JP3136535B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP3136535B2
JP3136535B2 JP09232754A JP23275497A JP3136535B2 JP 3136535 B2 JP3136535 B2 JP 3136535B2 JP 09232754 A JP09232754 A JP 09232754A JP 23275497 A JP23275497 A JP 23275497A JP 3136535 B2 JP3136535 B2 JP 3136535B2
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JP
Japan
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electric connection
connection box
mounting portion
fixing member
junction box
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憲一 西川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の車
体内壁等に取付けられる電気接続箱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ジャンクションボックス(J/
B)、リレーボックス(R/B)、ヒューズボックス
(F/B)等として使用される電気接続箱を例えば自動
車の車体内壁等の取付部に取付固定する場合には、ボル
トやナット等を用いてドライバ等の工具で締付けてい
た。また、取付固定された電気接続箱を取付部から取外
す場合にも、取付ける場合と同様にドライバ等の工具を
使用していた。一方、外形の小さな電気接続箱では、例
えばブラケット等の取付部に差込んで車体内壁に取付固
定する場合もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、取付部に対
して電気接続箱をボルトやナット等を用いて取付けた
り、取外したりする着脱作業を行う場合には、ドライバ
等の工具が必要不可欠であるとともに、着脱作業が困難
であった。また、ブラケット等の取付部に差込んで電気
接続箱を取付ける場合には、確実に固定されないときが
あるため、がたつくおそれがあった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、工具を使用することな
く、取付部に対する着脱作業を容易に行うことができ、
取付部に取付けた際に、確実に固定することができると
ともに、がたつくのを防止することのできる電気接続箱
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、取付部に取付けられ
る電気接続箱であって、その外側面から突出する方向に
移動可能な固定部材と、その固定部材を出没操作するた
めの操作部とが設けられ、その操作部を操作して前記固
定部材を突出移動させることにより、その固定部材を前
記取付部の案内溝に嵌合固定できるようにし、前記固定
部材を突出位置にロックするためのロック手段を備えた
ことをその要旨としている。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電気接続箱において、前記ロック手段はデッドポイ
ント位置を若干越えた状態の前記操作部を保持すること
をその要旨としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明を具体化した第1実施形
態を図1〜図3に従って説明する。
【0008】図1〜図3に示すように、電気接続箱11
はその内部に各種の電装品を収容し、外側面には操作部
としての一対のリンク12、固定部材としての固定棒1
3及びロック手段としての突起14を有している。
【0009】一対のリンク12の一端はそれぞれ連結軸
15で支持され、他端はそれぞれ軸16を介して固定棒
13に支持されている。また、電気接続箱11には固定
棒13を突出移動させるためのガイド溝17が形成され
ている。電気接続箱11を取付ける車体内壁等の取付部
18にはそれぞれ二つの案内溝19が形成され、それら
の案内溝19に前記固定棒13を嵌合固定できるように
なっている。突起14は電気接続箱11の側面に設けら
れ、デッドポイント位置を若干越えたリンク12を保持
して固定棒を13ロックするようになっている。
【0010】さて、電気接続箱11を車体内壁等の取付
部18に取付ける場合には、図1、図2(a)に示すよ
うに、取付部18間の所定位置に電気接続箱11を配置
する。その後、リンク12を下方に押込むことにより、
固定棒13が矢印方向に突出移動される。このとき、固
定棒13は案内溝19に嵌合され、一対のリンク12が
デッドポイント位置を若干超えた水平状態になって突起
14によりその嵌合状態にロックされる。
【0011】また、逆に電気接続箱11を車体内壁等の
取付部18から取外す場合には、図2(b)に示すよう
に、ロック状態に保持されたリンク12を上方に押上げ
ることにより、リンク12のロック状態が解除されると
同時に、取付部18の案内溝19に嵌合固定された固定
棒13が突出位置から原位置に移動されて、案内溝19
から抜け出る。
【0012】次に、本実施形態の効果について説明す
る。 ・ 本実施形態では、工具を使用することなく、取付部
18に対する着脱作業を容易に行うことができる。 ・ また、本実施形態では、電気接続箱11を取付部1
8に取付けた際に、確実に固定することができるととも
に、がたつくのを防止することができる。 (第2実施形態)以下、本発明を具体化した第2実施形
態を図4(a)、(b)に従って説明する。なお、重複
説明を避けるため、第1実施形態において説明したもの
と同じ構成等については、同一の符号を付してその説明
を省略する。そして、第1実施形態の電気接続箱11と
の相違点を中心として説明することとする。
【0013】図4(a)、(b)に示すように、第2実
施形態の電気接続箱11では、リンク12の代わりに固
定棒13間に操作部としての線バネ20が介在されてい
