JP3136616B2 - 動き検出装置 - Google Patents

動き検出装置

Info

Publication number
JP3136616B2
JP3136616B2 JP03010551A JP1055191A JP3136616B2 JP 3136616 B2 JP3136616 B2 JP 3136616B2 JP 03010551 A JP03010551 A JP 03010551A JP 1055191 A JP1055191 A JP 1055191A JP 3136616 B2 JP3136616 B2 JP 3136616B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixels
pixel
search range
difference
reference data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03010551A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04245386A (ja
Inventor
光晴 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP03010551A priority Critical patent/JP3136616B2/ja
Priority to KR1019920001161A priority patent/KR100223722B1/ko
Priority to EP19920300778 priority patent/EP0497586A3/en
Publication of JPH04245386A publication Critical patent/JPH04245386A/ja
Priority to US08/286,388 priority patent/US5586202A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3136616B2 publication Critical patent/JP3136616B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/20Analysis of motion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば動画像データの
高能率符号化で、動きベクトルの検出等に用いられる動
き検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば動画像データの高能率符号化で、
動きベクトルの検出等を行う場合に動き検出装置が用い
られる。このような動き検出装置において、例えばフル
サーチ・ブロックマッチングによる検出を行う場合に
は、捜索範囲の画素をbijとし、基準データブロックの
画素をaijとして、各画素毎の差分絶対値mij
【数1】 の計算を行う。
【0003】ところがこの場合に、bi+Ij+JとaIJの関
係は複雑である。このため従来の装置では、例えば捜索
範囲の全データ(bij)をLSIに内蔵されたメモリに
取り込み、aIJに対応するbijをメモリから読み出して
計算を行っていた。そのため従来の装置では、LSI化
する場合に内部にメモリを設けなくてはならず、回路規
模が大きくなってしまうなどの欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の装置では、LSI化する場合に回路規模が
大きくなってしまうというものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の手段
は、所定画素数にて構成された捜索範囲内の画素と上記
所定画素数より小なる画素数にて構成される基準データ
ブロック内の画素とをその配列状態に基づいて比較する
際、上記捜索範囲内で上記ブロックが取りうる画素同士
の対応状態毎に上記ブロック内の各画素と上記捜索範囲
内の対応画素との差分絶対値の和を演算する演算手段を
有し、この和に基づいて動き状態を検出する動き検出装
置であって、上記動き検出装置は、上記捜索範囲を上記
基準データブロックと等しい部分とそれに隣接する部分
とで矩形に分割し、上記分割された各範囲に含まれる画
素データにそれぞれ互いに等しい位置になる順序で順番
を附し、上記捜索範囲内の画素データを上記順番に従っ
て供給する画素データ供給手段をさらに備え、上記演算
手段は、上記順番に従って演算が行われるように計算の
順序が入れ替えられて、上記順番に従って供給された上
記捜索範囲内の画素データを基準データブロック内の画
素に対応づけるとともに、上記基準データブロック内の
画素に対応した差分絶対値を計算する差分絶対値計算手
段と、上記差分絶対値計算手段から出力された差分絶対
値データに関し、上記捜索範囲内で上記ブロックが取り
うる画素同士の対応状態毎に上記差分絶対値の和を計算
する差分絶対値和計算手段とを複数備えることを特徴と
