JP3134244U - 傘のオープン制御構造 - Google Patents

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順龍 陳
敏雄 陳
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廈門明和實業有限公司
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Abstract

【課題】中棒の寿命を延長し、下ロクロに確実な定位を与え、傘を開くのが簡単で便利な傘のオープン制御構造。
【解決手段】中棒の下部に上下二つの定位孔を設け、一弾性装置に設けた上突出体と下突出体は、内側から外側にこれらの定位孔内に延伸する。一ボタンは、握柄上に可動状態にあり、弾性装置の下突出体の位置に対応し、上突出体は握柄上部に延伸する。下ロクロ下端の内側に向かう箇所に上突出体を引き掛ける突出台を設ける。中棒上に開孔し、弾性突出体を下ロクロの突出台に嵌合して下ロクロ位置を限定する。よって中棒の破壊面積が小さくなり、中棒の強度を保証する。弾性弓片が外側に露出して人体損傷を防ぎ、同時にボタンで弾性装置を押出して突出体を内側に収縮させると、下ロクロの位置限定が解除され、傘を開く動作が手軽で便利になる。ボタンは握柄上に設けられ、ボタン位置が手で持つ部分に更に近づき、操作が便利で人体工学設計に符合する。
【選択図】図4

Description

本考案は、傘に関するものであり、特に傘のオープン制御構造を提供するものである。
傘は、雨や風を遮る機能を持ち、我々の日常生活に不可欠な道具である。現在の傘は、構造に基づくと折り畳み傘と長傘に分けられ、機能に基づくと、自動傘と手動傘に分けられる。自動傘は、一つの手で開く操作ができる機能を持っている故、使用上の便利性がある。伝統的な長傘の自動傘は主に、傘の下ロクロと中ロクロの間に、一つのオープンバネを設けたものであり、傘を開く時には、下ロクロの位置限定を解除し、オープンバネの位置回復作用によって、下ロクロと中ロクロが中棒に沿って上方向に移動するのと同時に、傘面が開かれて、自動傘オープン機能が実現されている。図1、2に示すとおり、この位置限定構造は、中棒A’の下部に長形溝A1’を開設したものであり、一つの弾性弓片2’をこの長形溝A1’に内設する。この弾性弓片2’の上部にはハジキ21’を、下部にはプッシュ部22’が形成されている。対応する下ロクロB’の下部には一つのハジキ孔B1’が形成されている。傘を閉じる為に、下ロクロB’を中棒A’の下部まで下げる場合は、弾性弓片2’のハジキ21’を下ロクロB’のハジキ孔B1’上に嵌合して、それに位置限定固定させている。また、傘を開く場合は、弾性弓片2’のプッシュ部22’を押すのと同時に弾性弓片2’が中棒A’内側に収縮され、ハジキ21’が下ロクロB’に位置限定されている作用が解除されて、傘は自動的に開かれる。
上述構造の位置限定構造を詳細に観察すると、この中棒A’が一つの長形溝A1’を必要としていることがわかる。よって、開設位置が大きければ、自然に中棒A’の強度を損なうものとなり、中棒A’の使用寿命に影響する。また、弾性弓片2’は握把に近い箇所にあり、外側に露出している為、弾性弓片2’の突出もしくは端が人体を傷つけることも発生し易い。図3に示すとおり、弧形の弾性弓片2’の形状は、長期的に使用すると、疲労による折れが生じやすく、これもまた傘のオープン機能の寿命に影響することとなる。
本考案の目的は、中棒の使用寿命を延長し、同時に下ロクロに確実な定位を与え、傘を開くのが簡単で便利な傘のオープン制御構造を提供する。
上述目的を実現する為、本考案の解決方法は、傘のオープン制御構造を提供することにあり、その内、中棒の下部に上下二つの定位孔を設け、一つの弾性装置に設けた上下二つの突出体は、内側から外側にこの定位孔内に延伸している。一つのボタンは、握柄上に可動状態で設置しており、並びに、弾性装置の下突出体の位置に対応しており、上突出体は、握柄上部に延伸する。また、下ロクロ下端の内側に向かう箇所には上突出体を引き掛けることができる突出台を設ける。
前述の弾性装置は一つの長方形板体であり、その前面には上下二つの突出体を、背面にはバネの端を支持しており、バネのもう一端は中棒内側面上に接触して圧している。前述の長方形板体前部の上突出体は、長方形板体の上端に近い箇所にあり、下突出体は、長方形板体の中央にある。また、長方形板体の背部には上下二つのバネ引掛体を突設し、下バネ引掛体は長方形板体の下端に近い箇所に、上バネ引掛体は二つの突出体の中間位置にあり、二つのバネ引掛体はそれぞれバネを引き掛けて支持しており、バネの下端は中棒内側面上に接触して圧している。前述の上突出体は弧形の円突出体である。前述の下突出体の表面は平面である。前述の下ロクロ下端の突出台には斜導面を内設する。前述のボタン前部はプッシュ部であり、後部には一つの開口形嵌合部を形成、開口形嵌合部は中棒上を挟みこんでいる。前述の握柄上には装着孔を設け、ボタンは装着孔内に嵌設し、装着孔の底部には一つの嵌合孔を形成する。
