JP3133597B2 - 光伝送有線放送システム - Google Patents

光伝送有線放送システム

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JP3133597B2 JP05327502A JP32750293A JP3133597B2 JP 3133597 B2 JP3133597 B2 JP 3133597B2 JP 05327502 A JP05327502 A JP 05327502A JP 32750293 A JP32750293 A JP 32750293A JP 3133597 B2 JP3133597 B2 JP 3133597B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送有線放送システ
ムに関し、より特定的には、複数チャネルの放送用映像
信号を周波数多重して光伝送する有線放送システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】図10は、複数チャネルの映像信号を周
波数多重し伝送する従来の光伝送有線放送システムの構
成の一例を示したブロック図である。なお、図10の光
伝送有線放送システムは、FTTH(Fiber To
The Home)による光CATV網を実現するた
めの一般的構成を示し、多チャネル映像信号源1001
と、光送信部1002と、第1の光分配部1003と、
第2の光分配部1004a,1004bと、第3の光分
配部1005a〜1005dと、光受信部1006a〜
1006hと、選局部1007a〜1007hと、光増
幅部1008,1009a,1009bとを備えてい
る。
【0003】次に、図10に示す従来の光伝送有線放送
システムの動作について説明する。多チャネル映像信号
源1001は、複数のアナログ・ベースバンド映像信号
源を備え、各映像信号を予め割り当てられた周波数の搬
送波を用いて所定の変調方式(例えば、AM変調方式)
で変調することにより、所定の放送帯域内に周波数多重
して出力する。光送信部1002は、光源として半導体
レーザ(LD)を備え、これに注入する電流を多チャネ
ル映像信号源1001からの出力信号で振幅変調するこ
とにより、光強度変調信号を出力する。光分配部100
3,1004a,1004b,1005a〜1005d
は、図に示すようなツリー状構成を採ることにより、光
送信部1002の出力光を多数の光受信部1006a〜
1006hに分配・伝送する(図10では8分配)。各
光受信部1006a〜1006hは、直接検波方式の光
受信器により受信光を電気信号に再変換し、映像信号の
周波数多重信号を出力する。各選局部1007a〜10
07hは、それぞれ、光受信部1006a〜1006h
から出力される周波数多重信号の中から受信者が希望す
る映像信号を選択し、復調する。
【0004】なお、各光増幅部1008,1009a,
1009bは、特に受信者数が非常に多い場合や、伝送
距離が長い場合、またはAM変調方式等の大きな受信光
電力を必要とする変調方式を採用する場合などに、必要
に応じて光伝送路途上に設置される。
【0005】以上、従来の光CATV網の一般的構成を
説明した。最近では、上記のような一般的な放送サービ
スに加え、予め提供された番組メニューの中から受信者
が希望の番組を選択し、その要求に応じてCATVセン
タが逐次映像信号を送信する、いわゆるビデオ・オン・
デマンド(Video On Demand;以下、V
ODと称す)サービスの実現が望まれている。
【0006】図11は、図10に示す従来の光CATV
網に、上記のようなVODサービスを取り入れる場合に
一般的に考えられ得る構成を示している。図11の光伝
送有線放送システムは、図10の光伝送有線放送システ
ムが有する構成に加えて、VOD用映像信号(アナログ
・ベースバンド信号)源1101と、選択・変調部11
02と、周波数多重化部1103とを追加的に備えてい
る。なお、VOD用映像信号源1101は、好ましくは
複数番組分のVOD用映像信号を発生可能に構成されて
いる。また、図11のシステムにおいて、各選局部10
07a〜1007hは、通常の放送番組メニューの中か
ら受信者が希望する番組を選び出して該当する映像信号
を復調するだけでなく、VOD番組メニューの中に受信
者が希望する番組があった場合、その番組の送出要求信
号を送り出す機能をも有している。
【0007】次に、図11に示す光伝送有線放送システ
ムの動作を説明する。各選局部1007a〜1007h
から発生したVOD送出要求信号1104は、選択・変
調部1102に入力される。選択・変調部1102は、
受信したVOD送出要求信号1104に応じて、VOD
用映像信号源1101から該当する番組を選択し、選択
された各番組の映像信号を前述の放送帯域と重ならない
所定のVOD帯域内の予め割り当てられた搬送波を用い
て変調し、周波数多重して出力する。周波数多重化部1
103は、多チャネル映像信号源1001の出力信号
と、選択・変調部1102の出力信号とを周波数多重し
て光送信部1002に出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の光
CATV網においてVODサービスを実現するために
は、図12に示すように、従来の放送用に割り当ててい
た帯域(図12(a)参照)の一部をVOD用に割くか
(図12(b)参照)、新たにVOD用に帯域を拡張す
る(図12(c)参照)必要があった。しかしながら、
どちらの場合についてもVOD帯域幅は無制限に広げる
ことはできないため、VOD用の搬送波数は少なくな
る。従って、図11のような1つの光CATV網の中で
同時に利用することのできるVOD番組数は少なく、こ
れはVODを同時に利用することのできる受信者数が少
ないことを意味する。FTTH、あるいは光CATVの
システムは、昨今ますます加入者数を増やす傾向にある
が、上記のような理由から、従来の光CATV網に同時
利用率(VODサービスの同時利用者数/加入者数)の
高いVODサービスを取り入れることは困難である。
【0009】上記の問題の解決策の1つとして、図13
に示すように加入者をいくつかのグループに分割(図1
3では2つのグループA,Bに分割)し、各グループに
独立の送信設備、伝送網を設けることが考えられる。こ
のような構成によれば、各グループ内においてVODサ
ービスを同時に利用可能な受信者数は図11のシステム
と変わらないが、1送信設備が配信を受け持つ加入者数
