JP3135546U - 圧延鍛造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】上部軸を迅速で且つ便利に調節できる圧延鍛造装置を提供する。
【解決手段】互いに平行に取り付けられた二つのフレーム(10)と、フレーム(10)の1つのチャンバ(101)に摺動可能に取り付けられた二つの移動ブラケット(20)と、対応するカップリング取付部(103)に回転可能に取り付けられた二つの調節組立体と、駆動ロッドの内端部に接続されたカップリングと、カップリング取付部(103)の1つに取り付けられた駆動装置(50)と、移動ブラケット(20)に回転可能に取り付けられた上部ローラ組立体と、フレーム(10)に回転可能に取り付けられた下部ローラ組立体と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】互いに平行に取り付けられた二つのフレーム(10)と、フレーム(10)の1つのチャンバ(101)に摺動可能に取り付けられた二つの移動ブラケット(20)と、対応するカップリング取付部(103)に回転可能に取り付けられた二つの調節組立体と、駆動ロッドの内端部に接続されたカップリングと、カップリング取付部(103)の1つに取り付けられた駆動装置(50)と、移動ブラケット(20)に回転可能に取り付けられた上部ローラ組立体と、フレーム(10)に回転可能に取り付けられた下部ローラ組立体と、を備える。
【選択図】図1
Description
本考案は、圧延鍛造装置に関し、特に、上部軸の自動調節機能を有する圧延鍛造装置に関する。
従来の圧延鍛造装置は、鉱物資源を棒状に加工するために使用される。図5および図6を参照すると、従来の圧延鍛造装置は、二つのフレーム(80)と、二つの移動ブラケット(81)と、二つの調節ボルト(82)と、上部ローラ組立体と、下部ローラ組立体とを備える。
二つのフレーム(80)は、互いに平行に取り付けられ、各フレーム(80)は外表面、内表面、上部、底部、および、インジケータ(801)を有する。インジケータ(801)は、フレーム(80)の外表面に取り付けられている。
移動ブラケット(81)は、それぞれフレーム(80)の内表面に移動可能に取り付けられる。調節ボルト(82)は、フレーム(80)の上部にそれぞれ回転可能に取り付けられ、各調節ボルト(82)は外表面、調節メータ(821)、および、下端部を有する。調節メータ(821)は、調節ボルト(82)の外表面の周りに形成され、対応するフレーム(80)のインジケータ(801)に対応する。調節ボルト(82)の下端部は対応する移動ブラケット(81)に取り付けられ、調節ボルト(82)を回転することで移動ブラケット(81)が上下に移動される。
上部ローラ組立体は、上部軸(83)および上部ローラ(84)を含む。上部ローラ(84)は、上部軸(83)の周りにしっかりと取り付けられ、上部軸(83)は移動ブラケット(81)に回転可能に取り付けられる。
下部ローラ組立体は、下部軸(85)および下部ローラ(86)を含む。下部ローラ(86)は、下部軸(85)の周りにしっかりと取り付けられ、下部軸(85)はフレーム(80)に回転可能に取り付けられる。
従来の圧延鍛造装置は、異なるサイズの棒を製造する際、調節ボルト(82)を回し、上部軸(83)を上下に移動させて上部ローラ(84)と下部ローラ(86)間の距離を調節しなくてはならない。
しかしながら、調節ボルト(82)は、それぞれ上部軸(85)が下部軸(83)に対して平行になるよう、個別に手動で回転させなければならない。また、インジケータ(801)によりそれぞれ表示される調節を記録する必要があり、それぞれの上部軸(85)の調節は煩雑で且つ時間がかかる作業となる。
しかしながら、調節ボルト(82)は、それぞれ上部軸(85)が下部軸(83)に対して平行になるよう、個別に手動で回転させなければならない。また、インジケータ(801)によりそれぞれ表示される調節を記録する必要があり、それぞれの上部軸(85)の調節は煩雑で且つ時間がかかる作業となる。
本考案の主な目的は、上部軸を迅速且つ便利に調節できる圧延鍛造装置を提供することである。
本考案による圧延鍛造装置は、二つのフレームと、二つの移動ブラケットと、二つの調節組立体と、カップリングと、駆動装置と、上部ローラ組立体と、下部ローラ組立体と、を備える。
