JP3135812U - 照明カバーの高さ調節器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 照明カバーの形状に制約を受けることなく、照明範囲を変更可能にする。
【解決手段】 ソケット1に外装させる本体部2と、この本体部2に対して上下方向に取り付け位置を変更自在に形成すると共に、下端に照明カバー3を取り付けるための細長状の垂直部材4とで構成する。この場合、本考案は、本体部2の外周面に係合用の突起6を周方向に間隔をあけて複数設け、この突起6に合わせて垂直部材4を本体部2の周りに複数設け、この垂直部材4に、突起6と係合する係合部7を長手方向に沿って多段階状に複数形成するのが好ましい。またこの場合、突起6は、本体部2の外周面に周方向に120度毎あけて計3個設け、この突起6に合わせて垂直部材4を、本体部2の周りに計3本設けるのが好ましい。
【選択図】 図1
【解決手段】 ソケット1に外装させる本体部2と、この本体部2に対して上下方向に取り付け位置を変更自在に形成すると共に、下端に照明カバー3を取り付けるための細長状の垂直部材4とで構成する。この場合、本考案は、本体部2の外周面に係合用の突起6を周方向に間隔をあけて複数設け、この突起6に合わせて垂直部材4を本体部2の周りに複数設け、この垂直部材4に、突起6と係合する係合部7を長手方向に沿って多段階状に複数形成するのが好ましい。またこの場合、突起6は、本体部2の外周面に周方向に120度毎あけて計3個設け、この突起6に合わせて垂直部材4を、本体部2の周りに計3本設けるのが好ましい。
【選択図】 図1
Description
本考案は、照明カバーの高さ調節器具に関し、更に詳しくは照明範囲を変更できるよう、白熱電球等の電灯の照明カバーの高さを調節可能に形成した照明カバーの高さ調節器具に関するものである。
従来、この種の照明カバーとしては、例えば天井に取り付ける外筒フードと、この外筒フードの内側に螺合させた内筒フードとで形成しているものがある(例えば特許文献1参照)。
この従来品は、内筒フードを回転させて外筒フードに対して上下動させ、外筒フード内のランプから、内筒フードの開口下面までの距離を変え、照明範囲(照明角度)を調節するものである。
この従来品は、内筒フードを回転させて外筒フードに対して上下動させ、外筒フード内のランプから、内筒フードの開口下面までの距離を変え、照明範囲(照明角度)を調節するものである。
従来品は、上記のように、内筒フードを回してフードの全長(上下方向の長さ)を変え、これにより外筒フード内に設けたランプの照明範囲を変える構造であった。
従って従来品の場合は、フード(照明カバー)の形状が円筒形に限定され、その他の形状では実現できない、という問題点があった。
また従来品は、このようにフードの形状が円筒形に限定されたため、内筒フードの高さを変えて照明範囲を変更できても、例えば逆漏斗状のフード(照明カバー)を上下動させる場合に比べ、照明範囲が狭くなるのを避けられなかった。
特開平7−211109号公報
従って従来品の場合は、フード(照明カバー)の形状が円筒形に限定され、その他の形状では実現できない、という問題点があった。
また従来品は、このようにフードの形状が円筒形に限定されたため、内筒フードの高さを変えて照明範囲を変更できても、例えば逆漏斗状のフード(照明カバー)を上下動させる場合に比べ、照明範囲が狭くなるのを避けられなかった。
本考案は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本考案が解決しようとする技術的課題は、照明カバーの形状に制約を受けることなく、照明カバーの高さを変更可能にし、照明範囲を調節できるよう形成した照明カバーの高さ調節器具を提供することにある。
従って本考案が解決しようとする技術的課題は、照明カバーの形状に制約を受けることなく、照明カバーの高さを変更可能にし、照明範囲を調節できるよう形成した照明カバーの高さ調節器具を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本考案は、図1等に示されるように、ソケット1に外装される本体部2と、この本体部2に対して上下方向に取り付け位置が変更自在に形成されると共に、下端に照明カバー3が取り付けられる細長状の垂直部材4とで構成されていることを特徴とする(請求項1)。
即ち本考案は、図1等に示されるように、ソケット1に外装される本体部2と、この本体部2に対して上下方向に取り付け位置が変更自在に形成されると共に、下端に照明カバー3が取り付けられる細長状の垂直部材4とで構成されていることを特徴とする(請求項1)。