を減らすことにより、実質的なVODサービスの同時利
用率を上げることができる。しかしながら、図13のよ
うにグループ分けした場合、設備の大幅な増設・変更が
必要となり、莫大なコストがかかるという別の問題点を
生じる。
【0010】上述のように、従来の光CATV網にVO
Dサービスを取り入れる場合、加入者数が多い程その同
時利用率は低くならざるを得ず、また利用率向上のため
には、送信設備の増設や光ファイバ網の敷設し直しな
ど、漠大なコストがかかる。
【0011】それゆえに、本発明の目的は、従来の光C
ATV網に対して、大規模な送信設備の変更を行なうこ
となく、また光ファイバ網の再敷設を必要とせずに、同
時利用率の高いVODサービスを取り入れることがで
き、かつVODサービス利用者の増大に容易に対応でき
る拡張性に富んだ光伝送有線放送システムを提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数チャネルの放送用映像信号を周波数多重して光伝送
する有線放送システムであって、所定の電気変調方式を
用いて複数の映像信号を各々変調することにより、各映
像信号を予め決められた搬送波周波数の異なる信号に変
換し、所定の放送帯域内に周波数多重して出力する多チ
ャネル映像信号源、多チャネル映像信号源からの出力信
号を所定の光変調方式により光信号に変換して出力する
光送信手段、1つまたは複数チャネルのVOD(ビデオ
・オン・デマンド)用映像信号を発生可能なVOD用映
像信号源、与えられるVOD送出要求信号に応じて、受
信者から要求されるVOD用映像信号をVOD用映像信
号源から選択し、選択されたVOD用映像信号を所定の
電気変調方式を用いて変調することにより、当該VOD
用映像信号を予め決められた搬送波周波数の信号に変換
し、所定のVOD帯域内に出力する選択手段、選択手段
から出力される電気信号を所定の光変調方式により光信
号に変換し、光送信手段からの光信号と共に出力する光
変調手段、光変調手段から出力される光信号を光伝送す
る光伝送手段、光伝送手段によって伝送されてきた光信
号を電気信号に再変換する光受信手段、および光受信手
段から出力される電気信号の中から受信者が希望する周
波数の信号を選択して復調すると共に、VOD用映像信
号源に対して受信者が希望するVOD用映像信号の送出
を要求するためのVOD送出要求信号を出力する選局手
段を備えている。
【0013】請求項2に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、光受信手段および選局手段は、複数の受信者の
それぞれについて個別的に設けられており、光伝送手段
は、光変調手段から出力される光信号を、全ての受信者
の受信手段に分配する光分配手段を含み、選択手段は、
各選局手段からのVOD送出要求信号を入力し、要求さ
れるVOD用映像信号をVOD用映像信号源から選択し
て、各々所定の電気変調方式を用いて変調することによ
り、予め決められた搬送波周波数の異なる信号に変換
し、VOD帯域内に多重化して出力することを特徴とす
る。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項2の発明に
おいて、受信者別に設けられた各光受信手段および各選
局手段は、予め複数のグループに分割されており、選択
手段,光変調手段および光分配手段は、各光受信手段お
よび各選局手段の分割されたグループのそれぞれについ
て個別的に設けられており、各選択手段は、それぞれ対
応するグループに属する選局手段からのVOD送出要求
信号を入力し、要求されるVOD用映像信号をVOD用
映像信号源から選択して、各々所定の電気変調方式を用
いて変調することにより、予め決められた搬送波周波数
の異なる信号に変換し、VOD帯域内に多重化して出力
し、各光変調手段は、それぞれ対応するグループに属す
る選択手段から出力される電気信号を所定の光変調方式
により光信号に変換し、光送信手段からの光信号と共に
対応するグループに属する光分配手段に出力することを
特徴とする。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項3の発明に
おいて、VOD用映像信号源は、各光受信手段および各
選局手段の分割されたグループのそれぞれについて個別
的に設けられており、各選択手段は、それぞれ対応する
グループに属する選局手段からのVOD送出要求信号を
入力し、要求されるVOD用映像信号を対応するグルー
プに属するVOD用映像信号源から選択して、各々所定
の電気変調方式を用いて変調することにより、予め決め
られた搬送波周波数の異なる信号に変換し、VOD帯域
内に多重化して出力することを特徴とする。
【0016】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれかの発明において、光送信手段は、所定の第1の波
長の光を発生する第1の光源を含み、所定の光変調方式
により当該第1の光源の出力を変調することにより、多
チャネル映像信号源からの電気信号を光信号に変換する
ことを特徴とする。
【0017】請求項6に係る発明は、請求項5の発明に
おいて、光変調手段は、所定の第2の波長の光を発生す
る第2の光源を有し、所定の光変調方式により当該第2
の光源の出力を変調することにより、選択手段から出力
される電気信号を光信号に変換する光信号変換手段と、
光送信手段から出力される第1の波長の光信号と、光信
号変換手段から出力される第2の波長の光信号とを合波
して出力する光合波器とを含むことを特徴とする。
【0018】請求項7に係る発明は、請求項5の発明に
おいて、光変調手段は、光送信手段から出力された第1
の波長の光信号を入力し、選択手段から出力される電気
信号に基づいて、当該光信号を所定の光変調方式により
変調することにより、当該電気信号を光信号に変換する
外部光変調器を含むことを特徴とする。
【0019】請求項8に係る発明は、請求項6の発明に
おいて、第1の光源が発生する第1の波長と第2の光源
が発生する第2の波長とが同一に選ばれており、光送信
手段における光変調方式と光変調手段における光変調方
式とが同一に選ばれており、放送帯域とVOD帯域が重
ならないように選ばれていることを特徴とする。
【0020】請求項9に係る発明は、請求項6の発明に
おいて、第1の光源が発生する第1の波長と第2の光源
が発生する第2の波長とが同一に選ばれており、光送信
手段における光変調方式と光変調手段における光変調方
式とが異なる方式に選ばれており、光受信手段は、入力