フレームは互いに平行に取り付けられ、各フレームは本体と静止ブラケットとを有する。本体は、内表面、底部、上部、チャンバ、ボルト取付部、および、カップリング取付部を有する。チャンバは、本体の内表面に画成され、他のフレームにおけるチャンバと対向する。ボルト取付部は、本体の上部に取り付けられる。カップリング取付部はボルト取付部に取り付けられる。静止ブラケットは、本体の底部付近で本体の内表面に取り付けられる。
移動ブラケットはフレームにそれぞれ摺動可能に取り付けられ、各移動ブラケットは本体とナットとを有する。本体は、対応するフレームのチャンバに摺動可能に取り付けられ、上部を有する。ナットは、本体の上部に取り付けられる。
調節組立体は、フレームにそれぞれ取り付けられ、各調節組立体は調節ボルトと駆動ロッドとを有する。調節ボルトは、対応するボルト取付部に回転可能に且つ貫通して長手軸方向に取り付けられ、対応する移動ブラケットのナットに取り付けられる下端部を有する。駆動ロッドは、対応するカップリング取付部に回転可能に且つ貫通して取り付けられ、長手軸方向の調節ボルトと係合し、内端部を有する。
カップリングは、駆動ロッドの内端部に接続される。
駆動装置は、カップリング取付部の1つに取り付けられ、カップリング取付部の駆動ロッドに接続される。
上部ローラ組立体は移動ブラケットに回転可能に取り付けられ、上部軸および上部ローラを有する。上部ローラは上部軸の周りに取り付けられる。上部軸は移動ブラケットに回転可能に取り付けられる。
下部ローラ組立体はフレームに回転可能に取り付けられ、下部軸および下部ローラを有する。下部ローラは下部軸の周りに取り付けられる。下部軸は静止ブラケットに回転可能に取り付けられる。
図1、図2、および、図3を参照して説明する。
本考案に係る圧延鍛造装置は、二つのフレーム(10)と、二つの移動ブラケット(20)と、二つの調節組立体(30)と、カップリング(40)と、駆動装置(50)と、上部ローラ組立体(60)と、下部ローラ組立体(70)とを備える。
本考案に係る圧延鍛造装置は、二つのフレーム(10)と、二つの移動ブラケット(20)と、二つの調節組立体(30)と、カップリング(40)と、駆動装置(50)と、上部ローラ組立体(60)と、下部ローラ組立体(70)とを備える。
フレーム(10)は互いに平行に取り付けられ、各フレーム(10)は本体(11)、静止ブラケット(12)、および二つの摺動レール(13)を含む。本体(11)は、内表面、上部、底部、チャンバ(101)、ボルト取付部(102)、および、カップリング取付部(103)を含む。
チャンバ(101)は、本体(11)の内表面に画成され、他のフレーム(10)におけるチャンバ(101)に対向し、二つの長手軸方向のエッジを有する。
ボルト取付部(102)は、本体(11)の上部に取り付けられ、ボルト取付チャンバ(1021)およびボルト取付孔(1022)を有し、円筒状である。ボルト取付チャンバ(1021)はボルト取付部(102)に画成される。ボルト取付孔(1022)はボルト取付部(102)を貫通して長手軸方向に画成され、対応するフレーム(10)のチャンバ(101)と連通する。
カップリング取付部(103)は、ボルト取付部(102)に取り付けられ、横方向取付チャンバ(1031)および横方向取付孔(1032)を含む。横方向取付チャンバ(1031)はカップリング取付部(103)に画成され、ボルト取付チャンバ(1021)と連通する。横方向取付孔(1032)はカップリング取付部(103)を貫通して画成され、他のカップリング取付部(103)における横方向取付孔(1032)と同心的に位置合わせされる。
静止ブラケット(12)は本体(11)の底部付近で本体(11)の内表面に取り付けられ、下部軸孔(121)を有する。下部軸孔(121)は静止ブラケット(12)を貫通して画成され、他の静止ブラケット(12)における下部軸孔(121)と位置合わせされる。
