JP3136208U - 指圧具 - Google Patents

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Abstract

【課題】自分の身体の所望の部位に、自由な加圧力で指圧を可能にすること。
【解決手段】指圧用先端部材1をその先端に着脱自在に取り付ける先端部材保持部2と、背中側に位置する指圧用先端部材1を指圧操作するための操作ハンドル部を兼ねた指圧部3と、先端部材保持部2と指圧部3とを繋ぐ連結部4とからなり、指圧部3を、パイプ状部材で四辺形の辺に沿った形状に形成した主指圧部3aと、主指圧部3aから連続するパイプ状部材を折曲して構成した副指圧部3bとで構成し、連結部4を、指圧部3からその位置する平面と直交する方向に延長する直交延長部4aと、直交延長部の末端から指圧部3の属する平面と平行な方向に延長する平行延長部4bと、平行延長部4bの末端から直交延長部4aと平行にかつ指圧部3の方向に向かって延長し、その先端に先端部材保持部2を結合した保持パイプ部4cとで構成する。
【選択図】 図4

Description

本考案は、被指圧者が自らの背中側を含む身体のあらゆる部位の指圧を行うことができる指圧具に関するものである。
指圧は主として直接人の掌や指先を利用して行われ、身体の前側に関しては、自分の手を用いて自分の身体に対して指圧を加えることは可能であるが、全ての部位に関して容易であるわけではない。種々の器具を用いた場合も身体の前側に関しては指圧を加えること背中側に比べれば比較的容易であるが、やはり自在にかつ効果的に指圧を加えることは容易ではない。背中側に関しては、直接自らの手だけで指圧を加えようとすると、これは殆ど不可能に近い。そこで若干の指圧用の器具が提案され、或いは提供されているが、現時点では、それらの器具によって背中側の所望の位置を選択してこれに適切な加圧力で指圧力を加えることはなかなか容易ではない。身体のあらゆる部位の指圧ということになれば一層容易ではない。
この種の器具の提案例には、棒とこの棒の一端に取り付けられた紐とからなり、該棒の中間には先端部材保持部が設けられ、かつ該棒の一端と該紐の他端にはそれぞれ手持ち部が形成されているあんま器(特許文献1)がある。
このあんま器は、棒の端部の手持ち部を一方の手で、紐の端部の手持ち部を他方の手で掴んで、棒の中間部を肩や背中に押し当てて指圧を行うことが可能である。もっとも背中の指圧は、この用法では上部については可能であろうが、下部については無理なように思われる。また背中の指圧を加えたい部位を自由に選択するのもなかなか困難であるように思われる。
このあんま器は、棒の一端の手持ち部を一方の手で掴み、該棒の他端の紐との結合部付近を他方の手で掴んで、背中の下方又は腰部付近を該棒の先端部材保持部で指圧を加えることも可能である。この用法の場合は、背中の中間部から上方に指圧を加えることは困難であり、背中の下方又は腰部付近であっても左右側部のそれも容易とは云えないように思われる。
このあんま器は、以上のように、棒の一端の手持ち部を一方の手で掴み、該棒の他端の紐との結合部付近を他方の手で掴んだ場合は、身体の前側の指圧も可能であるように思われるが、形状が単純であり、身体の種々の部位に自在に対応するには無理があるように思われる。
もう一つの例は、棒状物の上部を湾曲させてその先端に押圧体を設け、該棒状物の途中に側方に伸びる上部握持体及び下部握持体を設け、更に該棒状物の下部を上記上部握持体及び下部握持体と逆方向に折曲して握持部に構成した指圧具(特許文献2)である。
これは、例えば、右手で上部握持体を掴み、左手で握持部を掴んで、その湾曲部の先端の押圧体を右肩の上から背中側に回し、該先端の押圧体で背中のその付近に指圧を施すことができる。右手と左手の掴む位置を逆にすることで、押圧体を左肩の上から背中側に回し、背中のその付近に指圧を施すことができる。
しかし、この指圧具では、以上のように、右肩又は左肩の上から届く、背中の比較的狭い範囲しか指圧を施すことは困難であり、それ以上に広い範囲に渡って指圧を施すことはできない。身体の前側の指圧も可能であると思われるが、その形状の主たる部分が孫の手状であり、自在に各部の指圧を行うには適していないと思われる。
