JP3135091U - 荷造り用ロープ - Google Patents
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Abstract
【課題】荷物をトラック等の荷台に載せてロープで固定する際に比較的小さな力で縛り締めることができ、荷造り作業の負担を軽減することができるような荷造り用ロープを提供する。
【解決手段】トラック等の荷台のフック間に掛け渡して荷台に荷物を縛り固定する荷造り用ロープであって、ロープと同心的でロープ長手方向に移動可能に少なくとも1個の滑車を嵌挿してなる荷造り用ロープ。
【選択図】図1
【解決手段】トラック等の荷台のフック間に掛け渡して荷台に荷物を縛り固定する荷造り用ロープであって、ロープと同心的でロープ長手方向に移動可能に少なくとも1個の滑車を嵌挿してなる荷造り用ロープ。
【選択図】図1
Description
本考案は、荷造り用ロープに関し、詳しくはトラック等の荷台に載せた荷物を縛り固定する際に使用し、荷物固定作業の負担を軽減する荷造り用ロープに関する。
従来、トラック等の荷台に荷物を固定するに当たっては、図6(A)(B)(C)に示すように、トラック荷台の対向側フック11にロープRのリング端12が係止され、対向側から荷物を越えて引き出された該ロープRの中間部に、ロープRを巻回して二重輪13を作り、二重輪13に続くロープRを折り曲げて第一輪14及び第一屈曲部15を形成すると共に、第一屈曲部15を二重輪13内に潜らせ、二重輪13を絞って結び目Kを形成する。次いで第一屈曲部15に続くロープRを屈曲させて形成した第二屈曲部16を第一輪14内に通した後、第二屈曲部16を第二フック17に係合する。そして第二屈曲部16に続くロープRを矢印方向に引き下げると結び目Kによって緩むことのない第二輪14が支持部となって第二屈曲部16近傍のロープRが絞られて対向側フック11と第二フック17間のロープRが緊張し荷物は荷台に堅固に固定される。
かかる従来のロープ緊締機構において、縛り締め力を増す為に、第二屈曲部に続くロープRが第二輪14内を摺動する際、緊締力の増大も作用してロープ同士の接触抵抗が大きくなり、縛り締めにかなりの大きな力が必要となる。また、トラック等の荷台の複数のフック間にロープを張り渡して固定するので一般に縛り締め力付加箇所もフック数に応じた数となって縛り締め作業の負担も大きなものとなり、作業者の労苦も大きい。
本考案はこうした事情に着目してなされたものであって、荷物をトラック等の荷台に載せてロープで固定する際に比較的小さな力で縛り締めることができ、荷造り作業の負担を軽減することができるような荷造り用ロープを提供することを目的とする。
しかして上記目的を達成した本考案の荷造り用ロープは、トラック等の荷台のフック間に掛け渡して荷台に荷物を縛り固定する荷造り用ロープであって、ロープと同心的でロープ長手方向に移動可能に少なくとも1個の滑車を嵌挿してなるところに要旨を有するものである。
本考案は上記の通り構成され、ロープにより荷台に荷物を緊締固定する際に、引き締めされるロープ同士の移動接触部で、滑車によってロープ接触抵抗が低減され、ロープ引き締めに要する力が格段に小さくなり、荷造り作業に要する負担を軽減することができる。
図1は、本考案に係る荷造り用ロープで、ロープRの両端にそれぞれ第1リング1、第2リング2を有し、ロープRの中間にロープRと同心的に滑車3を設け、滑車3はロープR長手方向に移動可能に形成されている。滑車3は薄肉円筒体の周縁部にV字型の凹溝4を有し、軸心部にロープRの外径より大きい内径の貫通孔5を設けてロープRの貫挿およびロープR上の移動を可能にしている。滑車3の凹溝4の深さDは、ロープRが凹溝4に嵌め込まれて溝から離脱しないように、ロープRの外径Lの1/3以上が好ましい。凹溝3の幅Wは、凹溝からロープRが外れないようにロープRの外径Lより大きいことが好ましく、ロープRの外径Lの1.5倍以上とすることが推奨される。
かかる実施例荷造り用ロープを用いて荷台に荷物を固定する場合を図2に示す。図6で示した従来例と同様にロープRを操作して第二輪を形成する際、第二輪14の位置まで滑車3を移動させて配置する。そしてフック17に係合して反転したロープRを滑車3を経由して下方へ引き出し、ロープRを矢印方向に引き下げることで滑車3を介してロープRが引き締まり荷物を荷台に堅固に固定することができる。このとき、滑車が滑らかに回転してロープRの移動抵抗を少なくするので引き締めに要する力は大幅に軽減される。
図1では、ロープRに1個の滑車3を嵌挿した例を示したが、トラックの荷台のフック数に合わせて2個以上設置することが望まれる。滑車3は予めロープRに設置したものでもよいが、所定位置への滑車の移動配置を省く為に、半割開閉式の滑車をロープRに嵌込み配置するものであってもよい。
図3,図4は、開閉式の滑車6でヒンジ7を中心にして矢印A方向に開閉できる構造になっており、一方の半割体6aに掛け止めフック8を有し他方の半割体6bに掛け止めフック8と係合する固定ピン9を設けている。使用に際してはロープRの必要位置に即ち前記第二輪14の位置に嵌め込むように開閉式滑車を取り付けることで、滑車によりロープR引き締め時のロープ移動抵抗を低減する機能を発揮する。この際、ロープ嵌め込み後の滑車を閉鎖する掛け止め機構については上記以外の公知係合手段を採用することができる。
その他、滑車にはロープR引き締め時に滑車からロープRが外れないように外れ止めを取り付けることができる。その形状は特に限定しないが、図5に示すように別体のC型外れ止め部材10を滑車に設けても良い。C型外れ止め部材10は形状復元力により嵌め込み位置で安定しロープRの離脱を防止する。また、滑車はロープR上での転倒を回避する為に肉厚Wを大きくすることが好ましい。
実施例は上記のように構成され、従来ロープ締め抵抗を最も大きくしていたロープ同士の摺動部分にローラを配したので引き締めに伴うロープ移動抵抗が格段に小さくなり、従来の約1/2以下の力でロープ緊締作業を実施することができる。
1 第一リング
2 第二リング
3 滑車
4 凹溝
5 貫通孔
R ロープ
2 第二リング
3 滑車
4 凹溝
5 貫通孔
R ロープ
Claims (1)
- トラック等の荷台のフック間に掛け渡して荷台に荷物を縛り固定する荷造り用ロープであって、ロープと同心的でロープ長手方向に移動可能に少なくとも1個の滑車を嵌挿してなることを特徴とする荷造り用ロープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007004214U JP3135091U (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | 荷造り用ロープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007004214U JP3135091U (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | 荷造り用ロープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3135091U true JP3135091U (ja) | 2007-09-06 |
Family
ID=43285627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007004214U Expired - Fee Related JP3135091U (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | 荷造り用ロープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135091U (ja) |
-
2007
- 2007-05-09 JP JP2007004214U patent/JP3135091U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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