JP3136245B2 - キー入力試験装置 - Google Patents
キー入力試験装置Info
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- JP3136245B2 JP3136245B2 JP06291584A JP29158494A JP3136245B2 JP 3136245 B2 JP3136245 B2 JP 3136245B2 JP 06291584 A JP06291584 A JP 06291584A JP 29158494 A JP29158494 A JP 29158494A JP 3136245 B2 JP3136245 B2 JP 3136245B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ,ワードプロセッサ,電子式キャッシュレジスタ等の
電子機器に使用されるキーボードの各キーが正常に作動
するか否かを試験するためのキー入力試験装置に関す
る。
タ,ワードプロセッサ,電子式キャッシュレジスタ等の
電子機器に使用されるキーボードの各キーが正常に作動
するか否かを試験するためのキー入力試験装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のキー入力試験装置は、キ
ーボード上のキーが入力される毎にその入力キーに該当
するキーコードを表示器やプリンタに出力するように構
成されており、オペレータは入力操作したキーと出力さ
れたキーコードとを照合して操作キーが正常に作動して
いるか否かを確認するようにしていた。
ーボード上のキーが入力される毎にその入力キーに該当
するキーコードを表示器やプリンタに出力するように構
成されており、オペレータは入力操作したキーと出力さ
れたキーコードとを照合して操作キーが正常に作動して
いるか否かを確認するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のキー入力試験装置においては、試験を終えたキーと
未だ終えていないキーとが区別されなかったので、オペ
レータがどのキーの試験を行ったのかを正確に覚えてお
く必要があり、記憶ミスをした場合には未チェックのキ
ーを残したまま試験を終了してしまうことがあった。
来のキー入力試験装置においては、試験を終えたキーと
未だ終えていないキーとが区別されなかったので、オペ
レータがどのキーの試験を行ったのかを正確に覚えてお
く必要があり、記憶ミスをした場合には未チェックのキ
ーを残したまま試験を終了してしまうことがあった。
【0004】そこで本発明は、オペレータがどのキーの
試験を行ったのかを覚えていなくても全ての試験対象キ
ーの試験を確実に行うことができ、オペレータの負担を
軽減しつつ高信頼度のキー入力試験を実行できるキー入
力試験装置を提供しようとするものである。
試験を行ったのかを覚えていなくても全ての試験対象キ
ーの試験を確実に行うことができ、オペレータの負担を
軽減しつつ高信頼度のキー入力試験を実行できるキー入
力試験装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、キーボードに
配置された複数の試験対象キーに対してそれぞれチェッ
ク用データを設定するチェック用データ設定手段と、こ
の設定手段により各試験対象キーに対してそれぞれ設定
されているチェック用データの合計を予め記憶する合計
記憶部と、チェック用データを加算する加算部と、キー
入力試験モードの開始を宣言する開始宣言手段と、この
宣言手段によりキー入力試験モードの開始が宣言される
と加算部をクリアするクリア手段と、キー入力試験モー
ドにおいて試験対象キーがキー入力されるとその入力キ
ーに該当するキーコードを出力するキーコード出力手段
と、キー入力試験モードにおいて試験対象キーがキー入
力されるとその入力キーが今回のキー入力試験モードで
初めて入力されたキーか否かを判断するキー入力判断手
段と、この判断手段により初めて入力されたキーである
と判断されるとチェック用データ設定手段によりその入
力キーに対して設定されているチェック用データを加算
部のデータに加算するチェック用データ加算手段と、加
算部のデータを合計記憶部のデータと比較するデータ比
較手段と、この比較手段により加算部のデータと合計記
憶部のデータとの一致を確認したときキー入力試験モー