光を2分岐する光分岐器と、分岐された光信号の一方を
直接検波方式により電気信号に再変換する第1の光受信
器と、分岐された光信号の他方をヘテロダイン検波方式
により電気信号に再変換する第2の光受信器とを含むこ
とを特徴とする。
【0021】請求項10に係る発明は、請求項7の発明
において、光送信手段における光変調方式と光変調手段
の外部光変調器における光変調方式とが同一に選ばれて
おり、放送帯域とVOD帯域が重ならないように選ばれ
ていることを特徴とする。
【0022】請求項11に係る発明は、請求項7の発明
において、光送信手段における光変調方式と光変調手段
の外部光変調器における光変調方式とが異なる方式に選
ばれており、光受信手段は、入力光を2分岐する光分岐
器と、分岐された光信号の一方を直接検波方式により電
気信号に再変換する第1の光受信器と、分岐された光信
号の他方をヘテロダイン検波方式により電気信号に再変
換する第2の光受信器とを含むことを特徴とする。
【0023】請求項12に係る発明は、請求項6の発明
において、第1の光源が発生する第1の波長と第2の光
源が発生する第2の波長とが異なる値に選ばれており、
光受信手段は、入力光信号を第1の波長の光と第2の波
長の光とに分離する光分波器と、波長分離された光信号
を各々独立に電気信号に再変換する2つの光受信器とを
含むことを特徴とする。
【0024】請求項13に係る発明は、請求項2の発明
において、選択手段は、各選局手段から受信した全VO
D送出要求信号の内、予め定められた所定数の信号を抽
出し、当該抽出したVOD送出要求信号によって要求さ
れるVOD用映像信号のみをVOD用映像信号源から選
択して、各々所定の電気変調方式を用いて変調すること
により、予め決められた搬送波周波数の異なる信号に変
換し、VOD帯域内に多重化して出力することを特徴と
する。
【0025】請求項14に係る発明は、請求項13の発
明において、選択手段は、同時に利用されるVOD映像
チャネル数が常に予め定められる所定数を越えないよう
に、各選局手段から受信したVOD送出要求信号を受信
先着順に抽出することを特徴とする。
【0026】請求項15に係る発明は、請求項3の発明
において各選択手段は、それぞれ対応するグループに属
する選局手段から受信した全VOD送出要求信号の内、
予め定められた所定数の信号を抽出し、当該抽出したV
OD送出要求信号によって要求されるVOD用映像信号
のみをVOD用映像信号源から選択して、各々所定の電
気変調方式を用いて変調することにより、予め決められ
た搬送波周波数の異なる信号に変換し、VOD帯域内に
多重化して出力することを特徴とする。
【0027】請求項16に係る発明は、請求項15の発
明において、各選択手段は、それぞれ対応するグループ
内で同時に利用されるVOD映像チャネル数が常に予め
定められる所定数を越えないように、対応するグループ
に属する選局手段から受信した全VOD送出要求信号を
受信先着順に抽出することを特徴とする。
【0028】請求項17に係る発明は、請求項1〜16
のいずれかの発明において、選択手段は、選局手段から
受信したVOD送出要求信号によって要求されるVOD
映像信号を伝送するのに必要最小限の数の搬送波を発生
することを特徴とする。
【0029】請求項18に係る発明は、請求項8の発明
において、放送帯域とVOD帯域との和からなる帯域幅
が、1オクターブ以内であることを特徴とする。
【0030】請求項19に係る発明は、請求項8の発明
において、放送帯域内の搬送波周波数間隔と、VOD帯
域内の搬送波周波数間隔とが異なる間隔に選ばれている
ことを特徴とする。
【0031】請求項20に係る発明は、請求項8の発明
において、VOD帯域内の搬送波周波数が、放送帯域内
の搬送波周波数fb と放送帯域内の搬送波周波数間隔f
m に対して、fb +n・fm (nは正の整数)に一致し
ない値に選ばれていることを特徴とする。
【0032】請求項21に係る発明は、請求項1〜20
のいずれかの発明において、多チャネル映像信号源にお
ける所定の電気変調方式と、選択手段における所定の電
気変調方式とが異なる方式に選ばれていることを特徴と
する。
【0033】
【作用】請求項1に係る発明においては、光送信手段
は、多チャネル映像信号源からの出力信号を光信号に変
換して出力する。また、選択手段は、選局手段からのV
OD送出要求信号に応じて、VOD用映像信号源からV
OD用映像信号を選択し、この選択されたVOD用映像
信号を所定の電気変調方式を用いて変調することによ
り、予め決められた搬送波周波数の電気信号に変換す
る。光変調手段は、選択手段から出力される電気信号を
所定の光変調方式により光信号に変換し、光送信手段か
らの光信号と共に出力する。光変調手段から出力される
光信号は、光伝送手段によって受信者に光伝送される。
このように、請求項1の発明では、通常放送の映像信号
とVOD用映像信号とが光信号に変換された後に合流さ
れて光伝送されるので、従来の光CATV網に対して、
大規模な送信設備の変更を行なうことなく、また光ファ
イバ網の再敷設を必要とせずにVODサービスを実現す
ることができる。
【0034】請求項2に係る発明は、受信者が複数の場
合について言及している。すなわち、光受信手段および
選局手段は、複数の受信者のそれぞれについて個別的に
設けられる。光伝送手段は、光変調手段から出力される
光信号を、全ての受信者に分配する。また、選択手段
は、各選局手段からVOD送出要求信号を入力し、要求
されるVOD用映像信号をVOD用映像信号源から選択
して変調することにより、予め定められた搬送波周波数
の異なる信号に変換し、VOD帯域内に多重化して出力
する。
【0035】請求項3に係る発明は、複数の受信者が予
めグループ化されている場合について言及している。す
なわち、各光受信手段および各選局手段は、予め所定個
数ずつ複数のグループに分割されている。それに伴っ
て、選択手段,光変調手段および光分配手段は、各グル
ープのそれぞれについて個別的に設けられる。各選択手
段は、それぞれ対応するグループに属する選局手段から
のVOD送出要求信号を入力し、要求されるVOD用映
像信号をVOD用映像信号源から選択して変調すること
により、VOD帯域内に多重化して出力する。また、各
光変調手段は、それぞれ対応するグループに属する選択
手段から出力される電気信号を光信号に変換し、光送信
手段からの光信号と共に対応するグループに属する光分
配手段に出力する。これによって,同時利用率の高いV
ODサービスを実現することができる.
