JP3133416U - ナイロンコードを装着可能な草刈り機の鋸刃を固定するための部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属製の鋸刃を使用する草刈り機は太い草でも容易に刈れる利点があるが、刃が地面近くの石などに当たると破損する危険性がある。これに対してナイロンコードを回転させて草を刈るタイプのものは太い草を刈るには適さないという欠点があった。
本考案は、簡単な方法で上記の欠点を補う方法を提供する。
【解決手段】鋸刃を固定するための部品にナイロンコードを通すための穴を付加する。該穴の中心軸の位置は、鋸刃と該部品の接触面から1cm〜2cm下方(草刈り機を使用する状態での下方)とし、該穴と前記部品の外周面とで形成される稜部に0.5mm以上の面取りを施す。
【選択図】図1

Description

本考案は、動力により鋸刃を回転させて草を刈る草刈り機において、主に人が支持して作業するものに関する。
人が支持して作業する動力付き草刈り機は、一般に金属製の鋸刃を装着するものとナイロンコードを装着するものがあるが、金属製の鋸刃は太い草でも容易に刈れる利点があるが、刃が地面近くの石などに当たると破損する危険性があるので、草を短く刈り込むには適していなかった。
特に金属刃の破片が顔や目に当たると重大な事故になる危険性を持っていた。
これに対して、ナイロンコードを回転させて草を刈るタイプのものは、ナイロンコードが硬いものに当たっても破損しないので安全に地面近くまで刈ることができるが、太い草を刈るには適さないという欠点があった。
特許文献1では鋸刃の下に紐巻枠を装着して使用する方法が記載されているが、主に鋸刃より大きな外周範囲の草を刈ることが目的であり、この目的のために紐を鋸刃で切らないために鋸刃を皿状に湾曲させる考案がなされている。
尚、特許文献1には紐を装着する方法及び紐巻枠の構造についての具体的な記述はない。
実開平4−35720
本考案は、鋸刃式とナイロンコード式の草刈り機がそれぞれ持っている上記の問題点を便利で安価な方法で解決したものである。
鋸刃を固定するための部品にナイロンコードを通すための穴を付加する。該穴の中心軸の位置は、鋸刃と該部品の接触面から1cm〜2cm下方(草刈り機を使用する状態での下方)とし、該穴と前記部品の外周面とで形成される稜部に0.5mm以上の面取りを施す。
ナイロンコードが使用中に抜けないようにする方法は、ナイロンコードの長さ方向の中央近くで少なくとも一重の結び目を作るという簡単な方法による。
本考案による部品は、既存の鋸刃式草刈り機の鋸刃固定部品と交換が可能であり、本部品に交換することにより重量が重くなることはない。
本考案によれば、ナイロンコードの装着は、リール巻で販売されているナイロンコードを任意の長さに切り、中央近くに結び目を作り、両端を本考案による部品に設けられた穴の内側から外側に向かって通すだけで良い。よって、ナイロンコードの端部に金属管を固定したり端部だけ太くしたりする必要がなくなり、経済的で且つ金属管が飛ぶ危険もなくなるので安全性が向上する。
ナイロンコードの中央近くに形成した結び目が該穴を通り抜けなければ使用可能なので、該穴の直径を4mm〜5mmにすることにより、市販のナイロンコード(直径2.2mm〜4mm程度)のほとんどすべてを使用することができる。
本考案によれば、使用状態に於いて、鋸刃の下方1cm〜2cmの位置でナイロンコードが回転しているので、鋸刃を地面から離していても草を比較的短く刈ることができる。又、石などが地面から突出していると、ナイロンコードが先に石に触れて、草刈り機の操作者にその感触を伝えるので、鋸刃が石に当たるのを未然に防ぐことができる。
ナイロンコードが不要なときは、ナイロンコードを穴から抜くだけで良く、この場合は本来の鋸刃式草刈り機と何ら変わるところはない。
