JP3135975B2 - シャドウマスクの員数計数装置。 - Google Patents
シャドウマスクの員数計数装置。Info
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- JP3135975B2 JP3135975B2 JP04061573A JP6157392A JP3135975B2 JP 3135975 B2 JP3135975 B2 JP 3135975B2 JP 04061573 A JP04061573 A JP 04061573A JP 6157392 A JP6157392 A JP 6157392A JP 3135975 B2 JP3135975 B2 JP 3135975B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャドウマスクの員数を
カウントするための装置に関するものである。
カウントするための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シャドウマスク等の薄板鋼板は大きいサ
イズの場合には秤で全体の重量を測定し、1枚当たりの
重量値で割算することによりその員数を求めることが行
われている。また、小サイズの場合には1枚当たりの重
さが小さいため、秤では正確にその枚数を得るのが難し
いため、人手により1枚1枚数えることにより員数を求
めている。
イズの場合には秤で全体の重量を測定し、1枚当たりの
重量値で割算することによりその員数を求めることが行
われている。また、小サイズの場合には1枚当たりの重
さが小さいため、秤では正確にその枚数を得るのが難し
いため、人手により1枚1枚数えることにより員数を求
めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シャド
ウマスクのような薄い鋼板では、通常1度に纏めて運搬
する単位量としては、一人が運搬可能な量で約200
枚、重量としては約15kg程度であり、この程度の重
量では秤による枚数測定では精度が低くなってしまうと
いう問題があった。また、シャドウマスクの場合には年
々その種類も多くなり、その員数カウントは益々困難に
なり、実際にはシャドウマスクの検査工程では、外観検
査等の再チェック作業も加わり、製品チェックの作業効
率が上がらないという問題があった。
ウマスクのような薄い鋼板では、通常1度に纏めて運搬
する単位量としては、一人が運搬可能な量で約200
枚、重量としては約15kg程度であり、この程度の重
量では秤による枚数測定では精度が低くなってしまうと
いう問題があった。また、シャドウマスクの場合には年
々その種類も多くなり、その員数カウントは益々困難に
なり、実際にはシャドウマスクの検査工程では、外観検
査等の再チェック作業も加わり、製品チェックの作業効
率が上がらないという問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、シャドウマスクの外観検査時に同時に自動的に員数
カウントを行えるようにして、シャドウマスクの計数精
度を向上させるとともに、製品検査の作業効率を上げる
ことができるシャドウマスクの員数計数装置を提供する
ことを目的とする。
で、シャドウマスクの外観検査時に同時に自動的に員数
カウントを行えるようにして、シャドウマスクの計数精
度を向上させるとともに、製品検査の作業効率を上げる
ことができるシャドウマスクの員数計数装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャドウマス
クの外観検査用台の上方位置に配置され、前面に垂直方
向に幅が狭いスリットを有する投光器及び受光器からな
る検出器と、検出器出力により計数動作を行う計数処理
装置とを備え、投光器及び受光器間をシャドウマスクが
通過した時の光量変化を検出してシャドウマスク枚数を
計数する計数装置であって、前記投光器及び受光器は垂
直方向に所定間隔おいて複数個配置され、前記計数処理
装置は、複数個の受光器の検出信号の着順により加算ま
たは減算を行って、外観検査を行うと同時にシャドウマ
スクの員数を計数することを特徴とする。
クの外観検査用台の上方位置に配置され、前面に垂直方
向に幅が狭いスリットを有する投光器及び受光器からな
る検出器と、検出器出力により計数動作を行う計数処理
