JP3136885U - ソレノイドバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】小さなコンタミの侵入を有効に予防し、かつメンテナンスの頻度も少なくて済むソレノイドバルブを提供する。
【解決手段】ソレノイドバルブの流体の流入口42近傍に比較的目開きの粗い大面積のフィルタ7を設けるとともに、そのフィルタ7から隙間を隔てて内部側に比較的目開きの細かいフィルタ8を設けた。コンタミの大部分を第一のフィルタ7にて除去し、残存する小さなコンタミを第二のフィルタ8にて除去する。第二のフィルタ8が濾過する流体はコンタミがあらかた取り除かれた清浄なものであるので、第二のフィルタ8がすぐに目詰まりを起こすことはない。従って、頻繁なメンテナンスは不要である。
【選択図】図1

Description

本考案は、流体の開閉制御に用いられるソレノイドバルブに関する。
コイルに通電して発生させた磁界によりプランジャを駆動して弁体の開閉操作を行うソレノイドバルブが周知である。流体内に混入しているコンタミがバルブ内に侵入してしまうと、プランジャの動作不良を招いたり、弁座が傷付いて漏れが増加したりするおそれがある。よって、通常、バルブの上流にコンタミを除去するためのフィルタを配置する。バルブ自体にフィルタを組み付けているものも存在する(例えば、下記特許文献を参照)。
特開2005−140270号公報
流体には大小のコンタミが含まれていることが想定される。流体の通過面積が十分に確保されていないと、フィルタの目詰まりによってすぐに流体の流れに支障を来し、頻繁なメンテナンスが必要となる。フィルタの表面積を大きくとることで、メンテナンスの頻度を下げることができるが、一方でフィルタの剛性が低下するために、フィルタの網を構成する線材の線径を太くせざるを得なくなる。線材の線径が太いと、どうしても目開きが広くなり、小さなコンタミの侵入を許してしまう。
以上に鑑みてなされた本考案は、小さなコンタミの侵入を有効に予防し、かつメンテナンスの頻度も少なくて済むソレノイドバルブを提供しようとするものである。
本考案に係るソレノイドバルブは、流体の流入経路に比較的目開きの粗い第一のフィルタを設けるとともに、第一のフィルタよりも内部側に比較的目開きの細かい第二のフィルタを設けたことを特徴とする。
このようなものであれば、コンタミの大部分を第一のフィルタにて除去し、残存する小さなコンタミを第二のフィルタにて除去することができる。第二のフィルタが濾過する流体はコンタミがあらかた取り除かれた清浄なものであり、第二のフィルタがすぐに目詰まりを起こすことはない。従って、頻繁なメンテナンスは不要である。
本考案によれば、小さなコンタミの侵入を有効に予防でき、かつメンテナンスの頻度も少なくて済む。
以下、本考案の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1ないし図4に示すように、本実施形態のソレノイドバルブは、コア11、パイプ12及びベース13が一体となったボディAssy1と、ボディAssy1の外周に配設したコイル2と、ボディAssy1の主要部位及びコイル2を覆うケース3と、ボディAssy1の先端部に取着したバルブシート4と、ボディAssy1及びバルブシート4内で進退動作するプランジャ5、スリーブ6とを具備する。
ボディAssy1は、柱状のコア11の先端部に筒状のパイプ12を固定し、さらにそのパイプ12の先端部に内部が中空で基端側が径方向に拡張しているベース13を固定してなる。ベース13の先端側における外周には雄ねじ131を、内周には雌ねじ132を形成し、雄ねじ131部分と基端側の鍔状部分との間にはOリング133を嵌装している。
コイル2は、コア11及びパイプ12を取り巻くように存在している。コイル2に通電して磁界を発生させることにより、プランジャ5を吸引することができる。
ケース3は、周壁及び底壁が包囲する内部空間を先端側に開放しているもので、基端側から被せることでコア11、パイプ12及びコイル2を内部空間に収容して被覆しつつ、底壁をコア11の基端部にボルト10等を介して固定する。
バルブシート4は、軸心方向に沿って伸長した筒状体である。バルブシート4の基端側における外周には雄ねじ41を形成しており、この雄ねじ41をベース13の雌ねじ132に螺合させる。バルブシート4の中央からやや先端寄りの箇所には、周壁を貫通して内外を連通する流体の流入口42を、図4に示しているように周方向に沿って間欠的に複数穿設している。そして、これら流入口42よりも先端側で、周壁の厚みを増すように内方に張り出した第一の弁座43を構成している。第一の弁座43から延伸した流路は先端に開口し、流体の流出口44をなしている。バルブシート4の先端近傍における外周には環状溝を形成し、この環状溝内にOリング45と、Oリング45のはみ出しを防ぐバックアップリング46とを嵌装している。
プランジャ5は、軸心方向に沿ってコア11の先端付近からバルブシート4の第一の弁座43付近まで伸長しており、基端側がパイプ12の内径に略対応した大径、先端側がバルブシート4の内径よりも小径である。プランジャ5とコア11との間にはスプリング9を介設し、プランジャ5を先端方に向けて弾性付勢している。プランジャ5の大径部分の外周には、バルブシート4内に流入した流体をプランジャ5の基端側に導き入れるための凹溝51を形成してある。プランジャ5の小径部分の先端部は、錐形状をなす。この先端部のテーパ面は、スリーブ6における第二の弁座63に係合する第二の弁体52となる。
