JP3136702U - ラップフィルムばさみ及びラップフィルム専用箱 - Google Patents
ラップフィルムばさみ及びラップフィルム専用箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3136702U JP3136702U JP2007004296U JP2007004296U JP3136702U JP 3136702 U JP3136702 U JP 3136702U JP 2007004296 U JP2007004296 U JP 2007004296U JP 2007004296 U JP2007004296 U JP 2007004296U JP 3136702 U JP3136702 U JP 3136702U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrap film
- box
- film
- wrap
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
【課題】ラップフィルムの両端までを片手で簡単に摘め、しわが無く引き出せ、衛生的で安全に包装でき、利便性を向上させるためのラップフィルムばさみ及びラップフィルム専用箱を提供する。
【解決手段】ラップフィルム専用箱において切断後のラップフィルムを、ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1で強制的に浮き上がらせ、且つバネ先端部の極めて弱い粘着箇所2で安定させ、ラップフィルムばさみ17で摘んで引き出すことにより、ラップフィルム16は両端までしわが無く引き出せる。また、ラップフィルム切断用刃8に安全カバー3を設け、安全性の向上、及びラップフィルムばさみ用の羽4をラップフィルムばさみ17で摘み一体化することで利便性を向上させた。
【選択図】図12
【解決手段】ラップフィルム専用箱において切断後のラップフィルムを、ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1で強制的に浮き上がらせ、且つバネ先端部の極めて弱い粘着箇所2で安定させ、ラップフィルムばさみ17で摘んで引き出すことにより、ラップフィルム16は両端までしわが無く引き出せる。また、ラップフィルム切断用刃8に安全カバー3を設け、安全性の向上、及びラップフィルムばさみ用の羽4をラップフィルムばさみ17で摘み一体化することで利便性を向上させた。
【選択図】図12
Description
本考案は、ラップフィルムばさみ及びラップフィルム専用箱に関する。
従来はラップフィルム専用箱からラップフィルムを手で直接摘んで引き出し、包装していた。そのため、手からはみ出したラップフィルムはしわとなり不便であった。
従来のラップフィルム専用箱は、ラップフィルムがラップフィルム専用箱と密着するため摘み難いところに問題があった。
ラップフィルムは手で直接摘んで引き出し包装していたが、大きなラップフィルムの場合は両端が手で摘めずにしわとなり包装し難いところに問題があった。
ラップフィルムを引き出す際にラップフィルムの表面と裏面に指で触れながら引き出すため、包装内面にも指が触れることとなり、不衛生な点が問題であった。
ラップフィルム専用箱のラップフィルム切断用刃がむき出しとなっているため危険なところに問題があった。
本考案は、以上のような従来の問題点に鑑み、ラップフィルムの両端までを片手で簡単に摘め、しわが無く引き出せ、衛生的で安全に包装でき、利便性を向上させるためのラップフィルムばさみ及びラップフィルム専用箱を提供することを目的とする。
本考案は、上記の問題を解決するため、第一考案として、ラップフィルムを片手で両端まで簡単に摘め、ラップフィルムをしわ無く引き出すことができ、包装内面に指で触れること無く衛生的に包装することができる。また、アルミホイルや紙、ビニールシート等のシート状の物を、片手両手を問わず、且つシートの大きさを問わず持ち易くすることができることを特徴とするラップフィルムばさみである。
第二考案として、ラップフィルムの摘みしろをバネの弾性力で強制的に浮き上がらせ、且つバネ先端部の極めて弱い粘着力でラップフィルムの摘みしろをバネ先端に安定させることにより、簡単に摘めるようにしたことを特徴とするラップフィルム専用箱である。
第三考案として、ラップフィルム専用箱とラップフィルムばさみを一体物にできることでラップフィルム専用箱又はラップフィルムばさみの片一方の紛失防止等の利便性を向上させることができることを特徴とするラップフィルムばさみ用の羽である。
第四考案として、ラップフィルム切断用刃上に取り付けることでラップフィルム専用箱の安全性を向上させることを特徴とする安全カバーである。
以上の説明から明らかなように、本考案にあたっては次に列挙する効果が得られる。
請求項1記載の考案であるラップフィルムばさみによれば、ラップフィルムを片手で両端まで簡単に摘め、ラップフィルムをしわ無く引き出すことができ、包装内面に指で触れること無く衛生的に包装することができる。また、アルミホイルや紙、ビニールシート等のシート状の物を、片手両手を問わず、且つシートの大きさを問わず持ち易くすることができる。このため、大きなラップフィルムばさみであれば、ラップフィルムに限らず様々な種類の大きなシート状の物に利用可能である。
