JP3136893U - 爪切り - Google Patents
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Abstract
【課題】爪を容易に安全に切ることができる爪切りを提供する。
【解決手段】両端部に刃部4,5を有する略U字状の刃部材3と、刃部材3を貫通して装着された接続ピン11と、接続ピン11の両端部に連結ピン12,13を介して収納状態と起立状態との間を旋回自在に連結された一対のアーム部材1,2とを備えた爪切り。一対のアーム部材1,2はリング状に形成され、それらの片面基部には作用突起14,15が設けられている。起立状態においては、一対のアーム部材1,2は、それらの片面が相互に対向して作用突起14,15が対応する刃部材3に当接し、この起立状態において一対のアーム部材1,2を相互に近接する方向に動かすと、それらの作用突起14,15が刃部材3に作用して刃部4,5が相互に近接する方向に移動してそれらの間に挿入された爪の先端部を切る。
【選択図】図1
【解決手段】両端部に刃部4,5を有する略U字状の刃部材3と、刃部材3を貫通して装着された接続ピン11と、接続ピン11の両端部に連結ピン12,13を介して収納状態と起立状態との間を旋回自在に連結された一対のアーム部材1,2とを備えた爪切り。一対のアーム部材1,2はリング状に形成され、それらの片面基部には作用突起14,15が設けられている。起立状態においては、一対のアーム部材1,2は、それらの片面が相互に対向して作用突起14,15が対応する刃部材3に当接し、この起立状態において一対のアーム部材1,2を相互に近接する方向に動かすと、それらの作用突起14,15が刃部材3に作用して刃部4,5が相互に近接する方向に移動してそれらの間に挿入された爪の先端部を切る。
【選択図】図1
Description
本考案は、指の爪を短く切るときに用いる爪切りに関する。
従来の爪切りは、基部側が相互に固定された一対の爪部材と、一方の爪部材を他方の爪部材に向けて押圧するための押圧部材とを備えている。一対の爪部材は弾性を有するプレート状部材から構成され、それらの先端部には爪部が設けられている。また、押圧部材の片面一端部には作用突部が設けられている。一対の爪部材の先端部は、これらを貫通して接続ピンが装着され、接続ピンの一端側に設けられた頭部が一方の爪部材に当接し、他方の爪部材から突出する他端部に連結ピンを介して押圧部材が連結される。押圧部材は、その他面が他方の爪部材の外面に接触する収納状態と、その片面の作用突部が他方の爪部材の外面に作用する切断状態(この切断状態は、上記収納状態から略反転した状態となる)との間を旋回自在であり、爪を切るときには、収納状態から切断状態に保持される。そしてかかる切断状態において押圧部材の先端部を押圧すると、その作用突部が他方の爪部材に作用してその爪部が一方の爪部材の爪部に向けて移動し、このようにして一対の爪部の間に挿入された爪を切ることができる。
しかしながら、従来の爪切りにおいては、爪を切る際には押圧部材を略反転させて切断状態にし、切るべき爪の先端部を爪部間を通して一対の爪部材間に挿入し、指の反対側から押圧部材を押圧して爪を切っており、それ故に、爪を切るのが容易でない、爪をきれいに切ることができないなどの問題があった。
本考案の目的は、爪を容易に安全に切ることができる爪切りを提供することである。
本考案の請求項1に記載の爪切りは、両端部に刃部を有する略U字状乃至V字状の刃部材と、前記刃部材を貫通して回転自在に装着された接続ピンと、前記接続ピンの両端部に連結ピンを介して収納状態と起立状態との間を旋回自在に連結された一対のアーム部材とを備え、前記一対のアーム部材はリング状に形成され、それらの片面基部には作用突起が設けられており、
前記収納状態においては、前記一対のアーム部材は、それらの他面が相互に対向して近接する状態に保持され、前記起立状態においては、前記一対のアーム部材は、それらの片面が相互に対向して前記作用突起が対応する刃部材に当接し、前記起立状態において前記一対のアーム部材を相互に近接する方向に動かすと、前記一対のアーム部材の前記作用突起が前記刃部材に作用して前記刃部が相互に近接する方向に移動することを特徴とする。
前記収納状態においては、前記一対のアーム部材は、それらの他面が相互に対向して近接する状態に保持され、前記起立状態においては、前記一対のアーム部材は、それらの片面が相互に対向して前記作用突起が対応する刃部材に当接し、前記起立状態において前記一対のアーム部材を相互に近接する方向に動かすと、前記一対のアーム部材の前記作用突起が前記刃部材に作用して前記刃部が相互に近接する方向に移動することを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の爪切りでは、前記一対のアーム部材は、円形状又は多角形状のリング状に形成されていることを特徴とする。
