JP3137119U - 電車のレール敷設ユニット - Google Patents

Abstract

【課題】電車特有の騒音や粉塵、レールの摩耗、電車の車輪の摩耗を解消する。
【解決手段】始点レールブロック、右延長レールブロック、左延長レールブロックを組み合わせる事により、２本のレールの繋ぎ目部分をずらし、千鳥にレールを敷設する。
【選択図】図８

Description

本考案は鉄道用のレールに関する。

従来の鉄道用レールでは平行に並んだ２本のレールにおいて、それぞれの繋ぎ目が電車の車輪が同時に通過する位置に設けられていた。

しかし、これでは、電車の車輪が２本のレールの繋ぎ目を同時に通過するため、騒音や粉塵、電車の車輪の摩耗、レールの摩耗の原因となる。

課題を解決する為の手段

そこで、始点レールブロック（図１）、右延長レールブロック（図２）、左延長レールブロック（図３）を組み合わせる事により、２本のレールの繋ぎ目部分をずらし、千鳥にレールを敷設する。

考案の効果

よって、本考案の鉄道用レールユニットにより、電車がレールの繋ぎ目を通過する際、２本のレールの繋ぎ目をずらしているため、電車の左右の車輪が繋ぎ目を同時に通過することが無くなり、騒音や粉塵が減る。また、レールの摩耗、電車の車輪の摩耗も低減される。

図６は２本の鉄道用レールの繋ぎ目が千鳥になる事を特徴とする、始点レールブロック（図１）と右延長レールブロック（図２）を組み合わせた平面図である。同図に示すように、２本の鉄道用レールの繋ぎ目が千鳥になる為、電車が通過する際の騒音や粉塵、電車の車輪の摩耗、レール自体の摩耗を低減させることができる。

始点レールブロックを上から見た平面図である。 右延長レールブロックを上から見た平面図である。 左延長レールブロックを上から見た平面図である。 始点レールブロックが右延長レールブロックを待機している状態を上から見た平面図である。 始点レールブロックが左延長レールブロックを待機している状態を上から見た平面図である。 始点レールブロックと左延長レールブロックを繋いだ状態を上から見た平面図である。 始点レールブロックと右延長レールブロックを繋いだ状態を上から見た平面図である。 始点レールブロックから右に延長していったレール敷設の最後を表した平面図である。 始点レールブロックから左に延長していったレール敷設の最後を表した平面図である。

符号の説明

１ 枕木
２ 繋ぎ目
３ レールａ
４ レールｂ
５ レールｃ
６ レールｄ
７ レールｅ
８ レールｆ
９ レールｇ
１０ レールｈ
１１ レールｉ

Claims (1)

1. 始点レールブロック、右延長レールブロック、左延長レールブロックを組み合わせ、２本のレールの繋ぎ目部分の位置を並べず千鳥になるようにして、電車が通過する際に出る騒音、粉塵、電車の車輪の摩耗、レール自体の摩耗を低減させた鉄道用レールユニット。

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