する動き検出装置である。
【0006】本発明による第2の手段は、上記画素デー
タ供給手段は、上記捜索範囲内の画素と上記基準データ
ブロックの画素とのいずれの対応状態であっても上記ブ
ロック内の画素と対応する上記捜索範囲内の画素が上記
差分絶対値計算手段へ入力する上記順番を全て持ち合わ
せているように設定が行われることを特徴とする動き検
出装置である。
【0007】本発明による第3の手段は、上記差分絶対
値計算手段における上記捜索範囲内の各画素と上記基準
データブロックとの比較動作は上記対応状態によらずに
上記順番に基づいて行われることを特徴とする第2の手
段に記載の動き検出装置である。
【0008】本発明による第4の手段は、記基準デー
タブロックは現フレームの画素であり、上記捜索範囲内
の画素は1フィールドもしくは1フィールド以上後の画
素であることを特徴とする第1の手段に記載の動き検出
装置である。
【0009】本発明による第5の手段は、所定画素数に
て構成された捜索範囲内の画素と上記所定画素数より小
なる画素数にて構成される基準データブロック内の画素
とをその配列状態に基づいて比較することにより上記捜
索範囲内の画素の動き状態を検出する動き検出装置であ
って、上記捜索範囲を上記基準データブロックと等し
部分とそれに隣接する部分とで矩形に分割し、上記分割
された各範囲に含まれる画素データにそれぞれ互いに等
しい位置になる順序で順番を附し、上記捜索範囲内の画
素を上記順番に従って入力する入力部と、上記順番に従
って演算が行われるように計算の順序が入れ替えられ
て、上記順番に従って入力された上記捜索範囲内の画素
データを基準データブロック内の画素に対応づけるとと
もに、上記捜索範囲内の画素と、対応する上記基準デー
タブロック内の画素との差分絶対値を計算する、上記基
準データブロック内の画素毎に対応づけられた複数の差
分絶対値計算回路と、上記差分絶対値計算回路における
計算結果である差分絶対値の和を上記捜索範囲内で上記
ブロックが取りうる画素同士の対応状態毎に計算する複
数の差分絶対値和計算回路と、上記対応状態毎に複数の
差分絶対値和計算回路において計算された差分絶対値和
を比較する比較器とを有し、上記複数の計算回路と複数
の差分絶対値和計算回路における計算は、上記順番に従
って上記各対応状態に対し並列的に処理が行われること
を特徴とする動き検出装置である。
【0010】本発明による第6の手段は、上記比較器
は、上記対応状態毎の上記和を比較して最小値を検出
し、該最小値に基づいて動きベクトルを求めることを特
徴とする第5の手段記載の動き検出装置である。
【0011】
【0012】
【作用】これによれば、捜索範囲内の画素を予め定めら
れた順序で入力して計算を行うことにより、内蔵メモリ
を不用にして簡単な構成で良好な動き検出を行うことが
できる。
【0013】
【実施例】図1は概念図を示す。なおここでは、具体例
として動きベクトルを(±1)×(±1)画素の範囲で
求めたい時の、捜索範囲5×5画素、基準データブロッ
ク3×3画素としたフルサーチ・ブロックマッチングに
ついて述べているが、勿論これは、一般化(捜索範囲e
×f画素、基準データブロックg×p画素)することが
できる。
【0014】またこの図において、捜索範囲の画素bij
及び基準データブロックの画素aijは図2に示すように
構成されている。この場合に、捜索範囲の左上の添字が
(00)とされている。従ってこの回路において、動き
ベクトルが(ij)の場合の差分絶対値和mij
【数2】 となり、i=0〜2、j=0〜2の合計9種類のmij
計算し、それらの大小を比較して、最小となる(ij)
を算出する。
【0015】今ここで、上述ではbijとした捜索範囲の
画素を図3に示すようにAk k k k と名付けるこ
とにする。これによって差分絶対値和mij
【数3】 となる。
【0016】この数3は加算する順序を入れ換えると、
【数4】 となる。
【0017】この数4において、各式の右辺の絶対値を
それぞれ第0項〜第8項とした場合に、各項のA〜Dの
添字が項の順位の番号に一致している。一方この添字
が、そのサイクルにそのデータが入力されることを意味
しているものとすると、例えば差分絶対値〔|(入力デ
ータ)−aij|〕の計算手段を9個並列に設けることに
より、0サイクル目に各式の第0項の値を計算すること
ができ、以降1〜8サイクル目に第1〜8項の値を計算
することができる。
【0018】すなわち上述の概念図において、1は例え
ば上述の差分絶対値を計算する手段が9個並列に設けら
れた差分絶対値計算回路である。そしてこの回路1には
4本の入力端子11が設けられ、この入力端子11にそ
れぞれAk 〜Dk のデータがkサイクル目に供給され
る。なお2、5サイクル目のB、D、6、7サイクル目
のC、D、8サイクル目のB、C、Dのデータは数4か
ら明らかなように実際の計算では使用されないので、こ
れらの間のデータは任意のダミーデータが供給される。
これによってこの回路1からは、各サイクル毎に9個の
各項の値が取り出される。
【0019】この回路1からの9個のデータが差分絶対