【0036】請求項4に係る発明においては、VOD用
映像信号源が、各グループのそれぞれについて個別的に
設けられる。それに伴って、各選択手段は、それぞれ要
求されるVOD用映像信号を対応するグループに属する
VOD用映像信号源から選択して変調することにより、
VOD帯域内に多重化して出力する。
【0037】請求項5に係る発明は、光送信手段の構成
について言及している。すなわち、光送信手段は、所定
の第1の波長の光を発生する第1の光源を含み、所定の
光変調方式により当該第1の光源の出力を変調すること
により、多チャネル映像信号源からの電気信号を光信号
に変換する。
【0038】請求項6に係る発明は、光変調手段の構成
について言及している。すなわち、光変調手段は、光信
号変換手段と光合波器とによって構成される。光信号変
換手段は、所定の第2の波長の光を発生する第2の光源
を有し、所定の光変調方式により当該第2の光源の出力
を変調することにより、選択手段から出力される電気信
号を光信号に変換する。光合波器は、光送信手段から出
力される第1の波長の光信号と、光信号変換手段から出
力される第2の波長の光信号とを合波して出力する。
【0039】請求項7に係る発明は、光変調手段の構成
について言及している。すなわち、光変調手段は、外部
光変調器によって構成され、この外部光変調器は、光送
信手段から出力された第1の波長の光信号を入力し、選
択手段から出力される電気信号に基づいて、当該光信号
を所定の光変調方式により変調することにより、当該電
気信号を光信号に変換する。
【0040】請求項8に係る発明においては、第1の光
源が発生する第1の波長と第2の光源が発生する第2の
波長とが同一に選ばれており、かつ光送信手段における
光変調方式と光変調手段における光変調方式とが同一に
選ばれている。この場合、放送帯域とVOD帯域との間
で干渉を避けるために、放送帯域とVOD帯域が重なら
ないように選ばれている。
【0041】請求項9に係る発明においては、第1の光
源が発生する第1の波長と第2の光源が発生する第2の
波長とが同一に選ばれており、かつ光送信手段における
光変調方式と光変調手段における光変調方式とが異なる
方式に選ばれている。この場合、光受信手段は、入力光
を2分岐し、分岐された光信号の一方を直接検波方式に
より電気信号に再変換し、分岐された光信号の他方をヘ
テロダイン検波方式により電気信号に再変換する。
【0042】請求項10に係る発明においては、光送信
手段における光変調方式と光変調手段の外部光変調器に
おける光変調方式とが同一に選ばれておいる。この場
合、放送帯域とVOD帯域との間で干渉を避けるため
に、放送帯域とVOD帯域が重ならないように選ばれて
いる。
【0043】請求項11に係る発明においては、光送信
手段における光変調方式と光変調手段の外部光変調器に
おける光変調方式とが異なる方式に選ばれている。この
場合、光受信手段は、入力光を2分岐し、分岐された光
信号の一方を直接検波方式により電気信号に再変換し、
分岐された光信号の他方をヘテロダイン検波方式により
電気信号に再変換する。
【0044】請求項12に係る発明においては、第1の
光源が発生する第1の波長と第2の光源が発生する第2
の波長とが異なる値に選ばれている。この場合、光受信
手段は、入力光信号を第1の波長の光と第2の波長の光
とに分離し、波長分離された光信号を各々独立に電気信
号に再変換する。
【0045】請求項13に係る発明においては、選択手
段は、各選局手段から受信した全VOD送出要求信号の
内、予め定められた所定数の信号を抽出し、当該抽出し
たVOD送出要求信号によって要求されるVOD用映像
信号のみをVOD用映像信号源から選択して変調し、V
OD帯域内に多重化して出力する。
【0046】請求項14に係る発明においては、選択手
段は、同時に利用されるVOD映像チャネル数が常に予
め定められる所定数を越えないように、各選局手段から
受信したVOD送出要求信号を受信先着順に抽出する。
これによって、受信者にVOD用映像信号が届く時間に
不公平が生じるのを解消できる。
【0047】請求項15に係る発明においては、各選択
手段は、それぞれ対応するグループに属する選局手段か
ら受信した全VOD送出要求信号の内、予め定められた
所定数の信号を抽出し、当該抽出したVOD送出要求信
号によって要求されるVOD用映像信号のみをVOD用
映像信号源から選択して変調し、VOD帯域内に多重化
して出力する。
【0048】請求項16に係る発明においては、各選択
手段は、それぞれ対応するグループ内で同時に利用され
るVOD映像チャネル数が常に予め定められる所定数を
越えないように、対応するグループに属する選局手段か
ら受信した全VOD送出要求信号を受信先着順に抽出す
る。これによって、受信者にVOD用映像信号が届く時
間に不公平が生じるのを解消できる。
【0049】請求項17に係る発明においては、選択手
段は、選局手段から受信したVOD送出要求信号によっ
て要求されるVOD映像信号を伝送するのに必要最小限
の数の搬送波を発生することにより、放送帯域とVOD
帯域との間で生じる各搬送波間のビート妨害を低減する
ようにしている。
【0050】請求項18に係る発明においては、放送帯
域とVOD帯域との和からなる帯域幅を1オクターブ以
内とすることにより、放送帯域とVOD帯域との間で生
じる各搬送波間のビート妨害を低減するようにしてい
る。
【0051】請求項19に係る発明においては、放送帯
域内の搬送波周波数間隔と、VOD帯域内の搬送波周波
数間隔とを異なる間隔に選ぶことにより、放送帯域とV
OD帯域との間で生じる各搬送波間のビート妨害を低減
するようにしている。
【0052】請求項20に係る発明においては、VOD
帯域内の搬送波周波数を、放送帯域内の搬送波周波数f
b と放送帯域内の搬送波周波数間隔fm に対して、fb
+n・fm (nは正の整数)に一致しない値に選ぶこと
により、放送帯域とVOD帯域との間で生じる各搬送波
間のビート妨害を低減するようにしている。
【0053】請求項21に係る発明においては、多チャ
ネル映像信号源における所定の電気変調方式と、選択手
段における所定の電気変調方式とを異なる方式に選ぶよ
うにしている。
【0054】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例に係るVOD
サービス対応の光伝送有線放送システムの構成を、1加
入者について示したブロック図である。図1において、
この光伝送有線放送システムは、多チャネル映像信号源
1001と、光送信部1002と、光受信部1006