更に他の例は、ほぼL字状あるいは弓状をなす棒状のアームと、該アームの一端に設けた取っ手と、前記アームの他端側に、少なくとも一つがアーム上を移動可能に設けた複数のボールとを具備する指圧器(特許文献3)である。
これは、アーム上のボールを椅子に座った人の背中と椅子のシートバックとの間に挟んだり、仰向けに寝た人の背中の下にアーム上のボールを配して背中に指圧を加えることが可能となる。椅子に座った人の椅子のシートと脚の間にアーム上のボールを挟んで脚に指圧を施すことも可能である。
以上のように自分の背中や脚の裏側に指圧を加えることが可能ではあるが、アームを自分の手で自在に動かす手段を備えていないので、自由な位置に容易に移動させることはできないし、更に圧力を適正のコントロールすることも容易とは云えない。
この指圧器も、俯せに寝て腹部とその下の部位との間にこれを介在させれば身体の前側の指圧も可能と思われるが、背中側について述べたと同様に、自在にコントロールできる物とは思われない。
実開平05―20730号公報 特開2007―68958号公報 特開平08―38576号公報
本考案は、自分で自分の背中側の所望の部位及び身体の前側の所望の部位に自由に指圧を施すことができ、その加圧力も自由にコントロール可能な指圧具を提供することを解決の課題とする。
本考案の1は、被指圧部位に圧接する交換可能な指圧用先端部材と、該指圧用先端部材をその先端に着脱自在に取り付けてこれを被指圧部位に圧接するための先端部材保持部と、身体の各部に指圧を加えるための指圧部であって、先端部材保持部の保持する指圧用先端部材を指圧操作するための操作ハンドル部を兼ねる指圧部と、前記先端部材保持部と該指圧部とを繋ぐ連結部とからなり、
前記指圧部及び前記連結部を連続する一本のパイプ状部材で構成し、
該指圧部を、該パイプ状部材の一端側途中から前記連結部側に接続する部位までを折曲して四辺形の辺に沿った形状に形成した主指圧部と、該主指圧部と同一平面内に位置すべく該パイプ状部材の前記一端から主指圧部に接続する部分までを折曲して構成した副指圧部とで構成し、
該連結部を、該指圧部からその指圧部が位置する平面と直交する方向に延長する直交延長部と、該直交延長部の末端から前記指圧部の位置する平面と平行な方向に延長する平行延長部と、該平行延長部の末端から前記直交延長部と平行にかつ指圧部の方向に向かって延長し、その先端に先端部材保持部を結合した保持パイプ部とで構成した指圧具である。
本考案の2は、本考案の1の指圧具に於いて、前記指圧用先端部材を、硬質の合成ゴムで構成した球形部材と、該球形部材から突出する連結軸であって、軸芯に直交する結合孔を開口した連結軸とで構成したものである。
本考案の3は、本考案の1又は2の指圧具に於いて、前記先端部材保持部を前記保持パイプ部に結合した連結パイプであって、周側に連結孔を開口し、該連結パイプに挿入した前記連結軸を該連結孔及び該連結軸に開口した結合孔に共通の連結ピンを圧入することで固定保持し得る連結パイプに構成したものである。
本考案の4は、本考案の1、2又は3の指圧具に於いて、前記指圧部の一部に末端を環状に構成した操作ベルトを接続したものである。
本考案の1の指圧具によれば、身体のあらゆる部位について自由に指圧を行うことが可能である。例えば、背中側については、操作ハンドル部を兼ねる指圧部を両手又は片手で掴み、或いは一方の手で該指圧部を持ち、他方の手で連結部の一部を掴んだ状態で、先端部材保持部の指圧用先端部材を自分の背中側に位置させ、自由に該指圧用先端部材を背中の所望の位置に移動させながら該指圧用先端部材に所望の加圧力を加え、背中の所望の位置に指圧を施すことが可能である。
場合によっては、操作ハンドル部を兼ねる指圧部の上辺(連結部を身体の横から背後側に延ばした場合に該指圧部の該連結部と結合する側の辺を下辺とした場合にこれと平行になる他の辺)を両手又は片手で掴んで、その下辺側を腰部又は脚上部付近に当て、下辺を支点の如くにして操作し、背中に回した指圧用先端部材への加圧力を自由にコントロールすることができる。