値和計算回路2に供給される。この回路2には9個の加
算手段と9個のレジスタ(単位遅延手段)が並列に設け
られている。そして0サイクル目に供給された9個の第
0項のデータが9個のレジスタに格納される。このレジ
スタに格納された9個の第0項のデータが、1サイクル
目に供給された9個の第1項のデータと加算されて9個
のレジスタに格納される。以降レジスタに格納された9
個のデータに、2〜8サイクル目に供給された9個の第
2〜8項のデータが順次加算される。これによって上述
の数4の各式で各項を加算する計算が行われ、差分絶対
値和mijが求められる。この回路2で求められた差分絶
対値和mijが差分絶対値和比較回路3に供給され、最も
小さいmijが求められる。そしてこの(ij)が動きベ
クトルとして出力端子31に取り出される。
【0020】こうして上述の装置によれば、捜索範囲内
の画素を予め定められた順序で入力して計算を行うこと
により、内蔵メモリを不用にして簡単な構成で良好な動
き検出を行うことができるものである。
【0021】さらに以下に差分絶対値計算回路1及び差
分絶対値和計算回路2の具体回路について説明する。す
なわち以上の説明では、単にkサイクル目に9個の第k
項の計算を行うと述べたが、並列に設けられた9個の計
算手段の内、具体的にどの計算手段を数4のどの式の第
k項の計算に割り当てるかによって、回路をさらに簡略
化できるものである。
【0022】図4は差分絶対値計算回路1の具体例を示
す。この図において、9個の差分絶対値の計算手段U00
〜U22が設けられる。これらの計算手段U00〜U22
は、それぞれ基準データブロックの画素a00〜a22が供
給されている。それと共にこれらの計算手段U00〜U22
にはそれぞれ4入力のセレクタV00〜V22で選択された
入力端子11からのAk 〜Dk のデータが供給される。
ここでこのセレクタV00〜V22にはそれぞれ制御信号w
0 〜w2 及びx0 〜x2 が図示のように供給される。そ
してw、xが共にローレベルのときAk 、wがハイ、x
がローレベルのときBk 、wがロー、xがハイレベルの
ときCk 、w、xが共にハイレベルのときDk が選択さ
れると共に、これらの制御信号w0 〜w2 及びx0 〜x
2 がサイクルに応じて次の表1のように供給される。
【0023】
【表1】
【0024】これによって各計算手段U00〜U22から
は、それぞれ数4のa00〜a22を含む項の値l00〜l22
が各サイクル毎に取り出される。ここでtサイクル目の
ijの値をlij(t) とすると、上述の数4は
【数5】 となる。
【0025】これに対して図5は差分絶対値和計算回路
2の具体例を示す。この図において、9個の加算手段W
00〜W22と9個のレジスタX00〜X22が設けられる。こ
れらの計算手段W00〜W22には、それぞれ上述の値l00
〜l22が供給されている。この加算手段W00〜W22の出
力がそれぞれレジスタX00〜X22に供給される。なおこ
れらのレジスタX00〜X22は各サイクル毎にデータレー
トと同様のパルスによって駆動されると共に、0サイク
ル目にクリアパルスが入力されてリセットされる。さら
にこれらのレジスタX00〜X22の出力がそれぞれ2入力
のセレクタY00〜Y22の一方の端子を介して縦方向に巡
回するように接続されると共に、セレクタY00〜Y22
他方の端子を介して横方向に巡回するように接続され
る。そしてこの回路2において、セレクタY00〜Y22
1、2、4、5、7、8サイクル目に一方の端子に接続
され、0、3、6サイクル目に他方の端子に接続される
ように制御が行われる。
【0026】これによって数5の各式の加算が行われ、
8サイクル目の終了時には、各レジスタX00〜X22に差
分絶対値和mijが格納される。なお差分絶対値和mij
格納位置は、レジスタX00〜X22の添字に対してX11
中心とした点対称の位置になっている。そしてこれらの
レジスタX00〜X22に格納された差分絶対値和mijが8
サイクル目の終了後に比較回路3に供給され、最も小さ
いmijが求められて、動きベクトルの(ij)が算出さ
れる。なお比較回路3の具体例については周知の技術で
あるので説明を省略する。
【0027】さらに図6は差分絶対値計算回路1の他の
具体例を示す。この図において、9個の差分絶対値の計
算手段U00〜U22には、それぞれ基準データブロックの
画素a00〜a22が循環して供給される。すなわち9個の
レジスタZ00〜Z22が設けられ、これらのレジスタZ00
〜Z22の出力がそれぞれ計算手段U00〜U22に供給され
ると共に、これらのレジスタZ00〜Z22が横方向に巡回
して接続される。そして画素a00〜a22は各レジスタZ
00〜Z22に格納されると共に、これらのレジスタZ00
22には入力データレートの1/3のクロックが供給さ
れる。これにより計算手段U00〜U22には画素a00〜a
22が3時刻毎に循環して供給される。またセレクタV00
〜V22に供給される制御信号w0 〜w2 及びx0 〜x2
がサイクルに応じて次の表2のように供給される。
【0028】
【表2】
【0029】これによって各計算手段U00〜U22から