と、選局部1007と、VOD用映像信号源1101
と、選択部101と、光変調部102とを備えている。
【0055】次に、図1に示す第1の実施例の動作を説
明する。多チャネル映像信号源1001は、放送サービ
ス用の複数チャネルの映像信号を、所定の帯域(放送帯
域)内の予め定められた搬送波周波数を用いて所定の電
気変調方式(例えばFM変調方式)により変調し、周波
数多重して出力する。この周波数多重信号は、光送信部
1002において所定の光変調方式により光信号に変換
される。この光信号は、光変調部102を経て伝送され
た後、光受信部1006により電気信号(周波数多重信
号)に再変換される。
【0056】選局部1007は、本システムによって提
供される放送番組メニューあるいはVOD番組メニュー
の中から受信者が希望する番組を選択し、選択した番組
の映像信号を復調する。また、VOD番組メニューを選
択するときには、VOD送出要求信号103を選択部1
01に向けて送信する。選択部101は、このVOD送
出要求信号103を受信すると、該当するVOD番組の
VOD用映像信号をVOD用映像信号源1101から選
択し、選択されたVOD用映像信号を所定の電気変調方
式により変調する。このときの電気変調方式としては、
例えばアナログ映像信号をA/D変換によりディジタル
化した後、QAM変調する方式が採用される。QAM変
調時に用いる搬送波周波数は、所定のVOD帯域内で予
め決められた周波数である。光変調部102は、上記選
択部101から出力される電気信号を所定の光変調方式
により光信号に変換し、光送信部1002からの光信号
と共に出力する。
【0057】上記の説明から分かるように、図1の光伝
送有線放送システムは、通常放送の映像信号とVOD用
映像信号とを、光信号に変換した後に合流させている点
が、図11の従来例と異なっている。
【0058】図2は、上記第1の実施例を多数の加入者
を有する光CATV網に適用した場合の第2の実施例の
構成を示すブロック図である。この図2の光伝送有線放
送システムは、多チャネル映像信号源1001と、光送
信部1002と、第1の光分配部1003と、第2の光
分配部1004a,1004bと、第3の光分配部10
05a〜1005dと、光受信部1006a〜1006
hと、選局部1007a〜1007hと、光増幅部10
08,1009a,1009bと、VOD用映像信号源
1101とを備えている。以上の構成は、図11の従来
例の相当する部分と同様であるため、ここではこれ以上
の説明を省略する。図2の実施例は、本発明に特徴的な
構成として、選択・多重化部201a,201bと、光
変調部202a,202bとをさらに備えている。
【0059】なお、上記各選局部1007a〜1007
hは、図1の実施例の場合と同様に、番組メニューの中
から番組を選び出し該当する映像信号を復調するだけで
なく、VOD番組メニューの中に受信者が希望する番組
があった場合、その番組のVOD送出要求信号203
a,203bを送り出す機能も有している。また、図2
の実施例では、第2の光分配部1004aまたは100
4bで光信号を配信する加入者のかたまりを1つのグル
ープとする(以下、一方のグループをグループA、他方
のグループをグループBと称する)。
【0060】次に、図2の実施例の動作を説明する。グ
ループA内の各選局部1007a〜1007dから発生
したVOD送出要求信号203aは、全てグループA用
の選択・多重化部201aに入力される。選択・多重化
部201aは、受信したVOD送出要求信号203aに
応じて、VOD用映像信号源1101から該当する番組
のVOD用映像信号を選択し、選択されたVOD用映像
信号をVOD帯域内の予め割り当てられた搬送波を用い
て変調し、周波数多重して出力する。光変調部202a
は、上記選択・多重化部201aからの周波数多重信号
を所定の光変調方式により光信号に変換した後、光信号
光送信部1002から第1の光分配部1003を経て伝
送されてきた光信号と共に第2の光分配部1004aに
出力する。なお、選択・多重化部201b、光変調部2
02bについても、グループBに属する各選局部100
7e〜1007hからのVOD送出要求信号203bに
対して、上記と同様の動作を行なう。
【0061】なお、上記図2の実施例では、VOD用映
像信号源1101を1つだけ設けて各グループで共用す
るようにしたが、設備コストの増加を許容するならば、
各グループに個別的にVOD用映像信号源を設けるよう
にしてもよい。この場合、各選択・多重化部201a,
201bは、それぞれ対応するVOD用映像信号源から
VOD用映像信号を選択することになる。
【0062】次に、図3を参照して、図1(または図
2)に示した光送信部1002の構成について説明す
る。図3に示すごとく、光送信部1002の構成には、
直接変調型(図3(a)参照)と、外部変調型(図3
(b)参照)とがある。直接変調型の光送信部は、所定
波長(送信光波長)の光源として半導体レーザ301を
備え、この半導体レーザ301に注入する電流を電気信
号で振幅変調することにより、光強度変調信号を出力す
る。外部変調型の光送信部は、送信光波長の光源302
からの無変調光を外部光変調器303に導き、この外部
光変調器303に印加する電気信号を変調することによ
り光信号に変換する。外部変調型の場合、出力される光
信号は光強度変調信号、または光位相変調信号である。
なお、外部変調型の光変調器としては、例えばニオブ酸
リチウム結晶基板上に構成した光導波路によるもの(参
考文献;例えば、R.C.Alferness,“Wa
veguide electrooptic modu
ators”,IEEE Trans. Microw
ave Theory Tech.,vol.MTT−
30,PP.1121−1136,1982)等があ
る。
【0063】次に、図4を参照して、図1(または図
2)に示した光変調部102(または202a,202
b)の構成について説明する。この光変調部102(ま
たは202a,202b)については、図4(a)に示
すように独立した光源を持たず上記光送信部1002か
らの出力光を外部光変調器401により変調し光信号を
出力する構成の他に、上記光送信部1002と同様に、
所定波長(変調光波長)の独立光源402または404
を備えた直接変調型または外部変調型の構成がある(図
4(b)または(c)参照)。但し、独立光源を備える
場合には、図4(b),(c)に示すように、上記光送
信部1002からの送信光波長の光信号と、変調光波長
の光信号とを合波する光合波器403,406が必要と
なる。
【0064】次に、上記した光変調部102(または2
