JP3135830U - 前後可動式ヘッドレストフック - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車の助手席シートのヘッドレストに荷物フックを設け、手提げ袋やカバン等の吊り下げを可能にする。
【解決手段】ヘッドレスト1に固定したスライドレール部品3をシート背もたれ2とヘッドレスト1を繋ぐ金具5に固定したスライドレール部品4に嵌め込み、平常時のヘッドレスト位置から荷物フック6使用位置またその逆へ前後スライドを可能にする。又、ヘッドレスト1がむやみに動かないようにヘッドレストの位置をロックするための機構を設け、安全に使用できるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】ヘッドレスト1に固定したスライドレール部品3をシート背もたれ2とヘッドレスト1を繋ぐ金具5に固定したスライドレール部品4に嵌め込み、平常時のヘッドレスト位置から荷物フック6使用位置またその逆へ前後スライドを可能にする。又、ヘッドレスト1がむやみに動かないようにヘッドレストの位置をロックするための機構を設け、安全に使用できるようにする。
【選択図】図1
Description
本考案は、自動車室内に於ける、手荷物を安全に吊り下げる事ができる前後可動式ヘッドレストフックに関するものである。
自動車室内の荷物フックは、シート背もたれの後ろ側に付いていたり、ダッシュボード下部に付けてあったりするが、どれも位置的に使いづらいので、手提げ袋やカバンなどは助手席シートの着座面に置いていた。しかし、急ブレーキや急ハンドル時に着座面から床に転がり落ち、大変危険であった。
簡単に安全に自動車室内で使用できる荷物フックを提供する。
本考案は、自動車運転席から最も手荷物を掛けやすい、助手席側ヘッドレスト下部に荷物フックを設け、更に、ヘッドレストを前後可動式にすることで、利便性、安全性を同時に達成するものである。
本考案の動作は、ヘッドレスト1に取り付けたスライドレール3をシート背もたれ2とヘッドレスト1を繋ぐ金具5に取り付けたスライドレール4に嵌め込み、ローラ7の作用によりヘッドレスト1が前後に可動し、ヘッドレスト1下部に取り付けた荷物フック6に自動車運転席から手荷物を吊り下げることができるものである。
図は本考案による前後可動式ヘッドレストフックの一実施例を示したもので、以下図に基づいて説明する。
スライドレール部品3は、ヘッドレスト1下部に取り付けられている。スライドレール部品4は、ヘッドレスト1とシート背もたれ2を繋ぐ金具5に取り付けられている。スライドレール部品3をスライドレール部品4に嵌め込む。スライドレール部品4のレール嵌め込み溝下部には、スライドレール部品3を滑らせる為のローラ7が設置されている。図4に示したロック解除レバー9を倒すと、軸が回転し、ロック用穴8に嵌め込まれていたロック金具10が上がり、ロックが解除される。ローラ7の作用により、スライドレール部品3は前方へスライドする。
スライドレール部品3が前方にスライドすることにより、スライドレール部品3に取り付けられたヘッドレスト1も前方にスライドし、ヘッドレスト1に取り付けられた荷物フック6も前方にスライドする。荷物フック6が荷物を吊り下げやすい位置までスライドすると、ロック金具10を上から押し下げるバネ11の作用により、ロック用穴8にロック金具10が嵌め込まれロックされる。
荷物フック6を使用後は、ロック解除レバー9を倒すと軸が回転し、ロック用穴8に嵌め込まれていたロック金具10が上がり、ロックが解除され、ヘッドレスト1を後方に押すと、スライドレール部品4のローラー7の作用でスライドレール部品3が後方にスライドし、再びロック用穴8にロック金具10が嵌め込まれロックされる。
1 ヘッドレスト
2 シート背もたれ
3 スライドレール部品 雄
4 スライドレール部品 雌
5 ヘッドレスト繋ぎ金具
6 荷物フック
7 ローラー
8 ロック用穴
9 ロック解除レバー
10 ロック金具
11 バネ
2 シート背もたれ
3 スライドレール部品 雄
4 スライドレール部品 雌
5 ヘッドレスト繋ぎ金具
6 荷物フック
7 ローラー
8 ロック用穴
9 ロック解除レバー
10 ロック金具
11 バネ
Claims (1)
- 荷物フック6を安全に使用しやすくするために、荷物フック6が接続するヘッドレスト1にスライドレール部品3を取り付ける。これに、シート背もたれ2とヘッドレスト1を繋ぐ金具5に固定したスライドレール部品4を嵌め込む。ローラ7による作用で、ヘッドレスト1は前後に数十センチメートルスライドする事が可能になる。これにより荷物フック6を使用したい時には、前にスライドさせ、助手席に同乗者が着座する時には、後にスライドさせる事が出来る。又、本考案の特長は、荷物フック使用時に誤って、助手席に同乗者が着座した場合でも、ヘッドレスト1が前にせり出している事で、荷物フック6が同乗者の頭や首などに当たり、傷つけてしまう事を防げる事である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001393U JP3135830U (ja) | 2007-03-05 | 2007-03-05 | 前後可動式ヘッドレストフック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001393U JP3135830U (ja) | 2007-03-05 | 2007-03-05 | 前後可動式ヘッドレストフック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3135830U true JP3135830U (ja) | 2007-10-04 |
Family
ID=43286308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007001393U Expired - Fee Related JP3135830U (ja) | 2007-03-05 | 2007-03-05 | 前後可動式ヘッドレストフック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135830U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100972517B1 (ko) * | 2008-02-28 | 2010-07-28 | 쌍용자동차 주식회사 | 자동차용 시트의 엑티브 헤드레스트 |
-
2007
- 2007-03-05 JP JP2007001393U patent/JP3135830U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100972517B1 (ko) * | 2008-02-28 | 2010-07-28 | 쌍용자동차 주식회사 | 자동차용 시트의 엑티브 헤드레스트 |
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