JP3133634U - 粗磨き・仕上げ磨き歯ブラシセット - Google Patents

Abstract

【課題】 歯の表面の汚れ、歯間の汚れ、歯茎と歯の間の汚れな複数の汚れを除去するための粗磨き・仕上げ磨き歯ブラシセットを提供。
【解決手段】 歯の表面の強い汚れに向いた粗磨き用歯ブラシ、歯間、歯と歯茎の間の汚れ、歯茎の汚れの除去に向いた仕上げ磨き用歯ブラシを備えた粗磨き・仕上げ磨き歯ブラシセットであって、歯の表面の汚れに向いた強めの歯ブラシで磨いた後、仕上げに向いた細めの歯ブラシで磨くことで、歯の表面から歯茎までの全体の汚れを除去することを特徴とする。
【選択図】 図２

Description

本考案は、粗磨き用歯ブラシ、仕上げ磨き用歯ブラシを備えたことを特徴とする粗磨き・仕上げ磨き歯ブラシセット及び歯ブラシ立て台に関するものである。

従来、歯ブラシは、一本を使うことが長い間の一般的生活習慣である。しかし、歯の汚れには、歯の表面の汚れ、歯間の汚れ、歯茎と歯の間の汚れ、歯茎の汚れなど、数種類の汚れがあり、複数の汚れを一つの歯ブラシの機能で取り除くことは容易でない。

一方、現在、流通している歯ブラシは、いろいろと工夫されているものの、一本使用を念頭に作られており機能には限界がある。強めの歯ブラシは、歯の表面の汚れの除去には向いているものの、歯間や歯と歯茎の隙間の汚れの除去には向いていない。細めの歯ブラシは、歯間や歯と歯茎の隙間の汚れの除去には向いているが、歯の表面の強い汚れには向いていない。

実用新案登録されている歯ブラシセットに、スピード歯ブラシセット（特許文献１）、デンタルフロス入り歯ブラシセット（特許文献２等）等があるが、いずれも本考案の課題解決とは異なる課題のためのものである。
登録実用新案第３０１０３０６号 スピード歯ブラシセット 登録実用新案第３１１６５８５号 デンタルフロス入り歯ブラシセット

上述の如く、従来、歯ブラシは、主に一本を使用することが習慣となっているが、次のような問題点がある。
（イ）強めの歯ブラシは、歯の表面の強い汚れの除去には向いているが、歯間や歯と歯茎の間の汚れの除去には向いていない。
（ロ）細めの歯ブラシは、歯間や歯と歯茎の間の汚れの除去には向いているが、歯の表面の強い汚れの除去には向いていない。
本考案は以上の問題点を解決することを課題とする。

上述の課題を解決する本考案は、歯の表面の強い汚れの除去に向いている強めの歯ブラシと、歯間や歯と歯茎の間の汚れの除去に向いている細め、あるいは極細の歯ブラシを備えている。最初に歯の表面の汚れに向いた強めの歯ブラシで磨いた後に、歯間、歯と歯茎の間の汚れに向いた仕上げ用の細めの歯ブラシで磨くことで、歯の表面から歯茎までの全体の汚れを除去することを特徴とする。

本考案は、上記の課題を解決するために成されたものであり、次の効果が得られる。

（ア）歯の表面の強い汚れを除去するとともに、歯間や歯と歯茎の間の汚れをも除去することができる。
（イ）歯磨き後、汚れ除去によるすっきり感を得ることができる。

以下、本考案の形態について、図面に基づいて説明する。

歯の表面の強い汚れを除去するための粗磨き用歯ブラシ１と、歯間や歯と歯茎の間の汚れ、歯茎の汚れの除去のための仕上げ用歯ブラシ２をセットにする。

粗磨き用歯ブラシ１の粗磨きブラシ３は、歯の表面の強い汚れに向いた強めのブラシを使用し、仕上げ用歯ブラシ２の仕上げブラシ４は、歯間や歯と歯茎の間の汚れの除去に向いた細め、または極細のブラシ等を用いる。

二つの歯ブラシを機能的に利用するために、歯ブラシ立て台５を設け、歯ブラシ受け穴６で、両歯ブラシを保管する。

歯ブラシ立て台５は、置いて利用するほか、吸盤、接着テープ等で、壁に固定できるようにする。

歯ブラシをセットにして複数持つことの機能性を周知させることで、普及していくものと考える。

粗磨き・仕上げ磨き歯ブラシセットの全体の斜視図 歯ブラシ立て台にセットした粗磨き・仕上げ磨き歯ブラシセットの全体の斜視 図。

符号の説明

１粗磨き用歯ブラシ
２仕上げ磨き用歯ブラシ
３粗磨きブラシ
４仕上げブラシ
５歯ブラシ立て台
６歯ブラシ受け穴

Claims (2)

1. 粗磨き用歯ブラシ、仕上げ磨き用歯ブラシを備えたことを特徴とする粗磨き・仕上げ磨き歯ブラシセット。
2. 上記粗磨き・仕上げ磨き歯ブラシセットにおいて、歯ブラシ立て台を設けたことを特徴とする請求項１記載の粗磨き・仕上げ磨き歯ブラシセット。

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