02a,202b)の各構成について、送信光波長と変
調光波長との関係、光受信部1006(または1006
a〜1006h)の構成、および放送帯域とVOD帯域
の配置関係などを以下の(1)〜(3)に説明する。
【0065】(1)送信光波長と変調光波長を同一と
し、かつ光送信部1002および光変調部102(また
は202a,202b)における光変調方式が共に強度
変調方式とする構成の場合、光受信部1006(または
1006a〜1006h)の構成は従来の直接検波方式
となる。このとき、放送帯域とVOD帯域は周波数空間
で重ならない配置であるものとする。光送信部1002
の出力光(光変調部102(または202a,202
b)の入力光)は、放送帯域信号の電気的周波数スペク
トルを有し(図5(a)参照)、光変調部102(また
は202a,202b)の出力光信号は、さらにVOD
帯域信号を周波数多重した電気的スペクトルを有する
(図5(b)参照)。このため、従来例と同様、1つの
光変調部102(または202a,202b)で送信可
能なVOD帯域の搬送波数Ncは制限を受ける。
【0066】(2)送信光波長と変調光波長を同一と
し、かつ光送信部1002は光強度変調信号を、光変調
部102(または202a,202b)は光位相変調信
号を出力する構成の場合、光受信部1006(または1
006a〜1006h)は、図6(a)に示すように、
入力光を2分岐する光分岐器601と、分岐された一方
の光信号を放送帯域の電気信号に再変換する直接検波方
式の光受信器602と、分岐された他方の光信号をVO
D帯域の電気信号に再変換するヘテロダイン検波方式の
光受信器603とから構成される。この場合、放送帯域
とVOD帯域の配置について上記(1)のような制限は
なく、全光伝送帯域をVOD映像信号伝送に用いること
により、同時利用率の高いVODサービスを実現でき
る。
【0067】(3)送信光波長と変調光波長が異なり、
かつ光送信部1002および光変調部102(または2
02a,202b)における光変調方式が共に強度変調
方式とする構成の場合、光受信部1006(または10
06a〜1006h)は、図6(b)に示すように、入
力光を送信光波長と変調光波長に分離する光分波器60
4と、各波長光信号を各々電気信号に再変換する2つの
直接検波方式の光受信器605,606とから構成され
る。この場合においても、上記(2)の場合と同様、放
送帯域とVOD帯域の配置について制限はなく、全光伝
送帯域をVOD映像信号伝送に用いることにより、同時
利用率の高いVODサービスを実現できる。
【0068】次に、本発明によるVODサービス対応型
の光CATV網の拡張性について以下に説明する。前述
したように、従来のシステムでは、VOD帯域の搬送波
数Ncは無制限に増やすことはできないため、VODサ
ービスの利用者数が増えた場合、VODサービスの同時
利用率の高い光CATV網への拡張は困難である。本発
明においても、上述したように光送信部・光変調部で同
一光波長、同一光変調方式を用いた場合は、VOD帯域
の搬送波数Ncは制限を受けるが、例えば図7に示すよ
うに光変調部の設置場所を加入者寄りに移動・増設する
ことにより、各光変調部702a〜702dが受け持つ
加入者数を減らし、実質的にVODサービスの同時利用
率を上げることができる。
【0069】上記のように光変調部の設置場所を加入者
寄りに移動・増設した場合、本発明で増設が必要な設備
としては、図2または図7から明らかなように、比較的
小型でかつ安価な構成の光変調部および選択・多重化部
である。これに対し、図13の従来例では、大型でかつ
高価な構成の多チャネル信号源1001a,1001
b,VOD用映像信号源1101a,1101bの増設
が必要となる。従って、加入者をグループ化することに
より、実質的にVODサービスの同時利用率を上げよう
とする場合、設備変更のコストの面から見ると、従来例
に比べて本発明の方がはるかに有利なことが分かる。
【0070】逆に、本発明でVOD利用率が低い光CA
TV網を構築する場合は、光変調部位置を光送信部10
02寄りに配置することにより、光変調部の設置数を減
らしシステムのコストダウンを図ることができる。
【0071】一方、光送信部・光変調部において、光波
長、または光変調方式を異なるものとした場合、VOD
帯域は放送帯域と重複して設定することが可能となるた
め、全光伝送帯域をVOD番組の伝送に使用することに
より、本質的に同時利用率の高いVODサービス網を実
現できる。また、この場合についても、上記と同様に、
光変調部の設置場所の変更によりVOD利用率の変化に
対応することが可能である。
【0072】次に、光送信部・光変調部における光波
長、および光変調方式が同一である場合において、VO
D帯域における搬送波数について説明する。例えば、前
述の第2の実施例(図2)において、各選択・多重化部
201a,201bが発生する搬送波数Ncは、1グル
ープ内の加入者数Nk(図2ではNk=4)と同数であ
ることが望ましい。しかし、VOD帯域幅には限りがあ
ることと、特にグループ内の加入者数が多い場合、全て
の加入者が同時にVODサービスを利用する確率は非常
に低いことから、各選択・多重化部201a,201b
が発生する各搬送波数Ncは、Nc<Nkとする。この
場合、各選択・多重化部201a,201bは、それぞ
れ受信したVOD送出要求信号203a,203bを先
着順に抽出し、同時に送出するVOD番組数が常にNc
以下となるように制御する。また、各選択・多重化部2
01a,201bは、常にNc個の搬送波を発生せず
に、VOD送信要求があった場合のみ必要数を発生する
構成とする。これにより、後述するような放送帯域とV
OD帯域の各搬送波間のビート妨害を最小限とすること
ができる。
【0073】次に、光変調部が光送信部からの光信号を
外部変調する構成(図4(a)参照)を採用する場合に
おいて、放送帯域およびVOD帯域の搬送波相互間のビ
ート妨害による品質劣化について説明する。既に強度変
調(変調周波数fn;n=1〜5)を施された光信号に
対し、更に光強度変調(変調周波数:fx)を行う場合
(図8参照)、光変調器はミキサの動作を行なうため、
各変調信号間のビート(周波数fx±fn)が発生し、
これは妨害となる。特にVOD帯域の搬送波数が増える
とビート波は急増するため、品質劣化は大きくなる。そ
こで、多チャネル映像信号源、および選択部(または選
択・多重化部)における電気変調方式として、変調度を
小さくできるFM変調方式、またはQAM等のディジタ
ル変調方式を採用することにより、上記ビート妨害によ
