JP3136616U - 花の形状を模した装飾物に用いる、香り物質を収容する容器。 - Google Patents

花の形状を模した装飾物に用いる、香り物質を収容する容器。 Download PDF

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Abstract

【課題】 前記装飾物から香りを放たせることの時間と手間を軽減し、香りの持続時間を長くし、香りが薄くなった場合に再度香りを付加することができ、香りの種類が交換可能な容器を提供する。
【解決手段】 花の形状を模した装飾物の中心部に取り付け、香りを付した香り物質を入れるための容器であって、前記香り物質を入れるための香り物質収容部と、前記装飾物の土台にその先端を挿して固定するための針状部材と、前記針状部材の先端とは反対側のいずれかの部分を前記容器に固定するための取付部とを有し、前記装飾物に取り付けることにより、花の形状の中心部から香りを放つことができ、さらに前記香り物質を交換または補充可能にする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、花の形状を模した装飾物に用いる、香り物質を収容する容器及びそれを使用した装飾物に関する。
従来、花の形状を模した装飾物などに香りを付加するためには、前記装飾物そのものに香りを付加する方法か、香料を浸透させた浸透材を直接前記装飾物に取り付ける方法が取られている。
上記のように、香りを付加するためには、特殊な化学物質や器具を用いる必要があるため時間と手間がかかる他、香りの持続時間が短く、香りを再度付加することや香りの交換をすることが困難であった。
特開2003−137701 特開2004−231515 特開2004−10609 特開2006−52194 実用新案登録第3109949号 実開平6−76325
例えば、前記装飾物自体に香りを付加する方法として以下のことが知られている。
特開2004−231515「生花風の加工物及びその製造方法」や特開2004−10609「生花風の加工物及びその製造方法」においては、生花風の加工物を作る過程において、香料内包マイクロカプセルを植物体表面にコートすることにより香りを付加する方法が開示されている。
そして、実開平6−76325「香料入りドライフラワー」においては、乾燥した南米産スターフラワーを浸すことにより香りを付加する香料入り水溶液が開示されている。
次に、特開2006−52194「香りのするプリザーブドフラワー、及びその作成法」においては、プリザーブドフラワーの作成過程で、エッセンシャルオイルを溶解させた多価アルコールを花の細胞組織の中に直接染み込ませることにより香りを付加する方法が開示されている。
しかしながら、上記各考案においては、生花風加工物やドライフラワー、プリザーブドフラワーそのものに香りを付加するため、香りの持続時間が短く、香りが薄れた際にも再度香りを付加することが困難である。また、香りを交換することも不可能である。
また、上記の香りが薄れた際に再度香りを付加することが困難であることの問題を解決するものとして、特開2003−137701「植物素材への香り付加方法、及び植物素材への香り付加装置」においては、香り物質を保持するための保留材と保留材及び植物素材を熟成させるための容器とを用いて、容器を封止することにより植物素材へ香りを付加する方法及び装置が開示されている。
この方法により、前記植物素材に繰り返し香りを付加することは可能だが、やはり、前記植物素材自体に香りを付加するため、持続時間が短く、香りの交換は不可能である。
また、上記の香りの持続時間が短い問題と再度香りを付加することの問題を解決するものとして、実用新案登録第3109949号「香料付装飾品」においては、プリザーブドフラワーの花びらの底方の間隙にエッセンシャルオイル等の香料を浸透させたコットン等の浸透材を複数挿着した装飾品が開示されている。
しかしながら、上記考案では浸透材を直接間隙に挿着するため、プリザーブドフラワー自体にも香りが付加されてしまい、香りを交換した際には香りが混ざってしまう。
また、浸透材を複数使用しているため、香りを再度付加する際に、一つ一つ取り出して作業しなくてはならず、時間と手間がかかるものである。
そこで、上記の様々な課題を解決し、本考案においては、花の形状を模した装飾物から香りを放たせる際に、時間と手間を軽減し、香りの持続時間を長くし、香りが薄くなった場合に再度香りを付加することを可能とし、香りの種類を交換できることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の考案においては、
花の形状を模した装飾物の中心部に取り付け、香りを付した香り物質を入れるための容器であって、
前記香り物質を入れるための香り物質収容部と、
前記装飾物の土台にその先端を挿して固定するための針状部材と、
前記針状部材の先端とは反対側のいずれかの部分を前記容器に固定するための取付部とを有し、
前記装飾物に取り付けることにより、花の形状の中心部から香りを放つことができ、さらに前記香り物質を交換または補充可能にしたことを特徴とする容器としたことを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項2に記載の考案においては、
前記取付部は、前記針状部材を前記容器の周囲に巻き付けることが可能なくびれであることを特徴とする、請求項1に記載の容器であることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項3に記載の考案においては、
前記容器の底部に、前記土台と接着させるための接着面を有することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の容器であることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項4に記載の考案においては、
請求項1から3のいずれかに記載の容器と、前記容器を取り付けるための土台と、前記香り物質収容部に入れる香り物質と、花の形状を模するための花びら又は葉を有する装飾物であることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項5に記載の考案においては、
