JP3137104U - かばんの収容部機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のかばんの収容部は、横または縦並びに固着されて配列されており、一方の収容部(例えば上段の収容部)に収納する場合には容易であるが、他方の収容部(例えば下段の収容部)に収納する場合には、一方の収容部(例えば上段の収容部)が邪魔になり、困難となる場合があった。
【解決手段】そこで、他方の収容部(例えば下段の収容部)の少なくとも一方の部分をかばん本体に固着させるとともに、他方部分の一部又は全部を着脱自在にしたことを特徴とするかばんの収容部機構、当該収容部機構を有するかばん及び当該収容部機構を有する当該かばんをさらに収容するかばんを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】そこで、他方の収容部(例えば下段の収容部)の少なくとも一方の部分をかばん本体に固着させるとともに、他方部分の一部又は全部を着脱自在にしたことを特徴とするかばんの収容部機構、当該収容部機構を有するかばん及び当該収容部機構を有する当該かばんをさらに収容するかばんを提供する。
【選択図】図1
Description
本件考案は、かばんの収容部機構に関する。
従来より、かばんの収容部には様々な態様が存在している。
特開平7−116013号公報
しかしながら、従来のかばんの収容部は、横または縦並びに固着されて配列されており、一方の収容部(例えば上段の収容部)に収納物を収容する場合には容易であるが、他方の収容部(例えば下段の収容部)に収納物を収容する場合には、一方の収容部(例えば上段の収容部)が邪魔になり、困難となる場合があった。
本件考案では、他方の収容部(例えば下段の収容部)への収納物の収容を容易ならしめるための、かばんにおける収容部機構を提供することを目的とする。
そこで、少なくとも一方の部分をかばん本体に固着させた収容部と、カバン本体に固着された部分を支点として他方部分が揺動することを特徴とするかばんの収容部機構を提供する。
本件考案における「かばん」とは、ビジネスかばん、背負いかばん、キャリーバッグ等に限られず、収容部を有するかばん全般を指し示すものとする。
本件考案における「収納物」とは、名刺、名刺入れ、財布、鍵、鍵ケース、携帯電話、携帯情報端末、電卓、筆記用具、たばこ、ライター、デジタルカメラ、めがね、めがねケース、電源アダプタ、薬、文庫本、手帳、カード、領収書を想定しているが、これらに限定されるわけでなく、かばんに収納され得るすべての物を指し示すものとする。
本件考案における「他方の収容部」とは、一方の収容部以外の収容部を指し示すものとする。
本件考案により、一方の収容部(例えば上段の収容部)の存在にかかわらず、他方の収容部(例えば下段の収容部)への収納物の収容が容易となる。その結果かばんの使用者は、他方の収容部(例えば下段の収容部)も一方の収容部(例えば上段の収容部)と同等に利用出来る様になるため、かばんの使用自体が飛躍的に使い易くなる。さらには収容部の収容効率が飛躍的に良くなるという効果もある。
本件考案を実施するための最良の形態は、当該収容部機構をかばんの内部の収容部に使用したものである。
以下、本件考案の実施例について図面を参照して説明する。
図1に示すとおり、上段に配置される各ポケット(1)と、下段に配置されるポケット群(2)と、当該ポケット群(2)が縫着されている台生地(6)とから構成されるかばんの内部ポケット機構において、当該台生地(6)の下辺部がかばんの底面に縫着され、当該縫着部分を支点として当該台生地(6)に縫着された下段ポケット群(2)の上部が前後に揺動する。
台生地(6)に縫着された下段ポケット群(2)が揺動することにより、上段に配置された各ポケット(1)が邪魔にならず、下段ポケット群(2)への収納物の収容が容易となる。
なお、台生地(6)の裏面部とそれに対応するかばんの内壁部とを面ファスナにより着脱自在にすることにより下段ポケット群(2)の収まりが良くなる。また着脱自在手段は、面ファスナ以外にもホック等、同等の機能を有する公知手段であっても良い。さらに図2の様に下段ポケット(3)(4)(5)が各々揺動し、着脱自在となる構成でもよい。
次に図3に示すとおり、上段に配置される各ポケット(1)と、下段に配置されるポケット群(2)と、当該ポケット群(2)が縫着されている台生地(6)とから構成されるかばんの内部ポケット機構において、当該台生地(6)の左辺部がかばんの左側面に縫着され、当該縫着部分を支点として当該台生地(6)に縫着された下段ポケット群(2)の右部が左右に揺動する。
台生地(6)に縫着された下段ポケット群(2)が揺動することにより、上段に配置された各ポケット(1)が邪魔にならず、下段ポケット群(2)への収納物の収容が容易となるのは実施例1と同様である。
なお、台生地(6)の右辺部がかばんの右側面部に縫着されるとともに、当該台生地(6)の左部が左右に揺動する構造でも良い(図示せず)。
次に図4に示すとおり、上段に配置される各ポケット(1)と、下段に配置される複数のポケット群またはポケット(2)(3)と、当該複数のポケット群またはポケット(2)(3)が各々縫着されている台生地(7)(8)とから構成されるかばんの内部ポケット機構において、台生地(7)の左辺部がかばんの左側面に縫着されるとともに、台生地(8)の右辺部がかばんの右側面に縫着され、当該各々の縫着部分を支点として当該台生地(7)に縫着された下段ポケット群の右部が左右に、当該台生地(8)に縫着された下段ポケットの左部が左右に、各々揺動する。
なお、下段に配置される複数のポケット群の割合は、均等でも不均等でも良く、また、左右のポケットの個数については特に制限はない。
台生地(7)(8)に縫着された複数の下段ポケット群またはポケット(2)(3)が揺動することにより、上段に配置された各ポケット(1)が邪魔にならず、複数の下段ポケット群またはポケット(2)(3)への収納物の収容が容易となるのは実施例1と同様である。
