JP3151154U - インテリア兼用芳香材 - Google Patents

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【課題】 インテリア性を兼ね備えた新規な芳香材を提供することにある。【解決手段】 芳香材10は、ケイ酸カルシウム板11を芳香材本体とするものである。このケイ酸カルシウム板11はその片面又は両面に徐放性芳香剤の含有する塗料を塗布された塗布面12を備えている。塗布面12からは、徐放性芳香剤が放散されるので「芳香材」として機能することになる。また、塗布面12には絵柄模様13を備えることで、単なる芳香材としてだけでなく、美観を備えた「インテリア」として機能することになる。【選択図】 図1

Description

本願考案は、壁に飾るなどしてインテリアとしても利用可能な芳香材に関するものである。
従来、インテリアとして利用可能な芳香材としては、以下に説明する特許文献1〜5のようなものが開示されている。
特許文献1は、安定した品質を保持し、連続微細で制御されたセル径を有し、柔軟性があり、軽量で、自重に対する吸液量が多く、吸液速度が速く、液の保持性が高く、形状成形が容易であり、効率よく芳香を発散させる芳香材を用いて、意匠性に優れた外観を形成でき、香りの発散部が自然の花のごとく、擬似実現することができる、芳香材を備える造花を提供することを目的として、ポリビニルアルコールを原料とする発泡体に香料を含浸させた芳香材を形成するとともに、この芳香剤を備える造花が開示されている。
特許文献2は、芳香材を簡易に補充交換することができ、かつ、表示物への影響を最小限に抑えつつ、一定の芳香強さで長期に及ぶ持続性を確保することができる簡易な構成の額縁を提供することを目的として、絵画や写真等の表示物2を挿込み保持するポケット3を形成した保持枠4を備え、その表側に表示物2を透視表示するための透視窓5を形成し、上記保持枠4のポケット3は、表示物2の厚さを超える奥行寸法に形成することにより、表示物2と共にその背面部に薄板状の芳香体6を合わせて保持するとともに、この芳香体6から蒸散する香気を外部に発散するための開放口7を形成して構成する額縁1が開示されている(符号は、当該特許文献のもの)。
特許文献3は、室内等の臭気環境の改善を図ることができ、かつ内装材および壁画等の素材として使用できる芳香・脱臭兼用装飾パネルの提供を目的として、有孔パネル1と、その裏面に設けた凹部に配設した芳香材および/または脱臭材包装体2と、有孔パネル1の裏面に設けた接着剤層3と、接着剤層3に貼着した剥離紙4とより構成される芳香・脱臭兼用装飾パネルが開示されている(符号は、当該特許文献のもの)。
特許文献4は、建築内外装材や装飾材等に用いられるパネル自体に、調湿、芳香、発光、抗菌等の機能をもたせ、生活空間における快適さや高品質素材に対するニーズに応えることを目的として、多孔質パネル1に微細粒子の調湿材料、芳香材料、発光材料、抗菌剤等の機能性物質2を充填させ、その片面(又は両面)に機能性物質よりも小さな微細孔を有する通気性の多孔質アルミニウム板3を配設してなる機能性パネルが開示されている(符号は、当該特許文献のもの)。
特許文献5は、簡単かつ容易に、しかも安価に多量生産して美しい装飾模様としながら、種々の用途に便利に使用して香りの持続性を延長できる芳香材の提供を目的として、基材シート1の上に文字、または図形を表す形状に接着材2を塗布し、接着材2に多数の芳香粒3を接着して、芳香粒3で基材シート1の表面に文字、または図形を表示する芳香材が開示されている。また、芳香粒3は、多孔質の粒体に、芳香剤を含浸したものであるとともに、芳香粒3は着色して美しく装飾されている(符号は、当該特許文献のもの)。
特開2005−261542号公報 特開2001−054452号公報 特開平09− 047498号公報 特開平06− 198796号公報 実開平06− 064646号公報
これに対して、本願考案者は、上記する従来の芳香材には無い次のような新規な目的を達成すべく本願考案を完成するに至った。
(1)インテリア性を兼ね備える芳香材であるだけでなく、リユース可能な芳香材を提供すること(環境に優しい芳香材の提供)
(2)そのリユースが容易あること(リユースに係る資源・コスト削減)
(3)そのリユースによっても芳香材の品質が維持されること(リユース製品の利用価値)
上記目的を達成するために、第1の考案は、徐放性芳香剤を含有する塗料を塗布した塗布面を備えたケイ酸カルシウム板からなることを特徴とするインテリア兼用芳香材である。
第2の考案は、前記塗料を絵柄模様に塗布した塗布面を備えたケイ酸カルシウム板からなることを特徴とする同インテリア兼用芳香材である。
第3の考案は、前記塗料を印刷によって塗布した塗布面を備えたケイ酸カルシウム板からなることを特徴とする同インテリア兼用芳香材である。
本願考案によれば、次のような効果を有する。
(1)本願考案に係るインテリア兼用芳香材は、徐放性芳香剤を含有する塗料を塗布した塗布面を備えているので、芳香材として利用できる。また、芳香材本体としてケイ酸カルシウム板を使用しているので、インテリアとして利用できるとともにリユースが可能となる。
(2)すなわち、芳香材本体としてケイ酸カルシウム板を使用しているので、洗浄・切削・焼成などの方法で塗料(絵柄模様)や芳香剤を除去したケイ酸カルシウム板を芳香材本体として品質を落とさずに再利用(リユース)できる。