装置とを備え、投光器及び受光器間をシャドウマスクが
通過した時の光量変化を検出してシャドウマスク枚数を
計数する計数装置であって、前記投光器及び受光器は垂
直方向に所定間隔おいて複数個配置され、前記計数処理
装置は、複数個の受光器の検出信号の着順により加算ま
たは減算を行って、外観検査を行うと同時にシャドウマ
スクの員数を計数することを特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記受光器の前面に近赤
外光を透過させるフィルタを設けたこと、さらに、警報
を発するブザーを備え、前記計数処理装置は、所定枚数
計数毎に第1のブザー音を、カウントダウンした時に第
2のブザー音を、計数終了時に第3のブザー音を発する
ようにブザーを駆動制御すること、さらに、計数値を1
カウントアップまたは1カウントダウンするための加減
算用スイッチ、カウントしないようにするためのロック
スイッチ、所定計数値を設定するためのプリセットスイ
ッチを備えていること、さらに、受光器出力でトリガー
される単安定マルチ回路を有し、前記計数処理装置は単
安定マルチ回路出力により計数動作を行うことを特徴と
する。
外光を透過させるフィルタを設けたこと、さらに、警報
を発するブザーを備え、前記計数処理装置は、所定枚数
計数毎に第1のブザー音を、カウントダウンした時に第
2のブザー音を、計数終了時に第3のブザー音を発する
ようにブザーを駆動制御すること、さらに、計数値を1
カウントアップまたは1カウントダウンするための加減
算用スイッチ、カウントしないようにするためのロック
スイッチ、所定計数値を設定するためのプリセットスイ
ッチを備えていること、さらに、受光器出力でトリガー
される単安定マルチ回路を有し、前記計数処理装置は単
安定マルチ回路出力により計数動作を行うことを特徴と
する。
【0007】
【作用】本発明はシャドウマスクの外観検査用台の上方
位置に垂直方向に所定間隔をおいて前面に垂直方向に幅
が狭いスリットを有する複数の投光器、受光器を対向配
置し、外観検査のために投光器、受光器間を通して検査
用台にシャドウマスクを載せ、或いは取り除いたときの
受光量変化を検出してシャドウマスクの員数を計数す
る。この時、上側の受光器から順に検出信号が得られた
時にはプラスカウント、下側の受光器から順に検出信号
が得られた時にはマイナスカウントすることにより、一
旦、検査台に載せ、不良品であるために取り除いた時に
計数値が差し引き0となるようにする。
位置に垂直方向に所定間隔をおいて前面に垂直方向に幅
が狭いスリットを有する複数の投光器、受光器を対向配
置し、外観検査のために投光器、受光器間を通して検査
用台にシャドウマスクを載せ、或いは取り除いたときの
受光量変化を検出してシャドウマスクの員数を計数す
る。この時、上側の受光器から順に検出信号が得られた
時にはプラスカウント、下側の受光器から順に検出信号
が得られた時にはマイナスカウントすることにより、一
旦、検査台に載せ、不良品であるために取り除いた時に
計数値が差し引き0となるようにする。
【0008】また、所定枚数に達する毎にある周波数の
ブザー音をならし、その時に合紙を入れても計数動作を
行わないようにし、また不良品で取り除く時には他の周
波数のブザー音を、また載置枚数に達したときにはさら
に別のブザー音をならしてそのことを知らせ、同時にラ
ンプによる点灯も行うようにする。このように外観検査
を行いながら、自動的に計数が行われるのでシャドウマ
スクの員数を精度よく計数することができる。
ブザー音をならし、その時に合紙を入れても計数動作を
行わないようにし、また不良品で取り除く時には他の周
波数のブザー音を、また載置枚数に達したときにはさら
に別のブザー音をならしてそのことを知らせ、同時にラ
ンプによる点灯も行うようにする。このように外観検査
を行いながら、自動的に計数が行われるのでシャドウマ
スクの員数を精度よく計数することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の計数装置の全体構成を示す
図、図2は本発明の計数装置の機能ブロック図、図3は
光センサの構成を示す図、図4は計数処理を説明するた
めの図、図5はカウントアップ処理フローを示す図、図
6はカウントダウン処理フローを示す図である。
図、図2は本発明の計数装置の機能ブロック図、図3は
