JP3135980B2 - 生産計画作成システム - Google Patents

生産計画作成システム

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JP3135980B2
JP3135980B2 JP13400392A JP13400392A JP3135980B2 JP 3135980 B2 JP3135980 B2 JP 3135980B2 JP 13400392 A JP13400392 A JP 13400392A JP 13400392 A JP13400392 A JP 13400392A JP 3135980 B2 JP3135980 B2 JP 3135980B2
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の部材加工工程か
らできた複数の生産部材により製品の組み立てを行なう
生産システムでの生産計画作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、複数の部材加工工程と、各部材加
工工程からの生産部材を用いて製品を組み立てる生産シ
ステムにおいて、生産計画を作成する際には、組立工程
の計画に対して各部材加工工程が同期を取る所謂引張方
式での生産計画作成が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、組立工程と、
各部材加工工程が物理的に分離している場合、また各工
程が夫々独立して運用され、しかも組立工程と、各部材
加工工程の生産計画が一致しない場合には、非同期の件
名の生産計画への割り付け方法及び各工程の進捗管理上
の問題が発生し十分な同期生産の計画作成が行なえない
という問題があった。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、請求項1の発明の目的とするところは各工程の進
捗状況と、工程の生産効率を考慮した同期生産の計画立
案が可能な生産計画作成システムを提供するにある。ま
た請求項2の発明は、請求項1の発明の目的に併せて、
生産順序の変更が柔軟で且つ高速に行なえる生産計画作
システムを提供するにある。
【0005】更に請求項3の発明は、請求項1の発明の
目的に併せて、各部材加工工程間の仕掛かり在庫の削減
が可能で、各部材加工工程の生産効率の向上とリアルタ
イムでの同期生産が可能となる生産計画作成システム
提供するにある。更にまた請求項4の発明は工程の進捗
状況と、工程の生産効率を考慮した同期生産の計画立案
が可能で、生産効率と稼働率の向上が図れる生産計画作
システムを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、複数種の部材加工工程と、こ
れら部材加工工程で生産された部材を用いて組み立てを
行なう組立工程とからなり、各部材加工工程及び組立工
程を夫々独立して運用し、且つ組立工程及び各部材加工
工程が物理的に分離している生産システムに用いられる
生産計画を作成する生産計画作成システムにおいて、特
定の部材加工工程の生産計画のデータの中に他の部材加
工工程の生産計画のデータの属性を加え、生産計画立案
の際に、各部材加工工程間の進捗状況と、各部材加工工
程毎の進捗状況と、部材加工工程内の件名順序と、件名
内の部材順序とについてシーケンス順を付した件名を計
画立案ソートファイルに吐き出してソート処理を行って
夫々に優先順位を付けるソート処理手段と、ソート処理
各部材加工工程の進捗状況に応じて各部材加工工程の
段取り替えを最小とした上で各部材加工工程の同期生産
計画を作成する計画作成処理手段とを備えたものであ
る。
【0007】また請求項2の発明は、請求項1の発明に
加えて、各部材加工工程の計画ファイル内の各生産計画
のデータを階層化して管理し、その階層の最上位にある
進捗管理と同期管理のための件名順序を格納した件名順
序ファイルのデータのみでリンクを持たせる件名順序フ
ァイルリンク処理を行って各部材加工工程の同期生産計
画の順序変更処理を行なう生産計画変更処理手段を備え
たものである。請求項3の発明は、請求項1の発明に加
えて、各部材加工工程の加工所要時間を算出し、その算
出結果を上記件名順序のデータを格納した件名順序ファ