ドの終了を報知する終了報知手段とを備えたものであ
る。
配置された複数の試験対象キーに対してそれぞれチェッ
ク用データを設定するチェック用データ設定手段と、こ
の設定手段により各試験対象キーに対してそれぞれ設定
されているチェック用データの合計を予め記憶する合計
記憶部と、チェック用データを加算する加算部と、キー
入力試験モードの開始を宣言する開始宣言手段と、この
宣言手段によりキー入力試験モードの開始が宣言される
と加算部をクリアするクリア手段と、キー入力試験モー
ドにおいて試験対象キーがキー入力されるとその入力キ
ーに該当するキーコードを出力するキーコード出力手段
と、キー入力試験モードにおいて試験対象キーがキー入
力されるとその入力キーが今回のキー入力試験モードで
初めて入力されたキーか否かを判断するキー入力判断手
段と、この判断手段により初めて入力されたキーである
と判断されるとチェック用データ設定手段によりその入
力キーに対して設定されているチェック用データを加算
部のデータに加算するチェック用データ加算手段と、加
算部のデータを合計記憶部のデータと比較するデータ比
較手段と、この比較手段により加算部のデータと合計記
憶部のデータとの一致を確認したときキー入力試験モー
ドの終了を報知する終了報知手段とを備えたものであ
る。
【0006】
【作用】このような構成の本発明であれば、合計記憶部
にはキーボードに配置された複数の試験対象キーにそれ
ぞれ設定されているチェック用データの合計が予め記憶
されている。キーボードの試験を行う場合には、先ずキ
ー入力試験モードの開始を宣言する。そうすると、加算
部がクリアされる。次いで、試験対象キーを1つずつ入
力操作する。そうすると、入力操作された試験対象キー
に該当するキーコードが出力されるので、正常に機能し
ているか確認する。また、入力操作された試験対象キー
が初めて入力されたキーであると判断されると、その入
力キーに対して設定されたチェック用データが加算部の
データに加算される。したがって、全ての試験対象キー
の試験を完了したとき加算部のデータが合計記憶部のデ
ータに一致する。このとき、キー入力試験モードの終了
が報知されるので、オペレータは、どのキーの試験を行
ったのかを記憶する必要はなくなる。
にはキーボードに配置された複数の試験対象キーにそれ
ぞれ設定されているチェック用データの合計が予め記憶
されている。キーボードの試験を行う場合には、先ずキ
ー入力試験モードの開始を宣言する。そうすると、加算
部がクリアされる。次いで、試験対象キーを1つずつ入
力操作する。そうすると、入力操作された試験対象キー
に該当するキーコードが出力されるので、正常に機能し
ているか確認する。また、入力操作された試験対象キー
が初めて入力されたキーであると判断されると、その入
力キーに対して設定されたチェック用データが加算部の
データに加算される。したがって、全ての試験対象キー
の試験を完了したとき加算部のデータが合計記憶部のデ
ータに一致する。このとき、キー入力試験モードの終了
が報知されるので、オペレータは、どのキーの試験を行
ったのかを記憶する必要はなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。なお、この実施例では、キーボードを設けた電子
機器として電子式キャッシュレジスタに本発明のキー入
力試験装置を搭載した場合について説明する。
する。なお、この実施例では、キーボードを設けた電子
機器として電子式キャッシュレジスタに本発明のキー入
力試験装置を搭載した場合について説明する。
【0008】図1はこの実施例の電子式キャッシュレジ
スタの要部構成を示すブロック図であって、この電子式
キャッシュレジスタは、制御部本体としてCPU(中央
処理装置)1を搭載している。また、このCPU1を制
御するプログラムデータ等の固定的データが予め格納さ
れたROM(リード・オンリ・メモリ)2と、販売登録
された各商品の販売点数,販売金額等の販売データを売
上登録処理するためのメモリエリア等が形成されたRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)3とを搭載してい
る。
スタの要部構成を示すブロック図であって、この電子式
キャッシュレジスタは、制御部本体としてCPU(中央
処理装置)1を搭載している。また、このCPU1を制