次に図5に示すとおり、上段に配置される各ポケット(1)と、下段に配置される複数のポケットまたはポケット群(3)(2)と、当該複数のポケットまたはポケット群(3)(2)が各々縫着されている台生地(7)(8)とから構成されるかばんの内部ポケット機構において、台生地(7)の右辺部がかばんの内壁面に縫着されるとともに、台生地(8)の左辺部がかばんの内壁面に縫着され、当該各々の縫着部分を支点として当該台生地(7)に縫着された下段ポケット(3)の左部が左右に、当該台生地(8)に縫着された下段ポケット群(2)の右部が左右に、各々揺動する。
なお、下段に配置される複数のポケット群の割合は、均等でも不均等でも良く、また、左右のポケットの個数については特に制限はないのは実施例3と同様である。
台生地(7)(8)に縫着された下段ポケットまたはポケット群(3)(2)が揺動することにより、上段に配置された各ポケット(1)が邪魔にならず、下段ポケットまたはポケット群(3)(2)への収納物の収容が容易となるのは実施例1と同様である。
次に図6に示すとおり、上段に配置される各ポケット(1)と、下段に配置される複数のポケット(3)(4)(5)と、当該複数のポケット(3)(4)(5)が各々縫着されている台生地(7)(8)(9)とから構成されるかばんの内部ポケット機構において、台生地(7)の左辺部がかばんの左側面に縫着されるとともに、台生地(8)の下辺部がかばんの底面に縫着され、台生地(9)の右辺部がかばんの右側面に縫着され、当該各々の縫着部分を支点として当該台生地(7)に縫着された下段ポケット(3)の右部が左右に、当該台生地(8)に縫着された下段ポケット(4)の上部が前後に、当該台生地(9)に縫着された下段ポケット(5)の左部が左右に、各々揺動する。
台生地(7)(8)(9)に縫着された下段ポケット(3)(4)(5)が揺動することにより、上段に配置された各ポケット(1)が邪魔にならず、当該下段ポケットケット(3)(4)(5)への収納物の収容が容易となるのは実施例1と同様である。
図7は、請求項5および請求項6に相当するビジネスかばんであり、実施例1〜5の収容部機構を有するかばん(10)および当該かばんをさらに収容するかばん(11)である。
以上説明したように、本件考案はかばんの収容部機構に関するものであり、様々なかばんの収容部機構として多様な利用が可能である。
1 上段のポケット
2 下段のポケット群
3 下段のポケット1
4 下段のポケット2
5 下段のポケット3
6 台生地
7 台生地1
8 台生地2
9 台生地3
10 本件考案の機構を有するかばん
11 本件考案の機構を有するかばんを収容するかばん
2 下段のポケット群
3 下段のポケット1
4 下段のポケット2
5 下段のポケット3
6 台生地
7 台生地1
8 台生地2
9 台生地3
10 本件考案の機構を有するかばん
11 本件考案の機構を有するかばんを収容するかばん
Claims (6)
- 少なくとも一方の部分をかばん本体に固着させた収容部と、
カバン本体に固着された部分を支点として他方部分が揺動すること
を特徴とするかばんの収容部機構。 - 少なくとも一方の部分をかばん本体に固着させた台生地と
当該台生地に固着された収容部とを有し、
当該台生地に固着された収容部がかばん本体に固着された部分を支点として揺動することを特徴とするかばんの収容部機構。 - 当該揺動部分に着脱自在手段を付加した請求項1または請求項2に記載のかばんの収容部機構。
- 着脱自在手段として、当該揺動部分の裏面とその対応するかばん本体に面ファスナまたはホックを使用した請求項3のかばんの収容部機構。
- 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4いずれかのかばんの収容部機構を有するかばん。
- 請求項5のかばんをさらに収容するかばん。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005287U JP3137104U (ja) | 2007-07-10 | 2007-07-10 | かばんの収容部機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007005287U JP3137104U (ja) | 2007-07-10 | 2007-07-10 | かばんの収容部機構 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3137104U true JP3137104U (ja) | 2007-11-15 |
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Family Applications (1)
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JP2007005287U Expired - Fee Related JP3137104U (ja) | 2007-07-10 | 2007-07-10 | かばんの収容部機構 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3137104U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5338002B1 (ja) * | 2013-02-01 | 2013-11-13 | 征治 久保 | 電子機器を収納するフォルダー |
-
2007
- 2007-07-10 JP JP2007005287U patent/JP3137104U/ja not_active Expired - Fee Related
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