JP3134944U - スリーブ軸受の防塵構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸管の内部にスリーブ軸受と防塵クッションを設置し、スリーブ軸受と防塵クッションの間に少なくとも一個のオイルリターン溝を形成させることにより、油汚れが溜まるのを防止し、回転による摩擦と騒音を減らし、さらにモーターの使用寿命を延ばす。
【解決手段】軸管11にスリーブ軸受12と防塵クッション13を収容する。スリーブ軸受の軸孔120にローターのシャフト31を穿設する。防塵クッションはスリーブ軸受の上方に設けられることにより、ダストがスリーブ軸受に集中するのを防止する。また、防塵クッションとスリーブ軸受の間には少なくとも一個のオイルリターン溝132が形成されることにより、スリーブ軸受のオイルが循環して流動するのを高めると共に、スリーブ軸受とシャフトとの間の潤滑度を維持する。
【選択図】図1
【解決手段】軸管11にスリーブ軸受12と防塵クッション13を収容する。スリーブ軸受の軸孔120にローターのシャフト31を穿設する。防塵クッションはスリーブ軸受の上方に設けられることにより、ダストがスリーブ軸受に集中するのを防止する。また、防塵クッションとスリーブ軸受の間には少なくとも一個のオイルリターン溝132が形成されることにより、スリーブ軸受のオイルが循環して流動するのを高めると共に、スリーブ軸受とシャフトとの間の潤滑度を維持する。
【選択図】図1
Description
本考案は、スリーブ軸受の防塵構造に関するもので、特に防塵クッションを利用してダストが潤滑油を有したスリーブ軸受に溜まるのを防止し、さらにスリーブ軸受のオイルが循環してリターンするのを確保することができる防塵構造に係るものである。
従来のモーターのスリーブ軸受の組立構造としては、図12を参照するように、モーターは軸座10、ステータ20およびローター30により構成され、軸座10に軸管11が結合され、軸管11には少なくとも一個のスリーブ軸受12を収容することができる。こにように、ローター30のシャフト31はスリーブ軸受の軸孔に穿設されることにより、ローター30は回転自在に軸座10に結合される。また、通常としてスリーブ軸受12に含まれた潤滑油(図示せず)はシャフト31の回転により順序よく軸孔120の内周壁、スリーブ軸受12の上面、スリーブ軸受12の上面の周縁に形成された傾斜面121からスリーブ軸受12と軸管11の間まで流動され、そして再びスリーブ軸受12の内部までリターンする。そのため、スリーブ軸受12のオイルは自ら循環し、そして軸孔120の表面を潤滑することにより、軸孔120とシャフト31との間の摩擦を減らし、さらにモーターの回転による騒音を低く抑え、モーターの使用寿命を延ばすことができるようにとしたものがある。
また、従来のモーターのスリーブ軸受の組立構造としては、モーターは軸座、ステータ、ローター、軸管と含油軸受が含まれるだけではなく、さらに含油軸受の上面にはコ字形のトップキャップが設けられ、そしてシャフトには上記コ字形トップキャップと含油軸受の間において位置決めリングが嵌設され、上記含油軸受の外周壁にさらに複数個のオイルリターン溝が設け、それにより、ローターが回転時において上記コ字形トップキャップと位置決めリングによりオイルが上記軸管から飛び散るのを防止することができるようにしたものがある(例えば、特許文献1、2を参照)。
米国特許番号第6,336,745号
米国特許番号第6,435,722号
上記のような従来のモーターのスリーブ軸受の組立構造においては、スリーブ軸受12によりモーターの部品の消耗を減らすことができるが、上記従来のモーターが実際に回転すると、スリーブ軸受12のオイルは軸管11から飛び散り易くなるだけではなく、空気中のダストも軸管11の内部に進入し易くなり、そして潤滑油を有したスリーブ軸受12に溜まるようになるため、上記ダストはオイルと混合して油汚れ90に形成される。上記油汚れ90がスリーブ軸受12の上面のオイルにより運ばれ、段々と傾斜面121の位置に溜まるように形成されるため、オイルがスムースに循環して再びスリーブ軸受12と軸管11の間に進入できなくなる。その結果、油汚れ90によりオイルの循環が阻止されることにより、軸孔120とシャフト31との間には潤滑油が少なくなるため、ローター30の回転速度も減らされ、そして回転による騒音と摩擦による熱が生じ、さらに最悪な場合としてシャフト31が回転できなくなり、モーターの使用寿命が短くなるという問題点があった。