御するプログラムデータ等の固定的データが予め格納さ
れたROM(リード・オンリ・メモリ)2と、販売登録
された各商品の販売点数,販売金額等の販売データを売
上登録処理するためのメモリエリア等が形成されたRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)3とを搭載してい
る。
【0009】さらに、この電子式キャッシュレジスタ
は、システム日時を計時する時計回路4、モードスイッ
チ5の信号を入力するとともに、現金を収容するための
ドロワを開放動作させるドロワ開放装置6にCPU1か
らの指令により駆動信号を送出するI/Oポート7、キ
ーボード8を制御して操作キーに対応するキーデータを
取込むキーボードコントローラ9、オペレータ用の前面
表示器10及び顧客用の客面表示器11に対するデータ
表示を制御する表示器コントローラ12、レシート用紙
及びジャーナル用紙にデータ印字を行うプリンタ13を
制御するプリンタコントローラ14等を搭載している。
は、システム日時を計時する時計回路4、モードスイッ
チ5の信号を入力するとともに、現金を収容するための
ドロワを開放動作させるドロワ開放装置6にCPU1か
らの指令により駆動信号を送出するI/Oポート7、キ
ーボード8を制御して操作キーに対応するキーデータを
取込むキーボードコントローラ9、オペレータ用の前面
表示器10及び顧客用の客面表示器11に対するデータ
表示を制御する表示器コントローラ12、レシート用紙
及びジャーナル用紙にデータ印字を行うプリンタ13を
制御するプリンタコントローラ14等を搭載している。
【0010】そして、前記CPU1と、ROM2,RA
M3,時計回路4,I/Oポート7及び各コントローラ
9,12,14とを、アドレスバス,データバス等のバ
スライン15で電気的に接続している。
M3,時計回路4,I/Oポート7及び各コントローラ
9,12,14とを、アドレスバス,データバス等のバ
スライン15で電気的に接続している。
【0011】前記モードスイッチ5は、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選択的
に切替えるスイッチである。因みに「登録」とは、商品
コードの入力等によって登録された各商品販売データを
記憶部に集計処理するとともに、預り金額及び支払い方
法の入力によって登録された各代金支払データを記憶部
に集計処理する業務のモードである。
検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選択的
に切替えるスイッチである。因みに「登録」とは、商品
コードの入力等によって登録された各商品販売データを
記憶部に集計処理するとともに、預り金額及び支払い方
法の入力によって登録された各代金支払データを記憶部
に集計処理する業務のモードである。
【0012】また、「点検」とは「登録」によって記憶
部に集計処理されたデータを点検レポートとして出力す
る業務のモード、「精算」とは「点検」と同様に記憶部
に集計処理されたデータを精算レポートを出力した後、
この記憶部のデータをクリアする業務のモード、「設
定」とは「登録」等の各種業務を実行する上で必要なデ
ータを予め記憶部に設定しておく業務のモードである。
部に集計処理されたデータを点検レポートとして出力す
る業務のモード、「精算」とは「点検」と同様に記憶部
に集計処理されたデータを精算レポートを出力した後、
この記憶部のデータをクリアする業務のモード、「設
定」とは「登録」等の各種業務を実行する上で必要なデ
ータを予め記憶部に設定しておく業務のモードである。
【0013】前記キーボード8には、図2に示すよう
に、金額等の数値データを入力するための置数キー21
や各商品を分類する部門コードがそれぞれプリセットさ
れる複数の部門キー22の他、小計キー23、現計キー
24、クリアキー25、レシートフィードキー26、ジ
ャーナルフィードキー27、取消キー28等の各種キー
が配設されている。
に、金額等の数値データを入力するための置数キー21
や各商品を分類する部門コードがそれぞれプリセットさ
れる複数の部門キー22の他、小計キー23、現計キー
24、クリアキー25、レシートフィードキー26、ジ
ャーナルフィードキー27、取消キー28等の各種キー
が配設されている。
【0014】さて、この電子式キャッシュレジスタは、
前記キーボード8に配列された全部のキーを試験対象キ