以上のように、背中側の指圧を行う場合は、連結部を概ね身体の側方を通すことにより、指圧用先端部材を背中側に位置させることが可能となるが、該連結部は肩の上を通過させることも可能であり、このような位置関係で操作しても良い。この場合は、一方の手で指圧部を掴み、他方の手で連結部を掴んで操作するのが都合がよい場合もある。もっともこれに限定されず、自由に様々な用い方をすることが可能である。
また、以上に於いて、前記指圧部は、同一平面内に主指圧部と副指圧部とを備えているため、それらの各部を自由に掴んで操作することにより、指圧用先端部材の操作がよりきめ細かく行い得るものとなっている。
いずれにしても指圧部及び連結部を種々の態様で自由に操作して、背中側の所望の部位に指圧用先端部材を当接させ、所望の加圧力で指圧を施すことが可能である。
ベッドに俯せになり、指圧用先端部材を背中側に当て、連結部を身体の側部側に位置させ、操作ハンドル部を兼ねる指圧部をベッド下に垂下させる使い方をすることもできる。この場合は、この指圧具の重量で指圧を行うことになる。指圧部にフック等を利用して重しを付ければ、その重量との合計重量で指圧を行うことになる。この状態で、身長方向及び体幅方向に動かしながら背中側の殆どの部位に指圧を行うことができる。
ベッドに仰向けに寝て、同様にこの指圧具を使用すれば、身体の前側の各部の指圧を自由に行うことができる。
この他に、背中側以外の部位の指圧を行う場合は、身体の対象となる部位に応じて前記指圧用先端部材や前記指圧部などを自由に用いて行うことができる。
例えば、頭頂部の指圧を行う場合は、前記指圧用先端部材を当接させ、前記連結部により指圧部を垂下させて、全体の重量で指圧を施すことができる。頭部上を移動させれば、その各部の指圧を行うことができる。足の裏なども該指圧用先端部材で指圧することが可能である。
また前記指圧部の主指圧部及び副指圧部を利用して脚部や腹部その他の指圧を行うことができる。
なお、該指圧用先端部材は交換可能であり、例えば、指圧をした場合の感触に応じて、当接する部位の固い物や柔らかい物などを自由に選択して使用することが可能である。加温することができる物と交換すること等も可能である。
本考案の2の指圧具によれば、指圧用先端部材を手指で指圧を行う場合のような適度の硬さと弾力性を持ったものに構成し、そのような感触を持たせつつ指圧を行うことが可能となる。
本考案の3の指圧具によれば、先端部材保持部を周側に連結孔を開口した連結パイプに構成したため、結合孔を開口した連結軸を備えたあらゆる指圧用先端部材をこれに交換可能に取り付けることができる。また交換を行うことも容易である。
本考案の4の指圧具によれば、例えば、指圧用先端部材を背中側に位置させ、操作ハンドル部を兼ねる指圧部を身体の前に位置させて指圧操作をする際に、前記操作ベルトを該指圧部の上方の部位から垂下させ、その下端の環状の部位に足を掛けて該指圧部の上部を引っ張るようにすることにより、背中側に位置する指圧用先端部材を背中の被指圧部位に適切な圧力で押し付け、適切な加圧力による指圧を施すことができることになる。
考案を実施するための最良の形態を図面を参照しながら実施例に基づいて説明する。
この実施例の指圧具は、図1〜図4に示すように、指圧用先端部材1と、該指圧用先端部材1をその先端に着脱自在に取り付けた先端部材保持部2と、該先端部材保持部2を指圧操作するための操作ハンドル部を兼ねた指圧部3と、該先端部材保持部2と該指圧部3とを繋ぐ連結部4とで構成したものである。
前記指圧部3及び前記連結部4は連続する一本のパイプ状部材で構成したものであり、該指圧部3は、主指圧部3aと副指圧部3bとで構成し、前記連結部4は、直交延長部4aと平行延長部4bと保持パイプ部4cとで構成したものである。
前記指圧用先端部材1は、図1(a)、(b)に示すように、この実施例では、硬質の合成ゴムで構成した押圧球(球形部材)1aと、該押圧球1aから突出する連結軸1bとで構成したものであり、前記先端部材保持部2である連結パイプに該連結軸1bを進入嵌合させ、これによって同軸状態に並んだ前者の連結孔2a及び後者の結合孔1b1に連結ピン2bを圧入して容易に結合できるようになっている。