イルに登録し、各部材加工工程からの件名単位の搬出
と、組立工程へのこれら件名の投入を管理する手段と、
各部材加工工程から組立工程への仕掛かり管理と同期件
名の搬出時間管理を行なう手段とを備えたものである。
【0008】請求項4の発明は、同一種別の部材を生産
する複数の第1の部材加工工程と、この第1の部材加工
工程で生産された部材に組み合わされる部材を生産する
第2の部材加工工程と、各第1の部材加工工程に対応し
て設けられ、対応する第1の部材加工工程で生産された
部材と第2の部材加工工程で生産された部材とを組み立
てる組立工程とからなり、各部材加工工程及び組立工程
を夫々独立して運用し、且つ組立工程及び各部材加工工
程が物理的に分離している生産システムに用いられる生
産計画を作成する生産計画作成システムにおいて、第1
の部材加工工程に予め付してある工程番号から工程に対
応する第1の部材加工工程の生産計画と対応する組立工
程の生産計画を作成する手段と、該手段で作成された
組立工程用に対応して第2の部材加工工程の同期生産計
画を作成するとともに、各組立工程に対応する第2の部
材加工工程の生産計画のデータに工程間の優先順を決定
するための各組立工程への搬送時間を登録し、工程情報
収集部から収集した第1の部材加工工程と対応する組立
工程との進捗状況のデータと生産効率とに基づいて、第
2の部材加工工程における部材投入順序を決定して投入
計画を作成する手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】而して請求項1の発明によれば、特定の部材加
工工程の生産計画のデータの中に他の部材加工工程の生
産計画のデータの属性を加え、生産計画立案の際に、各
部材加工工程間の進捗状況と、各部材加工工程毎の進捗
状況と、部材加工工程内の件名順序と、件名内の部材順
序とについてシーケンス順を付した件名を計画立案ソー
トファイルに吐き出してソート処理を行って夫々に優先
順位を付けるソート処理手段と、ソート処理後各部材加
工工程の進捗状況に応じて各部材加工工程の段取り替え
を最小とした上で各部材加工工程の同期生産計画を作成
する計画作成処理手段とを備えたので、各部材加工工程
の進捗状況と生産効率とを考慮した同期生産の計画を自
動的に作成することができる。
【0010】また請求項2の発明によれば、各部材加工
工程の計画ファイル内の各生産計画のデータを階層化し
て管理し、その階層の最上位にある進捗管理と同期管理
のための件名順序を格納した件名順序ファイルのデータ
のみでリンクを持たせる件名順序ファイルリンク処理を
行って各部材加工工程の同期生産計画の順序変更処理を
行なう生産計画変更処理手段を備えたので、製作された
同期生産の計画について、各部材加工工程からの生産順
序変更のリクエストがあった場合、ファイル操作を削減
した処理により変更処理が行なえ、そのため柔軟で且つ
高速の順序変更処理が行なえる。
【0011】更に請求項3の発明によれば、各部材加工
工程の加工所要時間を算出し、その算出結果を上記件名
順序のデータを格納した件名順序ファイルに登録し、各
部材加工工程からの件名単位の搬出と、組立工程へのこ
れら件名の投入を管理する手段と、各部材加工工程から
組立工程への仕掛かり管理と同期件名の搬出時間管理を
行なう手段とを備えたので、各部材加工工程間の仕掛か
り在庫の削減が可能となるとともに、各部材加工工程の
生産効率の向上とリアルタイムでの同期生産が可能とな
る。
【0012】請求項4の発明によれば、第1の部材加工
工程に予め付してある工程番号から工程に対応する第1
の部材加工工程の生産計画と対応する組立工程の生産計
画を作成する手段と、該手段で作成された各組立工程用
に対応して第2の部材加工工程の同期生産計画を作成
るとともに、各組立工程に対応する第2の部材加工工程
の生産計画のデータに工程間の優先順を決定するための
各組立工程への搬送時間を登録する手段とを備えている
ので、工程の進捗状況と生産効率とを考慮した同期生産
計画を自動的に作成することができ、しかも各第1の
部材加工工程においては、従来の生産効率を保ちなが
ら、各組立工程では第1の部材加工工程で生産された部
材と、第2の部材加工工程で生産された部材とが同期生
産により供給されることにより、生産効率と稼働率の向
上が図れる。
【0013】また工程情報収集部から収集した第1の部