ーとし、これらの試験対象キーが正常に作動するか否か
を試験するキー入力試験を実行できるように、前記モー
ドスイッチ5によってキー入力試験モードを選択できる
ようになっている。ここにモードスイッチ5はキー入力
試験モードの開始を宣言する開始宣言手段として機能す
る。
前記キーボード8に配列された全部のキーを試験対象キ
ーとし、これらの試験対象キーが正常に作動するか否か
を試験するキー入力試験を実行できるように、前記モー
ドスイッチ5によってキー入力試験モードを選択できる
ようになっている。ここにモードスイッチ5はキー入力
試験モードの開始を宣言する開始宣言手段として機能す
る。
【0015】また、前記ROM2には、図3(a)に示
すように、前記キーボード8に配列された全部のキーの
キーデータに対応するキーコードを記憶したキーコード
テーブル31が予め設定されているとともに、全部のキ
ーの総個数Xをチェック用データの合計として予め記憶
した合計記憶部32が設定されている。つまり、この実
施例ではチェック用データを各キー共通に“1”と設定
している。
すように、前記キーボード8に配列された全部のキーの
キーデータに対応するキーコードを記憶したキーコード
テーブル31が予め設定されているとともに、全部のキ
ーの総個数Xをチェック用データの合計として予め記憶
した合計記憶部32が設定されている。つまり、この実
施例ではチェック用データを各キー共通に“1”と設定
している。
【0016】また、前記RAM3には、図3(b)に示
すように、前記キーボード8に配列された全部のキーに
対応するキーコード毎に試験済か否かを識別するための
試験済フラグFを格納するフラグメモリ33と、前記チ
ェック用データを加算する加算部としてのカウンタメモ
リ34とが設けられている。
すように、前記キーボード8に配列された全部のキーに
対応するキーコード毎に試験済か否かを識別するための
試験済フラグFを格納するフラグメモリ33と、前記チ
ェック用データを加算する加算部としてのカウンタメモ
リ34とが設けられている。
【0017】しかして、前記CPU1は、モードスイッ
チ5によりキー入力試験モードが選択されると、図4の
流れ図に示す処理を実行するようにプログラム構成され
ている。
チ5によりキー入力試験モードが選択されると、図4の
流れ図に示す処理を実行するようにプログラム構成され
ている。
【0018】すなわち、まず、ST(ステップ)1とし
て、前記フラグメモリ33に格納されている各キーの試
験済フラグFを“0”にリセットして未試験状態とす
る。また、ST2として前記カウンタメモリ34のカウ
ント値Aを“0”にクリアする(クリア手段)。
て、前記フラグメモリ33に格納されている各キーの試
験済フラグFを“0”にリセットして未試験状態とす
る。また、ST2として前記カウンタメモリ34のカウ
ント値Aを“0”にクリアする(クリア手段)。
【0019】次に、ST3としてキーボード8上のいず
れか1つのキーが操作入力されるのを待機する。この状
態で、キーボードコントローラ9を介してキーデータを
取込むと、ST4として前記キーコードテーブル31を
参照して当該キーデータに対応するキーコードを読出し
たならば前面表示器10に表示させる(キーコード出力
手段)。
れか1つのキーが操作入力されるのを待機する。この状
態で、キーボードコントローラ9を介してキーデータを
取込むと、ST4として前記キーコードテーブル31を
参照して当該キーデータに対応するキーコードを読出し
たならば前面表示器10に表示させる(キーコード出力
手段)。
【0020】次に、ST5として前記フラグメモリ33
を参照して当該キーコードに対応する試験済フラグFを
調べる。ここで、同フラグFが“1”にセットされてい
る場合には、操作入力されたキーは今回のキー入力試験
モードにおいて既に試験を終えており2度以上入力され
たキーなので、以後の処理を行わずにST3に戻って、
次のキー操作入力を待機する。これに対し、同フラグF
が“0”にリセットされている場合には、操作入力され
たキーは今回のキー入力試験モードにおいて未試験であ
り初めて入力されたキーなので、ST6として同フラグ
Fを“1”にセットして試験済みとする(キー入力判断
手段)。
を参照して当該キーコードに対応する試験済フラグFを
調べる。ここで、同フラグFが“1”にセットされてい
