JP2003229837A - 光同軸ハイブリッド伝送システム - Google Patents

光同軸ハイブリッド伝送システム

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JP2003229837A
JP2003229837A JP2002028265A JP2002028265A JP2003229837A JP 2003229837 A JP2003229837 A JP 2003229837A JP 2002028265 A JP2002028265 A JP 2002028265A JP 2002028265 A JP2002028265 A JP 2002028265A JP 2003229837 A JP2003229837 A JP 2003229837A
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Koichi Masuda
浩一 増田
Hiroyuki Sasai
裕之 笹井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/27Arrangements for networking
    • H04B10/272Star-type networks or tree-type networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存システムの伝送路に大きな変更を加える
ことなく、高速なケーブルインターネットアクセスを迅
速かつ安価に実現することができる光同軸ハイブリッド
伝送システムを提供すること。 【解決手段】 各マイクロセル51に対応する周波数f
1〜fm(Hz)のmチャンネルの通信信号は、通信信
号光送信部102によってそれぞれ異なる波長の光信号
に変換される。当該光信号は、通信信号波長多重部10
3によって波長多重され、映像通信信号波長多重部10
4によって映像信号によって変調された光信号と波長多
重されて、ノード30に送信される。ノード30では、
波長多重された光信号を分離して、映像信号と通信信号
とを周波数多重して、マイクロセル51に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバと同軸
ケーブルを利用したCATVシステムに関し、より特定
的には、高速なケ−ブルインタ−ネットアクセスを迅速
かつ安価に提供するCATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットやeメ−ルの普及
はめざましく、取り扱うデータ量も急速に増加してい
る。このため、ブロードバンドアクセス(高速なインタ
ーネットアクセス)に対する期待が高まっており、CA
TVシステムを利用したインターネットアクセスも、ブ
ロードバンドアクセスを実現する選択肢の一つである。
【0003】図13は、CATVシステムを利用したイ
ンターネットアクセスにおける従来の光同軸伝送システ
ムの構成を示す図である。なお、図13では、下り信号
の伝送系のみ記載し、上り信号の伝送系の記載は省略し
ている。上り信号の伝送系は、同軸伝送路は下り系を共
用し、光伝送路は別の光ファイバ若しくは同一の光ファ
イバでも構わない。また、図13では、主要な部分の信
号の周波数スペクトルを図示している。
【0004】図13において、光同軸ハイブリッド伝送
システム(HFC:HybridFiber Coax
ial)は、センタ局3000と、ノード3001と、
セル3002とを備える。センタ局3000とノード3
001とは、光ファイバ3006によって接続されてい
る。ノード3001とセル3002とは、同軸ケーブル
3007によって接続されている。
【0005】センタ局3000は、下り用光送信部30
03を含む。ノード3001は、下り用光受信部300
4を含む。セル3002は、複数の加入者端末3005
を含む。図12に示すように、下り用光送信部3003
には、周波数多重されたpチャンネルからなる映像信号
および周波数がf1〜fmのmチャンネルからなる通信
用信号が入力される。通信信号には、インターネットを
介して取得したデータが含まれている。下り用光送信部
3003は、当該周波数多重された電気信号によって変
調された光信号を出力する。下り用光送信部3003か
ら出力された光信号は、光ファイバ3006を介して、
下り用光受信部3004に供給される。
【0006】下り用光受信部3004は、供給された光
信号を電気信号に変換し、周波数多重されたpチャンネ
ルからなる映像信号および周波数がf1〜fmのmチャ
ンネルからなる通信信号を出力する。下り用光受信部3
004から出力された映像信号および通信用信号は、同
軸ケーブル3007を介して、各加入者端末3005に
送信される。
【0007】上記のような従来の光同軸ハイブリッドシ
ステムにおいては、1台の光伝送装置によって1500
加入者に同一の映像信号を伝送することが可能である。
一方、通信サービスに関しては、映像信号の配置されて
いない周波数帯に通信用の信号を周波数多重することに
よって、簡単に各加入者端末に通信サービスを実現して
いる。
【0008】従来の光同軸ハイブリッド伝送システムに
おいては、限られた周波数帯域を多くの加入者でシェア
することとなる為、加入者が増加するに従って、一加入
者当たりの接続速度(通信速度)が鈍化していくという
問題が生じる。これに対し、接続速度を維持しつつ加入
者の増加に対応するには、以下で説明するように設備の
追加が必要であった。
【0009】図14は、加入者が増加した場合の従来の
光同軸ハイブリッド伝送システムの構成を示す図であ
る。図14に示すように、加入者が増加すると、従来の
光同軸ハイブリッド伝送システムは、センタ局3000
内の下り用光送信部3003を増設し、それと一対一に
対応させて、ノ−ド3001内の下り用光受信部300
4および光ファイバ3006を増設する必要があった。
すなわち、図13に示した光同軸ハイブリッド伝送シス
テムを複数組設けて対応していた。このように、従来の
光同軸ハイブリッド伝送システムにおいては、一つのセ
ル3002当たりの加入者数の増加を抑えることによっ
て、接続速度の鈍化を防止していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図14に示す
ように、光同軸ハイブリッド伝送システムを複数組設け
るには、多大な費用と時間がかかるという問題が生じて
しまう。
【0011】それゆえ、本発明の目的は、既存の光ファ
イバ網を有効利用して、既存システムの伝送路に大きな
変更を加えることなく、高速なケーブルインターネット
アクセスを迅速かつ安価に実現することができる光同軸
ハイブリッド伝送システムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、センタ局と、センタ局と光ファイバで接続する
ノードと、ノードと同軸ケーブルで接続する複数の加入
者端末群とを備え、全ての加入者端末に共通な情報を含
む第1の送信信号と加入者端末毎に固有な情報を含む第
2の送信信号とを、加入者端末群を示すマイクロセル単
位で、センタ局から全ての加入者端末に向けて送信し、
ノードはセンタ局から送信された信号を、マイクロセル
の単位で複数のマイクロセルにそれぞれ含まれる各加入
者端末にそれぞれ配信する光同軸ハイブリッド伝送シス
テムであって、センタ局は、第1の送信信号を光信号に
変換して第1の光信号とする第1の電気光変換部と、各
加入者端末へ送信する第2の送信信号を、マイクロセル
の単位で多重化し、複数の多重化された電気信号を、そ
れぞれが複数のマイクロセルに対応づけられた相異なる
波長を有する複数の光信号に変換する複数の第2の電気
光変換部と、複数の第2の電気光変換部によりそれぞれ
変換された複数の光信号を波長多重し第2の光信号とし
て出力する第1の波長多重部と、第1の光信号と第2の
光信号とを波長多重して、光ファイバに送信する第2の
波長多重部とを備え、ノードは、光ファイバを介して第
2の波長多重部より送信された光信号を、第1の光信号
と第2の光信号とに波長分離する第1の波長分離部と、
第1の波長分離部により分離された第1の光信号を第1
の送信信号に変換する第1の光電気変換部と、第1の波
長分離部により分離された第2の光信号を複数の光信号
に波長分離する第2の波長分離部と、第2の波長分離部
により分離された複数の光信号をそれぞれ電気信号に変
換し、それぞれをマイクロセル向け電気信号として出力
する複数の第2の光電気変換部と、複数の第2の光電気
変換部に対してそれぞれ設けられ、第1の光電気変換部
により変換された第1の送信信号と各第2の光電気変換
部より出力されたマイクロセル向け電気信号とを周波数
多重し、周波数多重された電気信号を対応するマイクロ
セルに含まれる加入者端末群へ同軸ケーブルを介して送
信する複数の周波数多重部とを備え、各加入者端末は、
同軸ケーブルを介して周波数多重部から伝送されてきた
電気信号に多重されている第1の送信信号とマイクロセ
ル向け電気信号とを受信し、さらに、マイクロセル向け
電気信号に多重されている当該加入者端末に対して送信
された第2の送信信号を抽出することを特徴とする。
【0013】第1の発明によれば、センタ局は、各加入
者端末へ共通の第1の送信信号(映像信号など)とマイ
クロセル単位毎の複数の第2の送信信号(通信信号な
ど)とをそれぞれ相異なる波長の光信号に変換して、波
長多重して送信する。また、ノードは、第1の送信信号
および加入者端末群への第2の送信信号を周波数多重し
て、マイクロセル単位毎に送信する。したがって、光フ
ァイバケーブルや同軸ケーブルなどの既存システムを有
効活用して、迅速かつ安価に、インターネットアクセス
の高速化や加入者数の増加に対応することができる光同
軸ハイブリッド伝送システムを提供することが可能とな
る。
【0014】第2の発明は、センタ局と、センタ局と光
ファイバで接続するノードと、ノードと同軸ケーブルで
接続する複数の加入者端末群とを備え、全ての加入者端
末に共通な情報を含む第1の送信信号と加入者端末毎に
固有な情報を含む第2の送信信号とを、加入者端末群を
示すマイクロセル単位で、センタ局から全ての加入者端
末に向けて送信し、ノードはセンタ局から送信された信
号を、マイクロセルの単位で複数のマイクロセルにそれ
ぞれ含まれる各加入者端末にそれぞれ配信する光同軸ハ
イブリッド伝送システムであって、センタ局は、第1の
送信信号を光信号に変換して第1の光信号とする第1の
電気光変換部と、各加入者端末へ送信する第2の送信信
号を、マイクロセルの単位で多重化した信号を複数のマ
イクロセルにそれぞれ対応したブロック信号とし、複数
のブロック信号を周波数多重する第1の周波数多重部
と、第1の周波数多重部により周波数多重された複数の
ブロック信号を光信号に変換し第2の光信号として出力
する第2の電気光変換部と、第1の光信号と第2の光信
号とを波長多重して、光ファイバに送信する波長多重部
とを備え、ノードは、光ファイバを介して波長多重部よ
り伝送されてきた光信号を、第1の光信号と第2の光信
号とに波長分離する波長分離部と、波長分離部により分
離された第1の光信号を第1の送信信号に変換する第1
の光電気変換部と、波長分離部により分離された第2の
光信号を電気信号に変換する第2の光電気変換部と、第
2の光電気変換部により変換された電気信号を複数のブ
ロック信号に周波数分離する周波数分離部と、周波数分
離部により分離された複数のブロック信号の周波数を、
それぞれが対応するマイクロセルに含まれる加入者端末
群が受信する周波数帯域に周波数変換しマイクロセル向
け電気信号として出力する複数の周波数変換部と、複数
の周波数変換部に対してそれぞれ設けられ、第1の光電
気変換部により電気信号に変換された第1の送信信号と
各周波数変換部より出力されたマイクロセル向け電気信
号とを周波数多重し、周波数多重された電気信号を、対
応するマイクロセルに含まれる加入者端末群へ同軸ケー
ブルを介して送信する複数の第2の周波数多重部とを備
え、各加入者端末は、同軸ケーブルを介して第2の周波
数多重部より伝送されてきた電気信号に多重されている
第1の送信信号とマイクロセル向け電気信号とを受信
し、さらに、マイクロセル向け電気信号に多重されてい
る当該加入者端末に対して送信された第2の送信信号を
抽出することを特徴とする。
【0015】第2の発明によれば、センタ局は、マイク
ロセル単位毎の第2の送信信号を相異なる周波数のブロ
ック信号に変換し、周波数多重する。さらに、センタ局
は、周波数多重されたブロック信号で変調された第2の
光信号と第1の送信信号で変調された第1の光信号とを
波長多重して送信する。また、ノードは、第1の送信信
号および加入者端末群への第2の送信信号を周波数多重
して、マイクロセル単位毎に送信する。したがって、既
存のシステムを有効活用して、迅速かつ安価に、インタ
ーネットアクセスの高速化や加入者数増加に対応するこ
とができる光同軸ハイブリッド伝送システムを提供する
ことが可能となる。
【0016】第3の発明は、センタ局と、センタ局と光
ファイバで接続するノードと、ノードと同軸ケーブルで
接続する複数の加入者端末群とを備え、全ての加入者端
末に共通な情報を含む第1の送信信号と各加入者端末毎
に固有な情報を含む第2の送信信号とを、加入者端末群
を示すマイクロセルをさらに複数集めたグループセルの
単位で、センタ局から全ての加入者端末に向けて送信
し、ノードはセンタ局から送信された信号を、マイクロ
セルの単位で複数のマイクロセルにそれぞれ含まれる各
加入者端末にそれぞれ配信する光同軸ハイブリッド伝送
システムであって、センタ局は、第1の送信信号を光信
号に変換して第1の光信号とする第1の電気光変換部
と、各加入者端末へ送信する第2の送信信号を、マイク
ロセルの単位で多重化した信号を複数のマイクロセルに
それぞれ対応したブロック信号とし、さらに、ブロック
信号をグループセルの単位で周波数多重した信号を複数
のグループセルにそれぞれ対応したグループ信号とし、
複数のグループ信号を、それぞれが複数のグループセル
に対応付けられた相異なる波長を有する複数の光信号に
変換する複数の第2の電気光変換部と、複数の第2の電
気光変換部によりそれぞれ変換された複数の光信号を波
長多重し第2の光信号として出力する第1の波長多重部
と、第1の光信号と第2の光信号とを波長多重して、光
ファイバに送信する第2の波長多重部とを備え、ノード
は、光ファイバを介して第2の波長多重部より伝送され
てきた光信号を、第1の光信号と第2の光信号とに波長
分離する第1の波長分離部と、第1の波長分離部により
分離された第1の光信号を第1の送信信号に変換する第
1の光電気変換部と、第1の波長分離部により分離され
た第2の光信号を、それぞれが各グループセルに対応す
る複数の光信号に波長分離する第2の波長分離部と、第
2の波長分離部により分離された複数の光信号をグルー
プ信号に変換する複数の第2の光電気変換部と、複数の
第2の光電気変換部に対してそれぞれ設けられ、第2の
光電気変換部により変換された複数のグループ信号を複
数のブロック信号に周波数分離する複数の周波数分離部
と、複数の周波数分離部に対してそれぞれ設けられ、周
波数分離部により分離されたブロック信号の周波数を、
マイクロセルに含まれる複数の加入端末が受信する周波
数帯域に周波数変換しマイクロセル向け電気信号として
出力する複数の周波数変換部と、複数の周波数変換部に
対してそれぞれ設けられ、第1の光電気変換部により変
換された第1の送信信号と各周波数変換部より出力され
たマイクロセル向け電気信号とを周波数多重し、周波数
多重された電気信号を対応するマイクロセルに含まれる
加入者端末群へ同軸ケーブルを介して送信する複数の周
波数多重部とを備え、各加入者端末は、同軸ケーブルを
介して周波数多重部より伝送されてきた電気信号に多重
されている第1の送信信号とマイクロセル向け電気信号
とを受信し、さらに、マイクロセル向け電気信号に多重
されている当該加入者端末に対して送信された第2の送
信信号を抽出することを特徴とする。
【0017】第3の発明によれば、センタ局は、マイク
ロセル単位毎のブロック信号を周波数多重してグループ
セル単位毎のグループ信号とする。さらに、センタ局
は、各グループセルへのグループ信号を相異なる波長の
光信号に変換して波長多重し、さらに、第1の送信信号
によって変調された光信号と波長多重して伝送する。ま
た、ノードは、第1の送信信号および加入者端末群への
第2の送信信号を周波数多重して、マイクロセル単位毎
に送信する。したがって、既存のシステムを有効活用し
て、迅速かつ安価に、インターネットアクセスの高速化
や加入者数増加に対応することができる光同軸ハイブリ
ッド伝送システムを提供することが可能となる。
【0018】第4の発明は、センタ局と、センタ局と第
1および第2の光ファイバで接続するノードと、ノード
と同軸ケーブルで接続する複数の加入者端末群とを備
え、全ての加入者端末に共通な情報を含む第1の送信信
号と加入者端末毎に固有な情報を含む第2の送信信号と
を、加入者端末群を示すマイクロセル単位で、センタ局
から全ての加入者端末に向けて送信し、ノードはセンタ
局から伝送されてきた信号を、マイクロセルの単位で複
数のマイクロセルにそれぞれ含まれる各加入者端末にそ
れぞれ配信する光同軸ハイブリッド伝送システムであっ
て、センタ局は、第1の送信信号を光信号に変換して第
1の光信号として第1の光ファイバへ送信する第1の電
気光変換部と、各加入者端末へ送信する第2の送信信号
を、マイクロセルの単位で多重化し、複数の多重化され
た電気信号を、それぞれが複数のマイクロセルに対応付
けられた相異なる波長を有する複数の光信号に変換する
複数の第2の電気光変換部と、複数の第2の電気光変換
部によりそれぞれ変換された複数の光信号を波長多重し
第2の光信号として第2の光ファイバへ送信する波長多
重部とを備え、ノードは、第1の光ファイバを介して第
1の電気光変換部より伝送されてきた第1の光信号を第
1の送信信号に光電気変換する第1の光電気変換部と、
第2の光ファイバを介して波長多重部より伝送されてき
た第2の光信号を複数の光信号に波長分離する波長分離
部と、波長分離部により波長分離された複数の光信号を
それぞれ電気信号に変換し、それぞれをマイクロセル向
け電気信号として出力する複数の第2の光電気変換部
と、複数の第2の光電気変換部に対してそれぞれ設けら
れ、第1の光電気変換部により変換された第1の送信信
号と各第2の光電気変換部より出力されたマイクロセル
向け電気信号とを周波数多重し、周波数多重された電気
信号を対応するマイクロセルに含まれる加入者端末群へ
同軸ケーブルを介して送信する複数の周波数多重部とを
備え、各加入者端末は、同軸ケーブルを介して周波数多
重部より伝送されてきた電気信号に多重されている第1
の送信信号とマイクロセル向け電気信号とを受信し、さ
らに、マイクロセル向け電気信号に多重されている当該
加入者端末に対して送信された第2の送信信号を抽出す
ることを特徴とする。
【0019】第4の発明によれば、センタ局は、マイク
ロセル単位毎の第2の送信信号によって変調された波長
の相異なる光信号を波長多重して送信する。また、ノー
ドは、第1の送信信号および加入者端末群への第2の送
信信号を周波数多重して、マイクロセル単位毎に送信す
る。したがって、既存システムを有効活用して、迅速か
つ安価に、インターネットアクセスの高速化や加入者数
増加に対応することができる光同軸ハイブリッド伝送シ
ステムを提供することが可能となる。また、第1の送信
信号で変調された光信号と第2の送信信号で変調された
光信号とを波長多重せず、異なる光ファイバを用いて伝
送するため、既存システムをアップグレードする場合に
は、第1の送信信号のシステム設計の変更が不要とな
る。
【0020】第5の発明は、センタ局と、センタ局と光
ファイバで接続するノードと、ノードと同軸ケーブルで
接続する複数の加入者端末群とを備え、加入者端末毎に
固有な情報を含む送信信号を、加入者端末群を示すマイ
クロセルの単位でノードを介してセンタ局へ送信する光
同軸ハイブリッド伝送システムであって、各加入者端末
は、当該加入者端末に固有な情報を含む送信信号を同軸
ケーブルへ送信する送信信号出力部を備え、ノードは、
複数のマイクロセルに対応してそれぞれ設けられ、同軸
ケーブルを介して各加入者端末より伝送されてきた送信
信号を、マイクロセルの単位で受信しさらに、それぞれ
がマイクロセルに対応付けられた相異なる波長を有する
光信号に変換する複数の電気光変換部と、複数の電気光
変換部によりそれぞれ変換された複数の光信号を波長多
重し、光ファイバへ出力する波長多重部とを備え、セン
タ局は、光ファイバを介して伝送された光信号を波長分
離する波長分離部と、波長分離部により波長分離された
複数の光信号それぞれを電気信号に変換する複数の光電
気変換部とを備えることを特徴とする。
【0021】第5の発明によれば、ノードは、マイクロ
セル単位毎の送信信号によって変調された光信号を波長
多重して送信する。したがって、既存のシステムを有効
活用して、迅速かつ安価に、インターネットアクセスの
高速化や加入者数増加に対応することができる光同軸ハ
イブリッド伝送システムを提供することが可能となる。
【0022】第6の発明は、センタ局と、センタ局と光
ファイバで接続するノードと、ノードと同軸ケーブルで
接続する複数の加入者端末群とを備え、加入者端末毎に
固有な情報を含む送信信号を、加入者端末群を示すマイ
クロセルの単位でノードを介してセンタ局へ送信する光
同軸ハイブリッド伝送システムであって、各加入者端末
は、当該加入者端末に固有な情報を含む送信信号を同軸
ケーブルへ送信する送信信号出力部を備え、ノードは、
複数のマイクロセルに対応してそれぞれ設けられ、同軸
ケーブルを介して各加入者端末より伝送されてきた送信
信号を、マイクロセルの単位で受信しさらに、マイクロ
セルの単位で受信した信号を、それぞれが複数のマイク
ロセルに対応付けられた相異なる周波帯域を有するブロ
ック信号に周波数変換する複数の第1の周波数変換部
と、複数の第1の周波数変換部により周波数変換された
複数のブロック信号を周波数多重する周波数多重部と、
周波数多重部により周波数多重された電気信号を光信号
に変換し、光ファイバへ送信する電気光変換部とを備
え、センタ局は、光ファイバを介して伝送された光信号
を電気信号に変換する光電気変換部と、光電気変換部で
変換された電気信号を複数のブロック信号に周波数分離
する周波数分離部と、周波数分離部で周波数分離された
複数のブロック信号の周波数帯域をそれぞれ各加入者端
末から送信された送信信号が有していた周波数帯域に変
換する複数の第2の周波数変換部とを備えることを特徴
とする。
【0023】第6の発明によれば、ノードは、マイクロ
セル単位毎の送信信号を相異なる周波数帯域に変換して
周波数多重し、周波数多重された電気信号によって変調
された光信号を出力する。したがって、既存のシステム
を有効活用して、迅速かつ安価に、インターネットアク
セスの高速化や加入者数増加に対応することができる光
同軸ハイブリッド伝送システムを提供することが可能と
なる。
【0024】第7の発明は、センタ局と、センタ局と光
ファイバで接続するノードと、ノードと同軸ケーブルで
接続する複数の加入者端末群とを備え、加入者端末毎に
固有な情報を含む送信信号を、ノードを介して加入者端
末群を示すマイクロセルをさらに複数集めたグループセ
ルの単位でノードを介してセンタ局へ送信する光同軸ハ
イブリッド伝送システムであって、各加入者端末は、当
該加入者端末に固有な情報を含む送信信号を同軸ケーブ
ルへ出力する送信信号出力部を備え、ノードは、複数の
マイクロセルに対応してそれぞれ設けられ、同軸ケーブ
ルを介して各加入者端末より伝送されてきた送信信号
を、マイクロセルの単位で受信しさらに、マイクロセル
の単位で受信した信号を複数のマイクロセルそれぞれに
対して相異なる周波数帯域を有するブロック信号に周波
数変換する複数の第1の周波数変換部と、複数のグルー
プセルに対応してそれぞれ設けられ、第1の周波数変換
部により周波数変換されたブロック信号を、グループセ
ル単位で周波数多重しグループ信号として出力する複数
の周波数多重部と、複数の周波数多重部に対応してそれ
ぞれ設けられ、周波数多重部により周波数多重されたグ
ループ信号を、それぞれがマイクロセルに対応付けたら
た相異なる波長を有する光信号に変換する複数の電気光
変換部と、複数の電気光変換部で変換された複数の光信
号を波長多重する波長多重部とを備え、センタ局は、光
ファイバを介して伝送されてきた光信号を波長分離する
波長分離部と、グループセルに対応してそれぞれ設けら
れ、波長分離部により波長分離された光信号をグループ
信号に変換する複数の光電気変換部と、複数の光電気変
換部に対応してそれぞれ設けられ、光電気変換部により
変換されたグループ信号を複数のブロック信号に周波数
分離する複数の周波数分離部と、マイクロセルに対応し
てそれぞれ設けられ、複数の周波数分離部により周波数
分離された各ブロック信号の周波数帯域をそれぞれ各加
入者端末から送信された送信信号が有していた周波数帯
域に変換する複数の第2の周波数変換部とを備えること
を特徴とする。
【0025】第7の発明によれば、ノードは、マイクロ
セル単位毎の送信信号を周波数変換した後、グループセ
ル単位毎に周波数多重して相異なる波長の光信号に変換
して波長多重して送信する。したがって、既存のシステ
ムを有効活用して、迅速かつ安価に、インターネットア
クセスの高速化や加入者数増加に対応することができる
光同軸ハイブリッド伝送システムを提供することが可能
となる。
【0026】第8の発明は、第6および第7の発明に従
属する発明であって、各第1の周波数変換部は、局発信
号を出力する局発信号発生部と、各加入者端末より出力
された送信信号をマイクロセルの単位で受信した信号と
局発信号とを混合するミキサ部と、ミキサ部より出力さ
れる信号のうち所定の周波数帯域を有する信号と局発信
号の周波数帯域を有する信号とを通過させるバンドパス
フィルタ部とを含むことを特徴とする。
【0027】第8の発明によれば、局発信号発生部より
出力された局発信号が常に電気光変換部に入力されるこ
とになるので、加入者端末群からの送信信号がない場合
においても、局発信号によって変調された光信号が伝送
されることとなる。したがって、電気光変換部が無変調
の場合と比べて、光のスペクトラムが広がり、光ファイ
バ内でのSBSの抑圧が可能となる。
【0028】第9の発明は、第6および第7の発明に従
属する発明であって、ノードは、局発信号を発生する局
発信号発生部をさらに備え、各第1の周波数変換部は、
局発信号発生部から出力される局発信号をそれぞれ相異
なる周波数帯域の信号に変換する第3の周波数変換部
と、各加入者端末より送信された送信信号をマイクロセ
ルの単位で受信した信号と第3の周波数変換部から出力
される信号とを混合するミキサ部と、ミキサ部より出力
される信号のうち所定の周波数帯域を有する信号を通過
させるバンドパスフィルタ部とを備え、周波数多重部
は、局発信号発生部により出力された局発信号とバンド
パスフィルタ部により出力された信号とを周波数多重す
ることを特徴とする。
【0029】第9の発明によれば、常に、局発信号発生
部から出力された局発信号が電気光変換部に入力される
為、送信信号の有無に関わらず、局発信号によって変調
された光信号が常に光ファイバに入力される。したがっ
て、光信号が無変調の場合と比べて、光のスペクトラム
が広がり、ファイバ中で生じるSBSの影響を避けるこ
とが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係る光同軸ハイブリッド伝送シス
テムの構成を示す図である。図1では、主要な部分には
伝送する信号の周波数スペクトルも併せて示している。
また、図1では、下りの伝送系のみを示し、上りの伝送
系を省略している。
【0031】図1において、光同軸ハイブリッド伝送シ
ステムは、センタ局10と、光ファイバ20と、ノード
30と、セル50とを備える。セル50は、ノード30
から送信される映像信号や通信信号を受信する加入者端
末(図示せず)の集合である。セル50は、n個のマイ
クロセル51に分割される。したがって、マイクロセル
51も、加入者端末の集合(加入者端末群という)であ
る。一つのマイクロセル51に含まれる加入者端末の数
は、各加入者端末が適切な通信速度を得られるように決
定される。マイクロセル51を構成する加入者端末の数
が少ない方が、伝送速度としては、より高速となる。
【0032】センタ局10は、映像信号光送信部101
と、n(nは、任意の自然数)個の通信信号光送信部1
02と、通信信号波長多重部103と、映像通信信号波
長多重部104とを含む。ノード30は、映像通信信号
波長分離部301と、通信信号波長分離部302と、映
像信号光受信部303と、n個の通信信号光受信部30
4と、n分配部306と、n個の周波数多重部307と
を含む。
【0033】センタ局10とノード30とは、光ファイ
バ20を介して接続されている。各マイクロセル51
は、それぞれ同軸ケーブル40を介してノード30に含
まれる周波数多重部307と接続されている。
【0034】光ファイバ20のセンタ局側一端には、映
像通信信号波長多重部104が接続されている。映像通
信信号波長多重部104の入力ポート側には、映像信号
光送信部101と通信信号波長多重部103とが接続さ
れている。通信信号波長多重部103の入力ポート側に
は、n個の通信信号光送信部102が接続されている。
【0035】光ファイバ20のノード側一端には、映像
通信信号波長分離部301が接続されている。映像通信
信号波長分離部301の出力ポート側には、映像信号光
受信部303と通信信号波長分離部302とが接続され
ている。映像信号光受信部303の出力側には、n分配
部306が接続されている。n分配部306の出力ポー
トには、n個の周波数多重部307が接続されている。
通信信号波長分離部302の出力ポート側には、n個の
通信信号光受信部304が接続されている。通信信号光
受信部304の出力側には、周波数多重部307が接続
されている。
【0036】一つのマイクロセル51と対応して、一つ
の周波数多重部307と一つの通信信号光受信部304
と一つの通信信号光送信部102とが組になる。各通信
信号光送信部102が出力する光信号の波長は、それぞ
れ異なっており、対応するマイクロセル51に応じて決
定されている。また、各通信信号光送信部102が出力
する光信号の波長は、映像信号光送信部101が出力す
る光信号の波長とも異なっている。
【0037】センタ局10から各加入者端末に送信され
るp+mチャンネルの信号が用いる周波数帯は、pチャ
ンネルの映像信号が用いる周波数帯と、mチャンネルの
通信信号が用いる周波数帯とを含む。ここで、映像信号
とは、セル50に含まれる全ての加入者端末に共通して
送信されるテレビ映像(地上波や衛星放送の再送信、自
主放送等)に関する信号である。また、通信信号とは、
センタ局10がインターネットを介して得たデータに係
る信号などであって、加入者端末への固有な情報を含む
信号のことである。各マイクロセル51には、通信信号
用にf1〜fm(Hz)の周波数帯が割り当てられてい
る。一つのマイクロセル51に含まれる各加入者端末
は、f1〜fm(Hz)の周波数帯を通信信号の受信の
ために共有する。
【0038】以下、上記のように構成された光同軸ハイ
ブリッド伝送システムにおいて、下り信号が伝送される
場合の動作について説明する。映像信号光送信部101
は、入力されるpチャンネルの映像信号によって波長が
λpの光信号を直接強度変調して出力し、映像通信信号
波長多重部104に供給する。
【0039】各通信信号光送信部102は、入力される
mチャンネルの映像信号によって光信号を直接強度変調
して出力し、通信信号波長多重部103に供給する。通
信信号波長多重部103は、各通信信号光送信部102
が出力する光信号を波長多重して出力し、映像通信信号
波長多重部104に供給する。映像通信信号波長多重部
104は、映像信号光送信部101から出力された光信
号(映像信号によって変調された光信号)と、通信信号
波長多重部103から出力される波長多重された光信号
(通信信号によって変調された光信号)とを波長多重し
て出力する。映像通信信号波長多重部104から出力さ
れた光信号は、光ファイバ20を介して、ノード30の
映像通信信号波長分離部301に供給される。
【0040】映像通信信号波長分離部301は、供給さ
れた光信号を映像信号によって変調された光信号と、通
信信号によって変調されかつ波長多重された光信号とに
分離する。映像信号によって変調された光信号は、映像
信号光受信部303に供給される。通信信号によって変
調されかつ波長多重された光信号は、通信信号波長分離
部302に供給される。
【0041】映像信号光受信部303は、映像信号によ
って変調された光信号を電気信号に変換して出力し、n
分配部306に供給する。n分配部306は、電気信号
(映像信号)をn分配し、各周波数多重部307に送
る。
【0042】通信信号波長分離部302は、通信信号で
変調されかつ波長多重された光信号を、波長分離して出
力し、通信信号光受信部304に供給する。波長分離さ
れた各光信号は、通信信号光送信部102が出力した光
信号と対応する。各通信信号光受信部304は、通信信
号によって変調された光信号を電気信号(通信信号)に
変換して出力し、対応する周波数多重部307に送る。
【0043】周波数多重部307は、n分配部306か
ら出力されるpチャンネルの映像信号と、通信信号光受
信部304から出力されるmチャンネルの通信信号とを
周波数多重して、p+mチャンネルの信号として出力す
る。周波数多重部307から出力されるp+mチャンネ
ルの信号は、当該周波数多重部307に対応するマイク
ロセル51に同軸ケーブル40を介して送信される。マ
イクロセル51内の各加入者端末は、同軸ケーブルを介
して周波数多重部307より伝送されてきた電気信号に
多重されている映像信号と通信信号とを受信し、さら
に、当該通信信号に多重されている当該加入者端末に対
して送信された送信信号(周波数帯域がf1〜fmのい
ずれかの信号)を抽出する。
【0044】このように第1の実施形態に係る光同軸ハ
イブリッド伝送システムにおいて、センタ局10は、各
マイクロセル51への映像信号および複数の通信信号を
それぞれ異なる波長の光信号に変換して、波長多重して
送信する。また、ノード30は、映像信号およびマイク
ロセルへの通信信号を周波数多重して、マイクロセル単
位毎に送信する。したがって、既存システムを有効活用
して(光ファイバケーブルや加入者端末への同軸ケーブ
ルを増加させることなく)、迅速かつ安価に、インター
ネットアクセスの高速化や加入者数増加に対応すること
ができる光同軸ハイブリッド伝送システムを提供するこ
とが可能となる。
【0045】なお、第1の実施形態の説明においては、
特に記載しなかったが、電気信号を分配することによる
分配損や同軸伝送路による伝送損失を補うために、光同
軸ハイブリッド伝送システムの必要な箇所に電気増幅器
を設置する必要があることは言うまでもない。
【0046】なお、加入者端末数を増加させる場合、増
加した加入者端末に対して、今まで使用していたf1〜
fmとは異なる周波数帯域(例えば、fn)の信号を割
り当て、センタ局側で、f1〜fmおよびfnの周波数
帯域の信号を多重化し、通信信号を作成するようにすれ
ばよい。
【0047】なお、インターネットアクセスの高速化や
加入者数増加のために通信信号の数を増やす場合、増加
した分の通信信号に対応する新たな波長の光信号をさら
に波長多重するようにすればよい。
【0048】なお、第1の実施形態では、新たに光同軸
ハイブリッド伝送システムを構築する場合について説明
したが、別に、既存の光伝送システムで用いている一本
の光ファイバを利用して、第1の実施形態に係る光同軸
ハイブリッド伝送システムを構築し、システムの拡張を
行い、高速インターネットアクセスおよび加入者数増加
へ対応するようにしてもよい。言い換えれば、既存シス
テムを第1の実施形態に係る光同軸ハイブリッド伝送シ
ステムに拡張する方法が考えられる。
【0049】なお、第1の実施形態では、映像信号に係
る光信号の出力レベルを維持するために、映像信号に係
る光信号と通信信号に係る光信号とを二つの波長多重部
で二段に多重することとしたが、別に一つの波長多重部
で一段に多重するようにしてもよい。
【0050】セル50を細分化してマイクロセル化する
方法としては、いろいろな方法が考えられる。たとえ
ば、複数の加入者端末がツリー型で接続されている場
合、ツリーのある分岐点に接続されている複数の加入者
端末を一つにまとめて、これら加入者端末を一つのマイ
クロセルとする方法が考えられる。また、複数の加入者
端末がマルチドロップ型で接続されている場合、複数の
加入者端末を接続する同軸ケーブルをある箇所で分断し
て、分断した先に含まれる複数の加入者端末を一つにま
とめて、これら加入者端末を一つのマイクロセルとする
方法が考えられる。
【0051】(第2の実施形態)図2は、本発明の第2
の実施形態に係る光同軸ハイブリッド伝送システムの構
成を示す図である。図2では、主要な部分には伝送する
信号の周波数スペクトルも併せて示している。また、図
2では、下りの伝送系のみを示し、上りの伝送系を省略
している。
【0052】図2において、光同軸ハイブリッド伝送シ
ステムは、センタ局11と、光ファイバ20と、ノード
31と、セル50とを備える。センタ局11、ノード3
1およびマイクロセル51は、第1の実施形態の場合と
同様に接続されている。センタ局11およびノード31
において、第1の実施形態に係るセンタ局10およびノ
ード30に含まれる機能と同様の部分については同一の
符号を付し、説明を簡単にすることとする。
【0053】センタ局11は、映像信号光送信部101
と、通信信号光送信部112と、映像通信信号波長多重
部113とを含む。ノード31は、映像通信信号波長分
離部311と、通信信号光受信部312と、通信信号周
波数分離部314と、n個の周波数変換部315と、映
像信号光受信部303と、n分配部306と、n個の周
波数多重部307とを含む。
【0054】光ファイバ20のセンタ局側一端には、映
像通信信号波長多重部113が接続されている。映像通
信信号波長多重部113の入力ポート側には、映像信号
光送信部101および通信信号光送信部112が接続さ
れている。
【0055】光ファイバ20のノード側一端には、映像
通信信号波長分離部311が接続されている。映像通信
信号波長分離部311の出力ポート側には、映像信号光
受信部303および通信信号光受信部312が接続され
ている。映像信号光受信部303の出力側には、n分配
部306が接続されている。n分配部306の出力ポー
ト側には、n個の周波数多重部307が接続されてい
る。通信信号光受信部312の出力側には、通信信号周
波数分離部314が接続されている。通信信号周波数分
離部314の出力ポート側には、n個の周波数変換部3
15が接続されている。各周波数変換部315の出力側
には、周波数多重部307が接続されている。
【0056】一つのマイクロセル51と対応して、一つ
の周波数多重部307と一つの周波数変換部315とが
組になる。各周波数変換部315に入力される通信信号
の周波数帯は、それぞれ異なっており、対応するマイク
ロセル51に応じて決定されている。
【0057】次に、第2の実施形態で用いられる信号に
ついて説明する。pチャンネルの映像信号は、第1の実
施形態と同様である。各マイクロセル51内で用いられ
る通信信号は、第1の実施形態と同様f1〜fm(H
z)の周波数帯を用いるmチャンネルの信号である。と
ころが、センタ局11内では、各マイクロセル51への
通信信号の周波数は周波数変換され、各マイクロセル5
1への通信信号は周波数多重されて伝送される。すなわ
ち、各マイクロセル51への通信信号は、(m×n)チ
ャンネルの信号として扱われる。あるマイクロセル51
への通信信号であって、周波数が変換された信号をブロ
ック信号と呼ぶことにする。各ブロック信号には、各マ
イクロセル51内で用いられる通信信号が含まれている
ことになる。なお、すべての通信信号の周波数を周波数
変換する必要はなく、図2に示すように、ある一つのブ
ロック信号だけは、f1〜fm(Hz)の周波数のまま
であってもよい。図2では、第1〜第nのブロック信号
が周波数多重されて、センタ局11内で取り扱われてい
ることを示す。なお、図2では、第1〜第nのブロック
信号を周波数多重する機能を有する部分は図示していな
い。
【0058】図3は、通信信号周波数分離部314の構
成例を示すブロック図である。図3において、通信信号
周波数分離部314は、n分配部3141と、n個のバ
ンドパスフィルタ部3142とを含む。各バンドパスフ
ィルタ部3142には、周波数変換部315が接続され
ている。通信信号光受信部312からの電気信号は、n
分配部3141によってn分配され、バンドパスフィル
タ部3142に送られる。各バンドパスフィルタ部31
42は、周波数変換部315に対応する周波数の電気信
号のみ透過させ、対応する周波数変換部315に出力す
る。
【0059】図4は、周波数変換部315の構成例を示
すブロック図である。図4において、周波数変換部31
5は、局発信号発生部3151と、ミキサ部3152
と、バンドパスフィルタ部3153とを含む。局発信号
発生部3151は、周波数fL(Hz)の局発信号を常
時発生し、ミキサ部3152に入力する。ここで、局発
信号の周波数は、周波数変換部315毎に異なってお
り、周波数変換部315に対応するマイクロセル51に
応じて決められている。
【0060】ミキサ部3152は、通信信号周波数分離
部314からのf1+fL〜fm+fL(Hz)の周波
数多重された電気信号と局発信号発生部3151からの
局発信号とを混合し、バンドパスフィルタ部3153に
送る。バンドパスフィルタ部3153は、混合された電
気信号のうち、f1〜fm(Hz)の電気信号のみを透
過させ、周波数多重部307に出力する。
【0061】以下、上記のように構成された光同軸ハイ
ブリッド伝送システムにおいて、下り信号が伝送される
場合の動作について説明する。映像信号光送信部101
に入力された映像信号は、波長λpの光信号を変調し、
映像通信信号波長多重部113に供給される。通信信号
光送信部112に入力された(m×n)チャンネルの周
波数多重されたブロック信号は、映像信号光送信部10
1が出力する光信号の波長とは異なる波長λmの光信号
を変調し、出力され、映像通信信号波長多重部113に
供給される。
【0062】映像通信信号波長多重部113は、映像信
号光送信部101および通信信号光送信部112から供
給される波長λpおよびλmの光信号を波長多重して出
力する。映像通信信号波長多重部113から出力される
波長多重された光信号は、光ファイバ20を介して、映
像通信信号波長分離部311に供給される。映像通信信
号波長分離部311は、供給された光信号を波長λpの
光信号と波長λmの光信号とに分離し、波長λpの光信
号を映像信号光受信部303に、波長λmの光信号を通
信信号光受信部312に供給する。
【0063】映像信号光受信部303およびn分配部3
06は、第1の実施形態の場合と同様にして、映像信号
を周波数多重部307に出力する。通信信号光受信部3
12は、波長λmの光信号を電気信号(周波数多重され
たブロック信号)に変換して、通信信号周波数分離部3
14に出力する。通信信号周波数分離部314では、周
波数多重されたブロック信号を、ブロック信号単位ごと
に周波数分離して、対応する周波数変換部315に出力
する。
【0064】各周波数変換部315は、通信信号周波数
分離部314から出力されたブロック信号の周波数を、
f1〜fm(Hz)の周波数帯に変換し、通信信号とし
て周波数多重部307に出力する。周波数多重部307
では、第1の実施形態と同様、映像信号と通信信号を周
波数多重して、対応するマイクロセル51に同軸ケーブ
ル40を介して送信する。
【0065】このように、第2の実施形態に係る光同軸
ハイブリッド伝送システムにおいて、センタ局11は、
周波数多重された各マイクロセル51への通信信号を相
異なる周波数のブロック信号に変換して周波数多重す
る。さらに、センタ局11は、周波数多重されたブロッ
ク信号で変調された光信号と映像信号で変調された光信
号を波長多重して伝送する。また、ノード31は、映像
信号およびマイクロセルへの通信信号を周波数多重し
て、マイクロセル単位毎に送信する。したがって、既存
システムを有効活用して、迅速かつ安価に、インターネ
ットアクセスの高速化や加入者数増加に対応することが
できる光同軸ハイブリッド伝送システムを提供すること
が可能となる。
【0066】(第3の実施形態)図5は、本発明の第3
の実施形態に係る光同軸ハイブリッド伝送システムの構
成を示す図である。図5では、主要な部分には伝送する
信号の周波数スペクトルも併せて示している。また、図
5では、下りの伝送系のみを示し、上りの伝送系を省略
している。
【0067】図5において、光同軸ハイブリッド伝送シ
ステムは、センタ局12と、光ファイバ20と、ノード
32と、セル50とを備える。センタ局12、ノード3
2およびセル50は、第1の実施形態の場合と同様に光
ファイバ20および同軸ケーブル40によって接続され
ている。センタ局12およびノード32において、第1
および第2の実施形態に係るセンタ局10,11および
ノード30,31に含まれる機能と同様の部分について
は同一の符号を付し、説明を簡単にすることとする。セ
ル50には、n×k個のマイクロセル51が含まれてい
ることとする。
【0068】センタ局12は、映像信号光送信部101
と、n個の通信信号光送信部112と、通信信号波長多
重部123と、映像通信信号波長多重部124とを含
む。ノード31は、映像通信信号波長分離部321と、
通信信号波長分離部322と、n個の通信信号光受信部
312と、n個の通信信号周波数分離部314と、n×
k個の周波数変換部315と、映像信号光受信部303
と、n×k分配部326と、n×k個の周波数多重部3
07とを含む。
【0069】光ファイバ20のセンタ局側一端には、映
像通信信号波長多重部124が接続されている。映像通
信信号波長多重部124の入力ポート側には、映像信号
光送信部101および通信信号波長多重部123が接続
されている。通信信号波長多重部123の入力ポート側
には、n個の通信信号光送信部112が接続されてい
る。
【0070】光ファイバ20のノード側一端には、映像
通信信号波長分離部321が接続されている。映像通信
信号波長分離部321の出力ポート側には、映像信号光
受信部303および通信信号波長分離部322が接続さ
れている。通信信号波長分離部322の出力ポート側に
は、n個の通信信号光受信部312が接続されている。
【0071】映像信号光受信部303の出力側には、n
×k分配部326が接続されている。n×k分配部32
6の出力ポート側には、n×k個の周波数多重部307
が接続されている。各通信信号光受信部312の出力側
には、通信信号周波数分離部314が接続されている。
各通信信号周波数分離部314の出力ポート側には、k
個の周波数変換部315が接続されている。各周波数変
換部315の出力側には、周波数多重部307が接続さ
れている。
【0072】一つのマイクロセル51に対応して、一つ
の周波数多重部307と一つの周波数変換部315とが
組になる。各周波数変換部315が受信する通信信号の
周波数帯は、それぞれ異なっており、対応するマイクロ
セル51に応じて決定されている。また、k個のマイク
ロセル51が一つのグループセルとなる。セル50内に
は、n個の当該グループセルができる。一つのグループ
セルと対応して、一つの通信信号周波数分離部314と
通信信号光受信部312と通信信号光送信部112とが
組になる。各通信信号光送信部112が出力する光信号
の波長は、それぞれ異なっており、マイクロセル51の
一つのグループセルと対応して決定される。
【0073】次に、第3の実施形態で用いられる信号に
ついて説明する。pチャンネルの映像信号は、第1の実
施形態と同様である。各マイクロセル51内で用いられ
る通信信号は、第1の実施形態と同様f1〜fm(H
z)の周波数帯を用いるmチャンネルの信号である。マ
イクロセル51の一つのグループセル毎に、センタ局1
2内では、第2の実施形態で示したk個のブロック信号
を周波数多重して通信信号(グループ信号という、図5
参照)として用いる。
【0074】以下、上記のように構成された光同軸ハイ
ブリッド伝送システムにおいて、下り信号が伝送される
場合の動作について説明する。映像信号光送信部101
に入力された映像信号は、波長λpの光信号を変調し映
像通信信号波長多重部124に供給される。各通信信号
光送信部112に入力されるブロック信号が周波数多重
されたグループ信号は、それぞれ異なる波長の光信号を
変調し、通信信号波長多重部123に供給される。な
お、各通信信号光送信部112が出力する光信号の波長
は、映像信号光送信部101が出力する光信号の波長λ
pとも異なる。
【0075】通信信号波長多重部123は、各通信信号
光送信部112から出力された光信号を波長多重して、
映像通信信号波長多重部124に供給する。映像通信信
号波長多重部124は、映像信号光送信部101および
通信信号波長多重部123から供給された光信号を波長
多重して出力する。
【0076】映像通信信号波長多重部124から出力さ
れる波長多重された光信号は、光ファイバ20を介し
て、映像通信信号波長分離部321に供給される。映像
通信信号波長分離部321は、供給された光信号を波長
λpの光信号と通信用の光信号とに分離し、波長λpの
光信号を映像信号光受信部303に、通信用の光信号を
通信信号波長分離部322に供給する。通信信号波長分
離部322では、波長多重されている光信号を波長分離
し、対応する通信信号光受信部312に供給する。
【0077】通信信号光受信部312は、供給された光
信号を電気信号に変換し、通信信号周波数分離部314
に送る。通信信号周波数分離部314は、送られてきた
電気信号をブロック信号ごとに周波数分離し、対応する
周波数変換部315に送る。周波数変換部315は、送
られてきたブロック信号の周波数をf1〜fm(Hz)
の周波数に変換して、通信信号として、周波数多重部3
07に送る。
【0078】映像信号光受信部303およびn×k分配
部326は、第1の実施形態の場合と同様にして、映像
信号をn×k個の周波数多重部307に送る。以下、第
2の実施形態の場合と同様にして、周波数多重部307
は、周波数変換部315からの通信信号と、n×k分配
部326からの映像信号とを周波数多重して、同軸ケー
ブル40を介して対応するマイクロセル51に出力す
る。
【0079】このように第3の実施形態に係る光同軸ハ
イブリッド伝送システムは、マイクロセル51の各グル
ープへの周波数多重されたブロック信号によって相異な
る波長の光信号を変調して波長多重し、映像信号によっ
て変調された光信号を更に波長多重し伝送する。したが
って、既存システムを有効活用して、迅速かつ安価に、
インターネットアクセスの高速化や加入者数増加に対応
することができる光同軸ハイブリッド伝送システムを提
供することが可能となる。
【0080】(第4の実施形態)図6は、本発明の第4
の実施形態に係る光同軸ハイブリッド伝送システムの構
成を示す図である。図6は、第1〜3の実施形態と同
様、下りの伝送系のみを示している。図6において、第
1の実施形態と同様の機能を有する部分については、同
一の符号を付し説明を省略する。
【0081】光同軸ハイブリッド伝送システムは、セン
タ局13と、光ファイバ20と、光ファイバ21と、ノ
ード33と、セル50とを備える。センタ局13の映像
信号光送信部101とノード33の映像信号光受信部3
03とは、一本の光ファイバ20によって接続されてい
る。また、センタ局13の通信信号波長多重部103と
ノード33の通信信号波長分離部302とは、光ファイ
バ21によって接続されている。すなわち、映像信号の
伝送と、通信信号の伝送には異なる光ファイバを用い
る。
【0082】通常、光ファイバを設置する場合、複数芯
の光ファイバケーブルを用いることが多い。したがっ
て、上記のような通信信号の伝送系は、複数芯の光ファ
イバケーブルの内にある未使用の光ファイバケーブルを
利用でき、新たに光ファイバを設置する必要はない。
【0083】このように、第4の実施形態では、既存シ
ステムを有効活用して、迅速かつ安価に、インターネッ
トアクセスの高速化や加入者数増加に対応することがで
きる光同軸ハイブリッド伝送システムを提供することが
可能となる。また、映像信号で変調された光信号と通信
信号で変調された光信号とを波長多重せず、異なる光フ
ァイバを用いて伝送するため、既存システムをアップグ
レードする場合には、映像信号のシステム設計の変更が
不要となる。
【0084】なお、ここでは、通信信号の伝送系を第1
の実施形態の構成としているが、別に、第2および3の
実施形態の構成でもよい。
【0085】(第5の実施形態)第5の実施形態では、
上りの通信信号を伝送するための光同軸ハイブリッド伝
送システムについて説明する。図7は、本発明の第5の
実施形態に係る光同軸ハイブリッド伝送システムの構成
を示す図である。図7では、下りの伝送系を省略してい
る。図7において、光同軸ハイブリッド伝送システム
は、センタ局15と、光ファイバ25と、ノード35
と、セル50とを備える。
【0086】マイクロセル51に含まれる加入者端末
(図示せず)は、加入者端末に固有な情報を含む送信信
号を同軸ケーブル45へ送信する送信信号出力部を備え
ている。
【0087】ノード35は、n個の通信信号送信部35
1と、通信信号波長多重部352とを含む。センタ局1
5は、n個の通信信号光受信部152と、通信信号波長
分離部151とを含む。一つのマイクロセル51と対応
して、一つの通信信号光送信部351と一つの通信信号
光受信部152とが組となる。
【0088】通信信号波長分離部151と通信信号波長
多重部352とは、光ファイバ25によって接続されて
いる。通信信号波長分離部151の出力ポート側にn個
の通信信号光受信部152が接続されている。通信信号
波長多重部352の入力ポート側にn個の通信信号光送
信部351が接続されている。各通信信号光送信部35
1には、対応するマイクロセル51内の加入者端末が同
軸ケーブル45を介して接続されている。
【0089】上り用の通信信号には、h1〜hu(H
z)の周波数が用いられている。マイクロセル51に含
まれる加入者端末は、h1〜hu(Hz)の周波数を共
有する。
【0090】次に、光同軸ハイブリッド伝送システムに
おいて、上り信号を伝送する場合の動作について説明す
る。同軸ケーブル45を介して伝送されるマイクロセル
51からの通信信号は、通信信号光送信部351によっ
て、光信号に変換され、通信信号波長多重部352に供
給される。各通信信号光送信部351が出力する光信号
の波長は、相異なる波長となっている。通信信号波長多
重部352は、少なくとも一つ以上の通信信号光送信部
351から供給される光信号を波長多重して出力する。
【0091】通信信号波長多重部352から出力される
波長多重された光信号は、光ファイバ25を介して、通
信信号波長分離部151に供給される。通信信号波長分
離部151は、波長多重された光信号を各波長毎に分離
し、対応する通信信号光受信部152に供給する。通信
信号光受信部152は、供給された光信号を電気信号
(通信信号)に変換して出力する。
【0092】このように、既存システムを有効活用し
て、迅速かつ安価に、インターネットアクセスの高速化
や加入者数増加に対応することができる光同軸ハイブリ
ッド伝送システムを提供することが可能となる。
【0093】(第6の実施形態)図8は、本発明の第6
の実施形態に係る光同軸ハイブリッド伝送システムの構
成を示す図である。図8では、上りの伝送系のみ示し、
下りの伝送系を省略している。図8において、光同軸ハ
イブリッド伝送システムは、センタ局16と、光ファイ
バ25と、ノード36と、セル50とを備える。
【0094】ノード36は、マイクロセル51に接続さ
れたn個の周波数アップ変換部361と、通信信号周波
数多重部362と、通信信号送信部363とを含む。セ
ンタ局15は、通信信号光受信部161と、通信信号周
波数分離部162と、n個の周波数ダウン変換部163
とを含む。一つのマイクロセル51と対応して、一つの
周波数アップ変換部361と一つの周波数ダウン変換部
163とが組となる。
【0095】通信信号光送信部363と通信信号光受信
部161とは、光ファイバ25を介して接続されてい
る。通信信号光送信部363の入力側に通信信号周波数