なお、この指圧用先端部材1として、押圧球1aの径及び硬さの異なる複数種を用意しておくのが好ましい。また押圧球1aの内部に加温手段を備えたものを用意しておくこととすれば一層好ましい。以上から理解されるように、この指圧用先端部材1は、被指圧部位に圧接して指圧を行うための手段であり、交換可能に構成した部材である。
前記先端部材保持部2は、特に図1(a)、(c)に示すように、この実施例では、連結パイプとして構成したものであり、前記指圧用先端部材1を、先に述べたように、その連結軸1bをこれに嵌合させ、連結ピン2bを用いて、これに着脱自在に固定できるようにしたものである。この先端部材保持部2は、図1(a)、図3(a)、(b)及び図4に示すように、前記連結部4の保持パイプ部4cの下端に固設してある。この先端部材保持部3は、以上のように、前記指圧用先端部材1をその下端に着脱自在に取り付けてこれを身体の背中側その他の被指圧部位に圧接するための手段である。
前記指圧部3は、それ自体で身体各部に指圧を加えるための手段であり、かつ背中側に位置させた前記指圧用先端部材1で背中側の指圧を行うべく、身体の前面側で指圧操作するための手段を兼ねる部材であり、先に述べ、かつ特に図1(a)、図2及び図4に示すように、前記連結部4と共に連続する一本のパイプ状部材で構成し、その一端側途中から該連結部4側の直前までを折曲して概ね四辺形の辺に沿った形状に形成した主指圧部3aと、該主指圧部3aと同一平面内に位置すべく該パイプ状部材の前記一端から主指圧部3aに接続する部分までをより小さな四辺形の辺に沿った形状に折曲して構成した副指圧部3bとで構成したものである。
前記連結部4は、図1(a)、図2、図3(a)、(b)及び図4に示すように、前記先端部材保持部2と前記指圧部3とを繋ぐ手段であり、前記したように、該指圧部3と共に一本のパイプ状部材で構成したものである。従って、該連結部4は、該指圧部3の主指圧部3aの端部からこれ及び副指圧部3bの属する平面と直交する方向に延長する直交延長部4aと、該直交延長部4aの末端から前記指圧部3の属する平面と平行な方向に延長する平行延長部4bと、該平行延長部4bの末端から前記直交延長部4aと平行にかつ指圧部3の方向に向かって延長する保持パイプ部4cとで構成したものである。
なお、前記直交延長部4aは、この実施例では、同図に示すように、これ自体が、前記指圧部3の属する平面と直交する如くには構成されていないが、該指圧部3の属する平面と直交する方向に延長するためのものではあり、ここで該平面と直交するとは、全体として直交する方向に延長することを云う。
詳細には、同図に示すように、該直交延長部4aは、前記指圧部3の主指圧部3aの一端から直立状態に立ち上がる直立部4a1と、該直立部4a1の上端から該主指圧部3aの該直立部4a1が接続している辺3a1の延長方向に斜めに伸びる短傾斜部4a2と、該短傾斜部4a2の上端から逆方向に僅かに傾斜して上昇する長傾斜部4a3とで構成したものである。前記平行延長部4bは、該長傾斜部4a3の上端から前記直立部4a1が接続している辺3a1と平行にかつ同方向に、その途中まで延長するものである。
前記保持パイプ部4cは、前記のように、前記直交延長部4aと平行に延長するものであるが、これは、やはり、該直交延長部4aが全体として延長しようとする方向と平行に延長するとの意味であり、言い換えれば、前記指圧部3に直交する方向に延長するとの意味である。そしてこの保持パイプ部4cは、前記のように、前記連結部4の平行延長部4bの先端から直角状態に、即ち、前記直交延長部4aの直立部4a1が接続している辺3a1の途中の位置に向かってこれに対して直交する向きに構成する。
なお、前記指圧部3には、図2に示すように、その主指圧部3a及び副指圧部3b上を移動可能に端部を外装結合した操作ベルト5を配する。この操作ベルト5は、その外端を環状部5aに構成したものでもある。
この実施例の指圧具によれば、身体のあらゆる部位に対して自分で自由に指圧を行うことが可能である。