る品質劣化を最小限に抑えることができる。
【0074】また、放送帯域とVOD帯域の搬送波周波
数位置について、図9(a)に示すように両帯域を合わ
せた全伝送帯域が1オクターブ以内となるように設定す
ることにより、ビート歪が発生しても、その発生周波数
位置は帯域外となり、伝送品質に影響を及ぼさない。こ
の場合、多チャネル映像信号源、および選択部または選
択・多重化部における電気変調方式として大変調度を必
要とするAM変調方式を採用することもできる。また、
VOD帯域の搬送波周波数間隔を放送帯域の搬送波周波
数間隔と異なるものとしたり(図9(b)参照)、VO
D帯域の搬送波周波数が、放送帯域の搬送波周波数fb
と放送帯域の搬送波周波数間隔fm に対してfb +n・
fm (nは自然数)に一致しないようにする(図9
(c)参照)ことにより、歪が同一周波数に集中して発
生することを防ぎ、実用上の画質劣化を軽減することが
できる。
【0075】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、通常放送
の映像信号とVOD用映像信号とが光信号に変換された
後に合流されて光伝送されるので、従来の光CATV網
に対して、大規模な送信設備の変更を行なうことなく、
また光ファイバ網の再敷設を必要とせずにVODサービ
スを実現することができる。
【0076】請求項3に係る発明によれば、複数の受信
者をグループ化して配信するようにしているので、実質
的なVODサービスの同時利用率を上げることができ
る。
【0077】請求項4に係る発明によれば、VOD用映
像信号源が、各グループのそれぞれについて個別的に設
けるようにしているので、各グループ毎に異なったVO
D番組を提供することができる。
【0078】請求項8または10に係る発明によれば、
第1の光源が発生する第1の波長と第2の光源が発生す
る第2の波長とが同一に選ばれており、および/または
光送信手段における光変調方式と光変調手段における光
変調方式とが同一に選ばれている場合に、放送帯域とV
OD帯域が重ならないように選んでいるので、放送帯域
とVOD帯域との間で干渉が生じるのを防止することが
できる。
【0079】請求項9または11に係る発明によれば、
光送信手段における光変調方式と光変調手段における光
変調方式とが異なる方式に選ばれているので、放送帯域
とVOD帯域との間で搬送波数が制限を受けるのを防止
できる。
【0080】請求項12に係る発明によれば、第1の光
源が発生する第1の波長と第2の光源が発生する第2の
波長とが異なる値に選ばれているので、放送帯域とVO
D帯域との間で干渉が生じるのを防止することができ
る。
【0081】請求項14に係る発明によれば、選択手段
でVOD用映像信号を抽出する際に、各選局手段から受
信したVOD送出要求信号を受信先着順に抽出するよう
にしているので、受信者間でVOD用映像信号が届く時
間に不公平が生じるのを防止することができる。
【0082】請求項16に係る発明によれば、各選択手
段でVOD用映像信号を抽出する際に、それぞれ対応す
るグループに属する選局手段から受信した全VOD送出
要求信号を受信先着順に抽出するようにしているので、
受信者間でVOD用映像信号が届く時間に不公平が生じ
るのを防止することができる。
【0083】請求項17に係る発明によれば、選択手段
は、選局手段から受信したVOD送出要求信号によって
要求されるVOD映像信号を伝送するのに必要最小限の
数の搬送波を発生するようにしているので、放送帯域と
VOD帯域との間で生じる各搬送波間のビート妨害を低
減することができる。
【0084】請求項18に係る発明によれば、放送帯域
とVOD帯域との和からなる帯域幅を1オクターブ以内
とするようにしているので、放送帯域とVOD帯域との
間で生じる各搬送波間のビート妨害を低減することがで
きる。
【0085】請求項19に係る発明によれば、放送帯域
内の搬送波周波数間隔と、VOD帯域内の搬送波周波数
間隔とを異なる間隔に選ぶようにしているので、放送帯
域とVOD帯域との間で生じる各搬送波間のビート妨害
を低減することができる。
【0086】請求項20に係る発明によれば、VOD帯
域内の搬送波周波数を、放送帯域内の搬送波周波数fb
と放送帯域内の搬送波周波数間隔fm に対して、fb +
n・fm (nは正の整数)に一致しない値に選ぶように
しているので、歪が同一周波数に集中して発生すること
を防ぎ、放送帯域とVOD帯域との間で生じる各搬送波
間のビート妨害を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るVODサービス対
応の光伝送有線放送システムの構成を1加入者について
示したブロック図である。
【図2】第1の実施例を複数の加入者を有する光CAT
V網に拡張した場合の第2の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】第1および第2の実施例における光送信部の構
成を示す図である。
【図4】第1および第2の実施例における光変調部の構
成を示す図である。
【図5】第2の実施例における光変調部の周波数スペク
トルの変化を説明するための図である。
【図6】第1および第2の実施例における光受信部の構
成を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る光伝送有線放送シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図8】第2または第3の実施例において、光変調部に
外部変調方式を用いた場合のビート歪の発生のメカニズ
ムを説明するための図である。
【図9】第2または第3の実施例において、放送帯域お
よびVOD帯域の周波数配置関係を説明するための図で
ある。
【図10】従来の光CATV網における光伝送有線放送
システムの構成を示すブロック図である。
【図11】従来の光CATV網において、VODサービ
スを実現するために一般的に考えれる光伝送有線放送シ
ステムの構成の一例を示すブロック図である。
【図12】図11のように、従来の光CATV網におい
て、放送サービスに加えVODサービスを付加する場合
の周波数配置関係を説明するための図である。
【図13】従来の光CATV網において、VODサービ
スを実現するために一般的に考えられ得る光伝送有線放
