JP3133840B2 - 軟質発泡体混入フェルトの製造方法 - Google Patents
軟質発泡体混入フェルトの製造方法Info
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟質発泡体混入フェル
トの製造方法に関する。
トの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフェルトとして、繊維にフェノー
ル樹脂等の結着用樹脂を混合して絡み合わせたレジンフ
ェルト等がある。
ル樹脂等の結着用樹脂を混合して絡み合わせたレジンフ
ェルト等がある。
【0003】しかし、フェルトの用途によっては、より
反発弾性の高いものが要求されることがあり、従来のレ
ジンフェルトではその要求を満たすことができなかっ
た。
反発弾性の高いものが要求されることがあり、従来のレ
ジンフェルトではその要求を満たすことができなかっ
た。
【0004】また、布材は所定形状に裁断されて、各種
のカバー材、あるいはカーペット等とされることが多い
が、その際に多量の端材が発生するため、有効な再利用
が求められていた。
のカバー材、あるいはカーペット等とされることが多い
が、その際に多量の端材が発生するため、有効な再利用
が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、反発
弾性に優れるのみならず、モケット等のような毛足の短
い布材、および布とウレタンフォーム等の複合材の再利
用にも通じるフェルトの製造方法を提供するものであ
る。
弾性に優れるのみならず、モケット等のような毛足の短
い布材、および布とウレタンフォーム等の複合材の再利
用にも通じるフェルトの製造方法を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、布材
の少なくとも一部が接着または溶着により厚み10mm
以下の軟質発泡体と積層一体化した積層品を反毛機にか
け、反毛繊維85〜99重量%、軟質発泡体細片15〜
1重量%からなる反毛品を得る反毛工程と、前記反毛品
を絡ませてフリースを形成するフリース形成工程と、前
記フリースに澱粉糊を含浸させる澱粉糊含浸工程と、前
記澱粉糊含浸フリースに40〜60℃の温風を吹き付け
て澱粉糊を乾燥させながら押圧することにより、マット
状の軟質発泡体混入フェルトを形成する乾燥押圧工程と
よりなることを特徴とする軟質発泡体混入フェルトの製
造方法に係る。
の少なくとも一部が接着または溶着により厚み10mm
以下の軟質発泡体と積層一体化した積層品を反毛機にか
け、反毛繊維85〜99重量%、軟質発泡体細片15〜
1重量%からなる反毛品を得る反毛工程と、前記反毛品
を絡ませてフリースを形成するフリース形成工程と、前
記フリースに澱粉糊を含浸させる澱粉糊含浸工程と、前
記澱粉糊含浸フリースに40〜60℃の温風を吹き付け
て澱粉糊を乾燥させながら押圧することにより、マット
状の軟質発泡体混入フェルトを形成する乾燥押圧工程と
よりなることを特徴とする軟質発泡体混入フェルトの製
造方法に係る。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の反毛
工程において、積層品の布材がモケットからなり、該積
層品の布材よりも繊維長の長い布材を積層品と共に反毛
機にかけることを特徴とする。さらに、請求項3の発明
は、請求項2における繊維長の長い布材が平織布材であ
ることを特徴とする。
工程において、積層品の布材がモケットからなり、該積
層品の布材よりも繊維長の長い布材を積層品と共に反毛
機にかけることを特徴とする。さらに、請求項3の発明
は、請求項2における繊維長の長い布材が平織布材であ
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の製造方法により得たフェルトは、反毛
繊維85〜99重量%に対して軟質発泡体細片15〜1
重量%が混入しているため、その軟質発泡体の弾性作用
によって、繊維のみからなる従来のレジンフェルトより
も反発弾性に優れたものになる。しかも反毛繊維、すな
わち布材を反毛機により解繊して繊維状に還元した回収
繊維を使用しているため、布材の再利用にもなる。さら
に、反毛繊維および軟質発泡体細片を結合する澱粉糊
は、従来のレジンフェルトに用いられているフェノール
樹脂等の結着用樹脂と異なり、フェルト廃棄時に自然環
境を損なうおそれもない。
繊維85〜99重量%に対して軟質発泡体細片15〜1
重量%が混入しているため、その軟質発泡体の弾性作用
によって、繊維のみからなる従来のレジンフェルトより
も反発弾性に優れたものになる。しかも反毛繊維、すな
わち布材を反毛機により解繊して繊維状に還元した回収
繊維を使用しているため、布材の再利用にもなる。さら
に、反毛繊維および軟質発泡体細片を結合する澱粉糊
は、従来のレジンフェルトに用いられているフェノール
樹脂等の結着用樹脂と異なり、フェルト廃棄時に自然環
境を損なうおそれもない。
【0009】また、本発明の製造方法においては、反毛
機により繊維を解繊する際に同時に軟質発泡体を細かく
して混合できるため、作業が簡略になる。特に、布材と
軟質発泡体が接着または溶着一体化した複合材に対して
は、わざわざ布材と軟質発泡体を分離させる必要がなく
そのまま反毛機にかければよいため、作業がきわめて簡
略に済む。しかも、反毛繊維および軟質発泡体細片を絡
み合わせて結合する澱粉糊は、高温にしなくても乾燥固
化する。そのため、従来のレジンフェルトにおけるフェ
ノール樹脂等のように200℃近くまで加熱しなくても
よく、作業が容易になるとともに設備も簡略になる。
機により繊維を解繊する際に同時に軟質発泡体を細かく
して混合できるため、作業が簡略になる。特に、布材と
軟質発泡体が接着または溶着一体化した複合材に対して
は、わざわざ布材と軟質発泡体を分離させる必要がなく
そのまま反毛機にかければよいため、作業がきわめて簡
略に済む。しかも、反毛繊維および軟質発泡体細片を絡
み合わせて結合する澱粉糊は、高温にしなくても乾燥固
化する。そのため、従来のレジンフェルトにおけるフェ
ノール樹脂等のように200℃近くまで加熱しなくても
よく、作業が容易になるとともに設備も簡略になる。
【0010】
【実施例】以下本発明を実施例に従って詳細に説明す
る。図1は、本発明に係る軟質発泡体混入フェルトの製
造工程を示す図である。以下その工程に従って説明す
る。
る。図1は、本発明に係る軟質発泡体混入フェルトの製
造工程を示す図である。以下その工程に従って説明す
る。
【0011】まず、布材および軟質発泡体をガーネット
ワイヤ等を用いた反毛機にかけて、布材の反毛および軟
質発泡体の細片化を行うと同時にその反毛機において反
毛繊維と軟質発泡体細片を混合する。用いる布材はモケ
ット、平織等の織物、またはトリコット、ダブルラッセ
ル、丸編等の編物のいずれでもよく、繊維の材質も問わ
ない。一方軟質発泡体としては、軟質ウレタンフォー
ム、ポリエチレンフォーム等が用いられる。また、反毛
機によって細片とされた軟質発泡体は、通常2mm以下の
大きさになっている。
ワイヤ等を用いた反毛機にかけて、布材の反毛および軟
質発泡体の細片化を行うと同時にその反毛機において反
毛繊維と軟質発泡体細片を混合する。用いる布材はモケ
ット、平織等の織物、またはトリコット、ダブルラッセ
ル、丸編等の編物のいずれでもよく、繊維の材質も問わ
ない。一方軟質発泡体としては、軟質ウレタンフォー
ム、ポリエチレンフォーム等が用いられる。また、反毛
機によって細片とされた軟質発泡体は、通常2mm以下の
大きさになっている。
【0012】反毛機にかける布材と軟質発泡体の割合は
種々の割合とされるが、通常繊維成分80〜98重量
%、軟質発泡体成分20〜2重量%になるようにする。
これは、反毛中に軟質発泡体が一部粉末になって反毛機
の下部に堆積し、反毛繊維と混合されないものがあるた
め、反毛機にかけた布材と軟質発泡体の割合のままの反
毛品が得られないことによる。このようにして得られた
反毛品において軟質発泡体成分が1重量%より少ない場
合には、成形されたフェルトにおいて軟質発泡体による
反発弾性向上効果が得られず、逆に軟質発泡体が15重
量%より多くなると繊維と軟質発泡体が絡まりにくくな
って良好なフェルトが得にくくなる。
種々の割合とされるが、通常繊維成分80〜98重量
%、軟質発泡体成分20〜2重量%になるようにする。
これは、反毛中に軟質発泡体が一部粉末になって反毛機
の下部に堆積し、反毛繊維と混合されないものがあるた
め、反毛機にかけた布材と軟質発泡体の割合のままの反
毛品が得られないことによる。このようにして得られた
反毛品において軟質発泡体成分が1重量%より少ない場
合には、成形されたフェルトにおいて軟質発泡体による
反発弾性向上効果が得られず、逆に軟質発泡体が15重
量%より多くなると繊維と軟質発泡体が絡まりにくくな
って良好なフェルトが得にくくなる。
【0013】また布材と軟質発泡体は、少なくとも一部
が接着または溶着により積層一体化した積層品でも、さ
らには分離した布材または軟質発泡体の少なくとも一方
と前記積層品との両者を含むものであってもよい。接着
または溶着により布材と軟質ウレタンフォームが積層一
体化したものとしては、自動車用座席、あるいは家具用
座席の表皮材等に用いられている接着積層品、火炎溶着
(フレームラミネーション)品等がある。布材と軟質発
泡体とが接着または溶着により積層一体化したものを用
いる場合には、軟質発泡体の厚みは10mm以下とするの
が好ましい。軟質発泡体が10mmより厚い場合には、反
毛時に軟質発泡体が大きなツブ状になって、反毛繊維と
混合されることなく反毛機底部に溜まり易くなる。
が接着または溶着により積層一体化した積層品でも、さ
らには分離した布材または軟質発泡体の少なくとも一方
と前記積層品との両者を含むものであってもよい。接着
または溶着により布材と軟質ウレタンフォームが積層一
体化したものとしては、自動車用座席、あるいは家具用
座席の表皮材等に用いられている接着積層品、火炎溶着
(フレームラミネーション)品等がある。布材と軟質発
泡体とが接着または溶着により積層一体化したものを用
いる場合には、軟質発泡体の厚みは10mm以下とするの
が好ましい。軟質発泡体が10mmより厚い場合には、反
毛時に軟質発泡体が大きなツブ状になって、反毛繊維と
混合されることなく反毛機底部に溜まり易くなる。
【0014】また、積層品の布材がモケット等の繊維長
の短いものを主体とするものであって、反毛機にかかり
にくい場合には、綿、麻等の繊維長の長いもの、たとえ
ばこれらの平織布材を前記布材に混入するのが好まし
い。その場合における繊維長の長い布材の混入率は、該
布材を除く前記積層品の布材と軟質発泡体の合計100
重量%に対して10重量%以上、好ましくは20〜50
重量%にするのが好ましい。
の短いものを主体とするものであって、反毛機にかかり
にくい場合には、綿、麻等の繊維長の長いもの、たとえ
ばこれらの平織布材を前記布材に混入するのが好まし
い。その場合における繊維長の長い布材の混入率は、該
布材を除く前記積層品の布材と軟質発泡体の合計100
重量%に対して10重量%以上、好ましくは20〜50
重量%にするのが好ましい。
【0015】反毛機は、通常の繊維製品の反毛に使用さ
れるものが用いられる。たとえば、ドラム表面に多数の
突起を有し、その突起により布材の繊維をかきとるよう
にしたもの、あるいはドラム表面にガーネットワイヤを
設けたものを挙げることができる。
れるものが用いられる。たとえば、ドラム表面に多数の
突起を有し、その突起により布材の繊維をかきとるよう
にしたもの、あるいはドラム表面にガーネットワイヤを
設けたものを挙げることができる。
【0016】次に、前記反毛機により形成された反毛繊
維と軟質発泡体細片との反毛品を絡合機により絡みあわ
せてフリース(薄いシート状の繊維群)を形成する。
維と軟質発泡体細片との反毛品を絡合機により絡みあわ
せてフリース(薄いシート状の繊維群)を形成する。
【0017】次いで、前記フリースに澱粉糊を含浸させ
る。その含浸は、水等の溶媒で薄めた澱粉糊溶液をフリ
ース表面に噴霧することにより、あるいは澱粉糊溶液中
にフリースを通すことにより行うのが簡単である。その
際、澱粉糊はフリースを構成する反毛繊維および軟質発
泡体細片の表面に付着または含浸する。
る。その含浸は、水等の溶媒で薄めた澱粉糊溶液をフリ
ース表面に噴霧することにより、あるいは澱粉糊溶液中
にフリースを通すことにより行うのが簡単である。その
際、澱粉糊はフリースを構成する反毛繊維および軟質発
泡体細片の表面に付着または含浸する。
【0018】そして、前記フリースの澱粉糊を乾燥させ
ながらプレス機または押圧コンベアベルト等で押圧し、
マット状に成形する。その際、乾燥により固化した澱粉
糊が反毛繊維および軟質発泡体細片を結合し、フェルト
を形成する。このとき、前記の繊維長の長いものの混入
比率が高いほど、より繊維が強く絡んだフェルトにな
る。このようにして得られたフェルトは、軟質発泡体が
混入したものとなっている。
ながらプレス機または押圧コンベアベルト等で押圧し、
マット状に成形する。その際、乾燥により固化した澱粉
糊が反毛繊維および軟質発泡体細片を結合し、フェルト
を形成する。このとき、前記の繊維長の長いものの混入
比率が高いほど、より繊維が強く絡んだフェルトにな
る。このようにして得られたフェルトは、軟質発泡体が
混入したものとなっている。
【0019】なお、前記の澱粉糊の乾燥固化は、作業時
間を短くするため通常40〜60℃程度の温風をフリー
スに吹きつけて行う。
間を短くするため通常40〜60℃程度の温風をフリー
スに吹きつけて行う。
【0020】表1は、本発明の実施例1および実施例2
に係る軟質発泡体混入フェルトの反発弾性を、比較例と
ともに示すものである。
に係る軟質発泡体混入フェルトの反発弾性を、比較例と
ともに示すものである。
【0021】(実施例1) モケットタイプの布材に厚み3mmの軟質ウレタンフォー
ム(密度0.04g/cm3)が火炎溶着されたフレーム
ラミネート端材(布と軟質ウレタンフォームの重量比8
5:15)50重量%と、平織布材50重量%とを反毛
機にかけた。得られた反毛品を絡合機により絡ませてフ
リースにし、そのフリース表面に水で10倍に薄めた澱
粉糊溶液を噴霧した。そして、そのフリースを50℃に
設定した温風炉内の押圧コンベアベルト間に通して澱粉
糊を固化させ、フェルトを形成した。
ム(密度0.04g/cm3)が火炎溶着されたフレーム
ラミネート端材(布と軟質ウレタンフォームの重量比8
5:15)50重量%と、平織布材50重量%とを反毛
機にかけた。得られた反毛品を絡合機により絡ませてフ
リースにし、そのフリース表面に水で10倍に薄めた澱
粉糊溶液を噴霧した。そして、そのフリースを50℃に
設定した温風炉内の押圧コンベアベルト間に通して澱粉
糊を固化させ、フェルトを形成した。
【0022】(実施例2) 実施例1と同じフレームラミネート端材70重量%と、
平織布材30重量%とを反毛機にかけ、実施例1と同様
にしてフェルトを形成した。
平織布材30重量%とを反毛機にかけ、実施例1と同様
にしてフェルトを形成した。
【0023】(比較例) 比較のために、軟質発泡体を含有しない従来のレジンフ
ェルトを形成した。
ェルトを形成した。
【0024】
【表1】
【0025】前記表1から明らかなように実施例1およ
び実施例2のフェルトは、比較例のレジンフェルトに比
べて反発弾性が高くなっている。したがって、フェルト
の密度を従来より低くしても、従来と同様あるいはそれ
より高い反発弾性が得られる。
び実施例2のフェルトは、比較例のレジンフェルトに比
べて反発弾性が高くなっている。したがって、フェルト
の密度を従来より低くしても、従来と同様あるいはそれ
より高い反発弾性が得られる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る製造
方法により得られる軟質発泡体混入フェルトは、従来の
レジンフェルトに比べて反発弾性が高く、しかも軽量に
することもできるため、きわめて実用価値の高いもので
ある。また、本発明の製造方法においては、反毛繊維を
使用するため、廃棄物の再利用につながり省資源の効果
もある。しかも反毛繊維および軟質発泡体細片の結合に
澱粉糊を使用しているため、フェルト廃棄時に自然環境
を損なうおそれもない。さらに、本発明の製造方法で
は、布材と軟質発泡体を同時に反毛機にかけるため、布
材と軟質発泡体が一体に接着したものであっても、布材
と軟質発泡体をわざわざ分離させる必要がなく、きわめ
て作業が簡略に行える。またさらに、澱粉糊により反毛
繊維および軟質発泡体細片を結合するため、従来のレジ
ンフェルト製造時のように高温に加熱する必要もなく、
作業が簡単になるのみならず、作業中に軟質発泡体が熱
劣化するおそれもない。
方法により得られる軟質発泡体混入フェルトは、従来の
レジンフェルトに比べて反発弾性が高く、しかも軽量に
することもできるため、きわめて実用価値の高いもので
ある。また、本発明の製造方法においては、反毛繊維を
使用するため、廃棄物の再利用につながり省資源の効果
もある。しかも反毛繊維および軟質発泡体細片の結合に
澱粉糊を使用しているため、フェルト廃棄時に自然環境
を損なうおそれもない。さらに、本発明の製造方法で
は、布材と軟質発泡体を同時に反毛機にかけるため、布
材と軟質発泡体が一体に接着したものであっても、布材
と軟質発泡体をわざわざ分離させる必要がなく、きわめ
て作業が簡略に行える。またさらに、澱粉糊により反毛
繊維および軟質発泡体細片を結合するため、従来のレジ
ンフェルト製造時のように高温に加熱する必要もなく、
作業が簡単になるのみならず、作業中に軟質発泡体が熱
劣化するおそれもない。
【0027】また、特に請求項2および3の発明の如
く、反毛工程において、積層品の布材がモケットからな
り、該積層品の布材よりも繊維長の長い布材を積層品と
共に反毛機にかけるようにすれば、繊維が強く絡んだフ
ェルトが得られる。
く、反毛工程において、積層品の布材がモケットからな
り、該積層品の布材よりも繊維長の長い布材を積層品と
共に反毛機にかけるようにすれば、繊維が強く絡んだフ
ェルトが得られる。
【図1】本発明の一実施例の製造工程の概略を示す図で
ある。
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 鎮夫 愛知県安城市今池町3−1−36 株式会 社イノアックコーポレーション安城事業 所内 (56)参考文献 特開 昭58−203035(JP,A) 特開 平4−194065(JP,A) 特開 昭60−224900(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04H 1/00 - 18/00
Claims (3)
- 【請求項1】 布材の少なくとも一部が接着または溶着
により厚み10mm以下の軟質発泡体と積層一体化した
積層品を反毛機にかけ、反毛繊維85〜99重量%、軟
質発泡体細片15〜1重量%からなる反毛品を得る反毛
工程と、 前記反毛品を絡ませてフリースを形成するフリース形成
工程と、 前記フリースに澱粉糊を含浸させる澱粉糊含浸工程と、 前記澱粉糊含浸フリースに40〜60℃の温風を吹き付
けて澱粉糊を乾燥させながら押圧することにより、マッ
ト状の軟質発泡体混入フェルトを形成する乾燥押圧工程
とよりなることを特徴とする軟質発泡体混入フェルトの
製造方法。 - 【請求項2】 請求項1の反毛工程において、積層品の
布材がモケットからなり、該積層品の布材よりも繊維長
の長い布材を積層品と共に反毛機にかけることを特徴と
する軟質発泡体混入フェルトの製造方法。 - 【請求項3】 請求項2における繊維長の長い布材が平
織布材であることを特徴とする軟質発泡体混入フェルト
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26943392A JP3133840B2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 軟質発泡体混入フェルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26943392A JP3133840B2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 軟質発泡体混入フェルトの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101150A JPH06101150A (ja) | 1994-04-12 |
| JP3133840B2 true JP3133840B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=17472369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26943392A Expired - Fee Related JP3133840B2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 軟質発泡体混入フェルトの製造方法 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP3133840B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP26943392A patent/JP3133840B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06101150A (ja) | 1994-04-12 |
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