摺動レール(13)はチャンバ(101)の長手軸方向のエッジに隣接する本体(11)の内表面に長手軸方向に取り付けられる。移動ブラケット(20)はフレーム(10)のチャンバ(101)においてそれぞれ摺動可能に取り付けられ、各移動ブラケット(20)は本体(21)、二つのスライダ(22)、および、ナット(23)を有する。本体(21)は、対応する調節ホルダ(101)における受容チャンバ(101)に取り付けられ、上部、二つの長手軸方向の辺、二つの摺動部(211)、および、上部軸孔(212)を有する。摺動部(211)はそれぞれブラケット(20)の長手軸方向の辺に形成され、それぞれ対応するフレーム(10)の摺動レール(13)と対向する。上部軸孔(212)はブラケット(20)を貫通して画成され、他の移動ブラケット(20)における上部軸孔(212)と位置合わせされる。スライダ(22)は、摺動部(211)にそれぞれ取り付けられ、移動ブラケット(20)が摺動レール(13)に沿って上下に摺動するよう対応する摺動レール(13)とそれぞれ摺動可能に係合する。ナット(23)は、移動ブラケット(20)の上部にしっかりと取り付けられる。
調節組立体(30)は、フレーム(10)にそれぞれ取り付けられ、各調節組立体(30)は長手軸方向の調節ボルト(31)および駆動ロッド(32)を有する。調節ボルト(31)は対応するボルト取付部(102)のボルト取付孔(1022)に回転可能に且つ貫通して取り付けられ、下端部、外表面、および、多数の歯車(311)を有する。
調節ボルト(31)の下端部は、対応する移動ブラケット(20)のナット(23)に取り付けられる。歯車(311)は、長手軸方向の調節ボルト(31)の外表面の周りに形成される。
駆動ロッド(32)は、対応するカップリング取付部(103)の横方向取付孔(1032)中に回転可能に且つ貫通して取り付けられ、調節ボルト(31)に回転可能に接続され、内端部、外表面、および、多数の駆動歯(321)を有する。駆動歯(321)は、駆動ロッド(32)の外表面の周りに形成され、調節ボルト(31)上の歯車(311)と対応し係合する。
カップリング(40)は、駆動ロッド(32)の内端部に接続されることで駆動ロッド(32)を同期的に回転させる。実際に、カップリング(40)はキーとキーホールで駆動ロッド(32)に接続される。
駆動装置(50)は、カップリング取付部(103)の1つに取り付けられ、対応するカップリング取付部(103)における駆動ロッド(31)に接続されて駆動ロッド(31)を回転させ、サービングモータとして機能する。
上部ローラ組立体(60)は、移動ブラケット(20)に回転可能に取り付けられ、上部軸(61)および上部ローラ(62)を有する。上部軸(61)は、移動ブラケット(20)の上部軸孔(212)に回転可能に取り付けられる。上部ローラ(62)は、フレーム(10)間の上部軸(61)に固定して取り付けられる。
下部ローラ組立体(70)は、フレーム(10)に回転可能に取り付けられ、下部軸(63)および下部ローラ(64)を有する。下部軸(63)は、静止ブラケット(12)の下部軸孔(121)に回転可能に取り付けられる。下部ローラ(64)は、フレーム(10)間の下部軸(63)にしっかりと取り付けられる。
図4を更に参照して説明すると、上部軸(61)を調節して上部と下部ローラ(62、64)間の距離を変更する際には、駆動装置(50)が作動されて、同期的に回転するよう駆動ロッド(32)を駆動し、この回転を調節ボルト(31)に並進することで摺動レール(13)に沿って移動ブラケット(20)をそれぞれ上下に摺動させ、上部と下部ローラ(62,64)間の距離を変更する。移動ブラケット(20)は、駆動装置(50)によって同期的に上下に移動されるため、上部軸(61)は迅速且つ便利に調節される。
Claims (4)
- 圧延鍛造装置であって、
二つのフレーム(10)と、二つの移動ブラケット(20)と、二つの調節組立体(30)と、カップリング(40)と、駆動装置(50)と、上部ローラ組立体(60)と、下部ローラ組立体(70)と、を備え、
前記二つのフレーム(10)は互いに対して平行に取り付けられ、各フレーム(10)は、長手軸方向に延在し、内表面と、上部と、底部と、本体(11)の内表面に画成され、他方のフレーム(10)における前記チャンバ(101)と対向し、二つのエッジを有するチャンバー(101)と、本体(11)の上部に取り付けられるボルト取付部(102)と、ボルト取付部(102)に取り付けられるカップリング取付部(103)と、を有する本体(11)と、
本体(11)の底部付近で本体(11)の内表面に取り付けられる静止ブラケット(12)を有するフレーム(10)と、を有し、
前記二つの移動ブラケット(20)は、フレーム(10)の1つのチャンバ(101)に摺動可能に取り付けられ、上部と、二つの長手軸方向側面を有する本体(21)と、移動ブラケット(20)の上部にしっかりと取り付けられるナット(23)と、を有し、
