面に対して面対称になるように略形成されている。
ネジ貫通孔25は、該垂直な直線(図4中、点線Lp)と線分L1との両方に垂直に交わる直線に沿ってネジ収容凹部23aとネジ収容凹部23bとを連通させるように穿設されている。なお、ネジ貫通孔25は、後述の連結部材41に含まれるボルト部材43の軸部43bを貫通させることができる径(寸法)とされている。
第2部材31は、基端31a側を形成する基端側部分32aと、先端31b側を形成する先端側部分32bと、を有してなり、基端側部分32aの先端31b側の端部32aaに先端側部分32bの基端31a側の端部32bbが取り付けられている。先端側部分32bは第1部材21と同様に木製であるが、基端側部分32aは後述の長穴35等を形成する際の機械加工に耐えうるよう金属製(ここではステンレス鋼製)である。
基端側部分32aと先端側部分32bとを有してなる第2部材31は、全体としては線分L2に沿った真っ直ぐな棒状(即ち、長手方向は線分L2と同じである。)の形状を有しており、基端31aから先端31bに向かって先細りの丸棒形状に略形成されている。第2部材31全体の長さ(線分L2に沿った寸法)と第1部材21の長さ(線分L1に沿った寸法)とはほぼ同じにされている。第2部材31(先端側部分32b)の先端31b近傍には、第1部材21の凹溝27と同様に、複数の凹溝37が周を巡るように形成されている。第2部材31(基端側部分32a)には、後述の連結部材41を遊嵌する長穴35(嵌入穴)が穿設されると共に、長穴35の厚みを小さくするように長穴35の両側に凹部33a、33bが形成されている。
長穴35(嵌入穴)は、線分L2に略平行な一対の互いに平行な辺36a、36bと、辺36a、36bの基端31a側を繋げる半円状の弧部分38aと、辺36a、36bの先端31b側を繋げる半円状の弧部分38bと、によって規定され、具体的には、辺36a、36bと弧部分38aと弧部分38bとで規定される形(小判型形状)を該形に対して垂直方向(線分L2に対して垂直方向)に打ち抜いて長穴35(嵌入穴)は形成されている。なお、辺36a、36bの間の距離d1と、辺36a、36bの長さd2とは(図3参照)、d1<d2であり、弧部分38a、38bの直径はd1であり、そして後述する連結部材41に含まれる管状部材47の径d3(外径)に対してd3<d1である。このため連結部材41に含まれる管状部材47は、長穴35(嵌入穴)に対して線分L2方向に関し移動することができる。
連結部材41は、ボルト頭43aと軸部43bとを有するボルト部材43と、ボルト部材43の軸部43bに螺合する第1ナット部材45と、ボルト部材43の軸部43bに螺合する第2ナット部材46と、ボルト部材43の軸部43bに外嵌される中空直円筒形状をした管状部材47と、ボルト部材43の軸部43bに螺合する第3ナット部材48と、を有してなる。なお、これら第1ナット部材45、第2ナット部材46、管状部材47そして第3ナット部材48は、ボルト部材43の軸部43bにボルト頭43a側からこの順番で螺合又は外嵌されている(図1、図2及び図5等を参照)。
ボルト部材43の軸部43bは、第1部材21のネジ貫通孔25に貫入されており、軸部43bに螺合された第1ナット部材45とボルト頭43a(第1ナット部材45とボルト頭43aとのいずれもネジ貫通孔25を通過することができない)との間に第1部材21を挟持することで連結部材41が第1部材21に取り付けられている。
そして、ボルト部材43の軸部43bに螺合された第2ナット部材46と第3ナット部材48との間の軸部43bには管状部材47が外嵌されており、管状部材47の一端47aには第2ナット部材46が当接すると共に管状部材47の他端47bには第3ナット部材48が当接することで、管状部材47は、ボルト部材43の軸部43bの長手方向(図中、矢印E方向)に関し固定されている。
