JP3136186B2 - ディスクローディング装置 - Google Patents

ディスクローディング装置

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JP3136186B2 JP04093737A JP9373792A JP3136186B2 JP 3136186 B2 JP3136186 B2 JP 3136186B2 JP 04093737 A JP04093737 A JP 04093737A JP 9373792 A JP9373792 A JP 9373792A JP 3136186 B2 JP3136186 B2 JP 3136186B2
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知 勝 成 和
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスクローディング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤ等のディスクプレーヤにお
いては、ディスクのローディングやアンローディングを
自動的に実行するディスクローディング装置が備えられ
ている。このディスクローディング装置は、ディスクの
挿入があると、この挿入を検出して、ローディングモー
タを駆動し、ローラによりディスクを引き込み所定の位
置にローディングするように構成されている。また逆に
アンローディングの指令があると、該所定の位置からデ
ィスクを排出するアンローディング動作を実行するよう
に構成されている。そして通常の構成では、挿入から所
定の位置までローディングする際に、時間を計時して所
定時間内に所定の位置までローディングされない時には
何らかの異常が発生したと判断してディスクを排出する
アンローディング動作を実行させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した構成
のディスクローディング装置の場合、環境の変化、特に
低温状態で、機構的摩擦が大きくなったり、潤滑油の潤
滑性が悪くなる等の原因により、所定時間内にローディ
ング動作が終了しない場合にも異常発生と判断してアン
ローディング動作を実行してしまう欠点があった。本発
明はこのような従来のディスクローディング装置の欠点
を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のディスクローディング装置は、ディスク挿入
検出手段と、ディスク挿入により起動される複数のタイ
マ手段と、温度検出手段と、該検出された温度に応じて
前記複数のタイマ手段のいずれかを選択する選択手段
と、ローディング完了検出手段と、ディスク挿入により
ディスクローディングを実行し、選択されたタイマ手段
のタイムアップまでにローディング完了が検出されなか
った時にディスクアンローディングを実行するローディ
ング制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】温度検出手段により検出された温度に応じてタ
イマ手段が選択され、該選択されたタイマ手段によるタ
イムアップまでにローディングが完了しなかった時にア
ンローディングが実行される。これにより環境温度に応
じたローディング時間を設定でき、温度変化に起因する
ローディング時間の遅延などに対応できる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、複数のタイマ手段1が設けられてお
り、それぞれ異なるタイムアップ時間を有しており、選
択手段2Aにより選択されたタイマ手段1のタイムアッ
プ信号が切換手段2Bを介してローディング制御手段4
に入力するようになっている。選択手段2Aは温度検出
手段5により計測された温度に応じて動作するようにな
っている。即ち、温度が所定温度より低い場合にはタイ
ムアップ時間の長いタイマ手段1を選択するようになっ
ている。ローディング制御手段4はディスク挿入検出手
段6からの信号によりローディングを開始し、且つ該タ
イマ手段1からのタイムアップ時間内に、ローディング
完了検出手段3からのローディング完了検出信号がない
場合に、切換手段2Bを介してタイムアップ信号がとり
こまれアンローディング動作を実行するように構成され
ている。この構成により温度検出手段5により検出され
た温度に対応して許容されるローディング動作時間が設
定されるから、温度の低下によるローディング時間の遅
延があっても、従来のようにアンローディング動作が実
行されてしまう欠点を除去できる。
【0007】図2に更に具体的な実施例を示す。ディス
クXが挿入されると、ディスク挿入検出素子15により
該挿入が検出され、その検出信号がマイコン等により構
成された制御装置10に送られるように構成されてい
る。制御装置10はこの信号を受けてモータ駆動回路1
8を介してローディングモータ17を駆動し、ローラ1
9を回転させてディスクXを所定の位置まで搬送させる
ようになっている。ディスクXが所定の位置まで到達す
ると、ディスクローディング完了検出素子16により検
出され、この検出信号により制御装置10はローディン
グモータ17を停止するように構成されている。アンロ
ーディングの際には上記と逆の動作を実行して、ディス
クXを排出するようになっている。制御装置10はこの
実施例では第1タイマ12と第2タイマ13を備えてお
り、各タイマはそれぞれ異なる時間をカウントするよう
に構成されている。制御装置10がマイクロコンピュー
タ等により構成される場合にはタイマ12、13はマイ
クロコンピュータ内部に構成しても良い。またこの実施
例ではタイマを2つ設けているが、検出する温度範囲を
3以上としタイマの数もそれに対応して3以上としても
良い。この実施例では第1タイマ12には通常のローデ
ィング動作完了時間に相当する時間が設定してあり、第
2タイマ13には環境状態が低温になり、メカ機構的負
荷が増えてローディングスピードが遅くなった時にかか
るローディング時間に相当する時間が設定されている。
制御装置10にはまた温度検出回路14が接続されてお
り、温度状態の信号が入力されるようになっている。温
度検出回路14は環境の雰囲気温度を検出するものであ
っても良く、また当該プレーヤのフレームやピックアッ
プ等の温度を直接検出するものであっても良い。更に温