上述した方法を採用した後、本考案は、公知の長傘の弾性弓片の定位方式を改善し、中棒上に開孔し、並びに弾性突出体を下ロクロの突出台に嵌合し位置限定をするものであり、中棒の破壊面積が小さい故、中棒の強度を効果的に保証し、且つ、弾性弓片が外側に露出することにより人体を傷つけるのを防止、同時に、ボタンを使って弾性装置を押し出して突出体を内側に収縮させると、下ロクロでの位置限定が解除され、傘を開く動作を手軽に便利に行えるものである。また、該ボタンは握柄上に設置されており、伝統的な長傘の傘オープンボタンについて言えば、ボタン位置は手の持つ部分に更に近づき、操作が更に便利になり、更に人体工学設計に符合するものである。また、該弾性装置は長方形板形設計であり、公知の弧形弓片であったような折れが発生せず、機能を持った傘の寿命を更に延長できることを特徴とする。
図4から図7に示したとおり、本考案の傘のオープン制御構造は主に、中棒A、下ロクロB、ボタンC、及び弾性装置Dを含む。
本考案のキーポイントは、中棒Aの下部に設けた上定位孔A1、下定位孔A2にある。
下ロクロB上部には、各傘の骨を連結し、同時にオープンバネB1を連結し、また、下ロクロBの下端面の内側方向には突出台B2を形成、突出台B2内側は斜導面B21である。
ボタンCは、握柄E上に可動状態で設置し、ボタンC前部はプッシュ部C1、後部には一つの開口形嵌合部C2を形成、開口形嵌合部C2は中棒A上を挟み込んでおり、握柄E上のプッシュ部C1に対応する箇所に装着孔E1を設け、装着孔E1の底部には、開口形嵌合部C2の幅に対応する一つの嵌合孔E2を形成する。
弾性装置Dは、一つの長方形板体2であり、その前面には上突出体21と下突出体22を設け、長方形板体2の背部には上バネ引掛体23と下バネ引掛体24を突設、上突出体21は下ロクロBに嵌合する為に、弧形円突出体とし、また、上突出体21は、長方形板体2の上端に近い箇所に設け、下突出体22は、長方形板体2の中央に位置し、下突出体22表面は傘を開く時に押すボタンCの為に、平面にしてある。下バネ引掛体24は、長方形板体2の下端に近い箇所に設け、上バネ引掛体23は二つの上突出体21、下突出体22の間に位置させ、二つの上バネ引掛体23、下バネ引掛体24はそれぞれバネ3を引き掛けて支持し、バネ3の下端は中棒A内側面上に接触して圧している。
図面を参照すると、組み立て時、まず、弾性装置Dにバネ3を引き掛け支持させた後、中棒Aの下端から中棒A中心方向に延伸させ、並びに上突出体21、下突出体22をそれぞれ中棒Aの上定位孔A1、下定位孔A2内から延伸させて、該弾性装置Dの長方形板体2前面を中棒Aの内側面上に接触し圧するようにし、同時に、バネ3もまた中棒Aの内側面上に接触し圧するようにする。更に握柄Eを中棒Aの下部から上方向の中棒A上に嵌合するのと同時に、弾性装置Dの下突出体22は装着孔E1箇所に延伸、この時、上突出体21は握柄Eの上部に突出する。最後にボタンCを握柄Eの装着孔E1から圧し入れ、ボタンCの両側の開口形嵌合部C2は中棒Aを挟み込むのと同時に、開口形嵌合部C2は嵌合孔E2中に位置され、組立てが完成する。
動作時、図7に示したとおり、下ロクロBは中棒A下部に移動、その下端の斜導面B21によって上突出体21は下ロクロB中空に押し入れられ、並びに、内側面に沿って突出台B2箇所に移動、バネ3の回復作用によって、上突出体21は下ロクロBの中空に延伸され、並びに、突出台B2に引っ掛かかると、下ロクロB上に位置限定されて傘の閉じた状態となる。それとは逆に、傘を開く時は、ボタンCのプッシュ部C1を軽く押すと、プッシュ部C1が下突出体22をプッシュ、下突出体22が中棒Aの内側方向に移動すると弾性装置D全体もまた、中棒Aの中空方向に移動、バネ3は圧縮エネルギー蓄積状態となり、これと同時に、上突出体21もまた中棒A内側中空に収縮し、下ロクロBの突出台B2の位置限定関係を離脱する。下突出体22は、弾性装置Dの中央位置にある故、弾性装置Dが力を受けている場合、バランスを保持し位置移動させることなく、下ロクロBは、オープンバネB1の作用によって傘面を開き、自動傘オープン動作を終了させる。
本考案は、中棒A上に開孔、並びに長方形板体2の上突出体21を下ロクロBの突出台B2に嵌合し、下ロクロBを位置限定させることにより、中棒Aの破壊面積が小さくなり、中棒Aの強度を効果的に保証するものである。また、弾性弓片が外側に露出し人体に損傷を与えるのを防ぎ、同時にボタンCにより弾性装置Dを押して、下ロクロBの位置限定を解除する故、傘オープン動作が更に気軽に便利になる。また、該ボタンCは握柄E上に設置しており、公知の長傘の傘オープンボタンと比較すると、ボタン位置は更に手の握り箇所に近くなり、操作を更に便利にし、更に人体工学設計に符合するものとなる。該弾性装置Dは長方形板体設計であり、公知の弧形弓片と比べると折れにくく、機能を備えた傘の使用寿命を更に延長させるものである。
公知品の見取図である。 公知品の傘を閉じた場合の見取図である。 公知品の弾性弓片の見取図である。 本考案の組立て断面図である(傘を閉じていない状態)。 本考案の弾性装置の立体見取図である。 図4の横方向断面図である。 本考案の組立て断面図である(傘を閉じた状態)。
符号の説明
A’ 中棒
A1’ 長形溝
2’ 弾性弓片
21’ ハジキ
22’ プッシュ部
B’ 下ロクロ
B1’ ハジキ孔
A 中棒
A1 上定位孔
A2 下定位孔
B 下ロクロ
B1 オープンバネ
B2 突出台
B21 斜導面
C ボタン
C1 プッシュ部
C2 開口形嵌合部
D 弾性装置
E 握柄
E1 装着孔
E2 嵌合孔
2 長方形板体
21 上突出体21
22 下突出体22
23 上バネ引掛体
24 下バネ引掛体
3 バネ