材加工工程と対応する組立工程との進捗状況のデータと
生産効率とに基づいて、第2の部材加工工程における部
材投入順序を決定して投入計画を作成する手段を備えた
ので、生産効率の向上が図れる。更に各工程間の仕掛か
りを管理することになるため、各工程間の仕掛かり在庫
の削減が可能となる。
【0014】
【実施例】以下本発明を扉付箱の箱部材及び扉部材の組
立生産について実施例により説明する。 (実施例1) 図2は、請求項1〜3の発明にかかる本実施例の生産計
画作成システムの構成図を示し、この生産計画作成シス
テムは、互いに結合されることにより一つの製品、例え
ば扉付箱を完成する箱部材と、扉部材とを夫々の部材加
工工程A,Bで同期生産して、生産された箱部材と扉部
材とを組立工程Cで組み立てる生産システムに対応させ
たもので、工程情報収集処理部1と、同期生産処理部2
と、順序変更処理部3と、計画立案処理部4とからなる
処理部と、生産計画ファイル5とで構成され、生産計画
ファイル5は、各部材加工工程A,Bに対応する計画フ
ァイル5A,5Bからなり、各計画ファイル5A,5B
は更に件名順序ファイル5a1 ,5b1 、件名内部材構
成ファイル5a2 ,5b2 、作業順序計画ファイル5a
3 ,5b3 から構成される。
【0015】ここで件名とは所定仕様の製品等に対応す
るものであり、箱部材、扉部材を加工する場合、組み立
てられて完成した製品が所定仕様のものとなるように箱
部材、扉部材の色柄、原板の色柄、更に寸法、品番等件
名に対応することになる。而して本実施例における生産
計画作成における生産順序決定条件は、表1の如く各部
材加工工程A,B間の優先順位と、各部材加工工程A,
B内の件名の進捗による優先順位、更に各部材加工工程
の生産効率の向上のための工程内の件名の優先順位及び
件名内の部材の優先順位の4つの順位に大別される。
【0016】
【表1】
【0017】ここで上記保留件名は、既存計画で生産を
実施しようとしたとき、原材料の不足のため保留となっ
た件名を示し、残件名は、既存計画のうち生産未着手の
残件名を示し、受信件名は生産管理システム(図示せ
ず)から受信し、これから新たに計画に組み込んで生産
を実施しようとする件名を示す。生産計画立案処理部4
は上記の計画立案条件に基づいて図1に示すフローチャ
ートにより生産計画を立案処理する。
【0018】生産計画は工程として優先順の高い箱部材
加工工程Aから立案作成され、まず図1に示す箱部材加
工工程計画Iにおいて、箱部材加工工程Aにおける件名
の進捗についての順序付けを行い、保留件名を優先順位
1、残件名を優先順位2、受信件名を優先順位3に設定
してこれら件名の取り込み処理を行い、3種類の優先順
位毎に件名にシーケンス番号を付加し、計画立案用ソー
トファイル(図示せず)に掃き出し、箱部材加工工程計
画ソート処理を行なう。この際のソート処理は表2の箱
部材加工工程計画の立案条件に従って実施される。
【0019】
【表2】
【0020】さて上記計画ソート処理が終了した後、箱
部材加工工程計画作成処理により箱部材加工工程A用の
生産計画を作成する。この作成時点で、進捗状況を考慮
し、部材加工工程A,Bにおける段取り替えを最小にし
た生産計画を作成し、またこの時の件名順序を件名色柄
がソートキーに組み込まれていることにより、扉部材加
工工程Bの原板の色柄毎にまとめられたものとなる。こ
こで箱部材加工工程の計画ファイル5Aにおける件名色
柄は本来、扉部材加工工程の原板決定のための属性であ
るが扉部材加工工程との同期生産のために付加したもの
である。
【0021】さて上述のように作成された計画に基づい
て作業順次計画ファイル5a3 、件名内部材構成ファイ
ル5a2 、件名順序ファイル5a1 に夫々に対応するデ
ータを格納する。次に扉部材加工工程計画IIに進んで、
まず保留件名を優先順位1、残件名を優先順位2、受信
件名を優先順位4に設定するとともに、箱部材加工工程
Aと同一の件名、つまり同期させる件名を優先順位3に
再設定する。
【0022】そして4種類の優先順位毎に件名にシーケ
ンス番号を付加し、計画立案用ソートファイル(図示せ
ず)に掃き出し、扉部材加工工程計画ソート処理を行な
う。この際のソート処理は表3の扉部材加工工程計画の
立案条件に従って実施される。
【0023】
【表3】