る場合には、操作入力されたキーは今回のキー入力試験
モードにおいて既に試験を終えており2度以上入力され
たキーなので、以後の処理を行わずにST3に戻って、
次のキー操作入力を待機する。これに対し、同フラグF
が“0”にリセットされている場合には、操作入力され
たキーは今回のキー入力試験モードにおいて未試験であ
り初めて入力されたキーなので、ST6として同フラグ
Fを“1”にセットして試験済みとする(キー入力判断
手段)。
【0021】次に、ST7として前記カウンタメモリ3
4に今回操作入力されたキーに対するチェック用データ
“1”を加算する(チェック用データ加算手段)。
4に今回操作入力されたキーに対するチェック用データ
“1”を加算する(チェック用データ加算手段)。
【0022】次に、ST8として上記カウンタメモリ3
4のデータAと前記合計記憶部32に予め設定されてい
るデータXとを比較する(データ比較手段)。
4のデータAと前記合計記憶部32に予め設定されてい
るデータXとを比較する(データ比較手段)。
【0023】そして、一致しない場合には、キーボード
8に配設された全部のキーの試験をまだ完了していない
ので、ST3に戻る。これに対し、データAとデータX
とが一致した場合には、キーボード8に配設された全部
のキーの試験を完了したので、ST9として前面表示器
10にキー入力試験の正常終了を報知するメッセージを
表示させて、この処理を終了する(終了報知手段)。
8に配設された全部のキーの試験をまだ完了していない
ので、ST3に戻る。これに対し、データAとデータX
とが一致した場合には、キーボード8に配設された全部
のキーの試験を完了したので、ST9として前面表示器
10にキー入力試験の正常終了を報知するメッセージを
表示させて、この処理を終了する(終了報知手段)。
【0024】なお、ST8にてデータAがデータXより
も大きくなった場合には、システム異常であると考えら
れるので、エラーメッセージを前面表示器10に表示さ
せるようにプログラム構成するとよい。また、キー入力
試験の正常終了を報知する手段としては、表示のみなら
ず印字やブザー音等で報知するようにしてもよい。
も大きくなった場合には、システム異常であると考えら
れるので、エラーメッセージを前面表示器10に表示さ
せるようにプログラム構成するとよい。また、キー入力
試験の正常終了を報知する手段としては、表示のみなら
ず印字やブザー音等で報知するようにしてもよい。
【0025】このように本実施例の電子式キャッシュレ
ジスタにおいては、キーボード8の各キーが正常に作動
するか否かを試験する場合、オペレータはモードスイッ
チ5でキー入力試験モードを選択した後、キーボード8
上に配設された試験対象キーとしての全部のキーを次々
に選択して押下する。そうすると、操作されたキーのキ
ーコードが前面表示器10に表示されるので、オペレー
タは押下したキーと表示されたキーコードとを照合して
押下したキーが正常に作動していることを確認する。
ジスタにおいては、キーボード8の各キーが正常に作動
するか否かを試験する場合、オペレータはモードスイッ
チ5でキー入力試験モードを選択した後、キーボード8
上に配設された試験対象キーとしての全部のキーを次々
に選択して押下する。そうすると、操作されたキーのキ
ーコードが前面表示器10に表示されるので、オペレー
タは押下したキーと表示されたキーコードとを照合して
押下したキーが正常に作動していることを確認する。
【0026】このとき、内部処理として押下されたキー
が今回のキー入力試験モードにおいて初めて入力された
キーか否かがフラグメモリ33上の試験済フラグFに基
づいて自動的に判定される。そして、初めて入力された
キーの場合には、試験対象キーに対して予め設定されて
いるチェック用データ“1”がカウンタメモリ34に加
算される。なお、このカウンタメモリ34はモードスイ
ッチ5によりキー入力試験モードが選択されたことに応
じて“0”にクリアされている。従って、このカウンタ
メモリ34には今回のキー入力試験モードにおいて初め
て操作されたキーの総数が計数されることになる。
が今回のキー入力試験モードにおいて初めて入力された
キーか否かがフラグメモリ33上の試験済フラグFに基
づいて自動的に判定される。そして、初めて入力された
キーの場合には、試験対象キーに対して予め設定されて
いるチェック用データ“1”がカウンタメモリ34に加