(3)芳香材本体としてのケイ酸カルシウム板は細孔を有する多孔質体であるので、芳香剤が孔に浸透し、芳香剤を徐々に放出することができる。すなわち、長期間芳香材としての機能を発揮できる。
(4)芳香材本体としてのケイ酸カルシウム板は平板状であり、且つ高強度であるので、厚みが薄く設置に場所をとらない。
(5)芳香材本体としてのケイ酸カルシウム板は平板状であるため、リユースのための回収・輸送が容易である。
(6)芳香材本体としてのケイ酸カルシウム板は細孔を有する多孔質体であるので、下地処理をしなくても塗料を用いた塗布面の形成が可能になる。また、質感(凹凸)を表現することができるので、美観に優れたインテリアとしての芳香材を提供できる。
(7)塗料の塗布に印刷技術を用いることで、芳香材を効率良く生産できるようになる。また、印刷技術にスクリーン印刷を用いることで、極少量の印刷や曲面の印刷に適したものとなる。
本願考案に係る芳香材を示す斜視図。 本願考案に係る芳香材の製造方法を示す説明図。 本願考案に係る芳香材のリユース方法を示す説明図。
本願考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本願考案に係るインテリア兼用芳香材を示す斜視図である。
インテリア兼用芳香材10(以下「芳香材10」)は、ケイ酸カルシウム板11を芳香材本体とするものである。このケイ酸カルシウム板11はその片面又は両面に徐放性芳香剤を含有する塗料の塗布された塗布面12を備えている。塗布面12からは、徐放性芳香剤が放散されるので、これを空間内に設置(例えば壁に飾るなど)することで「インテリア兼用芳香材」として機能することになる。
特に、徐放性芳香剤を含有する塗料を絵柄模様13に塗布した塗布面12を備えることで、インテリア性(装飾性)に優れたものとなる。この絵柄模様13は、「スクリーン印刷」によって塗布するとよい。この「スクリーン印刷」のような印刷技術を利用して絵柄模様13の塗布面12を形成することで、芳香材10を効率良く生産できるからである(生産性が高まる)。なお、印刷技術としては、「スクリーン印刷」の他に、「グラビア印刷」や「オフセット印刷」なども利用できる。
そして、芳香材10の最大の特徴は、芳香材本体にケイ酸カルシウム板11を使用したことにある。すなわち、塗料を塗布して塗布面を形成するために印刷技術を利用する場合に、下地処理をしないで印刷をすることができる。
また、ケイ酸カルシウム板11が多孔質体であることによって、芳香剤が孔に浸透し、芳香剤を徐々に放出することになり、芳香材としての機能を長期間にわたり発揮できる。
さらには、芳香材本体としてケイ酸カルシウム板11を使用することで、芳香材10としてのリユースを可能にする。ケイ酸カルシウム板11は洗浄・切削・焼成等が可能な強度があるからである。これによって、塗料の塗布された塗布面12を洗浄・切削・焼成等によって簡単且つ確実に除去することができるとともに、塗布面12除去後のケイ酸カルシウム板11を再び芳香材本体として利用することができるのである。
なお、芳香材本体としては、ケイ酸カルシウム板11の他に、多孔性・耐久性のある素材、例えば、スレート板やコンクリートボード等のような、他の窯業系ボードでも使用できる。
また、塗布面12に塗布される塗料に含有する徐放性芳香剤としては、カプセル状の芳香剤を使用するとよい。
図2は、本願考案に係る芳香材の製造方法を示す説明図である。
図2(a)は、芳香材の芳香材本体となるケイ酸カルシウム板を用意する工程である。
図2(b)は、徐放性芳香剤を含有する塗料を用意する工程である。
図2(c)は、(a)で用意したケイ酸カルシウム板へ(b)で用意した塗料を塗布する工程である。この場合、スクリーン印刷その他の塗布技術を使用する。
図2(d)は、以上の図2(a)〜(c)の工程を経て、芳香材としての完成に至る。
図3は、本願考案に係る芳香材のリユース方法を示す説明図である。
図3(a)は、リユースする芳香材を用意する工程である。
図3(b)は、徐放性芳香剤を含有する塗料を用意する工程である。
図3(c)は、(a)で用意した芳香材の塗布面を「洗浄」又は「切削」又は「焼成」等をして塗料(絵柄模様)や芳香剤を除去する工程である。
図3(d)は、(c)の工程を経たケイ酸カルシウム板へ(b)で用意した塗料を塗布する工程である。この場合、スクリーン印刷その他の塗布技術を使用する。
図3(e)は、以上の図3(a)〜(d)の工程を経て、芳香材のリユースに至る。
なお、リユースする芳香材の塗布面を除去する必要がない場合(単に塗料を塗り増すだけの場合)は、図3(c)の工程を飛ばして、図3(d)の工程にいってもよい。
本願考案は、リユース可能なインテリア兼用芳香材として広く利用できるものである。
10 インテリア兼用芳香材(芳香材)
11 ケイ酸カルシウム板(芳香材本体)
12 塗布面
13 絵柄模様

Claims (3)

  1. 徐放性芳香剤を含有する塗料を塗布した塗布面を備えたケイ酸カルシウム板からなることを特徴とするインテリア兼用芳香材。
  2. 前記塗料を絵柄模様に塗布した塗布面を備えたケイ酸カルシウム板からなることを特徴とする請求項1記載のインテリア兼用芳香材。
  3. 前記塗料を印刷によって塗布した塗布面を備えたケイ酸カルシウム板からなることを特徴とする請求項1又は2記載のインテリア兼用芳香材。
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