【0024】上記の計画ソート処理が終了した後、扉部
材加工工程計画作成処理により、扉部材加工工程B用の
生産計画を作成し、作成され計画に基づいて作業順次計
画ファイル5b3 、件名内部材構成ファイル5b2 、件
名順序ファイル5b1 に夫々に対応するデータを格納す
る。以上の処理により各部材加工工程A,Bの段取り替
えを削減することにより、生産効率を高めることがで
き、尚且つ夫々の部材加工工程A、Bの生産の進捗を考
慮した上で、箱部材加工工程Aと扉部材工程Bの同期化
を実現した生産計画が作成することができるのである。
【0025】さて各部材加工工程A,Bの生産計画の作
成が終了した後、各部材加工工程A,Bの計画ファイル
5A,5Bの作業順次計画ファイル5a3 ,5b3 、件
名内部材構成ファイル5a2 ,5b2 、件名順序ファイ
ル5a1 ,5b1 を図3に示すように階層化して、最上
位にある件名順序ファイル5a1 ,5b1 でリンクを持
たせる件名順序ファイルリンク処理を行い、生産計画立
案処理部4での処理を終了する。
【0026】さて上記のように立案された生産計画の変
更を行なう場合には、図2に示す順序変更処理部3にお
いて、図4に示す生産計画変更処理のフローチャートに
基づく処理が為される。つまり変更処理のリクエストが
あると、順序変更処理部3は図4の生産計画変更処理の
フローチャートを実行して計画変更処理を開始し、まず
計画変更処理フラグをオンした後、工程情報収集処理部
1と、同期生産処理部2とを経て入力された変更処理の
リクエストが、いずれの加工工程A,Bからのリクエス
トなのかの判断を行い、箱部材加工工程Aからのリクエ
ストであれば、箱部材加工工程計画Iに対して順序変更
対象データかどうかの判定した後、対象データであれば
箱部材加工工程Aの件名順序ファイル5a1 のデータ変
更処理を行ない、この変更処理後、扉部材加工工程Bの
件名順序ファイル5b1 のリンクデータ変更処理を行な
った後、計画変更処理フラグをオフする。そして扉部材
加工工程計画IIに対応して順序変更対象データかどうか
の判定をした後、対象データでなければ、フラグがオフ
であるため生産計画変更処理を終了する。
【0027】また対象データであれば扉部材加工工程B
の件名順序ファイル5b1 のデータ変更処理を行ない、
この変更処理後、箱部材加工工程Aの件名順序ファイル
5a 1 のリンクデータ変更処理を行なった後、生産計画
変更処理を終了する。上述の変更処理リクエストが扉部
材加工工程Bからのリクエストであれば、上記の場合と
逆に、まず扉部材工程計画に対応したデータ変更処理を
行なった後、に箱部材工程計画に対応したデータ変更処
理を行なう。
【0028】以上のようにいずれかの加工工程A,Bに
おいて、件名順序変更が発生した際に、各工程の最上位
の件名順序ファイル5a1 ,5b1 の変更のみで両加工
工程A,Bの生産順序の同期化を図った生産計画の変更
が行なえる。図5は同期生産処理部2で処理される同期
生産処理のフローチャートを示しており、この同期生産
処理部2は、各部材加工工程A,Bの加工マスターファ
イル(図示せず)のデータを工程情報処理収集処理部1
を通じて読み出し、この読み出したデータから件名当た
りの総加工時間を算出して、これらの算出結果を各部材
加工工程計画ファイル5A,5Bの件名順序ファイル5
1 ,5b1 に登録する。
【0029】この登録の後、図5に示すように箱部材加
工工程Aからの件名の搬出(箱部材搬出通知),扉部材
加工工程Bからの件名の搬出(扉部材搬出通知)、組立
工程への件名の投入(組み立て投入通知)の時間管理を
行なうとともに、仕掛かり数の収集処理を行なう。そし
て各部材加工工程A,Bから搬出通知を受信した際に同
期件名の搬出通知との比較処理を実施し、時間差(同期
ずれ時間)が既定値を越えた場合には生産が先行してい
る工程において加工時間が同期ずれ時間に最も近い非同
期件名の抽出を行って計画順序変更処理を実施したのち
各部材加工工程A,Bへの件名投入を行なうことと、各
部材加工工程A,Bからの組立工程Cへの仕掛かり数が
既定値に到達した際に、非同期件名を抽出処理して、計
画順序変更を実施した後各部材加工工程A,Bへの件名
の投入を行なうのである。このようにして計画順序変更
処理を行なって生産計画を自動補正することにより各部