本考案の請求項1に記載の爪切りによれば、刃部材は略U字状乃至V字状に形成され、その両端部に刃部が設けられ、かかる刃部材を貫通して回転自在に接続ピンが装着され、この接続ピンの両端部に連結ピンを介して収納状態と起立状態との間を旋回自在に一対のアーム部材が連結され、これらアーム部材の片面基部に作用突起が設けられているので、一対のアーム部材を起立状態に保持して相互に近接する方向に動かすと、一対のアーム部
材の作用突起が刃部材に作用して刃部が相互に近接する方向に移動し、このように刃部を移動させることによって、爪部間に挿入された爪の先端部を切ることができる。また、起立状態においては一対のアーム部材は爪側に伸びるが、一対のアーム部材がリング状に形成されているので、それらの内側空間を通して切ろうとする爪を見ることができる。従って、一対のアーム側からこの内部空間を通して、爪部材の一対の爪部間に爪の先端部をどの程度挿入したか、爪のどの部分を切ろうとしているのかなどを見ることができ、切るべき爪を容易に且つ安全に切ることができる。
材の作用突起が刃部材に作用して刃部が相互に近接する方向に移動し、このように刃部を移動させることによって、爪部間に挿入された爪の先端部を切ることができる。また、起立状態においては一対のアーム部材は爪側に伸びるが、一対のアーム部材がリング状に形成されているので、それらの内側空間を通して切ろうとする爪を見ることができる。従って、一対のアーム側からこの内部空間を通して、爪部材の一対の爪部間に爪の先端部をどの程度挿入したか、爪のどの部分を切ろうとしているのかなどを見ることができ、切るべき爪を容易に且つ安全に切ることができる。
また、本考案の請求項2に記載の爪切りによれば、一対のアーム部材は円形状又は多角形状のリング状に形成されているので、一対のアーム部材の円形状又は多角形状の内側空間を通して切ろうとする爪を見ることができる。
以下、添付図面を参照して、本考案に従う爪切りの最良の実施形態について説明する。図1は、一実施形態の爪切りを示す正面図であり、図2は、図1の爪切りを示す平面図であり、図3は、図1に示す爪切りにおいて一対のアーム部材を起立状態に保持した状態を示す図であり、図4は、図1の爪切りを用いて爪を切るときの状態を示す平面図であり、図5は、爪を切るときの状態を示す正面図である。
図1〜図3において、この形態の爪切りは、一対のアーム部材1,2と、これらアーム部材1,2の間に配設される刃部材3とを備えている。刃部材3は略U字状であり、幾分弾性変形可能に構成されている。この刃部材3の両端部には刃部4,5が設けられ、切るべき爪6(図4、図5参照)は、これら刃部4,5の間に挿入される。この刃部材3は、爪部4が設けられた片側部7と爪部5が設けられた他側部8とが接続部9を介して一体的に形成されているが、この片側部7と他側部8とを別体に形成し、これら片側部7及び他側部8の基部(刃部4,5が設けられている端部と反対側の端部)をピン、溶接などの手段によって固定し、刃部材3として略V字状となるように形成してもよい。
一対のアーム部材1,2は円形状のリング状に形成され、それらの内側に円形状の内側空間10が規定されている。尚、これらアーム部材1,2は多角形(例えば、六角形、八角形など)のリング状に形成してもよく、この場合、それらの内側に多角形(例えば、六角形、八角形など)の内側空間が規定される。
一対のアーム部材1,2及び爪部材3は接続ピン11及び連結ピン12,13を介して次の通りに連結される。接続ピン11は、爪部材3の長手方向(図1〜図3において左右方向)略中央部を貫通して回転自在に装着され、接続ピン11の爪部材3の片側部7から突出する一端部に連結ピン12を介して一方のアーム部材1の基部が旋回自在に連結され、また接続ピン11の爪部材3の他側部8から突出する他端部に連結ピン13を介して他方のアーム部材2の基部が旋回自在に連結されている。このように構成されているので、一対のアーム部材1,2は、それらが対向して近接する収納状態(図1及び図2に示すとともに、図3に1A,2Aで示す状態)と、この収納状態から略反転して起立する起立状態(図3に示す状態)との間を旋回することができる。
この実施形態では、一対のアーム部材1,2の片面(図1及び図2に示す収納状態において外側に位置し、図3に示す起立状態において内側に位置する面)の基部に作用突起14,15が設けられている。作用突起14,15は、接続ピン11との接続部に近接して直線状に設けられ、起立状態においては、図3に示すように、一対のアーム部材1,2の片面が相互に対向し、一方のアーム部材1の作用突起14が爪部材3の片側部7の外面に当接し、他方のアーム部材2の作用突起15が爪部材3の他側部8の外面に当接する。
この爪切りは、爪6を切るときには、次のようにして用いられる。爪切りを使用しないときには、図1及び図2に示す収納状態に保持される。この収納状態においては、一対のアーム部材1,2は、それらの他面(作用突起14,15が設けられていない面)が対向して相互に近接して位置し、爪部材3の接続部9側に延びている。このような状態では、一方のアーム部材1は爪部材3の片側部7に沿って延び、また他方のアーム部材2はその他側部8に沿って延び、これによって、爪切り自体をコンパクトに収納することができる。尚、爪部材3に対して接続ピン11が相対的に回転自在であるので、この収納状態において、一対のアーム部材1,2が爪部材3の爪部4,5側に延びるようにして収納してもよい。