送システムの構成の他の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101…選択部 102…光変調部 103…VOD送出要求信号 201a,201b…選択・多重化部 202a,202b,702a〜702d…光変調部 203a,203b…VOD送出要求信号 301,302,402,404…光源(LD) 303…外部光変調器 401,405…外部光変調器 403,406…光合波器 601…光分岐器 602…直接検波方式光受信器 603…ヘテロダイン検波方式光受信器 604…光分波器 605…第1の光受信器 606…第2の光受信器 701a〜701d…選択・多重化部 703a〜703d…VOD送出要求信号 1001…多チャネル映像信号源 1002…光送信部 1003…第1の光分配部 1004a,1004b…第2の光分配部 1005a〜1005d…第3の光分配部 1006a〜1006h…光受信部 1007a〜1007h…選局部 1008,1009a,1009b…光増幅部 1101…VOD用映像信号源 1102…選択・変調部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 7/22 (56)参考文献 特開 平5−161141(JP,A) 特開 平5−260019(JP,A) 特開 平4−268835(JP,A) 特開 平4−207885(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 H04N 7/10 - 7/22

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャネルの放送用映像信号を周波数
    多重して光伝送する有線放送システムであって、 所定の電気変調方式を用いて複数の映像信号を各々変調
    することにより、各映像信号を予め決められた搬送波周
    波数の異なる信号に変換し、所定の放送帯域内に周波数
    多重して出力する多チャネル映像信号源、 前記多チャネル映像信号源からの出力信号を所定の光変
    調方式により光信号に変換して出力する光送信手段前記光送信手段から出力された光信号を伝送および分岐
    し、複数の受信グループに供給する第1の光分配手段
    と、 複数チャネルのVOD(ビデオ・オン・デマンド)用映
    像信号を発生可能なVOD用映像信号源とを備えさらに、前記複数の受信グループ毎に、 与えられる複数のVOD送出要求信号に応じて、複数の
    VOD用映像信号を前記VOD用映像信号源から選択
    し、選択されたVOD用映像信号を所定の電気変調方式
    を用いて変調することにより、予め決められた搬送波周
    波数の異なる信号に変換し、所定のVOD帯域内に多重
    化して出力する選択手段前記第1の光分配手段から出力された光信号を入力し、
    前記選択手段から出力される電気信号に基づいて前記第
    1の光分配手段から出力された光信号を所定の光変調方
    式により変調することで 前記選択手段から出力される電
    気信号を光信号に変換する外部光変調部からなる光変調
    手段、 前記光変調手段から出力される光信号を伝送し、複数に
    分岐する第2の光分配手段と、 前記第2の光分配手段によって複数に分岐された光信号
    に対応して設けられそれぞれ電気信号に再変換する複数
    の光受信手段と、 前記複数の光受信手段に対応して設けられそれぞれ 前記
    光受信手段から出力される電気信号の中から所望の周波
    数の信号を選択して復調すると共に、前記VOD用映像
    信号源に対して所望のVOD用映像信号の送出を要求す
    るための前記VOD送出要求信号を出力する複数の選局
    手段とをそれぞれ具備した光伝送有線放送システム。
  2. 【請求項2】 前記VOD用映像信号源は、前記複数の
    受信グループのそれぞれについて個別的に設けられてお
    り、 各受信グループ毎に具備される前記選択手段は、それぞ
    れ対応するグループに属する前記複数の選局手段から与
    えられる複数のVOD送出要求信号に応じて複数のVO
    D用映像信号を対応するグループに属する前記VOD用
    映像信号源から選択し、選択されたVOD用映像信号を
    所定の電気変調方式を用いて変調することにより、予め
    決められた搬送波周波数の異なる信号に変換し、所定の
    VOD帯域内に多重化して出力することを特徴とする、
    請求項1に記載の光伝送有線放送システム。
  3. 【請求項3】 前記光送信手段における光変調方式と前
    記光変調手段における光変調方式とが同一に選ばれてお
    り、 前記放送帯域と前記VOD帯域が重ならないように選ば
    れていることを特徴とする、請求項1または2に記載の
    光伝送有線放送システム。
  4. 【請求項4】 前記光送信手段における光変調方式と前
    記光変調手段における光変調方式とが、光強度変調方式
    もしくは光位相変調方式のいずれかにおいて互いに異な
    る方式に選ばれており、 前記光受信手段は、 入力光を2分岐する光分岐器と、 前記分岐された光信号の一方を直接検波方式により電気
    信号に再変換する第1の光受信器と、 前記分岐された光信号の他方をヘテロダイン検波方式に
    より電気信号に再変換する第2の光受信器とを含む、請
    求項1または2に記載の光伝送有線放送システム。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は、前記選局手段から受信
    したVOD送出要求信号によって要求されるVOD映像
    信号を伝送するのに必要最小限の数の搬送波を発生する
    ことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の
    光伝送有線放送システム。
  6. 【請求項6】 前記放送帯域と前記VOD帯域との和か
    らなる帯域幅が、1 オクターブ以内であることを特徴と
    する、請求項3に記載の光伝送有線放送システム。
  7. 【請求項7】 前記放送帯域内の搬送波周波数間隔と、
    前記VOD帯域内の搬送波周波数間隔とが異なる間隔に
    選ばれていることを特徴とする、請求項3に記載の光伝
    送有線放送システム。
  8. 【請求項8】 前記VOD帯域内の搬送波周波数が、前
    記放送帯域内の搬送波周波数fbと前記放送帯域内の搬
    送波周波数間隔fmに対して、fb+n・fm(nは正
    の整数)に一致しない値に選ばれていることを特徴とす
    る、請求項3に記載の光伝送有線放送システム。
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