算される。なお、このカウンタメモリ34はモードスイ
ッチ5によりキー入力試験モードが選択されたことに応
じて“0”にクリアされている。従って、このカウンタ
メモリ34には今回のキー入力試験モードにおいて初め
て操作されたキーの総数が計数されることになる。
【0027】そして、本実施例では、ROM2の合計記
憶部32にキーボード8上の全部のキーの総個数Xがチ
ェック用データの合計として予め設定されており、前記
カウンタメモリ34のデータが上記総個数Xに一致した
とき、今回のキー入力試験の業務終了が表示等によって
オペレータに報知される。
憶部32にキーボード8上の全部のキーの総個数Xがチ
ェック用データの合計として予め設定されており、前記
カウンタメモリ34のデータが上記総個数Xに一致した
とき、今回のキー入力試験の業務終了が表示等によって
オペレータに報知される。
【0028】したがって、本実施例によれば、キー入力
試験を行う場合において、キーボード8上に配設されて
いる全部のキーの試験を完了すると、自動的にキー入力
試験の終了がオペレータに報知されるので、オペレータ
がどのキーを試験したかを覚えていなくても全ての試験
対象キーの試験を確実に実行することができる。よっ
て、オペレータの負担が軽減される上、高信頼度のキー
入力試験を実行することができ、実用性を向上できる。
試験を行う場合において、キーボード8上に配設されて
いる全部のキーの試験を完了すると、自動的にキー入力
試験の終了がオペレータに報知されるので、オペレータ
がどのキーを試験したかを覚えていなくても全ての試験
対象キーの試験を確実に実行することができる。よっ
て、オペレータの負担が軽減される上、高信頼度のキー
入力試験を実行することができ、実用性を向上できる。
【0029】なお、前記実施例ではキー入力試験モード
において試験対象キーがキー入力されるとその入力キー
が今回のキー入力試験モードで初めて入力されたキーか
否かを判断する手段としてフラグメモリ33を設けた
が、これに限定されるものではなく、例えば今回のキー
入力試験モードで入力されたキーのキーコードをRAM
3上のバッファに蓄積記憶し、新たなキー入力がある毎
にそのキーのキーコードが前記バッファに存在するか否
かを検索して、存在しないときには初めてのキー入力で
あると判断するようにしてもよい。
において試験対象キーがキー入力されるとその入力キー
が今回のキー入力試験モードで初めて入力されたキーか
否かを判断する手段としてフラグメモリ33を設けた
が、これに限定されるものではなく、例えば今回のキー
入力試験モードで入力されたキーのキーコードをRAM
3上のバッファに蓄積記憶し、新たなキー入力がある毎
にそのキーのキーコードが前記バッファに存在するか否
かを検索して、存在しないときには初めてのキー入力で
あると判断するようにしてもよい。
【0030】また、前記実施例ではキーボード8に配置
された複数の試験対象キーにそれぞれ設定されるチェッ
ク用データとして全キー共通の“1”としたが、例えば
キー毎に異なる値をチェック用データとして設定しても
よい。こうすることにより、未試験のキーを残したまま
試験を終了させようとしたとき、合計記憶部32に設定
されているデータとカウンタメモリ34にて加算された
チェック用データの加算値との差からどのキーが未試験
なのかをある程度推測できるようになる。
された複数の試験対象キーにそれぞれ設定されるチェッ
ク用データとして全キー共通の“1”としたが、例えば
キー毎に異なる値をチェック用データとして設定しても
よい。こうすることにより、未試験のキーを残したまま
試験を終了させようとしたとき、合計記憶部32に設定
されているデータとカウンタメモリ34にて加算された
チェック用データの加算値との差からどのキーが未試験
なのかをある程度推測できるようになる。
【0031】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、キ
ーボードに配置された複数の試験対象キーにそれぞれ設
定されているチェック用データの合計を予め記憶すると
ともに、チェック用データを加算する加算部を設け、キ
ー入力試験モードにおいて初めて操作入力されたキーを
検知する毎に加算部にその操作入力キーのチェック用デ
ータを加算し、この加算値が設定された合計値に一致し
たときキー入力試験モードの終了を報知するようにした
ので、オペレータがどのキーの試験を行ったのかを覚え