光センサの構成を示す図、図4は計数処理を説明するた
めの図、図5はカウントアップ処理フローを示す図、図
6はカウントダウン処理フローを示す図である。
【0010】図1に示すように、シャドウマスク1は外
観検査台2に1枚1枚載せて、外観検査を行い、不良品
であれば取り除き、正常品であれば積み重ねていく。こ
の外観検査台2の上方位置に投光器3、受光器4を垂直
方向に所定間隔をおいて複数個、例えば3個配置し、シ
ャドウマスク1が通過した時の受光量の変化を検出し、
この検出信号により計数装置5でシャドウマスク1の通
過した枚数を検出する。このようにして、外観検査を行
いながら自動的に薄板の員数を計数することができる。
観検査台2に1枚1枚載せて、外観検査を行い、不良品
であれば取り除き、正常品であれば積み重ねていく。こ
の外観検査台2の上方位置に投光器3、受光器4を垂直
方向に所定間隔をおいて複数個、例えば3個配置し、シ
ャドウマスク1が通過した時の受光量の変化を検出し、
この検出信号により計数装置5でシャドウマスク1の通
過した枚数を検出する。このようにして、外観検査を行
いながら自動的に薄板の員数を計数することができる。
【0011】計数装置は図2に示すような構成になって
いる。図中、11,12,13はセンサ、14は加減算
スイッチ、、15はロックスイッチ、16はプリセット
スイッチ、17,18,19は単安定マルチ、L1,L
2,L3はランプ、20はCPU、21は計数値表示装
置、22は状態表示装置、23はブザーである。
いる。図中、11,12,13はセンサ、14は加減算
スイッチ、、15はロックスイッチ、16はプリセット
スイッチ、17,18,19は単安定マルチ、L1,L
2,L3はランプ、20はCPU、21は計数値表示装
置、22は状態表示装置、23はブザーである。
【0012】センサ11,12,13は図3(a),
(b)に示すように垂直方向に所定間隔で配置された投
光器11a〜13a、および受光器11b〜13bと受
光器の前面に配置さたフィルタ30とからなっている。
投光器受光器とも幅が0.5〜0.8mmのスリットが
設けられ、受光器11bではこの薄い幅を通る近赤外光
を検出するようになっている。
(b)に示すように垂直方向に所定間隔で配置された投
光器11a〜13a、および受光器11b〜13bと受
光器の前面に配置さたフィルタ30とからなっている。
投光器受光器とも幅が0.5〜0.8mmのスリットが
設けられ、受光器11bではこの薄い幅を通る近赤外光
を検出するようになっている。
【0013】投光器側のスリットから出たスリット状の
光を受光器側のスリットを通して検出することにより、
シャドウマスクのような薄板が水平な状態で通過しても
検出光量における光量変化分を大きくできるので、検出
感度を上げることができる。このセンサ11,12,1
3の検出信号により単安定マルチ17,18,19をト
リガし、例えば20msec幅のパルスを生成し、パル
ス発生毎にランプL1,L2,L3を点灯する。CPU
20はこのパルスを取り込み、3個のパルス出力のAN
D条件が成立したときに計数処理を行う。計数処理は、
シャドウマスク1が上方から下方へ移動したのか、下方
から上方へ移動したのかを判断してカウントアップ処理
あるいはダウンカウント処理を行う。
光を受光器側のスリットを通して検出することにより、
シャドウマスクのような薄板が水平な状態で通過しても
検出光量における光量変化分を大きくできるので、検出
感度を上げることができる。このセンサ11,12,1
3の検出信号により単安定マルチ17,18,19をト
リガし、例えば20msec幅のパルスを生成し、パル
ス発生毎にランプL1,L2,L3を点灯する。CPU
20はこのパルスを取り込み、3個のパルス出力のAN
D条件が成立したときに計数処理を行う。計数処理は、
シャドウマスク1が上方から下方へ移動したのか、下方
から上方へ移動したのかを判断してカウントアップ処理
あるいはダウンカウント処理を行う。
【0014】CPU20における計数処理は、図4に示
すように、センサ1,2,3の出力のアンド条件が成立
したときに行われる。たまたま3つノイズが重なること
は確率的に極めて低いので工場ノイズや設備ノイズによ
る誤計数を防止することができる。
すように、センサ1,2,3の出力のアンド条件が成立
したときに行われる。たまたま3つノイズが重なること