材加工工程A,Bの稼働率を高め、生産性の向上を図る
とともに、リアルタイムで同期生産を行なうことが可能
となる。
【0030】(実施例2) 図6は、請求項4の発明にかかる本実施例の生産計画作
成システムの構成図を示しており、このシステムは、互
いに結合されることにより一つの製品、例えば扉付箱を
完成する箱部材を第1の部材加工工程である三つの箱部
材加工工程A1,A2 ,A3 で生産し、この箱部材に組
み合わせられる扉部材を扉部材加工工程Bで生産して、
生産された箱部材と扉部材とを各箱部材加工工程A1
2,A3に対して設けた組立工程C1,C2,C3 で組み
立てて扉付箱を製作する3つの工程X1〜X3を持つ生産
システムに対応させたもので、工程情報収集処理部1
と、生産計画同期化処理部2’と、計画立案処理部4と
からなる処理部と、生産計画ファイル5とで構成され、
生産計画ファイル5は、箱部材加工工程計画ファイル5
Aと、扉部材加工工程ファイル5Bとからなり、箱部材
加工工程計画ファイル5Aには各箱部材計画工程ファイ
ル5A1 ,5A2 ,5A3 からなり、扉部材加工工程
ファイル5Bは、各扉部材計画工程ファイル5B1 ,5
2 ,5B3と、扉部材加工工程投入順序計画ファイル
5B0 とからなる。
【0031】而して本実施例では、先ず生産計画同期化
処理部2’では図7に示す生産計画同期化処理のフロー
チャートに基づいて、箱部材加工工程A1 ,A2 ,A3
に予め付したある工程番号から、工程X1 〜X2 を判断
し、各工程X1 〜X3 に対応する箱部材加工工程A1
2 ,A3 と、対応する組立工程C1 ,C2 ,C3 との
生産計画を作成し、この生産計画処理が終了した後、各
組立工程C1 ,C2 ,C3 に対応して扉部材加工工程B
の同期生産計画を作成する。この生産計画処理が終了し
た後、箱部材加工工程A1 ,A2 ,A3 と、対応する組
立工程C1 ,C 2 ,C3 との進捗状況と生産効率とに基
づいて、扉部材加工工程Bにおける扉部材加工工程部材
投入順序を決定してと投入計画を作成する。
【0032】ここで箱部材加工工程A1 ,A2 ,A3
生産計画を作成する場合には、各箱部材加工工程A1
2 ,A3 の進捗状況と工程における品種切替え等の段
取り替えを最小とする計画を作成する。この計画は同時
に対応する組立工程C1 ,C 2 ,C3 の投入順序の計画
となる。また扉部材加工工程Bの生産計画を作成する場
合には、各箱部材工程A1 ,A 2 ,A3 の生産計画に同
期をとりながら、各組立工程C1 ,C2 ,C3 へ扉部材
の供給を行なうための計画を作成し、各組立工程C1
2 ,C3 に対応する扉部材加工工程Bの生産計画のデ
ータには工程間の優先順位を決定するために各組立工程
1 ,C2 ,C3 への搬送時間を登録する。尚計画立案
処理部4による箱部材加工工程計画Iと、扉部材加工工
程計画IIの立案処理は、実施例1の場合と同様に図1の
フローチャートに基づいて行なわれる。
【0033】上記扉部材加工工程Bにおける部材投入順
序の決定は、図6の工程情報収集部1より収集した各箱
部材加工工程A1 ,A2 ,A3 から組立工程C1
2 ,C 3 への部材の仕掛かり数と、各箱部材加工工程
1 ,A2 ,A3 の生産計画の進捗状況とから判断して
行ない、こ各組立工程C1 ,C2 ,C3 用の扉部材加工
工程Bの計画ファイル5B1 〜5B3 よりデータを読み
出して扉部材加工工程投入順序計画ファイル5B0 への
登録を行なって、この投入順序計画に基づいて扉部材の
生産を行なう。
【0034】図7及び図8は扉部材加工工程Bにおける
各工程X1 〜X3 用の生産計画から投入順序計画への登
録時のフローチャートを示しており、計画データの選択
の際は、まず各工程X1 〜X3 の仕掛かり数を工程情報
収集部1を通じて収集し、その収集した仕掛かり数で各
工程X1 〜X3 の仕掛かり数のチェック処理行った
後、工程X1 〜X3 の仕掛かり数が、既定の仕掛かり数
の下限値を割っているかどうかのチェックを行い、下限
値を割ってなければ、また各工程X1 〜X3 用の扉部
材の生産計画と、投入計画の件名色柄のチェックを行
う。この件名色柄チェックのある仕上がり最小工程のチ
ェック処理を行う。
【0035】上記の仕上がり数の下限割れがあれば、或
いは件名色柄検索が良ければ、各工程X1 〜X3 に対応