一方、第2ナット部材46と第3ナット部材48とは、いずれも長穴35(嵌入穴)を通過することができない。
このため連結部材41に含まれる管状部材47は、長穴35(嵌入穴)に貫入され脱落することなく保持された状態で、長穴35(嵌入穴)に対して線分L2方向に自由に移動することができる。そして、管状部材47(直円筒形状)の径d3は、辺36a、36bの間の距離d1に比して十分小さいので、第2部材31は連結部材41(管状部材47)に対して線分L2の周りに所定範囲内で回動(図1中、矢印Fにて回動方向を示す)可能である。
また、第2部材31は、長穴35(嵌入穴)に遊嵌された管状部材47に対してボルト部材43の軸部43bの長手方向(図中、矢印E方向)に関して所定範囲内(具体的には、一方は長穴35の縁部(凹部33a)が第2ナット部材46に当接する位置であり、他方は長穴35の縁部(凹部33b)が第3ナット部材48に当接する位置であり、該一方と該他方との間の範囲)で第2部材31は管状部材47に対して軸部43bの長手方向(図中、矢印E方向)にスライド(移動)可能である。なお、第2ナット部材46と第3ナット部材48とを軸部43bに対して回転させ軸部43bの長手方向(図中、矢印E方向)に移動させることで、管状部材47を軸部43bの長手方向(図中、矢印E方向)に移動させ、第2部材31が軸部43bの長手方向(図中、矢印E方向)に関し移動可能な範囲を変更することも可能である。
図6は、本構造を含んでなる箸装置11の使用方法を示す図である。図6を参照して、箸装置11の使用方法について簡単に説明する。
図6に示すよう、従来の箸と同様に、箸装置11が有する第1部材21と第2部材31とを手101(ここでは右手)によって把持する。このとき連結部材41が取り付けられた第1部材21(軸部43bがネジ貫通孔25に貫入され、第1ナット部材45とボルト頭43aとの間に第1部材21が挟持される。)を、親指103と人差し指105との分岐位置107に近い方に把持する。即ち、第1部材21を、親指103と人差し指105との分岐位置107近傍と、薬指109と、中指108と、で支持する(従来の箸の一方と同様に支持する)。そして、第2部材31を、親指103と人差し指105と中指108とで支持する(従来の箸の他方と同様に支持する)。
この状態で、従来の箸と同様に、箸装置11を使用すればよい。
このとき前述した通り、管状部材47に対して第2部材31は線分L2方向(図6中、矢印Sにて示す)に(所定範囲内で)自由に移動することができ、第2部材31は管状部材47に対して線分L2の周りに所定範囲内で回動(図6中、矢印Fにて回動方向を示す)可能であり、そして第2部材31は管状部材47に対して軸部43bの長手方向(図6中、矢印E方向)に関しスライド(移動)可能であるので、第1部材21と第2部材31とが連結部材41により連結されていても箸装置11の使用に支障が生じない(第1部材21に対する第2部材31の移動が、箸装置11の使用に支障が生じるほど制限されない。)。そして、この状態において第1部材21と第2部材31とのいずれか一方の手101による支持(把持)が不意に緩んでも、第1部材21と第2部材31との他方が手101によって支持(把持)されていれば、該他方に対して該一方が連結部材41により連結されているので該一方が手101から落下等することを防止することができる。また、第1部材21の凹溝27と第2部材31の凹溝37とは、いずれも先端21b近傍と先端31b近傍との間に食べ物(図示せず)を挟持する際に食べ物(図示せず)が滑ることを防止する。そして、ここでは第2部材31がその先端31b方向に最もスライドした状態において、第1部材21の先端21b近傍と第2部材31の先端31b近傍とが図6に示したようにほぼ揃うので(同じ高さ。第1部材の軸(長手方向)である線分L1方向に対して垂直な一平面(図6中、点線Wとして示す)に略属する)、箸装置11の使用開始時又は使用中に第2部材31の把持を解けば第2部材31はその先端31b方向にスライドし両先端21b、31bがほぼ揃いすぐに次の食べ物を挟み取る動作に移ることができる。