この場合、本考案は、本体部2の外周面に係合用の突起6が周方向に間隔をあけて複数設けられ、この突起6に合わせて垂直部材4が本体部2の周りに複数設けられ、この垂直部材4に、突起6と係合する係合部7が長手方向に沿って多段階状に複数形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、垂直部材4の係合部7と突起6とを係合させることで、簡単、迅速に照明カバー3の高さを調節できるからである。
なぜならこれによると、垂直部材4の係合部7と突起6とを係合させることで、簡単、迅速に照明カバー3の高さを調節できるからである。
またこの場合、本考案は、突起6が、本体部2の外周面に周方向に120度毎あけて計3個設けられ、この突起6に合わせて垂直部材4が、本体部2の周りに計3本設けられているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、照明カバー3を必要最低限の部品で、安定した姿勢で高さ調節できるからである。
なぜならこれによると、照明カバー3を必要最低限の部品で、安定した姿勢で高さ調節できるからである。
本考案は、このようにソケットに外装される本体部と、この本体部に対して上下方向に取り付け位置が変更自在に形成されると共に、下端に照明カバーが取り付けられる細長状の垂直部材とで構成されているものである。
従って本考案を使用すれば、照明カバーの形状に制約を受けることなく、照明カバーの高さを変更でき、照明範囲を調節できる、という実用上優れた効果を奏する。
従って本考案を使用すれば、照明カバーの形状に制約を受けることなく、照明カバーの高さを変更でき、照明範囲を調節できる、という実用上優れた効果を奏する。
以下、本考案の好適な一実施形態を添付図面に従って説明する。
本考案は、図1等に示されるように、ソケット1に外装される本体部2と、この本体部2に対して上下方向に取り付け位置が変更自在に形成されると共に、下端に照明カバー3が取り付けられる垂直部材4とでなる。
本考案は、図1等に示されるように、ソケット1に外装される本体部2と、この本体部2に対して上下方向に取り付け位置が変更自在に形成されると共に、下端に照明カバー3が取り付けられる垂直部材4とでなる。
5は、ソケット1に差し込まれている電球である。上記の垂直部材4の下端には、この実施形態では図2に示されるように、ネジ4aでリング金具4bが取り付けられている。そしてこのリング金具4bに照明カバー3が取り付けられ、これにより照明カバー3が垂直部材4の下端に連結されている。なお垂直部材4の長さL1(図2参照)は、この実施形態では150(mm)に選定されている。また例えばL2(図2参照)は、88(mm)である。
本体部2(図1参照)の外周面は、この実施形態では周方向及び縦方向にわたって開口2aと桟2bとが交番的に繰り返されて円筒の骨組状に形成されている。またこの実施形態の場合、この本体部2の下端には、金属製のリング部材2cが同心状にネジ止めされている。そしてこのリング部材2cの外周面に、周方向に120度毎あけて係合用の突起6が計3個設けられている。この突起6は、頭部6aと軸部6bとでネジ状に形成されている。
またこの実施形態の本考案は、突起6に合わせて上記の垂直部材4が本体部2の周りに計3本設けられている。垂直部材4は、金属板で細長い板状に形成されている。そしてこの垂直部材4に、突起6に係合する係合部7が、長手方向に沿って多段階状に複数形成されている。
係合部7は、図4等に示されるように、突起6の軸部6bと係合する凸湾曲部7aと、この凸湾曲部7aに軸部6bを案内するため一端部が凸湾曲部7aと連通状に形成されている水平状のガイド孔7bとで形成されている。7cは、突起6の軸部6bを係合させたまま垂直部材4を上下動させて軸部6bを凸湾曲部7aに係合できるようにするための案内孔である。この案内孔7cは、ガイド孔7bの他端部と連通して垂直部材4の長手方向に沿って縦長状に形成されている。
案内孔7cの、例えば上端には、突起6の頭部6aより径が大きい孔7dが、案内孔7cと連通状に形成されている。この孔7dは、突起6と垂直部材4との係合を解き、照明カバー3を本体部2から取り外すときに使用するものである。
上記の照明カバー3は、この実施形態では逆漏斗状に形成されている。またこの照明カバー3は、内面が反射面に形成されている。
次に本考案の使用例を説明する。
ユーザは、図1の状態から照明範囲を広げる場合は、先ず照明カバー3を持ち上げ、次に、図面上、左方向に少し回す。照明カバー3を持ち上げると、照明カバー3と一体化している垂直部材4が一緒に持ち上がり、図5に示されるように、凸湾曲部7aと突起6の軸部6bとの係合状態が、同図Aの係合状態から、同図Bに示されるように解かれる。そして照明カバー3が、左方向に少し回されると、同図Bに示されるように、突起6の軸部6bが、ガイド孔7bを介して案内孔7cに配置される。