は、それぞれ数4のa00〜a22を含む項の値h00〜h22
が各サイクル毎に取り出される。ここでtサイクル目の
ijの値をhij(t) とすると、上述の数4は
【数6】 となる。
【0030】これに対して図7は差分絶対値和計算回路
2の他の具体例を示す。この図において、9個の加算手
段W00〜W22と9個のレジスタX00〜X22が設けられ
る。これらの計算手段W00〜W22には、それぞれ上述の
値h00〜h22が供給されている。この加算手段W00〜W
22の出力がそれぞれレジスタX00〜X22に供給される。
なおこれらのレジスタX00〜X22は各サイクル毎にデー
タレートと同様のパルスによって駆動されると共に、0
サイクル目にクリアパルスが入力されてリセットされ
る。そしてこの回路において、これらのレジスタX00
22の出力が縦方向に巡回するように接続される。これ
によって数6の各式の加算が行われ、8サイクル目の終
了時には、各レジスタX00〜X22に差分絶対値和mij
格納される。なお差分絶対値和mijの格納位置はそれぞ
れ図示の位置になっている。
【0031】そしてこれらのレジスタX00〜X22に格納
された差分絶対値和mijが8サイクル目の終了後に比較
回路3に供給され、最も小さいmijが求められて、動き
ベクトルの(ij)が算出される。なお比較回路3の具
体例については周知の技術であるので説明を省略する。
このようにして差分絶対値計算回路1及び差分絶対値和
計算回路2を実現することができる。
【0032】さらに上述の他の具体例で述べた回路につ
いては、各計算手段の処理速度が充分に速い場合には、
時分割多重処理により回路を一層簡略化することができ
る。すなわち図8は、図6の差分絶対値計算回路1及び
図7の差分絶対値和計算回路2を3重に時分割処理して
いるものである。この図において、差分絶対値の計算手
段はU0 〜U2 の3個が設けられると共に、9個のレジ
スタZ00〜Z22が横方向に3つの巡回ループを形成する
ように設けられる。これらのレジスタZ00〜Z22の出力
が3入力のセレクタS0 〜S2 で選択されて計算手段U
0 〜U2 に供給される。また加算手段もW0 〜W2 の3
個が設けられると共に、9個のレジスタX00〜X22が縦
続に設けられる。そしてこれらの回路がデータレートの
3倍のパルスによって駆動されることによって、上述と
同様の処理が行われる。このようにして計算手段及び加
算手段の数を削減することができる。
【0033】また上述の例では捜索範囲5×5画素、基
準データブロック3×3画素としたフルサーチ・ブロッ
クマッチングについて説明したが、これを一般化して例
えば捜索範囲e×f画素、基準データブロックg×p画
素とした場合には、以下のようになる。なおこの場合に
動きベクトルは〔±(e−g)/2〕×〔±(f−p)
/2〕の範囲で求めることができる。すなわちその場合
には、図9に示すようにe×f画素の捜索範囲がg×p
画素ごとに分割されて処理が行われる。
【0034】これに対して図10の概念図に示すよう
に、差分絶対値計算回路1には(e/g)×(f/p)
の入力端子11が設けられると共に、この計算回路1に
は(e−g+1)×(f−p+1)個の差分絶対値の計
算手段Uが設けられる。そして例えば上述の分割ごと
に、それらを構成する画素がア、イ、ウ・・・と名付け
られ、0サイクル目には画素ア〔座標(n1 g,n
2 p)n1 =0,1,2・・・,n2 =0,1,2・・
・〕が入力端子11に入力され、1サイクル目には画素
イ〔座標(n1 g+1,n2 p)n1 =0,1,2・・
・,n2 =0,1,2・・・〕が入力端子11に入力さ
れ、2サイクル目には画素ウ〔座標(n1 g+2,n2
p)n1 =0,1,2・・・,n2 =0,1,2・・
・〕が入力端子11に入力され、順次画素ア、イ、ウ・
・・が入力されるように構成される。
【0035】さらにこの差分絶対値計算回路1からの
(e−g+1)×(f−p+1)個の出力が、(e−g
+1)×(f−p+1)個の加算手段W及びレジスタX
からなる差分絶対値和計算回路2に供給され、この差分
絶対値和計算回路2からの(e−g+1)×(f−p+
1)個の出力が、比較回路3に供給され、最も小さい差
分絶対値和が求められて、動きベクトルが算出される。
なおこの回路においても上述と同様の時分割多重処理に
よって、計算手段及び加算手段の数を削減することがで
きる。
【0036】
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、捜索範囲内の画素を
予め定められた順序で入力して計算を行うことにより、
内蔵メモリを不用にして簡単な構成で良好な動き検出を
行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による動き検出装置の一例の構成を示す
概念図である。
【図2】その説明のための線図である。
【図3】その説明のための線図である。
【図4】差分絶対値計算回路1の一例の構成図である。
【図5】差分絶対値和計算回路2の一例の構成図であ
る。