また、箸装置11の製造方法は種々の方法が用いられてよく、何ら制限されないが、一例として次のようにしてもよい。
第1に、図4に示した第1部材21及び第2部材31と、図5に示した連結部材41と、を準備する。
第2に、ネジ貫通孔25にボルト部材43の軸部43bを貫通させた後、軸部43bに第1ナット部材45を螺合させ、第1ナット部材45とボルト頭43aとの間に第1部材21を挟持することで連結部材41を第1部材21に取り付ける。
第3に、ボルト部材43の軸部43bに第2ナット部材46を螺合させ、さらに軸部43bに管状部材47を外嵌する。
第4に、管状部材47を第2部材31の長穴35に遊嵌し、そして第3ナット部材48を軸部43bに螺合させ(管状部材47が第2ナット部材46と第3ナット部材48との間に挟まれるよう位置調節し)、箸装置11が完成される。
以上説明したように、箸装置11は次のような箸連結構造(本構造)を含む。即ち、本構造は、箸を構成する一対の棒状部材である第1部材21と第2部材31とを連結する箸連結構造であって、第1部材21から側方(ここでは第1部材21の長手方向(線分L1)に対して略垂直方向)に突出するよう基端側(ボルト頭43a側)が第1部材21に取り付けられる棒状の連結部たる連結部材41と、第2部材31に取り付けられ(ここでは第2部材31の一部として形成されている)、連結部(連結部材41)を遊嵌する嵌入穴たる長穴35を有する外嵌部(ここでは基端側部分32a)と、を備えてなる、箸連結構造である。
また、嵌入穴たる長穴35に連結部(連結部材41)を遊嵌した外嵌部(ここでは基端側部分32a)が、嵌入穴(長穴35)に遊嵌された連結部(連結部材41)の周りに回動可能であり、かつ第1部材21の長手方向(線分L1)と第2部材31の長手方向(線分L2)とが略一平面に属するような回動位置を取り得るものである(例えば、図1、図6)。
本構造においては、嵌入穴(長穴35)に連結部(連結部材41)を遊嵌した外嵌部(ここでは基端側部分32a)が、連結部(連結部材41)の前記基端(ボルト頭43a側の端)との距離が連続的に変化するよう連結部(連結部材41)に沿って運動可能である(図中、矢印E方向への運動)。
そして、嵌入穴(長穴35)に連結部(連結部材41)を遊嵌した外嵌部(ここでは基端側部分32a)の連結部(連結部材41)に沿った運動(図中、矢印E方向への運動)を外嵌部(ここでは基端側部分32a)に当接して制限する運動制限部たる第2ナット部材46及び第3ナット部材48を連結部(連結部材41)が有するものである。
また、ここでは連結部(連結部材41)の長手方向(矢印E方向)に沿って雄ねじ(ボルト部材43の軸部43bの雄ねじ)が螺刻されており、運動制限部(第2ナット部材46、第3ナット部材48)が、嵌入穴(長穴35)を通過不可能な該雄ねじ(軸部43bの雄ねじ)に螺合された雌ねじ部(第2ナット部材46、第3ナット部材48)である。
そして、雌ねじ部(第2ナット部材46、第3ナット部材48)が、前記距離(外嵌部(ここでは基端側部分32a)と、連結部(連結部材41)の前記基端(ボルト頭43a側の端)と、の間の距離)の上限を制限する上限制限用雌ねじ部(第3ナット部材48)と、前記距離の下限を制限する下限制限用雌ねじ部(第2ナット部材46)と、を有するものである。