また、上記のような従来のモーターのスリーブ軸受の組立構造においては、上記コ字形トップキャップ、位置決めリング、軸管と含油軸受による組立構造は複雑すぎるため、組立の作業については不利である。さらに、通常として上記コ字形トップキャップの下端縁は上記含油軸受の上面の周縁(凹欠部)に緊密に嵌合されることにより、オイルリターン溝を阻止してしまうため、オイルがスムースに上記含油軸受と軸管の間に進入することができなくなり、循環効率が低くなると共に、上記軸孔とシャフトとの間には潤滑油が少なくなる。その結果、上記同様に回転速度が減らされ、そして回転による騒音と摩擦による熱が生じ、さらに最悪な場合としてシャフトが回転できなくなり、モーターの使用寿命が短くなるという問題点があった。このように、上記のような従来のスリーブ軸受の防塵構造をさらに改良しなければならない。
本考案はこのような問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とするところは、軸管の内部にスリーブ軸受と防塵クッションを設置し、そして上記スリーブ軸受と防塵クッションの間に少なくとも一個のオイルリターン溝を形成させることにより、防塵クッションによりダストが上記スリーブ軸受に進入するのを防止することができると同時に、上記オイルリターン溝により上記スリーブ軸受の潤滑油がスムースに循環して流動するのを確保することができるため、油汚れが溜まるのを防止し、回転による摩擦を減らし、回転による騒音を低く抑え、さらに使用寿命を延ばすことができるスリーブ軸受の防塵構造を提供しようとするものである。
本考案の第一の目的は、軸管の内部にスリーブ軸受と防塵クッションを設置し、そして上記スリーブ軸受と防塵クッションの間に少なくとも一個のオイルリターン溝を形成させることにより、油汚れが溜まるのを防止し、回転による摩擦と騒音を減らし、さらにモーターの使用寿命を延ばすことができるスリーブ軸受の防塵構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案によるスリーブ軸受の防塵構造は、下記のようになるものである。すなわち、軸管、スリーブ軸受、防塵クッションおよび少なくとも一個のオイルリターン溝により構成される。上記軸管は中空の管状体からなる。上記スリーブ軸受は軸管の内部に収容され、スリーブ軸受にはオイルが含まれ、さらにスリーブ軸受にはローターのシャフトが貫穿するための軸孔が穿設される。上記防塵クッションは軸管に収容されると共に、スリーブ軸受の一端に設置され、防塵クッションにはシャフトが貫穿するための軸孔が穿設され、防塵クッションによりダストがスリーブ軸受に進入するのを防止することができる。防塵クッションは軸孔から上方へ延伸して内環状フランジが形成されることができる。上記少なくとも一個のオイルリターン溝は防塵クッションとスリーブ軸受の間に形成され、スリーブ軸受のオイルを循環して流動させることにより、スリーブ軸受の軸孔を潤滑することができるように形成される。
本考案によるスリーブ軸受の防塵構造は、オイルリターン溝は輻射状にして防塵クッションの底面に凹むように設けられることもできる。また、防塵クッションには底面に形成された軸孔の端縁からオイル案内ゾーンが凹むように設けられることもできる。また、スリーブ軸受の上面には他にオイルリターン溝が形成されることもできる。また、スリーブ軸受に他に形成されたオイルリターン溝はスリーブ軸受の外周壁と底面まで延伸するように形成されることもできる。また、防塵クッションはしまりばめの方式により軸管に結合され、防塵クッションとスリーブ軸受の間には一定の隙間を保持することにより、オイルリターン空間が形成されることもできる。また、防塵クッションは一体成形になるように軸管の内部に結合され、防塵クッションとスリーブ軸受の間には一定の隙間を保持することにより、オイルリターン空間が形成されることもできる。
本考案のスリーブ軸受の防塵構造によれば、軸管の内部にスリーブ軸受と防塵クッションを設置し、そして上記スリーブ軸受と防塵クッションの間に少なくとも一個のオイルリターン溝を形成させることにより、油汚れが溜まるのを防止し、回転による摩擦と騒音を減らし、さらにモーターの使用寿命を延ばすことができるという利点がある。