背中側の指圧を行う場合は、例えば、図5に示すように、椅子sに腰を掛けた状態で、前記指圧部3を身体の前に位置させ、前記連結部4を身体の左側を通過させて前記指圧用先端部材1を背中側に位置させた上で、主として該指圧部3を操作して該指圧用先端部材1を背中の所望の位置に移動させ、かつ所望の圧力で加圧し指圧を行うことができる。
指圧具の以上のような位置関係で、例えば、右手で指圧部3の主指圧部3aの上方に位置する辺3a2を掴み、左手で連結部4の直交延長部4aの直立部4a1又は短傾斜部4a2付近を掴むことにより、容易に該指圧用先端部材1の位置を変更し、かつ任意の加圧力で該位置に指圧を施すことができる。
以上の場合に、主指圧部3aの上方に位置する辺3a2を両手で掴んで操作しても不都合ではないし、その際に下方に位置する辺3a1を腰部又は股関節付近に押し当てて該部位を支点にして操作することも可能である。またこのような場合に、図5に示すように、該主指圧部3aの上方に位置する辺3a2から前記操作ベルト5を吊り下げた状態にしておき、その下部の環状部5aに一方の足を掛けて足の力で該上方の辺3a2に下方に向かう力を加え、前記指圧用先端部材1に背中の所望の被指圧部位に対する適切な加圧力を加えるように働きかけるようにすることもできる。或いは指圧部3のいずれかの部位にフックを介して重りを吊すことにより必要な加圧力を得るようにすることもできる。
この指圧具は、指圧部3を身体の前に位置させ、連結部4を左肩の上を通し、前記指圧用先端部材1を背中側に位置させることもできる。この場合は、例えば、左手で連結部4の直交延長部4aを掴み、右手で指圧部3の主指圧部3aの右側に位置する辺3a2を掴んで指圧用先端部材1の背中に於ける位置を自由に変え、かつ所望の加圧力で被指圧部位に指圧を施すことができることになる。勿論、両手で指圧部3を掴んで操作することも可能である。この場合は、右手では主指圧部3aを掴み、左手では副指圧部3bを掴むのが適当である。
以上のように、背中側の指圧を行う場合は、連結部4を概ね身体の側方を通すことにより、指圧用先端部材1を背中側に位置させることが可能となるが、該連結部4は肩の上を通過させることも可能であり、このような位置関係で操作しても良い。この場合は、一方の手で指圧部3の一部を掴み、他方の手で連結部4を掴んで操作するのが都合がよい場合もある。もっともこれに限定されず、自由に様々な用い方をすることが可能である。
また、以上に於いて、前記指圧部3は、同一平面内に構成した主指圧部3aと副指圧部3bとからなっているため、それらの各部を自由に掴んで操作することにより、指圧用先端部材1の操作がよりきめ細かく行い得るものとなっている。
いずれにしても指圧部3及び連結部4を種々の態様で自由に操作して、背中側の所望の部位に指圧用先端部材1を当接させ、所望の加圧力で指圧を施すことが可能である。
ベッドに俯せになり、指圧用先端部材1を背中側に当て、連結部4の平行延長部4bで身体の側方に延長し、直交延長部4aで身体の側部側を垂下させ、その下端に接続する指圧部3をベッド下に位置させる使い方をすることもできる。この場合は、この指圧具の重量で指圧を行うことになる。指圧部3のいずれかの部位にフック等を利用して重しを付ければ、その重量との合計重量で指圧を行うことができる。この状態で、前記指圧用先端部材1を身長方向及び体幅方向に動かしながら背中側の殆どの部位に指圧を行うことができる。
ベッドに仰向けに寝て、同様にこの指圧具を使用すれば、身体の前側の各部の指圧を自由に行うことができる。
この他に、背中側以外の部位の指圧を行う場合は、身体の対象となる部位に応じて前記指圧用先端部材1や前記指圧部3の主指圧部3a又は副指圧部3bなどを自由に用いて行うことができる。
例えば、頭頂部の指圧を行う場合は、前記指圧用先端部材1を該頭頂部に当接させ、前記連結部4により指圧部3を垂下させて、全体の重量で指圧を施すことができる。該指圧用先端部材1を頭部上で移動させれば、頭部の種々の部位の指圧を行うことができる。
足の裏なども該指圧用先端部材1で指圧することが可能である。この場合は、足の裏に該指圧用先端部材1を当接させ、指圧部3及び連結部4のいずれかの部位を掴んで引く等によりその指圧を行うことができる。
