JP3135064U - 可変式スーツ用ハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、ズボンハンガー部分をハンガー本体より前方に出すこと、または、分離を可能にすることにより、上着をハンガーに掛けた後でも、ズボンを架けることを容易にする。
【解決手段】 本考案は、ハンガー本体1とズボンハンガー2を分離し、ハンガー本体1のフック1aにズボンハンガー2を斜めに装着することにより、上着を架けた後でも容易にズボンを架けることが可能となる。また、ズボンハンガー2をフック1bに縦に装着することにより、幅をとらずに収納することも可能とした。
【選択図】 図2

Description

本考案は、ハンガー本体とズボンハンガーを分離し、ハンガー本体に2箇所のフック設け、一方のフックにズボンハンガー上部のフックを装着した場合、ズボンを架ける部分がハンガー本体より前方に出るようになり、他方のフックに装着した場合、垂直に下がるようにしたスーツ用ハンガーに関するものである。
スーツをハンガーに架ける場合、ズボンハンガー部分が上着ハンガー部分より内側にあるため、ズボンを架けた後に上着を掛ける必要がある。
スーツを脱ぐ場合、通常上着を先に脱ぎ、その後にズボンを脱ぐため、先に脱いだ上着を別の場所に置いておき、ズボンを架けた後に上着を架けている。つまり、人間がスーツを脱ぐ手順とハンガーに架ける手順が逆になっている。
本考案は、ハンガー本体とズボンハンガーを分離し、本体フック部分にズボンハンガーを装着するとき、ズボンを架ける部分が本体より前方に出るようにすること。または、別々に架けることが出来るようにすることにより、問題点を解決している。
上述のように、本考案では、ズボンハンガーのズボンを架ける部分がハンガー本体より前方に出ているため、上着をハンガーに架けた後でも、上着に触れずにズボンを架けることが可能となる。
また、スーツを着るときも、上着に触れずに先にズボンを取り外すことが出来るものである。
さらに、ズボンハンガーをハンガー本体から外せばズボンを架けるのが容易であり、その後本体フックに装着することも可能である。
さらに、使用しないとき及び長期間下げておくときは、縦に下げるフックの部分を使用することにより、幅を取らずに収納できるものである。
本体下側のフックに、ズボンハンガーを斜めに装着することにより、ズボンを架ける部分が、上着装着部分より前方に出るため、ズボンを架けることが容易となる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1は耐久性のプラスチック等適宜素材にて形成された本体、2は耐久性のプラスチック等適宜素材にて形成されたズボンハンガーである。
ズボンハンガーを本体フック1aに装着する実施例(図2)
ズボンハンガーフックの上部2aを本体フック1aの1a垂直部に架け、ズボンハンガーフック2b及び2c部分が本体フック爪ア及び爪ウに乗るように装着する。
この場合本体1aの突起部分がズボンハンガーフック上部の押さえとなり、奥へ外れるのを防ぐ役割をする。
本体1a垂直部分の幅が、ズボンハンガーフック部2aの幅より広いため、ズボンハンガーは本体に対して斜め(約30°から約45°)に装着されることになる。このとき、ハンガー本体の前後幅よりズボンハンガーの上下幅が長いことから、ズボンを掛ける部分がハンガー本体より前方へ出るため、スーツの上着をハンガー本体に架けた後でもズボンを架けることが容易に出来ることとなる。
ズボンハンガーを本体フック1bに縦に装着する例(図3)
ズボンハンガーフックの上部水平部2aを本体フック1bの水平部に乗せ、本体1aフック部下の爪ア及び爪イ、又は爪イ及び爪ウの間にズボンハンガーの首の部分2dを入れることにより、ズボンハンガーが縦に半固定される。
長期間収納するとき、または、使用しないときは本体フック1bに下げて使用する。
本考案のハンガー本体とズボンハンガーを分離した状態を示す図である。 本考案のハンガー本体とズボンハンガーを、1aの位置に装着した状態を示す図である。 本考案のハンガー本体とズボンハンガーを、1bの位置に装着した状態を示す図である。
符号の説明
1 ハンガー本体
2 ズボンハンガー
1a 本体フック1a
1b 本体フック1b
2a ズボンハンガーフック上部水平部
2b ズボンハンガー垂直部
2c ズボンハンガー垂直部
2d ズボンハンガー首部分

Claims (4)

  1. ハンガー本体とズボンハンガーを分離し、ハンガー本体に設けた2形状のフックにより、ズボンハンガー装着時に、ズボンハンガー部分が本体より前方に出る方式と縦に下げる方式とを選択出来るところを特徴とするスーツ用ハンガー。
  2. ズボンハンガーのフックの上部2aを本体フック1aの1a垂直部に掛け、ズボンハンガーフック2b及び2c部分が本体フック爪ア及び爪ウに乗るように装着することを特徴とする請求項1記載のスーツ用ハンガー。
  3. 本体1a垂直部分の幅がズボンハンガーのフック部2aの幅より広いため、ズボンハンガーは本体に対して斜め(約30°から約45°)に装着されることを特徴とする1又は2記載のスーツ用ハンガー。
  4. ズボンハンガーフックの上部水平部2aを本体フック1bの水平部に乗せ、本体1aフック部下の爪ア及び爪イ、又は爪イ及び爪ウの間にズボンハンガーの首の部分2dを入れることにより、ズボンハンガーが縦に半固定されることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載のスーツ用ハンガー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019544A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Niigata Kikai Kk 上着掛け付スラックスハンガー

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