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1は本考案の実施例1のスリーブ軸受の防塵構造による分解斜視図で、図2は本考案の実施例1のスリーブ軸受の防塵構造による組み立てられた状態の断面図で、図3は図2の局部拡大図で、図4は本考案の実施例2の防塵クッションによる斜視図で、図5は本考案の実施例2のスリーブ軸受の防塵構造による組み立てられた状態の局部拡大図で、図6は本考案の実施例3の防塵クッションの反面による斜視図で、図7は本考案の実施例3のスリーブ軸受の防塵構造による組み立てられた状態の局部拡大図で、図8は本考案の実施例4のスリーブ軸受の防塵構造による分解斜視図で、図9は本考案の実施例4のスリーブ軸受の防塵構造による組み立てられた状態の断面図で、図10は本考案の実施例5のスリーブ軸受の防塵構造による組み立てられた状態の断面図で、図11は本考案の実施例6のスリーブ軸受の防塵構造による組み立てられた状態の断面図である。
本考案のスリーブ軸受の防塵構造の一部分の部材は図12に示す従来のモーターのスリーブ軸受の組立構造とは同じであるため、両者の同じ部分の部材は同じ符号を採用して標示されているため、その構造および功能については再び詳細に説明しない。
図1、2を参照すると、本考案の実施例1のスリーブ軸受の防塵構造には軸管11、スリーブ軸受12および防塵クッション13が含まれる。軸管11は中空の管状体からなりると共に、軸座10に固定されることができ、そして環状フランジ111によりステータ20を位置決めして係止することができる。スリーブ軸受12はオイルを含むことができる各種の含油軸受から選ぶことができ、例えば粉末冶金により製成される銅軸受であり、または焼結により製成される陶磁軸受などである。スリーブ軸受12は軸管11の内部に収容され、スリーブ軸受12にはローター30のシャフト31が貫穿するための軸孔120が穿設される。スリーブ軸受12の上面の周縁には通常として傾斜面121が形成される。
防塵クッション13はプラスチックまたは金属材質により製成され、防塵クッション13には軸孔131と少なくとも一個のオイルリターン溝132が設けられる。シャフト31は軸孔131を貫穿することができる。オイルリターン溝132はは輻射状にして防塵クッション13の底面に凹むように設けられる。また、軸管11の底部には他にキャップ14と係止リング15が設けられ、キャップ14はコ字形に形成されてシャフト31に当接することができると共に、潤滑油を収容することができる。係止リング15によりシャフト31がスリーブ軸受12から離脱するのを防止することができる。
図2、3を参照すると、軸座10、軸管11、スリーブ軸受12、防塵クッション13、キャップ14、係止リング15、ステータ20およびローター30により共同でモーターを組み立てた時、防塵クッション13は軸管11の内部に位置決めされると共に、防塵クッション13の底面はスリーブ軸受12の上面と接触するように形成される。ローター30が回転した時、防塵クッション13によりスリーブ軸受12のオイルが軸管11から飛び散るのを防止することができる。また、ダスト91が軸管11に進入した時、防塵クッション13によりダスト91がスリーブ軸受12に接触するのを避けることができ、そしてダスト91を防塵クッション13の上面に溜めることができる。
さらに、防塵クッション13の底面にはオイルリターン溝132が設けられるため、オイルがスリーブ軸受12の軸孔120を経て溢れ出した時、オイルリターン溝132により上記オイルはスリーブ軸受12の上面と周縁の傾斜面121をスムースに通過し、そしてスリーブ軸受12と軸管11の外周壁の隙間に進入するため、上記オイルは循環して流動するように形成される。このように、循環するオイルにより軸孔120の潤滑度を保持することができるため、軸孔120とシャフト31との間が過度の摩擦により回転による騒音が生じるのを避けることができ、さらにローター30の精確な回転速度を維持することができると共に、モーターの使用寿命を確保することができる。