請求項2記載の考案であるラップフィルム専用箱によれば、ラップフィルムの摘みしろをバネの弾性力で強制的に浮き上がらせ、且つバネ先端部の極めて弱い粘着力でラップフィルムの摘みしろをバネ先端に安定させることにより、簡単に摘めるようにすることができる。
請求項3記載の考案であるラップフィルムばさみ用の羽によれば、ラップフィルム専用箱とラップフィルムばさみを一体物にできることでラップフィルム専用箱又はラップフィルムばさみの片一方の紛失防止等の利便性を向上させることができる。
請求項4記載の考案である安全カバーによれば、ラップフィルム切断用刃上に取り付けることでラップフィルム専用箱の安全性を向上させることができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態について説明する。
まず、図1はラップフィルム専用箱の全体図である。ラップフィルム専用箱の主たる部分については紙、金属、樹脂等、特に材質を問わない。
このラップフィルム専用箱にはラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1が付いている。
ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1は図1、図10、図11、図12では蛇腹状に折り込んだバネの形態としているが、蛇腹状のバネがコイル状のバネや板バネの上部に平板を付けた物等、特に形態を問わない。
このため、ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1の弾性力によりバネ先端が強制的にラップフィルム専用箱から離れることにより、ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1上に載っているラップフィルムも強制的にラップフィルム専用箱から浮き上がる。
ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1の材質については紙、金属、樹脂等、特に材質を問わないが、ある程度の弾性力を有する材質とする。
ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1の先端にはラップフィルムを摘み易く安定させるために極めて弱い粘着箇所2を設ける。
ラップフィルム専用箱にはラップフィルム切断用刃8の上部に安全カバー3を設ける。これにより、ラップフィルム切断用刃8に直接手が触れる事を防止し、安全性を向上させることができる。
ラップフィルム専用箱には図2のラップフィルムばさみ17と一体物にできるようにラップフィルムばさみ用の羽4を設ける。ラップフィルムばさみ用の羽4についてはラップフィルムばさみ17と一体物にできればよく、材質、形態および設置位置を問わない。
図2はラップフィルムばさみ17の全体図である。ラップフィルム専用箱とセットで使用する場合はラップフィルム専用箱と同程度の長さとするが、その他の用途の場合は、その用途に合わせた長さの形態でもよい。
このラップフィルムばさみ17は、グリップ6を握ることでラップフィルムを摘む箇所5が開き、グリップ6の握る力を弱めることでラップフィルムを摘む箇所5がバネ等の反発力により自動的に閉じられラップフィルムを摘むことができる。
図3はラップフィルム専用箱を閉じた場合である。
図4は図3のラップフィルム専用箱のラップフィルムばさみ用の羽4をラップフィルムばさみ17で摘んだ場合である。ラップフィルムを摘む箇所5でラップフィルムばさみ用の羽4を摘むことにより一体化して図4の形態となり、収納時及び使用時に一体物として扱えるため、一方の紛失を防止すること等ができる。
図5はラップフィルムばさみ17を正面から見た図であり、ラップフィルムを摘む箇所5においては、グリップ6を少し握った場合に少し弓型に変形する。これは、ラップフィルムを摘む箇所5においては、ラップフィルムの両端を確実に摘める形態とするためである。更に強くグリップ6を握る事によりラップフィルムを摘む箇所5が大きく開きラップフィルムを摘める形態となる。グリップ6は握り易い形態であればよく、特に材質及び形態を問わない。
図6においては、ラップフィルムばさみ17のグリップ6の握る力を緩めた場合であり、ラップフィルムを摘む箇所5が完全に上下密着することを示す。ラップフィルムを摘んでいる時はこの形態となる。
図7は、ラップフィルムを摘む箇所5の断面図であるが、ラップフィルムを摘む箇所5の断面は作業や収納等が簡単に出来ればよく、特に材質及び形態を問わない。
ラップフィルムを摘む箇所の先端7は、作業や収納等が簡単にでき、ラップフィルムを損傷させない、且つ確実にラップフィルムを摘める断面であれば特に形態を問わない。
しかし、ラップフィルムを摘む箇所の先端7は、ラップフィルムが摘み易く、且つ滑り難く、更にラップフィルムばさみ17全体として、作業がし辛くなるような静電気が帯電し難い材質であれば、特に材質を問わない。