Claims (8)

  1. 傘のオープン制御構造において、それは、
    中棒の下部に上下二つの定位孔を設け、一つの弾性装置に設けた上下二つの突出体は、内側から外側にそれぞれ、これらの定位孔内に延伸しており、
    一つのボタンは、握柄上に可動状態で設置しており、並びに、弾性装置の下突出体の位置に対応し、上突出体は、握柄上部に延伸するものであり、
    下ロクロ下端の内側に向かっている箇所には、上突出体を引き掛ける為の突出台を設けることを特徴とする傘のオープン制御構造。
  2. 前記の弾性装置は一つの長方形板体であり、その前面には上下二つの突出体を設け、背面はバネを圧しており、バネのもう一端は中棒内側面上に接触し圧していることを特徴とする請求項1記載の傘のオープン制御構造。
  3. 前記の長方形板体前部の上突出体は、長方形板体の上端に近い箇所にあり、下突出体は長方形板体の中央にあり、また、長方形板体の背面には上下二つのバネ引掛体を突設し、下バネ引掛体は長方形板体の下端に近い箇所に、上バネ引掛体は二つの突出体の中間位置にあり、二つのバネ引掛体はそれぞれ、バネを引き掛けて支持しており、バネの下端は中棒内側面上に接触し圧していることを特徴とする請求項2記載の傘のオープン制御構造。
  4. 前記の上突出体は弧形円突出体であることを特徴とする請求項1、2または3記載の傘のオープン制御構造。
  5. 前記の下突出体の表面は平面であることを特徴とする請求項1、2または3記載の傘のオープン制御構造。
  6. 前記の下ロクロ下端の突出台には斜導面を内設することを特徴とする請求項1記載の傘のオープン制御構造。
  7. 前記のボタン前部はプッシュ部であり、後部には一つの開口形嵌合部を形成、開口形嵌合部は中棒上を挟み込んでいることを特徴とする請求項1記載の傘のオープン制御構造。
  8. 前記の握柄上には装着孔を設け、ボタンは装着孔内に嵌設し、装着孔の底部には一つの嵌合孔を形成することを特徴とする請求項1または7記載の傘のオープン制御構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200465544Y1 (ko) 2012-11-27 2013-02-25 연안알루미늄 주식회사 레저용 다단식 스틱
KR20180008254A (ko) * 2016-07-14 2018-01-24 (주)성창에프앤지 자동 펼침 기능을 구비한 거꾸로 접히는 우산

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