ユーザは、図1の状態から照明範囲を広げる場合は、先ず照明カバー3を持ち上げ、次に、図面上、左方向に少し回す。照明カバー3を持ち上げると、照明カバー3と一体化している垂直部材4が一緒に持ち上がり、図5に示されるように、凸湾曲部7aと突起6の軸部6bとの係合状態が、同図Aの係合状態から、同図Bに示されるように解かれる。そして照明カバー3が、左方向に少し回されると、同図Bに示されるように、突起6の軸部6bが、ガイド孔7bを介して案内孔7cに配置される。
次にユーザは、照明カバー3を任意の高さまで持ち上げ、続いて、図面上、右方向に回す。照明カバー3が持ち上げられると、軸部6bは案内孔7cに係合した状態で案内孔7cの下方位置に配置される。そして照明カバー3が、右方向に回されると、軸部6bは、同図Bにおいて、ガイド孔7bの左側の位置に配置される。
その後、ユーザは、照明カバー3を引き下ろす。すると、同図Cに示されるように、軸部6bが、当初の凸湾曲部7aより下方の凸湾曲部7aに係合する。これにより、照明カバー3は、図6に示されるように、当初の高さ(図1参照)より高くなり、照明カバー3の開口面と電球5との間隔が縮まり、照明範囲が広くなる。なお照明範囲を狭める場合は、上例と逆に操作する。
以上の処において、本考案の場合、上記の突起6の個数や垂直部材4の本数は、任意である。
また上例では、縦長状の案内孔7cを利用して突起6の軸部6bが垂直部材4と係合したまま照明カバー3を上下動可能に形成されているが、本考案はこれに限定されるものではない。また本考案の場合、照明カバー3の形状は、例えば逆円錐形や多角形等でも良い。
また上例では、縦長状の案内孔7cを利用して突起6の軸部6bが垂直部材4と係合したまま照明カバー3を上下動可能に形成されているが、本考案はこれに限定されるものではない。また本考案の場合、照明カバー3の形状は、例えば逆円錐形や多角形等でも良い。
1 ソケット
2 本体部
3 照明カバー
4 垂直部材
5 電球
6 突起
7 係合部
2 本体部
3 照明カバー
4 垂直部材
5 電球
6 突起
7 係合部
Claims (3)
- ソケットに外装される本体部と、この本体部に対して上下方向に取り付け位置が変更自在に形成されると共に、下端に照明カバーが取り付けられる細長状の垂直部材とで構成されていることを特徴とする照明カバーの高さ調節器具。
- 請求項1記載の照明カバーの高さ調節器具であって、本体部の外周面に周方向に間隔をあけて係合用の突起が複数設けられ、この突起に合わせて垂直部材が本体部の周りに複数設けられ、この垂直部材に、突起に係合する係合部が長手方向に沿って多段階状に複数形成されていることを特徴とする照明カバーの高さ調節器具。
- 請求項2記載の照明カバーの高さ調節器具であって、突起が本体部の外周面に周方向に120度毎あけて計3個設けられ、この突起に合わせて垂直部材が本体部の周りに計3本設けられていることを特徴とする照明カバーの高さ調節器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007005544U JP3135812U (ja) | 2007-07-19 | 2007-07-19 | 照明カバーの高さ調節器具 |
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JP2007005544U JP3135812U (ja) | 2007-07-19 | 2007-07-19 | 照明カバーの高さ調節器具 |
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JP3135812U true JP3135812U (ja) | 2007-09-27 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101251080B1 (ko) * | 2011-11-14 | 2013-04-05 | (주)솔루나 | 등기구 장치 |
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2007
- 2007-07-19 JP JP2007005544U patent/JP3135812U/ja not_active Expired - Fee Related
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