JP3136681U - 簡易ネブライザー - Google Patents

Abstract

【課題】簡易ネブライザーの提供。
【解決手段】断熱材を内側に張った電熱器付きの台座４の上に、高温に耐えるコップを置く。コップの側面には水量を計る目盛りが有る。上部にはネジ込むための螺旋を刻む。その上に熱湯、熱蒸気の飛散を防ぐための仕切り板（フィルター）を載せ、帽子型のキャップをかぶせる。その内部のドーム状になった空間に水蒸気が溜まる。帽子１には鼻孔用の１ａ、１ｂ、口腔用の１ｃ、飲料用の突起１ｄ、気圧を高める簡易空気ポンプ１ｅがついている。帽子１の縁にコップをネジ込むための螺旋をつけ、しっかり密閉出来る様にする。
【選択図】図５

Description

本発明は台座（一定温度保持の為の電熱器を含む）、水蒸気発生用の耐熱性容器、危険防止用の仕切り板（フィルター）、水蒸気を溜める帽子部（ドーム）、蒸気に圧力をかける噴射用の空気ポンプ、口腔内、鼻孔内にその蒸気を送り込む為に考案された突起までの範囲であり、容器の大小に関わらずいずれも可とする。副次的に飲料もできる。

特に記載すべき先行技術の文献はない。

今日、花粉症、鼻炎、鼻づまり、鼻孔の乾燥などで悩む人は多い。鼻をかめばかむ程炎症がひどくなる。症状を最低限に抑えるため考案したのが、この簡易ネブライザーである。
十分なる湿度と芳香を炎症部に送り不快感を和らげ快感へ。一日に数回の飲茶の折に、この簡易ネブライザーを利用すれば、「塵も積もれば山となる」の例えの様に、その効果が出てくるのではないか。

考案が解決するための課題

特に記載すべき先行文献は無い。

課題を解決するための手段

安全に香りを含む蒸気を得るため、帽子（ドーム）の水蒸気溜とコップの上部空気室の間に、網目状の仕切り板を設けた。これはコップ部の空気室にポンプで空気圧をかけた時に熱湯の飛沫熱蒸気が、直接帽子（ドーム）部に入らぬ様、危険防止の為である。帽子につけた、口腔、鼻孔用の突起部の穴はネジの開閉により水蒸気の噴出量の調整、停止が出来る様に工夫されている。尚、水蒸気を長時間利用するためには、センサー付き定温電熱装置付き台座も用意されている。

考案の効果

花粉症などによる鼻水、鼻炎，鼻づまり，鼻孔の乾燥、咽喉のイガイガ感などによる不快感やイライラ感、意欲や集中力の低下の軽減、緩和、解消を狙いとする。副次的に飲料もできる。

断熱材を内側に張った電熱器付きの台座（４）の上に、高温に耐えるコップ（３）を置く。コップ（３）の側面には水量を計る目盛りが有る。上部にはネジ込むための螺旋を刻む。その上に熱湯、熱蒸気の飛散を防ぐための仕切り板（フィルター）（２）を載せ、帽子型のキャップ（１）をかぶせる。
その内部のドーム状になった空間に水蒸気が溜まる。帽子（１）には鼻孔用の（１ａ）（１ｂ）、口腔用の（１ｃ）、飲料用の突起（１ｄ）、気圧を高める簡易空気ポンプ（１ｅ）、が着いている。帽子（１）の縁にコップ（３）をネジ込むための螺旋をつけ、しっかり密閉出来る様にする。この構図で重要なのは、危険防止用仕切り板（２）、帽子内の蒸気の気圧を上げる空気ポンプ（１ｅ）、そして水蒸気を噴射する各突起部（１ａ），（１ｂ），（１ｃ）である。
突起部の仕組みは［図２］を参照
それぞれの突起は♂型と土台の♀型からなり、それぞれの蓋に穴がついている。土台の♀型に♂型のネジをかぶせかぶせる。右いっぱいに閉め切るとそれぞれの穴の位置が別れ水蒸気の噴出は止まり、♂型のネジを左にまわせば、土台の♀型の穴と♂型の穴が重なり水蒸気が噴出する仕組みになっている。水蒸気の調節は、このネジ穴で決まる重要な部分。

４個の突起部と空気ポンプを取り付けた変形帽子。内部は水蒸気を溜めるドームになっている。 ４個の突起部（１ａ），（１ｂ），（１ｃ），（１ｄ）の拡大図，及び分解、仕組み図。 蒸気、飛沫の勢いを和らげる網目状の仕切り板と空気ポンプ。 完成図

符号の説明

（１ａ）は鼻孔用
（１ｂ）は鼻孔用
（１ｃ）は口腔用の突起。
（１ｄ）は飲む折のストロー差し込み用突起。
（１ｅ）は、簡易空気ポンプ。
（２）は、仕切り板。

Claims (1)

1. 簡易ネブライザーは高温の紅茶などの飲料水を耐熱コップに入れ密閉する。飲める温度に下がるまでの余熱で生ずる水蒸気を集める。なお、多くの水蒸気を必要とするときは、センサー付き定温電熱装置付き台座を利用する。それに気圧を加え、鼻孔用、口腔用に設けた突起の吹き出し口から噴出させ乾燥した鼻孔内や口腔内に十分な潤いと芳香を与え不快感を取り除く。

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