ナイロンコードを通すための穴と該部品の外周面とでできる稜部に面取りを施すことにより、ナイロンコードが切れにくくなるのは当然であるが、該稜部に0.5mmの面取りをすることによりかなりの効果が認められた。できれば1mm程度の面取りをするのが望ましい。
図1、図2を用いて本考案の最良の形態を説明する。
図1は本考案による鋸刃を固定するための部品を草刈り機に取り付けた状態の断面図である。
鋸刃3を草刈り機本体1の回転軸の面に当接させたのち、本考案による鋸刃固定用部品4の中央の穴に草刈り機本体1の回転軸の延長部2を通し、該回転軸の延長部2の先端に設けられた雄ねじにナット6をねじ込んで締め付けることにより鋸刃3を草刈り機の回転軸に固定する。
部品4にはその内径がナット6を締め付けるためのソケットの外径より十分に大きく、ナット6の厚さより十分に深い(ナットの厚さの2倍程度の深さ)座グリ5が設けられている。
座グリ5の内面から部品4の外周面までを貫通する穴7が少なくとも2個あり、少なくとも一対の穴は回転軸2に対してほぼ対称に設けられている。
穴7と部品4の外周面とで形成される稜部には0.5mm以上の面取り8が施されている。
前記穴7の中心軸と鋸刃3と部品4の接触面からの距離Hは1cm〜2cmが適切である。この寸法が大きすぎると部品4が厚くなりすぎるので、鋸刃で草を短く刈れなくなるという不都合があり、寸法Hが小さすぎると地面の石などに鋸刃が接触する前に、ナイロンコードに触れる感触により作業者に危険性を伝えることができなくなる。
図2は、本考案による鋸刃固定用部品4を草刈り機に取り付け、かつナイロンコード10を装着した状態を下方から見た図である。
ナイロンコード10を適当な長さに切り、中央部に結び目10aを作り、両端を穴7の内側から外側に向かって通した状態である。
図2の状態で運転すると、ナイロンコードは鋸刃と同じ回転速度で回転し、鋸刃の下で刈り残された草をナイロンコードで刈ることができる。
尚、結び目は運転するに従って遠心力と草の抵抗で締まるので、例えば一方のナイロンコードが面取り部8の近くで切れても、残りのナイロンコードは飛ばされずに運転することができるのでより安全である。
また、ナット6はナイロンコードが草の抵抗で引かれたときに、締まる方向にねじ目が切られている。
つまり図2では鋸刃が右回転した際に、ナイロンコードの抵抗で部品4とナット6は左回転する方向に力を受けるので、ナットには左ねじが切られている。
本考案による鋸刃固定用部品を草刈り機に取りつけた状態の断面図 本考案による鋸刃固定用部品を草刈り機に取り付け、ナイロンコードを装着した状態を使用状態の下方から見た図
符号の説明
1 草刈り機本体
2 回転軸の延長部
3 円盤状の鋸刃
4 本考案による鋸刃固定用部品
5 座グリ部
6 締め付けナット
7 ナイロンコードを通すための穴
8 面取り
10 ナイロンコード
10a ナイロンコードに施した結び目
H 鋸刃と部品4の接触面から穴7の中心軸までの寸法

Claims (2)

  1. 円盤状の鋸刃を装着する草刈り機の鋸刃を固定するための部品であり、該部品の中央に草刈り機本体の回転軸の延長部を通すための穴と、該回転軸の先端部に設けられたねじにナットを締め込んで該鋸刃と該部品を同時に締め付けたとき、該ナットが十分に入る大きさの径と深さを持つ座グリと、該座グリの内周面から該部品の外周面までを貫通するナイロンコードを通すための穴が対向して少なくとも2個あり、該ナイロンコードを通すための穴の中心軸が鋸刃と該部品の接触面から1cm〜2cm草刈り機の使用状態に於ける下方位置にあり、且つ該ナイロンコードを通すための穴と該部品の外周面とで形成される稜部に0.5mm以上の面取りが施されていることを特徴とする部品。
  2. ナイロンコードを通すための穴の直径が4mm〜5mmであることを特徴とする請求項1に記載した部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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