【図6】差分絶対値計算回路1の他の例の構成図であ
る。
【図7】差分絶対値和計算回路2の他の例の構成図であ
る。
【図8】時分割多重化による装置の一例の構成図であ
る。
【図9】一般化した場合の説明のための線図である。
【図10】一般化した動き検出装置の一例の構成を示す
概念図である。
【符号の説明】
1 差分絶対値計算回路 2 差分絶対値和計算回路 3 比較回路 11 入力端子 31 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/20 H04N 7/32 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定画素数にて構成された捜索範囲内の
    画素と上記所定画素数より小なる画素数にて構成される
    基準データブロック内の画素とをその配列状態に基づい
    て比較する際、上記捜索範囲内で上記ブロックが取りう
    る画素同士の対応状態毎に上記ブロック内の各画素と上
    記捜索範囲内の対応画素との差分絶対値の和を演算する
    演算手段を有し、この和に基づいて動き状態を検出する
    動き検出装置であって、 上記動き検出装置は、 上記捜索範囲を上記基準データブロックと等しい部分と
    それに隣接する部分とで矩形に分割し、上記分割された
    各範囲に含まれる画素データにそれぞれ互いに等しい位
    置になる順序で順番を附し、 上記捜索範囲内の画素データを上記順番に従って供給す
    る画素データ供給手段をさらに備え、 上記演算手段は、上記順番に従って演算が行われるよう
    に計算の順序が入れ替えられて、上記順番に従って供給
    された上記捜索範囲内の画素データを基準データブロッ
    ク内の画素に対応づけるとともに、上記基準データブロ
    ック内の画素に対応した差分絶対値を計算する差分絶対
    値計算手段と、 記差分絶対値計算手段から出力された差分絶対値デー
    に関し、上記捜索範囲内で上記ブロックが取りうる画
    素同士の対応状態毎に上記差分絶対値の和を計算する差
    分絶対値和計算手段と、 を複数備えることを特徴とする動き検出装置。
  2. 【請求項2】 上記画素データ供給手段は、 上記捜索範囲内の画素と上記基準データブロックの画素
    とのいずれの対応状態であっても上記ブロック内の画素
    と対応する上記捜索範囲内の画素が上記差分絶対値計算
    手段へ入力する上記順番を全て持ち合わせているように
    設定が行われることを特徴とする、 請求項1に記載の動き検出装置。
  3. 【請求項3】 上記差分絶対値計算手段における上記捜
    索範囲内の各画素と上記基準データブロックとの比較動
    作は上記対応状態によらずに上記順番に基づいて行われ
    ることを特徴とする、 請求項2に記載の動き検出装置。
  4. 【請求項4】 上記基準データブロックは現フレームの
    画素であり、上記捜索範囲内の画素は1フィールドもし
    くは1フィールド以上後の画素であることを特徴とす
    る、請求項1に記載の動き検出装置。
  5. 【請求項5】 所定画素数にて構成された捜索範囲内の
    画素と上記所定画素数より小なる画素数にて構成される
    基準データブロック内の画素とをその配列状態に基づい
    て比較することにより上記捜索範囲内の画素の動き状態
    を検出する動き検出装置であって、上記捜索範囲を上記基準データブロックと等しい部分と
    それに隣接する部分とで矩形に分割し、上記分割された
    各範囲に含まれる画素データにそれぞれ互いに等しい位
    置になる順序で順番を附し、 上記捜索範囲内の画素を上記順番に従って入力する入力
    部と、上記順番に従って演算が行われるように計算の順序が入
    れ替えられて、上記順番に従って 入力された上記捜索範
    囲内の画素データを基準データブロック内の画素に対応
    づけるとともに、上記捜索範囲内の画素と、対応する上
    記基準データブロック内の画素との差分絶対値を計算す
    る、上記基準データブロック内の画素毎に対応づけられ
    た複数の差分絶対値計算回路と、 上記差分絶対値計算回路における計算結果である差分絶
    対値の和を上記捜索範囲内で上記ブロックが取りうる画
    素同士の対応状態毎に計算する複数の差分絶対値和計算
    回路と、 上記対応状態毎に複数の差分絶対値和計算回路において
    計算された差分絶対値和を比較する比較器とを有し、 上記複数の計算回路と複数の差分絶対値和計算回路にお
    ける計算は、上記順番に従って上記各対応状態に対し並
    列的に処理が行われることを特徴とする、 動き検出装置。
  6. 【請求項6】 上記比較器は、上記対応状態毎の上記和
    を比較して最小値を検出し、該最小値に基づいて動きベ
    クトルを求める、 ことを特徴とする請求項5記載の動き検出装置。