スリーブ6は、軸心方向に沿って伸長し、バルブシート4の基端縁から第一の弁座43までの距離よりも若干小さい長手寸法を有する。スリーブ6の外径はバルブシート4の内径に略対応しており、スリーブ6の外周にはバルブシート4内に流入した流体をスリーブ6の基端側に導き入れるための凹溝61を形成してある。スリーブ6の大半部は筒状であり、その内にプランジャ5の小径部分が進入する。スリーブ6の内周とプランジャ5の小径部分の外周との間には隙間が存在する。一方、スリーブ6の先端部は切頭錐形状をなすように縮径し、先端では極小径の細孔を開口させているのみである。スリーブ6の先端部の外周のテーパ面は第一の弁座43に係合する第一の弁体62となり、先端部の内周及び細孔は第二の弁体52が係合する第二の弁座63となる。
本実施形態のソレノイドバルブの動作に関して述べる。コイル2に通電していない定常状態では、スプリング9の弾性付勢力によってプランジャ5及びスリーブ6が先端方に押し付けられ、図1に示すように、第一の弁体62が第一の弁座43に、第二の弁体52が第二の弁座63にそれぞれ密接して、流体が流出口44に向けて流れ出すのを阻んでいる。
コイル2に通電し磁界を発生させると、プランジャ5が弾性付勢力に抗して基端方に変位し、図2に示すように、第二の弁体52と第二の弁座63との間に流体の流通を許容する空隙を生じる。この状態で、流入口42からバルブシート4内に流入した流体は、スリーブ6の外周の凹溝61を経てスリーブ6の基端側に至り、スリーブ6の内周とプランジャ5の小径部分との隙間を経て第二の弁座63の細孔から流出口44に流出する。
さらに、流体が凹溝61を通過するときの圧力損失により、スリーブ6の基端近傍における流体圧が先端部のテーパ面近傍における流体圧よりも低くなる。結果、その差圧によってスリーブ6が基端方に変位し、図3に示すように、第一の弁体62と第一の弁座43との間に流体の流通を許容する空隙を生じる。最終的には、流入口42から流入した流体が第一の弁座43に開口している流路に直接流れ込み流出口44に流出するようになる。
上述の如きソレノイドバルブにおいて、本実施形態では、流体の流入経路に、比較的目開きの粗い第一のフィルタ7と、比較的目開きの細かい第二のフィルタ8とを併設している。
第一のフィルタ7は、金網を筒状に成形してなる。第一のフィルタ7の網は、第二のフィルタ8と比べて線径の太い線材を使用して構成しており、剛性が高い。第一のフィルタ7を取着するには、第一のフィルタ7内にバルブシート4を先端側から挿入し、第一のフィルタ7の一端をベース13の先端部の外周に緊密に嵌合させる。第一のフィルタ7の他端は、バルブシート4の外周に嵌合する。但し、ベース13の先端部の外周とバルブシート4の外周との間には径方向に段差があるため、その段差を埋め合わせるための環部材71を予め第一のフィルタ7の他端に装着しておき、この環部材71を以てバルブシート4に嵌装する。環部材71は、例えばゴム等の弾性材料を用いて作製することが好ましい。第一のフィルタ7はバルブシート4の外周からは離間して浮いており、第一のフィルタ7の他端はバルブシート4の流入口42の開口縁よりも先端側に位置している。故に、第一のフィルタ7の概略全域が濾過面積としてコンタミの除去に寄与する。
第二のフィルタ8もまた、金網を筒状に成形してなる。第二のフィルタ8の網は、第一のフィルタ7と比べて線径の細い線材を使用して構成しており、剛性が低い。第二のフィルタ8を取着するには、第一のフィルタ7の取着に先んじて第二のフィルタ8内にバルブシート4を先端側から挿入し、第二のフィルタ8をバルブシート4の外周に緊密に嵌合させる。第二のフィルタ8は、バルブシート4の流入口42を閉塞するように位置し、流入口42の開口面積に相当する部分のみが濾過面積としてコンタミの除去に寄与する。つまり、第一のフィルタ7よりも濾過面積が狭いが、その替わりに他の部分がバルブシート4の外周面にバックアップされるので、剛性が低くても流体圧に耐えることができる。また、第二のフィルタ8と第一のフィルタ7との隙間の存在により、第一のフィルタ7を通過した流体は複数ある流入口42の何れからでもバルブシート4内に流入できる。
本実施形態によれば、コイル2に通電して発生させた磁界によりプランジャ5を駆動して弁体の開閉操作を行うソレノイドバルブにおいて、流体の流入経路に比較的目開きの粗い大面積の第一のフィルタ7を設けるとともに、第一のフィルタ7よりも内部側に比較的目開きの細かい第二のフィルタ8を設けたため、コンタミの大部分を第一のフィルタ7にて除去し、残存する小さなコンタミを第二のフィルタ8にて除去して、バルブ内へのコンタミの侵入を有効に予防することができる。加えて、第二のフィルタ8が濾過する流体はコンタミがあらかた取り除かれた清浄なものであるので、第二のフィルタ8がすぐに目詰まりを起こすことはない。従って、頻繁なメンテナンスが不要となる。
なお、本考案は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。各部の具体的構成は、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本考案の一実施形態のソレノイドバルブを示す側断面図。 第一のフィルタ、第二のフィルタ及びバルブシートの関係を示す正断面図。 ソレノイドバルブの動作を説明する側断面図。 ソレノイドバルブの動作を説明する側断面図。
符号の説明
2…コイル
5…プランジャ
7…第一のフィルタ
8…第二のフィルタ

Claims (1)

  1. コイルに通電して発生させた磁界によりプランジャを駆動して弁体の開閉操作を行うソレノイドバルブにおいて、
    流体の流入経路に比較的目開きの粗い第一のフィルタを設けるとともに、第一のフィルタよりも内部側に比較的目開きの細かい第二のフィルタを設けたことを特徴とするソレノイドバルブ。
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