加えて、本構造においては、連結部(連結部材41)の雄ねじ(軸部43bの雄ねじ)が螺刻されている部分(ここでは軸部43b)の少なくとも一部に外嵌されると共に、外嵌部(ここでは基端側部分32a)の嵌入穴(長穴35)に遊嵌される管状部たる管状部材47を有するものである。なお、管状部たる管状部材47の外周面は、ねじ切り等がされておらず平滑面を形成している。
前記距離(外嵌部(ここでは基端側部分32a)と、連結部(連結部材41)の前記基端(ボルト頭43a側の端)と、の間の距離)の上限を制限する上限制限用雌ねじ部(第3ナット部材48)と、前記距離の下限を制限する下限制限用雌ねじ部(第2ナット部材46)と、を有し、管状部(管状部材47)が、上限制限用雌ねじ部(第3ナット部材48)と下限制限用雌ねじ部(第2ナット部材46)との間の連結部(連結部材41)に外嵌されるものである。
そして、本構造においては、外嵌部(ここでは基端側部分32a)が、外嵌部(ここでは基端側部分32a)に取り付ける第2部材31の軸(ここでは線分L2)の周りに回動可能なものである(図中、矢印Fにて回動方向を示した線分L2の周りの回動)。
連結部(連結部材41)に対し外嵌部(ここでは基端側部分32a)が、外嵌部(ここでは基端側部分32a)に取り付ける第2部材31の軸の方向(線分L2方向(図6中、矢印Sにて示す))に所定範囲内で移動可能であり、外嵌部(ここでは基端側部分32a)が第2部材31の先端31b方向に最もスライドした状態(例えば、図1、図6)において、第1部材21の先端21b近傍と第2部材31の先端31b近傍とが、第1部材21の軸(線分L1)に対して垂直な一平面(図6中、点線Wとして示す)に略属するものである(第1部材21の先端21b近傍と第2部材31の先端31b近傍とがほぼ揃う)。
また、外嵌部(ここでは基端側部分32a)が、第2部材31の一部に形成されるものである。
このような箸連結構造(本構造)を含む箸装置11は、様々な態様で製造や販売(販売等)がされてもよい。以上説明した完成品として箸装置11は販売等されてよいことは言うに及ばず、例えば、次のような箸装置11を組み立てるための箸装置組立セットとして販売等がされてもよい。
即ち、本構造に含まれる第1部材21と、本構造に含まれる外嵌部(ここでは基端側部分32a)が形成された第2部材31と、本構造に含まれる連結部(連結部材41)を形成し第1部材21に取付可能に形成される連結部材41と、を含んでなる箸装置組立セットとされてもよい。
また、ここではそうしていないが、本構造に含まれる第1部材と、本構造に含まれる外嵌部を形成し第2部材に取付可能に形成される外嵌部材と、本構造に含まれる第2部材と、本構造に含まれる連結部を形成し第1部材に取付可能に形成される連結部材と、を含んでなる箸装置組立セットとしてもよい。そして、本構造に含まれる外嵌部を形成し第2部材に取付可能に形成される外嵌部材と、本構造に含まれる連結部を形成し第1部材に取付可能に形成される連結部材と、を含んでなる箸装置組立セットとされてもよい。
一例の本考案の箸連結構造(本構造)を含む箸装置を示す正面図である。 図1のA−A端面図である。 図1のB−B断面図(一部)である。 第1部材と第2部材とを示す左側面図である。 連結部材の分解図である。 箸装置の使用方法を示す図である。
符号の説明
11 箸装置
21 第1部材
21a 基端
21b 先端
23a、23b ネジ収容凹部
25 ネジ貫通孔
27 凹溝
31 第2部材
31a 基端
31b 先端
32a 基端側部分
32aa、32bb 端部
32b 先端側部分
33a、33b 凹部
35 長穴
36a、36b 辺
37 凹溝
38a、38b 弧部分
41 連結部材
43 ボルト部材
43a ボルト頭
43b 軸部
45 第1ナット部材
46 第2ナット部材
47 管状部材