爪6を切るときには、一対のアーム部材1,2を上記収納状態から旋回させて図3に示す起立状態に保持する。この起立状態への保持は、例えば、図1及び図2に示す収納状態から、一方のアーム部材1を連結ピン12を中心として図1において下方(即ち、反時計方向)に旋回させて反転させるようにするとともに、他方のアーム部材2を他方の連結ピン13を中心として図1において上方(即ち、時計方向)に旋回させて反転させるようにすればよい。このように起立状態にすると、図3に示すように、一対のアーム部材1,2の作用突起14,15が爪部材3の片側部7及び他側部8に当接し、一対のアーム部材1,2は爪部材3の爪部4,5側に外側に拡がるように延びる。
そして、図4及び図5に示すように、爪部材3の一対の爪部4,5の間に切ろうとする爪6の先端部を挿入し、その後、一対のアーム部材1,2を相互に近接する方向に移動させればよい。爪の先端部を挿入する際には、一対のアーム部材1,2の内側空間10を通して、爪部材3の爪部4,5及びその近傍を外側から見ることができるので、爪6の先端部のどの部分を挿入したか、またどの程度挿入したかなどを容易に見ることができる。また、一対のアーム部材1,2を移動させると、作用突起14,15が爪部材4,5の片側部7及び他側部8に作用して相互に近接する方向に移動し、かく移動する爪部4,5が挿入された爪6に作用して切断し、このようにして爪6の挿入した先端部を安全に切ることができる。
以上、本考案に従う爪切りの一実施形態について説明したが、本考案はこのような実施形態に限定されず、本考案の範囲を逸脱すことなく種々の変形乃至修正が可能である。
1,2 アーム部材
3 爪部材
4,5 爪部
6 爪
10 内側空間
11 接続ピン
12,13 連結ピン
14,15 作用突起
3 爪部材
4,5 爪部
6 爪
10 内側空間
11 接続ピン
12,13 連結ピン
14,15 作用突起
Claims (2)
- 両端部に刃部を有する略U字状乃至V字状の刃部材と、前記刃部材を貫通して回転自在に装着された接続ピンと、前記接続ピンの両端部に連結ピンを介して収納状態と起立状態との間を旋回自在に連結された一対のアーム部材とを備え、前記一対のアーム部材はリング状に形成され、それらの片面基部には作用突起が設けられており、
前記収納状態においては、前記一対のアーム部材は、それらの他面が相互に対向して近接する状態に保持され、前記起立状態においては、前記一対のアーム部材は、それらの片面が相互に対向して前記作用突起が対応する刃部材に当接し、前記起立状態において前記一対のアーム部材を相互に近接する方向に動かすと、前記一対のアーム部材の前記作用突起が前記刃部材に作用して前記刃部が相互に近接する方向に移動することを特徴とする爪切り。 - 前記一対のアーム部材は、円形状又は多角形状のリング状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の爪切り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006436U JP3136893U (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 爪切り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007006436U JP3136893U (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 爪切り |
Publications (1)
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JP3136893U true JP3136893U (ja) | 2007-11-08 |
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CN111184334A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-05-22 | 齐鲁工业大学 | 一种趾甲修剪器及装置 |
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2007
- 2007-08-21 JP JP2007006436U patent/JP3136893U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN111184334A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-05-22 | 齐鲁工业大学 | 一种趾甲修剪器及装置 |
CN111184334B (zh) * | 2020-03-25 | 2022-04-01 | 齐鲁工业大学 | 一种趾甲修剪器及装置 |
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