JP03010551A 1991-01-31 1991-01-31 動き検出装置 Expired - Fee Related JP3136616B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03010551A JP3136616B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 動き検出装置
KR1019920001161A KR100223722B1 (ko) 1991-01-31 1992-01-28 동작 검출 장치
EP19920300778 EP0497586A3 (en) 1991-01-31 1992-01-30 Motion detection circuit
US08/286,388 US5586202A (en) 1991-01-31 1994-08-05 Motion detecting apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03010551A JP3136616B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 動き検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04245386A JPH04245386A (ja) 1992-09-01
JP3136616B2 true JP3136616B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=11753395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03010551A Expired - Fee Related JP3136616B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 動き検出装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3136616B2 (ja)
KR (1) KR100223722B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04245386A (ja) 1992-09-01
KR920015911A (ko) 1992-08-27
KR100223722B1 (ko) 1999-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5586202A (en) Motion detecting apparatus
US5568203A (en) Apparatus for estimating real-time motion an a method thereof
JPH03256485A (ja) 動きベクトル検出回路
US5793443A (en) Motion vector detection circuit
JP2870756B2 (ja) 空間フィルタ画像処理装置
JP3136616B2 (ja) 動き検出装置
JPS61201581A (ja) 動きベクトル検出装置
Benedetti et al. A novel system architecture for real-time low-level vision
US5493521A (en) Vector calculation apparatus capable of rapidly carrying out vector calculation of two input vectors
JPH01295379A (ja) ブロツクマツチング型動き検出回路
US6968011B2 (en) Motion vector detecting device improved in detection speed of motion vectors and system employing the same devices
JP3453145B2 (ja) 画素ブロックの比較のためのプロセッサ(ブロックマッチングプロセッサ)
JPH06225287A (ja) 演算回路
KR100359091B1 (ko) 움직임추정장치
JPH05328332A (ja) 高並列動き補償演算器
JP2885039B2 (ja) 動きベクトル検出回路
US9667960B1 (en) Low complexity cost function for sub-pixel motion estimation
JP3004685B2 (ja) 動きベクトル検出回路
KR100247111B1 (ko) 동작 검출 장치
JP3115511B2 (ja) 動きベクトル探索装置
JP2866321B2 (ja) 動きベクトル探索方法および装置
KR100343463B1 (ko) 포맷 변환 장치
JP2004200984A (ja) 動きベクトル検出装置
JP2866326B2 (ja) 動きベクトル探索装置
JPH0591495A (ja) 動きベクトル検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees