JP3133455U - 液体肥料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液肥の供給方法でバッテリの直流モータでポンプを駆動させることはバッテリの負担が大きくなるため、エンジンによりポンプを駆動させ、かつ、移動も簡易にできる装置の提供を目的とする。
【解決手段】液肥の粘度と多くの使用量に対応するためエンジン16によりポンプ1を駆動させて、オペレータの手作業が無くなるようポンプ1の吸入側3のコック6R、6Lを開閉して、肥料容器8にある液肥9はポンプ1により吐出側4のガンノズル12から肥料タンク7に移送され、次に、吸入側3のコック6R、6Lの開閉により肥料タンク7に貯留された液肥9は、再びポンプ1により吐出側4のガンノズル12から移植機に備えられた施肥タンク10へ供給される機構をトラック17に積載して簡易に移動できるようにした装置である。
【選択図】図1

Description

本考案は、液体肥料(以下、液肥という)を移植機に備えられた施肥タンクに供給する装置に関するものである。
これまでの液肥を移植機に備えられた施肥タンクに供給する方法としては、オペレータが手作業で行っていた他に、ポンプを使用する方法としては下記に示す4文献があった。
実用新案登録第3109844号 特開2006−115746号 特開2003−38011号 特開昭62−48315号
先ず、上記に示す特許文献1および特許文献2はバッテリからの直流モータによるポンプの駆動方法を採っているが、液肥は種類により粘度が100〜1000cpを有していることと、液肥の使用量が水田の場合で1ha当たり300〜400Kgとなるため、ポンプのオン・オフが多くなり結局バッテリあがり防止に充電用のエンジンを稼働しなければならなかった。
また、特許文献3および特許文献4は本考案と同様のエンジンによるポンプの駆動方法を採ってはいるが、液肥をオペレータの手作業により肥料容器から肥料タンクへ供給しなければならなかったことと、装置を台車に固定しているため移動が困難であった。
前記のバッテリの直流モータ式では液肥の粘度および多くの使用量からバッテリの負担が大きくなって常に充電しなければならないことと、後記のエンジン式の場合では手作業により多くの肥料容器から肥料タンクへ供給していることや装置が台車に固定されているため台車の移動がオペレータの大きな負担となっていた。
本考案は、液肥の粘度と多くの使用量に対応するためトルクの大きいエンジンによりポンプを駆動させ、また、オペレータの手作業が無くなるようポンプ吸入側のコックを開閉して肥料容器にある液肥はポンプにより吐出側のガンノズルから肥料タンクに移送され、次に、吸入側のコックの開閉により肥料タンクに貯留された液肥は再びポンプにより吐出側のガンノズルから移植機に備えられた施肥タンクへ供給される機構をトラックに積載して移動できるようにしている。
本考案は、以上説明したような構成をしているので以下に記載されるような効果がある。
先ず、エンジンによりポンプを駆動しているのでバッテリ充電用のエンジンを稼働させることはなく、また、容易に直流モータより大きなトルクを得られるので気温が低下して液肥の粘度が高くなった場合でも充分対応できる。
次に、多くの肥料容器にある液肥をポンプにより肥料タンクへ移送できるようにしたことによりオペレータによる手作業が無くなることと、前記機構は簡易にトラックに積載できるため移植機の移動に追随でき移植機と最も近い場所での液肥の供給ができるものである。
更に、前記機構をトラックに積載することにより移動が簡易となって移植機が2台以上にも対応可能となり、また、移植の作業終了後はポンプの吸入側のホースを肥料容器から近傍の用水路へ変更することにより、仕切弁を通して散水ノズルから水が排出されるため移植機の洗浄ができ、そして、肥料タンクにはドレーン抜きが付属しているため容易に肥料タンク内も洗浄でき、液肥以外の水や薬液の貯留運搬も可能となってポンプの使用頻度が向上するものとなる。
先ず、請求項1の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、装置全体の機器と配管を示すもので液肥の粘度からポンプ1は高粘度にも対応できるギヤポンプが適しており、また、ポンプ1に付加されたリリーフ弁2は機器および操作ミスからの異常圧力を防ぐためのものである。
図2は、液肥9が肥料容器8より肥料タンク7へ移送される状態を示すもので、肥料容器8内の液肥9はコック6Rおよびストレーナ5を通してポンプ1により吸入・吐出され、吐出された液肥9はガンノズル12を開けることにより肥料タンク7が満杯となるまで移送貯留できるものとなり、前記ガンノズル12は最近多く使用されてきたオートストップのものが好適である。
図3は、液肥9が肥料タンク7より液肥タンク10へ供給される状態を示すもので、肥料タンク7へ貯留された液肥9はコック6Lから再びストレーナ5を通してポンプ1により吸入・吐出され、吐出された液肥9はガンノズル12を開けることにより液肥タンク10へ満杯となるまで供給できるものとなる。
図4は、用水路14からの水15が散水ノズル13から排出される状態を示すもので、ホース6の先端を肥料容器8から用水路14へ変更することにより、用水路14の水15はコック6Rおよびストレーナ5を通してポンプ1により吸入・吐出されるが、ガンノズル12は閉じられているため止水され、開かれた仕切弁11のみより散水ノズル13を通して排出されて移植機16を洗浄できるものであり、この場合、前記用水路14を流れる浮遊物の吸引を防ぐためにホース6の先端は金網20内に設置されるものである。
図5は、コック6R、6Lおよび仕切弁11の開閉操作により、ホース6の先にある薬液19がポンプ1により吸入・吐出されガンノズル12より肥料タンク7へ貯留された後、散水ノズル13から薬液19の散布作業も可能となることを示したもので、この場合、貯留される薬液19は肥料タンク7にドレーン抜き7Dが付属しているため容易に内部を洗浄可能となるので、肥料タンク7へ貯留物は液肥9に限定されるものではない。
図6は、トラック17と移植機18との位置を示すもので、トラック17には肥料タンク7、肥料容器8、ポンプ1、エンジン16の機構を積載しているので、移植機18が2台以上の場合でもガンノズル12から液肥タンク10へ供給できるものである。
次に、請求項2の実施例を図面に基づき説明する。
図7は、原動機を発電機21による汎用モータ22とする場合を示したもので、発電機21により交流が発電されて、これを電源に汎用モータ22を駆動させているもので操作は押しボタンの電磁開閉器23により行われるもので、移植機16と共に可搬型発電機21を有している場合にエンジン16を不要とする機構である。
現在の農業は、田の大区画に伴い経営規模も大きくなっていることに反し後継者不足による高齢化も進む中、移植機による作業も省力化が計られており液肥の供給作業の効率性向上化もその一つとなっている。そこで、液肥の供給作業の手段としてエンジンにより駆動されるポンプを採り入れることにより,液肥の粘度の変化と多くの処理能力に対応できて手作業を省けるものとなる。また、機構全体がトラックに容易に積載されることから簡易に移動でき,移植機が2台以上の場合でも迅速に液肥の供給が可能となるものである。更に、移植作業終了後も移植機の洗浄用および薬液の散布用ポンプとして使用することができるので使用頻度の高い液体肥料供給装置となるものである。
本考案の機器と配管の機構を示す図である。 液肥が肥料容器から肥料タンクへの移送状態を示す図である。 液肥が肥料タンクから液肥タンクへの供給状態を示す図である。 用水路の水が散水ノズルからの排出状態を示す図である。 薬液の場合の貯留と散水ノズルから排出状態を示す図である。 原動機がエンジンの場合のトラックと移植機との状態を示す図である。 原動機が可搬型発電機による汎用モータの場合を示す図である。
符号の説明
1 ポンプ
2 リリーフ弁
3 吸入側
4 吐出側
5 ストレーナ
6R コック
6L コック
7 肥料タンク
7D ドレーン抜き
8 肥料容器
9 液肥
10 液肥タンク
11 仕切弁
12 ガンノズル
13 散水ノズル
14 用水路
15 水
16 エンジン
17 トラック
18 移植機
19 薬液
20 金網
21 発電機
22 汎用モータ
23 電磁開閉器

Claims (2)

  1. 液体肥料を移植機に備えられている施肥タンクに供給するため原動機により駆動されるポンプにおいて、前記原動機はエンジンとし前記ポンプにはリリーフ弁を付加し、前記ポンプの吸入側はストレーナからチーズにより分岐されて双方のコックを通して肥料容器およびドレーン抜き付属の肥料タンクへと配管され、前記ポンプの吐出側はチーズにより分岐されてガンノズルおよび仕切弁から散水ノズルへと配管された機構をトラックに積載して移動できることを特徴とする液体肥料供給装置。
  2. 液体肥料を移植機に備えられている施肥タンクに供給するため原動機により駆動されるポンプにおいて、前記原動機は発電機による汎用モータとする請求項1の液体肥料供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019180388A (ja) * 2018-04-17 2019-10-24 重治 黒田 放牧方法

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