図8は、安全カバー3付近の拡大断面図である。ラップフィルム9を引き出す場合は安全カバー3は変形しないで、ラップフィルム切断用刃8上にある。また、安全カバーの先端11はラップフィルムが滑りやすい材質及び形態とする。安全カバー変形箇所10はラップフィルムの切断時に変形し易い形態とし、材質は弾性変形に富んだものであれば、特に材質を問わない。
図9は、安全カバー3付近の拡大断面図で、ラップフィルム切断時である。ラップフィルム9を引っ張ると、安全カバー変形箇所10が変形し、安全カバー3がラップフィルム切断用刃8から外れる。しかし、ラップフィルム9切断後は安全カバー変形箇所10が切断前に戻り、図8の形態となる。
図10は、図1のラップフィルム専用箱の断面図であり、ラップフィルム切断後のラップフィルムの摘みしろ13の形態を示している。これは、ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1は、ラップフィルム専用箱の上蓋12よりも小さくしてあるため、ラップフィルムを切断後は、ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1からラップフィルムの摘みしろ13がはみ出し、且つバネの弾性力で強制的に浮き上がるため簡単に摘める形態となる。
また、ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1の先端には極めて弱い粘着箇所2があり、ラップフィルム切断後はバネ先端部の極めて弱い粘着力でラップフィルムの摘みしろ13をバネ先端に安定させて簡単に摘めるようにする。これにより、ラップフィルムの摘みしろ13を摘む時にはラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1に沿ってラップフィルムの摘みしろ13が浮き上がり、且つ安定しているため簡単に摘める形態となる。
ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1の設置位置や大きさはラップフィルムを切断後にラップフィルムの摘みしろ13が図10の様に適切な幅だけ浮き上がることが出来る位置や大きさとする。
ラップフィルムの摘みしろ13の摘みしろ幅はラップフィルムばさみ17のラップフィルムを摘む箇所5で簡単に摘める長さ分だけ浮き上がるようにする。
ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1は、バネ先端のラップフィルム入口側14及びバネ下端15の片方または両方をラップフィルム専用箱に固定する。この場合、ヒンジやスライド式等の可動式の固定でもよい。
ラップフィルム専用箱の上蓋12は開ける時にラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ1に引っ掛からないように裏面を円滑な形態とする。
図11は図1のラップフィルム専用箱の断面図で、ラップフィルムの摘みしろ13をラップフィルムばさみ17で摘んだ形態である。
図12は図11の状態からラップフィルムばさみ17を引っ張ることでラップフィルム16をしわ無く引き出すことができた形態を示す。
1‥‥ラップフィルムを強制的に浮き上がらせるバネ、2‥‥極めて弱い粘着箇所、3‥‥安全カバー、4‥‥ラップフィルムばさみ用の羽、5‥‥ラップフィルムを摘む箇所、6‥‥グリップ、7‥‥ラップフィルムを摘む箇所の先端、8‥‥ラップフィルム切断用刃、9‥‥ラップフィルム、10‥‥安全カバー変形箇所、11‥‥安全カバーの先端、12‥‥ラップフィルム専用箱の上蓋、13‥‥ラップフィルムの摘みしろ、14‥‥バネ先端のラップフィルム入口側、15‥‥バネ下端、16‥‥ラップフィルム、17‥‥ラップフィルムばさみ
Claims (4)
- ラップフィルムを片手で両端まで簡単に摘め、ラップフィルムをしわ無く引き出すことができ、包装内面に指で触れること無く衛生的に包装することができる。また、アルミホイルや紙、ビニールシート等のシート状の物を、片手両手を問わず、且つシートの大きさを問わず持ち易くすることができることを特徴とするラップフィルムばさみ。
- ラップフィルムの摘みしろをバネの弾性力で強制的に浮き上がらせ、且つバネ先端部の極めて弱い粘着力でラップフィルムの摘みしろをバネ先端に安定させることにより、簡単に摘めるようにしたことを特徴とするランプフィルム専用箱。
- ラップフィルム専用箱とラップフィルムばさみを一体物にできることでラップフィルム専用箱又はラップフィルムばさみの片一方の紛失防止等の利便性を向上させることができることを特徴とするラップフィルムばさみ用の羽。
