JP3135038U - 運動補助器 - Google Patents

Abstract

【課題】二つの中空リングを接続し一体化させた形態を有し、二つのリングの中に通し穴をそれぞれ形成した軟質可塑性材料製の補助器により、ストレッチ運動を行う際に、手足を通し穴の箇所に通し、異なるストレッチ動作または筋肉を伸ばす動作を行い、極めて優れた補助効果を得る。
【解決手段】この補助器は、軟質可塑性材料で一体的に製造し、二つの中空リング１０、２０を接続して一体化させ、リング内に通し穴１１、２１をそれぞれ形成し、前記リングの形状は、円形にして８の字形の形態にすることも、四角またはその他の多角形体にすることもできる。
【選択図】図１

Description

本考案は、多種の運動項目の実行を補助する運動補助器に関する。

繁忙な産業化社会において、緊張した忙しい生活の中でストレスを解消すると同時に体を鍛える目的を達成するため、定期的に運動を行うことでストレスを発散し、体力をつける必要がある。
しかし、従来の運動方式の多くは屋外で行う運動形態であるため、場所と時間の制限を受け、大多数の人は定期的に運動を行うことができない。

そこで、業者は屋内に設置可能な多種のスポーツ器具を設計しており、各種のスポーツ器具により、屋内で比較的適切な運動を行い、ストレス解消と健康増進の目的を達成することができる。
しかし、現在見られる屋内スポーツ器具は、全体的にいずれも極めて大型で、かつ極めて高価である。このため屋内スポーツ器具を使用して健康増進とストレス開放の目的を達成するには、膨大な費用を費やさなければならず、適切な設置空間が必要であり、その結果、大多数の人の需要を満たすことができない。

このため業者は、ハンドグリッパー、ダンベル、縄跳びなどの小型のスポーツ器具をさらに設計している。使用者はこれらの器具を比較的少ない費用で購入することができ、かつ操作時に空間および時間の制限を比較的受けずに、随時運動を行う目的を達成することができる。
しかし、現在見られる小型スポーツ器具で、ストレッチ運動用に設計された補助的器材は極めて少なく、腰をひねる、筋肉を伸ばすなどの身体のストレッチを行う際に、補助するための適切な運動補助器は存在しない。

適切に設計された運動補助用の構造を提供するため、本考案者は「運動補助器」を設計し、本考案の設計により以下の目的を達成しようとするものである。

本考案の設計の主な目的は、二つの中空リングを接続し一体化させた形態を有し、二つのリングの中に通し穴をそれぞれ形成した軟質可塑性材料製の「運動補助器」を提供し、手足を通し穴の箇所に通して、異なるストレッチ動作または筋肉を伸ばす動作を行い、極めて優れた補助効果を得ることができるようにすることである。

本考案の設計の別の主な目的は、運動補助器内部の中央の箇所に弾性シートを埋め込むこともできる設計により、運動補助器に一定の弾力性をもたせ、より優れたストレッチ、筋肉を伸ばす効果を得ることができるようにすることである。

本考案の設計の別の二次的な目的は、運動補助器の縁の適切な箇所に粒状突起を設置することができる設計により、手足が運動補助器と接触した時に、マッサージの効果をも有するようにすることである。

上述のように、本考案の運動補助器の設計により多様化した運動補助構造を提供することができ、随時どこでも本考案の運動補助器を使用して身体をストレッチし、筋肉を伸ばす目的を達成することができる。
さらに本考案の運動補助器は、構造が簡単で、コストが低いため、極めて大衆的な運動補助器である。

本考案の「運動補助器」は、主に軟質可塑性材料で一体的に製造し、二つの中空リングを接続してなり、リング中央に通し穴を形成したものであり、前記特徴は、次のとおり複数の実施形態を有することができる。

図１に示すように、この補助器は、軟質可塑性材料で一体的に製造し、二つの中空リング（１０）（２０）を接続して一体化させ、リング（１０）（２０）内に通し穴（１１）（２１）をそれぞれ形成し、前記リング（１０）（２０）の形状は、図に示すように円形にして８の字形の形態にすることも、四角またはその他の多角形体にすることもできる。
リング（１０）（２０）の断面は、図に示すように円弧形状とすることも、四角またはその他の多角形体とすることもできる。

また、補助器の二つのリング（１０）（２０）の中央接続部（３０）内部に、図２に示すように弾性シート（３１）を埋め込むことができる。
この弾性シート（３１）は、図に示すように、Ｈ形状のシートに設計することも、両側にそれぞれ一つの長いシートに設計することもでき、二つのリング（１０）（２０）を同時に下に曲げる時に、補助器具に一定の弾力性をもたせることができる。

さらに、補助器は、リング（１０）（２０）の縁の適切な箇所に、粒状突起（４０）を形成することもでき、図３に示すように、粒状突起（４０）を設置する領域は、局部的に設置することも、縁全体に設置することもでき、手足が補助器と接触する時に、同時にマッサージの効果をもたせるようにすることができる。

前記の数種の形態は、いずれも本考案の実施形態であり、図１に示す基本形態の下で、内部に弾性シートを設置することも、縁に粒状突起を形成することも、内部に弾性シートを設置し同時に縁に粒状突起を形成することもできる。
さらに、前記の数種の実施形態は、いずれもその他のロープと組み合わせて運動補助の作用をもたせることができる。
以下に本考案の運動補助器の使用方法について説明する。

図４に示すように、手を一つの通し穴（１１）に通した後、補助器の下端からもう一つの通し穴（２１）の箇所に通し、手でリング（２０）の縁の箇所を握り、腕を下に曲げると、運動補助器が手に対し形成する固定の効果により、手を引っ張って伸ばす効果をもたらすことができる。
また、図５に示すように、両手で二つのリング（１０）（２０）の両側をそれぞれ握り、手を頭の後ろに置き、両手を外向きに引っ張って伸ばすことにより、ストレッチの効果を達成することができ、図６および図９に示すように、左右に揺り動かすことにより、腰をひねる、または身体を伸ばす目的を達成することができる。
また、図７および図８に示す使用方法は、ロープ（５０）を中央の接続部にかけ、足をそれぞれリング（１０）（２０）内に入れ、腹筋運動または上に引っ張って伸ばす動作を補助するものである。

このように、本考案の運動補助器の設計により、構造部品が極めて簡略化され、かつ製造コストが低く、大衆化させること可能な運動補助構造を提供することができる。

本考案の第一実施例の立体外観図である。 本考案の第二実施例の立体外観図である。 本考案の第三実施例の立体外観図である。 本考案の実施方式の平面図（１）である。 本考案の実施方式の平面図（２）である。 本考案の実施方式の平面図（３）である。 本考案の実施方式の平面図（４）である。 本考案の実施方式の平面図（５）である。 本考案の実施方式の平面図（６）である。

符号の説明

１０ リング
１１ 通し穴
１２ 通し穴
２０ リング
３０ 接続部
３１ 弾性シート
４０ 粒状突起
５０ ロープ

Claims (4)

1. 軟質可塑性材料の二つの中空リングにより一体的に接続されてなり、リングの中央に通し穴を形成し、二つのリングの間に接続部を形成した運動補助器。
2. 接続部内に弾性シートを埋め込んだことを特徴とする請求項１記載の運動補助器。
3. リングの縁に粒状突起を形成したことを特徴とする請求項１または２記載の運動補助器。
4. 接続部の箇所にロープを係着させたことを特徴とする請求項１、２または３記載の運動補助器。

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