図4、5を参照すると、本考案の実施例2のスリーブ軸受の防塵構造が掲示される。実施例1と比較して、実施例2の防塵クッション13は軸孔131から上方へ延伸して内環状フランジ133が形成される。内環状フランジ133によりダスト91が防塵クッション13の軸孔131を経て進入するのを阻止しかつ減らすことができ、さらにダスト91が多量に累積し過ぎると、内環状フランジ133によりダスト91が軸孔131に進入するのを阻止することができる。また、内環状フランジ133によりスリーブ軸受12の潤滑油が軸孔131を経て飛び出るのを避けることができる。
図6、7を参照すると、本考案の実施例3のスリーブ軸受の防塵構造が掲示される。実施例1のオイルリターン溝132の入口が比較的小さく形成されることにより、潤滑油が流入するのに不利になるため、実施例3において防塵クッション13にはさらに底面に形成された軸孔131の端縁からオイル案内ゾーン134が凹むように設けられる。このように、シャフト31が回転した時、スリーブ軸受12の軸孔120から溢れ出したオイルは先にオイル案内ゾーン134に流入されるため、オイルはさらにオイルリターン溝132にスムースに流入し易くなる。
図8、9を参照すると、本考案の実施例4のスリーブ軸受の防塵構造が掲示される。実施例1と比較して、実施例4のスリーブ軸受の防塵構造にも同様に軸管11、スリーブ軸受12および防塵クッション13が含まれる。防塵クッション13のオイルリターン溝132の他に、さらにスリーブ軸受12にも少なくとも一個のオイルリターン溝122が形成される。オイルリターン溝122は少なくともスリーブ軸受12の上面に形成され、好ましくはスリーブ軸受12の外周壁と底面まで延伸するように形成される。このように、防塵クッション13がスリーブ軸受12の上面に組み立てられた時、防塵クッション13によりダスト91が進入するのを防止することができ、さらにスリーブ軸受12のオイルリターン溝122により潤滑油を循環して流動させることができる。
図10を参照すると、本考案の実施例5のスリーブ軸受の防塵構造が掲示される。実施例1と比較して、実施例5のスリーブ軸受12には軸孔120だけが設けられる。防塵クッション13のオイルリターン溝132の他に、防塵クッション13は例えばしまりばめの方式または一体成形の方式により適当に軸管11の内部に結合されることにより、防塵クッション13とスリーブ軸受12の間には適当な隙間を保持することができるため、オイルリターン空間16が形成される。このように、防塵クッション13により同様にダスト91が進入するのを防止することができ、さらにスリーブ軸受12と防塵クッション13の間に形成されたオイルリターン空間16により同様に潤滑油を循環して流動させることができる。
図11を参照すると、本考案の実施例6のスリーブ軸受の防塵構造が掲示される。実施例1と比較して、実施例6において防塵クッション13にはさらに環状壁135と外環状フランジ136が設けられる。環状壁135は防塵クッション13の端縁から上へ向かって延伸するように形成され、さらに外環状フランジ136は環状壁135の上端から半径方向へ向かって延伸するように形成される。このように、組立時において環状壁135と外環状フランジ136により防塵クッション13を迅速に軸管11の環状フランジ111に位置決めして結合することができ、さらに防塵クッション13とスリーブ軸受12の間には直接一定の距離を保持することができることにより、オイルリターン空間16(オイルリターン溝)を形成するのに役立つことができるため、組立作業を簡単にすることができると共に、オイルリターン空間16を迅速に形成することができる。
上述の如く、図12に示す従来のモーターのスリーブ軸受の組立構造によれば、油汚れ90が生じ易いため、油汚れ90により潤滑油が循環して回流するのを阻止してしまうだけではなく、オイルが飛び散って溢れ出してしまうという問題点があったが、図1に示す本考案のスリーブ軸受の防塵構造によれば、防塵クッション13の設置により、さらに防塵クッション13とスリーブ軸受12との間に形成された各種のオイルリターン溝132、122またはオイルリターン空間16により、油汚れが溜まるのを確実に防止することができると共に、回転による摩擦を減らし、回転による騒音を低く抑え、さらに使用寿命を延ばすことができる。
本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