47a 一端
47b 他端
48 第3ナット部材
101 手
103 親指
105 人差し指
107 分岐位置
108 中指
109 薬指

Claims (15)

  1. 箸を構成する一対の棒状部材である第1部材と第2部材とを連結する箸連結構造であって、
    第1部材から側方に突出するよう基端側が第1部材に取り付けられる棒状の連結部と、
    第2部材に取り付けられ、連結部を遊嵌する嵌入穴を有する外嵌部と、を備えてなる、箸連結構造。
  2. 嵌入穴に連結部を遊嵌した外嵌部が、嵌入穴に遊嵌された連結部の周りに回動可能であり、かつ第1部材の長手方向と第2部材の長手方向とが略一平面に属するような回動位置を取り得るものである、請求項1に記載の箸連結構造。
  3. 嵌入穴に連結部を遊嵌した外嵌部が、連結部の前記基端との距離が連続的に変化するよう連結部に沿って運動可能である、請求項1又は2に記載の箸連結構造。
  4. 嵌入穴に連結部を遊嵌した外嵌部の連結部に沿った運動を外嵌部に当接して制限する運動制限部を連結部が有するものである、請求項3に記載の箸連結構造。
  5. 連結部の長手方向に沿って雄ねじが螺刻されており、運動制限部が、嵌入穴を通過不可能な該雄ねじに螺合された雌ねじ部である、請求項4に記載の箸連結構造。
  6. 雌ねじ部が、前記距離の上限を制限する上限制限用雌ねじ部と、前記距離の下限を制限する下限制限用雌ねじ部と、を有するものである、請求項5に記載の箸連結構造。
  7. 連結部の雄ねじが螺刻されている部分の少なくとも一部に外嵌されると共に、外嵌部の嵌入穴に遊嵌される管状部を有するものである、請求項5又は6に記載の箸連結構造。
  8. 前記距離の上限を制限する上限制限用雌ねじ部と、前記距離の下限を制限する下限制限用雌ねじ部と、を有し、
    管状部が、上限制限用雌ねじ部と下限制限用雌ねじ部との間の連結部に外嵌されるものである、請求項7に記載の箸連結構造。
  9. 外嵌部が、外嵌部に取り付ける第2部材の軸の周りに回動可能なものである、請求項1乃至8のいずれか1に記載の箸連結構造。
  10. 連結部に対し外嵌部が、外嵌部に取り付ける第2部材の軸の方向に所定範囲内で移動可能であり、
    外嵌部が第2部材の先端方向に最もスライドした状態において、第1部材の先端近傍と第2部材の先端近傍とが、第1部材の軸に対して垂直な一平面に略属するものである、請求項1乃至9のいずれか1に記載の箸連結構造。
  11. 外嵌部が、第2部材の一部に形成されるものである、請求項1乃至10のいずれか1に記載の箸連結構造。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1に記載の箸連結構造に含まれる第1部材と、該箸連結構造に含まれる外嵌部が形成された第2部材と、該箸連結構造に含まれる連結部を形成し第1部材に取付可能に形成される連結部材と、を含んでなる箸装置組立セット。
  13. 請求項1乃至11のいずれか1に記載の箸連結構造に含まれる第1部材と、該箸連結構造に含まれる外嵌部を形成し第2部材に取付可能に形成される外嵌部材と、該箸連結構造に含まれる第2部材と、該箸連結構造に含まれる連結部を形成し第1部材に取付可能に形成される連結部材と、を含んでなる箸装置組立セット。
  14. 請求項1乃至11のいずれか1に記載の箸連結構造に含まれる外嵌部を形成し第2部材に取付可能に形成される外嵌部材と、該箸連結構造に含まれる連結部を形成し第1部材に取付可能に形成される連結部材と、を含んでなる箸装置組立セット。
  15. 請求項1乃至11のいずれか1に記載の箸連結構造を含んでなる箸装置。
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