- ラップフィルム切断用刃上に取り付けることで、指がラップフィルム切断用刃に直接触れないため、ラップフィルム専用箱の安全性を向上させることができることを特徴とする安全カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007004296U JP3136702U (ja) | 2007-05-13 | 2007-05-13 | ラップフィルムばさみ及びラップフィルム専用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007004296U JP3136702U (ja) | 2007-05-13 | 2007-05-13 | ラップフィルムばさみ及びラップフィルム専用箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3136702U true JP3136702U (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=43287110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007004296U Expired - Fee Related JP3136702U (ja) | 2007-05-13 | 2007-05-13 | ラップフィルムばさみ及びラップフィルム専用箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3136702U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012106751A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Kureha Corp | 巻回体収容箱、巻回体入り収容箱及び長尺物引き出し方法 |
-
2007
- 2007-05-13 JP JP2007004296U patent/JP3136702U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012106751A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Kureha Corp | 巻回体収容箱、巻回体入り収容箱及び長尺物引き出し方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4808005B2 (ja) | 二重包装体 | |
TWI286528B (en) | Package body for wet tissue | |
TWI482723B (zh) | 捲撓體收納盒及裝有捲撓體之收納盒 | |
US20040040670A1 (en) | Adhesive tape dispenser | |
JP3136702U (ja) | ラップフィルムばさみ及びラップフィルム専用箱 | |
WO2002074639A1 (fr) | Contenant d'emballage | |
JP5083852B1 (ja) | ラップフィルム容器 | |
JP5465386B2 (ja) | フラップ付きラップフィルム装置 | |
JP2006298396A (ja) | ラップフイルム収納箱 | |
JPS63272656A (ja) | ラップフィルムの収納ケース | |
JP3124110U (ja) | ラップフィルム又はアルミホイル用鋸刃付き収納箱及び該収納箱入りラップフィルム又はアルミホイル | |
JP3223073U (ja) | 開封用ジッパー付き封筒 | |
JP3010260U (ja) | 封 筒 | |
JP4628703B2 (ja) | 引き裂かれ箇所を備えた扁平物体 | |
CN204568382U (zh) | 保鲜袋包装盒 | |
JP3083265U (ja) | 包装フィルム収納ケース | |
EP3912926A1 (en) | Wet wipe flip-top cap and flip-top set with convenient outlet | |
JP6872826B2 (ja) | 開封用ジッパー付き封筒 | |
TWI458664B (zh) | 保鮮膜收納容器、及保鮮膜供給具 | |
JP3245653U (ja) | 箱体 | |
CN215852891U (zh) | 带易撕切口的包装托 | |
CN217895103U (zh) | 易拉罐用开罐器 | |
KR101593072B1 (ko) | 캔 뚜껑 개방용 레버 및 이를 구비한 캔 | |
JP2003312652A (ja) | 包装フィルムの収納容器 | |
JPH0510237U (ja) | ロールの包装箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070728 |
|
A623 | Registrability report |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623 Effective date: 20070728 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017 Year of fee payment: 3 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071011 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |