JP3133741B2 - 照射線量又は空気カーマ並びに(照射線量又は空気カーマ)×(面積)値を予測するための方法及びモデル - Google Patents

照射線量又は空気カーマ並びに(照射線量又は空気カーマ)×(面積)値を予測するための方法及びモデル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はX線装置の測定に関するものであ
って、更に詳しく言えば、放射線写真撮影用X線照射の
ための照射線量又は空気カーマを予測する方法に関す
る。
【0002】
【背景技術】X線管の出力を(レントゲン単位で表わさ
れる)照射線量及び(グレイ単位で表わされる)空気カ
ーマ(Air-Kerma) として測定するX線分野においては、
広範な科学的研究が行われてきた。空気カーマは、空気
中の吸収X線量としても知られている。「カーマ」と
は、媒質中に放出された運動エネルギーの意味であっ
て、単位質量当りに吸収されるX線ビームからのエネル
ギー量を定量化するものである。照射線量は、一定の体
積の空気中に吸収される比エネルギーに関係する。
【0003】法規上の観点から見ると、患者に対する吸
収線量又は照射線量が重要な基本パラメータとなる場合
が多い。今日の一般的な方針は、放射線専門医に適正な
品質の像を提供しながら患者を不必要な量の放射線から
保護することにある。照射線量レベルを管理するため、
(幾つかの国では既に部分的に実施されている)新しい
法規はX線処置中の(線量)×(面積)値レベルの報告
を要求している。更にまた、医療の質に対する関心が益
々高まっているのに伴い、法規に基づくX線装置の評価
に対する関心も増大している。
【0004】このようなX線量の測定、予測及び管理の
ために様々な方法が開発されてきた。現行の方式におい
ては、X線管の出力側にあるコリメータの前方に配置さ
れた電離箱を用いて(照射線量又は空気カーマを報告す
るための)「(線量)×(面積)値」が直接に測定され
る。この量を予測するためにはまた、照射において使用
されるX線技術を監視し、そして放射線量測定結果を較
正した後にその値を計算して報告することもできる。
【0005】残念ながら、電離箱プローブの使用はX線
装置の性能を低下させる。なぜなら、かかるプローブは
X線ビーム中において不要の減衰器として作用するから
である。また、第2の方法は大量の計算を必要とするた
め、多くの装置にとって実用的でない。このように、X
線装置の性能に関する要求の増大、装置較正の低減の要
求、及び法規に基づく管理の増大のため、誤る余地の無
い信頼可能な患者入射線量情報を収集するための新しい
非侵襲的な予測方法が要望されている。
【0006】
【発明の概要】本発明は、予め定義された患者入射面に
おける照射線量又は空気カーマ、及び放射線写真撮影用
X線照射時における(照射線量又は空気カーマ)×(面
積)値の予測を可能にするものである。本発明によれ
ば、照射線量又は空気カーマ・レベルがX線照射パラメ
ータから直接に予測されるため、電離箱及び(又は)広
範な装置較正の必要が解消される。更にまた、本発明は
放射線写真撮影用X線照射に関する既知の法規上の要求
をも満足する。
【0007】本発明の一側面に従えば、任意の放射線写
真撮影用X線照射に関して照射線量又は空気カーマを予
測するための方法が提供される。かかる方法は、X線ビ
ームのスペクトル特性を決定するための入力変数を用意
し、照射線量又は空気カーマ値を計算するようにトレー
ニングを施された(すなわち、所望の結果が得られるよ
うに試験的に動作させて調整した、換言すれば学習させ
た)ニューラル・ネットワークを用意し、そして較正さ
れた管効率(X線管効率;すなわち、X線管の出力と入
力との比)、実際のmAs、及び実際の線源−被写体間
距離を用いてニューラル・ネットワーク出力のスケーリ
ング(すなわち、出力を所要の(範囲内の)値にするた
めに適切な倍率を掛けること)を行うことを含む。本発
明の別の実施の態様に従えば、更に像の大きさに関する
情報を適用することにより、放射線写真撮影用X線照射
に関する(照射線量又は空気カーマ)×(面積)値を求
めることもできる。
【0008】従って本発明の目的は、予め定義された患
者入射面における照射線量又は空気カーマの予測を可能
にすること、そして更には放射線写真撮影用X線照射時
における(照射線量又は空気カーマ)×(面積)値の予
測を可能にすることにある。本発明によれば、従来はX
線装置内に設置する必要のあった測定用プローブの使用
が排除され、従って装置のコストが低減されると共に装
置のパッケージング及び電源が簡略化されるという利点
が得られる。本発明はまた、このような報告用測定のた
めに必要とされる装置の較正を顕著に低減させる。
【0009】本発明のその他の目的及び利点は、下記の
説明、添付の図面、及び前記特許請求の範囲を考察する
ことによって自ずから明らかとなろう。
【0010】
【好適な実施の態様の説明】本発明は、放射線写真撮影
用X線照射時における任意の所定距離での照射線量又は
空気カーマ、及び放射線写真撮影用X線照射のための
(照射線量又は空気カーマ)×(面積)値をニューラル
・ネットワークによって予測する方法を提供するもので
ある。先ず図1について説明すれば、図示された線源−
被写体間距離(SOD)によって定義される平面10に
おける照射線量又は空気カーマの予測方法が報告され
る。高電圧発生装置12により、X線管14に印加され
るピーク電圧(kVp)、X線管電流及びX線管による
照射時間(mAs)が出力される。焦点スポット16か
ら放射されたX線は、Al−Cuフィルタ18及びコリ
メータ20を通過した後、矢印22によって示されるX
線光子を発生する。次いで、かかるX線は検査すべき被
写体24(通例は人体)を透過する。その結果、撮像装
置28の撮像領域26上に像が形成される。
【0011】次に、図1を参照しながら図2について説
明すれば、本発明に基づく照射線量又は空気カーマ及び
(照射線量又は空気カーマ)×(面積)値の予測方法
は、入力スケーリング段30、ニューラル・ネットワー
ク・モデル32及び出力スケーリング段34を含んでい
る。入力スケーリング段30は、その入力36に供給さ
れるピーク電圧(kVp)情報、入力38に供給される
分光フィルタの種類(すなわち、銅フィルタの厚さ)、
及び入力40に供給されるアルミニウム・フィルタの厚
さに基づくものである。
【0012】ニューラル・ネットワーク・モデル32
は、3つの入力変数、4つの隠しニューロン、及び1つ
の出力ニューロンを有する2層のニューラル・ネットワ
ークである。出力スケーリング段34は、その入力48
に供給されるX線管電流及び照射時間(mAs)、入力
50に供給される線源と被写体(患者)24との距離
(SOD)、入力52に供給されるX線管効率γ、並び
に入力54に供給される線源−像間距離(SID)にあ
る撮像領域の大きさ(A)に関する値を使用するもので
ある。具体的に述べれば、図2に示されるごとく、放射
線写真撮影用X線照射時における任意の所定距離での照
射線量又は空気カーマを予測するためには、入力48
(mAs)、50(SOD)及び52(γ)の値が使用
される。また、放射線写真撮影用X線照射のための(照
射線量又は空気カーマ)×(面積)値を予測するために
は、入力48(mAs)、52(SOD)及び54
(γ)の値が使用される。
【0013】本発明に係わるニューラル・ネットワーク
の構造は、2つの重み付け行列W1及びW2 並びに2つ
の対応するバイアス・ベクトルb1 及びb2 によって一
意的に決定される。第1の層44には4つのニューロン
が存在していて、それらはいずれも双曲線正接S字形伝
達関数を使用する。第2の層(すなわち、出力層)46
は、ただ1つの入力線形伝達関数型ニューロンを有して
いる。
【0014】やはり図2を見ると、本発明における入力
スケーリング段の入力−出力関係が示されている。この
場合の入力は下記の通りである。 RAD kVp 診断装置における任意の適正なkVp値 銅の厚さ 単位mm アルミニウムの厚さ 単位mm これらを用いて下記のごとき入力ベクトルが構成され
る。
【0015】
【数1】
【0016】式中、Tは転置行列を表わす。更にまた、
本発明に従えば、下記の関係式によって3つの入力正規
化関数が定義される。 kVp’=norm_kVp(kVp)=(kVp−k
Vp_min)/(kVp_max−kVp_min) 式中、kVp_minは装置の最小kVp、kVp_m
axは装置の最大kVp、そしてkVpは実際のkVp
である。
【0017】 Cu’=norm_Cu(Cu)=Cu/Cu_max 式中、Cu_maxは装置における銅の最大厚さ(単位
mm)、そしてCuは装置における銅フィルタの実際の
厚さ(単位mm)である。 Al’=norm_Al(Al)=(Al−Al_mi
n)/(Al−Al_max−Al_min) 式中、Al_minは1.0mm、Alは装置における
アルミニウムの最大厚さ(単位mm)、そしてAlは装
置における実際の等価アルミニウム厚さ(単位mm)で
ある。
【0018】上記に与えられた正規化関数は、ニューラ
ル・ネットワークに対する下記の入力ベクトルを生み出
す。
【0019】
【数2】
【0020】続けて述べれば、ニューラル・ネットワー
ク係数は、下記の、ニューロン層1からの重み付け行列
【0021】
【数3】
【0022】と、下記の、ニューロン層1からのバイア
ス・ベクトル
【0023】
【数4】
【0024】と、下記の、ニューロン層2からの重み付
け行列
【0025】
【数5】
【0026】と、下記の層2についてのバイアス・ベク
トル
【0027】
【数6】
【0028】と、を有している。それ故、ニューラル・
ネットワーク出力計算値は次のようになる。
【0029】
【数7】
【0030】式中、双曲線正接S字形伝達関数(tan
sig)は下記のように定義される。 tansig(x)=2/(1+exp(−2*x))
−1 層1及び層2からの重み付け行列及びバイアスベクトル
を規定するような、所定の線源−像間距離及びmAsに
対するニューラル・ネットワーク係数は、1組のX線パ
ラメータを用いてニューラル・ネットワークのトレーニ
ングを行うことによって求められる。かかるX線パラメ
ータは、kVp、アルミニウムの厚さ、銅の厚さ、及び
実験データ又は理論モデルから得られた照射線量又は空
気カーマ値から成っている。
【0031】X線管の管効率には多少のばらつきが存在
し得るから、出力には管効率係数γによるスケーリング
が施される。この管効率係数γは初期使用前の1点にお
いて較正される。任意のmAsに関しては、実際のmA
sとニューラル・ネットワークのトレーニングのために
使用されたmAs値との比を用いて直線的なスケーリン
グが出力に施される。
【0032】任意の線源−被写体間距離(SOD)に関
しては、「R−2乗則」に従い、実際のSODとニュー
ラル・ネットワークのトレーニングのために使用された
SID値との比の2乗によるスケーリングが出力に施さ
れる。(照射線量又は空気カーマ)×(面積)値はSO
Dと無関係である。(照射線量又は空気カーマ)×(面
積)値は、線源−像間距離(SID)及びSIDにおけ
るX線照射領域の面積が既知であることを必要とする。
当業者には公知の通り、従来の放射線写真撮影用X線装
置に関しては、SIDは装置の較正に基づいて知ること
ができる。本発明に従えば、X線照射領域の面積は任意
適宜の方法によって予測することができる。たとえば、
横方向及び縦方向のコリメータブレードに供給される電
気信号をX線像上におけるそれらの位置に対して較正す
ることによって予測する方法、あるいは横方向及び縦方
向の断面分析によりブレード位置を求めることによって
X線像から直接に得られたディジタル信号から予測する
方法が挙げられる。
【0033】このように、ニューラル・ネットワークの
トレーニングのために使用されたSIDにおける照射線
量又は空気カーマを予測し、次いで撮像領域の面積を用
いてその結果のスケーリングを行うことにより、照射線
量又は空気カーマ×(面積)値を求めることができる。
本発明に従えば、照射線量又は空気カーマの予測は、k
Vp、mAs、並びに分光フィルタの種類(すなわち、
銅フィルタの厚さ及びアルミニウム・フィルタの厚さ)
に関する情報に基づいて行われる。照射線量又は空気カ
ーマは規定の線源−被写体距離(SOD)に対して予測
され、また(照射線量又は空気カーマ)×(面積)値は
規定の線源−像間距離(SID)に対して予測される。
その他の距離に関しては、「R−2乗則」を適用するこ
とにより、X線管と患者との距離又はSODの2乗を用
いて補正が行われる。
【0034】本発明に基づくニューラル・ネットワーク
の構造は、2つの重み付け行列及び2つの対応するバイ
アス・ベクトルによって一意的に決定される。第1の層
には4つのニューロンが存在していて、それらはいずれ
も双曲線正接S字形伝達関数を使用する。第2の層(す
なわち、出力層)は、ただ1つの入力線形伝達関数型ニ
ューロンを有している。
【0035】以上、特定の好適な実施の態様に関連して
本発明を詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲から
逸脱することなしに様々な変更態様が可能であることは
言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線撮影装置のブロック図である。
【図2】図1に示されたようなX線撮影装置に関する放
射線量又は空気カーマ及び(放射線量又は空気カーマ)
×(面積)値を本発明に従って計算するためのニューラ
ル・ネットワーク・モデルを示す図である。
【符号の説明】
30 入力スケーリング段 32 ニューラル・ネットワーク 34 出力スケーリング段
フロントページの続き (72)発明者 ゲリー・フランシス・リリハン アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ナ ッシュオタ、レイクランド・ドライブ、 ダブリュ329・エヌ3402 (72)発明者 クラランス・エル・ゴードン,ザ・サー ド アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、デ ラフィールド、ヘザー・ヒル・コート、 ダブリュ316・エヌ671 (72)発明者 バオミング・マ アメリカ合衆国、ニューヨーク州、レイ サム、サラトウガ・コート、46ビー (56)参考文献 特開 平4−265889(JP,A) 特開 平8−29538(JP,A) 特開 平9−179977(JP,A) 特開 平10−26648(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01T 1/36 A61B 6/00 320 G06F 15/18 550 H05G 1/26

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 較正されたX線管効率を有するX線管を
    用いてX線ビームを発生させる任意の放射線写真撮影用
    X線照射に際して照射線量又は空気カーマを予測するた
    めの方法において、(a) 前記X線ビームのスペクトル特
    性を決定するための入力変数を用意する工程、(b) 前記
    入力変数から得られるニューラル・ネットワーク出力線
    量値を計算するためのニューラル・ネットワークを用意
    する工程、並びに(c) 前記X線照射に関する照射線量又
    は空気カーマを予測するために1組のX線パラメータを
    用いて前記ニューラル・ネットワークを試験的に動作さ