は確率的に極めて低いので工場ノイズや設備ノイズによ
る誤計数を防止することができる。
【0015】また、移動方向の判別処理は、3つのパル
ス出力がどのような順番で検出されたかを着順判定処理
部31で行い、センサ1→センサ2→センサ3の順番で
検出されたときはカウントアップ、センサ3→センサ2
→センサ1の順番で検出されたときはカウントダウンす
る。
ス出力がどのような順番で検出されたかを着順判定処理
部31で行い、センサ1→センサ2→センサ3の順番で
検出されたときはカウントアップ、センサ3→センサ2
→センサ1の順番で検出されたときはカウントダウンす
る。
【0016】こうしてシャドウマスク1を外観検査台に
載せるとカウントアップ処理が行われ、外観検査台に載
せて検査した時に不良品であると判断されて取り除く
と、カウントダウン処理が行われ、その結果不良品につ
いては計数値は差し引き0となる。
載せるとカウントアップ処理が行われ、外観検査台に載
せて検査した時に不良品であると判断されて取り除く
と、カウントダウン処理が行われ、その結果不良品につ
いては計数値は差し引き0となる。
【0017】計数値は計数値表示装置21で表示され
る。また、何らかの理由により計数値を1カウントアッ
プしたりダウンしたりする必要がある場合には、加減算
スイッチ14により行い、また、単に手を出して外観検
査台のシャドウマスクに触れるような場合、カウントし
ないようにロックスイッチ15により計数動作を停止す
る。また、プリセットスイッチ16により200枚ある
いは300枚といったような検査載置枚数のセット、ま
たシャドウマスクの錆止め、傷つき防止、擦れ防止等の
ために、10枚単位あるいは20枚単位で油紙等からな
る合紙を入れるが、その合紙についてはカウントしない
ようにするため、同様にプリセットスイッチ16でその
数値を設定しておく。合紙を入れる枚数に達した時には
ブザー23で所定周波数、例えば750Hzで1秒間3
回ブザー音を発生させる。
る。また、何らかの理由により計数値を1カウントアッ
プしたりダウンしたりする必要がある場合には、加減算
スイッチ14により行い、また、単に手を出して外観検
査台のシャドウマスクに触れるような場合、カウントし
ないようにロックスイッチ15により計数動作を停止す
る。また、プリセットスイッチ16により200枚ある
いは300枚といったような検査載置枚数のセット、ま
たシャドウマスクの錆止め、傷つき防止、擦れ防止等の
ために、10枚単位あるいは20枚単位で油紙等からな
る合紙を入れるが、その合紙についてはカウントしない
ようにするため、同様にプリセットスイッチ16でその
数値を設定しておく。合紙を入れる枚数に達した時には
ブザー23で所定周波数、例えば750Hzで1秒間3
回ブザー音を発生させる。
【0018】また、載置枚数に達すると、約600Hz
で1秒間に13回ブザー音を発生させ、さらに不良品が
出て、シャドウマスクを除いた場合には約800Hzの
ブザー音を発生させる。
で1秒間に13回ブザー音を発生させ、さらに不良品が
出て、シャドウマスクを除いた場合には約800Hzの
ブザー音を発生させる。
【0019】また、状態表示装置22により計数状態を
表示でき、例えば合紙セット、計数終了、正常カウント
状態等を発光ダイオード等で表示するようにする。
表示でき、例えば合紙セット、計数終了、正常カウント
状態等を発光ダイオード等で表示するようにする。
【0020】次に図5によりカウントアップ処理を説明
する。まず載置枚数D0 、合紙セット枚数D1 をセット
し、またカウント値Nをリセットする(ステップ4
1)。センサ1,センサ2,センサ3の順で信号がON
するとカウントアップし(ステップ42〜45)、カウ
ント値NがD0 に達しておらず、かつカウント値が合紙
セット枚数D1 に達していなければ同様な処理を繰り返
してカウントアップを行う。そして合紙セット枚数D1
に達した時にはブザー音2をならし(ステップ46〜4
8)、合紙セット処理を行い(ステップ49)同様の処
理を繰り返す。なお、合紙セット処理は合紙を入れる時
にカウント動作を停止することである。こうしてカウン
ト値NがD0 に達すると、ブザー音1をならし(ステッ
プ50)、処理が終了する。
する。まず載置枚数D0 、合紙セット枚数D1 をセット
し、またカウント値Nをリセットする(ステップ4
1)。センサ1,センサ2,センサ3の順で信号がON