多重部362が接続されている。通信信号周波数多重部
362の入力ポート側にn個の周波数アップ変換部36
1が接続されている。通信信号光受信部161の出力側
に通信信号周波数分離部162が接続されている。通信
信号周波数分離部162の出力ポート側にn個の周波数
ダウン変換部163が接続されている。
【0096】上り用の通信信号には、第5の実施形態と
同様、h1〜hu(Hz)の周波数が用いられる。
【0097】図9は、周波数アップ変換部361の構成
例を示す図である。図9において、周波数アップ変換部
361は、局発信号発生部3619と、ミキサ部361
8と、バンドパスフィルタ部3617とを含む。局発信
号発生部3619は、周波数hL(Hz)の局発信号を
発生し、ミキサ部3618に入力する。局発信号発生部
3619が発生する局発信号の周波数は、各周波数アッ
プ変換部361によって異なる。ミキサ部3618は、
マイクロセル51からのh1〜hm(Hz)の周波数多
重された電気信号と局発信号発生部3619からの局発
信号とを混合し、バンドパスフィルタ部3617に送
る。バンドパスフィルタ部3617は、混合された電気
信号のうち、所望の帯域であるh1+hL〜hm+hL
(Hz)の電気信号だけを透過させ、通信信号周波数多
重部362に送る。
【0098】次に、光同軸ハイブリッド伝送システムに
おいて、上り信号を伝送する場合の動作について説明す
る。マイクロセル51からの通信信号は、周波数アップ
変換部361によって、周波数がアップされて通信信号
周波数多重部362に出力される。なお、各周波数アッ
プ変換部361は、それぞれ相異なる周波数に周波数変
換する。通信信号周波数多重部362は、少なくとも一
つ以上の周波数アップ変換部361から出力される通信
信号を周波数多重して、通信信号光送信部363に入力
する。通信信号光送信部363は、周波数多重された通
信信号によって光信号を変調して出力する。
【0099】通信信号光送信部363が出力した光信号
は、光ファイバ25を介して、通信信号光受信部161
に供給される。通信信号光受信部161は、供給された
光信号を電気信号に変換し通信信号周波数分離部162
に送る。通信信号周波数分離部162は、送られてきた
電気信号を周波数分離し、対応する周波数ダウン変換部
163に送る。周波数ダウン変換部163は、送られて
きた信号の周波数をh1〜hu(Hz)まで下げて出力
する。
【0100】このように、既存システムを有効活用し
て、迅速かつ安価に、インターネットアクセスの高速化
や加入者数増加に対応することができる光同軸ハイブリ
ッド伝送システムを提供することが可能となる。
【0101】なお、図9で示した周波数アップ変換部3
61の構成は、以下で説明するような構成であってもよ
い。図10は、周波数アップ変換部361の他の構成例
を示す図である。図10において、周波数アップ変換部
361は、局発信号発生部3611と、ミキサ部361
2と、バンドパスフィルタ部3613とを含む。局発信
号発生部3611は、周波数hL(Hz)の局発信号を
発生し、ミキサ部3612に入力する。局発信号発生部
3611が発生する局発信号の周波数は、各周波数アッ
プ変換部361によって異なる。ミキサ部3612は、
マイクロセル51からのh1〜hm(Hz)の周波数多
重された電気信号と局発信号発生部3611からの局発
信号とを混合し、バンドパスフィルタ部3613に送
る。バンドパスフィルタ部3613は、混合された電気
信号のうち、h1+hL〜hm+hL(Hz)の電気信
号およびhL(Hz)の局発信号を透過させ、通信信号
周波数多重部362に送る。バンドパスフィルタ部36
13は局発信号も透過させるので、上りの通信信号がマ
イクロセル51から送信されていないとしても、局発信
号だけは、常に通信信号周波数多重部362に送られ
る。したがって、通信光信号送信部363の光源は、常
に局発信号で変調されることとなる。
【0102】このように、図10に示す周波数アップ変
換部361の他の構成例では、周波数アップ変換部36
1内のバンドパスフィルタ3613の透過特性として、
局発信号も透過することとなるので、局発信号が常に通
信信号光送信部363に供給されることとなり、マイク
ロセル51からの上りの通信信号がない場合において
も、局発信号で変調された光信号が伝送されることとな
る。したがって、通信信号光送信部363が無変調の場
合と比べて、光のスペクトラムが広がり、ファイバ内で
のSBSの抑圧が可能となる。
【0103】なお、図10に示す周波数アップ変換部3
61では、その内部に各々局発信号発生部を設けている
が、別に、各周波数アップ変換部に共通な局発信号発生
部を設けるようにしてもよい。図11は、共通の局発信
号を発生する場合の光同軸ハイブリッド伝送システムの
ノードの構成を示す図である。図11において、センタ
局側およびセル側は、省略している。また、図8で示し
た機能と同様の部分については、同一の符号を付し、説
明を省略することとする。
【0104】ノードは、共通局発信号発生部3622
と、通信信号周波数多重部3621と、n個の周波数ア
ップ変換部364とを含む。周波数アップ変換部364
は、周波数逓倍部3641と、ミキサ部3642と、バ
ンドパスフィルタ部3643とを含む。共通局発信号発
生部3622は、局発信号を各周波数アップ変換部36
4の周波数逓倍部3641および通信信号周波数多重部
3621に送る。
【0105】各周波数逓倍部3641には、異なる逓倍
量が設定されており、入力される局発信号の周波数を変
換してミキサ部3642に送る。ミキサ部3642は、
マイクロセル51からの通信信号と周波数が変換された
周波数逓倍部3641からの局発信号とを混合し、バン
ドパスフィルタ部3643に送る。バンドパスフィルタ
部3643は、当該局発信号によって周波数が変換され
た通信信号を透過し、通信信号周波数多重部3621に
送る。通信信号周波数多重部3621は、一つ以上の周
波数アップ変換部364から送られてきた通信信号およ
び共通局発信号発生部3622からの局発信号を周波数
多重し、通信信号光送信部363に送る。
【0106】このように、通信信号周波数多重部362
1は、常に、共通局発信号発生部3622からの局発信
号が通信信号光送信部363に入力される為、上りの通
信信号の有無に関わらず、局発信号によって変調された
光信号が常に光ファイバに入力される。この為、ファイ
バ中で生じるSBSの影響を避けることが可能となる。
【0107】また、センタ局16側で、上記の局発信号
を通信信号の周波数ダウンに用いるようにしてもよい。
これにより、センタ局で利用する局発信号とノードで利
用する局発信号の周波数偏差の問題を解消することが可
能となる。
【0108】なお、光送信部からの出力パワーがSBS
しきい値以下の場合、図10または図11に示すような
構成にする必要はない。すなわち、局発信号によって光
信号を常に変調する必要はない。
【0109】(第7の実施形態)図12は、本発明の第
7の実施形態に係る光同軸ハイブリッド伝送システムの
構成を示す図である。図12では、上りの伝送系のみを
示し、下りの伝送系を省略する。図12において、光同
軸ハイブリッド伝送システムは、センタ局17と、光フ
ァイバ25と、ノード37と、セル50とを備える。図
12において、第6の実施形態と同様の機能を有する部
分については、図8の場合と同一の符号を付し、説明を
簡単にするものとする。
【0110】ノード37は、通信信号波長多重部372
を含む。通信信号波長多重部372の入力ポートには、
第6の実施形態で示したように、通信信号光送信部36
3、通信信号周波数多重部362およびk個の周波数ア
ップ変換部361がn組接続されている。センタ局17
は、通信信号波長分離部171を含む。通信信号波長分
離部171の出力ポートには、第6の実施形態で示した
ように、通信信号光受信部161、通信信号周波数分離
部162およびk個の周波数ダウン変換部163がn組
接続されている。各通信信号光送信部363が出力する
光信号の波長は、それぞれ異なる。
【0111】マイクロセル51は、k個で一つのグルー
プを構成する。当該一つのグループに一つの通信信号周
波数多重部362、一つの通信信号光送信部363、通
信信号光受信部161および通信信号周波数分離部16
2が対応する。上り用の通信信号には、第5の実施形態
と同様、h1〜hu(Hz)の周波数が用いられてい
る。
【0112】次に、光同軸ハイブリッド伝送システムに
おいて、上り信号を送信する場合の動作について説明す
る。第6の実施形態と同様にして、マイクロセル51か
らの通信信号は、対応する周波数アップ変換部361に
よって周波数変換され、第1〜第kのブロック信号とし
て通信信号周波数多重部362に入力される。通信信号
周波数多重部362は、第1〜第kのブロック信号を周
波数多重して通信信号光送信部363に入力する。通信
信号光送信部363は、入力された電気信号によって光
信号を変調し、通信信号波長多重部372に入力され
る。各通信信号光送信部363が出力する光信号の波長
は、それぞれ異なる。
【0113】少なくとも1つ以上の通信信号光送信部3
63が出力した光信号は、通信信号波長多重部372に
よって波長多重されて出力される。通信信号波長多重部
372から出力された光信号は、光ファイバ25を介し
て、通信信号波長分離部171に供給される。通信信号
波長分離部171は、供給された光信号を波長分離し、
対応する通信信号光受信部161に供給する。通信信号
光受信部161に供給された光信号は、第6の実施形態
と同様にして、電気信号に変換され、通信信号周波数分
離部162によって周波数分離され、対応する周波数ダ
ウン変換部163に送られ、周波数がh1〜hu(H
z)に変換されて出力される。
【0114】このように、既存システムを有効活用し
て、迅速かつ安価に、インターネットアクセスの高速化
や加入者数増加に対応することができる光同軸ハイブリ
ッド伝送システムを提供することが可能となる。
【0115】なお、第6の実施形態と同様に、第7の実
施形態においても、SBSの発生を抑圧することができ
る周波数アップ変換部(図10参照)を用いてもよい
し、また、共通局発信号発生部を用いた周波数アップ変
換部および通信信号周波数多重部(図11参照)を用い
るようにしてもよい。これらにより、SBSの発生を抑
圧することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光同軸ハイブリ
ッド伝送システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る光同軸ハイブリ
ッド伝送システムの構成を示す図である。
【図3】通信信号周波数分離部314の構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】周波数変換部315の構成例を示すブロック図
である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る光同軸ハイブリ
ッド伝送システムの構成を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る光同軸ハイブリ
ッド伝送システムの構成を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施形態に係る光同軸ハイブリ
ッド伝送システムの構成を示す図である。
【図8】本発明の第6の実施形態に係る光同軸ハイブリ
ッド伝送システムの構成を示す図である。
【図9】周波数アップ変換部361の構成例を示す図で
ある。
【図10】周波数アップ変換部361の他の構成例を示
す図である。
【図11】共通の局発信号を発生する場合の光同軸ハイ
ブリッド伝送システムのノードの構成を示す図である。
【図12】本発明の第7の実施形態に係る光同軸ハイブ
リッド伝送システムの構成を示す図である。
【図13】CATVシステムを利用したインターネット
アクセスにおける従来の光同軸伝送システムの構成を示
す図である。
【図14】加入者が増加した場合の従来の光同軸ハイブ
リッド伝送システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
10,11,12,13,15,16,17 センタ局 20,21,25 光ファイバ 30,31,32,33,35,36,37 ノード 40,45 同軸ケーブル 50 セル 51 マイクロセル 101 映像信号光送信部 102,112,351,363 通信信号光送信部 103,123,352,372 通信信号波長多重部 104,113,124 映像通信信号波長多重部 301,311,321 映像通信信号波長分離部 302,322,151,171 通信信号波長分離部 303,152 映像信号光受信部 304,312,161 通信信号光受信部 306,3141 n分配部 307 周波数多重部 314,162 通信信号周波数分離部 315 周波数変換部 326 n×k分配部 3142,3153,3613,3617,3643
バンドパスフィルタ部 3151,3611,3619 局発信号発生部 3152,3612,3618,3642 ミキサ部 3641 周波数逓倍部 3622 共通局発信号発生部 362,3621 通信信号周波数多重部 163 周波数ダウン変換部 361,364 周波数アップ変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/22 Fターム(参考) 5C063 AB06 AB11 AB15 5C064 EA03 5K002 AA01 AA03 BA05 DA02 DA04 FA01 GA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ局と、前記センタ局と光ファイバ
    で接続するノードと、前記ノードと同軸ケーブルで接続
    する複数の加入者端末群とを備え、全ての加入者端末に
    共通な情報を含む第1の送信信号と前記加入者端末毎に
    固有な情報を含む第2の送信信号とを、前記加入者端末
    群を示すマイクロセル単位で、前記センタ局から全ての
    加入者端末に向けて送信し、前記ノードは前記センタ局
    から送信された信号を、前記マイクロセルの単位で複数
    の前記マイクロセルにそれぞれ含まれる各前記加入者端
    末にそれぞれ配信する光同軸ハイブリッド伝送システム
    であって、 前記センタ局は、 前記第1の送信信号を光信号に変換して第1の光信号と
    する第1の電気光変換部と、 各前記加入者端末へ送信する前記第2の送信信号を、前
    記マイクロセルの単位で多重化し、複数の多重化された
    電気信号を、それぞれが複数の前記マイクロセルに対応
    づけられた相異なる波長を有する複数の光信号に変換す
    る複数の第2の電気光変換部と、 複数の前記第2の電気光変換部によりそれぞれ変換され
    た複数の光信号を波長多重し第2の光信号として出力す
    る第1の波長多重部と、 前記第1の光信号と前記第2の光信号とを波長多重し
    て、前記光ファイバに送信する第2の波長多重部とを備
    え、 前記ノードは、 前記光ファイバを介して前記第2の波長多重部より送信
    された光信号を、前記第1の光信号と前記第2の光信号
    とに波長分離する第1の波長分離部と、 前記第1の波長分離部により分離された前記第1の光信
    号を前記第1の送信信号に変換する第1の光電気変換部
    と、 前記第1の波長分離部により分離された前記第2の光信
    号を複数の光信号に波長分離する第2の波長分離部と、 前記第2の波長分離部により分離された複数の光信号を
    それぞれ電気信号に変換し、それぞれをマイクロセル向
    け電気信号として出力する複数の第2の光電気変換部
    と、 複数の第2の光電気変換部に対してそれぞれ設けられ、
    第1の光電気変換部により変換された前記第1の送信信
    号と各前記第2の光電気変換部より出力された前記マイ
    クロセル向け電気信号とを周波数多重し、周波数多重さ
    れた電気信号を対応する前記マイクロセルに含まれる前
    記加入者端末群へ前記同軸ケーブルを介して送信する複
    数の周波数多重部とを備え、 各前記加入者端末は、 前記同軸ケーブルを介して前記周波数多重部から伝送さ
    れてきた電気信号に多重されている前記第1の送信信号
    と前記マイクロセル向け電気信号とを受信し、さらに、
    前記マイクロセル向け電気信号に多重されている当該加
    入者端末に対して送信された前記第2の送信信号を抽出
    することを特徴とする、光同軸ハイブリッド伝送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 センタ局と、前記センタ局と光ファイバ
    で接続するノードと、前記ノードと同軸ケーブルで接続
    する複数の加入者端末群とを備え、全ての加入者端末に
    共通な情報を含む第1の送信信号と前記加入者端末毎に
    固有な情報を含む第2の送信信号とを、前記加入者端末
    群を示すマイクロセル単位で、前記センタ局から全ての
    加入者端末に向けて送信し、前記ノードは前記センタ局
    から送信された信号を、前記マイクロセルの単位で複数
    の前記マイクロセルにそれぞれ含まれる各前記加入者端
    末にそれぞれ配信する光同軸ハイブリッド伝送システム
    であって、 前記センタ局は、 前記第1の送信信号を光信号に変換して第1の光信号と
    する第1の電気光変換部と、 各前記加入者端末へ送信する前記第2の送信信号を、前
    記マイクロセルの単位で多重化した信号を複数の前記マ
    イクロセルにそれぞれ対応したブロック信号とし、複数
    の前記ブロック信号を周波数多重する第1の周波数多重
    部と、 前記第1の周波数多重部により周波数多重された複数の
    ブロック信号を光信号に変換し第2の光信号として出力
    する第2の電気光変換部と、 前記第1の光信号と前記第2の光信号とを波長多重し
    て、前記光ファイバに送信する波長多重部とを備え、 前記ノードは、 前記光ファイバを介して前記波長多重部より伝送されて
    きた光信号を、前記第1の光信号と前記第2の光信号と
    に波長分離する波長分離部と、 前記波長分離部により分離された前記第1の光信号を前
    記第1の送信信号に変換する第1の光電気変換部と、 前記波長分離部により分離された前記第2の光信号を電
    気信号に変換する第2の光電気変換部と、 前記第2の光電気変換部により変換された電気信号を複
    数の前記ブロック信号に周波数分離する周波数分離部
    と、 前記周波数分離部により分離された複数の前記ブロック
    信号の周波数を、それぞれが対応する前記マイクロセル
    に含まれる加入者端末群が受信する周波数帯域に周波数
    変換しマイクロセル向け電気信号として出力する複数の
    周波数変換部と、 複数の前記周波数変換部に対してそれぞれ設けられ、第
    1の光電気変換部により電気信号に変換された前記第1
    の送信信号と各前記周波数変換部より出力されたマイク
    ロセル向け電気信号とを周波数多重し、周波数多重され
    た電気信号を、対応する前記マイクロセルに含まれる前
    記加入者端末群へ前記同軸ケーブルを介して送信する複
    数の第2の周波数多重部とを備え、 各前記加入者端末は、 前記同軸ケーブルを介して前記第2の周波数多重部より
    伝送されてきた電気信号に多重されている前記第1の送
    信信号と前記マイクロセル向け電気信号とを受信し、さ
    らに、前記マイクロセル向け電気信号に多重されている
    当該加入者端末に対して送信された前記第2の送信信号
    を抽出することを特徴とする、光同軸ハイブリッド伝送
    システム。
  3. 【請求項3】 センタ局と、前記センタ局と光ファイバ
    で接続するノードと、前記ノードと同軸ケーブルで接続
    する複数の加入者端末群とを備え、全ての加入者端末に
    共通な情報を含む第1の送信信号と各前記加入者端末毎
    に固有な情報を含む第2の送信信号とを、前記加入者端
    末群を示すマイクロセルをさらに複数集めたグループセ
    ルの単位で、前記センタ局から全ての加入者端末に向け
    て送信し、前記ノードは前記センタ局から送信された信
    号を、前記マイクロセルの単位で複数の前記マイクロセ
    ルにそれぞれ含まれる各前記加入者端末にそれぞれ配信
    する光同軸ハイブリッド伝送システムであって、 前記センタ局は、 前記第1の送信信号を光信号に変換して第1の光信号と
    する第1の電気光変換部と、 各前記加入者端末へ送信する前記第2の送信信号を、前
    記マイクロセルの単位で多重化した信号を複数の前記マ
    イクロセルにそれぞれ対応したブロック信号とし、さら
    に、前記ブロック信号を前記グループセルの単位で周波
    数多重した信号を複数の前記グループセルにそれぞれ対
    応したグループ信号とし、複数の前記グループ信号を、
    それぞれが複数の前記グループセルに対応付けられた相
    異なる波長を有する複数の光信号に変換する複数の第2
    の電気光変換部と、 複数の前記第2の電気光変換部によりそれぞれ変換され
    た複数の光信号を波長多重し第2の光信号として出力す
    る第1の波長多重部と、 前記第1の光信号と前記第2の光信号とを波長多重し
    て、前記光ファイバに送信する第2の波長多重部とを備
    え、 前記ノードは、 前記光ファイバを介して前記第2の波長多重部より伝送
    されてきた光信号を、前記第1の光信号と前記第2の光
    信号とに波長分離する第1の波長分離部と、 前記第1の波長分離部により分離された前記第1の光信
    号を前記第1の送信信号に変換する第1の光電気変換部
    と、 前記第1の波長分離部により分離された前記第2の光信
    号を、それぞれが各前記グループセルに対応する複数の
    光信号に波長分離する第2の波長分離部と、 前記第2の波長分離部により分離された複数の光信号を
    前記グループ信号に変換する複数の第2の光電気変換部
    と、 複数の前記第2の光電気変換部に対してそれぞれ設けら
    れ、前記第2の光電気変換部により変換された複数の前
    記グループ信号を複数の前記ブロック信号に周波数分離
    する複数の周波数分離部と、 複数の前記周波数分離部に対してそれぞれ設けられ、前
    記周波数分離部により分離された前記ブロック信号の周
    波数を、前記マイクロセルに含まれる複数の加入端末が