した扉部材加工工程Bの生産計画のデータを生産計画フ
ァイル5B1 〜5B3 からデータ抽出を行なって、扉部
材加工工程Bの投入順序計画ファイル5B0 への登録を
行なうのである。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、特定の部材加工工程
の生産計画のデータの中に他の部材加工工程の生産計画
のデータの属性を加え、生産計画立案の際に、各部材加
工工程間の進捗状況と、各部材加工工程毎の進捗状況
と、部材加工工程内の件名順序と、件名内の部材順序と
についてシーケンス順を付した件名を計画立案ソートフ
ァイルに吐き出してソート処理を行って夫々に優先順位
を付けるソート処理手段と、ソート処理後各部材加工工
程の進捗状況に応じて各部材加工工程の段取り替えを最
小とした上で各部材加工工程の同期生産計画を作成する
計画作成処理手段とを備えたので、各部材加工工程の進
捗状況と生産効率とを考慮した同期生産の計画を自動的
作成することができるという効果がある。
【0037】また請求項2の発明は、各部材加工工程の
計画ファイル内の各生産計画のデータを階層化して管理
し、その階層の最上位にある進捗管理と同期管理のため
の件名順序を格納した件名順序ファイルのデータのみで
リンクを持たせる件名順序ファイルリンク処理を行って
各部材加工工程の同期生産計画の順序変更処理を行なう
生産計画変更処理手段を備えたので、製作された同期生
産の計画について、各部材加工工程からの生産順序変更
のリクエストがあった場合、ファイル操作を削減した処
理により変更処理が行なえ、そのため柔軟で且つ高速の
順序変更処理が行なえるという効果がある。
【0038】更に請求項3の発明は、各部材加工工程の
加工所要時間を算出し、その算出結果を上記件名順序の
データを格納した件名順序ファイルに登録し、各部材加
工工程からの件名単位の搬出と、組立工程へのこれら件
名の投入を管理する手段と、各部材加工工程から組立工
程への仕掛かり管理と同期件名の搬出時間管理を行なう
手段とを備えたので、各部材加工工程間の仕掛かり在庫
の削減が可能となるとともに、各部材加工工程の生産効
率の向上とリアルタイムでの同期生産が可能となるとい
う効果がある。
【0039】請求項4の発明は、第1の部材加工工程に
予め付してある工程番号から工程に対応する第1の部材
加工工程の生産計画と対応する組立工程の生産計画を作
成する手段と、該手段で作成された各組立工程用に対応
して第2の部材加工工程の同期生産計画を作成するとと
もに、各組立工程に対応する第2の部材加工工程の生産
計画のデータに工程間の優先順を決定するための各組立
工程への搬送時間を登録する手段とを備えているので、
工程の進捗状況と生産効率とを考慮した同期生産の計画
を自動的に作成することができ、しかも各第1の部材加
工工程においては、従来の生産効率を保ちながら、各組
立工程では第1の部材加工工程で生産された部材と、第
2の部材加工工程で生産された部材とが同期生産により
供給されることにより、生産効率と稼働率の向上が図
れ、特に各組立工程への搬送時間を登録するので、搬送
時間を考慮した同期生産が可能になるという効果があ
る。また工程情報収集部から収集した第1の部材加工工
程と対応する組立工程との進捗状況のデータと生産効率
とに基づいて、第2の部材加工工程における部材投入順
序を決定して投入計画を作成する手段を備えたので、生
産効率の向上が図れる。更に各工程間の仕掛かりを管理
することになるため、各工程間の仕掛かり在庫の削減が
可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の生産計画立案処理のフローチャート
である。
【図2】同上に対応する生産計画システムの構成図であ
る。
【図3】同上の計画ファイルの階層化の説明図である。
【図4】同上の生産計画変更処理のフローチャートであ
る。
【図5】同上の同期生産処理のフローチャートである。
【図6】実施例2に対応する生産計画システムの構成図
である。
【図7】同上の生産計画同期化処理のフローチャートで
ある。
【図8】同上の同期生産処理のフローチャートである。
【符号の説明】
I 箱部材加工工程計画 II 扉部材加工工程計画