前記香り物質は、香りを付した液体を浸透させた浸透材であることを特徴とする、請求項4に記載の装飾物であることを特徴とする。
本考案によれば、花の形状を模した装飾物から香りを放たせる際に、時間と手間を軽減し、香りの持続時間を長くし、香りが薄くなった場合に再度香りを付加することができ、香りの種類が交換可能な容器及びそれを使用した装飾物を提供することができる。
本考案の構造および効果を詳述するため、図面と共に以下より好ましい実施の形態を挙げ、説明する。まず図面について、簡単に説明する。
図1は本考案の容器の実施例を示す正面図及び斜視図である。
図2は本考案の容器の別の実施例を示す正面図である。
図3は本考案の容器の収容部に香り物質を収容した実施例を示す斜視図である。
図4は本考案の容器を用いた装飾物の実施例を示す断面図である。
図5は本考案の容器を用いた装飾物の実施例を示す側面図である。
図6は本考案の容器を用いた装飾物の実施例を示す平面図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
初めに、図1Aは、本考案の容器1の実施例を示す正面図であり、図1Bは斜視図である。
香り物質2を入れるための物質収容部10と、前記装飾物の土台3にその先端を挿して固定するための針状部材11と、前記針状部材11の先端とは反対側のいずれかの部分を前記容器に固定するための取付部12とを有する容器である。
容器1の形状や大きさは特に限定されるものではなく、例えば高さが3センチほどの大きさであっても良い。
なお、容器1の素材はガラス、又はプラスチック材質としても良く、色は透明でも色が付されていても良い。
次に、前記取付部12は図1のように、前記針状部材11を前記容器1の周囲に巻き付けることが可能なくびれに限定されるものではない。
例えば、取付部12の好ましい一例として、図2Aのように容器の側面に設けることや、図2B、Cのように前記容器の底部に設けることもできる。
その際に、前記針状部材11を前記容器1に取り付ける方法として、巻きつける又は引っ掛ける、前記容器1と一体に固定するなどどのような方法でも良い。
また、前記針状部材11の材質は金属又はプラスチックなどでも良い。
そして、図1で示すように、前記容器1の底部に、前記土台3と接着させるための接着部を有している。
前記接着部は、平らであっても、平らでなくても良い。
また、前記香り物質2の材質は、モスというプリザーブド加工されたコケ、コットン、セラミック片、石、貝殻、木片、ポプリ、塩いずれかの一種類または複数種類が混合された浸透材としても良い。
そして、図3で示すように、前記容器1の物質収納部10に収納するものとする。
また、図4は、前記容器1と、前記容器1を取り付けるための土台3と、前記物質収容部10に入れる香り物質2と、花の形状を模するための花びら又は葉4を有する装飾物の一例の断面図である。
前記土台3はサハラというドライフラワー用のスポンジ、又は発泡スチロールや粘土などでも良い。
そして、前記土台3の底面には、前記針状部材が飛び出さないようにするための布状部材を接着するものとする。材質はフェルト、又はデニムなどどんな材質の生地でも良い。
また、本考案は、前記容器1に香り物質2を収納するため、香りを徐々に発散し、長期間にわたって香りを持続することができる。そして、香りが薄れた場合や違う香りに変えたい場合に、前記容器1内の香り物質2を交換することにより、容易に香りを交換することができる。その際に、前記装飾物自体には香りを付加していないため、香りが混ざってしまうことを防ぐこともできる。
さらに、本考案は、上記のように、前記容器1を前記装飾物の中央部に取り付けるため、図5や図6で示すように、外観からは前記容器1がほとんど見えない状態となるため、前記装飾物の美観を損なうことなく、香りを放つことが可能である。
そして、前記花びらの中央部から香りを放つことにより、生花のような風合いをより高めることができる。
以上詳細に説明したように、本考案によれば、前記装飾物から香りを放たせることの時間と手間を軽減し、香りの持続時間を長くし、香りが薄くなった場合に再度香りを付加することができ、香りの種類が交換可能な容器を提供することができる。
本考案の容器の実施例を示す正面図及び斜視図である。 本考案の容器の別の実施例を示す正面図である。 本考案の容器の収容部に香り物質を収容した実施例を示す斜視図である。 本考案の容器を用いた装飾物の実施例を示す断面図である。 本考案の容器を用いた装飾物の実施例を示す側面図である。 本考案の容器を用いた装飾物の実施例を示す平面図である。
符号の説明
1 容器
10 物質収容部
11 針状部材
12 取付部
2 香り物質
3 土台
4 花びら又は葉

Claims (5)

  1. 花の形状を模した装飾物の中心部に取り付け、香りを付した香り物質を入れるための容器であって、
    前記香り物質を入れるための香り物質収容部と、
    前記装飾物の土台にその先端を挿して固定するための針状部材と、
    前記針状部材の先端とは反対側のいずれかの部分を前記容器に固定するための取付部とを有し、
    前記装飾物に取り付けることにより、花の形状の中心部から香りを放つことができ、さらに前記香り物質を交換または補充可能にしたことを特徴とする容器。
  2. 前記取付部は、前記針状部材を前記容器の周囲に巻き付けることが可能なくびれであることを特徴とする、請求項1に記載の容器。
  3. 前記容器の底部に、前記土台と接着させるための接着面を有することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の容器。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の容器と、前記容器を取り付けるための土台と、前記香り物質収容部に入れる香り物質と、花の形状を模するための花びら又は葉を有する装飾物。
  5. 前記香り物質は、香りを付した液体を浸透させた浸透材であることを特徴とする、請求項4に記載の装飾物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009025331A1 (ja) * 2007-08-22 2009-02-26 Yukiko Mohri プリザーブドフラワー構造体とその形成方法

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