前記フレーム(10)にそれぞれ取り付けられる前記二つの調節組立体(30)は、対応する前記ボルト取付部(102)の1つに回転可能且つ貫通して取り付けられ、外表面と、対応する移動ブラケット(20)のナット(23)に移動可能に取り付けられる下端部と、を有する調節ボルト(31)と、
対応するカップリング取付部(103)に回転可能且つ貫通して取り付けられ、調節ボルト(31)に回転可能に接続され、内端部および外表面を有する駆動ロッド(32)を備える調節組立体(30)と、を有し、
前記カップリング(40)は、駆動ロッド(32)の前記内端部に接続され、
前記駆動装置(50)はカップリング取付部(103)の1つに取り付けられ、駆動装置(50)が接続される前記カップリング取付部(103)における前記駆動ロッド(31)に接続され、
前記上部ローラ組立体(60)は移動ブラケット(20)に回転可能に取り付けられ、移動ブラケット(20)に取り付けられる上部軸(61)と、フレーム(10)間の上部軸(61)にしっかりと取り付けられる上部ローラ(62)と、を有し、
前記下部ローラ組立体(70)はフレーム(10)に回転可能に取り付けられ、静止ブラケット(12)に取り付けられる下部軸(71)と、フレーム(10)間の下部軸(71)にしっかりと取り付けられる下部ローラ(72)と、を有する、圧延鍛造装置。 - 各フレーム(10)は、チャンバ(101)のエッジに隣接する本体(11)の内表面に長手軸方向に取り付けられる二つの摺動レール(13)をさらに有し、
各移動ブラケット(20)の本体(21)は、前記本体(20)の前記長手側にそれぞれ形成され、かつ、対応するフレーム(10)の摺動レール(13)にそれぞれ対向する二つの摺動部(211)を更に有し、
各移動ベース(20)は、摺動部(211)にそれぞれ取り付けられ、対応する摺動レール(13)にそれぞれ係合される二つのスライダ(22)を更に有する、請求項1記載の圧延鍛造装置。 - 各調節ボルト(31)は、調節ボルト(31)の外表面の周りに形成される多数の歯車(311)を更に有し、
各駆動ロッド(32)は、対応する調節ボルト(31)上の前記歯車(311)に対応且つ係合して前記駆動ロッド(32)の前記外表面の周りに形成される多数の駆動歯(321)を更に有する、請求項2記載の圧延鍛造装置。 - 各移動ブラケット(20)の本体(21)は、本体(21)を貫通して画成され、他方の移動ブラケット(20)における上部軸孔(212)と位置合わせされる上部軸孔(212)を更に有し、
前記上部軸(61)は、前記移動ブラケット(20)の前記上部軸孔(212)に回転可能に取り付けられ、
各フレーム(10)の前記静止ブラケット(12)は、静止ブラケット(12)を貫通して画成され、かつ、他方の静止ブラケット(12)における下部軸孔(121)と位置合わせされる下部軸孔(121)を更に有し、
下部軸(71)は静止ブラケット(12)の前記下部軸孔(121)に回転可能に取り付けられる、請求項3記載の圧延鍛造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007005242U JP3135546U (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 圧延鍛造装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105234176A (zh) * | 2015-09-28 | 2016-01-13 | 浙江普特铝业有限公司 | 一种热轧设备 |
CN107790593A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-03-13 | 重庆邓氏厨具制造有限公司 | 一种锻打刀坯滚扎成型机 |
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- 2007-07-09 JP JP2007005242U patent/JP3135546U/ja not_active Expired - Fee Related
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