ていなくても全ての試験対象キーの試験を確実に行うこ
とができ、オペレータの負担を軽減しつつ高信頼度のキ
ー入力試験を実行できるキー入力試験装置を提供でき
る。
ーボードに配置された複数の試験対象キーにそれぞれ設
定されているチェック用データの合計を予め記憶すると
ともに、チェック用データを加算する加算部を設け、キ
ー入力試験モードにおいて初めて操作入力されたキーを
検知する毎に加算部にその操作入力キーのチェック用デ
ータを加算し、この加算値が設定された合計値に一致し
たときキー入力試験モードの終了を報知するようにした
ので、オペレータがどのキーの試験を行ったのかを覚え
ていなくても全ての試験対象キーの試験を確実に行うこ
とができ、オペレータの負担を軽減しつつ高信頼度のキ
ー入力試験を実行できるキー入力試験装置を提供でき
る。
【図1】本発明の一実施例である電子式キャッシュレジ
スタの要部構成を示すブロック図。
スタの要部構成を示すブロック図。
【図2】同実施例で使用されるキーボードの平面図。
【図3】同実施例のROM及びRAMに形成される主要
なメモリ構成を示す図。
なメモリ構成を示す図。
【図4】同実施例のCPUが実行するキー入力試験モー
ド選択時の要部処理を示す流れ図。
ド選択時の要部処理を示す流れ図。
1…CPU(中央処理装置) 2…ROM(リード・オンリ・メモリ) 3…RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 5…モードスイッチ 8…キーボード 10…前面表示器 11…客面表示器 13…プリンタ 31…キーコードテーブル 32…合計記憶部 33…フラグメモリ 34…カウンタメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 キーボードに配置された複数の試験対象
キーに対してそれぞれチェック用データを設定するチェ
ック用データ設定手段と、この設定手段により各試験対
象キーに対してそれぞれ設定されているチェック用デー
タの合計を予め記憶する合計記憶部と、前記チェック用
データを加算する加算部と、キー入力試験モードの開始
を宣言する開始宣言手段と、この宣言手段によりキー入
力試験モードの開始が宣言されると前記加算部をクリア
するクリア手段と、前記キー入力試験モードにおいて前
記試験対象キーがキー入力されるとその入力キーに該当
するキーコードを出力するキーコード出力手段と、前記
キー入力試験モードにおいて前記試験対象キーがキー入
力されるとその入力キーが今回のキー入力試験モードで
初めて入力されたキーか否かを判断するキー入力判断手
段と、この判断手段により初めて入力されたキーである
と判断されると前記チェック用データ設定手段によりそ
の入力キーに対して設定されているチェック用データを
前記加算部のデータに加算するチェック用データ加算手
段と、加算部のデータを前記合計記憶部のデータと比較
するデータ比較手段と、この比較手段により前記加算部
のデータと前記合計記憶部のデータとの一致を確認した
ときキー入力試験モードの終了を報知する終了報知手段
とを具備したことを特徴とするキー入力試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06291584A JP3136245B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | キー入力試験装置 |
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JP06291584A Expired - Fee Related JP3136245B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | キー入力試験装置 |
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-
1994
- 1994-11-25 JP JP06291584A patent/JP3136245B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08147084A (ja) | 1996-06-07 |
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