    せて調整する工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記X線ビームの強度特性を決定するた
    めの入力変数を用意する工程を更に含む請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 較正されたX線管効率に基づいた倍率を
    前記ニューラル・ネットワーク出力線量値に掛けること
    によって第1の出力結果を得る工程を更に含む請求項1
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 実際の線源−被写体間距離測定値に基づ
    いた倍率を前記第1の出力結果に掛ける工程を更に含む
    請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 実際の強度値に基づいた倍率を前記ニュ
    ーラル・ネットワーク出力線量値に掛けることによって
    第2の出力結果を得る工程を更に含む請求項3記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 実際の線源−被写体間距離測定値に基づ
    いた倍率を前記第2の出力結果に掛ける工程を更に含む
    請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 較正されたX線管効率を有するX線管を
    用いてX線ビームを発生させる任意の放射線写真撮影用
    X線照射に際して(照射線量又は空気カーマ)×(面
    積)値を予測するための方法において、(a) 前記X線ビ
    ームのスペクトル特性を決定するための入力変数を用意
    する工程、(b) 前記入力変数から得られるニューラル・
    ネットワーク出力線量値を計算するためのニューラル・
    ネットワークを用意する工程、並びに(c) 前記X線照射
    に関する照射線量又は空気カーマを予測するために1組
    のX線パラメータを用いて前記ニューラル・ネットワー
    クを試験的に動作させて調整する工程を含むことを特徴
    とする方法。
  8. 【請求項8】 較正されたX線管効率に基づいた倍率を
    前記ニューラル・ネットワーク出力線量値に掛けること
    によって第1の出力結果を得る工程を更に含む請求項7
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 実際の線源−像間距離における撮像領域
    の面積に基づいた倍率を前記第1の出力結果に掛ける
    程を更に含む請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記X線管中の電流及び前記X線照射
    の時間を表わす値に基づいた倍率を前記ニューラル・ネ
    ットワーク出力線量値に掛けることによって第3の出力
    結果を得る工程を更に含む請求項7記載の方法。
  11. 【請求項11】 実際の線源−像間距離における撮像領
    域の面積を用いて前記第3の出力結果のスケーリングを
    行う工程を更に含む請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 較正されたX線管効率を有するX線管
    を用いてX線ビームを発生させる任意の放射線写真撮影
    用X線照射に際して照射線量又は空気カーマ及び(照射
    線量又は空気カーマ)×(面積)値を予測するための
    において、(a) 前記X線ビームのスペクトル特性を決
    定するための入力変数、(b) 前記入力変数から得られる
    ニューラル・ネットワーク出力線量値を計算するための
    ニューラル・ネットワーク、並びに(c) 前記X線照射に
    関する照射線量又は空気カーマを予測するため前記ニュ
    ーラル・ネットワークに適用される1組のX線パラメー
    タを有していることを特徴とする装置
  13. 【請求項13】 前記入力変数が3つの入力変数を含む
    請求項12記載の装置
  14. 【請求項14】 前記1組のX線パラメータが少なくと
    も1つの入力正規化関数、複数の材料、及び前記複数の
    材料の厚さを含む請求項12記載の装置
  15. 【請求項15】 前記1組のX線パラメータが更に実験
    的な照射線量又は空気カーマ値を含む請求項14記載の
    装置
  16. 【請求項16】 前記1組のX線パラメータが更に理論
    的な照射線量又は空気カーマ値を含む請求項14記載の
    装置
  17. 【請求項17】 前記1組のX線パラメータが更に前記
    X線ビームの強度特性を含む請求項14記載の装置
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つの入力正規化関数
    が前記X線管に印加されるピーク電圧を含む請求項14
    記載の装置
  19. 【請求項19】 前記複数の材料が少なくともアルミニ
    ウム及び銅を含む請求項14記載の装置
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