するとカウントアップし(ステップ42〜45)、カウ
ント値NがD0 に達しておらず、かつカウント値が合紙
セット枚数D1 に達していなければ同様な処理を繰り返
してカウントアップを行う。そして合紙セット枚数D1
に達した時にはブザー音2をならし(ステップ46〜4
8)、合紙セット処理を行い(ステップ49)同様の処
理を繰り返す。なお、合紙セット処理は合紙を入れる時
にカウント動作を停止することである。こうしてカウン
ト値NがD0 に達すると、ブザー音1をならし(ステッ
プ50)、処理が終了する。
【0021】次に、図6によりカウントダウン処理を説
明する。カウントダウン処理は、センサ3,センサ2,
センサ1の順で信号が検出された時のみブザー音3をな
らして(ステップ60〜63)、カウントダウンを行う
(ステップ64)。
明する。カウントダウン処理は、センサ3,センサ2,
センサ1の順で信号が検出された時のみブザー音3をな
らして(ステップ60〜63)、カウントダウンを行う
(ステップ64)。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シャドウ
マスクの外観検査を行うと同時にその員数を自動的に計
数することができ、また不良品の場合にシャドウマスク
を取り出すとその取り出した分については計数値が差し
引き0となるので、正味の合格品の計数が可能となる。
従って、人によるカウントの必要がなくなり、精度の
面、効率の面で極めて有利となる。また、計数値が合紙
セット枚数、載置枚数に達すると、それに対応したブザ
ー音あるいはランプ点灯が行われて認識することがで
き、合紙を入れる時期にその入れ忘れがなくなり、品質
的にも均一な管理を行うことが可能となる。また、投・
受光器の前にスリットを設けるようにしたので、極めて
薄い板で完全に水平に下ろされた場合であっても、光量
変化を検出することができるのでシャドウマスクの精度
のよいカウントが可能となり、また複数のセンサのアン
ド条件でカウント処理を行っているため、工場ノイズ、
設備ノイズによる誤動作も防止することができ、また、
近赤外光を用いることにより外観検査のための蛍光灯等
による光量変化を拾うことがなく、計数精度を工場させ
ることができる。
マスクの外観検査を行うと同時にその員数を自動的に計
数することができ、また不良品の場合にシャドウマスク
を取り出すとその取り出した分については計数値が差し
引き0となるので、正味の合格品の計数が可能となる。
従って、人によるカウントの必要がなくなり、精度の
面、効率の面で極めて有利となる。また、計数値が合紙
セット枚数、載置枚数に達すると、それに対応したブザ
ー音あるいはランプ点灯が行われて認識することがで
き、合紙を入れる時期にその入れ忘れがなくなり、品質
的にも均一な管理を行うことが可能となる。また、投・
受光器の前にスリットを設けるようにしたので、極めて
薄い板で完全に水平に下ろされた場合であっても、光量
変化を検出することができるのでシャドウマスクの精度
のよいカウントが可能となり、また複数のセンサのアン
ド条件でカウント処理を行っているため、工場ノイズ、
設備ノイズによる誤動作も防止することができ、また、
近赤外光を用いることにより外観検査のための蛍光灯等
による光量変化を拾うことがなく、計数精度を工場させ
ることができる。
【図1】 本発明の計数装置の全体構成を示す図であ
る。
る。
【図2】 本発明の計数装置の機能ブロック図である。
【図3】 光センサの構成を示す図である。
【図4】 計数処理を説明するための図である。
【図5】 カウントアップ処理のフローを示す図であ
る。
る。
【図6】 カウントダウン処理のフローを示す図であ
る。
る。
1…シャドウマスク、2…外観検査台、3…投光器、4
…受光器、5…計数装置。11,12,13…センサ、
14…加減算スイッチ、、15…ロックスイッチ、16
…プリセットスイッチ、17,18,19…単安定マル
チ、L1,L2,L3…ランプ、20…CPU、21…
計数値表示装置、22…状態表示装置、13…ブザー。
…受光器、5…計数装置。11,12,13…センサ、
14…加減算スイッチ、、15…ロックスイッチ、16
…プリセットスイッチ、17,18,19…単安定マル
チ、L1,L2,L3…ランプ、20…CPU、21…