また前記指圧部3の主指圧部3a及び副指圧部3bを利用して脚部や腹部その他の指圧を行うことができる。この場合は、指圧部3の指圧に用いない部位及び連結部4のいずれかの部位を掴む等により、その操作を行うことができる。
なお、該指圧用先端部材1は交換可能であり、例えば、指圧をした場合の感触に応じて、当接する押圧球1aの固い物や柔らかい物などを自由に選択して使用することが可能である。押圧球1aのサイズの異なるそれと交換することもできるし、加温手段を備えた押圧球1aと交換して指圧を行うことも可能である。
この指圧具は、以上のよう使用することができるが、どの位置を掴んで操作するかは、以上に限定されず、操作し易い自由な位置を掴んで操作することができる。
なお、以上の実施例の指圧具は、右利きの人が用いるのに適当なように構成したものである。左利きの者が用いる場合は、図6に示すように、対称形に構成すればよい。左利き用の指圧具は、以上実施例の指圧具と左右対称である点を除けばすべで同様の構成であり、用法も左右対称の態様で使用する点を除いて全て同様である。従って実施例のそれと同様の部位には同様の符号を付してある。
(a)は実施例の指圧具の概略正面図、(b)は指圧用先端部材の拡大側面図、(c)は先端部材保持部の一部切欠拡大正面図。 実施例の指圧具の一部切欠概略平面図。 (a)は実施例の指圧具の一部切欠概略左側面図、(b)は一部切欠概略右側面図。 実施例の指圧具の概略斜視図。 実施例の指圧具の使用状態を示す概略側面図。 左利き用の他の実施例の概略斜視図。
符号の説明
1 指圧用先端部材
1a 押圧球(球形部材)
1b 連結軸
1b1 結合孔
2 先端部材保持部
2a 連結孔
2b 連結ピン
3 指圧部
3a 主指圧部
3a1 直立部が接続している主指圧部の辺
3a2 主指圧部の、直立部が接続している辺に平行な辺
3b 副指圧部
4 連結部
4a 直交延長部
4a1 直立部
4a2 短傾斜部
4a3 長傾斜部
4b 平行延長部
4c 保持パイプ部
5 操作ベルト
5a 環状部
s 椅子

Claims (4)

  1. 被指圧部位に圧接する交換可能な指圧用先端部材と、該指圧用先端部材をその先端に着脱自在に取り付けてこれを被指圧部位に圧接するための先端部材保持部と、身体の各部に指圧を加えるための指圧部であって、先端部材保持部の保持する指圧用先端部材を指圧操作するための操作ハンドル部を兼ねる指圧部と、前記先端部材保持部と該指圧部とを繋ぐ連結部とからなり、
    前記指圧部及び前記連結部を連続する一本のパイプ状部材で構成し、
    該指圧部を、該パイプ状部材の一端側途中から前記連結部側に接続する部位までを折曲して四辺形の辺に沿った形状に形成した主指圧部と、該主指圧部と同一平面内に位置すべく該パイプ状部材の前記一端から主指圧部に接続する部分までを折曲して構成した副指圧部とで構成し、
    該連結部を、該指圧部からその指圧部が位置する平面と直交する方向に延長する直交延長部と、該直交延長部の末端から前記指圧部の位置する平面と平行な方向に延長する平行延長部と、該平行延長部の末端から前記直交延長部と平行にかつ指圧部の方向に向かって延長し、その先端に先端部材保持部を結合した保持パイプ部とで構成した指圧具。
  2. 前記指圧用先端部材を、硬質の合成ゴムで構成した球形部材と、該球形部材から突出する連結軸であって、軸芯に直交する結合孔を開口した連結軸とで構成した請求項1の指圧具。
  3. 前記先端部材保持部を前記保持パイプ部に結合した連結パイプであって、周側に連結孔を開口し、該連結パイプに挿入した前記連結軸を該連結孔及び該連結軸に開口した結合孔に共通の連結ピンを圧入することで固定保持し得る連結パイプに構成した請求項1又は2の指圧具。
  4. 前記指圧部の一部に末端を環状に構成した操作ベルトを接続した請求項1、2又は3の指圧具。
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JP2019205814A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 ベス工業株式会社 押圧具
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