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−306861(JP,A) 特開 昭59−176802(JP,A) 特開 平1−169663(JP,A) 特開 平1−304502(JP,A) 特開 平2−30447(JP,A) 特開 平2−131829(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G06F 19/00 B23Q 41/08 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種の部材加工工程と、これら部材加工
    工程で生産された部材を用いて組み立てを行なう組立工
    程とからなり、各部材加工工程及び組立工程を夫々独立
    して運用し、且つ組立工程及び各部材加工工程が物理的
    に分離している生産システムに用いられる生産計画を作
    成する生産計画作成システムにおいて、特定の部材加工
    工程の生産計画のデータの中に他の部材加工工程の生産
    計画のデータの属性を加え、生産計画立案の際に、各部
    材加工工程間の進捗状況と、各部材加工工程毎の進捗状
    況と、部材加工工程内の件名順序と、件名内の部材順序
    とについてシーケンス順を付した件名を計画立案ソート
    ファイルに吐き出してソート処理を行って夫々に優先順
    位を付けるソート処理手段と、ソート処理後各部材加工
    工程の進捗状況に応じて各部材加工工程の段取り替えを
    最小とした上で各部材加工工程の同期生産計画を作成す
    計画作成処理手段とを備えたことを特徴とする生産計
    画作成システム
  2. 【請求項2】各部材加工工程の計画ファイル内の各生産
    計画のデータを階層化して管理し、その階層の最上位に
    ある進捗管理と同期管理のための件名順序を格納した
    名順序ファイルのデータのみでリンクを持たせる件名順
    序ファイルリンク処理を行って各部材加工工程の同期生
    産計画の順序変更処理を行なう生産計画変更処理手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の生産計画作成
    ステム
  3. 【請求項3】各部材加工工程の加工所要時間を算出し、
    その算出結果を上記件名順序のデータを格納した件名順
    序ファイルに登録し、各部材加工工程からの件名単位の
    搬出と、組立工程へのこれら件名の投入を管理する手段
    と、各部材加工工程から組立工程への仕掛かり管理と同
    期件名の搬出時間管理を行なう手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載の生産計画作成システム
  4. 【請求項4】同一種別の部材を生産する複数の第1の部
    材加工工程と、この第1の部材加工工程で生産された部
    材に組み合わされる部材を生産する第2の部材加工工程
    と、各第1の部材加工工程に対応して設けられ、対応す
    る第1の部材加工工程で生産された部材と第2の部材加
    工工程で生産された部材とを組み立てる組立工程とから
    なり、各部材加工工程及び組立工程を夫々独立して運用
    し、且つ組立工程及び各部材加工工程が物理的に分離し
    ている生産システムに用いられる生 産計画を作成する生
    産計画作成システムにおいて、第1の部材加工工程に予
    め付してある工程番号から工程に対応する第1の部材加
    工工程の生産計画と対応する組立工程の生産計画を作成
    する手段と、該手段で作成された各組立工程用に対応し
    て第2の部材加工工程の同期生産計画を作成するととも
    に、各組立工程に対応する第2の部材加工工程の生産計
    画のデータに工程間の優先順を決定するための各組立工
    程への搬送時間を登録し、工程情報収集部から収集した
    第1の部材加工工程と対応する組立工程との進捗状況の
    データと生産効率とに基づいて、第2の部材加工工程に
    おける部材投入順序を決定して投入計画を作成する手段
    とを備えたことを特徴とする生産計画作成システム
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