度検出回路14はCDプレーヤに通常備えられているレ
ーザ出力制御用のものを併用することも可能であるし、
新たに設けることも可能である。
【0008】制御装置10はまたレーザー出力制御回路
21を介してレーザー20を制御するように構成されて
おり、ディスクXを再生する際に温度検出回路14から
の信号により高温状態と判断した時にはレーザー出力制
御回路21に停止信号を送り、レーザー20の出力を停
止して、ディスク再生を停止するように構成されてい
る。
【0009】図3及び図4に具体的な温度検出回路14
の構成の例を示す。図3において温度検出素子41は一
般的に温度変化で抵抗値が変化するサーミスタ或いはポ
ジスタが用いられ、抵抗Rと温度検出素子41との分圧
された電圧をA/Dコンバータ40に入力し、ここでデ
ジタル信号に変換して温度状態信号として制御装置10
に出力するように構成されている。そして、制御装置1
0はこの信号により所定の高温、低温状態を判断するよ
うになっている。図4の構成ではコンパレータ42を用
いており、基準電圧V1と温度検出素子41によって変
化する電圧V2を比較し、所定の低温状態になった場合
に制御装置10に検出信号を送るように構成されてい
る。
【0010】制御装置10は常温の時には第1タイマ1
2を選択し、この第1タイマ12が計時する時間内にデ
ィスクローディング完了検出素子16からのローディン
グ完了信号がないときには、異常発生と判断し、ローデ
ィングモータ17を逆転させてアンローディング動作を
実行するように構成されている。また温度検出回路14
から低温状態信号を受けると、制御装置10は第2タイ
マ13を選択する。この第2タイマ13によるカウント
時間は常温の場合より長い時間であるから、低温状態で
メカ機構的負荷が増え、ローディングスピードが遅くな
っても、第2タイマ13の時間内であれば制御装置10
はアンローディングを実行しない。第2タイマ13の計
時時間を越えてもディスクローディング完了検出素子1
6からのローディング完了信号がない時に、制御装置1
0は初めて異常発生と判断し、ローディングモータ17
を逆転させてアンローディング動作を実行するように構
成されている。
【0011】図5により動作を説明する。ディスク挿入
検出素子15からの信号の入力があると(ステップ5
0)、制御装置10は温度検出回路14からの信号をチ
ェックし(ステップ51)、環境が常温であれば第1タ
イマ12を選択し(ステップ52)、低温であれば第2
タイマ13を選択する(ステップ13)。そして、選択
したタイマをスタートさせ(ステップ54)、モータ駆
動回路18を制御してローディングモータ17を回転さ
せる(ステップ55)。ディスクローディング完了検出
素子16からのローディング完了信号をチェックし(ス
テップ56)、完了していればモータ駆動回路18への
制御信号をオフしてローディングモータ17を停止さ
せ、ローディングを完了する(ステップ61)。ローデ
ィング未完了の場合にはタイマのカウントをチェックし
(ステップ57、58)、選択したタイマの設定時間を
オーバーしたらモータ駆動回路18への制御信号をオフ
し(ステップ59)、更にローディングモータ17を逆
転させてアンローディング動作を実行させる(ステップ
60)。
【0012】ステップ61でローディング完了後は、制
御装置10は温度検出回路14からの信号により高温状
態であるか否かチェックし(ステップ62)、高温状態
であれば再生動作を停止し(ステップ63)、常温であ
ればレーザー制御信号をオンし(ステップ64)、再生
動作を開始する(ステップ65)。なお、ステップ62
から65の動作は省略可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスクロ
ーディング装置は、ディスク挿入検出手段と、ディスク
挿入により起動される複数のタイマ手段と、温度検出手
段と、該検出された温度に応じて前記複数のタイマ手段
のいずれかを選択する選択手段と、ローディング完了検
出手段と、ディスク挿入によりディスクローディングを
実行し、選択されたタイマ手段のタイムアップまでにロ
ーディング完了が検出されなかった時にディスクアンロ
ーディングを実行するローディング制御手段とを備えて
いるため、環境温度に応じたローディング時間を設定で
き、温度変化に起因するローディング時間の遅延による
アンローディング誤動作等に対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施例の具体的構成を示すブロック
図。
【図3】温度検出回路14の一実施例を示すブロック
図。
【図4】温度検出回路14の他の実施例を示すブロック
図。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャ
ート図。
【符号の説明】
1:タイマ手段、2A:選択手段、3:ローディング完
了検出手段、4:ローディング制御手段、5:温度検出
手段、6:ディスク挿入検出手段、10:制御装置、1
2:第1タイマ、13:第2タイマ、14:温度検出回
路、15:ディスク挿入検出素子、16:ディスクロー
ディング完了検出素子、17:ローディングモータ、1
8:モータ駆動回路、19:ローラ、20:レーザー、
21:レーザー出力制御回路1、40:A/Dコンバー
タ、41:温度検出素子、42:コンパレータ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク挿入検出手段と、 ディスク挿入により起動される複数のタイマ手段と、 温度検出手段と、 該検出された温度に応じて前記複数のタイマ手段のいず
    れかを選択する選択手段と、 ローディング完了検出手段と、 ディスク挿入によりディスクローディングを実行し、選
    択されたタイマ手段のタイムアップまでにローディング
    完了が検出されなかった時にディスクアンローディング
    を実行するローディング制御手段と、 を備えたことを特徴とするディスクローディング装置。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段は、レーザ出力制御用
    温度検出手段である、 請求項1に記載のディスクローディング装置。
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