計数値表示装置、22…状態表示装置、13…ブザー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−138980(JP,A) 特開 昭62−5491(JP,A) 特開 平1−59582(JP,A) 特開 昭63−97118(JP,A) 特開 平3−16399(JP,A) 特開 昭57−125488(JP,A) 特開 平4−9763(JP,A) 特開 平2−45034(JP,A) 特開 昭57−178756(JP,A) 実開 昭62−167300(JP,U) 特公 昭57−25877(JP,B2) 実公 昭45−22337(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06M 7/00 - 11/04
Claims (5)
- 【請求項1】 シャドウマスクの外観検査用台の上方位
置に配置され、前面に垂直方向に幅が狭いスリットを有
する投光器及び受光器からなる検出器と、検出器出力に
より計数動作を行う計数処理装置とを備え、投光器及び
受光器間をシャドウマスクが通過した時の光量変化を検
出してシャドウマスク枚数を計数する計数装置であっ
て、 前記投光器及び受光器は垂直方向に所定間隔おいて複数
個配置され、前記計数処理装置は、複数個の受光器の検
出信号の着順により加算または減算を行って、外観検査
を行うと同時にシャドウマスクの員数を計数することを
特徴とするシャドウマスクの員数計数装置。 - 【請求項2】 前記受光器の前面に近赤外光を透過させ
るフィルタを設けたことを特徴とする請求項1記載の計
数装置。 - 【請求項3】 さらに、警報を発するブザーを備え、前
記計数処理装置は、所定枚数計数毎に第1のブザー音
を、カウントダウンした時に第2のブザー音を、計数終
了時に第3のブザー音を発するようにブザーを駆動制御
することを特徴とする請求項1記載の計数装置。 - 【請求項4】 さらに、計数値を1カウントアップまた
は1カウントダウンするための加減算用スイッチ、カウ
ントしないようにするためのロックスイッチ、所定計数
値を設定するためのプリセットスイッチを備えているこ
とを特徴とする請求項1記載の計数装置。 - 【請求項5】 さらに、受光器出力でトリガーされる単
安定マルチ回路を有し、前記計数処理装置は単安定マル
チ回路出力により計数動作を行うことを特徴とする請求
項1記載の計数装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04061573A JP3135975B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | シャドウマスクの員数計数装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04061573A JP3135975B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | シャドウマスクの員数計数装置。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05266275A JPH05266275A (ja) | 1993-10-15 |
JP3135975B2 true JP3135975B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=13175003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04061573A Expired - Fee Related JP3135975B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | シャドウマスクの員数計数装置。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135975B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP04061573A patent/JP3135975B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05266275A (ja) | 1993-10-15 |
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