る。また、突起14は固定棒13間の中央に配設され、
線バネ20をデッドポイント位置を若干越えた状態で保
持してロックできるようになっている。
【0014】さて、電気接続箱11を車体内壁等の取付
部18に対して取付けたり、取外したりする着脱作業を
行う場合には、線バネ20を上方又は下方へ押す操作を
行うのみでよい。本実施形態では、操作部として一本の
線バネ20を設けるだけでよいので、部品点数が少なく
なるとともに、構成が簡易である。 (第3実施形態)以下、本発明を具体化した第3実施形
態を図5(a)、(b)に従って説明する。
【0015】図5(a)、(b)に示すように、電気接
続箱11の一側面には固定棒13が一つ設けられ、電気
接続箱11の外側面には操作部としての回転カム体21
が配設されている。また、回転カム体21には螺旋状の
カム溝22が形成されるとともに、ロック手段としての
切欠き23が形成されている。カム溝22には固定棒1
3の基端に突設した操作部としてのカムフォロワ24が
嵌合されている。従って、回転カム体21が回転する
と、カム溝22の作用により、固定棒13が往復移動さ
れ、案内溝19に対して出入りされる。
【0016】さらに、電気接続箱11の外側面には回転
カム体21を支持するための支持部25が突設されると
ともに、ロック手段としての板バネ26がネジ27によ
り固定されている。そして、固定棒13が案内溝19に
嵌合された状態において、前記板バネ26が切欠き23
に係合して回転カム体21がその状態で保持される。
【0017】従って、図5(a)に示すように、電気接
続箱11を取付部18に取付けるには、手動で回転カム
体21を矢印方向に回せばよい。また、図5(b)に示
すように、電気接続箱11を取付部18から取り外すに
は、板バネ26の弾性に抗して回転カム体21を取付時
とは逆方向に回せばよい。
【0018】なお、前記各実施形態を次のように変更し
て具体化することも可能である。・ 前記各実施形態で
は、電気接続箱11を取付部18に取付けた際に、電気
接続箱11と取付部18との間に隙間が生じていたが、
隙間が生じないように電気接続箱11から取付部18に
向かって延出する突起を設けること。このように構成す
ることで、電気接続箱11を取付部18に取付けた際
に、がたつくのをより一層確実に防止することができ
る。
【0019】・ また、前記各実施形態では、電気接続
箱11を取付部18に取付けた際に、電気接続箱11と
取付部18との間に隙間が生じていたが、隙間が生じな
いように電気接続箱11の大きさを調節して形成するこ
と。このように構成しても、電気接続箱11を取付部1
8に取付けた際に、がたつくのをより一層確実に防止す
ることができる。
【0020】・ 前記第1実施形態と前記第2実施形態
とを組合わせるように構成してもよい。すなわち、一対
の固定棒13間にリンク12と線バネ20とを設けるこ
とである。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、工具を使用することなく、取付部に対する着
脱作業を容易に行うことができる。また、電気接続箱を
取付部に取付けた際に、確実に固定することができると
ともに、がたつくのを防止することができる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、取付部の案内溝に対する固
定部材の嵌合固定状態を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の電気接続箱を取付部に取付けよ
うとする状態を示す斜視図。
【図2】(a)第1実施形態の電気接続箱を取付部に取
付けようとする状態を示す側面図、(b)第1実施形態
の電気接続箱を取付部に取付けた状態を示す側面図。
【図3】第1実施形態の電気接続箱を取付部に取付けた
状態を示す平面図。
【図4】(a)第2実施形態の電気接続箱を取付部に取
付けようとする状態を示す側面図、(b)第2実施形態
の電気接続箱を取付部に取付けた状態を示す側面図。
【図5】(a)第3実施形態の電気接続箱を取付部に取
付けようとする状態を示す側面図、(b)第3実施形態
の電気接続箱を取付部に取付けた状態を示す側面図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、12…操作部としてのリンク、13
…固定部材としての固定棒、14…ロック手段としての
突起、18…取付部、19…案内溝、20…操作部とし
ての線バネ、21…操作部としての回転カム体、23…
ロック手段としての切欠き、24…操作部としてのカム
フォロワ、26…ロック手段としての板バネ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部に取付けられる電気接続箱であっ
    て、 その外側面から突出する方向に移動可能な固定部材と、
    その固定部材を出没操作するための操作部とが設けら
    れ、その操作部を操作して前記固定部材を突出移動させ
    ることにより、その固定部材を前記取付部の案内溝に嵌
    合固定できるようにし、前記固定部材を突出位置にロッ
    クするためのロック手段を備えた電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記ロック手段はデッドポイント位置を
    若干越えた状態の前記操作部を保持する請求項1に記載
    の電気接続箱。
JP09232754A 1997-08-28 1997-08-28 電気接続箱 Expired - Fee Related JP3136535B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101838824B1 (ko) 2013-06-25 2018-03-14 나이키 이노베이트 씨.브이. 편조형 갑피를 지닌 신발류 물품

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101838824B1 (ko) 2013-06-25 2018-03-14 나이키 이노베이트 씨.브이. 편조형 갑피를 지닌 신발류 물품

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