10 軸座 11 軸管
111 環状フランジ 12 スリーブ軸受
120 軸孔 121 傾斜面
122 オイルリターン溝 13 防塵クッション
131 軸孔 132 オイルリターン溝
133 内環状フランジ 134 オイル案内ゾーン
135 環状壁 136 外環状フランジ
14 キャップ 15 係止リング
16 オイルリターン空間 20 ステータ
30 ローター 31 シャフト
90 油汚れ 91 ダスト
111 環状フランジ 12 スリーブ軸受
120 軸孔 121 傾斜面
122 オイルリターン溝 13 防塵クッション
131 軸孔 132 オイルリターン溝
133 内環状フランジ 134 オイル案内ゾーン
135 環状壁 136 外環状フランジ
14 キャップ 15 係止リング
16 オイルリターン空間 20 ステータ
30 ローター 31 シャフト
90 油汚れ 91 ダスト
Claims (7)
- 軸管(11)、スリーブ軸受(12)、防塵クッション(13)および少なくとも一個のオイルリターン溝(132)により構成されるスリーブ軸受の防塵構造であって、上記軸管(11)は中空の管状体からなり、上記スリーブ軸受(12)は軸管(11)の内部に収容され、スリーブ軸受(12)にはオイルが含まれ、さらにスリーブ軸受(12)にはローター(30)のシャフト(31)が貫穿するための軸孔(120)が穿設され、上記防塵クッション(13)は軸管(11)に収容されると共に、スリーブ軸受(12)の一端に設置され、防塵クッション(13)にはシャフト(31)が貫穿するための軸孔(131)が穿設され、防塵クッション(13)によりダスト(91)がスリーブ軸受(12)に進入するのを防止することができ、さらに防塵クッション(13)は軸孔(131)から上方へ延伸して内環状フランジ(133)が形成され、上記少なくとも一個のオイルリターン溝(132)は防塵クッション(13)とスリーブ軸受(12)との間に形成され、スリーブ軸受(12)のオイルを循環して流動させることにより、スリーブ軸受(12)の軸孔(120)を潤滑することができるように形成されることを特徴とするスリーブ軸受の防塵構造。
- オイルリターン溝(132)は輻射状にして防塵クッション(13)の底面に凹むように設けられることを特徴とする請求項1記載のスリーブ軸受の防塵構造。
- 防塵クッション(13)には底面に形成された軸孔(131)の端縁からオイル案内ゾーン(134)が凹むように設けられることを特徴とする請求項1記載のスリーブ軸受の防塵構造。
- スリーブ軸受(12)の上面には他にオイルリターン溝(122)が形成されることを特徴とする請求項1記載のスリーブ軸受の防塵構造。
- スリーブ軸受(12)に他に形成されたオイルリターン溝(122)はスリーブ軸受(12)の外周壁と底面まで延伸するように形成されることを特徴とする請求項1記載のスリーブ軸受の防塵構造。
- 防塵クッション(13)はしまりばめの方式により軸管(11)に結合され、防塵クッション(13)とスリーブ軸受(12)の間には一定の隙間を保持することにより、オイルリターン空間(16)が形成されることを特徴とする請求項1記載のスリーブ軸受の防塵構造。
- 防塵クッション(13)は一体成形になるように軸管(11)の内部に結合され、防塵クッション(13)とスリーブ軸受(12)の間には一定の隙間を保持することにより、オイルリターン空間(16)が形成されることを特徴とする請求項1記載のスリーブ軸受の防塵構造。
Priority Applications (1)
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JP2007004554U JP3134944U (ja) | 2007-06-15 | 2007-06-15 | スリーブ軸受の防塵構造 |
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JP2003417062A Continuation JP2005172207A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-15 | スリーブ軸受の防塵構造 |
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