    受信する周波数帯域に周波数変換しマイクロセル向け電
    気信号として出力する複数の周波数変換部と、 複数の前記周波数変換部に対してそれぞれ設けられ、前
    記第1の光電気変換部により変換された前記第1の送信
    信号と各前記周波数変換部より出力されたマイクロセル
    向け電気信号とを周波数多重し、周波数多重された電気
    信号を対応する前記マイクロセルに含まれる前記加入者
    端末群へ前記同軸ケーブルを介して送信する複数の周波
    数多重部とを備え、 各前記加入者端末は、 前記同軸ケーブルを介して前記周波数多重部より伝送さ
    れてきた電気信号に多重されている前記第1の送信信号
    と前記マイクロセル向け電気信号とを受信し、さらに、
    前記マイクロセル向け電気信号に多重されている当該加
    入者端末に対して送信された前記第2の送信信号を抽出
    することを特徴とする、光同軸ハイブリッド伝送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 センタ局と、前記センタ局と第1および
    第2の光ファイバで接続するノードと、前記ノードと同
    軸ケーブルで接続する複数の加入者端末群とを備え、全
    ての加入者端末に共通な情報を含む第1の送信信号と前
    記加入者端末毎に固有な情報を含む第2の送信信号と
    を、前記加入者端末群を示すマイクロセル単位で、前記
    センタ局から全ての加入者端末に向けて送信し、前記ノ
    ードは前記センタ局から伝送されてきた信号を、前記マ
    イクロセルの単位で複数の前記マイクロセルにそれぞれ
    含まれる各前記加入者端末にそれぞれ配信する光同軸ハ
    イブリッド伝送システムであって、 前記センタ局は、 前記第1の送信信号を光信号に変換して第1の光信号と
    して前記第1の光ファイバへ送信する第1の電気光変換
    部と、 各前記加入者端末へ送信する前記第2の送信信号を、前
    記マイクロセルの単位で多重化し、複数の多重化された
    電気信号を、それぞれが複数の前記マイクロセルに対応
    付けられた相異なる波長を有する複数の光信号に変換す
    る複数の第2の電気光変換部と、 複数の前記第2の電気光変換部によりそれぞれ変換され
    た複数の光信号を波長多重し第2の光信号として前記第
    2の光ファイバへ送信する波長多重部とを備え、 前記ノードは、 前記第1の光ファイバを介して前記第1の電気光変換部
    より伝送されてきた第1の光信号を前記第1の送信信号
    に光電気変換する第1の光電気変換部と、 前記第2の光ファイバを介して前記波長多重部より伝送
    されてきた前記第2の光信号を複数の光信号に波長分離
    する波長分離部と、 前記波長分離部により波長分離された複数の光信号をそ
    れぞれ電気信号に変換し、それぞれをマイクロセル向け
    電気信号として出力する複数の第2の光電気変換部と、 複数の前記第2の光電気変換部に対してそれぞれ設けら
    れ、第1の光電気変換部により変換された前記第1の送
    信信号と各前記第2の光電気変換部より出力された前記
    マイクロセル向け電気信号とを周波数多重し、周波数多
    重された電気信号を対応する前記マイクロセルに含まれ
    る前記加入者端末群へ前記同軸ケーブルを介して送信す
    る複数の周波数多重部とを備え、 各前記加入者端末は、 前記同軸ケーブルを介して前記周波数多重部より伝送さ
    れてきた電気信号に多重されている前記第1の送信信号
    と前記マイクロセル向け電気信号とを受信し、さらに、
    前記マイクロセル向け電気信号に多重されている当該加
    入者端末に対して送信された前記第2の送信信号を抽出
    することを特徴とする、光同軸ハイブリッド伝送システ
    ム。
  5. 【請求項5】 センタ局と、前記センタ局と光ファイバ
    で接続するノードと、前記ノードと同軸ケーブルで接続
    する複数の加入者端末群とを備え、加入者端末毎に固有
    な情報を含む送信信号を、前記加入者端末群を示すマイ
    クロセルの単位で前記ノードを介して前記センタ局へ送
    信する光同軸ハイブリッド伝送システムであって、 各前記加入者端末は、 当該加入者端末に固有な情報を含む前記送信信号を前記
    同軸ケーブルへ送信する送信信号出力部を備え、 前記ノードは、 複数の前記マイクロセルに対応してそれぞれ設けられ、
    前記同軸ケーブルを介して各前記加入者端末より伝送さ
    れてきた前記送信信号を、前記マイクロセルの単位で受
    信しさらに、それぞれが前記マイクロセルに対応付けら
    れた相異なる波長を有する光信号に変換する複数の電気
    光変換部と、 複数の前記電気光変換部によりそれぞれ変換された複数
    の光信号を波長多重し、前記光ファイバへ出力する波長
    多重部とを備え、 前記センタ局は、 前記光ファイバを介して伝送された光信号を波長分離す
    る波長分離部と、 前記波長分離部により波長分離された複数の光信号それ
    ぞれを電気信号に変換する複数の光電気変換部とを備え
    ることを特徴とする、光同軸ハイブリッド伝送システ
    ム。
  6. 【請求項6】 センタ局と、前記センタ局と光ファイバ
    で接続するノードと、前記ノードと同軸ケーブルで接続
    する複数の加入者端末群とを備え、加入者端末毎に固有
    な情報を含む送信信号を、前記加入者端末群を示すマイ
    クロセルの単位で前記ノードを介して前記センタ局へ送
    信する光同軸ハイブリッド伝送システムであって、 各前記加入者端末は、 当該加入者端末に固有な情報を含む前記送信信号を前記
    同軸ケーブルへ送信する送信信号出力部を備え、 前記ノードは、 複数の前記マイクロセルに対応してそれぞれ設けられ、
    前記同軸ケーブルを介して各前記加入者端末より伝送さ
    れてきた前記送信信号を、前記マイクロセルの単位で受
    信しさらに、前記マイクロセルの単位で受信した信号
    を、それぞれが複数の前記マイクロセルに対応付けられ
    た相異なる周波帯域を有するブロック信号に周波数変換
    する複数の第1の周波数変換部と、 複数の前記第1の周波数変換部により周波数変換された
    複数の前記ブロック信号を周波数多重する周波数多重部
    と、 前記周波数多重部により周波数多重された電気信号を光
    信号に変換し、前記光ファイバへ送信する電気光変換部
    とを備え、 前記センタ局は、 前記光ファイバを介して伝送された光信号を電気信号に
    変換する光電気変換部と、 前記光電気変換部で変換された電気信号を複数の前記ブ
    ロック信号に周波数分離する周波数分離部と、 前記周波数分離部で周波数分離された複数の前記ブロッ
    ク信号の周波数帯域をそれぞれ各前記加入者端末から送
    信された前記送信信号が有していた周波数帯域に変換す
    る複数の第2の周波数変換部とを備えることを特徴とす
    る、光同軸ハイブリッド伝送システム。
  7. 【請求項7】 センタ局と、前記センタ局と光ファイバ
    で接続するノードと、前記ノードと同軸ケーブルで接続
    する複数の加入者端末群とを備え、加入者端末毎に固有
    な情報を含む送信信号を、前記ノードを介して前記加入
    者端末群を示すマイクロセルをさらに複数集めたグルー
    プセルの単位で前記ノードを介して前記センタ局へ送信
    する光同軸ハイブリッド伝送システムであって、 各前記加入者端末は、 当該加入者端末に固有な情報を含む前記送信信号を前記
    同軸ケーブルへ出力する送信信号出力部を備え、 前記ノードは、 複数の前記マイクロセルに対応してそれぞれ設けられ、
    前記同軸ケーブルを介して各前記加入者端末より伝送さ
    れてきた前記送信信号を、前記マイクロセルの単位で受
    信しさらに、前記マイクロセルの単位で受信した信号を
    複数の前記マイクロセルそれぞれに対して相異なる周波
    数帯域を有するブロック信号に周波数変換する複数の第
    1の周波数変換部と、 複数の前記グループセルに対応してそれぞれ設けられ、
    前記第1の周波数変換部により周波数変換された前記ブ
    ロック信号を、前記グループセル単位で周波数多重しグ
    ループ信号として出力する複数の周波数多重部と、 複数の前記周波数多重部に対応してそれぞれ設けられ、
    前記周波数多重部により周波数多重された前記グループ
    信号を、それぞれが前記マイクロセルに対応付けたらた
    相異なる波長を有する光信号に変換する複数の電気光変
    換部と、 複数の前記電気光変換部で変換された複数の光信号を波
    長多重する波長多重部とを備え、 前記センタ局は、 前記光ファイバを介して伝送されてきた光信号を波長分
    離する波長分離部と、 前記グループセルに対応してそれぞれ設けられ、前記波
    長分離部により波長分離された光信号を前記グループ信
    号に変換する複数の光電気変換部と、 前記複数の光電気変換部に対応してそれぞれ設けられ、
    前記光電気変換部により変換された前記グループ信号を
    複数の前記ブロック信号に周波数分離する複数の周波数
    分離部と、 前記マイクロセルに対応してそれぞれ設けられ、複数の
    前記周波数分離部により周波数分離された各前記ブロッ
    ク信号の周波数帯域をそれぞれ各前記加入者端末から送
    信された前記送信信号が有していた周波数帯域に変換す
    る複数の第2の周波数変換部とを備えることを特徴とす
    る、光同軸ハイブリッド伝送システム。
  8. 【請求項8】 各前記第1の周波数変換部は、 局発信号を出力する局発信号発生部と、 各前記加入者端末より出力された前記送信信号を前記マ
    イクロセルの単位で受信した信号と前記局発信号とを混
    合するミキサ部と、 前記ミキサ部より出力される信号のうち所定の周波数帯
    域を有する信号と前記局発信号の周波数帯域を有する信
    号とを通過させるバンドパスフィルタ部とを含むことを
    特徴とする、請求項6または7に記載の光同軸ハイブリ
    ッド伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記ノードは、局発信号を発生する局発
    信号発生部をさらに備え、 各前記第1の周波数変換部は、 前記局発信号発生部から出力される局発信号をそれぞれ
    相異なる周波数帯域の信号に変換する第3の周波数変換
    部と、 各前記加入者端末より送信された前記送信信号を前記マ
    イクロセルの単位で受信した信号と前記第3の周波数変
    換部から出力される信号とを混合するミキサ部と、 前記ミキサ部より出力される信号のうち所定の周波数帯
    域を有する信号を通過させるバンドパスフィルタ部とを
    備え、 前記周波数多重部は、 前記局発信号発生部により出力された前記局発信号と前
    記バンドパスフィルタ部により出力された信号とを周波
    数多重することを特徴とする、請求項6または7に記載
    の光同軸ハイブリッド伝送システム。
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